JP2001186302A - 原稿撮像装置、原稿撮像方法及び記憶媒体 - Google Patents

原稿撮像装置、原稿撮像方法及び記憶媒体

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JP2001186302A JP2000255864A JP2000255864A JP2001186302A JP 2001186302 A JP2001186302 A JP 2001186302A JP 2000255864 A JP2000255864 A JP 2000255864A JP 2000255864 A JP2000255864 A JP 2000255864A JP 2001186302 A JP2001186302 A JP 2001186302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質の表示装置の特性を生かし、文書原稿
などの文字を読み取り出力するための充分な解像度を持
ち、表示画面の説明中に次の原稿の読み取りを行うこと
ができ、表示の切替え時間が短く、更には表示の前準備
が不要で、多くの原稿を一括して扱うことのできる小型
で安価な原稿撮像装置を実現する。 【解決手段】 表示メモリ8に有効なデータが転送され
ており表示装置15に画像を表示中であっても、リニア
イメージセンサ2により読み取られた原稿16の画像情
報をディジタルデータに変換し、このデータをバッファ
メモリ6に貯える。即ち、原稿15を読み取り、データ
をバッファメモリ6に転送するまでの処理と、表示メモ
リ8のデータを出力手段9から出力する処理とを独立し
て行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアイメージセ
ンサで原稿等を読み取り、イメージデータをビデオ信号
として接続された表示装置へ出力する原稿撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドやオーバーヘッドプロジ
ェクタ(OHP)などを用いてプレゼンテーションが行
われてきたが、パーソナルコンピュータの普及とともに
パーソナルコンピュータと液晶プロジェクタとの組み合
わせによるプレゼンテーションが行われるようになって
きている。この場合でも、補助資料など印刷物や手書き
の資料を使用する要求は高く、液晶プロジェクタと組み
合わせて使用する原稿撮像装置が求められている。
【0003】前記要求に応えるものとして、CCDなど
のエリアイメージセンサを使用したビデオカメラ用いて
原稿台上の原稿等の画像情報を読み取り、イメージデー
タをビデオ信号として出力する原稿撮像装置、いわゆる
書画カメラの一例を図20に示す。
【0004】図20において、33はエリアイメージセ
ンサを使用したビデオカメラ、34は原稿を載せる原稿
台、35はこの原稿台上の原稿を照らす照明装置であ
る。このような原稿撮像装置は、液晶プロジェクタと接
続してプレゼンテーションを行う装置やテレビ会議装置
に接続して画像入力を行う装置として製品化されてい
る。
【0005】しかしながら、エリアイメージセンサを用
いた原稿撮像装置は、動画用に開発されたビデオカメラ
を用いた装置であるため、液晶プロジェクタと接続して
プレゼンテーションを行う装置として使用する場合、一
般的に瞬時に1画面の原稿が取り込めるという特徴があ
る一方で、以下に示すような欠点がある。 (1)一般にエリアイメージセンサは比較的解像度が低
く、文書原稿などの文字を読み取り出力するための充分
な解像度が得られ難い。 (2)出力のビデオ信号として一般のカラーテレビ等で
用いられるNTSC信号やS信号等が用いられているた
め、伝送経路として液晶プロジェクタなど高画質の表示
装置の特性を生かせない。 (3)光路が面であるため、多段にわたりミラーなどの
反射により光路を屈折して装置を小型化する方法が取り
難いため、装置のサイズが動作時及び格納時共に大きく
なってしまう。
【0006】そこで、エリアイメージセンサに代わりこ
れより高解像度が期待されるリニアイメージセンサを用
いた原稿撮像装置が提案されている。その一例のブロッ
ク構成を図21に示す。図21は従来のリニアイメージ
センサを用いた原稿撮像装置37を示しており、2はリ
ニアイメージセンサ、5はリニアイメージセンサ2から
の画像情報をディジタルデータに変換するA/Dコンバ
ータ、8はA/Dコンバータ5からのデータを記憶する
表示メモリ、9はビデオ信号発生器、11は装置全体の
動作を制御するCPU、12はCPU11の制御プログ
ラムを格納するROM、14は動作方法指定用スイッ
チ、15は液晶ディスプレイなどの表示装置、16は本
装置で読み取る原稿、38は副走査位置検出器、39は
副走査駆動機構である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図21
で示すリニアイメージセンサを用いた原稿撮像装置では
以下のような欠点があった。
【0008】(1)読み込んだ原稿のデータを直接的に
表示メモリ8に書き込んでいるため、表示中は原稿の読
み取りが行えない。従って、表示中の画面の説明が終了
して画面切替えの要求を出した後に次の原稿の読取動作
を行うことになり、読み取りから表示に至るまでの時間
がすべて待ち時間となる。
【0009】(2)表示時間短縮のために表示メモリを
複数画面分実装する場合には、事前に複数原稿を取り込
んでおくことが可能である。ところがこの場合、前準備
としての原稿読取に長時間を要し、また、多くの原稿を
使用するためには原稿の枚数に応じた表示メモリの容量
が必要であり、大容量のメモリを実装する必要が生じ
る。
【0010】(3)リニアイメージセンサは比較的解像
度は高いが、表示装置は解像度が低いため、原稿から読
み取ったデータは表示メモリに転送される段階で間引か
れてしまう。そのため、表示後に画面の回転変換等が必
要になった場合、読み取った元データではなく間引かれ
たデータから変換を行うことになり、変換する毎に画像
が劣化してしまう。
【0011】(4)表示メモリは回路構成によりデータ
の構造が決まってしまうため、任意の圧縮を施した画像
などを扱うことができず、保存効率が悪い。
【0012】(5)リニアイメージセンサを用いた原稿
撮像装置では原稿表示の際、エリアイメージセンサを用
いた原稿撮像装置に比べ、原稿の読み取り動作を伴うた
め、原稿読取時間が長く、原稿表示(表示出力)までの
待ち時間が長くなってしまう欠点があった。また、複数
枚の原稿データを蓄積する機能はないため、過去に読み
取った原稿の再描画を行う場合、再度読み取りを行う必
要がある。
【0013】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたものであり、高画質の表示装置の特性を生
かし、文書原稿などの文字を読み取り出力するための充
分な解像度を持ち、表示画面の説明中に次の原稿の読み
取りを行うことができ、表示の切替え時間が短く、更に
は表示の前準備が不要で、多くの原稿を一括して扱うこ
とのできる小型で安価な原稿撮像装置、原稿撮像方法及
び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0014】また本発明は、読み取り対象原稿を予め読
み取っておくことにより、原稿表示の要求があった際、
原稿の表示までにかかる時間の短縮及び過去の画像デー
タの蓄積により、再描画の際に原稿を再度読み取ること
無く瞬時に原稿の再表示が行うことができ、効果的なプ
レゼンテーションを可能とする原稿撮像装置、原稿撮像
方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意検討の結果、以下に示す発明の諸
態様に想到した。
【0016】第1の発明である原稿撮像装置は、リニア
イメージセンサを有し、原稿の画像情報を読み取る読取
手段と、前記リニアイメージセンサの主走査方向と直交
する方向に前記リニアイメージセンサと原稿画像との相
対位置を所定の速度で変える副走査手段と、前記読取手
段からの前記画像情報をディジタル画像データに変換す
るA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータからの前
記画像データを少なくとも一時的に記憶するバッファメ
モリと、前記A/Dコンバータから前記バッファメモリ
へ前記画像データを転送する第1の転送手段と、前記バ
ッファメモリからの出力された前記画像データを記憶す
る表示メモリと、前記バッファメモリから前記表示メモ
リへ前記画像データを転送する第2の転送手段と、所定
の表示装置に接続され、前記表示装置に対して前記表示
メモリに記憶された前記画像データを出力する出力手段
とを備え、前記読取手段が前記原稿の前記画像情報を読
み取り、前記第1の転送手段が前記画像データを前記バ
ッファメモリに転送するまでの処理と、前記表示メモリ
に記憶された前記画像データを前記出力手段が出力する
処理とを各々独立して行うことを特徴とする。
【0017】第2の発明である原稿撮像装置は、リニア
イメージセンサを有し、原稿の画像情報を読み取る読取
手段と、前記リニアイメージセンサの主走査方向と直交
する方向にリニアイメージセンサと原稿画像との相対位
置を所定の速度で変える副走査手段と、前記読取手段か
らの前記画像情報をディジタル画像データに変換するA
/Dコンバータと、前記A/Dコンバータからの前記画
像データを少なくとも一時的に記憶する第1のバッファ
メモリと、前記A/Dコンバータから前記第1のバッフ
ァメモリへ前記画像データを転送する第1の転送手段
と、所定の表示装置に表示中及び表示後の前記画像デー
タを格納する第2のバッファメモリと、前記第1のバッ
ファメモリから前記第2のバッファメモリへ前記画像デ
ータを転送する第2の転送手段と、前記第1のバッファ
メモリ又は前記第2のバッファメモリから出力された前
記画像データを記憶する表示メモリと、前記第1のバッ
ファメモリ又は前記第2のバッファメモリから前記表示
メモリへ前記画像データを転送する第3の転送手段と、
前記表示装置に接続され、前記表示装置に対して前記表
示メモリに記憶された前記画像データを出力する出力手
段とを備え、前記読取手段が前記原稿の前記画像情報を
読み取り、前記第1のバッファメモリが前記画像データ
を前記第1の転送手段に転送するまでの処理と、前記表
示メモリに記憶された前記画像データを前記出力手段か
ら出力する処理とを各々独立して行うことを特徴とす
る。
【0018】第3の発明である原稿撮像装置は、第1の
発明に記載の原稿撮像装置であって、1枚以上の原稿を
保持する保持手段と、前記保持手段に貯えられた原稿の
うちの1枚を前記読取手段に転送する給送手段とを更に
備えることを特徴とする。
【0019】第4の発明である原稿撮像装置は、第2の
発明に記載の原稿撮像装置であって、1枚以上の原稿を
保持する保持手段と、前記保持手段に貯えられた原稿の
うちの1枚を前記読取手段に転送する給送手段とを更に
備えることを特徴とする。
【0020】第5の発明である原稿撮像装置は、第3の
発明に記載の原稿撮像装置であって、前記リニアイメー
ジセンサの主走査方向と直交する方向に前記リニアイメ
ージセンサと前記原稿画像との相対位置を所定の速度で
変える前記副走査手段と前記給送手段とを同一の動力源
で駆動することを特徴とする。
【0021】第6の発明である原稿撮像装置は、第4の
発明に記載の原稿撮像装置であって、前記リニアイメー
ジセンサの主走査方向と直交する方向に前記リニアイメ
ージセンサと前記原稿画像との相対位置を所定の速度で
変える前記副走査手段と前記給送手段とを同一の動力源
で駆動することを特徴とする。
【0022】第7の発明である原稿撮像装置は、第1,
3,5の発明のいずれか1つに記載の原稿撮像装置であ
って、前記第1の転送手段においてデータの圧縮を行
い、前記第2の転送手段においてデータの伸長を行うこ
とを特徴とする。
【0023】第8の発明である原稿撮像装置は、第2,
4,6の発明のいずれか1つに記載の原稿撮像装置であ
って、前記第1の転送手段又は前記第2の転送手段にお
いてデータの圧縮を行い、前記第3の転送手段において
データの伸長を行うことを特徴とする。
【0024】第9の発明である原稿撮像装置は、第1〜
8の発明のいずれか1つに記載の原稿撮像装置であっ
て、表示画面の切替えの指示及び表示画面の変換の指示
を遠隔操作によって行うことを特徴とする。
【0025】第10の発明である原稿撮像装置は、原稿
の画像情報を読み取るリニアイメージセンサと、前記画
像情報を少なくとも一時的に記憶するバッファメモリ
と、前記バッファメモリから出力された前記画像情報を
記憶する表示メモリと、前記表示メモリに記憶された前
記画像情報を所定の表示装置に出力する出力手段と、前
記画像情報を前記バッファメモリに記憶する処理と、前
記出力手段により前記表示メモリから前記画像情報を前
記表示装置に出力する処理とを各々独立して行なうよう
に制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0026】第11の発明である原稿撮像装置は、第1
0の発明に記載の原稿撮像装置であって、前記バッファ
メモリに接続され、表示中及び表示後のデータを格納す
る他のバッファメモリを更に備えることを特徴とする。
【0027】第12の発明である原稿撮像方法は、リニ
アイメージセンサにより原稿の画像情報を読み取る工程
と、前記画像情報を少なくとも一時的にバッファメモリ
に記憶する工程と、前記バッファメモリから出力された
前記画像情報を表示メモリに記憶する工程と、前記表示
メモリに記憶された前記画像情報を所定の表示装置に出
力する工程とを備え、前記画像情報を前記バッファメモ
リに記憶する工程と、前記出力手段により前記表示メモ
リから前記画像情報を前記表示装置に出力する工程とを
各々独立して行なうことを特徴とする。
【0028】第13の発明である原稿撮像方法は、第1
1の発明に記載の原稿撮像方法であって、前記バッファ
メモリに他のバッファメモリを接続し、当該他のバッフ
ァメモリに表示中及び表示後のデータを格納することを
特徴とする。
【0029】第14の発明である原稿撮像装置は、リニ
アイメージセンサを有し、原稿の画像情報を読み取る読
取手段と、前記リニアイメージセンサの主走査方向と直
交する方向に前記リニアイメージセンサと原稿画像との
相対位置を変える副走査手段と、前記読取手段からの前
記画像情報をディジタル画像データに変換するA/Dコ
ンバータと、前記A/Dコンバータからの前記画像デー
タを記憶するメモリと、所定の表示装置に対して前記メ
モリに記憶された前記画像データを出力する出力手段と
を備え、前記メモリは、前記表示装置により表示中の画
像データと表示前の画像データを同時に記憶可能である
ことを特徴とする。
【0030】第15の発明である原稿撮像装置は、前記
メモリに未使用領域がある場合に、自動的に前記未使用
領域を表示前の画像データ記憶用として使用することを
特徴とする。
【0031】第16の発明である原稿撮像装置は、第1
4又は15の発明に記載の原稿撮像装置であって、1枚
以上の原稿を保持する保持手段と、前記保持手段により
保持された原稿のうちの1枚を前記読取手段に給送する
給送手段とを更に備えることを特徴とする。
【0032】第17の発明である原稿撮像装置は、第1
4〜16の発明に記載の原稿撮像装置であって、前記副
走査手段と前記給送手段とを同一の動力源で駆動するこ
とを特徴とする。
【0033】第18の発明である原稿撮像装置は、第1
4〜17の発明に記載の原稿撮像装置であって、表示画
面の切替指示及び表示画面の変換指示を遠隔操作によっ
て行うことを特徴とする。
【0034】第19の発明である原稿撮像装置は、原稿
の画像情報を読み取るリニアイメージセンサと、前記画
像情報を少なくとも一時的に記憶するメモリと、所定の
表示装置に対して前記メモリに記憶された前記画像情報
を出力する出力手段とを備え、 前記メモリは、前記表
示手段により表示中の画像情報と表示前の画像情報を同
時に記憶可能であることを特徴とする。
【0035】第20の発明である原稿撮像方法は、リニ
アイメージセンサにより原稿の画像情報を読み取る工程
と、前記画像情報を少なくとも一時的にメモリに記憶す
る工程と、所定の表示装置に対して前記メモリに記憶さ
れた前記画像情報を出力する工程とを備え、前記メモリ
に、前記表示装置により表示中の画像情報と表示前の画
像情報を同時に記憶することを特徴とする。
【0036】第21の発明である原稿撮像方法は、第2
0の発明に記載の原稿撮像方法であって、前記メモリに
未使用領域がある場合に、自動的に前記未使用領域を表
示前の画像データ記憶用として使用することを特徴とす
る。
【0037】第22の発明である記憶媒体は、第1〜1
1,14〜19の発明のいずれか1つに記載の原稿撮像
装置の各手段として制御装置を機能させるためのプログ
ラムを制御装置読み取り可能に格納したことを特徴とす
る。
【0038】第23の発明である記憶媒体は、第12,
13,20,21の発明のいずれか1つに記載の原稿撮
像方法の手順を制御装置に実行させるためのプログラム
を制御装置読み取り可能に格納したことを特徴とする。
【0039】
【作用】本発明においては、表示メモリに有効なデータ
が転送されており表示装置に画像を表示中であっても、
リニアイメージセンサにより読み取られた原稿の画像情
報をディジタルデータに変換し、このディジタルデータ
を(第1の)バッファメモリに貯えることができる。前
記構成において、バッファメモリにデータが貯えられて
いる場合には、副走査手段や読取手段の動作を待つこと
なくバッファメモリから表示メモリにデータを転送開始
することにより表示までの時間を短縮することができ、
表示開始後、表示中の原稿の内容を説明中に次の原稿の
情報を読むための副走査手段や読取手段の動作を開始し
バッファメモリヘの蓄積を行うので、待ち時間を意識す
ることなく済ませることができる。
【0040】また、本発明においては、メモリに表示中
の画像情報と表示前の画像情報を同時に記憶することに
より、画像表示要求があった際、画像の表示までにかか
る時間の短縮、及び画像情報の蓄積により、画像の再描
画を行なう場合における原稿の再読み込みを不要とする
ことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した諸実施形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0042】(第1の実施形態)図1は本実施形態の特
徴を最もよく表わすブロック図であり、本実施形態の原
稿撮像装置1を示している。2はリニアイメージセン
サ、3は原稿位置検出器、4は副走査駆動機構と原稿給
送機構を兼ねた原稿駆動機構、5はA/Dコンバータ、
6はリニアイメージセンサ2で読み込みA/Dコンバー
タ5でのディジタルデータに変換した原稿情報を後述す
る表示メモリ8を介して表示装置に表示する前に一時記
憶するための第1のバッファメモリ、7は表示中及び表
示後のデータを圧縮して格納しておく第2のバッファメ
モリ、8は表示メモリ、9は表示メモリ8に書き込まれ
たデータを逐次ビデオ信号に変換して出力するビデオ信
号発生器、10は表示装置情報読み出し器、11は装置
全体の動作を制御するCPU、12はCPU11が使用
する制御プログラムや制御データを格納するROM、1
3は表示性能指定用スイッチ、14は動作方法指定用ス
イッチ、15は液晶プロジェクタなどの表示装置、16
は本装置で読み取る原稿、17は後述の原稿トレイ18
上に貯えられている複数枚の原稿である。
【0043】第1のバッファメモリ6及び第2のバッフ
ァメモリ7は、半導体メモリでもよいが、ハードディス
クなどの不揮発性のメモリ装置などを併用してもよい。
本実施形態の装置では、第1のバッファメモリ6に貯え
られているデータには圧縮伸長は行わず、第2のバッフ
ァメモリ7に貯えられているデータにのみ圧縮伸長の処
理を行っている。第1のバッファメモリ6の容量は、原
稿1枚分の容量より多くても少なくともよく、第1のバ
ッファメモリ6に原稿1枚分以上のデータの蓄積がある
場合には、実際の読込動作を伴わずに表示画面の切替え
ができるためエリアセンサを用いた装置と同等の切替時
間を実現できる。また、第1のバッファメモリ6へのデ
ータの蓄積が原稿1枚分に満たない場合でも蓄積量に応
じて表示までの時間を短縮することができるが、本装置
では原稿1枚分の容量よりも大きい容量を実装してい
る。第2のバッファメモリ7の容量は、原稿1枚分の容
量より多ければよいが、本実施形態の装置では原稿2枚
分の容量よりも大きい容量を実装し、それぞれ空きの判
定を行う際には空き容量が転送する原稿1枚分の容量に
満たない時には空きが無いと判定している。
【0044】CPU11は、A/Dコンバータ5から第
1のバッファメモリ6へデータを転送する第1の転送手
段、第1のバッファメモリ6から第2のバッファメモリ
7へデータを転送する第2の転送手段、第1のバッファ
メモリ6又は第2のバッファメモリ7から表示メモリ8
へデータを所定の表示形式に変換して転送する第3の転
送手段としての機能も有する。
【0045】動作方法指定スイッチ14は、具体的には
後述の原稿セット検知器19と赤外線により遠隔操作が
できるリモコンスイッチで構成され、リモコンスイッチ
では新規原稿表示、回転表示、再表示などの動作の指示
をリモコンスイッチ上のボタン押下操作により行うこと
ができるものである。
【0046】図2は本実施形態の原稿撮像装置の機械的
構造を示す断面図である。同図において16は読み取り
中の原稿、17は後述の原稿トレイ18上に貯えられて
いる原稿、18は原稿トレイ、19は動作方法指定用ス
イッチ14の一部である原稿セット検知器、20は原稿
駆動機構4の一部である給紙ローラ、21は原稿駆動機
構4の一部である分離ローラ、22は原稿駆動機構4の
一部であるメインローラ、23は原稿駆動機構4の一部
である排紙ローラ、24は読み取り中の原稿16を照ら
す光源ランプ、25は白色板、26は第1ミラー、27
は第2ミラー、28は第3ミラー、29は第4ミラー、
30はレンズ、31はA/Dコンバータ5、第1のバッ
ファメモリ6、第2のバッファメモリ7、表示メモリ
8、ビデオ信号発生器9、表示装置情報読み出し器1
0、CPU11、ROM12などの主要制御回路を搭載
するメイン制御基板、32はメイン制御基板31に搭載
され、ビデオ信号発生器9及び表示装置情報読み出し器
10の信号を表示装置15と接続するための表示装置接
続用コネクタである。
【0047】給紙ローラ20と分離ローラ21は原稿ト
レイ18に貯えられた原稿17の内の1枚の原稿16を
原稿トレイ18から原稿読取部まで給送するための給送
手段として機能する原稿給送機構の駆動ローラであり、
メインローラ22と排紙ローラ23は原稿16をリニア
イメージセンサに対して相対的に動かす副走査を行うた
めの副走査駆動機構の駆動ローラである。
【0048】これら2つの機構は独立して駆動できる必
要があるが、本装置では動力源であるモータの回転方向
の切替えとばねクラッチを組み合わせることにより1つ
の動力源で2つの機構を独立して駆動できるようにした
ものである。
【0049】図3は本実施形態の装置の起動後の処理手
順を示す流れ図である。先ず、内部の変数や機構の初期
化を行い(ステップS1〜S6)、その後に動作方法指
定用スイッチ14による指示待ちのループ処理に入る
(S7〜S12)。表示メモリ8の初期化では、全面黒
や全面白のデータではなく、本装置1と表示装置15と
の接続及び本装置の作動が確認でき、画面の大きさや画
質などを調整することができるデータをROM12から
読み出すことによって、又はCPU11の演算によって
そのデータで初期化する。再表示カウンタは第2のバッ
ファメモリ7に貯えられている原稿情報の個数を示す変
数である。再表示ポインタは第2のバッファメモリ7に
貯えられている原稿情報のうち、どの原稿情報を表示メ
モリ8に転送しているかを示す変数を示しており、0の
時は最後に読み込まれた原稿情報であることを示し、1
増える毎に順により古い原稿の情報であることを示して
いる。
【0050】リモコンスイッチによる新規原稿表示、回
転表示、再表示などの動作の指示がなく、且つ原稿トレ
イに原稿がセットされていることを原稿セット検知器1
9によって検出した場合には、第1のバッファメモリ6
に空きがなくなるまで、または原稿トレイ18に貯えら
れている原稿17がなくなるまで連続して原稿の読み取
りを行う。リモコンスイッチのボタンが押下され動作の
指示がなされた場合には、指示の内容に応じて、新規原
稿表示(S7,S7’)、回転表示(S8,S8’)、
再表示(S9,S9’)の処理が行われる。本実施形態
では、原稿トレイ18上に貯えられている原稿17が原
稿セット検知器19によって検出され(S10)、第1
のバッファメモリ6に空きがあれば(S11)、直ちに
原稿17の読み取りを開始するように構成したが、新規
原稿表示の指示がされたことによって、原稿トレイ18
上に貯えられている原稿17の連続読み取りを開始する
ように構成してもよい。
【0051】図4は本実施形態の装置の原稿給送、及
び、原稿読み取りの処理手順を示す流れ図である。先
ず、CPU11は光源ランプ24を点灯させ(S2
1)、モータを回転させ(S22)、給送用の給紙ロー
ラ20及び分離ローラ21を駆動し、原稿トレイ18に
貯えられている原稿17のうちの1枚の原稿16を給送
する(S23)。原稿16が原稿位置検出器3に達した
タイミングを基準に原稿16がメインローラ22に達す
るまで給送を続ける(S24)。原稿16がメインロー
ラ22に達した段階でモータの回転を副走査方向に切り
替え(S25)、給紙ローラ20及び分離ローラ21の
駆動を停止すると共に副走査用のメインローラ22及び
排紙ローラ23を駆動する。原稿16が白色板25上の
原稿読み取り可能位置まで達した段階で(S26)、C
PU11は、A/Dコンバータ5から第1のバッファメ
モリ6へのデータ転送を開始し(S27)、原稿1枚分
のデータが転送された段階で(S28)データ転送を終
了させ(S29)、光源ランプ24を消灯し(S3
0)、原稿排出処理を行い(S31)、モータを停止す
る。
【0052】読み取り動作を詳述すると、原稿16が白
色板25上の読み取り可能位置に達した場合、光源ラン
プ24より発せられた光は、原稿16の画像情報に応じ
て、非透過原稿の場合には原稿16の表面で、透過原稿
の場合には原稿16の表面及び白色板25の板面で反射
し、第1ミラー26、第2ミラー27、第3ミラー2
8、第4ミラー29、及びレンズ30を経由してリニア
イメージセンサ2で読み取られる。CPU11は、原稿
16の後端が原稿位置検出器3を通過したタイミングか
ら換算して原稿16が白色板25上の読み取り可能位置
から外れるタイミングを検知し、原稿16の読み取りが
終了したことを認知する。リニアイメージセンサ2で読
み取られた原稿16の画像情報は、A/Dコンバータ5
でディジタルデータに変換され、必要に応じて階調変
換、エッジ強調等の画像処理を行い、第1のバッファメ
モリ6に格納する。
【0053】図5は本実施形態の装置の原稿排出の処理
手順を示す流れ図である。先ず、CPU11はモータを
副走査方向に回転させ(S51)、副走査用のメインロ
ーラ22及び排紙ローラ23を駆動する。原稿位置検出
器3が原稿16を検出している時には(S52)、原稿
16の後端が原稿位置検出器3を通過するまで待つ。こ
のタイミングから換算して原稿16が確実に排紙ローラ
23から外れるまでモータを駆動し(S53)、外れた
段階でモータを停止する(S54)。原稿位置検出器3
が原稿16を検出できなかった時には(S52)、原稿
16の後端が原稿位置検出器3を通過した直後であると
仮定し、このタイミングから換算して原稿16が確実に
排紙ローラ23から外れるまでモータを駆動し(S5
3)、外れた段階でモータを停止する(S54)。
【0054】図6は本実施形態の装置の原稿の新規表示
の処理手順を示す流れ図である。先ず、CPU11は第
1のバッファメモリ6にデータが格納されているかを確
認し(S41)、データがある場合には第1のバッファ
メモリ6内のデータを使用する。第1のバッファメモリ
6にデータが無い場合には原稿トレイ18に貯えられて
いる原稿17があるか否かを確認し(S42)、ある場
合には原稿の読み込み動作を行い(S43)、新たに第
1のバッファメモリ6内に格納されたデータを使用して
第2のバッファメモリ7へデータをセットする(S4
4)。原稿トレイ18に貯えられている原稿17が無い
場合には新規原稿表示の指示を無視する。
【0055】図7は本実施形態の装置の第2のバッファ
メモリ7へのデータ転送と表示メモリ8へのデータ転送
の処理手順を示す流れ図である。先ず、CPU11は第
2のバッファメモリ7に空き容量があるか否かを確認し
(S61)、空きが無い(フル)場合には第2のバッフ
ァメモリ7内で最も古いデータを第2のバッファメモリ
7から削除し(S68)、前述の再表示カウンタをデク
リメントし(S69)、再度、第2のバッファメモリ7
に空き容量があるかどうかを確認する処理に戻る。これ
は、第2のバッファメモリ7内のデータが圧縮されてい
るため、1枚分のデータを削除しても別の1枚分のデー
タを格納できるか不明であるためである。第2のバッフ
ァメモリ7に空き容量が確保された段階で前述の再表示
ポインタと回転カウンタを0にする(S62,S6
3)。回転カウンタは表示メモリ8内の画像が第2のバ
ッファメモリ7内の元データに対して何度回転している
かを示す変数であり、回転カウンタの値がnの時には9
0°×n回転していることを示し、nは0から3の整数
値をとる。従って、表示メモリ8内の画像データは、第
2のバッファメモリ7内の最も新しいデータであり、回
転は行われておらず元データと同じ向きであることを示
している。
【0056】続いて、CPU11は第1のバッファメモ
リ6内で最も古いデータを必要に応じて解像度変換、階
調変換、エッジ強調等の画像処理を行い表示メモリ8に
転送する(S64)。次に、第1のバッファメモリ6内
で最も古いデータを圧縮して第2のバッファメモリ7の
空き領域に転送し(S65)、前述の再表示カウンタを
インクリメントして(S66)、第1のバッファメモリ
6内で最も古いデータを第1のバッファメモリ6から削
除する(S67)。第2のバッファメモリ7ではなく第
1のバッファメモリ6のデータが表示メモリ8に転送さ
れるのは余分なデータの伸長処理を防ぐためである。
【0057】表示メモリ8に転送されたデータはビデオ
信号発生器9でビデオ信号に変換されて、表示装置接続
用コネクタ32を経由して、逐次、表示装置15に出力
され表示される。ビデオ信号発生器9が発生するビデオ
信号はパソコンで使用されるアナログRGB信号が多用
されているが、表示装置15に直接接続でき、表示装置
15にリアルタイムで表示メモリ8のデータの変更を通
知し表示内容に反映できるものであれば、DFP(Digi
tal Flat Panel Standard )やIEEE1394で規定
されているようなディジタル信号で伝送する方式のもの
でもよい。
【0058】図8は本実施形態の装置の表示中の原稿画
面の回転表示の処理手順を示す流れ図である。先ず、C
PU11は再表示カウンタの値が0であるかどうかを確
認する(S71)。再表示カウンタの値が0である場合
には、第2のバッファメモリ7にデータが無く、原稿読
み取りデータの表示がまだ行われていないことを示し、
この場合、回転表示の指示を無視する。再表示カウンタ
の値が0以外である場合には、回転カウンタをインクリ
メントした後にモジュロ4(MOD4)の演算を行い
(S72)、今回回転すべき角度の回転カウンタの値を
求める。このモジュロ演算を行うことにより、360°
の指示を0°の指示に戻すことができる。続いて、第2
のバッファメモリ7内のデータのうち(S73)、再表
示ポインタで示すデータの伸長を行い(S74)、回転
カウンタの値に応じて回転変換し(S77〜S79)、
必要に応じて解像度変換、階調変換、エッジ強調等の画
像処理を行い表示メモリ8に転送する(S80)。
【0059】図9は本実施形態の装置の表示済み原稿の
再表示の処理手順を示す流れ図である。先ず、CPU1
1は再表示カウンタの値が1以下であるかどうかを確認
する(S81)。再表示カウンタの値が1以下である場
合には、第2のバッファメモリ7にデータがないか、ま
たは、1枚しかなく、原稿読み取りデータの表示がまだ
行われていないか、または、現在、表示メモリ8に転送
されて表示中のデータのみが第2のバッファメモリ7に
格納されていることを示し、この場合、再表示の指示を
無視する。再表示カウンタの値が2以上である場合に
は、再表示ポインタをインクリメントした後、再表示カ
ウンタの値でモジュロ演算を行い(S82)、今回表示
すべき第2のバッファメモリ7内のテータの回転カウン
タの値を求める。このモジュロ演算を行うことにより、
最も古いデータの次の再表示の順番を最も新しいデータ
とすることができる。続いて、回転カウンタの値を0に
し(S83)、第2のバッファメモリ7内のデータのう
ち(S84)、再表示ポインタで示すデータの伸長を行
い(S85)、必要に応じて解像度変換、階調変換・エ
ッジ強調等の画像処理を行い表示メモリ8に転送する
(S86)。
【0060】以上説明したように、本実施形態では、原
稿を読み取り、データを第1のバッファメモリ6に転送
するまでの処理と、表示メモリ8のデータをビデオ信号
発生器9から出力する処理とを独立して行う。これによ
り、高画質の表示装置の特性を生かし、文書原稿などの
文字を読み取り出力するための充分な解像度を持ち、表
示画面の説明中に次の原稿の読み取りを行うことがで
き、表示の切替え時間が短く、更には表示の前準備が不
要で、多くの原稿を一括して扱うことのできる小型で安
価な原稿撮像装置が実現する。
【0061】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
図1のように、原稿撮像装置1を表示装置15と接続す
る独立した別装置として構成したが、表示装置15の筐
体内に原稿撮像装置1をサブユニットとして内蔵した一
体型の原稿撮像表示装置として構成してもよい。
【0062】(第3の実施形態)図10は本実施形態の
特徴を最もよく表わすブロック図であり、本実施形態の
原稿撮像装置1を示している。2はリニアイメージセン
サ、3は原稿位置検出器、4は副走査駆動機構と原稿給
送機構を兼ねた原稿駆動機構、5はA/Dコンバータ、
6はリニアイメージセンサ2で読み込みA/Dコンバー
タ5でのディジタルデータに変換した原稿情報を蓄積
し、後述する表示メモリ8を介して表示装置に表示する
ためのバッファメモリ、8は表示メモリ、9は表示メモ
リ8に書き込まれたデータを逐次ビデオ信号に変換して
出力するビデオ信号発生器、10は表示装置情報読み出
し器、11は装置全体の動作を制御するCPU、12は
CPU11が使用する制御プログラムや制御データを格
納するROM、13は表示性能指定用スイッチ、14は
動作方法指定用スイッチ、15は液晶プロジェクタなど
の表示装置、16は本装置で読み取る原稿、17は後述
の原稿トレイ18上に貯えられている複数枚の原稿であ
る。
【0063】バッファメモリ6は、半導体メモリでもよ
いが、ハードディスクなどの不揮発性のメモリ装置など
を併用してもよい。本実施形態の装置では、バッファメ
モリ6に原稿1枚分以上のデータの蓄積がある場合に
は、実際の読込動作を伴わずに表示画面の切替えができ
るためエリアセンサを用いた装置と同等の切替時間を実
現できる。メモリに蓄積可能なページ数をN、先読みペ
ージ数をPとした場合、表示ページ数は1ページ、再描
画可能な過去の原稿ページ数Bは(N−P−1)ペー
ジ、となる。本実施形態の装置では バッファメモリ6
は原稿データを5ページ分(N=5)蓄積可能な容量を持
っている。原稿2ページ分(P=2)の容量を先読み用
のメモリとし、再描画用に2ページ(B=2)割り当て
ている。
【0064】CPU11は、A/Dコンバータ5からバ
ッファメモリ6へデータを転送する第1の転送手段、バ
ッファメモリ6から表示メモリ8へデータを所定の表示
形式に変換して転送する第2の転送手段としての機能も
有する。
【0065】動作方法指定スイッチ14は、具体的には
後述の原稿セット検知器19と赤外線により遠隔操作が
できるリモコンスイッチで構成され、リモコンスイッチ
では次ページ(次原稿)表示、前ページ(前原稿)表示
の動作の指示をリモコンスイッチ上のボタン押下操作に
より行うことができるものである。
【0066】なお、本実施形態の原稿撮像装置の機械的
構造は第1の実施形態の図2と同様である。即ち同図に
おいて、16は読み取り中の原稿、17は後述の原稿ト
レイ18上に貯えられている原稿、18は原稿トレイ、
19は動作方法指定用スイッチ14の一部である原稿セ
ット検知器、20は原稿駆動機構4の一部である給紙ロ
ーラ、21は原稿駆動機構4の一部である分離ローラ、
22は原稿駆動機構4の一部であるメインローラ、23
は原稿駆動機構4の一部である排紙ローラ、24は読み
取り中の原稿16を照らす光源ランプ、25は白色板、
26は第1ミラー、27は第2ミラー、28は第3ミラ
ー、29は第4ミラー、30はレンズ、31はA/Dコ
ンバータ5、バッファメモリ6、表示メモリ8、ビデオ
信号発生器9、表示装置情報読み出し器10、CPU1
1、ROM12などの主要制御回路を搭載するメイン制
御基板、32はメイン制御基板31に搭載され、ビデオ
信号発生器9及び表示装置情報読み出し器10の信号を
表示装置15と接続するための表示装置接続用コネクタ
である。
【0067】給紙ローラ20と分離ローラ21は原稿ト
レイ18に貯えられた原稿17の内の1枚の原稿16を
原稿トレイ18から原稿読取部まで給送するための給付
手段として機能する原稿給送機構の駆動ローラであり、
メインローラ22と排紙ローラ23は原稿16をリニア
イメージセンサに対して相対的に動かす副走査を行うた
めの副走査駆動機構の駆動ローラである。
【0068】これら2つの機構は独立して駆動できる必
要があるが、本装置では動力源であるモータの回転方向
の切替えとばねクラッチを組み合わせることにより1つ
の動力源で2つの機構を独立して駆動できるようにした
ものである。
【0069】図11は本実施形態の装置の起動後の処理
手順を示す流れ図である。先ず、内部の変数や機構の初
期化を行い(ステップS101〜S106)、その後に
動作方法指定用スイッチ14による指示待ちのループ処
理に入る(S107〜S111)。表示メモリ8の初期
化では、全面黒や全面白のデータではなく、本装置1と
表示装置15との接続及び本装置の作動が確認でき、画
面の大きさや画質などを調整することができるデータを
ROM12から読み出すことによって、又はCPU11
の演算によってそのデータで初期化する。表示ページポ
インタDpはバッファメモリ6に貯えられている原稿情
報のうち、何れの原稿情報を表示メモリ8に転送してい
るかを示す変数である。また、最新ページポインタNp
はバッファメモリ6に貯えられている先読み原稿情報の
うち、もっとも新しい原稿情報を示す変数であり、最古
ページポインタOpはバッファメモリ6に貯えられてい
る再描画原稿情報のうち、もっとも古い原稿情報を示す
変数である。
【0070】リモコンスイッチによる次ページ表示、前
ページ表示などの動作の指示がなく、且つ原稿トレイに
原稿がセットされていることを原稿セット検知器19に
よって検出した場合には、原稿トレイ18に貯えられて
いる原稿17がなくなるまで、又は先読みページ枚数分
の原稿を連続して読み取りを行う。リモコンスイッチの
ボタンが押下され動作の指示がなされた場合には、指示
の内容に応じて、次ページ表示(S110,S11
0’)、前ページ表示(S111,S111’)の処理
が行われる。本実施形態では、原稿トレイ18上に貯え
られている原稿17が原稿セット検知器19によって検
出され(S107)、バッファメモリ6の先読みページ
数に空きがあれば(S108)、直ちに原稿17の読み
取りを開始するように構成したが、次ページ表示の指示
がされたことによって、原稿トレイ18上に貯えられて
いる原稿17の連続読み取りを開始するように構成して
もよい。
【0071】図12は本実施形態の装置の原稿給送及び
原稿読み取りの処理手順を示す流れ図である。先ず、C
PU11は光源ランプ24を点灯させ(S121)、モ
ータを回転させ(S122)、給送用の給紙ローラ20
及び分離ローラ21を駆動し、原稿トレイ18に貯えら
れている原稿17のうちの1枚の原稿16を給送する
(S123)。原稿16が原稿位置検出器3に達したタ
イミングを基準に原稿16がメインローラ22に達する
まで給送を続ける(S124)。原稿16がメインロー
ラ22に達した段階でモータの回転を副走査方向に切り
替え(S125)、給紙ローラ20及び分離ローラ21
の駆動を停止すると共に副走査用のメインローラ22及
び排紙ローラ23を駆動する。原稿16が白色板25上
の原稿読み取り可能位置まで達した段階で(S12
6)、CPU11は、最新ページポインタNpを1増加
させ(S127)、Npが示すバッファメモリ6のエリ
アにA/Dコンバータ5からのデータ転送を開始しする
(S128)。原稿1枚分のデータが転送された段階で
(S129)データ転送を終了させ(S130)、光源
ランプ24を消灯し(S131)、原稿排出処理を行い
(S132)、モータを停止する。
【0072】読み取り動作を詳述すると、原稿16が白
色板25上の読み取り可能位置に達した場合、光源ラン
プ24より発せられた光は、原稿16の画像情報に応じ
て、非透過原稿の場合には原稿16の表面で、透過原稿
の場合には原稿16の表面及び白色板25の板面で反射
し、第1ミラー26、第2ミラー27、第3ミラー2
8、第4ミラー29、及びレンズ30を経由してリニア
イメージセンサ2で読み取られる。CPU11は、原稿
16の後端が原稿位置検出器3を通過したタイミングか
ら換算して原稿16が白色板25上の読み取り可能位置
から外れるタイミングを検知し、原稿16の読み取りが
終了したことを認知する。リニアイメージセンサ2で読
み取られた原稿16の画像情報は、A/Dコンバータ5
でディジタルデータに変換され、バッファメモリ6内の
最新ページポインタNpを1増加させ、Npの示すバッ
ファエリアに画像データを格納する(原稿の先読み機
能)。
【0073】原稿を読み取る毎に最新ページポインタN
pを1増加させることにより、ページポインタの値が大
きいほど新たに読み込まれた原稿であることを示し、ペ
ージポインタの値が小さいほど過去に読み込まれた過去
の原稿であることを示す。バッファメモリ6内に蓄積可
能な原稿ページ数をNとすると、Nページ以上読み込み
を行った場合は、最古ページポインタが示す画像データ
を破棄し、先読み用のページバッファエリアとして再割
り当てを行う。また、次ページ表示を行い、表示ページ
ポインタDpを増加させた場合、最古ページポインタO
pとの関係をチェックし、常に再描画が可能な戻りペー
ジ数Bを超えないように最古ページポインタを1増加さ
せる。実際に各ページポインタが示すバッファメモリ6
のバッファエリアは、蓄積可能な原稿ページ数N以下で
なければならないため、ページポインタが示すバッファ
エリアはページポインタのカウント値に対して蓄積可能
な原稿ページ数Nでモジュロ計算した値を用いている。
このことにより、バッファメモリをリングバッファとし
て用いることが出来る。
【0074】図13は本実施形態の装置の原稿排出の処
理手順を示す流れ図である。先ず、CPU11はモータ
を副走査方向に回転させ(S141)、副走査用のメイ
ンローラ22及び排紙ローラ23を駆動する。原稿位置
検出器3が原稿16を検出している時には(S14
2)、原稿16の後端が原稿位置検出器3を通過するま
で待つ。このタイミングから換算して原稿16が確実に
排紙ローラ23から外れるまでモータを駆動し(S14
3)、外れた段階でモータを停止する(S144)。原
稿位置検出器3が原稿16を検出できなかった時には
(S142)、原稿16の後端が原稿位置検出器3を通
過した直後であると仮定し、このタイミングから換算し
て原稿16が確実に排紙ローラ23から外れるまでモー
タを駆動し(S143)、外れた段階でモータを停止す
る(S144)。
【0075】図14は本実施形態の装置の原稿の次ペー
ジ表示の処理手順を示す流れ図である。先ず、CPU1
1はバッファメモリ6に最新ページポインタNpが表示
ページポインタDpより大きい場合(S151)、表示
ページポインタDpを1増加し(S152)、表示ペー
ジポインタDpの示すバッファメモリ6内のデータを表
示する(S153)。
【0076】表示ページポインタDpを1増加させた場
合、最古ページポインタOpとの関係をチェックし(S
154)、再描画可能なページ戻りページ数Bを超えな
いように最古ページポインタOpを1増加させる(S5
5)。最新ページポインタNpが表示ページポインタD
pより小さいか等しい場合、次ページ表示の指示を無視
する(S151)。
【0077】その後、指示待ちのループ(S107〜S
111)に戻り、原稿トレイ18に貯えられている原稿
17があるか否かを確認し(S107)、先読みページ
数に空きがある場合、原稿読み取り動作を行う(S10
8)。先読みページ数の空きの有無は先読みページポイ
ンタNpと表示ページポインタDpの差が先読みページ
枚数より少ない時、先読み可能と判定される。
【0078】図15は本実施形態の装置の原稿の前ペー
ジ表示の処理手順を示す流れ図である。先ず、CPU1
1はバッファメモリ6に最古ページポインタOpが表示
ページポインタDpより小さい場合(S161)、表示
ページポインタを1減少させ(S162)、表示ページ
ポインタの示すバッファメモリ6内のデータを表示する
(S163)。上記以外の場合は前ページ表示の指示を
無視する(S161)。
【0079】原稿表示は、表示ページポインタDpが示
すバッファメモリ6内の画像データを表示メモリ8に転
送し、ビデオ信号発生器9でビデオ信号に変換されて、
表示装置接続用コネクタ32を経由して、逐次、表示装
置15に出力され表示される。ビデオ信号発生器9が発
生するビデオ信号はパソコンで使用されるアナログRG
B信号が多用されているが、表示装置15に直接接続で
き、表示装置15にリアルタイムで表示メモリ8のデー
タの変更を通知し表示内容に反映できるものであれば、
DFP(Digital Flat Panel Standard )やIEEE1
394で規定されているようなディジタル信号で伝送す
る方式のものでもよい。
【0080】本実施形態によるページ管理、リングバッ
ファ構造によるバッファメモリの使用時の様子を図16
〜図19に示す。
【0081】先ず、初期状態バッファメモリの状態を図
16(a)に示す。原稿がセットされ、原稿の先読みが
行われた場合のバッファメモリの状態を図16(b)に
示す。次ページ表示操作が行われ、1枚目の原稿を表示
し、3ページ目の原稿を先読みした場合のバッファメモ
リの状態を図16(c)に示す。さらに次ページ表示操
作が行われ、2枚目の原稿を表示し、4ページ目の原稿
を先読みした場合のバッファメモリの状態を図16
(d)に示す。
【0082】更に、次ページ表示操作が行われ、3枚目
の原稿を表示し、5ページ目の原稿を先読みした場合の
バッファメモリの状態を図17(a)に示す。更に、次
ページ表示操作が行われ、4枚目の原稿を表示し、最古
ページ(1ページ目)を破棄し、6ページ目の原稿を先
読みした場合のバッファメモリの状態を図17(b)に
示す。
【0083】前ページ表示操作が行われ、3枚目の原稿
を表示した場合のバッファメモリの状態を図18(a)
に示す。更に、前ページ表示操作が行われ、2枚目の原
稿を表示した場合のバッファメモリの状態を図18
(b)に示す(これ以降、前ページ表示操作を繰り返し
てもこの操作は無視される。)。次ページ表示操作が行
われ、3枚目の原稿を表示した場合のバッファメモリの
状態を図18(c)に示す(先読みバッファに空が無い
ため原稿を先読みは行われない。)。更に、次ページ表
示操作が行われ、4枚目の原稿を表示した場合のバッフ
ァメモリの状態を図18(d)に示す(先読みバッファ
に空が無いため原稿の先読みは行われない。)。更に、
次ページ表示操作が行われ、5枚目の原稿を表示した場
合のバッファメモリの状態を図18(e)に示す(この
時は最古ページ(2ページ目)が破棄される。また、先
読み用の原稿がセットされていない場合とする。)。
【0084】更に、次ページ表示操作が行われ、6枚目
の原稿を表示した場合のバッファメモリの状態を図19
(a)に示す(この時は最古ページ(3ページ目)が破
棄される。また、先読み用の原稿がセットされていない
場合とする。)。以降、次ページ表示操作が行われて
も、先読み用の原稿がセットされるまでこの次ページ表
示操作は無視される。先読み用の原稿が2枚以上セット
された場合のバッファメモリの状態を図19(b)に示
す(先読みバッファが空であったため先読みが行われ
る。)。
【0085】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、読み取り対象原稿を予め読み取っておくことによ
り、原稿表示の要求があった際、原稿の表示までにかか
る時間の短縮及び過去の画像データの蓄積により、再描
画の際に原稿を再度読み取ること無く瞬時に原稿の再表
示が行うことができ、効果的なプレゼンテーションが可
能となる。
【0086】(第4の実施形態)第3の実施形態におい
て、先読みページ数が固定されていたため、初期状態に
おいてはメモリバッファに未使用領域が発生していた
が、指定されていた先読みページ数を最小値として扱
い、先読みページ数を自動的に割り振り、未使用領域を
すべて先読み用として追加使用することも可能である。
【0087】なお、各実施形態において説明した原稿撮
像装置の機能を実現するように、各種のデバイスを動作
させるためのプログラムコード自体及びそのプログラム
コードをCPUに供給するための手段、例えば、かかる
プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に
属する。
【0088】また、各実施形態において説明した原稿撮
像方法を実現するように、例えば図3のS1〜S12の
各ステップ、図4のS21〜S31の各ステップ、図5
のS51〜S54の各ステップ、図6のS41〜S44
の各ステップ、図7のS61〜S69の各ステップ、図
8のS71〜S80の各ステップ、図9のS81〜S8
6の各ステップ、図11のS101〜S111’の各ス
テップ、図12のS121〜S132の各ステップ、図
13のS141〜S144の各ステップ、図14のS1
51〜S155の各ステップ、図15のS161〜S1
63の各ステップをCPUに実行させるためのプログラ
ムコード自体及びそのプログラムコードをCPUに供給
するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格
納した記憶媒体は本発明の範疇に属する。
【0089】またこの場合、所定の記憶再生装置によ
り、記憶媒体に格納されているプログラムコードが読み
出され、CPUが動作する。かかるプログラムコードを
記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROM等を用いることができる。
【0090】また、CPUが供給されたプログラムコー
ドを実行することにより、各実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードがCPUにおいて
稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは
他のプログラムと共同して各実施形態の機能が実現され
る場合にもかかるプログラムコードは本発明に含まれ
る。
【0091】更に、供給されたプログラムコードが本撮
像装置の機能拡張ボードや本撮像装置に接続された機能
拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプロ
グラムコードの指示に基づいてCPUが実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって本実施形態の機
能が実現されるシステムも本発明に含まれる。
【0092】
【発明の効果】本発明においては、以下に示すような諸
効果を奏することができる。
【0093】原稿の画像情報を表示装置に表示し、その
原稿について説明をしている間に、次の原稿の画像情報
をバッファメモリに取り込んでおくことができるため・
リニアイメージセンサを使用した装置であっても高速に
画面切替のできる原稿撮像装置及び方法を提供すること
ができる。
【0094】表示済みの原稿の画像情報を表示装置に再
表示する場合でも、再読み込みすることなく高速に画面
を切り替えることができ、また、例えば回転など同じの
画像に対して繰り返し変換処理を施す場合にも、繰り返
しによる画像劣化の増加のない高画質な原稿撮像装置を
提供することができる。
【0095】少ないバッファメモリ容量においても多く
の枚数の原稿を一度にセットして連続して読み込み表示
できる原稿撮像装置を提供することができる。
【0096】別々の機構を1つの動力源で駆動すること
ができるため、小型軽量で廉価な原稿撮像装置を提供す
ることができる。
【0097】少ないバッファメモリ容量においても多く
の枚数の原稿の情報を格納でき読み直ししなければなら
ない確率が低い高速な原稿撮像装置を提供することがで
きる。
【0098】説明者以外に専任の原稿の乗せ替えを行な
う者を必要とすることもなく、また、プレゼンテーショ
ンの説明者が任意のタイミングで容易に表示画面の切り
替え、変換を行うことができるため、説明の流れを崩さ
ずスムーズでより効果的なプレゼンテーションを行うこ
とを可能とする原稿撮像装置を提供することができる。
【0099】表示前の画像を予め記憶しておくことによ
り、画像表示の要求があった際、画像の表示までにかか
る時間の短縮及び画像情報の蓄積により、再描画の際に
原稿を再度読み取ること無く瞬時に画像の再表示が行う
ことができ、効果的なプレゼンテーションが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る機械的構造を示す概略断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る起動後の処理手順を示す流れ図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る原稿給送及び読み取りの処理手順を示す流れ図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る原稿排出の処理手順を示す流れ図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る原稿の新規表示の処理手順を示す流れ図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る第2のバッファメモリヘのデータ転送と表示メモリヘ
のデータ転送の際の処理手順を示す流れ図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る回転表示の処理手順を示す流れ図である。
【図9】本発明の第1の実施形態の原稿撮像装置におけ
る表示済み原稿の再表示の処理手順を示す流れ図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置を示
すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置の起
動後の処理手順を示す流れ図である。
【図12】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置の原
稿給送及び原稿読み取りの処理手順を示す流れ図であ
る。
【図13】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置の原
稿排出の処理手順を示す流れ図である。
【図14】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置の次
ページ表示の処理手順を示す流れ図である。
【図15】本発明の第2の実施形態の原稿撮像装置の前
ページ表示の処理手順を示す流れ図である。
【図16】本発明の第2の実施形態によるページ管理、
リングバッファ構造によるバッファメモリの使用時の様
子を示す模式図である。
【図17】図16に引き続き、本発明の第2の実施形態
によるページ管理、リングバッファ構造によるバッファ
メモリの使用時の様子を示す模式図である。
【図18】図17に引き続き、本発明の第2の実施形態
によるページ管理、リングバッファ構造によるバッファ
メモリの使用時の様子を示す模式図である。
【図19】図18に引き続き、本発明の第2の実施形態
によるページ管理、リングバッファ構造によるバッファ
メモリの使用時の様子を示す模式図である。
【図20】従来のエリアイメージセンサを用いた原稿撮
像装置の構造を示す模式図である。
【図21】従来のリニアイメージセンサを用いた原稿撮
像装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 原稿撮像装置 2 リニアイメージセンサ 3 原稿位置検出器 4 副走査駆動機構 5 A/Dコンバータ 6 (第1の)バッファメモリ 7 第2のバッファメモリ 8 表示メモリ 9 ビデオ信号発生器 10 表示装置情報読み出し器 11 CPU 12 ROM 13 表示性能指定用スイッチ 14 動作方法指定用スイッチ 15 表示装置 16 原稿 17 多数枚の原稿 18 原稿トレイ 19 原稿セット検知器 20 給紙ローラ 21 分離ローラ 22 メインローラ 23 排紙ローラ 24 光源ランプ 25 白色板 26 第1ミラー 27 第2ミラー 28 第3ミラー 29 第4ミラー 30 レンズ 31 メイン制御基板 32 表示装置接続用コネクタ 37 原稿撮像装置 38 副走査位置検出器 39 副走査駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒舩 庄治 埼玉県秩父市下影森1248番地 キヤノン電 子株式会社内 (72)発明者 土谷 祐行 埼玉県秩父市下影森1248番地 キヤノン電 子株式会社内 (72)発明者 新井 隆史 埼玉県秩父市下影森1248番地 キヤノン電 子株式会社内 Fターム(参考) 2H108 AA05 CA01 CB01 5C062 AA05 AB17 AB20 AB25 AB30 AB43 AC05 AC25 AC48 AE15 AE16 BA04 BD07 5C072 AA01 BA03 EA05 MA02 NA04 RA10 UA06 UA08 UA11 XA10 5C073 AA04 AB07 BC01 BD02 CA03 CE01 CE04 CE08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアイメージセンサを有し、原稿の画
    像情報を読み取る読取手段と、 前記リニアイメージセンサの主走査方向と直交する方向
    に前記リニアイメージセンサと原稿画像との相対位置を
    所定の速度で変える副走査手段と、 前記読取手段からの前記画像情報をディジタル画像デー
    タに変換するA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータからの前記画像データを少なくと
    も一時的に記憶するバッファメモリと、 前記A/Dコンバータから前記バッファメモリへ前記画
    像データを転送する第1の転送手段と、 前記バッファメモリからの出力された前記画像データを
    記憶する表示メモリと、 前記バッファメモリから前記表示メモリへ前記画像デー
    タを転送する第2の転送手段と、 所定の表示装置に接続され、前記表示装置に対して前記
    表示メモリに記憶された前記画像データを出力する出力
    手段とを備え、 前記読取手段が前記原稿の前記画像情報を読み取り、前
    記第1の転送手段が前記画像データを前記バッファメモ
    リに転送するまでの処理と、前記表示メモリに記憶され
    た前記画像データを前記出力手段が出力する処理とを各
    々独立して行うことを特徴とする原稿撮像装置。
  2. 【請求項2】 リニアイメージセンサを有し、原稿の画
    像情報を読み取る読取手段と、 前記リニアイメージセンサの主走査方向と直交する方向
    にリニアイメージセンサと原稿画像との相対位置を所定
    の速度で変える副走査手段と、 前記読取手段からの前記画像情報をディジタル画像デー
    タに変換するA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータからの前記画像データを少なくと
    も一時的に記憶する第1のバッファメモリと、 前記A/Dコンバータから前記第1のバッファメモリへ
    前記画像データを転送する第1の転送手段と、 所定の表示装置に表示中及び表示後の前記画像データを
    格納する第2のバッファメモリと、 前記第1のバッファメモリから前記第2のバッファメモ
    リへ前記画像データを転送する第2の転送手段と、 前記第1のバッファメモリ又は前記第2のバッファメモ
    リから出力された前記画像データを記憶する表示メモリ
    と、 前記第1のバッファメモリ又は前記第2のバッファメモ
    リから前記表示メモリへ前記画像データを転送する第3
    の転送手段と、 前記表示装置に接続され、前記表示装置に対して前記表
    示メモリに記憶された前記画像データを出力する出力手
    段とを備え、 前記読取手段が前記原稿の前記画像情報を読み取り、前
    記第1の転送手段が前記画像データを前記第1のバッフ
    ァメモリに転送するまでの処理と、前記表示メモリに記
    憶された前記画像データを前記出力手段から出力する処
    理とを各々独立して行うことを特徴とする原稿撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 1枚以上の原稿を保持する保持手段と、 前記保持手段に貯えられた原稿のうちの1枚を前記読取
    手段に転送する給送手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の原稿撮像装置。
  4. 【請求項4】 1枚以上の原稿を保持する保持手段と、 前記保持手段に貯えられた原稿のうちの1枚を前記読取
    手段に転送する給送手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の原稿撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記リニアイメージセンサの主走査方向
    と直交する方向に前記リニアイメージセンサと前記原稿
    画像との相対位置を所定の速度で変える前記副走査手段
    と前記給送手段とを同一の動力源で駆動することを特徴
    とする請求項3に記載の原稿撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記リニアイメージセンサの主走査方向
    と直交する方向に前記リニアイメージセンサと前記原稿
    画像との相対位置を所定の速度で変える前記副走査手段
    と前記給送手段とを同一の動力源で駆動することを特徴
    とする請求項4に記載の原稿撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の転送手段においてデータの圧
    縮を行い、前記第2の転送手段においてデータの伸長を
    行うことを特徴とする請求項1,3,5のいずれか1項
    に記載の原稿撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の転送手段又は前記第2の転送
    手段においてデータの圧縮を行い、前記第3の転送手段
    においてデータの伸長を行うことを特徴とする請求項
    2,4,6のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  9. 【請求項9】 表示画面の切替えの指示及び表示画面の
    変換の指示を遠隔操作によって行うことを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  10. 【請求項10】 原稿の画像情報を読み取るリニアイメ
    ージセンサと、 前記画像情報を少なくとも一時的に記憶するバッファメ
    モリと、 前記バッファメモリから出力された前記画像情報を記憶
    する表示メモリと、 前記表示メモリに記憶された前記画像情報を所定の表示
    装置に出力する出力手段と、 前記画像情報を前記バッファメモリに記憶する処理と、
    前記出力手段により前記表示メモリから前記画像情報を
    前記表示装置に出力する処理とを各々独立して行なうよ
    うに制御する制御手段とを備えることを特徴とする原稿
    撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記バッファメモリに接続され、表示
    中及び表示後のデータを格納する他のバッファメモリを
    更に備えることを特徴とする請求項10に記載の原稿撮
    像装置。
  12. 【請求項12】 リニアイメージセンサにより原稿の画
    像情報を読み取る工程と、 前記画像情報を少なくとも一時的にバッファメモリに記
    憶する工程と、 前記バッファメモリから出力された前記画像情報を表示
    メモリに記憶する工程と、 前記表示メモリに記憶された前記画像情報を所定の表示
    装置に出力する工程とを備え、 前記画像情報を前記バッファメモリに記憶する工程と、
    前記出力手段により前記表示メモリから前記画像情報を
    前記表示装置に出力する工程とを各々独立して行なうこ
    とを特徴とする原稿撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記バッファメモリに他のバッファメ
    モリを接続し、当該他のバッファメモリに表示中及び表
    示後のデータを格納することを特徴とする請求項12に
    記載の原稿撮像方法。
  14. 【請求項14】 リニアイメージセンサを有し、原稿の
    画像情報を読み取る読取手段と、 前記リニアイメージセンサの主走査方向と直交する方向
    に前記リニアイメージセンサと原稿画像との相対位置を
    変える副走査手段と、 前記読取手段からの前記画像情報をディジタル画像デー
    タに変換するA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータからの前記画像データを記憶する
    メモリと、 所定の表示装置に対して前記メモリに記憶された前記画
    像データを出力する出力手段とを備え、 前記メモリは、前記表示装置により表示中の画像データ
    と表示前の画像データを同時に記憶可能であることを特
    徴とする原稿撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記メモリに未使用領域がある場合
    に、自動的に前記未使用領域を表示前の画像データ記憶
    用として使用することを特徴とする請求項14に記載の
    原稿撮像装置。
  16. 【請求項16】 1枚以上の原稿を保持する保持手段
    と、 前記保持手段により保持された原稿のうちの1枚を前記
    読取手段に給送する給送手段とを更に備えることを特徴
    とする請求項14又は15に記載の原稿撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記副走査手段と前記給送手段とを同
    一の動力源で駆動することを特徴とする請求項14〜1
    6のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  18. 【請求項18】 表示画面の切替指示及び表示画面の変
    換指示を遠隔操作によって行うことを特徴とする請求項
    14〜17のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  19. 【請求項19】 原稿の画像情報を読み取るリニアイメ
    ージセンサと、 前記画像情報を少なくとも一時的に記憶するメモリと、 所定の表示装置に対して前記メモリに記憶された前記画
    像情報を出力する出力手段とを備え、 前記メモリは、前記表示手段により表示中の画像情報と
    表示前の画像情報を同時に記憶可能であることを特徴と
    する原稿撮像装置。
  20. 【請求項20】 リニアイメージセンサにより原稿の画
    像情報を読み取る工程と、 前記画像情報を少なくとも一時的にメモリに記憶する工
    程と、 所定の表示装置に対して前記メモリに記憶された前記画
    像情報を出力する工程とを備え、 前記メモリに、前記表示装置により表示中の画像情報と
    表示前の画像情報を同時に記憶することを特徴とする原
    稿撮像方法。
  21. 【請求項21】 前記メモリに未使用領域がある場合
    に、自動的に前記未使用領域を表示前の画像データ記憶
    用として使用することを特徴とする請求項20に記載の
    原稿撮像方法。
  22. 【請求項22】 請求項1〜11,14〜19のいずれ
    か1項に記載の原稿撮像装置の各手段として制御装置を
    機能させるためのプログラムを制御装置読み取り可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項12,13,20,21のいず
    れか1項に記載の原稿撮像方法の手順を制御装置に実行
    させるためのプログラムを制御装置読み取り可能に格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008225175A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Seiko Epson Corp プロジェクタ、プログラム及び情報記憶媒体

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