JPH09247538A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JPH09247538A
JPH09247538A JP8056284A JP5628496A JPH09247538A JP H09247538 A JPH09247538 A JP H09247538A JP 8056284 A JP8056284 A JP 8056284A JP 5628496 A JP5628496 A JP 5628496A JP H09247538 A JPH09247538 A JP H09247538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal line
vertical
signal
pulse
vertical signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8056284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3474700B2 (ja
Inventor
Ryohei Miyagawa
良平 宮川
Masayuki Matsunaga
誠之 松長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP05628496A priority Critical patent/JP3474700B2/ja
Publication of JPH09247538A publication Critical patent/JPH09247538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3474700B2 publication Critical patent/JP3474700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅型MOSセンサを用いた固体撮像装置に
おいて、消費電力の増大を招くことなく、ソースフォロ
アのレスポンスを速くする。 【解決手段】 半導体基板上にフォトダイオード1,フ
ォトダイオード1の出力をゲートに入力する増幅トラン
ジスタ2,信号を読み出すラインを選択する垂直選択ト
ランジスタ3,フォトダイオード1をリセットするリセ
ットトランジスタ4を含む単位セルを行列2次元状に配
列してなる撮像領域と、増幅トランジスタ2の出力を読
み出す列方向に配された複数の垂直信号線8の端に設け
られた負荷トランジスタ14と、行方向に配置された水
平信号線50に垂直信号線8の信号を読み出す水平選択
トランジスタ12とを備え、負荷トランジスタ14と増
幅トランジスタと2を結合してソースフォロア増幅器を
構成する固体撮像装置において、垂直信号線8の電位を
制御する電位制御トランジスタ40を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に係
わり、特に増幅型MOS型センサを用いた固体撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置の一つとして、増幅
型MOSセンサを用いた固体撮像装置が提案されてい
る。この固体撮像装置は、各セル毎にフォトダイオード
で検出した信号をトランジスタで増幅するものであり、
高感度という特徴を持つ。
【0003】図20は、この種の固体撮像装置の従来例
を示す回路構成図である。フォトダイオード1−1−
1,1−1−2,〜,1−2−2の信号を増幅する増幅
トランジスタ2−1−1,2−1−2,〜,2−2−
2、信号を読み出すラインを選択する垂直選択トランジ
スタ3−1−1,3−1−2,〜,3−2−2、信号電
荷をリセットするリセットトランジスタ4−1−1,4
−1−2,〜,4−2−2からなる単位セルが2×2個
ほど2次元状に配列されている。なお実際には、これよ
り多くの単位セルが配列される。
【0004】垂直シフトレジスタ5から水平方向に配線
されている水平アドレス線6−1,6−2は、垂直選択
トランジスタのゲートに結線され、信号を読み出すライ
ンを決めている。リセット線7−1,7−2は、リセッ
トトランジスタのゲートに結線されている。増幅トラン
ジスタのソースは、垂直信号線8−1,8−2に結線さ
れ、その一端には負荷トランジスタ9−1,9−2が設
けられている。垂直信号線8−1,8−2の他端は、1
ライン(1行)分の信号を取り込む信号取り込みトラン
ジスタ10−1,10−2を介して、1ライン(1行)
分の信号を蓄積する増幅信号蓄積容量11−1,11−
2に図のように結合され、水平シフトレジスタ13から
供給される選択パルスにより選択される水平選択トラン
ジスタ12−1,12−2を介して水平信号線50に結
線されている。
【0005】図21は、このデバイスを駆動するパルス
信号のタイミング図である。水平アドレス線6−1をハ
イレベルにするアドレスパルス101を印加すると、こ
のラインの選択トランジスタ3−1−1,3−1−2の
みONし、この行の増幅トランジスタ2−1−1,2−
1−2と負荷トランジスタ9−1,9−2でソースフォ
ロア回路が構成され、増幅トランジスタのゲート電圧、
即ちフォトダイオードの電圧とほぼ同等の電圧が垂直信
号線8−1,8−2に現れる。このとき、信号取り込み
トランジスタ10−1,10−2の共通ゲート49に信
号取り込みパルス103を印加し、増幅信号蓄積容量1
1−1,11−2に垂直信号線に現れた電圧とその容量
の積の増幅された信号電荷を蓄積する。
【0006】増幅信号蓄積容量11−1,11−2に信
号が蓄積された後、リセットトランジスタ4−1−1,
4−1−2に信号リセットパルス102−1を印加し、
フォトダイオード1−1−1,1−1−2に蓄積された
信号電荷をリセットする。
【0007】次に、水平シフトレジスタ13から水平選
択パルス104−1,104−2を水平選択トランジス
タ12−1,12−2に順次印加し、水平信号線50か
ら1行分の出力信号105−1,105−2を順次取り
出す。
【0008】この動作を、次のライン次のラインと順次
続けることにより、2次元状の全ての信号を読み出すこ
とができる。
【0009】しかしながら、この種の固体撮像装置にあ
っては、次のような問題があった。一つは、図20の9
−1,9−2を負荷トランジスタとするソースフォロア
回路に常に電流が流れているので、消費電力が大きいこ
とである。テレビカメラに応用することを考えると、水
平方向のセルの数は少なくとも600個以上になるた
め、1つのセルに流れる電流が小さくても全体では非常
に大きな電流になる。なお、ソースフォロアにおけるレ
スポンスは定電流源の電流量により決まるため、レスポ
ンスを速くしようとすると電流を増やす必要があり、そ
のために消費電力が大きくなるのである。
【0010】ソースフォロアの電流は垂直信号線8−
1,8−2の容量と増幅信号蓄積容量10−1,10−
2を駆動するために使われるが、通常のセンサでは垂直
信号線と増幅信号蓄積容量の約1pFの容量を十分に駆
動するためには、少なくとも50マイクロアンペアの電
流が必要である。そのため、全体では少なくとも30ミ
リアンペアの電流が必要で、電源電圧が3.3Vとする
と少なくとも100ミリワットの電力を消費してしま
う。今後、ビデオカメラ応用を考慮すると、センサ全体
で100ミリワット以下にしたいので、撮像デバイスだ
けで100ミリワットの消費電力はとても許容できる値
ではない。
【0011】もう一つは、ソースフォロア動作をすると
負荷トランジスタ・増幅トランジスタで電圧降下があ
り、信号を取り扱える範囲が狭くなる。100マイクロ
アンペアの電流を流すと、集積回路に用いられる通常の
トランジスタでソース・ゲートチャネル間電圧が約0.
6V、ゲートチャネル・ドレイン間電圧が約0.6V必
要である。負荷トランジスタと増幅トランジスタでそれ
ぞれこれらの電圧が必要になるため、3.3−2×
(0.6+0.6)=0.9Vの動作範囲しかない。こ
の様子を、図22に電位図を用いて示す。それぞれのト
ランジスタのしきい値電圧の製造バラツキが±0.2V
とすると、動作できる範囲が0.1Vしかなくなってし
まう。
【0012】負荷トランジスタのソース・ゲートチャネ
ル間電圧0.6Vに対してしきい値電圧の製造バラツキ
が±0.2Vもあると、ソースフォロア回路の電流が4
倍程度ばらつくので製品設計としては使えない。このバ
ラツキを抑えるために実際は、負荷トランジスタのゲー
ト幅ゲート長比(W/L比)を小さく(0.5できれば
0.2以下)し、このバラツキの影響を小さくする。こ
のようにすると、さらに負荷トランジスタのソースゲー
トチャネル間電圧が大きくなり、動作範囲が小さくな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、増幅
型の固体撮像装置においては、ソースフォロアのレスポ
ンスを速くすると消費電力が大きくなる問題があった。
【0014】また、単位セルの増幅トランジスタと負荷
トランジスタで形成されるソースフォロア回路に常に電
流が流れているので、消費電力が大きい。さらに、ソー
スフォロア動作をすると負荷トランジスタと増幅トラン
ジスタで電圧降下があり、このために動作範囲が狭くな
る問題があった。
【0015】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、消費電力の増大を招く
ことなく、ソースフォロアのレスポンスを速くできる固
体撮像装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、増幅型MOS
センサを用いた構成において、消費電力の低減と共に動
作範囲の拡大をはかり得る固体撮像装置を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
(構成)上記課題を解決するために本発明は、次のよう
な構成を採用している。
【0018】即ち、本発明(請求項1)は、半導体基板
上に光電変換のためのフォトダイオード,このフォトダ
イオードの出力をゲートに入力する増幅トランジスタ,
フォトダイオードをリセットするリセットトランジスタ
を含む単位セルを行列2次元状に配列してなる撮像領域
と、この撮像領域の読み出し行を選択する垂直選択手段
と、増幅トランジスタの出力を読み出す列方向に配され
た複数の垂直信号線の端に設けられた負荷トランジスタ
と、行方向に配置された水平信号線に垂直信号線の信号
を読み出す水平選択トランジスタとを備え、負荷トラン
ジスタと増幅トランジスタとを結合してソースフォロア
或いはエミッタフォロア増幅器を構成する固体撮像装置
において、前記垂直信号線の電位を制御する電位制御ト
ランジスタを設けたことを特徴とする。
【0019】また、本発明(請求項4)は、半導体基板
上に光電変換のためのフォトダイオード,このフォトダ
イオードの出力をゲートに入力する増幅トランジスタ,
フォトダイオードをリセットするリセットトランジスタ
を含む単位セルを行列2次元状に配列してなる撮像領域
と、この撮像領域の読み出し行を選択する垂直選択手段
と、増幅トランジスタの出力を読み出す列方向に配され
た複数の垂直信号線の端に設けられた負荷トランジスタ
と、行方向に配置された水平信号線に垂直信号線の信号
を読み出す水平選択トランジスタとを備え、負荷トラン
ジスタと増幅トランジスタとを結合してソースフォロア
或いはエミッタフォロア増幅器を構成する固体撮像装置
において、前記垂直選択手段による信号読み出し期間内
に、前記負荷トランジスタのゲートに高レベルの電圧を
印加した後に、中間レベルの電圧を印加することを特徴
とする。
【0020】また、本発明(請求項5)は、半導体基板
上に光電変換手段,信号電荷蓄積手段,信号電荷排出手
段,行選択手段,及び増幅手段からなる感光セルを2次
元状に配列した撮像領域と、この撮像領域に行方向に配
された複数の垂直選択線と、これらの垂直選択線を駆動
する垂直選択手段と、増幅手段の出力を読み出す列方向
に配された複数の垂直信号線と、これらの垂直信号線に
設けられた複数の垂直信号線駆動補助手段と、垂直信号
線の端に設けられた行信号蓄積手段と、垂直信号線の信
号を行信号蓄積手段に伝達する信号取り込み手段と、行
信号蓄積手段に隣接して行方向に配された水平信号線
と、この水平信号線と行信号蓄積手段をつなぐ水平読み
出し手段と、この水平読み出し手段を駆動する水平選択
手段と、を備えた増幅型の固体撮像装置において、水平
信号線に水平読み出し手段を介して信号が読み出されて
いる第1の水平期間とそれ以外の第2の水平期間が存在
し、第2の水平期間内又は第1と第2の水平期間の境界
において垂直信号線駆動補助手段に流す電流を変化させ
ることを特徴とする。
【0021】また、本発明(請求項10)は、半導体基
板上に光電変換手段,信号電荷蓄積手段,信号電荷排出
手段,行選択手段,及び増幅手段からなる感光セルを2
次元状に配列した撮像領域と、この撮像領域に行方向に
配された複数の垂直選択線と、これらの垂直選択線を駆
動する垂直選択手段と、増幅手段の出力を読み出す列方
向に配された複数の垂直信号線と、これらの垂直信号線
に設けられた複数の垂直信号線駆動補助手段と、垂直信
号線の端に設けられ垂直信号線に時間差を持って現れる
雑音と信号を取り込み差し引く雑音抑圧手段と、この雑
音抑圧手段に隣接して行方向に配された水平信号線と、
この水平選択線と雑音抑圧手段の出力をつなぐ水平読み
出し手段と、この水平読み出し手段を駆動する水平選択
手段と、を備えた増幅型の固体撮像装置において、水平
信号線に水平読み出し手段を介して信号が読み出されて
いる第1の水平期間とそれ以外の第2の水平期間が存在
し、垂直信号線駆動補助手段に印加され垂直信号線補助
手段に電流を流す第1の垂直信号線駆動パルスの後縁
が、選択された行の信号電荷蓄積手段に蓄積された信号
電荷が信号電荷排出手段により排出される前で、垂直選
択手段から第2の水平期間内に発生し垂直選択線を介し
て伝達され行選択手段に印加され選択された単数又は複
数の行の増幅手段を活性化するアドレスパルス内にあ
り、雑音抑圧手段に印加され垂直信号線に発生する信号
を取り込みその状態を保持する第1の雑音抑圧パルスの
後縁が、アドレスパルスがONでかつ第1の垂直信号線
駆動パルスがOFFの期間にあり、かつ第2の垂直信号
線駆動パルスの後縁が、選択された行の信号電荷蓄積手
段に蓄積された信号電荷が信号電荷排出手段により排出
された後でかつアドレスパルス内にあり、アドレスパル
スがONでかつ第2の垂直信号線駆動パルスがOFFの
期間に、雑音抑圧手段に印加され垂直信号線に発生する
雑音を取り込み信号との差信号を発生する第2の雑音抑
圧パルスの後縁があることを特徴とする。
【0022】(作用)本発明によれば、電圧制御トラン
ジスタにより増幅トランジスタの動作点を制御する(ソ
ースにつながる信号線の電位を低くする)ことにより、
増幅トランジスタのレスポンスを速くすることができ
る。そしてこの場合、信号線の電位を低くするのは垂直
選択手段による読み出し期間内のみであるから、これに
よる消費電流の増大は少ない。従って、ソースフォロア
の速いレスポンスを実現しながら従来に比べて消費電力
を小さくできる。
【0023】また、前述した問題は、全て負荷トランジ
スタと増幅トランジスタからなるソースフォロア回路に
垂直信号線を駆動するための比較的大きな電流が流れて
いることにある。
【0024】この問題を解決するには2つの方法があ
る。一つはフォトダイオードの信号を垂直信号線に取り
出すときに負荷トランジスタに電流を流し信号を垂直信
号線に取り出さないとき電流を流さないか又は小さい電
流を流す方法である。この方法は、消費電力の問題は解
決するが、信号取り扱い範囲の問題は解決できない。
【0025】消費電力と信号取り扱い範囲の2つの問題
を同時に解決するには以下のような対策を行うとよい。
【0026】負荷トランジスタを、垂直信号線に電荷を
注入しその電位をリセットできる垂直信号線リセットト
ランジスタとすることにより問題は解決する。増幅型撮
像装置に用いる負荷トランジスタのゲート幅ゲート長比
(W/L比)は流れる少ない電流を安定化するために一
般にW/L比を小さくとる。上記のように50マイクロ
アンペア程度では上述のように製造バラツキを考慮する
とW/L=0.2以下に設計する。
【0027】一方、垂直信号線リセットトランジスタは
垂直信号線の容量約1pFをなるべく高速に(できれば
50ナノ秒以下で)ソース電圧にリセットしたいのでW
/L比を1以上できれば3以上で設計する。負荷トラン
ジスタのしきい値電圧のバラツキを小さくするためにW
/L比を小さくするのとは逆の設計になる。
【0028】1本の垂直選択線に対応するセルの信号を
読み出す期間にその垂直選択線に対応する増幅トランジ
スタが活性化されている期間を、垂直信号線リセットト
ランジスタのゲートにパルスの高レベル電圧が印加され
たときの垂直信号線ドライブ期間と低レベルが印加され
た時の信号電圧検出期間の2つの期間に分割して駆動す
る。基本的に垂直信号線リセットトランジスタに低レベ
ルが印加されているときに、即ち増幅トランジスタに殆
ど電流が流れていないときに信号を取り出すので、消費
電力と信号取り扱い範囲の2つの問題が解決できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
【0030】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる固体撮像装置を示す回路構成図であ
る。フォトダイオード1(1−1−1,1−1−2,
〜,1−3−3)の検出信号を増幅する増幅トランジス
タ2(2−1−1,2−1−2,〜,2−3−3)、信
号を読み出すラインを選択する垂直選択トランジスタ3
(3−1−1,3−1−2,〜,3−3−3)、信号電
荷をリセットするリセットトランジスタ4(4−1−
1,4−1−2,〜,4−3−3)からなる単位セルが
行列2次元状に配列されている。なお、図では3×3個
のセルが配列されているが、実際にはこれより多くの単
位セルが配列されている。
【0031】垂直シフトレジスタ5から水平方向に配線
されている水平アドレス線6(6−1,6−2,6−
3)は垂直選択トランジスタ3のゲートに接続され、信
号を読み出すラインを決めている。同様に、垂直シフト
レジスタ5から水平方向に配線されているリセット線7
(7−1,7−2,7−3)は、リセットトランジスタ
4のゲートに接続されている。増幅トランジスタ2のソ
ースは列方向に配置された垂直信号線8(8−1,8−
2,8−3)に接続され、その一端には負荷トランジス
タ14(14−1,14−2,14−3)が設けられて
いる。
【0032】垂直信号線8の他端には、サンプルホール
ドトランジスタ10(10−1,10−2,10−
3)、サンプルホールド容量11(11−1,11−
2,11−3)からなる雑音除去回路が接続されてい
る。そして、この雑音除去回路は、水平シフトレジスタ
14から供給される選択パルスにより駆動される水平選
択トランジスタ12(12−1,12−2,12−3)
を介して水平信号線50に接続されている。
【0033】ここまでの構成は従来と同様であるが、本
実施形態ではこれに加えて電位制御トランジスタを設け
ている。即ち、増幅トランジスタ2のソースにつながる
垂直信号線に、増幅トランジスタ2とソースフォロア増
幅器を構成する定電流源の負荷トランジスタ14と共
に、この信号線の電位を制御する電位制御トランジスタ
40(40−1,40−2,40−3)が接続されてい
る。ここで、電位制御トランジスタ40のゲートには高
レベルの電圧が印加され、負荷トランジスタ14には中
間レベルの電圧が印加されるものとなっている。
【0034】図2は、ソースフォロアの電位図を示す。
図2(a)より分るように、増幅トランジスタ2のソー
スにつながる垂直信号線の電位の始状態が終状態よりも
高いとソースフォロア増幅器のレスポンスは負荷トラン
ジスタ14から電子が流れ込み信号線の電位を終状態に
まで低くするまでの時間となる。従って、レスポンス時
間は負荷トランジスタ14の電流量によって決まる。と
ころが、図2(b)のように信号線の電位の始状態が終
状態よりも低い場合は、信号線に蓄積された電子が増幅
トランジスタ2を流れる。この過度的な電流は負荷トラ
ンジスタ14により供給される電流よりも大きいため、
(a)に比べて増幅器のレスポンスを速くできる。
【0035】(a)の場合はレスポンスを速くするため
には定常的に流れる負荷トランジスタ14の電流を大き
くする必要がある。このため、当然のことながら消費電
力が大きくなる。ところが、(b)の場合は初期に信号
線から増幅トランジスタ2に流れる電子による電流は信
号線の電位が終状態に落ち着くまで過度的な電流である
ので、この過度的電流による消費電力は小さい。従っ
て、(b)では(a)に比べて低消費電力で増幅器の速
いレスポンスが得られる。
【0036】このことから、垂直信号線の電位制御する
手段により信号線の電位を制御して(b)のような電位
関係でソースフォロア増幅器を駆動することにより、低
消費電力で速い増幅器のレスポンスが得られる。
【0037】このように速い増幅器のレスポンスを得る
ためには、電位制御トランジスタのW/L比は増幅トラ
ンジスタのW/Lの比よりも大きくとることが望まし
い。その理由は、電位制御トランジスタをオンにして信
号線の電位を始状態にするのに必要な時間を増幅トラン
ジスタに電流が流れることによって信号線が始状態から
終状態になる時間よりも短くして、増幅器のレスポンス
が信号線が始状態から終状態になる時間によって決まる
ようにする必要があるためである。また、垂直信号線を
始状態にする時は、電位制御トランジスタがオンされて
電位制御トランジスタのソース電位にほぼ信号線の電位
がリセットされる。このように、信号線の電位を制御す
るために増幅トランジスタよりも電位制御トランジスタ
の方が電流を流し易くする必要があるため、電位制御ト
ランジスタのW/L比を増幅トランジスタのW/L比よ
りも大きくする必要がある。
【0038】図3は、本実施形態における信号読み出し
時の駆動方法を示すタイミング図である。図3(a)に
示すように、垂直選択トランジスタ3がONしている信
号読み出し期間に、電位制御トランジスタ40をONし
た後に、負荷トランジスタ14をONし、信号読み出し
期間に電位制御トランジスタ2をOFFする。また、図
3(b)に示すように、信号読み出し期間に、負荷トラ
ンジスタ14は常にONしておき、電位制御トランジス
タ2をONした後にOFFする。
【0039】このような駆動により、図2(b)に示し
た電位分布で信号読み出しを行うことができ、低消費電
力と速いレスポンスを実現することができる。
【0040】また、ソースフォロア増幅器の速いレスポ
ンスは、負荷トランジスタ14のソースとゲートの電位
を時間的に制御することによって得られる。即ち、図3
(c)に示すように、負荷トランジスタ14のソースの
電位を信号線の終状態よりも低い電位にしておく。その
状態でゲートを十分高くして負荷トランジスタ14を完
全にONする。そうすると、信号線の電位はほぼ負荷ト
ランジスタ14のソースに等しくなる。この後、ゲート
の電位を低くし、所望の電流が得られる電位にする。こ
のことにより、増幅器は図2(b)の電位関係で動作す
るためレスポンスが速くなる。この場合、電位制御トラ
ンジスタ40は省略することができる。
【0041】なお、実施形態ではMOSトランジスタを
用いて増幅トランジスタと負荷トランジスタでソースフ
ォロアを構成したが、バイポーラトランジスタを用いて
エミッタフォロアを構成してもよい。
【0042】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態を説明する。フォトダイオードの信号を垂直信号線に
取り出すときに負荷トランジスタに電流を流し、信号を
取り出さないとき電流を流さないか又は小さい電流にす
る場合は、図4に示すように負荷トランジスタ14−
1,14−2のゲート電極51を独立に取り出す構成に
し、図5に示すタイミングチャートで駆動する。フォト
ダイオードの信号を垂直信号線から増幅信号蓄積容量に
取り出す期間201の間は、負荷トランジスタ14−
1,14−2の共通ゲート電極51に負荷トランジスタ
活性パルス106を印加し、負荷トランジスタに電流を
流す。それ以外の期間202には、負荷トランジスタの
ゲート電圧を小さくし、その電流を小さくする。
【0043】こうすることにより、消費電力を小さくで
きる。但しこの方法は、消費電力の問題は解決するが、
信号取り扱い範囲の問題は解決できない。
【0044】消費電力と信号取り扱い範囲の2つの問題
が解決する実施形態を、図6に示す。垂直信号線に従来
の負荷トランジスタとはW/Lの異なる垂直信号線リセ
ットトランジスタ15−1,15−2を接続している。
垂直信号線リセットトランジスタを垂直信号線の水平信
号線50側に設けている理由は、垂直信号線の抵抗が高
い場合垂直信号線のリセットが確実に行われるという利
点があるためである。抵抗の高い垂直信号線のリセット
をさらに速くするには、垂直信号線の上下に垂直信号線
リセットトランジスタを設ける方法もある。ソースフォ
ロア回路の負荷トランジスタでは上下両端に設ける利点
はない。
【0045】図6の装置における動作タイミングチャー
トを図7に示す。
【0046】垂直信号線リセットトランジスタ15−
1,15−2の共通ゲート電極52に電荷注入パルス1
07を印加する。このとき、垂直信号線8−1,8−2
に垂直信号線リセットトランジスタの共通ソース53か
ら電荷が注入され、ほぼソース電位にプリセットされ
る。電荷注入パルスがOFFされると、アドレスされた
行の増幅トランジスタを通り注入された電荷の一部が排
出され、垂直信号線の電位が変化し、増幅トランジスタ
のゲート電位にほぼ一致するようになる。
【0047】その様子を、図8(b)に示す。即ち、フ
ォトダイオードの信号電圧がかかっている増幅トランジ
スタのゲート電圧の信号が垂直信号線に伝達される。こ
の電圧と同等の電圧が増幅信号蓄積容量に正確に伝達さ
れるには、電荷注入パルス107と信号取り込みパルス
103の位相関係は重要である。電荷注入パルス107
がOFFした後垂直信号線に信号電荷に対応した電圧が
現れるので、最終的に増幅信号蓄積容量11−1,11
−2の電位を決める信号取り込みパルス103の後縁
は、電荷注入パルス107の後縁より時間的に後にあ
る。
【0048】これは、図4及び5で説明した負荷トラン
ジスタパルス駆動と全く異なる。負荷トランジスタパル
ス駆動の場合は、負荷トランジスタ活性パルスがONの
時増幅トランジスタと構成するソースフォロア回路が動
作するため、このとき垂直信号線に信号が乗っており、
負荷トランジスタ活性パルスがONの期間に信号取り込
みパルス103をOFFする必要があるためである。
【0049】信号取り込みパルス103の前縁について
は、電荷注入パルスがOFFし垂直信号線の電位が増幅
トランジスタのゲート電位にほぼ等しくなった後、即ち
増幅トランジスタが弱反転状態になってから信号取り込
みパルスを印加すると、垂直信号線に溜まった電荷が垂
直信号線と増幅信号蓄積容量の容量の比で分割されるた
め、増幅信号蓄積容量の電圧が本来現れるべき信号電圧
より小さくなってしまう。そのため、信号取り込みパル
ス103の前縁は、電荷注入パルス107の後縁より時
間的に前になければならない。
【0050】もう少し詳細に述べると、電荷注入パルス
107がOFFした直後図8(a)のAの期間は図8
(b)のAで示すように、まだ増幅トランジスタに強反
転領域の電流が流れており容量のドライブ能力を持って
いるため、この期間に信号取り込みパルス103の前縁
108があっても増幅信号蓄積容量には本来の信号が蓄
積できる。
【0051】この動作では垂直信号線リセットトランジ
スタに電流を流す期間が短いため消費電力が小さくなる
ことは容易に分る。
【0052】垂直信号線リセット動作で信号取り扱い範
囲が広がることを、図で説明する。セルの増幅トランジ
スタと垂直信号線リセットトランジスタで構成される回
路の電位図を、図9(a)〜(c)に示す。
【0053】電荷注入パルスが印加されたときは、図9
(a)に示すように、垂直信号線の電位はほぼ垂直信号
線リセットトランジスタのソース電位になる。この状態
に素早くなるために上述したように垂直信号線リセット
トランジスタはW/L比を大きくとる。電荷注入パルス
がOFFになった直後は、図9(b)に示すように垂直
信号線に注入された電荷の一部が増幅トランジスタに流
れ、その後図9(c)に示すように垂直信号線の電位が
増幅トランジスタのゲートの電位とほぼ同じ電位にな
る。
【0054】図9(c)の状態が実際に信号を増幅信号
蓄積容量に取り込み終わったときの電位図である。この
図から分るように、増幅トランジスタにも垂直信号線リ
セットトランジスタにも殆ど電流が流れていないので、
そこでの電圧降下がなく、電源電圧が3.3Vの場合信
号取り扱い範囲が2.7Vと非常に広くとれることが分
る。
【0055】垂直信号線リセットトランジスタのW/L
比は増幅トランジスタのW/L比よりも大きくとること
が望ましい。その理由は、垂直信号線を垂直信号線リセ
ットトランジスタのソース電位にリセットするために増
幅トランジスタよりもリセットトランジスタの方が電流
を流し易くする必要があるためである。また、垂直信号
線の電位のリセットから増幅トランジスタのゲートの電
位までに必要な時間よりも短くする必要があり、このた
めリセットトランジスタのW/L比を増幅トランジスタ
のW/L比よりも大きくする必要がある。
【0056】(第3の実施形態)以上説明した増幅型の
固体撮像装置は増幅トランジスタ2−1−1,〜,2−
2−2のしきい値電圧のバラツキが信号に重畳するた
め、写した画像を再生すると場所的に固定された固定パ
ターン雑音になるため、図51の信号取り込みトランジ
スタと増幅信号蓄積容量の部分にこの雑音を抑圧するノ
イズキャンセラを設ける。ノイズキャンセラとしては、
電圧領域で信号と雑音の差分をとる相関二重サンプリン
グ型と電荷領域で差分を取るスライス型をここでは取り
上げる、ノイズキャンセラはこれの型には限定されな
い。
【0057】図10は相関二重サンプリング型と垂直信
号線リセットトランジスタを用いたもの、図14はスラ
イス型と垂直信号線リセットトランジスタを用いたもの
の回路図である。
【0058】ノイズキャンセラについて簡単に構成と原
理を示す。相関二重サンプリング型は図10に示すよう
に垂直信号線8−1,8−2にクランプ容量16−1,
16−2、クランプトランジスタ17−1,17−2、
サンプルホールドトランジスタ18−1,18−2、ホ
ールド容量19−1,19−2が設けられている。
【0059】図11は図10のセンサの動作タイミング
チャートである。水平アドレス線6−1からアドレスパ
ルス101を印加すると垂直選択トランジスタ3−1−
1,3−1−2がONし、増幅トランジスタ2−1−
1,2−1−2が活性化する。ここで、電荷注入パルス
107を垂直信号線リセットトランジスタの共通ゲート
52に印加し垂直信号線に電荷を注入した後OFFにす
る。
【0060】注入電荷の一部が活性化された増幅トラン
ジスタのゲートチャネルを通り排出され、垂直信号線8
−1,8−2にフォトダイオードの電圧に対応した信号
電圧が現れる。このとき、クランプトランジスタの共通
ゲート55にクランプパルス109を印加しクランプト
ランジスタ17−1,17−2をONし、クランプ容量
16−1,16−2のクランプトランジスタ側の電圧を
クランプトランジスタの共通ソース54の電圧に固定し
たのちOFFする。
【0061】次に、リセット線7−1から信号リセット
パルス102−1をリセットトランジスタ4−1−1,
4−1−2に印加し、フォトダイオードの信号電荷を排
出し、雑音検出用電荷注入パルス124を垂直信号線リ
セットトランジスタの共通ゲート52に印加し垂直信号
線に電荷を注入した後OFFにする。すると、垂直信号
線8−1,8−2に増幅トランジスタのしきい値バラツ
キによる雑音電圧が現れる。
【0062】このとき、クランプ容量16−1,16−
2のクランプトランジスタ側の電圧は、垂直信号線の電
圧変化分即ち信号電圧から雑音電圧を差し引いた雑音の
ない信号電圧がクランプトランジスタの共通ソース54
の電圧に重畳され現れる。共通ソースの電圧も雑音を持
っていない。
【0063】サンプルホールドトランジスタの共通ゲー
ト56にサンプルホールドパルス110を印加し、この
雑音のない信号電圧をサンプルホールドトランジスタ1
8−1,18−2を介してホールド容量19−1,19
−2に伝える。
【0064】しかる後、水平選択トランジスタ12−
1,12−2を順次通して雑音のない信号を読み出す。
【0065】この型のノイズキャンセラで重要なパルス
であるクランプパルス109とサンプルホールドパルス
110の後縁は電荷注入パルス107及び雑音検出用電
荷注入パルス124がOFFした後の期間にある。その
理由は図4の説明で前述した通りである。
【0066】クランプパルス109の前縁については図
5−a)で説明したのと同様に、電荷注入パルス107
の後縁より前にあるかまたは、その後縁直後のアドレス
された行の増幅トランジスタが強反転状態にある期間内
にある。サンプルホールドパルス110の前縁について
も、雑音検出用電荷注入パルス124の後縁に対して同
様なことが要求される。
【0067】図12は図11の改良版で、アドレスパル
スを信号と雑音の検出に合わせて2つに分けている。図
13はダミーのアドレスパルス115−1(115−
2)、ダミーの電荷注入パルス125、ダミーのクラン
プパルス117を加えたものである。これらの方法は上
述したように、雑音・信号の取り込みを決める重要なク
ランプパルス109・サンプルホールドパルス110の
2つの後縁の時刻におけるセルの状態がなるべく同じ条
件になるようにしたものである。
【0068】一方、もう1つのノイズキャンセラである
スライス型ノイズキャンセラについても簡単に構成と原
理を説明する。図14に示すように垂直信号線8−1,
8−2にスライストランジスタ20−1,20−2のゲ
ートが接続されている。スライストランジスタのソース
にはスライス容量21−1,21−2とスライスソース
リセットトランジスタ22−1,22−2が接続されて
いる。ドレインにはスライス電荷蓄積容量24−1,2
4−2とスライスドレインリセットトランジスタ23−
1,23−2が接続されている。
【0069】図15は図14のセンサの動作タイミング
チャートである。水平アドレス線6−1からアドレスパ
ルス101を印加すると垂直選択トランジスタ3−1−
1,3−1−2がONし、増幅トランジスタ2−1−
1,2−1−2が活性化する。ここで電荷注入パルス1
07を垂直信号線リセットトランジスタの共通ゲート5
2に印加し垂直信号線に電荷を注入した後OFFにす
る。
【0070】注入電荷の一部が活性化された増幅トラン
ジスタのゲートチャネルを通り排出され、垂直信号線8
−1,8−2にフォトダイオードの電圧に対応した信号
電圧が現れる。このとき、スライスソースリセットトラ
ンジスタ22−1,22−2の共通ゲート58にスライ
スソースリセットパルス118を印加し、予め十分な電
荷が注入されているスライス容量21−1,21−2の
共通端子57に、第1のスライスパルス119を印加
し、スライストランジスタ20−1,20−2のゲート
チャネルを通して余分な電荷をスライストランジスタの
ドレインに排出する。この余分な電荷はスライスドレイ
ンリセットトランジスタ23−1,23−2の共通ゲー
ト61にスライス電荷リセットパルス121を印加する
ことによりスライスドレインリセットトランジスタ23
−1,23−2の共通ドレイン60に排出する。
【0071】次に、リセット線7−1から信号リセット
パルス102−1をリセットトランジスタ4−1−1,
4−1−2に印加し、フォトダイオードの信号電荷を排
出し、雑音検出用電荷注入パルス124を垂直信号線リ
セットトランジスタの共通ゲート52に印加し垂直信号
線に電荷を注入した後OFFにする。すると垂直信号線
8−1,8−2に増幅トランジスタのしきい値バラツキ
による雑音電圧が現れる。
【0072】このとき、スライス容量21−1,21−
2の共通端子57に第2のスライスパルス120を印加
すると、スライストランジスタ20−1,20−2のゲ
ートに接続された垂直信号線8−1,8−2の電圧の変
化分、即ち信号から雑音を差し引いた雑音成分のない信
号電圧にスライス容量をかけた増幅された信号電荷がス
ライス電荷蓄積容量24−1,24−2に転送される。
【0073】しかる後、水平選択トランジスタ12−
1,12−2を順次ONして雑音のない信号を読み出
す。
【0074】この型のノイズキャンセラで重要なパルス
は、スライス容量の電荷をプリセットする第1のスライ
スパルス119と信号と雑音の差分に比例する電荷をス
ライストランジスタのドレインに転送する第2のスライ
スパルスである。これらのパルスの後縁は負荷トランジ
スタを活性化する負荷トランジスタ活性パルス106が
印加された期間の中にある。特許請求の範囲で記述され
ている第1の雑音抑圧パルスが第1のスライスパルス
に、第2の雑音抑圧パルスが第2のスライスパルスに相
当する。
【0075】第1のスライスパルス119の前縁は電荷
注入パルス107に対して、相関二重サンプリング型ノ
イズキャンセラのクランプパルスのような制約はない。
理由は垂直信号線8−1,8−2はスライストランジス
タ20−1,20−2のゲートに接続されており増幅信
号になる電荷を垂直信号線から供給する必要がないため
である。即ち、電荷注入パルス107がOFFした後、
第1にスライスパルス119を印加してもよい。第2の
スライスパルス120と雑音検出用電荷注入パルス12
4の関係についても同様のことが成り立つ。
【0076】図16は図15の改良版である。アドレス
パルスが2つに分けてある。図17はさらに改善したも
のである。第1のアドレスパルスの前にダミーのアドレ
スパルス115−1(115−2)を発生している。同
様に電荷注入パルス107の前にダミーの電荷注入パル
ス125を発生する。さらにダミーにアドレスパルス1
15−1(115−2)・ダミーの電荷注入パルス12
5に同期してダミーのスライスパルス122を第1のス
ライスパルス119の前に発生する。スライス電荷リセ
ットパルス121の前にダミーのスライス電荷リセット
パルス123を発生することも可能である。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
圧制御トランジスタにより増幅トランジスタの動作点を
制御することにより、消費電力の増大を招くことなく、
ソースフォロアのレスポンスを速くすることができる。
【0078】また、フォトダイオードの信号を増幅し垂
直信号線及び増幅信号蓄積容量に伝達する期間のみに負
荷トランジスタに電流を流しそれ以外の時は流れる電流
の量を小さくすることにより、消費電力を下げることが
できる。
【0079】また、垂直信号線リセットトランジスタに
より垂直信号線を短い時間でリセットし、垂直信号線リ
セットトランジスタに電流を流さないときに最終的な信
号の取り込みを行うことにより、消費電力・信号取り扱
い範囲の両方を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる固体撮像装置を示す回
路構成図。
【図2】第1の実施形態におけるソースフォロアの電位
図。
【図3】第1の本実施形態における信号読み出し時の駆
動タイミング図。
【図4】負荷トランジスタをパルス駆動する増幅型固体
撮像装置を示す回路構成図。
【図5】図4の負荷トランジスタのパルス駆動における
動作タイミング図。
【図6】負荷トランジスタのパルス駆動と共に垂直信号
線のリセット駆動を行う増幅型固体撮像装置を示す回路
構成図。
【図7】図6のリセット駆動における動作タイミング
図。
【図8】電荷注入パルスと信号取り込みパルスの位相関
係を説明する図。
【図9】垂直信号線リセット駆動で信号取り扱い範囲が
広いことを説明する図。
【図10】相関二重サンプリング型ノイズキャンセラと
垂直信号線リセットトランジスタを用いた増幅型固体撮
像装置を示す回路構成図。
【図11】図10の駆動タイミングチャートで、信号と
雑音の読み出しに対して1回のアドレスパルスを用いる
もの。
【図12】図10の駆動タイミングチャートで、信号と
雑音の読み出しに対して別々のアドレスパルスを用いる
もの。
【図13】図10の駆動タイミングチャートで、ダミー
のアドレスパルス、ダミーの電荷注入パルス、ダミーの
クランプパルスを用いたもの。
【図14】スライス型ノイズキャンセラと垂直信号線リ
セットトランジスタを用いた増幅型固体撮像装置を示す
回路構成図。
【図15】図14の駆動タイミングチャートで、信号と
雑音の読み出しに対して1回のアドレスパルスを用いる
もの。
【図16】図14の駆動タイミングチャートで、信号と
雑音の読み出しに対して別々のアドレスパルスを用いる
もの。
【図17】図14の駆動タイミングチャートで、ダミー
のアドレスパルス、ダミーの電荷注入パルス、ダミーの
スライスパルス、ダミーのスライス電荷リセットパルス
を用いるもの。
【図18】電荷転送トランジスタをもったセルで相関二
重サンプリング型ノイズキャンセラと垂直信号線リセッ
トトランジスタを用いた増幅型固体撮像装置を示す回路
構成図。
【図19】電荷転送トランジスタをもったセルでスライ
ス型ノイズキャンセラと垂直信号線リセットトランジス
タを用いた増幅型固体撮像装置を示す回路構成図。
【図20】従来の増幅型固体撮像装置の一例を示す回路
構成図。
【図21】図51の固体撮像装置の動作タイミングチャ
ート。
【図22】増幅トランジスタと負荷トランジスタで構成
される回路の信号取り扱い範囲が狭いことを説明する
図。
【符号の説明】
1−1−1,1−1−2,…,1−3−3…フォトダイ
オード 2−1−1,2−1−2,…,2−3−3…増幅トラン
ジスタ 3−1−1,3−1−2,…,3−3−3…垂直選択ト
ランジスタ 4−1−1,4−1−2,…,4−3−3…リセットト
ランジスタ 5…垂直シフトレジスタ 6−1,6−2,6−3…水平アドレス線 7−1,7−2,7−3…リセット線 8−1,8−2,8−3…垂直信号線 9−1,9−2,9−3…負荷トランジスタ 10−1,10−2,10−3…信号取り込みトランジ
スタ 11−1,11−2,11−3…増幅信号蓄積容量 12−1,12−2,12−3…水平選択トランジスタ 13…水平シフトレジスタ 14−1,14−2,14−3…負荷トランジスタ 15−1,15−2…垂直信号線リセットトランジスタ 16−1,16−2…クランプ容量 17−1,17−2…クランプトランジスタ 18−1,18−2…サンプルホールドトランジスタ 19−1,19−2…ホールド容量 20−1,20−2…スライストランジスタ 21−1,21−2…スライス容量 22−1,22−2…スライスソースリセットトランジ
スタ 23−1,23−2…スライスドレインリセットトラン
ジスタ 24−1,24−2…スライス電荷蓄積容量 49…信号取り込みトランジスタの共通ゲート 50…水平信号線 51…パルス駆動する負荷トランジスタの共通ゲート電
極 52…垂直信号線リセットトランジスタの共通ゲート電
極 53…垂直信号線リセットトランジスタの共通ソース 54…クランプトランジスタの共通ソース 55…クランプトランジスタの共通ゲート 56…サンプルホールドトランジスタの共通ゲート 57…スライス容量の共通端子 58…スライスソースリセットトランジスタの共通ゲー
ト 60…スライスドレインリセットトランジスタの共通ド
レイン 61…スライスドレインリセットトランジスタの共通ゲ
ート 101−1,101−2…アドレスパルス 102−1,102−2…信号リセットパルス 103…信号取り込みパルス 104−1,104−2…水平選択パルス 105−1,105−2…出力信号 106…負荷トランジスタ活性パルス 107…電荷注入パルス 108…信号取り込みパルス103の前縁 109…クランプパルス 110…サンプルホールドパルス 111−1,111−2…第1のアドレスパルス 112−1,112−2…第2のアドレスパルス 117…ダミーのクランプパルス 118…スライスソースリセットパルス 119…第1のスライスパルス 120…第2のスライスパルス 121…スライス電荷リセットパルス 122…ダミーのスライスパルス 123…ダミーのスライス電荷リセットパルス 124…雑音検出用電荷注入パルス 125…ダミーの電荷注入パルス 201…検出信号を垂直信号線・増幅信号蓄積容量に取
り出す期間 202…期間201以外の期間

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に光電変換のためのフォトダ
    イオード,このフォトダイオードの出力をゲートに入力
    する増幅トランジスタ,フォトダイオードをリセットす
    るリセットトランジスタを含む単位セルを行列2次元状
    に配列してなる撮像領域と、この撮像領域の読み出し行
    を選択する垂直選択手段と、増幅トランジスタの出力を
    読み出す列方向に配された複数の垂直信号線の端に設け
    られた負荷トランジスタと、行方向に配置された水平信
    号線に垂直信号線の信号を読み出す水平選択トランジス
    タとを備え、負荷トランジスタと増幅トランジスタとを
    結合してソースフォロア或いはエミッタフォロア増幅器
    を構成する固体撮像装置において、 前記垂直信号線の電位を制御する電位制御トランジスタ
    を設けたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】前記垂直選択手段による信号読み出し期間
    内に、前記電位制御トランジスタをONした後に前記負
    荷トランジスタをONし、さらに読み出し期間内に前記
    電位制御トランジスタをOFFすることを特徴とする請
    求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】前記垂直選択手段による信号読み出し期間
    内に、前記負荷トランジスタはON状態にしておき、前
    記電位制御トランジスタをONした後にOFFすること
    を特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】半導体基板上に光電変換のためのフォトダ
    イオード,このフォトダイオードの出力をゲートに入力
    する増幅トランジスタ,フォトダイオードをリセットす
    るリセットトランジスタを含む単位セルを行列2次元状
    に配列してなる撮像領域と、この撮像領域の読み出し行
    を選択する垂直選択手段と、増幅トランジスタの出力を
    読み出す列方向に配された複数の垂直信号線の端に設け
    られた負荷トランジスタと、行方向に配置された水平信
    号線に垂直信号線の信号を読み出す水平選択トランジス
    タとを備え、負荷トランジスタと増幅トランジスタとを
    結合してソースフォロア或いはエミッタフォロア増幅器
    を構成する固体撮像装置において、 前記垂直選択手段による信号読み出し期間内に、前記負
    荷トランジスタのゲートに高レベルの電圧を印加した後
    に、中間レベルの電圧を印加することを特徴とする固体
    撮像装置。
  5. 【請求項5】半導体基板上に光電変換手段,信号電荷蓄
    積手段,信号電荷排出手段,行選択手段,及び増幅手段
    からなる感光セルを2次元状に配列した撮像領域と、こ
    の撮像領域に行方向に配された複数の垂直選択線と、こ
    れらの垂直選択線を駆動する垂直選択手段と、増幅手段
    の出力を読み出す列方向に配された複数の垂直信号線
    と、これらの垂直信号線に設けられた複数の垂直信号線
    駆動補助手段と、垂直信号線の端に設けられた行信号蓄
    積手段と、垂直信号線の信号を行信号蓄積手段に伝達す
    る信号取り込み手段と、行信号蓄積手段に隣接して行方
    向に配された水平信号線と、この水平信号線と行信号蓄
    積手段をつなぐ水平読み出し手段と、この水平読み出し
    手段を駆動する水平選択手段と、を備えた増幅型の固体
    撮像装置において、 水平信号線に水平読み出し手段を介して信号が読み出さ
    れている第1の水平期間とそれ以外の第2の水平期間が
    存在し、第2の水平期間内又は第1と第2の水平期間の
    境界において垂直信号線駆動補助手段に流す電流を変化
    させることを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】垂直選択手段から第2の水平期間に発生
    し、垂直選択線を介して伝達され行選択手段に印加さ
    れ、選択された単数又は複数の行の増幅手段を活性化す
    るアドレスパルスと、垂直信号線駆動補助手段に印加さ
    れ垂直信号線補助手段に電流を流す垂直信号線駆動パル
    スとがオーバーラップしている期間があり、 垂直信号線の信号を行信号蓄積手段に取り込むときに信
    号取り込み手段に印加する信号取り込みパルスの後縁
    が、アドレスパルスがONでかつ垂直信号線駆動パルス
    がOFFの期間にあることを特徴とする請求項5記載の
    固体撮像装置。
  7. 【請求項7】信号取り込みパルスの前縁が、垂直信号線
    駆動パルスがON期間内又はその前のOFFの期間内に
    あることを特徴とする請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】増幅手段がMOSトランジスタであり、信
    号取り込みパルスの前縁が垂直信号線駆動パルスがOF
    F後、選択された行の増幅トランジスタが強反転状態に
    ある期間内にあることを特徴とする請求項6記載の固体
    撮像装置。
  9. 【請求項9】垂直信号線駆動補助手段が、垂直信号線リ
    セットトランジスタであることを特徴とする請求項6〜
    8のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. 【請求項10】半導体基板上に光電変換手段,信号電荷
    蓄積手段,信号電荷排出手段,行選択手段,及び増幅手
    段からなる感光セルを2次元状に配列した撮像領域と、
    この撮像領域に行方向に配された複数の垂直選択線と、
    これらの垂直選択線を駆動する垂直選択手段と、増幅手
    段の出力を読み出す列方向に配された複数の垂直信号線
    と、これらの垂直信号線に設けられた複数の垂直信号線
    駆動補助手段と、垂直信号線の端に設けられ垂直信号線
    に時間差を持って現れる雑音と信号を取り込み差し引く
    雑音抑圧手段と、この雑音抑圧手段に隣接して行方向に
    配された水平信号線と、この水平選択線と雑音抑圧手段
    の出力をつなぐ水平読み出し手段と、この水平読み出し
    手段を駆動する水平選択手段と、を備えた増幅型の固体
    撮像装置において、 水平信号線に水平読み出し手段を介して信号が読み出さ
    れている第1の水平期間とそれ以外の第2の水平期間が
    存在し、 垂直信号線駆動補助手段に印加され垂直信号線補助手段
    に電流を流す第1の垂直信号線駆動パルスの後縁が、選
    択された行の信号電荷蓄積手段に蓄積された信号電荷が
    信号電荷排出手段により排出される前で、垂直選択手段
    から第2の水平期間内に発生し垂直選択線を介して伝達
    され行選択手段に印加され選択された単数又は複数の行
    の増幅手段を活性化するアドレスパルス内にあり、 雑音抑圧手段に印加され垂直信号線に発生する信号を取
    り込みその状態を保持する第1の雑音抑圧パルスの後縁
    が、アドレスパルスがONでかつ第1の垂直信号線駆動
    パルスがOFFの期間にあり、 かつ第2の垂直信号線駆動パルスの後縁が、選択された
    行の信号電荷蓄積手段に蓄積された信号電荷が信号電荷
    排出手段により排出された後でかつアドレスパルス内に
    あり、 アドレスパルスがONでかつ第2の垂直信号線駆動パル
    スがOFFの期間に、雑音抑圧手段に印加され垂直信号
    線に発生する雑音を取り込み信号との差信号を発生する
    第2の雑音抑圧パルスの後縁があることを特徴とする固
    体撮像装置。
  11. 【請求項11】垂直信号線駆動補助手段に印加され垂直
    信号線補助手段に電流を流す第1の垂直信号線駆動パル
    スの後縁が、選択された行の信号電荷蓄積手段に蓄積さ
    れた信号電荷が信号電荷排出手段により排出される前
    で、垂直選択手段から第2の水平期間内に発生し垂直選
    択線を介して伝達され行選択手段に印加され選択された
    単数又は複数の行の増幅手段を活性化する第1のアドレ
    スパルス内にあり、 雑音抑圧手段に印加され垂直信号線に発生する信号を取
    り込みその状態を保持する第1の雑音抑圧パルスの後縁
    が、第1のアドレスパルスがONでかつ第1の垂直信号
    線駆動パルスがOFFの期間にあり、 かつ第2の垂直信号線駆動パルスの後縁が、選択された
    行の信号電荷蓄積手段に蓄積された信号電荷が信号電荷
    排出手段により排出された後でかつ第2のアドレスパル
    ス内にあり、 第2のアドレスパルスがONでかつ第2の垂直信号線駆
    動パルスがOFFの期間に、雑音抑圧手段に印加され垂
    直信号線に発生する雑音を取り込み信号との差信号を発
    生する第2の雑音抑圧パルスの後縁があることを特徴と
    する請求項10記載の固体撮像装置。
  12. 【請求項12】第1のアドレスパルス、第1の垂直信号
    線駆動パルス及び第1の雑音抑圧パルスの前に単数又は
    複数のダミーのアドレスパルス、単数又は複数のダミー
    の垂直信号線駆動パルス及び単数又は複数のダミーの雑
    音抑圧パルスが存在することを特徴とする請求項10記
    載の固体撮像装置。
  13. 【請求項13】垂直信号線駆動補助手段が、垂直信号線
    リセットトランジスタであることを特徴とする請求項1
    0〜12のいずれかに記載の固体撮像装置。
JP05628496A 1996-03-13 1996-03-13 固体撮像装置 Expired - Fee Related JP3474700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05628496A JP3474700B2 (ja) 1996-03-13 1996-03-13 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05628496A JP3474700B2 (ja) 1996-03-13 1996-03-13 固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09247538A true JPH09247538A (ja) 1997-09-19
JP3474700B2 JP3474700B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=13022808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05628496A Expired - Fee Related JP3474700B2 (ja) 1996-03-13 1996-03-13 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3474700B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014960A1 (fr) * 1998-09-09 2000-03-16 Hamamatsu Photonics K.K. Camera electronique
US6801256B1 (en) 1998-06-02 2004-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed solid-state imaging device capable of suppressing image noise
KR100498222B1 (ko) * 2001-07-12 2005-06-29 캐논 가부시끼가이샤 촬상장치
US6946636B2 (en) 2000-02-28 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus providing a bias between different pixel areas during signal accumulation
US6965408B2 (en) 2000-02-28 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device having a photoelectric conversion unit and a punch-through current suppression circuit
JP2006014344A (ja) * 2000-02-28 2006-01-12 Canon Inc 撮像装置及び撮像システム
JP2007129288A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Sony Corp 物理量検出装置および撮像装置
JP2008022259A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Sony Corp 固体撮像装置
JP2008160344A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置、カメラシステム、および固体撮像装置の駆動方法
JP2010068545A (ja) * 2009-12-21 2010-03-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法
US7808535B2 (en) 2000-04-12 2010-10-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
JP2012054952A (ja) * 2011-09-28 2012-03-15 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の駆動方法
JP2012060538A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Toshiba Corp 固体撮像装置
JP2013093872A (ja) * 2012-12-19 2013-05-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置、x線カメラ及び電子機器
WO2014171316A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像素子、撮像装置および内視鏡システム
JP2016019055A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び信号制御方法
JP2018156088A (ja) * 2000-08-23 2018-10-04 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器

Cited By (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7292276B2 (en) 1998-06-02 2007-11-06 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed solid-state imaging device capable of suppressing image noise
US6801256B1 (en) 1998-06-02 2004-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed solid-state imaging device capable of suppressing image noise
US7362366B2 (en) 1998-06-02 2008-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba High-speed solid-state imaging device capable of suppressing image noise
US6498332B2 (en) 1998-09-09 2002-12-24 Hamamatsu Photonics K.K. Solid-state image sensing device
WO2000014960A1 (fr) * 1998-09-09 2000-03-16 Hamamatsu Photonics K.K. Camera electronique
US6946636B2 (en) 2000-02-28 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus providing a bias between different pixel areas during signal accumulation
US7545426B2 (en) 2000-02-28 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
US8085330B2 (en) 2000-02-28 2011-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
US6965408B2 (en) 2000-02-28 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state image pickup device having a photoelectric conversion unit and a punch-through current suppression circuit
JP2006014344A (ja) * 2000-02-28 2006-01-12 Canon Inc 撮像装置及び撮像システム
US8717475B2 (en) 2000-02-28 2014-05-06 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
US9274236B2 (en) 2000-04-12 2016-03-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US9019408B2 (en) 2000-04-12 2015-04-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US8743250B2 (en) 2000-04-12 2014-06-03 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US8203636B2 (en) 2000-04-12 2012-06-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US7808535B2 (en) 2000-04-12 2010-10-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US8355065B2 (en) 2000-04-12 2013-01-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
US9568615B2 (en) 2000-04-12 2017-02-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of driving the same
JP2018156088A (ja) * 2000-08-23 2018-10-04 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
US7355645B2 (en) 2001-07-12 2008-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus with potential fluctuation prevention
EP1276316A3 (en) * 2001-07-12 2009-09-02 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
EP2290953A3 (en) * 2001-07-12 2012-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
KR100498222B1 (ko) * 2001-07-12 2005-06-29 캐논 가부시끼가이샤 촬상장치
US7986362B2 (en) 2001-07-12 2011-07-26 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus maintaining constant potential of load-transistor main electrode
US9055211B2 (en) 2001-07-12 2015-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
US8553120B2 (en) 2001-07-12 2013-10-08 Canon Kabushiki Kaisha Solid state image pickup apparatus
EP2493177A3 (en) * 2001-07-12 2013-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
JP2007129288A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Sony Corp 物理量検出装置および撮像装置
US8675108B2 (en) 2005-11-01 2014-03-18 Sony Corporation Physical quantity detecting device and imaging apparatus
JP2008022259A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Sony Corp 固体撮像装置
JP2008160344A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置、カメラシステム、および固体撮像装置の駆動方法
JP2010068545A (ja) * 2009-12-21 2010-03-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の駆動方法
JP2012060538A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Toshiba Corp 固体撮像装置
US8436927B2 (en) 2010-09-10 2013-05-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Solid-state imaging device
JP2012054952A (ja) * 2011-09-28 2012-03-15 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の駆動方法
JP2013093872A (ja) * 2012-12-19 2013-05-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置、x線カメラ及び電子機器
WO2014171316A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 撮像素子、撮像装置および内視鏡システム
US9621776B2 (en) 2013-04-18 2017-04-11 Olympus Corporation Imaging element, imaging device and endoscope system
JP2016019055A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社リコー 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置及び信号制御方法
US10277846B2 (en) 2014-07-04 2019-04-30 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion element, image reading device, image forming apparatus, and signal control method
US11019293B2 (en) 2014-07-04 2021-05-25 Ricoh Company, Ltd. Photoelectric conversion element, image reading device, image forming apparatus, and signal control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3474700B2 (ja) 2003-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3474700B2 (ja) 固体撮像装置
KR100552946B1 (ko) 확장된 동적 범위의 이미지 센서 시스템
US8159588B2 (en) Exposure control for image sensors
US6747699B2 (en) Solid state image pickup apparatus
KR101186734B1 (ko) 고체 촬상 장치, 카메라 및 그 구동 방법
JP3522953B2 (ja) 固体撮像装置
JP4483293B2 (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法
JP4083909B2 (ja) 固体撮像装置
US20010033337A1 (en) Image pickup apparatus
US6157016A (en) Fast CMOS active-pixel sensor array readout circuit with predischarge circuit
JP3695827B2 (ja) 固体撮像装置
JP2002077731A (ja) 固体撮像装置および撮像システム
JP2003224777A (ja) 増幅型固体撮像装置
JP3667187B2 (ja) 固体撮像装置
JPH09247536A (ja) Mos型固体撮像装置及びその駆動方法
US5144444A (en) Method and apparatus for improving the output response of an electronic imaging system
JP3310176B2 (ja) Mos型固体撮像装置
US20080225149A1 (en) Column sample-and-hold cell for CMOS APS sensor
JPH10257389A (ja) 増幅型固体撮像装置及びその動作方法
JPH0698081A (ja) 固体撮像素子
JPH0818866A (ja) 固体撮像装置
JP2000022118A (ja) 撮像装置
JP2005354484A (ja) 増幅型メモリ装置及び固体撮像装置
US4752829A (en) Multipacket charge transfer image sensor and method
JP2003046865A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees