JP2001186421A - 画像撮像装置 - Google Patents

画像撮像装置

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JP2001186421A
JP2001186421A JP37041799A JP37041799A JP2001186421A JP 2001186421 A JP2001186421 A JP 2001186421A JP 37041799 A JP37041799 A JP 37041799A JP 37041799 A JP37041799 A JP 37041799A JP 2001186421 A JP2001186421 A JP 2001186421A
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period
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reset
analog signal
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JP37041799A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Hara
邦彦 原
Yasuhiko Nitta
泰彦 新田
Kenichi Shimomura
研一 下邨
Kazunori Okui
一規 奥井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブランク期間に消費される電流の低減を実現
可能な画像撮像装置を得ること。 【解決手段】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
数の基本セルが、アレイ状に配置された画像撮像装置に
おいて、すべての基本セルを電源電圧にリセットする第
3のスキャナ10と、アレイ状の基本セルに対する行単
位の1次元走査をすべての列に対して実行することで、
アナログ信号の読み出しを制御する第1のスキャナ8お
よび第2のスキャナ9と、アナログ信号の読み出し期間
とフレームレート調整のためのブランク期間とを検出す
る読み出し期間検出回路12と、読み出した信号を増幅
して出力し、さらにブランク期間に回路の全部または一
部を停止する信号読み出し回路11と、を備える構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本光電変換回路
がアレイ状に配置された画像撮像装置に関するものであ
り、特に、画像の撮像を低消費電力で実現する画像撮像
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の画像撮像装置について説明
する。従来の画像撮像装置としては、たとえば、論文
「A 1/4-Inch 330k Square Pixel Progressive Scan CM
OS Active Image Sensor 」(Y.Iida, E.Oda, K.Mabuch
i, N,Nakamura and H.Miura, IEEE J. Solid-State Cir
cuits Vo132, No.11, pp.2042-2047, 1997)に記載され
た画像撮像装置がある。
【0003】ここで、従来の画像撮像装置の構成および
動作について説明する。図11は、上記論文に記載され
た従来の画像撮像装置の構成を示す図である。図11に
おいて、101はアレイ状に配置された複数の基本光電
変換回路(ここでは、基本セルと呼ぶ)であり、102
はフォトディテクタ(ここでは、PDと呼ぶ)であり、
103はリセットトランジスタであり、104は読み出
しトランジスタであり、105は行選択トランジスタで
あり、106は列選択トランジスタであり、107は行
方向制御回路であり、108は列方向制御回路であり、
109は読み出し用増幅回路であり、110はPDノー
ドである。
【0004】また、上記読み出し用増幅回路109の具
体例としては、たとえば、「低消費電力、高速LSI技
術」(リアライズ社、1998,P259)に記載され
た回路がある。図12は、上記読み出し用増幅回路10
9の回路構成を示す図である。図12において、121
は正の入力端子(入力信号:Vp)であり、122は負
の入力端子(入力信号:Vm)であり、123は出力端
子(出力信号:Vout)であり、124〜131はト
ランジスタであり、132は容量であり、133は抵抗
であり、読み出し用増幅回路109では、入力端子12
1と122との電位差(Vp−Vm)を増幅し、出力端
子123からその増幅信号(Vout)を出力する。
【0005】このように構成される画像撮像装置におい
ては、たとえば、PDリセット動作、電荷蓄積動作、信
号読み出し動作により、画像の撮像を行う。具体的にい
うと、まず、画像撮像装置では、各基本セル101内の
リセットトランジスタ103を順にオン状態とすること
で、PDノード110の電位をそれぞれ電源電圧に設定
する(PDリセット動作に相当)。つぎに、画像撮像装
置では、照射される光から生成される電荷の蓄積を行う
(電荷蓄積動作)。なお、このとき、光照射量が多いほ
ど、PDノードの電位が低くなる。
【0006】最後に、画像撮像装置では、行選択トラン
ジスタ105、および列選択トランジスタ106を順次
オン状態とすることで、各基本セルのPDノード110
に対応した電圧を読み出し、その電圧を読み出し用増幅
回路109への入力とする。具体的には、PDノード1
10の電圧から読み出しトランジスタ104のしきい値
電圧を差し引いた値を読み出し用増幅回路109に入力
する(信号読み出し動作)。
【0007】その後、読み出し用増幅回路109では、
前記入力された電圧を増幅し、外部に出力する。このよ
うにして、光パターンとして入力される画像の各画素信
号が、時系列的に出力されることになる。
【0008】図13は、連続して画像を撮像した場合の
動作を示すタイミングチャートである。ここでは、各フ
レームのPDリセット期間と読み出し期間とのずれが、
上記蓄積時間に相当し、また、連続したフレームの読み
出し期間の間には、フレームレート調整用のブランク期
間が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の画像撮像装置においては、前述したブランク期間
中、すなわち、読み出し用増幅回路が動作していない場
合においても、実際には、一定のバイアス電流が回路内
部を流れている。そのため、従来の画像撮像装置では、
画素信号が遮断されたブランク期間であるにもかかわら
ず、ここで電力が無駄に消費されてしまう、という問題
があった。
【0010】特に、最近は、ビデオレート以下の比較的
低速なフレームレートによる画像の撮像用途が増えてき
ており、このような場合には、フレームレート調整のた
め、ブランク期間がより長くとられ、不必要な電流の割
合が大きくなる、という問題があった。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、ブランク期間に消費される電流を低減すること
で、装置全体の消費電力の削減を実現可能な画像撮像装
置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる画像撮像装置に
あっては、光照射により生成される電荷を蓄積し、その
蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複数の
基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換手段
を備え、さらに、前記すべての基本セルを電源電圧にリ
セットするリセット手段(行方向PDリセット選択用ス
キャナ10、リセットトランジスタ3に相当)と、前記
2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査を、す
べての列に対して実行することで、前記アナログ信号の
読み出しを制御する2次元光電変換制御手段(行方向読
み出し選択用スキャナ8、列方向読み出し選択用スキャ
ナ9、行選択トランジスタ5、列選択トランジスタ7に
相当)と、前記アナログ信号の読み出し期間と、フレー
ムレート調整のためのブランク期間と、を検出する期間
検出手段(読み出し期間検出回路12に相当)と、前記
読み出した信号を増幅して出力し、さらに、前記ブラン
ク期間に、回路の全部または一部を停止する信号出力手
段(信号読み出し回路11に相当)と、を備えることを
特徴とする。
【0013】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記信号出力手段にあっては、前記ブランク期間
に、内部の増幅回路に対してバイアス電流が流れないよ
うに制御を行うことを特徴とする。
【0014】つぎの発明にかかる画像撮像装置にあって
は、光照射により生成される電荷を蓄積し、その蓄積電
荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複数の基本セ
ルが、アレイ状に配置された2次元光電変換手段を備
え、さらに、前記すべての基本セルを電源電圧にリセッ
トするリセット手段と、前記2次元光電変換手段に対す
る行単位の1次元走査を、すべての列に対して実行する
ことで、前記アナログ信号の読み出しを制御する2次元
光電変換制御手段と、前記アナログ信号の読み出し期間
と、フレームレート調整のためのブランク期間と、を検
出する期間検出手段と、前記読み出したアナログ信号を
増幅する増幅手段(信号読み出し回路11に相当)と、
前記増幅後のアナログ信号をディジタル信号に変換し、
そのディジタル信号を外部に出力し、さらに、前記ブラ
ンク期間に、回路の全部または一部を停止する信号出力
手段(アナログ/ディジタル変換回路41に相当)と、
を備えることを特徴とする。
【0015】つぎの発明にかかる画像撮像装置にあって
は、光照射により生成される電荷を蓄積し、その蓄積電
荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複数の基本セ
ルが、アレイ状に配置された2次元光電変換手段を備
え、さらに、前記すべての基本セルを電源電圧にリセッ
トするリセット手段と、前記2次元光電変換手段に対す
る行単位の1次元走査を、すべての列に対して実行する
ことで、前記アナログ信号の読み出しを制御する2次元
光電変換制御手段と、前記アナログ信号の読み出し期間
と、フレームレート調整のためのブランク期間と、を検
出する期間検出手段と、前記読み出したアナログ信号を
増幅する増幅手段と、前記増幅後のアナログ信号をディ
ジタル信号に変換する変換手段(アナログ/ディジタル
変換手段41)と、内部で生成されたクロック信号を用
いて前記ディジタル信号に対して画像処理を施し、画像
処理後のディジタル信号を外部に出力し、さらに、前記
ブランク期間に、回路の全部または一部を停止する信号
出力手段(ディジタル演算回路51に相当)と、を備え
ることを特徴とする。
【0016】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記信号出力手段にあっては、前記ブランク期間
に、さらに、前記クロック信号の全部または一部を停止
することを特徴とする。
【0017】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記期間検出手段にあっては、列方向のブランク期
間、または行方向のブランク期間を検出することを特徴
とする。
【0018】つぎの発明にかかる画像撮像装置にあって
は、光照射により生成される電荷を蓄積し、その蓄積電
荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複数の基本セ
ルが、アレイ状に配置された2次元光電変換手段を備
え、さらに、前記基本セル内のフォトディテクタのリセ
ット電位を供給するリセット電位供給手段(中間電位発
生回路62に相当)と、前記すべての基本セルを順にリ
セット電位に設定するリセット手段(行方向PDリセッ
ト選択用スキャナ10、リセットトランジスタ3に相
当)と、前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次
元走査を、すべての列に対して実行することで、前記ア
ナログ信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手
段と、前記リセット期間と、リセットが行われていない
期間であるリセットオフ期間と、を検出する期間検出手
段(PDリセット期間検出回路61に相当)と、前記読
み出した信号を増幅して出力する信号出力手段と、を備
え、前記リセット電位供給手段は、さらに、前記リセッ
トオフ期間に、回路の全部または一部を停止することを
特徴とする。
【0019】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記リセット電位供給手段にあっては、前記ブラン
ク期間に、内部の増幅回路に対してバイアス電流が流れ
ないように制御を行うことを特徴とする。
【0020】つぎの発明にかかる画像撮像装置にあって
は、光照射により生成される電荷を蓄積し、その蓄積電
荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複数の基本セ
ルが、アレイ状に配置された2次元光電変換手段を備
え、さらに、前記すべての基本セルを電源電圧にリセッ
トするリセット手段と、前記2次元光電変換手段に対す
る行単位の1次元走査を、すべての列に対して実行する
ことで、前記アナログ信号の読み出しを制御する2次元
光電変換制御手段と、速度または消費電力量を用途に応
じて選択可能とし、前記読み出した信号を、その選択結
果に基づいて増幅後、出力する信号出力手段(信号読み
出し回路11a,11bに相当)と、を備えることを特
徴とする。
【0021】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記信号出力手段にあっては、内部の増幅回路の出
力負荷を駆動可能なトランジスタ数で制御することを特
徴とする。
【0022】つぎの発明にかかる画像撮像装置におい
て、前記信号出力手段にあっては、内部の増幅回路にお
けるバイアス電流生成用抵抗の大きさを制御することを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる画像撮像
装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。な
お、この実施の形態によりこの発明が限定されるもので
はない。
【0024】実施の形態1.図1は、本発明にかかる画
像撮像装置の実施の形態1の構成を示す図である。図1
において、1はアレイ状に配置された複数の基本光電変
換回路(以降、基本セルと呼ぶ)であり、2はフォトデ
ィテクタ(以降、PDと呼ぶ)であり、3はリセットト
ランジスタであり、4は読み出しトランジスタであり、
5は行選択トランジスタであり、6はPDノードであ
り、7は列選択トランジスタであり、8は行方向読み出
し選択用スキャナ(以降、第1のスキャナと呼ぶ)であ
り、9は列方向読み出し選択用スキャナ(以降、第2の
スキャナと呼ぶ)であり、10は行方向PDリセット選
択用スキャナ(以降、第3のスキャナと呼ぶ)であり、
11は各基本セルから画像データを読み出していない時
間帯にその動作の一部または全部を停止可能な信号読み
出し回路であり、12は読み出し期間検出回路であり、
13はシーケンサであり、14は第1のスキャナの開始
信号であり、15は第1のスキャナの終了信号であり、
16は第2のスキャナの開始信号であり、17は第2の
スキャナの終了信号であり、18は第3のスキャナの開
始信号であり、19は第3のスキャナの終了信号であ
り、20は読み出し期間信号である。
【0025】また、図2は、上記信号読み出し回路11
の回路構成を示す図である。図2において、21は正の
入力端子(入力信号:Vp)であり、22は負の入力端
子(入力信号:Vm)であり、23は出力端子(出力信
号:Vout)であり、24,25,26,27,2
8,29,30,31,32はトランジスタであり、3
3は容量であり、34は抵抗であり、信号読み出し回路
11では、入力端子21と22との電位差(Vp−V
m)を増幅し、出力端子23からその増幅信号(Vou
t)を出力する。具体的にいうと、信号読み出し回路1
1では、読み出し期間信号20がローレベルのとき、入
力信号を増幅し、一方、読み出し期間信号20がハイレ
ベルのときには、バイアス電流が流れないように制御す
る。
【0026】また、上記読み出し期間検出回路12は、
たとえば、反転出力付のRSフリップフロップのセット
端子に第1のスキャナの開始信号14を接続し、リセッ
ト端子に第1のスキャナの終了信号15を接続し、反転
出力端子に読み出し期間信号20を接続する。
【0027】つぎに、上記のように構成される画像撮像
装置の動作について説明する。本実施の形態において
は、たとえば、PDリセット動作、電荷蓄積動作、信号
読み出し動作により、画像の撮像を行う。具体的にいう
と、まず、画像撮像装置では、第3のスキャナ10に開
始信号パルスを入力し、そのパルスを受け取った第3の
スキャナ10が、行単位に各基本セル内のリセットトラ
ンジスタ3をオン状態にすることで、順に、各基本セル
内のPDノード6の電位を電源電圧に設定する(PDリ
セット動作に相当)。
【0028】PDノード6の電位を電源電圧に設定後、
画像撮像装置では、照射される光から生成される電荷の
蓄積を行う(電荷蓄積動作に相当)。なお、このとき、
光照射量が多いほど、PDノードの電位が低くなる。
【0029】最後に、画像撮像装置では、シーケンサ1
3が、第1のスキャナ8および第2のスキャナ9に対し
て、開始信号パルスを入力する。そして、そのパルスを
受け取った第1のスキャナ8が、図1に示す最上部の基
本セル内の行選択トランジスタ5をオン状態にし、この
状態で、開始信号パルスを受け取った第2のスキャナ9
が、すべての列をスキャンすることにより、すなわち、
列選択トランジスタ7を順にオン状態にすることによ
り、1行目における各基本セル内のPDノード6の電位
を信号読み出し回路11に入力する。その後、同様の手
順で、すべての行を順にスキャンすることで、すべての
基本セルにおけるPDノード6の電位を信号読み出し回
路11に入力する(信号読み出し動作に相当)。なお、
すべての基本セルからの読み出しが終了した段階で、シ
ーケンサ13では、各スキャナに対して終了信号パルス
を出力する。
【0030】その後、信号読み出し回路11では、受け
取った各基本セルからの電圧をそれぞれ増幅し、その増
幅信号を外部に出力する。このようにして、光パターン
として入力される画像の各画素信号が、時系列的に出力
されることになる。
【0031】図3は、連続して画像を撮像した場合の動
作を示すタイミングチャートである。なお、従来同様、
各フレームのPDリセット期間と読み出し期間とのずれ
が、上記蓄積時間に相当し、また、連続したフレームの
読み出し期間の間には、フレームレート調整用のブラン
ク期間が存在する。たとえば、本実施の形態において
は、読み出し期間検出回路12が、第1のスキャナの開
始信号14と第1のスキャナの終了信号15とをチェッ
クすることで、各基本セルからの読み出し期間を認識
し、読み出し期間信号20として、たとえば、蓄積時間
またはブランク期間についてはハイレベルの信号を出力
し、読み出し期間についてはローレベルの信号を出力す
る。
【0032】このように、本実施の形態においては、読
み出し期間検出回路12にて、各基本セルからの読み出
し期間と、蓄積時間およびブランク期間と、を認識する
ことができ、これにより、蓄積時間およびブランク期間
に、信号読み出し回路11の動作の一部または全部を停
止させることができるため、蓄積時間およびブランク期
間における消費電力を大幅に低減させることが可能とな
る。
【0033】また、本実施の形態においては、信号読み
出し回路11の動作の一部または全部を停止させる場
合、バイアス電流が流れないように増幅回路を制御する
ため、特に増幅回路部分の消費電力を大幅に低減させる
ことができる。
【0034】実施の形態2.図4は、本発明にかかる画
像撮像装置の実施の形態2の構成を示す図である。図4
において、41は信号読み出し回路11からのアナログ
信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル
変換回路(以降、A/Dと呼ぶ)であり、42はパワー
セーブ端子である。なお、本実施の形態において、先に
説明した実施の形態1と同様の構成については、同一の
符号を付して説明を省略する。すなわち、ここでは、前
述の実施の形態1と異なる部分について説明を行う。ま
た、本実施の形態における信号読み出し回路11につい
ては、図12に示す回路構成、または図2に示す回路構
成、のどちらを想定することとしてもよい。
【0035】上記A/D41は、参照電位発生用の直列
抵抗列にパワーセーブ端子42で制御可能なトランスフ
ァーゲートが配置されており、たとえば、パワーセーブ
端子42にハイレベルの信号が入力された場合(読み出
し期間信号20がハイレベルの場合)に、抵抗列に電流
が流れないように制御する。
【0036】また、A/D41に入力されるクロック、
すなわち、サンプリングクロックについては、読み出し
期間信号20と前記クロックとを入力とするORゲート
を経由して、A/D41全体に分配される。したがっ
て、本実施の形態においては、パワーセーブ端子42に
ハイレベルの信号が入力された場合(読み出し期間信号
20がハイレベルの場合)に、ORゲートの出力がハイ
レベルに固定され、A/D41全体にクロックが分配さ
れない。
【0037】このように、本実施の形態においては、読
み出し期間検出回路12にて、各基本セルからの読み出
し期間と、蓄積時間およびブランク期間と、を認識し、
蓄積時間およびブランク期間に、パワーセーブ端子42
に対してハイレベルの信号を入力することにより、A/
D41の動作の一部または全部を停止させることができ
るため、蓄積時間およびブランク期間における消費電力
を大幅に低減させることが可能となる。また、本実施の
形態においては、光パターンとして入力される画像の画
素信号を、ディジタル信号として時系列的に出力するこ
とが可能となる。
【0038】実施の形態3.図5は、本発明にかかる画
像撮像装置の実施の形態3の構成を示す図である。図5
において、51はエッジ強調等の画像処理を施すディジ
タル演算回路であり、52はエッジ強調のパラメータを
設定するレジスタであり、53はクロック供給回路であ
り、54は第1のクロックであり、55は第2のクロッ
クである。なお、本実施の形態において、先に説明した
実施の形態1または2と同様の構成については、同一の
符号を付して説明を省略する。ここでは、前述の実施の
形態と異なる部分について説明を行う。また、本実施の
形態における信号読み出し回路11については、図12
に示す回路構成、または図2に示す回路構成、のどちら
を想定することとしてもよい。
【0039】本実施の形態では、クロック供給回路53
の内部で生成されたクロックと、読み出し期間信号20
と、を入力とするORゲートを経由して、ディジタル演
算回路51に対するクロックが出力される。したがっ
て、本実施の形態においては、パワーセーブ端子42に
ハイレベルの信号が入力された場合(読み出し期間信号
20がハイレベルの場合)に、ORゲートの出力がハイ
レベルに固定され、ディジタル演算回路51にクロック
が分配されない。
【0040】このように、本実施の形態においては、読
み出し期間検出回路12にて、各基本セルからの読み出
し期間と、蓄積時間およびブランク期間と、を認識し、
蓄積時間およびブランク期間に、クロック供給回路53
のパワーセーブ端子42に対してハイレベルの信号を入
力することにより、ディジタル演算回路51に対するク
ロック供給を停止する。これにより、ディジタル演算回
路51の動作の一部または全部を停止させることができ
るため、蓄積時間およびブランク期間における消費電力
を大幅に低減させることが可能となる。
【0041】また、同様に、クロック供給回路53の動
作の一部または全部を停止させることができるため、蓄
積時間およびブランク期間における消費電力を大幅に低
減させることが可能となる。
【0042】また、本実施の形態においては、光パター
ンとして入力される画像の画素信号に画像処理を施し
て、時系列的に出力することが可能となる。なお、ブラ
ンク期間においても、レジスタ52へのクロックを供給
しておけば、任意の時間帯に内容を書き換えることが可
能となる。
【0043】実施の形態4.実施の形態1〜3では、フ
レーム間のブランク期間における消費電力の低減を実現
させていたが、本実施の形態においては、フレームを構
成するライン間のブランク期間を検出し、ライン間のブ
ランク期間における消費電力の低減を実現させる。な
お、本実施の形態においては、先に説明した実施の形態
1、2または3と同様の構成を用いる。
【0044】この場合、読み出し期間検出回路12にお
ける反転出力付のRSフリップフロップのセット端子に
は、第2のスキャナの開始信号16を接続し、リセット
端子に第2のスキャナの終了信号17を接続し、反転出
力端子に読み出し期間信号20を接続する。
【0045】これにより、本実施の形態においては、読
み出し期間検出回路12にて、ライン間における、各基
本セルからの読み出し期間とブランク期間とを認識し、
ブランク期間の読み出し期間信号20に対してハイレベ
ルの信号を入力することにより、ライン間のブランク期
間における消費電力を大幅に低減させることが可能とな
る。
【0046】実施の形態5.図6は、本発明にかかる画
像撮像装置の実施の形態5の構成を示す図である。図6
において、61はPDリセット期間検出回路であり、6
2は各基本セルのPDノード6のリセット期間にその動
作の一部または全部を停止させる中間電位発生回路であ
り、63はPDリセット期間信号である。なお、本実施
の形態において、先に説明した実施の形態1〜4と同様
の構成については、同一の符号を付して説明を省略す
る。ここでは、前述の実施の形態と異なる部分について
説明を行う。また、本実施の形態における信号読み出し
回路11については、図12に示す回路構成、または図
2に示す回路構成、のどちらを想定することとしてもよ
い。
【0047】また、図7は、上記中間電位発生回路62
の回路構成を示す図である。図7において、71,72
は電圧分割用抵抗であり、73は演算増幅器であり、7
4はトランジスタであり、この中間電位発生回路62
は、PDリセット期間信号63がローレベルのとき、演
算増幅器73にて入力信号を増幅し、一方、PDリセッ
ト期間信号63がハイレベルのときには、演算増幅器7
3に電流が流れないように制御する。
【0048】また、上記PDリセット期間検出回路61
は、たとえば、反転出力付のRSフリップフロップのセ
ット端子に第3のスキャナの開始信号18を接続し、リ
セット端子に第3のスキャナの終了信号19を接続し、
反転出力端子にPDリセット期間信号63を接続する。
【0049】つぎに、上記のように構成される画像撮像
装置の動作について説明する。本実施の形態において
は、たとえば、PDリセット動作、電荷蓄積動作、信号
読み出し動作により、画像の撮像を行う。具体的にいう
と、まず、画像撮像装置では、第3のスキャナ10に開
始信号パルスを入力し、そのパルスを受け取った第3の
スキャナ10が、行単位に各基本セル内のリセットトラ
ンジスタ3をオン状態にすることで、順に、各基本セル
内のPDノード6の電位を中間電位発生回路62から供
給されるリセット電位に設定する(PDリセット動作に
相当)。そして、すべてのPDノード6の電位をリセッ
ト電位に設定後、シーケンサ13では、第3のスキャナ
10に終了信号パルスを入力する。なお、以降の動作に
ついては、前述の実施の形態1と同様であるため説明を
省略する。
【0050】また、本実施の形態においては、PDリセ
ット期間検出回路61が、第3のスキャナの開始信号1
8と第3のスキャナの終了信号19とをチェックするこ
とで、各PDノード6のリセット期間を認識し、PDリ
セット期間信号63として、たとえば、PDリセット期
間についてはローレベルの信号を出力し、リセット期間
以外の時間帯(PDリセットオフ期間)についてはハイ
レベルの信号を出力する。
【0051】このように、本実施の形態においては、P
Dリセット期間検出回路61にて、各PDノードのPD
リセット期間とPDリセットオフ期間とを認識すること
ができ、これにより、PDリセットオフ期間に、中間電
位発生回路62の動作の一部または全部を停止させるこ
とができるため、PDリセットオフ期間における消費電
力を大幅に低減させることが可能となる。
【0052】また、本実施の形態においては、中間電位
発生回路62の動作の一部または全部を停止させる場
合、演算増幅器73に対して電流が流れないように制御
を行うため、特に演算増幅器73の消費電力を大幅に低
減させることができる。
【0053】実施の形態6.図8は、本発明にかかる画
像撮像装置の実施の形態6の構成を示す図である。図8
において、81は応答時間切り替え信号であり、11a
は前述の信号読み出し回路11とは異なる信号読み出し
回路である。なお、本実施の形態において、先に説明し
た実施の形態1〜5と同様の構成については、同一の符
号を付して説明を省略する。ここでは、前述の実施の形
態と異なる部分について説明を行う。
【0054】図9は、上記信号読み出し回路11aの回
路構成を示す図である。図9において、81は応答時間
切り替え信号であり、92はインバータであり、93,
94はトランジスタであり、信号読み出し回路11aで
は、入力端子21と22との電位差(Vp−Vm)を増
幅し、出力端子23からその増幅信号(Vout)を出
力する。具体的にいうと、信号読み出し回路11aで
は、応答時間切り替え信号81がハイレベルのとき、並
列に電流を流すことができるため出力負荷に対する駆動
能力が大きくなり、一方、応答時間切り替え信号81が
ローレベルのときには、並列に電流を流すことができな
くなるため出力負荷に対する駆動能力が小さくなる。
【0055】このように、本実施の形態においては、高
速に画像撮像を行う場合に、応答時間切り替え信号81
をハイレベルに設定し、2つのトランジスタを用いるこ
とで、読み出し回路11aの駆動能力を大きくとり、低
消費電力による画像撮像を行う場合に、応答時間切り替
え信号81をローレベルに設定し、1つのトランジスタ
を用いることで、読み出し回路11aの駆動能力を小さ
くとる。これにより、応答時間切り替え信号81の制御
で、高速の画像撮像と、低消費電力による画像撮像と、
を選択して利用することができるため、用途に応じた画
像撮像が可能となる。
【0056】実施の形態7.前述の実施の形態6におい
ては、信号読み出し回路11a内の駆動用トランジスタ
を並列で使用するか、または単体で使用するか、を制御
することで、用途に応じた画像撮像を実現したが、本実
施の形態においては、実施の形態6とは異なる構成で、
用途に応じた画像撮像を実現する。なお、本実施の形態
の構成については、基本的に図8の構成と同一である
が、ここでは、信号読み出し回路11aのかわりに信号
読み出し回路11bを用いる。
【0057】図10は、上記信号読み出し回路11bの
回路構成を示す図である。図10において、81は応答
時間切り替え信号であり、95はトランジスタであり、
96は抵抗34に対して並列に配置された抵抗であり、
信号読み出し回路11bでは、入力端子21と22との
電位差(Vp−Vm)を増幅し、出力端子23からその
増幅信号(Vout)を出力する。具体的にいうと、信
号読み出し回路11bでは、応答時間切り替え信号81
がハイレベルのとき、合成抵抗が小さくなるため、バイ
アス電流が大きくなり、出力負荷に対する駆動能力が大
きくなる。一方、応答時間切り替え信号81がローレベ
ルのときには、バイアス電流が小さくなり、出力負荷に
対する駆動能力が小さくなる。
【0058】このように、本実施の形態においては、高
速に画像撮像を行う場合に、応答時間切り替え信号81
をハイレベルに設定することで抵抗を小さくし、読み出
し回路11bの駆動能力を大きくとり、低消費電力によ
る画像撮像を行う場合に、応答時間切り替え信号81を
ローレベルに設定することで抵抗を大きくし、読み出し
回路11bの駆動能力を小さくとる。これにより、応答
時間切り替え信号81の制御で、高速の画像撮像と、低
消費電力による画像撮像と、を選択して利用することが
できるため、用途に応じた画像撮像が可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、信号出力手段にて各基本セルからの読み出し期間と
ブランク期間とを認識することができ、これにより、ブ
ランク期間に信号出力手段の動作の一部または全部を停
止させることができるため、ブランク期間における消費
電力を大幅に低減させることが可能な画像撮像装置を得
ることができる、という効果を奏する。
【0060】つぎの発明によれば、信号出力手段の動作
の一部または全部を停止させる場合、バイアス電流が流
れないように内部の増幅回路を制御するため、特に増幅
回路部分の消費電力を大幅に低減させることが可能な画
像撮像装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0061】つぎの発明によれば、期間検出手段にて各
基本セルからの読み出し期間とブランク期間とを認識
し、ブランク期間に、パワーセーブ端子に対してハイレ
ベルの信号を入力することにより、信号出力手段の動作
の一部または全部を停止させることができるため、ブラ
ンク期間における消費電力を大幅に低減させることが可
能な画像撮像装置を得ることができる、という効果を奏
する。また、光パターンとして入力される画像の画素信
号を、ディジタル信号として時系列的に出力することが
可能な画像撮像装置を得ることができる、という効果を
奏する。
【0062】つぎの発明によれば、期間検出手段にて、
各基本セルからの読み出し期間とブランク期間とを認識
し、ブランク期間に、信号出力手段のパワーセーブ端子
に対してハイレベルの信号を入力することにより、クロ
ック供給を停止する。これにより、信号出力手段の動作
の一部または全部を停止させることができるため、ブラ
ンク期間における消費電力を大幅に低減させることが可
能な画像撮像装置を得ることができる、という効果を奏
する。また、光パターンとして入力される画像の画素信
号に画像処理を施して、時系列的に出力することが可能
な画像撮像装置を得ることができる、という効果を奏す
る。
【0063】つぎの発明によれば、クロック生成に関す
る動作の一部または全部を停止させることができるた
め、ブランク期間における消費電力を大幅に低減させる
ことが可能な画像撮像装置を得ることができる、という
効果を奏する。
【0064】つぎの発明によれば、期間検出手段にて、
ライン間におけるブランク期間を認識することにより、
ライン間のブランク期間における消費電力を大幅に低減
させることが可能な画像撮像装置を得ることができる、
という効果を奏する。
【0065】つぎの発明によれば、期間検出手段にて、
各PDノードのリセット期間とリセットオフ期間とを認
識することができ、これにより、リセットオフ期間に、
リセット電位供給手段の動作の一部または全部を停止さ
せることができるため、リセットオフ期間における消費
電力を大幅に低減させることが可能な画像撮像装置を得
ることができる、という効果を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、リセット電位供給手
段の動作の一部または全部を停止させる場合、内部の演
算増幅器に対して電流が流れないように制御を行うた
め、特に演算増幅器の消費電力を大幅に低減させること
が可能な画像撮像装置を得ることができる、という効果
を奏する。
【0067】つぎの発明によれば、高速の画像撮像と、
低消費電力による画像撮像と、を選択して利用すること
ができるため、用途に応じた画像撮像が可能な画像撮像
装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0068】つぎの発明によれば、たとえば、2つのト
ランジスタを用いることで、増幅器の駆動能力が大きく
なるため、高速に画像撮像を行うことができる、という
効果を奏する。また、1つのトランジスタを用いること
で、増幅器の駆動能力が小さくなるため、低消費電力に
よる画像撮像を行うことができる、という効果を奏す
る。
【0069】つぎの発明によれば、抵抗を小さくするこ
とで、バイアス電流が大きくなるため、高速に画像撮像
を行うことができる、という効果を奏する。また、抵抗
を大きくすることで、バイアス電流が小さくなるため、
低消費電力による画像撮像を行うことができる、という
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる画像撮像装置の実施の形態1
の構成を示す図である。
【図2】 信号読み出し回路11の回路構成を示す図で
ある。
【図3】 連続して画像を撮像した場合の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図4】 本発明にかかる画像撮像装置の実施の形態2
の構成を示す図である。
【図5】 本発明にかかる画像撮像装置の実施の形態3
の構成を示す図である。
【図6】 本発明にかかる画像撮像装置の実施の形態5
の構成を示す図である。
【図7】 中間電位発生回路62の回路構成を示す図で
ある。
【図8】 本発明にかかる画像撮像装置の実施の形態6
の構成を示す図である。
【図9】 信号読み出し回路11aの回路構成を示す図
である。
【図10】 信号読み出し回路11bの回路構成を示す
図である。
【図11】 従来の画像撮像装置の構成を示す図であ
る。
【図12】 読み出し用増幅回路109の回路構成を示
す図である。
【図13】 連続して画像を撮像した場合の動作を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 基本光電変換回路(基本セル)、2 フォトディテ
クタ(PD)、3 リセットトランジスタ、4 読み出
しトランジスタ、5 行選択トランジスタ、6PDノー
ド、7 列選択トランジスタ、8 行方向読み出し選択
用スキャナ(第1のスキャナ)、9 列方向読み出し選
択用スキャナ(第2のスキャナ)、10 行方向PDリ
セット選択用スキャナ(第3のスキャナ)、11,11
a,11b 信号読み出し回路、12 読み出し期間検
出回路、13 シーケンサ、14 第1のスキャナの開
始信号、15 第1のスキャナの終了信号、16 第2
のスキャナの開始信号、17 第2のスキャナの終了信
号、18 第3のスキャナの開始信号、19 第3のス
キャナの終了信号、20 読み出し期間信号、21,2
2 入力端子、23 出力端子、24,25,26,2
7,28,29,30,31,32 トランジスタ、3
3 容量、34 抵抗、41 アナログ/ディジタル変
換回路(A/D)、42 パワーセーブ端子、51 デ
ィジタル演算回路、52 レジスタ、53 クロック供
給回路、54 第1のクロック、55 第2のクロッ
ク、61 PDリセット期間検出回路、62 中間電位
発生回路、63 PDリセット期間信号、71,72
電圧分割用抵抗、73 演算増幅器、74 トランジス
タ、81 応答時間切り替え信号、92 インバータ、
93,94 トランジスタ、95 トランジスタ、96
抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下邨 研一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 奥井 一規 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA04 AB01 BA14 CA02 DD12 FA06 FA50 5C024 AX01 CY16 CY42 EX03 GX03 GX16 GY31 GZ02 HX02 HX23 HX35 HX40 HX41 HX44 HX50 JX43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
    その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
    数の基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換
    手段を備える画像撮像装置において、 前記すべての基本セルを電源電圧にリセットするリセッ
    ト手段と、 前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査
    を、すべての列に対して実行することで、前記アナログ
    信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手段と、 前記アナログ信号の読み出し期間と、フレームレート調
    整のためのブランク期間と、を検出する期間検出手段
    と、 前記読み出した信号を増幅して出力し、さらに、前記ブ
    ランク期間に、回路の全部または一部を停止する信号出
    力手段と、 を備えることを特徴とする画像撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記信号出力手段にあっては、前記ブラ
    ンク期間に、内部の増幅回路に対してバイアス電流が流
    れないように制御を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
    その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
    数の基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換
    手段を備える画像撮像装置において、 前記すべての基本セルを電源電圧にリセットするリセッ
    ト手段と、 前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査
    を、すべての列に対して実行することで、前記アナログ
    信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手段と、 前記アナログ信号の読み出し期間と、フレームレート調
    整のためのブランク期間と、を検出する期間検出手段
    と、 前記読み出したアナログ信号を増幅する増幅手段と、 前記増幅後のアナログ信号をディジタル信号に変換し、
    そのディジタル信号を外部に出力し、さらに、前記ブラ
    ンク期間に、回路の全部または一部を停止する信号出力
    手段と、 を備えることを特徴とする画像撮像装置。
  4. 【請求項4】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
    その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
    数の基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換
    手段を備える画像撮像装置において、 前記すべての基本セルを電源電圧にリセットするリセッ
    ト手段と、 前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査
    を、すべての列に対して実行することで、前記アナログ
    信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手段と、 前記アナログ信号の読み出し期間と、フレームレート調
    整のためのブランク期間と、を検出する期間検出手段
    と、 前記読み出したアナログ信号を増幅する増幅手段と、 前記増幅後のアナログ信号をディジタル信号に変換する
    変換手段と、 内部で生成されたクロック信号を用いて前記ディジタル
    信号に対して画像処理を施し、画像処理後のディジタル
    信号を外部に出力し、さらに、前記ブランク期間に、回
    路の全部または一部を停止する信号出力手段と、 を備えることを特徴とする画像撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記信号出力手段にあっては、前記ブラ
    ンク期間に、さらに、前記クロック信号の全部または一
    部を停止することを特徴とする請求項4に記載の画像撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記期間検出手段にあっては、列方向の
    ブランク期間、または行方向のブランク期間を検出する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    画像撮像装置。
  7. 【請求項7】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
    その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
    数の基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換
    手段を備える画像撮像装置において、 前記基本セル内のフォトディテクタのリセット電位を供
    給するリセット電位供給手段と、 前記すべての基本セルを順にリセット電位に設定するリ
    セット手段と、 前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査
    を、すべての列に対して実行することで、前記アナログ
    信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手段と、 前記リセット期間と、リセットが行われていない期間で
    あるリセットオフ期間と、を検出する期間検出手段と、 前記読み出した信号を増幅して出力する信号出力手段
    と、 を備え、 前記リセット電位供給手段は、さらに、前記リセットオ
    フ期間に、回路の全部または一部を停止することを特徴
    とする画像撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記リセット電位供給手段にあっては、
    前記ブランク期間に、内部の増幅回路に対してバイアス
    電流が流れないように制御を行うことを特徴とする請求
    項7に記載の画像撮像装置。
  9. 【請求項9】 光照射により生成される電荷を蓄積し、
    その蓄積電荷量に対応したアナログ信号を出力可能な複
    数の基本セルが、アレイ状に配置された2次元光電変換
    手段を備える画像撮像装置において、 前記すべての基本セルを電源電圧にリセットするリセッ
    ト手段と、 前記2次元光電変換手段に対する行単位の1次元走査
    を、すべての列に対して実行することで、前記アナログ
    信号の読み出しを制御する2次元光電変換制御手段と、 速度または消費電力量を用途に応じて選択可能とし、前
    記読み出した信号を、その選択結果に基づいて増幅後、
    出力する信号出力手段と、 を備えることを特徴とする画像撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記信号出力手段にあっては、内部の
    増幅回路の出力負荷を駆動可能なトランジスタ数で制御
    することを特徴とする請求項9に記載の画像撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記信号出力手段にあっては、内部の
    増幅回路におけるバイアス電流生成用抵抗の大きさを制
    御することを特徴とする請求項9に記載の画像撮像装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017862A (ko) * 2002-08-22 2004-03-02 삼성전자주식회사 이미지 센서를 위한 아날로그-디지털 변환기
KR100517548B1 (ko) * 2002-07-30 2005-09-28 삼성전자주식회사 씨모오스 영상 소자를 위한 아날로그-디지털 변환기

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