JP2001186225A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001186225A
JP2001186225A JP36773699A JP36773699A JP2001186225A JP 2001186225 A JP2001186225 A JP 2001186225A JP 36773699 A JP36773699 A JP 36773699A JP 36773699 A JP36773699 A JP 36773699A JP 2001186225 A JP2001186225 A JP 2001186225A
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opening
closing
mobile phone
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JP36773699A
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Masanori Sato
昌紀 佐藤
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳み型携帯電話機における新たな利用方法
を構築するとともに、高音質音源の特性を活用する。 【解決手段】 折畳み可能な本体1a,1bと、本体1
a,1bの開閉を検出するリードスイッチ部2及び磁石
部3からなる開閉検出手段とを有する携帯電話機1であ
って、開閉検出手段により本体1a,1bの開動作及び
/又は閉動作が検出されたときに、外部に報知を行う開
閉報知手段を備えた構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話,PHS
等の携帯型通信端末として使用される携帯電話機に関
し、特に、電話機本体が折畳み自在に構成された折畳み
型携帯電話機において、本体の開閉動作を検出し、本体
の開閉にともなって音や光等を発して開閉動作の報知を
行う報知手段を備えた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話,PHS等の携帯型通
信端末として使用される携帯電話機には、種々の形態,
構造のものが提案されているが、本体が二つに折畳み自
在に構成された折畳み型の携帯電話機は、開閉動作によ
って本体の大きさが調節できることから、小型,携帯型
の電話機構造として広く普及している。この種の折畳み
型の携帯電話機は、非使用時には二つに折畳むことによ
り本体を小さくし、鞄や上着のポケット等に入れて携帯
でき、使用時には本体を開いて大きく展開し、電話機の
操作が容易に行えるようになっていることから、携帯性
と操作性の双方に優れた携帯電話機構造となっている。
【0003】ここで、これまで提案されている折畳み型
の携帯電話機には、電話機本体の開閉を検出する検出手
段を備え、本体の開閉と同時に自動的に電話機の電源を
オン/オフできるようにしたものがある。このような本
体の開閉検出手段を備えた携帯電話機は、本体の開閉と
同時に電話機の電源がオン/オフされるので、本体を開
くだけで直ちに電話機を使用可能な状態にすることがで
きるとともに、本体を閉じるだけで電源をオフにでき、
電源の切り忘れも防止することができ、開閉・折畳み動
作と電源のオン/オフ動作を別々に行う必要がなくな
り、折畳み型の携帯電話機の使用性,利便性をさらに向
上させることが可能であった。この種の本体の開閉検出
手段を備えた従来の携帯電話機としては、例えば、特許
公報第2850794号に記載された「着信音自動調整
機能付携帯電話機」が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の開閉検出手段を備えた折畳み型の携帯電話機
は、本体の開閉の検出により電源のオン/オフを行うよ
うにはなっていたが、それ以外の動作が行われることは
なかった。すなわち、従来の折畳み型の携帯電話機で
は、本体を開くと電源がオンされるので、それに付随し
て本体表示部の照明が点灯して電話番号等が表示される
ことはあったが、それ以外に、本体の開閉にともなう動
作は特になかった。
【0005】ここで、仮に、本体の開閉動作によって種
々の動作、例えば音や光が発せられたり、特定の画像表
示が行われるようになれば、従来にはない携帯電話機の
新たな利用方法を提供することができ、特に、近年急速
に普及,拡大している携帯電話機の多様な利用者のニー
ズにも対応することが可能となる。また、近年は、携帯
電話機用としてFM音源等の高音質LSIの開発が進ん
でいるが、現在の携帯電話機では、音が発せられるのは
信号の着信を知らせる着信音等に限定されており、高音
質音源の活用の場面が限られていた。この点、本体の開
閉動作にともなって音が発せられる電話機構造が実現さ
れれば、高音質LSIのもつ音の美しさや豊かさといっ
た優れた特徴を有効に活用することが可能となる。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、携帯電
話,PHS等の携帯型通信端末として使用される本体が
折畳み自在に構成された折畳み型携帯電話機において、
本体の開閉動作にともなって音や光等を発して開閉動作
の報知を行う報知手段を備えることにより、携帯電話機
の新たな利用方法を構築し、高音質音源の特性を活用す
ることができる携帯電話機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の携帯電話機は、折畳み可能
な本体と、前記本体の開閉を検出する開閉検出手段とを
有する携帯電話機であって、前記開閉検出手段により前
記本体の開動作及び/又は閉動作が検出されたときに、
外部に報知を行う開閉報知手段を備えた構成としてあ
る。
【0008】このような構成からなる本発明の携帯電話
機によれば、折畳み型の電話機本体の開閉を検出し、そ
の検出結果に応じて外部に報知を行う報知手段を備える
ことにより、電話機本体を展開又は折り畳んだ際に音や
光等の方法による外部報知を行うことができる。これに
より、折畳み型電話機の本体の開閉動作にともなって音
や光等による報知が行われることになり、従来にはなか
った携帯電話機の新たな利用方法を提供することが可能
となる。また、現在、携帯電話機用として急速に開発の
進んでいるFM音源等の高音質LSIのもつ音の美しさ
や豊かさといった優れた特性も有効に活用することがで
き、従来にはない多様かつ優れた特徴を有する携帯電話
機の実現が可能となる。
【0009】そして、請求項2記載の携帯電話機は、前
記開閉報知手段が、一又は二以上の異なる報知態様の少
なくとも一の態様により報知を行う構成としてある。具
体的には、請求項3では、前記開閉報知手段が、音によ
り報知を行う構成としてある。また、請求項4では、前
記開閉報知手段が、光により報知を行う構成としてあ
る。
【0010】一方、請求項5では、前記開閉報知手段
が、画面表示により報知を行う構成としてある。さら
に、請求項6では、前記開閉報知手段が、振動により報
知を行う構成としてある。
【0011】そして、請求項7記載の携帯電話機では、
前記開閉報知手段が、前記一又は二以上の報知態様を任
意の選択,組合せにより設定し報知可能な構成としてあ
る。
【0012】以上のような構成からなる本発明の携帯電
話機によれば、音,光,画像表示等、種々の方法により
折畳み型携帯電話機の本体の開閉動作にともなう報知を
行うことができ、かつ、各種の報知態様を任意に選択,
設定することが可能となる。これにより、本発明の携帯
電話機の利用者は、種々の報知態様の中から自らの志向
やニーズに合致した設定を自由に選択して行うことがで
き、従来にはまったく存在しなかった新しい携帯電話機
の利用方法を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の携帯電話機の実施
の形態について、図面を参照しつつ説明する。 [第一実施形態]まず、図1〜図5を参照して本発明の
携帯電話機の第一実施形態について説明する。図1〜図
3は、本実施形態にかかる携帯電話機の構成を模式的に
示す概略説明図であり、図1は本体を折り畳んだ状態の
側面図、図2は本体を開いた状態の側面図、さらに、図
3は本体を開いた状態の背面図を示している。図4は、
本実施形態にかかる携帯電話機の制御系を示すブロック
図である。さらに、図5は、本実施形態にかかる携帯電
話機の本体の開閉報知動作を示すフローチャート図であ
る。
【0014】まず、図1〜図3を参照して本実施形態の
携帯電話機の本体の概略構造について説明する。これら
の図に示すように、本実施形態の携帯電話機1は、折畳
み自在に構成された本体1a,1bを有しており、この
本体1a,1bにリードスイッチ部2及び磁石部3から
なる開閉検出手段と、スピーカ部4を備えている。
【0015】開閉検出手段は、折畳み自在に構成された
本体1a,1bのそれぞれ対応する位置に配設されたリ
ードスイッチ部2と磁石部3からなり、本実施形態で
は、本体1a側にリードスイッチ部2が、本体1b側に
磁石部3が配設してある。そして、本体1a,1bの開
閉,折畳み動作にともなって、リードスイッチ部2と磁
石部3とが互いに対向,離間することにより本体1a,
1bの開閉を検出し、後述するように、携帯電話機の制
御系10(図4参照)を作動させるようになっている。
【0016】なお、開閉検出手段としては、本実施形態
に示したリードスイッチ部2及び磁石部3以外の構成で
あってもよい。例えば、携帯電話機1の本体の開閉にと
もなって開閉されるマイクロスイッチや、本体を開いた
ときに光を検知する光センサ、本体の展開角度を検知す
るエンコーダ等、電話機本体の開閉を検出できる限り、
他の手段によって本実施形態の開閉検出手段を構成する
こともできる。
【0017】また、本体にはスピーカ部4が備えられて
おり、本実施形態では、図3に示すように、本体1bの
背面部に露出するように配設してある。このスピーカ部
4が、後述する制御系の制御により所定の音を外部に発
するようになっており、本実施形態では、後述するよう
に、本体1a,1bの開動作と同時に一定時間メロディ
音が発せられるようになっている。なお、このスピーカ
部4の音源として、現在開発の進んでいるFM音源等の
高音質LSIを採用することができる。このようにスピ
ーカ部4の音源に高音質音源を用いることで、高音質L
SIのもつ音の美しさや豊かさといった優れた特性を本
実施形態の携帯電話機において有効に活用することがで
きる。
【0018】さらに、図1〜図3では図示を省略してあ
るが、携帯電話機1の本体には表示部5、照明部6が備
えられている(図4参照)。表示部5は液晶表示画面を
有し、電話番号等の必要情報を文字,記号,図形等で表
示するようになっている。また、照明部6は、外部から
の着信時等、一定の場合に光を点灯,点滅させるように
なっており、本実施形態では、後述するように、本体1
a,1bの開動作と同時に一定時間光を点滅させるよう
になっている。その他、本実施形態で特に示さない構成
部分については、通常の折畳み型携帯電話機と同様の構
成となっている。
【0019】次に、本実施形態の携帯電話機の制御系に
ついて図4を参照して説明する。同図に示すように、本
実施形態の携帯電話機の制御系10は、開閉検出手段を
構成するリードスイッチ部2からの信号を入力する電池
電圧測定部11及び開閉検出部12と、開閉検出部12
からの信号によりスピーカ部4,表示部5,照明部6の
各部を制御するスピーカ制御部13,表示制御部14及
び照明点灯制御部15を備えている。
【0020】電池電圧測定部11は、携帯電話機の電池
電圧が所定値以上であるか否かを確認し、電池電圧が所
定値以上の場合には、開閉検出部12にリードスイッチ
部2からの開閉検出信号を出力する。開閉検出部12
は、電池電圧測定部11を介してリードスイッチ部2か
らの開閉信号を入力し、本体1a,1bの開閉動作を判
定する判定部となっており、リードスイッチ部2,磁石
部3とともに開閉検出手段を構成している。
【0021】そして、開閉検出部12は、本体1a,1
bの開閉動作の判定結果に応じて、スピーカ制御部1
3,表示制御部14及び照明点灯制御部15に制御信号
を出力するようになっている。すなわち、本実施形態で
は、まず、リードスイッチ部2からの信号により本体1
a,1bが開かれたと判定された場合、開閉検出部12
からスピーカ制御部13,表示制御部14及び照明点灯
制御部15に信号が出力される。また、リードスイッチ
部2からの信号により本体1a,1bが閉じられたと判
定された場合、開閉検出部12からスピーカ制御部1
3,表示制御部14及び照明点灯制御部15に信号が出
力される。
【0022】スピーカ制御部13は、所定時に所定の音
を発するようスピーカ部4を制御するようになってい
る。例えば、通常の携帯電話機と同様、本実施形態の携
帯電話機1が外部から信号を受信すると、スピーカ制御
部13がスピーカ部4を制御し、信号の着信を報知する
着信音を発するようになっている。
【0023】そして、本実施形態では、スピーカ制御部
13が、開閉検出部12から本体1a,1bの開動作の
信号を入力すると、スピーカ部4を制御して、開動作を
知らせる開動作報知音を発するようになっている。これ
によって、本実施形態では、本体1a,1bが、折畳ま
れた状態から開かれると、スピーカ部4がスピーカ制御
部13によって鳴動制御され、本体1a,1bの開動作
と同時に所定の音が発せられることになる。
【0024】ここで、本実施形態において、スピーカ部
4から発せられる音は、スピーカ制御部13に対する設
定操作を行うことにより、任意に設定,変更できるよう
になっている。すなわち、本実施形態の携帯電話機1で
は、図示しない本体のキーボタンを入力操作することに
より、スピーカ制御部13に対し任意の設定を行うこと
ができるようになっており、これによって、スピーカ部
4から発せられる音の種類,発音時期,発音時間等を自
由に選択,設定することができるようになっている。
【0025】例えば、本実施形態では、本体1a,1b
の開動作を報知する音を、信号の着信を知らせる着信音
と異なるメロディ音に設定するようにしてある。これに
より、本体1a,1bを開くときにだけ特定のメロディ
音が流れるように設定することができ、従来にはなかっ
た新しい携帯電話機の利用方法を実現することができ
る。また、本実施形態では、上述したように、本体1
a,1bの開動作時、すなわち、本体1a,1bが開か
れた際に音を発するようにしてあるが、これを本体1
a,1bの閉動作時、すなわち、本体1a,1bが折畳
まれた閉じられた際にもスピーカ部4から音を発するよ
うにすることもできる。
【0026】表示制御部14は、開閉検出部12から本
体1a,1bの開閉動作の信号を入力すると、表示部5
をオン/オフ制御して、本体1a,1bの開閉にともな
って表示部5をオン/オフするようになっている。これ
によって、本実施形態では、本体1a,1bが開かれる
と、表示部5は自動的にオンとなり所定の画面表示がな
され、本体1a,1bが閉じられると表示部5の表示も
消えるようになっている。
【0027】照明点灯制御部15は、所定時に所定の光
を発するよう照明部6を制御するようになっている。例
えば、携帯電話機1が外部から信号を受信すると、照明
点灯制御部15が照明部6を制御し、信号の着信を報知
する点滅を行うようになっている。そして、本実施形態
では、照明点灯制御部15が、開閉検出部12から本体
1a,1bの開動作の信号を入力すると、照明部6を制
御して、開動作を知らせる所定の点滅を行うようになっ
ている。これにより、本実施形態の本体1a,1bが折
畳まれた状態から開かれると、照明部6が照明点灯制御
部15によって制御され、本体1a,1bの開動作と同
時に所定の態様の点滅を行うようになる。
【0028】なお、この照明部6の光の点灯,点滅態様
についても、スピーカ部4の場合と同様、照明点灯制御
部15に対する設定操作により、任意に設定,変更でき
るようになっている。すなわち、本体の図示しないキー
ボタンを入力操作することで、照明点灯制御部15に対
しても任意の設定を行うことができるようになってお
り、照明部6の点灯時期や点灯時間,点灯又は点滅の態
様等を選択して設定できる。これにより、例えば、本体
1a,1bの開動作の際に点灯する光を、信号の着信を
知らせる着信光と異なる態様で点灯又は点滅するように
設定することができる。本体1a,1bを開くときだけ
の特定の点滅態様で光を発せられるように設定すること
ができる。
【0029】次に、以上のような構成からなる本実施形
態にかかる携帯電話機の動作について、図5に示すフロ
ーチャート図を参照して説明する。まず、本実施形態の
携帯電話機1を、本体1a,1bが折畳まれた閉状態
(図1に示す状態)から展開された開状態(図2に示す
状態)にすると、リードスイッチ部2と磁石部3が離間
することにより信号が制御系10に入力される。制御系
10では、リードスイッチ部2から開動作信号が入力さ
れると、まず、電池電圧測定部11で携帯電話機1の電
池電圧が所定値以上であるか否かが確認され(スッテプ
1)、所定値以上の電池電圧が確認されると、開閉検出
部12において開動作か否かが判定される(ステップ
2)。
【0030】開閉検出部12で開動作が確認されると、
開閉検出部12からスピーカ制御部13,表示制御部1
4,照明点灯制御部15の各部に信号が出力される。そ
して、スピーカ制御部13及び照明点灯制御部15にお
いて開動作の報知設定がなされているか否かが判断され
(ステップ3)、報知設定がなされている場合には所定
のメロディ音がスピーカ4から所定時間流れるととも
に、照明部6が所定の態様で光を点灯する(ステップ
4)。なお、表示制御部14の制御により、表示部5も
本体1a,1bの開動作と同時に表示がオンとなる。
【0031】その後、通常の場合と同様、携帯電話機1
を使用し、使用後は本体1a,1bを折畳んで収納、携
帯する。また、ステップ3において開動作の報知設定が
なされていない場合には、そのまま携帯電話機を使用す
ることができる。なお、本実施形態では、本体1a,1
bの開動作時のみにメロディ音が発せられ、光が点灯又
は点滅する設定となっていたが、本体1a,1bが閉じ
られた際に所定の音が発せられたり、光が点灯したりす
るように設定することも勿論可能である。
【0032】以上のように、本実施形態にかかる携帯電
話機によれば、折畳み型の電話機1の本体1a,1bの
開閉を検出し、その検出結果に応じて外部に報知を行う
報知手段を備えることで、電話機本体を展開又は折り畳
んだ際に音や光等の方法による外部報知を行うことが可
能となる。これにより、折畳み型の携帯電話機1の本体
1a,1bの開閉動作にともなって音や光等による報知
が行われることになり、従来にはまったく存在しなかっ
た携帯電話機の新たな利用方法を提供することが可能と
なる。また、特に、近年携帯電話機用として急速に開発
の進んでいるFM音源等の高音質LSIのもつ音の美し
さや豊かさといった優れた特性も有効に活用することが
でき、従来にはない多様かつ優れた特徴を有する携帯電
話機の実現が可能となる。
【0033】[第二実施形態]次に、図6を参照して本
発明の携帯電話機の第二実施形態について説明する。図
6は、本実施形態にかかる携帯電話機の制御系を示すブ
ロック図である。同図に示すように、本実施形態は、上
述した第一実施形態の変更実施形態であり、携帯電話機
の本体の開閉報知手段として、第一実施形態における音
及び光の他に、携帯電話機の表示部における画像表示を
採用したものである。したがって、表示部の制御手段を
備えること以外は、上述の第一実施形態の携帯電話機と
同様の構成となっており、第一実施形態と同様部分につ
いては、同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0034】本実施形態では、携帯電話機1の本体1
a,1bの開閉動作を報知する報知手段として、スピー
カ4による音及び照明部6による光に加えて、電話機の
表示部5を用いた画像表示を採用している。すなわち、
図6に示すように、本実施形態では,電話番号やその他
の情報表示を液晶表示する表示部5の表示のオン/オフ
制御する表示制御部14に加えて、表示部5に、電話機
の本体1a,1bの開閉動作に応じてアニメーションに
よる画像表示を行うように画像制御するアニメーション
表示制御部14aを備えている。
【0035】このアニメーション表示制御部14aは、
開閉検出部12からの開閉信号を入力すると、表示部5
を制御して一定の態様のアニメーション画像を表示させ
るようになっている。これにより、第一実施形態で示し
た音,光による報知に加えて、表示部のアニメーション
画像によっても携帯電話機1の本体1a,1bの開閉動
作にともなう報知を行うことができ、従来にはない携帯
電話機の新しい利用方法を提供することができる。
【0036】なお、表示部5に表示されるアニメーショ
ン画像は、アニメーション表示制御部14aに対する設
定操作を行うことにより、任意に選択,設定,変更する
ことができる。すなわち、携帯電話機1の図示しない本
体のキーボタンを入力操作することにより、アニメーシ
ョン表示制御部14aに対し任意の設定を行うことがで
きるようになっており、表示部5に表示されるアニメー
ション画像の種類,表示時期,表示時間,表示態様等を
自由に選択,設定することができるようになっている。
【0037】また、このアニメーション画像による報知
は、上述した第一実施形態における音による報知,光に
よる報知と、任意の組合せにより設定することができ
る。例えば、本体1a,1bの開閉時に、画像報知のみ
を行うようにすることも、画像報知と音による報知の双
方を行うようにすることもできる。すなわち、本発明の
携帯電話機では、開閉報知手段として音,光,画像等、
一又は二以上の報知態様を有する場合、これら報知態様
を任意の選択,組合せにより設定して報知を行うことが
可能である。
【0038】なお、本発明の携帯電話機は、上述した第
一,第二の実施形態にのみ限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲で種々の変更実施が可能であることは
言うまでもない。例えば、上述した実施形態では、開閉
動作の報知手段として音,光又は画像表示を用いている
が、これ以外の報知手段を用いることも可能である。す
なわち、開閉動作を外部に報知できる限り、どのような
態様であっても本発明の携帯電話機に適用することが可
能である。例えば、従来の携帯電話機で採用されていた
信号の着信時に電話機本体を振動させる振動手段を、本
発明の本体の開閉報知手段として用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話,PHS等の携帯型通信端末として使用される
本体が折畳み自在に構成された折畳み型携帯電話機にお
いて、本体の開閉動作にともなって音や光等を発して開
閉動作の報知を行う報知手段を備えることにより、携帯
電話機の新たな利用方法を構築することができ、高音質
音源の特性を活用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の構
成を模式的に示す概略説明図であり、電話機本体を折り
畳んだ状態の側面図を示している。
【図2】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の構
成を模式的に示す概略説明図であり、電話機本体を開い
た状態の側面図を示している。
【図3】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の構
成を模式的に示す概略説明図であり、電話機本体を開い
た状態の背面図を示している。
【図4】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の制
御系を示すブロック図である。
【図5】本発明の第一実施形態にかかる携帯電話機の本
体の開閉報知動作を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の第二実施形態にかかる携帯電話機の制
御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 1a 本体 1b 本体 2 リードスイッチ部 3 磁石部 4 スピーカ部 5 表示部 6 照明部 10 制御系 11 電池電圧測定部 12 開閉検出部 13 スピーカ制御部 14 表示制御部 14a アニメーション表示制御部 15 照明点灯制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳み可能な本体と、前記本体の開閉を
    検出する開閉検出手段とを有する携帯電話機であって、 前記開閉検出手段により前記本体の開動作及び/又は閉
    動作が検出されたときに、外部に報知を行う開閉報知手
    段を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記開閉報知手段が、一又は二以上の異
    なる報知態様の少なくとも一の態様により報知を行う請
    求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記開閉報知手段が、音により報知を行
    う請求項1又は2記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記開閉報知手段が、光により報知を行
    う請求項1,2又は3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記開閉報知手段が、画面表示により報
    知を行う請求項1,2,3又は4記載の携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記開閉報知手段が、振動により報知を
    行う請求項1,2,3,4又は5記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記開閉報知手段が、前記一又は二以上
    の報知態様を任意の選択,組合せにより設定し報知する
    請求項2,3,4,5又は6記載の携帯電話機。
JP36773699A 1999-12-24 1999-12-24 携帯電話機 Pending JP2001186225A (ja)

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JP36773699A JP2001186225A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 携帯電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040033180A (ko) * 2002-10-11 2004-04-21 백승현 휴대폰의 도어 벨 서비스 제공 시스템 및 그 방법
KR20040041852A (ko) * 2002-11-12 2004-05-20 에스케이 텔레콤주식회사 이동전화단말기의 오디오신호 출력방법
KR101099155B1 (ko) * 2002-08-30 2011-12-27 모토로라 모빌리티, 인크. 모바일 무선 통신 디바이스에서의 사용자 특정 출력 및 그방법

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