JP2022095411A - 作業車の走行制御装置 - Google Patents

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智志 山下
Tomoshi Yamashita
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、作業車が路上走行や作業走行中にエンジンが突然止まることがあっても安全に走行を停止できるようにすることが課題である。【解決手段】エンジン6で駆動する油圧出力で制動装置33を作動する作業車の走行制御装置において、エンジン6の回転を検出するエンジンセンサ31を設け、走行中にエンジンセンサ31がエンジン停止を検出すると、警報を発して残余油圧で制動装置33を作動させた後に、制動装置33を制動操作する駐車ブレーキレバー8を電動により駐車位置にして走行を停止することを特徴とする作業車の走行制御装置とする。【選択図】図4

Description

本発明は、操縦者の操縦操作を油圧で補助する作業車の走行制御装置に関する。
作業車両の操縦装置は、操縦者の操縦操作を軽くするために油圧で操作力を補助するようにしている。例えば走行を停止する際に操縦者が踏み込むブレーキペダルの踏み込み力を油圧で補助する油圧制動装置が利用される。そのためにエンジンが停止すると油圧機器が働かず操縦者のブレーキペダルの踏み込みでは走行を停止することが困難になる。そのために、特開2012-11969号公報には、エンジン停止によって油圧制動装置が停止した際には電動モータを作動して駐車ブレーキで走行を停止させる技術が記載してある。
特開2012-11969号公報
前記の従来技術は、突然のエンジン停止を検出すると電動モータが駆動されて駐車ブレーキを作動させて停止する。しかし、エンジン停止が走行停止中や極低速走行中であれば、突然に走行停止しても衝撃が少ないが、通常の走行中にエンジントラブルによるエンジン停止で駐車ブレーキが作動すると、作業車に搭乗した操縦者が停止ショックで危険な状態になる。
そこで、本発明は、作業車が路上走行や作業走行中にエンジンが突然止まることがあっても安全に走行を停止できるようにすることが課題である。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、エンジン6で駆動する油圧出力で制動装置33を作動する作業車において、エンジン6の回転を検出するエンジンセンサ31を設け、走行中にエンジンセンサ31がエンジン停止を検出すると、警報を発して残余油圧で制動装置33を作動させた後に、制動装置33を制動操作する駐車ブレーキレバー8を電動により駐車位置にして走行を停止することを特徴とする作業車の走行制御装置とする。
請求項2の発明は、駐車ブレーキレバー8を作動する電動シリンダ20を搭乗フロアー9上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置とする。
請求項3の発明は、駐車ブレーキレバー8の駐車位置検出する駐車センサ32を設け、該駐車センサ32が駐車位置を検出すると電動シリンダ20の作動を解除することを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置とする。
請求項4の発明は、エンジンセンサ31がエンジン6の駆動を検出すると電動シリンダ20を収納位置に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置とする。
請求項1の発明で、作業車を走行させている際にエンジンセンサ31がエンジン6の停止を検出すると、警報を発して残余油圧で制動装置33を作動させて走行速度を低下させた後に、駐車ブレーキレバー8を電動により駐車位置にして停止状態を維持するので、急激な停止ショックを生じることなく、制動装置33による停止状態を維持するので、坂道でも安全に停止状態となる。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、駐車ブレーキレバー8を作動する電動シリンダ20を路面から隔離された搭乗フロアー9上に設けることで、泥水による電動シリンダ20の故障を防ぐ。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、電動シリンダ20の作動で駐車ブレーキレバー8を駐車位置にしたことを駐車センサ32が検出すると電動シリンダ20の作動を解除するので、電動シリンダ20を駆動し続けることなく電力消費を少なく出来る。
請求項4の発明で、請求項1の効果に加えて、エンジン6が起動すると電動シリンダ20が収納されるので、駐車ブレーキレバー8を手動で駐車解除にして走行可能になる。
本発明の実施の形態における作業車としての農用トラクタの右側面図である。 同農用トラクタの平面図である。 同農用トラクタの一部拡大右側面斜視図である。 同作業車の走行制御のための自動制御のブロック図である。
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の作業車の1例としての農用トラクタ1は、機体の右側面図を図1に示すように、前輪2、2と後輪3、3とを備えた機体の前部を覆うボンネット4内にエンジン6を搭載し、このエンジン6の回転動力をミッションケース5内の変速伝動部5aに伝達し、この変速伝動部5aで適宜減速された動力を前輪2、2と後輪3、3とに伝達するとともに、3Pリンク(不図示)に連結した作業機にPTO軸(不図示)を介して後部出力するように構成されている。また、ミッションケース5内には油圧装置35(図4)で動作をアシストする制動装置33を設けている。
キャビン内には、図2の要部平面図に示すように、操縦操作のために、ミッションケース5の上部で搭乗フロアー9上の座席支持枠23に運転座席7を配置し、この運転座席7の片側部になだらかな外形曲面を形成したアームレスト21およびその外側方に操作パネル装置22を設けるほか、運転座席7の他側方の座席支持枠23に、駐車ブレーキレバー8、第1と第2の2つのPTOチェンジレバー7c、7d等を配置して操作部を構成し、また、ステアリングハンドル11の近傍に前後進切換レバー11a、基部にクラッチペダル11b、左右ブレーキペダル11c、11dとアクセルペダル11e等の走行操作具が配置される。
上記第1のPTOチェンジレバー7cは、前から「2速」-「N(中立)」-「1速」のポジションによりPTO回転を変更する。第2のPTOチェンジレバー7dは、正逆切換(前側が正転、後側が逆転)用であり、そのバリエーションとして、エコノミーPTO切換レバー(前側が「切」、後側が「入」)の場合は、「入り」にするとPTOの回転が所定回転ダウンし、グランドPTO切換レバー(前側が「切」、後側が「入」)の場合は、「入り」にするとPTOの回転が車速にシンクロする。
図3は、運転座席7の左側面を示し、後輪3を軸支するミッションケース5内の制動装置33の制動軸19へ固着するブレーキアーム13と前記左右ブレーキペダル11c、11dをロッド12で連結し、前記駐車ブレーキレバー8のブレーキアーム8aと第一ロッド16a、アーム17、第二ロッド16bで制動軸19へ固着するブレーキアーム18に連結し、駐車ブレーキレバー8を引き上げると制動装置33が制動作用する。
また、駐車ブレーキレバー8のブレーキアーム8aには電動シリンダ20のロッド側連結プレート24が長孔で連結し、電動シリンダ20が作動して駐車ブレーキレバー7bを押し上げて制動装置33を制動作用するが、長孔で連結しているので、電動シリンダ20が収納状態では駐車ブレーキレバー8の手動で引き上げて制動装置33を制動することが可能である。
図4は、自動制御のブロック図で、制御装置30の入力側でエンジン6の回転がエンジンセンサ31から入力し、後輪3の回転を検出する走行センサ29が走行状態を入力し、駐車ブレーキレバー8の駐車位置を駐車センサ32から入力し、制御装置30の出力側で油圧装置35から制動装置33に制動信号が出力し、ブザー34に警報信号を出力し、電動シリンダ20に作動信号を出力する。
自動制御は、制御装置30が走行センサ29の走行を検出中にエンジンセンサ31からエンジン6の停止信号が入力すると、まずブザー34で警報を鳴らし、油圧装置35が蓄圧している油圧で制動装置33を制動作用して走行速度を低下させ、走行センサ29が極低速或いは停止を検出後に電動シリンダ20を伸ばして駐車ブレーキレバー8を駐車位置に押し上げて走行を完全に停止する。このためにエンジントラブルでエンジン6が停止しても停止ショックが無く、安全に走行を停止できる。
駐車ブレーキレバー8が駐車位置になったことを駐車センサ32が検出すると、作業者が運転座席7に着座していることを条件にして、電動シリンダ20を縮退させて、駐車ブレーキレバー8を手動で駐車解除にすることが出来る。
6 エンジン
8 駐車ブレーキレバー
9 搭乗フロアー
20 電動シリンダ
31 エンジンセンサ
32 駐車センサ
33 制動装置

Claims (4)

  1. エンジン(6)で駆動する油圧出力で制動装置(33)を作動する作業車の走行制御装置において、エンジン(6)の回転を検出するエンジンセンサ(31)を設け、走行中にエンジンセンサ(31)がエンジン停止を検出すると、警報を発して残余油圧で制動装置(33)を作動させた後に、制動装置(33)を制動操作する駐車ブレーキレバー(8)を電動により駐車位置にして走行を停止することを特徴とする作業車の走行制御装置。
  2. 駐車ブレーキレバー(8)を作動する電動シリンダ(20)を搭乗フロアー(9)上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置。
  3. 駐車ブレーキレバー(8)の駐車位置検出する駐車センサ(32)を設け、該駐車センサ(32)が駐車位置を検出すると電動シリンダ(20)の作動を解除することを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置。
  4. エンジンセンサ(31)がエンジン(6)の駆動を検出すると電動シリンダ(20)を収納位置に復帰させることを特徴とする請求項1に記載の作業車の走行制御装置。
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