JP2003263630A - 原稿撮像装置 - Google Patents

原稿撮像装置

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JP2003263630A
JP2003263630A JP2002064085A JP2002064085A JP2003263630A JP 2003263630 A JP2003263630 A JP 2003263630A JP 2002064085 A JP2002064085 A JP 2002064085A JP 2002064085 A JP2002064085 A JP 2002064085A JP 2003263630 A JP2003263630 A JP 2003263630A
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Shoji Arafune
庄治 荒船
Yoji Kawabe
庸司 川部
Sukeyuki Tsuchiya
祐行 土谷
Takashi Arai
隆史 新井
Ryuichi Negishi
隆一 根岸
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Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、原稿表示の前準備が不要で、多く
の原稿画像を一括して読み取ることができ、プロジェク
タ使用時でも効率良くプレゼンテーションを行うことが
できる原稿撮像装置を提供する。 【解決手段】 本原稿撮像装置1は、原稿16の画像情
報を画像データに変換するA/Dコンバータ5と、A/
Dコンバータ5から送られた画像データを一時記憶(格
納)する第1のバッファメモリ6と、第1のバッファメ
モリ6から読み出された画像データを圧縮して格納する
第2のバッファメモリ7と、表示装置15に表示する画
像データを格納する表示メモリ8とを備え、A/Dコン
バータ5から第1のバッファメモリ6への画像データの
転送と、第1のバッファメモリ6又は第2のバッファメ
モリ7から表示メモリ8への画像データの転送とを独立
して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿撮像装置に関
し、特に、原稿の画像を読み取ってパーソナルコンピュ
ータを介さずにプロジェクタ等の表示装置へ直接出力す
ることが可能な原稿撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ等の原稿撮像装置は、パ
ーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という。)
に接続され、該パソコンを介して原稿等の画像読み取り
動作が行われており、画像読み取り時の解像度等がパソ
コンから指定されていた。
【0003】スライドやオーバーヘッドプロジェクタ
(OHP)等を用いて行われてきたプレゼンテーション
は、パソコンの普及と共に、パソコンとプロジェクタと
を組み合わせたシステムにより行われるようになってい
る。
【0004】特に、プレゼンテーションにおいて、補助
資料等の印刷物や手書きの資料を使用したいという要求
が高く、それらの原稿を読み取ることが可能な原稿撮像
装置とプロジェクタとを組み合わせたシステムが求めら
れている。この要求に応えるものとしては、CCD(Ch
arge Coupled Device)等のエリアイメージセンサを備
えるビデオカメラにより原稿台上の原稿等の画像情報を
イメージデータとして読み取り、該イメージデータをビ
デオ信号として出力する原稿撮像装置、いわゆる書画カ
メラがある。その全体構造を図12に示す。
【0005】図12は、従来のエリアイメージセンサを
備える原稿撮像装置の全体構造を示す模式図である。
【0006】図12において、原稿撮像装置50は、エ
リアイメージセンサを備えるビデオカメラ31と、原稿
を載せる原稿台32と、原稿台32上の原稿を照らす照
明装置33とを備える。このような原稿撮像装置50
は、例えば、液晶プロジェクタに接続してプレゼンテー
ションを行う装置やテレビ会議装置に接続して画像入力
を行う装置として製品化されている。
【0007】また、エリアイメージセンサに代えて、高
解像度が期待されるリニアイメージセンサを備える原稿
撮像装置が提案されている。リニアイメージセンサを用
いた場合は、高解像度化や小型化が実現できる。リニア
イメージセンサを備える原稿撮像装置の概略構成を図1
3に示す。
【0008】図13は、従来のリニアイメージセンサを
備える原稿撮像装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0009】図13において、原稿撮像装置34は、コ
ンタクトイメージセンサ(CIS)等のレンズ及び原色
光源(R、G、B)一体型のリニアイメージセンサ35
と、リニアイメージセンサ35により読み取られた原稿
43の画像情報をディジタル画像データ(以下、「画像
データ」という。)に変換するA/Dコンバータ36
と、A/Dコンバータ36から送られた画像データを記
憶(格納)する表示メモリ37と、表示メモリ37に格
納された画像データを逐次ビデオ信号に変換して出力す
るビデオ信号発生器38と、装置全体の動作を制御する
CPU39と、CPU39が実行する制御プログラムや
制御データを格納するROM40と、動作方法指定用ス
イッチ41と、副走査位置検出器44と、副走査駆動機
構45とを備える。原稿撮像装置34は、ビデオ信号発
生器38を介して液晶プロジェクタ等の表示装置42に
接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来のエリアイメージセンサを備える原稿撮像装置5
0では、液晶プロジェクタに接続してプレゼンテーショ
ンを行う場合、動画用に開発されたビデオカメラ31を
備えるので、瞬時に原稿の1画面を取り込めるという特
徴がある一方、以下に示す問題点がある。
【0011】(1)エリアイメージセンサは比較的解像
度が低く、原稿の文字を読み取って出力するための充分
な解像度が得難い。
【0012】(2)一般のカラーテレビ等で用いられる
NTSC信号やS信号等をビデオ信号として出力するた
め、伝送経路として液晶プロジェクタ等の高画質の表示
装置の特性を生かせない。
【0013】(3)光路が面であり、多段にわたってミ
ラー等の反射により光路を屈折して装置を小型化する方
法が取り難く、装置のサイズが動作時及び格納時に大き
くなってしまう。
【0014】また、上記従来の原稿撮像装置を液晶プロ
ジェクタに接続してプレゼンテーションや打ち合わせを
行う場合、室内の照明を暗くしなければならないので、
以下に示す問題点がある。
【0015】(4)プロジェクタの画面以外のものを使
用しての補足説明は見づらいものとなってしまい、周囲
の理解度は低くなる。
【0016】(5)また、照明を明るくするなどして対
応しても、時間的な無駄が生じる。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、原稿表示の前準備が不要で、多くの原稿画像
を一括して読み取ることができ、プロジェクタ使用時で
も効率良くプレゼンテーションを行うことができる原稿
撮像装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の原稿撮像装置は、原稿の画像情報を
読み取る読取手段と、前記読み取った画像情報を画像デ
ータに変換する変換手段と、前記変換された画像データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶された画像データを読
み出して表示装置に出力する出力手段とを備える原稿撮
像装置において、前記変換された画像データを一時記憶
する他の記憶手段と、前記変換された画像データを前記
変換手段から前記他の記憶手段へ転送する第1の転送手
段と、前記他の記憶手段に記憶された画像データのうち
ユーザにより指示されたものを読み出して前記記憶手段
に転送する第2の転送手段と、前記第1の転送手段によ
る転送及び前記第2の転送手段による転送を独立して行
うように制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0019】請求項2記載の原稿撮像装置は、請求項1
記載の原稿撮像装置において、前記他の記憶手段は、前
記変換された画像データをそのまま記憶する第1の記憶
手段と、前記第1の記憶手段から読み出された画像デー
タを記憶する第2の記憶手段とを備えることを特徴とす
る。
【0020】請求項3記載の原稿撮像装置は、請求項2
記載の原稿撮像装置において、前記第1の記憶手段から
読み出された画像データに圧縮処理を行い、前記第2の
記憶手段に転送する第3の転送手段を備えることを特徴
とする。
【0021】請求項4記載の原稿撮像装置は、請求項2
又は3記載の原稿撮像装置において、前記第2の転送手
段は、前記第1の記憶手段及び前記第2の記憶手段のい
ずれか一方から前記画像データを読み出して前記記憶手
段に転送することを特徴とする。
【0022】請求項5記載の原稿撮像装置は、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の原稿撮像装置において、
前記表示装置の画面上に図形、線を含む描画情報を描画
する描画手段を備えることを特徴とする。
【0023】請求項6記載の原稿撮像装置は、請求項5
記載の原稿撮像装置において、前記描画手段は、描画専
用の画像データを前記表示装置に出力し、前記表示装置
に表示された前記描画専用の画面上に前記描画情報を描
画することを特徴とする。
【0024】請求項7記載の原稿撮像装置は、請求項5
又は6記載の原稿撮像装置において、前記他の記憶手段
は、前記描画された描画情報を新たな画像データとして
記憶することを特徴とする。
【0025】請求項8記載の原稿撮像装置は、請求項5
乃至7のいずれか1項に記載の原稿撮像装置において、
前記描画手段は、前記描画された描画情報を消去する消
去手段を備えることを特徴とする。
【0026】請求項9記載の原稿撮像装置は、請求項8
記載の原稿撮像装置において、前記消去手段は、前記描
画された描画情報のうち直前に描画されたもののみを消
去することを特徴とする。
【0027】請求項10記載の原稿撮像装置は、請求項
1乃至9のいずれか1項に記載の原稿撮像装置におい
て、前記第2の転送手段は、前記他の記憶手段に記憶さ
れた画像データを所定の表示形式に変換して転送するこ
とを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
原稿撮像装置について図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0029】図1は、本発明の実施の形態に係る原稿撮
像装置の全体構成を示すブロック図である。
【0030】図1において、原稿撮像装置1は、レンズ
及び原色光源(R,G,B)一体型のリニアイメージセ
ンサ2と、原稿位置検出器3と、副走査駆動機構及び原
稿給送機構を兼ね備える原稿駆動機構4と、リニアイメ
ージセンサ2により読み取られた原稿16の画像情報を
ディジタル画像データ(以下、「画像データ」とい
う。)に変換するA/Dコンバータ5と、A/Dコンバ
ータ5から送られた画像データを一時記憶(格納)する
第1のバッファメモリ6と、表示装置15に表示中又は
表示後の画像データを圧縮して格納する第2のバッファ
メモリ7と、第1のバッファメモリ6又は第2のバッフ
ァメモリ7から転送される画像データを格納する表示メ
モリ8と、表示メモリ8に格納された画像データを逐次
ビデオ信号に変換して出力するビデオ信号発生器9と、
表示装置情報読み出し器10と、本原稿撮像装置1全体
の動作を制御すると共に、後述する図3から図11の処
理を実行するCPU11と、CPU11が実行する制御
プログラムや制御データを格納するROM12と、表示
性能指定用スイッチ13と、動作方法指定用スイッチ1
4とを備える。
【0031】ビデオ信号発生器9及び表示装置情報読み
出し器10は、インターフェースである表示装置接続用
コネクタ51を介して液晶プロジェクタ等から成る表示
装置15に接続されている。CPU11は、描画機能を
使用する場合に入力を補助するもので、動作方法や表示
性能を外部から指定することができるマウス等から成る
入力補助装置46と、拡張用の外部メモリ47に接続さ
れている。
【0032】原稿撮像装置1は、後述する図2の原稿ト
レイ18上に格納されている複数枚の原稿17から搬送
された原稿16をリニアイメージセンサ2により読み取
る。
【0033】第1のバッファメモリ6及び第2のバッフ
ァメモリ7は半導体メモリから成るが、ハードディスク
等の不揮発性の記憶装置が併用されていてもよい。本原
稿撮像装置1では、第1のバッファメモリ6に格納する
画像データには画像圧縮処理を行わず、第2のバッファ
メモリ7に格納する画像データにのみ画像圧縮処理を行
っている。
【0034】第1のバッファメモリ6の記憶容量は、原
稿1枚分の画像情報より多く設定されていても少なく設
定されていてもよい。例えば、第1のバッファメモリ6
に原稿1枚分以上の画像情報を記憶可能なときには、実
際の読み取り動作を伴わずに表示装置15の表示画面の
切り替えが可能となるので、エリアイメージセンサを用
いた原稿撮像装置と同等の切り替え時間を実現すること
ができる。
【0035】一方、第1のバッファメモリ6に記憶可能
な画像情報が原稿1枚分に満たないときでも、記憶量に
応じて表示装置15による表示までの時間を短縮するこ
とができるが、本原稿撮像装置1では原稿1枚分の画像
情報よりも大きい記憶容量のものを実装している。
【0036】第2のバッファメモリ7の記憶容量は、原
稿1枚分の画像情報より多く設定さていることが好まし
い。本原稿撮像装置1では、原稿2枚分よりも大きい記
憶容量の第2のバッファメモリ7を実装し、第2のバッ
ファメモリ7の記憶残容量が原稿1枚分に満たないとき
には空きが無いと判定している。
【0037】CPU11は、画像データをA/Dコンバ
ータ5から第1のバッファメモリ6へ転送する第1の転
送機能(第1の転送手段)と、画像データを第1のバッ
ファメモリ6又は第2のバッファメモリ7から表示メモ
リ8へ所定の表示形式に変換して転送する第2の転送機
能(第2の転送手段)と、画像データを第1のバッファ
メモリ6から第2のバッファメモリ7へ転送する第3の
転送機能(第3の転送手段)とを有する。これらの転送
機能は、それぞれ独立して行うことが可能となってい
る。
【0038】動作方法指定用スイッチ14は、具体的に
は、後述する図2の原稿セット検知器19と赤外線によ
り遠隔操作ができるリモコンスイッチ(不図示)とで構
成され、新規表示、回転表示、鏡像反転表示、及び再表
示等の動作指示をリモコンスイッチ上のボタン押下操作
により行うことができる。
【0039】図2は、図1の原稿撮像装置1の機械的構
造を示す縦断面図である。なお、同図では、上述した図
1の対応する要素には同一の符号を付してそれらの説明
は省略する。
【0040】図2において、原稿撮像装置1は、複数枚
の原稿17を格納する原稿トレイ18と、動作方法指定
用スイッチ14の一部である原稿セット検知器19と、
原稿駆動機構4の一部である分離ローラ20と、原稿駆
動機構4の一部である給紙ローラ21と、原稿駆動機構
4の一部であるメインローラ22と、原稿駆動機構4の
一部である排紙ローラ23と、白色板24と、A/Dコ
ンバータ25、第1のバッファメモリ6、第2のバッフ
ァメモリ7、表示メモリ8、ビデオ信号発生器9、表示
装置情報読み出し器10、CPU11、及びROM12
等の主要制御回路を搭載するメイン制御基板25と、駆
動系上側保持部材26と、分離パッド27と、第1のピ
ンチローラ28と、第2のピンチローラ29と、駆動系
下側保持部材30とで構成されている。
【0041】給紙ローラ21と分離ローラ20は、原稿
トレイ18に格納された複数枚の原稿17のうちの1枚
の原稿16を原稿トレイ18から原稿読取部であるリニ
アイメージセンサ2まで給送するための給送手段として
機能する原稿給送機構の駆動ローラである。メインロー
ラ22と排紙ローラ23は、原稿16をリニアイメージ
センサ2に対して相対的に動かす副走査を行うための副
走査駆動機構の駆動ローラである。
【0042】これら2つの機構は独立して駆動する必要
があるが、本原稿撮像装置1では動力源であるモータの
回転方向の切り替えとばねクラッチを組み合わせること
により1つの動力源で2つの機構を独立して駆動できる
ようにしたものである。
【0043】図3は、図1の原稿撮像装置1における起
動後の処理を示すフローチャートである。本処理は、C
PU11により実行されるものである。
【0044】図3において、まず、内部の変数や機構の
初期化を行い(ステップS1〜ステップS6)、その後
に動作方法指定用スイッチ14による指示待ちのループ
処理に入る(ステップS7〜ステップS17)。
【0045】表示メモリ8の初期化は、全面黒や全面白
の画像データではなく、本原稿撮像装置1と表示装置1
5との接続及び本原稿撮像装置1の作動が確認でき、画
面の大きさや画質などを調整することができる画像デー
タをROM12から読み出すことによって行うか、又は
CPU11の演算によって行う。
【0046】ステップS3における再表示カウンタと
は、第2のバッファメモリ7に格納されている画像デー
タの個数を示す変数である。ステップS4における再表
示ポインタとは、第2のバッファメモリ7に格納されて
いる画像データのうち、どの画像データを表示メモリ8
に転送しているかを示す変数であり、0のときは最後に
読み込まれた画像情報であることを示し、1増える毎に
順により古い原稿の画像情報であることを示している。
【0047】上述したリモコンスイッチによる新規表
示、回転表示、鏡像反転表示、及び再表示等の動作指示
がなく、且つ原稿トレイ18に原稿17がセットされて
いることを原稿セット検知器19によって検出した場合
には、第1のバッファメモリ6に空きがなくなるまで、
又は原稿トレイ18に格納されている原稿17がなくな
るまで連続して原稿の読み取りを行う。
【0048】リモコンスイッチのボタンが押下され、上
述した動作指示がなされたときは、指示された内容に応
じて新規表示処理(ステップS14)、回転表示処理
(ステップS15)、鏡像反転表示処理(ステップS1
6)、再表示処理(ステップS17)の各処理を行う。
【0049】本実施の形態では、原稿トレイ18上に格
納されている原稿17が原稿セット検知器19によって
検出され(ステップS11でYES)、且つ第1のバッ
ファメモリ6に空きがあるときは(ステップS12でY
ES)、直ちに原稿17の読み取りを開始するように構
成しているが、例えば、新規表示の指示がされたことに
よって、原稿トレイ18上に格納されている原稿17の
連続読み取りを開始するように構成してもよい。
【0050】図4は、図3のステップS13における原
稿読み取り処理を示すフローチャートである。
【0051】図4において、まず、CPU11は光源
(不図示)を点灯させる(ステップS21)。光源はリ
ニアイメージセンサ2に内蔵されているR,G,Bの光
源であり、CPU11は原稿の1ライン分が読み取られ
るうちにR,G,Bを切り替えて点灯させる。次に、モ
ータ(不図示)を回転させ、給送用の給紙ローラ21及
び分離ローラ20を駆動し、原稿トレイ18に格納され
ている複数枚の原稿17のうちの1枚を原稿16として
給送する(ステップS22)。
【0052】原稿位置検出器3が原稿16を検出したと
きは(ステップS23でYES)、原稿16が原稿位置
検出器3に達したタイミングを基準に原稿16がメイン
ローラ22に達するまで給送を続ける(ステップS2
4)。原稿16がメインローラ22に達した段階でモー
タの回転を副走査方向に切り替え(ステップS25)、
給紙ローラ21及び分離ローラ20の駆動を停止すると
共に、副走査用のメインローラ22及び排紙ローラ23
を駆動して原稿16を給送する(ステップS26)。
【0053】次に、原稿16が白色板24上の原稿読み
取り可能位置まで達した段階で(ステップS26)、C
PU11はリニアイメージセンサ2により原稿16の画
像情報を読み取らせ、A/Dコンバータ5から第1のバ
ッファメモリ6へ画像情報のデータ転送(画像データ転
送)を開始する(ステップS27)。原稿1枚分の画像
情報のデータ転送が完了した段階で(ステップS28で
YES)、第1のバッファメモリ6へのデータ転送を終
了し(ステップS29)、光源を消灯して(ステップS
30)、原稿排出処理を行ってモータを停止する(ステ
ップS31)。
【0054】次に、読み取った画像データのモノクロ判
定処理を行い(ステップS32)、原稿がモノクロであ
るときは(ステップS33でYES)、モノクロフラグ
をセットして(ステップS34)、リターンする。
【0055】ステップS27における原稿16の読み取
り動作を詳述すると、原稿16が白色板24上の読み取
り可能位置に達したとき、光源より発せられたR,G,
Bの原色光が原稿16の画像情報に応じて反射し、R,
G,Bの画像データとしてリニアイメージセンサ2で読
み取られる。このとき、原稿16が非透過原稿の場合に
は原稿16の表面で反射し、透過原稿の場合には原稿1
6の表面及び白色板24の板面で反射する。
【0056】CPU11は、原稿16の後端が原稿位置
検出器3を通過したタイミングから換算して原稿16が
白色板24上の読み取り可能位置から外れるタイミング
を検知し、原稿16の読み取りが終了したことを認知す
る。リニアイメージセンサ2で読み取られた原稿16の
R,G,Bの画像情報は、A/Dコンバータ5でディジ
タル画像データに変換され、必要に応じて階調変換、エ
ッジ強調等の画像処理が行われ、第1のバッファメモリ
6に格納される。
【0057】図5は、図3のステップS6における原稿
排出処理を示すフローチャートである。
【0058】図5において、まず、CPU11は、モー
タを副走査方向に回転させ、副走査用のメインローラ2
2及び排紙ローラ23を駆動する(ステップS51)。
次に、原稿位置検出器3が原稿16を検出しているとき
は(ステップS52でYES)、原稿16の後端が原稿
位置検出器3を通過するまで待機する。
【0059】ステップS52の判別の結果、原稿位置検
出器3が原稿16を検出しなくなったときは(ステップ
S52でNO)、原稿16の後端が原稿位置検出器3を
通過した直後であると仮定し、このタイミングから換算
して原稿16が確実に排紙ローラ23から外れるまでモ
ータを駆動して原稿16を給送し(ステップS53)、
原稿16が排紙ローラ23から外れた段階でモータを停
止し(ステップS54)、リターンする。
【0060】図6は、図3のステップS14における新
規表示処理を示すフローチャートである。
【0061】図6において、まず、CPU11は、第1
のバッファメモリ6に画像データが格納されているか否
かを判別し(ステップS41)、画像データが格納され
ているときは(ステップS41でYES)、ステップS
44へ進む一方、画像データが格納されていないときは
(ステップS41でNO)、原稿トレイ18に格納され
ている原稿17があるか否かを判別する(ステップS4
2)。
【0062】ステップS42の判別の結果、原稿トレイ
18に格納されている原稿17がないときは(ステップ
S42でNO)、新規表示の指示を無視してリターンす
る一方、原稿17があるときは(ステップS42でYE
S)、原稿17の読み取り処理を行って第1のバッファ
メモリ6に画像データを格納し(ステップS43)、第
1のバッファメモリ6内に格納された画像データを使用
して第2のバッファメモリ7へ画像データをセットして
(ステップS44)、リターンする。
【0063】図7は、図6のステップS44における第
2のバッファメモリ7への画像データセット処理を示す
フローチャートである。
【0064】図7において、まず、CPU11は、第2
のバッファメモリ7に空き容量があるか否か、即ち第2
のバッファメモリ7がフル状態か否かを判別し(ステッ
プS61)、フル状態であるときは(ステップS61で
YES)、第2のバッファメモリ7内で最も古い画像デ
ータを第2のバッファメモリ7から削除し(ステップS
68)、上述した再表示カウンタをデクリメント(再表
示カウンタ=再表示カウンタ−1)して(ステップS6
9)、再度、ステップS61の処理に戻る。これは、第
2のバッファメモリ7内の画像データが圧縮されてお
り、1枚分の画像データを削除しても別の1枚分の画像
データを格納可能か不明なためである。
【0065】ステップS61の判別の結果、第2のバッ
ファメモリ7がフル状態でないときは(ステップS61
でNO)、第2のバッファメモリ7に空き容量が確保さ
れた段階で上述した再表示ポインタと回転カウンタを0
にする(ステップS62,S63)。回転カウンタは表
示メモリ8内の画像データが第2のバッファメモリ7内
の元画像データに対して何度回転しているかを示す変数
であり、回転カウンタの値がnのときには90°×n回
転していることを示し、nは0から3の整数値をとる。
表示メモリ8内の画像データは、第2のバッファメモリ
7内の最も新しい画像データであり、回転カウンタの値
がn=0のとき回転は行われておらず元画像データと同
じ向きである。
【0066】続いて、CPU11は第1のバッファメモ
リ6内で最も古い画像データを必要に応じて解像度変
換、階調変換、及びエッジ強調等の画像処理を行い表示
メモリ8に転送する(ステップS64)。このとき、出
力モードがモノクロモードになっているか、又はモノク
ロフラグがセットされている場合には、グレースケール
データとしてR,G,B単色の画像データ又は輝度デー
タを計算して画像データを表示メモリに転送する。
【0067】次に、第1のバッファメモリ6内で最も古
い画像データを圧縮して第2のバッファメモリ7の空き
領域に転送し(ステップS65)、上述した再表示カウ
ンタをインクリメント(再表示カウンタ=再表示カウン
タ+1)して(ステップS66)、第1のバッファメモ
リ6内で最も古い画像データを第1のバッファメモリ6
から削除し(ステップS67)、リターンする。このよ
うに、第2のバッファメモリ7内の画像データではな
く、第1のバッファメモリ6内の画像データを表示メモ
リ8に転送することにより、画像データの余分な圧縮伸
長処理を防ぐことができる。
【0068】表示メモリ8に転送された画像データはビ
デオ信号発生器9によりビデオ信号に変換され、表示装
置接続用コネクタ51等のインターフェースを経由し
て、逐次、表示装置15に出力され表示される。ビデオ
信号発生器9が発生するビデオ信号はパーソナルコンピ
ュータ(以下、「パソコン」という。)で使用されるア
ナログRGB信号が多用されているが、上記インターフ
ェースは、表示装置15に直接接続でき、表示装置15
にリアルタイムで表示メモリ8の画像データの変更を通
知し、表示内容に反映できるものであれば、DFP(Di
gital Flat PanelStandard )やIEEE1394で規
定されているようなディジタル信号で伝送する方式のも
のでもよい。
【0069】次に、本実施の形態における原稿撮像装置
1の回転表示、鏡像反転表示、及び再表示の各処理につ
いて図8〜図10を参照して説明する。原稿撮像装置1
において、表示装置15に表示中の原稿画面の画像操作
とは、回転表示、鏡像反転表示、再表示の各処理の他
に、上下反転、サイズ変更、色調補正、及びフィルタ処
理等を指す。
【0070】図8は、図3のステップS15における回
転表示処理を示すフローチャートである。
【0071】図8において、まず、CPU11は再表示
カウンタの値が0であるか否かを判別する(ステップS
71)。この判別の結果、再表示カウンタの値が0であ
るときは(ステップS71でYES)、第2のバッファ
メモリ7内に画像データが無く、原稿の画像データの表
示がまだ行われていないことを示し、回転表示の指示を
無視してリターンする一方、再表示カウンタの値が0で
ないときは(ステップS71でNO)、回転カウンタを
インクリメント(回転カウンタ=回転カウンタ+1)し
た後にモジュロ4(MOD4)の演算を行い(ステップ
S72)、今回回転すべき角度の回転カウンタの値を求
める。モジュロ4の演算は、回転カウンタを4で割った
余りを算出し、このモジュロ演算を行うことにより、3
60°の回転指示を0°の指示に戻すことができる。
【0072】続いて、第2のバッファメモリ7内の画像
データのうち再表示ポインタで示すページの画像データ
を読み出し(ステップS73)、読み出された画像デー
タの伸長を行い(ステップS74)、回転カウンタの値
が0であるか否かを判別する(ステップS75)。この
判別の結果、回転カウンタの値が0であるときは(ステ
ップS75でYES)、ステップS80へ進む一方、回
転カウンタの値が0でないときは(ステップS75でN
O)、回転カウンタの値に応じて画像データを回転変換
し(ステップS77〜ステップS79)、回転変換され
た画像データに必要に応じて解像度変換、階調変換、及
びエッジ強調等の画像処理を行い、表示メモリ8にデー
タ転送して(ステップS80)、リターンする。
【0073】図9は、図3のステップS16における鏡
像反転表示処理を示すフローチャートである。
【0074】図9において、まず、CPU11は、再表
示カウンタの値が0であるか否かを判別する(ステップ
S91)。この判別の結果、再表示カウンタの値が0で
あるときは(ステップS91でYES)、第2のバッフ
ァメモリ7内に画像データが無く、原稿の画像データの
表示がまだ行われていないことを示し、鏡像反転表示の
指示を無視してリターンする。
【0075】ステップS91の判別の結果、再表示カウ
ンタの値が0でないときは(ステップS91でNO)、
第2のバッファメモリ7内の画像データのうち再表示ポ
インタで示すページの画像データを読み出し(ステップ
S92)、読み出された画像データの伸長を行い(ステ
ップS93)、伸長された画像データを鏡像反転変換し
(ステップS94)、鏡像反転変換された画像データに
必要に応じて解像度変換、階調変換、及びエッジ強調等
の画像処理を行い、表示メモリ8にデータ転送して(ス
テップS95)、リターンする。
【0076】上記と同様の処理方法で鏡像反転のほか、
上下反転を行うようにしてもよい。また、これらの反転
表示の処理と回転表示とを同時に行うようにしてもよ
い。
【0077】図10は、図3のステップS17における
再表示処理を示すフローチャートである。
【0078】図10において、まず、CPU11は再表
示カウンタの値が1以下であるか否かを判別する(ステ
ップS81)。この判別の結果、再表示カウンタの値が
1以下であるときは(ステップS81でYES)、第2
のバッファメモリ7内に画像データがないか又は1枚し
かなく、原稿の画像データの表示がまだ行われていない
か又は、現在、表示メモリ8に転送されて表示中の画像
データのみが第2のバッファメモリ7に格納されている
ことを示し、再表示の指示を無視してリターンする。
【0079】ステップS81の判別の結果、再表示カウ
ンタの値が1以下でないとき、即ち2以上であるときは
(ステップS81でNO)、再表示ポインタをインクリ
メント(再表示ポインタ=再表示ポインタ+1)した
後、再表示カウンタの値でモジュロ演算を行い、今回表
示すべき第2のバッファメモリ7に格納された画像デー
タの再表示カウンタの値を求める(ステップS82)。
モジュロ演算は、再表示カウンタで割った余りを算出
し、このモジュロ演算を行うことにより、最も古い画像
データの次の再表示の順番を最も新しい画像データとす
ることができる。
【0080】続いて、回転カウンタの値を0にし(ステ
ップS83)、第2のバッファメモリ7内の画像データ
のうち再表示ポインタで示すページの画像データを読み
出し(ステップS84)、読み出された画像データの伸
長を行い(ステップS85)、伸長された画像データに
必要に応じて解像度変換、階調変換、及びエッジ強調等
の画像処理を行い、表示メモリ8にデータ転送して(ス
テップS86)、リターンする。
【0081】図11は、図1における入力補助装置46
により描画を行う際の処理を示すフローチャートであ
る。
【0082】図11において、まず、既に読み取られた
画像データの中から描画情報を追加したい背景となる画
像データが選択されたか否かを判別する(ステップS1
11)。この判別の結果、画像データが存在しないと
か、原稿セット検知器19によって原稿トレイ18に原
稿17が無いと検知された等の理由により背景となる画
像データが選択されなかったときは(ステップS111
でNO)、描画専用の全画面1色(無地背景)の画像デ
ータを表示装置15に出力し、描画可能の状態となる
(ステップS112)。
【0083】ステップS111の判別の結果、背景とな
る画像データが選択されたときは(ステップS111で
YES)、マウスなどの入力補助装置46による入力に
応じて画像データ又は描画専用の画像データ上に線描画
(ステップS119)、図形添付(ステップS12
0)、指定箇所の塗りつぶし(ステップS121)等の
各描画ループ処理を行う。更に、直前に描画された情報
(描画情報)を修正・消去可能にすることで(ステップ
S116,S122)、より確実な情報を描画すること
ができる。
【0084】この描画機能により描画情報が追加された
画像データは、新たな画像データとして第2のバッファ
メモリ7に格納することが可能である(ステップS11
7,S118)。これにより、描画した情報を再度表示
することができ、効率のよいプレゼンテーションが可能
となる。この場合、新たな画像データを格納するメモリ
として、外部メモリ47を用いるようにしてもよい。な
お、描画情報を格納しない場合は(ステップS117で
NO)、自動的に消去される。
【0085】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、原稿16から読み取った画像情報をディジタル画
像データとして第1のバッファメモリ6に転送するまで
の処理(図4〜図7)と、表示メモリ8に格納された該
画像データをビデオ信号発生器9から出力するまでの処
理(図8〜図10)とを独立して行う。即ち、A/Dコ
ンバータ5から第1のバッファメモリ6への画像データ
の転送と、第1のバッファメモリ6又は第2のバッファ
メモリ7から表示メモリ8への画像データの転送とを独
立して行うので、表示画面の説明中に次の原稿の読み取
りが可能で表示画面の切り替え時間を短くすることがで
き、表示の前準備が不要で多くの原稿を一括して読み取
ることができる。また、プロジェクタ使用時でも室内の
照明を明るくすることなく効率良くプレゼンテーション
を行うことができる。
【0086】更に、高解像度で撮像された原稿の文字を
圧縮処理することなく第1のバッファメモリ6に格納
し、そのまま表示メモリ8を介して表示装置に出力する
ことができるので、原稿の文字を高解像度で表示させる
ことができる。また、従来の原稿撮像装置に対して安価
に小型化することができる。
【0087】上記実施の形態では、描画機能で用いる入
力補助装置46をマウスとしていたが、マウス以外に
も、リモコン、デジタイザ、及び入力ペンツール等でも
よい。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の装置によれば、変換された画像データの変換手段か
ら他の記憶手段への転送と、他の記憶手段に記憶された
画像データのうちユーザにより指示された画像データの
記憶手段への転送とを独立に行うので、原稿表示の前準
備が不要となり、多くの原稿画像を一括して読み取るこ
とができ、プロジェクタ使用時でも効率良くプレゼンテ
ーションを行うことができる。
【0089】請求項2記載の装置によれば、他の記憶手
段は、変換された画像データをそのまま記憶する第1の
記憶手段と、第1の記憶手段から読み出された画像デー
タを記憶する第2の記憶手段とを備えるので、表示画面
の説明中に次の原稿の読み取りが可能で、表示画面の切
り替え時間を短くすることができる。
【0090】請求項3記載の装置によれば、第1の記憶
手段から読み出された画像データに圧縮処理を行い、第
2の記憶手段に転送するので、より多くの原稿画像を記
憶することができる。
【0091】請求項4記載の装置によれば、第1の記憶
手段及び第2の記憶手段のいずれか一方から画像データ
を読み出して記憶手段に転送するので、表示画面の説明
中に次の原稿の読み取りが可能で、表示画面の切り替え
時間を短くすることができる。
【0092】請求項5記載の装置によれば、表示装置の
画面上に図形、線を含む描画情報を描画する描画手段を
備えるので、効率良くプレゼンテーションを行うことが
できる。
【0093】請求項6記載の装置によれば、描画手段
は、描画専用の画像データを表示装置に出力し、表示装
置に表示された描画専用の画面上に描画情報を描画する
ので、請求項5記載の装置の効果を確実に奏することが
できる。
【0094】請求項7記載の装置によれば、他の記憶手
段は、描画された描画情報を新たな画像データとして記
憶するので、描画された描画情報を再度表示することが
でき、効率のよいプレゼンテーションが可能となる。
【0095】請求項8記載の装置によれば、描画手段
は、描画された描画情報を消去する消去手段を備えるの
で、効率良く描画することができる。
【0096】請求項9記載の装置によれば、消去手段
は、描画された描画情報のうち直前に描画されたものの
みを消去するので、請求項8記載の装置の効果を確実に
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る原稿撮像装置の全体
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の原稿撮像装置1の機械的構造を示す概略
縦断面図である。
【図3】図1の原稿撮像装置1における起動後の処理を
示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS13における原稿読み取り処
理を示すフローチャートである。
【図5】図3のステップS6における原稿排出処理を示
すフローチャートである。
【図6】図3のステップS14における新規表示処理を
示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS44における第2のバッファ
メモリ7への画像データセット処理を示すフローチャー
トである。
【図8】図3のステップS15における回転表示処理を
示すフローチャートである。
【図9】図3のステップS16における鏡像反転表示処
理を示すフローチャートである。
【図10】図3のステップS17における再表示処理を
示すフローチャートである。
【図11】図1における入力補助装置46により描画を
行う際の処理を示すフローチャートである。
【図12】従来のエリアイメージセンサを備える原稿撮
像装置の全体構造を示す模式図である。
【図13】従来のリニアイメージセンサを備える原稿撮
像装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,34 原稿撮像装置 2,35 リニアイメージセンサ 3 原稿位置検出器 5,36 A/Dコンバータ 6 第1のバッファメモリ 7 第2のバッファメモリ 8,37 表示メモリ 9,38 ビデオ信号発生器 11,39 CPU 12,40 ROM 15,42 表示装置 16,43 原稿 46 入力補助装置 47 外部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 H04N 1/21 1/21 5/222 Z 5/222 1/12 Z (72)発明者 土谷 祐行 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤノ ン電子株式会社内 (72)発明者 新井 隆史 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤノ ン電子株式会社内 (72)発明者 根岸 隆一 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤノ ン電子株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BA01 BB02 BC05 BC11 BC14 BC18 BC23 CA23 CB25 DB01 EA02 EA07 EB03 EB17 5C022 AB15 AC42 AC74 CA07 5C062 AA05 AA11 AB17 AB20 AB38 AB42 AC29 AC43 BA04 5C072 AA01 BA05 CA07 DA02 EA04 NA01 QA11 RA15 UA06 UA11 5C073 CA01 CD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取る読取手段と、
    前記読み取った画像情報を画像データに変換する変換手
    段と、前記変換された画像データを記憶する記憶手段
    と、前記記憶された画像データを読み出して表示装置に
    出力する出力手段とを備える原稿撮像装置において、 前記変換された画像データを一時記憶する他の記憶手段
    と、 前記変換された画像データを前記変換手段から前記他の
    記憶手段へ転送する第1の転送手段と、 前記他の記憶手段に記憶された画像データのうちユーザ
    により指示されたものを読み出して前記記憶手段に転送
    する第2の転送手段と、 前記第1の転送手段による転送及び前記第2の転送手段
    による転送を独立して行うように制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする原稿撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記他の記憶手段は、前記変換された画
    像データをそのまま記憶する第1の記憶手段と、前記第
    1の記憶手段から読み出された画像データを記憶する第
    2の記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1記載
    の原稿撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段から読み出された画
    像データに圧縮処理を行い、前記第2の記憶手段に転送
    する第3の転送手段を備えることを特徴とする請求項2
    記載の原稿撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の転送手段は、前記第1の記憶
    手段及び前記第2の記憶手段のいずれか一方から前記画
    像データを読み出して前記記憶手段に転送することを特
    徴とする請求項2又は3記載の原稿撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記表示装置の画面上に図形、線を含む
    描画情報を描画する描画手段を備えることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記描画手段は、描画専用の画像データ
    を前記表示装置に出力し、前記表示装置に表示された前
    記描画専用の画面上に前記描画情報を描画することを特
    徴とする請求項5記載の原稿撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記他の記憶手段は、前記描画された描
    画情報を新たな画像データとして記憶することを特徴と
    する請求項5又は6記載の原稿撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記描画手段は、前記描画された描画情
    報を消去する消去手段を備えることを特徴とする請求項
    5乃至7のいずれか1項に記載の原稿撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記消去手段は、前記描画された描画情
    報のうち直前に描画されたもののみを消去することを特
    徴とする請求項8記載の原稿撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の転送手段は、前記他の記憶
    手段に記憶された画像データを所定の表示形式に変換し
    て転送することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    1項に記載の原稿撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129427A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Casio Comput Co Ltd 撮像投影システム及び撮影画像の保存方法及びプログラム
JP2010226453A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 静止画記憶装置および照明器具

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