JP2004056188A - 折り畳み式携帯電話 - Google Patents
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Abstract
【課題】折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態のときマイク、スピーカ等を外部の適正な位置に配置しこの折り畳んだ状態で使用できるようにする。
【解決手段】操作部本体3に表示部本体5をヒンジ機構7により折り畳み自在に備えた折り畳み式携帯電話1を折り畳んだ状態で使用できるように、第2スピーカ15を所定の位置に配置し、切り替えスイッチにより折り畳み時にON状態にする。さらに、マイク部、電源ONボタン、電源OFFボタン等の機能を折り畳んだ状態での露出部に設置することにより、折り畳んだ状態で電話の発信等を行えるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】操作部本体3に表示部本体5をヒンジ機構7により折り畳み自在に備えた折り畳み式携帯電話1を折り畳んだ状態で使用できるように、第2スピーカ15を所定の位置に配置し、切り替えスイッチにより折り畳み時にON状態にする。さらに、マイク部、電源ONボタン、電源OFFボタン等の機能を折り畳んだ状態での露出部に設置することにより、折り畳んだ状態で電話の発信等を行えるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、折り畳み式携帯電話に関し、特に折り畳んだ状態と、開いた状態とにおいて使用できるようにスピーカ、マイク、電源ON/OFFボタン、着信表示部等の機能を所定位置に配置した折り畳み式携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の折り畳み式携帯電話は、開いた状態のときのみ使用(例えば、通話)が可能な様に設計されており、折り畳んだ状態のままでは使用出来ない。すなわち、携帯電話を折り畳んだときにはマイク、スピーカ等が折り畳まれた内部に隠れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の折り畳み式携帯電話においては、折り畳んだ状態では通話ができないので不便であるという課題があった。すなわち、携帯電話は通常使用者本人が携帯しているので、その使用の際の場所、時間等が限定されない。例えば、歩行中に電話が掛かってきたとき等は、折り畳んである携帯電話を開くには不便であるという問題があった。また、狭い場所等で折り畳み式携帯電話を通話する際に開くのも不便であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、操作部本体に、表示部本体をヒンジ機構により開閉自在に備えた折り畳み式携帯電話において、
受信した音声信号から音声を発生させる第1スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を開いた状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第1スピーカ使用位置に設け、
受信した音声信号から音声を発生させる第2スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第2スピーカ使用位置に設け、
使用者の音声を受信するマイク部を前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態と開いた状態において使用するとき共に使用上適正な所定の位置であるマイク使用位置に設けた折り畳み式携帯電話である。
【0005】
請求項2に係る発明は、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき、前記第1スピーカをオフ状態にするとともに、前記第2スピーカをオン状態にし、
前記折り畳み式携帯電話を開いたとき、前記第1スピーカをオン状態にするとともに、前記第2スピーカをオフ状態にする切り替えスイッチを設けた上記折り畳み式携帯電話である。これにより、自動で切り替えが行える。
【0006】
請求項3に係る発明は、前記表示部本体の長手方向の距離より、前記操作部本体の長手方向の距離を長くし、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき前記操作部本体に備えられる重ならない部分である露出部に操作機能を設けた上記折り畳み式携帯電話である。これにより、露出部に操作機能を配置でき折り畳んだ状態で使用できる。
【0007】
請求項4に係る発明は、前記露出部にマイク部、電源ONボタン、電源OFFボタン、着信履歴呼び出し部、発信履歴呼び出し部、及び検索部を配置し、前記表示部本体の背面側に第2スピーカを配置する上記折り畳み式携帯電話である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本例に係る折り畳み式携帯電話1の折り畳んだ状態の斜視図である。前記折り畳み式携帯電話1は携帯電話の使用者が操作を行う操作部本体3と、表示部23を設けた表示部本体5とがヒンジ機構7により一体的に折り畳み自在に構成されている。なお、本例で折り畳み式携帯電話というときはヒンジ機能により折り畳んだり開いたりする携帯電話をいう。
【0010】
前記折り畳み式携帯電話1は、折り畳んだ状態で操作部本体3と表示部本体5との重ならない部分である露出部を有している。すなわち、前記操作部本体3の長手方向の距離DAは、前記表示部本体5の長手方向の距離DBより長く設計されている(これは、前記表示部本体5の長手方向の距離DBは、前記操作部本体3の長手方向の距離DAより短く設計されていることと同一である)。
【0011】
これにより、露出部DCを前記操作部本体3に有する。そして、折り畳んだ状態でも操作機能等を前記露出部DCに配置することができ、折り畳んだ状態で携帯電話の使用を行うことができる。
【0012】
そして、この露出部DCには使用者の音声を受信するマイク部9と、携帯電話を使用可にする電源ONボタン11と、携帯電話の使用を不可にする電源OFFボタン13とが設けられている。また、前記表示部本体5の背面側(折り畳んだ状態で外に露出する側)には第2スピーカ15が備えられている。さらにこの面には着信した相手側の情報(例えば、電話番号)を表示する着信表示部17が備えられている。これにより、携帯電話を折り畳んだ状態でも携帯電話の使用が可能になり受信した相手の情報も知ることができる。
【0013】
図2は前記折り畳み式携帯電話1を開いた状態の斜視図である。すなわち、操作部本体3と、表示部本体5とを折り畳んだ状態から矢印AR1方向に開いた状態の斜視図である。前記操作部本体3には操作ボタン配置エリア19が備えられている。前記操作ボタン配置エリア19には各種の操作ボタンが複数配置されている。また、前記操作部本体3は切り替えスイッチ21を備えている。
【0014】
前記表示部本体5は表示部23を備えている。また、第1スピーカ25を前記表示部23の上側に備えている。これにより、開いた状態での通常の携帯電話の使用ができる。
【0015】
図3を参照する。折り畳み式携帯電話1を折り畳んだ状態と、開いた状態で第1スピーカ25と第2スピーカ15とのON/OFFを切り替える切り替えスイッチ21の機能を示す。
【0016】
操作部本体3と、表示部本体5とを矢印AR2方向に折り畳むことにより(または、逆に操作部本体3と表示部本体5とを開くことにより)前記切り替えスイッチ21は矢印AR3方向に上下し、第1スピーカ25と、第2スピーカ15との電源の切り替えを行う。すなわち、この折り畳み式携帯電話1を開いた状態では切り替えスイッチ21は切り替えスイッチ押下エリア27に押下されないので第1スピーカ25に電源が供給される。そして、折り畳んだ状態では切り替えスイッチ押下エリア27により前記切り替えスイッチ21が押下され前記第1スピーカ25がOFF状態になり前記第2スピーカ15がON状態に切り替えられる。
【0017】
図4を参照する。前記切り替えスイッチ21の回路図を示す。電源部29により供給される電圧はアンプ部31により増幅される。これにより、スピーカの音量等の調節を行うことができる。切り替えスイッチ回路33は端子33aと、端子33bと、端子33cとを備えている。そして、折り畳み式携帯電話1が開いた状態のとき(すなわち、切り替えスイッチ21がフリーの状態のとき)は、接続端子33dが端子33aと端子33bとを接続する。これにより、第1スピーカ回路35に電力が供給され第1スピーカ回路35(すなわち、第1スピーカ25)が作動する。
【0018】
前記折り畳み式携帯電話1が閉じた状態のとき(すなわち、切り替えスイッチ21が切り替えスイッチ押下エリア27に押下された状態のとき)前記端子33aと前記端子33cとが前記接続端子33dにより接続されるこれにより、第2スピーカ回路37に電力が供給され第2スピーカ回路37(すなわち、第2スピーカ15)が作動する。これにより、第1スピーカ25がON状態になると、第2スピーカ15がOFF状態になり、第1スピーカ25がOFF状態になると、第2スピーカ15がON状態になる。
【0019】
図5は前記折り畳み式携帯電話1の露出部DCに着信した情報の操作を行う着信履歴呼び出し部39と、発信した情報の操作を行う発信履歴呼び出し部41と、記憶されている情報の検索等を行う検索部43とを設けた場合を示している。これにより、電話の着信、発信等を折り畳んだままで行うことができる。
【0020】
図6に、図5において説明した機能の回路図を示す。着信部45に着信した情報(例えば電話番号等)は表示窓51(図5においては着信表示部17に該当する)に表示されるとともにアドレス情報メモリ47に記憶される。これにより、着信した相手先のアドレス情報を履歴として蓄積することができる。
【0021】
一方、入力部49からキー入力した電話番号等もアドレス情報メモリ47に記憶される。そして、携帯電話の使用者が相手先に電話を掛ける際には前記アドレス情報メモリ47に記憶されているアドレス情報を検索して電話の発信を行う。すなわち、検索部53(図5においては検索部43に該当する)はアドレス情報メモリ47か所定のアドレス情報を検索して検索データメモリ55に記憶するとともに表示窓51に表示する。続いて、発信部57に備えられたボタンを押下することにより発信が行われる。これにより、折り畳み式携帯電話1を閉じたままでも電話の応答、発信等が可能になる。このとき、着信履歴呼び出し部39を選択する(例えば、ボタンを押下する)と着信情報の検索を行うことができる。また、発信履歴呼び出し部41を選択する(例えば、ボタンを押下する)ことにより発信情報の検索を行うことができる。
【0022】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0023】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、折り畳み式携帯電話において、折り畳んだままの状態で使用できるので使用の状態(例えば、歩行中、狭い場所での使用等)に影響されないため便利であるという効果がある。
【0024】
さらに、露出部に多数の操作機能を配置することができるため、この折り畳み式携帯電話を閉じた状態で着信履歴、発信履歴等の情報を検索してこの情報に基づき相手方に電話を掛けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳み式携帯電話の閉じた状態の斜視図である。
【図2】折り畳み式携帯電話の開いた状態の斜視図である。
【図3】切り替えスイッチを説明する説明図である。
【図4】切り替えスイッチの回路を説明する説明図である。
【図5】露出部に配置された機能を説明する説明図である。
【図6】検索機能の回路を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 折り畳み式携帯電話
3 操作部本体
5 表示部本体
7 ヒンジ機構
9 マイク部
11 電源ONボタン
13 電源OFFボタン
15 第2スピーカ
17 着信表示部
【発明の属する技術分野】
この発明は、折り畳み式携帯電話に関し、特に折り畳んだ状態と、開いた状態とにおいて使用できるようにスピーカ、マイク、電源ON/OFFボタン、着信表示部等の機能を所定位置に配置した折り畳み式携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の折り畳み式携帯電話は、開いた状態のときのみ使用(例えば、通話)が可能な様に設計されており、折り畳んだ状態のままでは使用出来ない。すなわち、携帯電話を折り畳んだときにはマイク、スピーカ等が折り畳まれた内部に隠れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の折り畳み式携帯電話においては、折り畳んだ状態では通話ができないので不便であるという課題があった。すなわち、携帯電話は通常使用者本人が携帯しているので、その使用の際の場所、時間等が限定されない。例えば、歩行中に電話が掛かってきたとき等は、折り畳んである携帯電話を開くには不便であるという問題があった。また、狭い場所等で折り畳み式携帯電話を通話する際に開くのも不便であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、操作部本体に、表示部本体をヒンジ機構により開閉自在に備えた折り畳み式携帯電話において、
受信した音声信号から音声を発生させる第1スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を開いた状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第1スピーカ使用位置に設け、
受信した音声信号から音声を発生させる第2スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第2スピーカ使用位置に設け、
使用者の音声を受信するマイク部を前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態と開いた状態において使用するとき共に使用上適正な所定の位置であるマイク使用位置に設けた折り畳み式携帯電話である。
【0005】
請求項2に係る発明は、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき、前記第1スピーカをオフ状態にするとともに、前記第2スピーカをオン状態にし、
前記折り畳み式携帯電話を開いたとき、前記第1スピーカをオン状態にするとともに、前記第2スピーカをオフ状態にする切り替えスイッチを設けた上記折り畳み式携帯電話である。これにより、自動で切り替えが行える。
【0006】
請求項3に係る発明は、前記表示部本体の長手方向の距離より、前記操作部本体の長手方向の距離を長くし、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき前記操作部本体に備えられる重ならない部分である露出部に操作機能を設けた上記折り畳み式携帯電話である。これにより、露出部に操作機能を配置でき折り畳んだ状態で使用できる。
【0007】
請求項4に係る発明は、前記露出部にマイク部、電源ONボタン、電源OFFボタン、着信履歴呼び出し部、発信履歴呼び出し部、及び検索部を配置し、前記表示部本体の背面側に第2スピーカを配置する上記折り畳み式携帯電話である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本例に係る折り畳み式携帯電話1の折り畳んだ状態の斜視図である。前記折り畳み式携帯電話1は携帯電話の使用者が操作を行う操作部本体3と、表示部23を設けた表示部本体5とがヒンジ機構7により一体的に折り畳み自在に構成されている。なお、本例で折り畳み式携帯電話というときはヒンジ機能により折り畳んだり開いたりする携帯電話をいう。
【0010】
前記折り畳み式携帯電話1は、折り畳んだ状態で操作部本体3と表示部本体5との重ならない部分である露出部を有している。すなわち、前記操作部本体3の長手方向の距離DAは、前記表示部本体5の長手方向の距離DBより長く設計されている(これは、前記表示部本体5の長手方向の距離DBは、前記操作部本体3の長手方向の距離DAより短く設計されていることと同一である)。
【0011】
これにより、露出部DCを前記操作部本体3に有する。そして、折り畳んだ状態でも操作機能等を前記露出部DCに配置することができ、折り畳んだ状態で携帯電話の使用を行うことができる。
【0012】
そして、この露出部DCには使用者の音声を受信するマイク部9と、携帯電話を使用可にする電源ONボタン11と、携帯電話の使用を不可にする電源OFFボタン13とが設けられている。また、前記表示部本体5の背面側(折り畳んだ状態で外に露出する側)には第2スピーカ15が備えられている。さらにこの面には着信した相手側の情報(例えば、電話番号)を表示する着信表示部17が備えられている。これにより、携帯電話を折り畳んだ状態でも携帯電話の使用が可能になり受信した相手の情報も知ることができる。
【0013】
図2は前記折り畳み式携帯電話1を開いた状態の斜視図である。すなわち、操作部本体3と、表示部本体5とを折り畳んだ状態から矢印AR1方向に開いた状態の斜視図である。前記操作部本体3には操作ボタン配置エリア19が備えられている。前記操作ボタン配置エリア19には各種の操作ボタンが複数配置されている。また、前記操作部本体3は切り替えスイッチ21を備えている。
【0014】
前記表示部本体5は表示部23を備えている。また、第1スピーカ25を前記表示部23の上側に備えている。これにより、開いた状態での通常の携帯電話の使用ができる。
【0015】
図3を参照する。折り畳み式携帯電話1を折り畳んだ状態と、開いた状態で第1スピーカ25と第2スピーカ15とのON/OFFを切り替える切り替えスイッチ21の機能を示す。
【0016】
操作部本体3と、表示部本体5とを矢印AR2方向に折り畳むことにより(または、逆に操作部本体3と表示部本体5とを開くことにより)前記切り替えスイッチ21は矢印AR3方向に上下し、第1スピーカ25と、第2スピーカ15との電源の切り替えを行う。すなわち、この折り畳み式携帯電話1を開いた状態では切り替えスイッチ21は切り替えスイッチ押下エリア27に押下されないので第1スピーカ25に電源が供給される。そして、折り畳んだ状態では切り替えスイッチ押下エリア27により前記切り替えスイッチ21が押下され前記第1スピーカ25がOFF状態になり前記第2スピーカ15がON状態に切り替えられる。
【0017】
図4を参照する。前記切り替えスイッチ21の回路図を示す。電源部29により供給される電圧はアンプ部31により増幅される。これにより、スピーカの音量等の調節を行うことができる。切り替えスイッチ回路33は端子33aと、端子33bと、端子33cとを備えている。そして、折り畳み式携帯電話1が開いた状態のとき(すなわち、切り替えスイッチ21がフリーの状態のとき)は、接続端子33dが端子33aと端子33bとを接続する。これにより、第1スピーカ回路35に電力が供給され第1スピーカ回路35(すなわち、第1スピーカ25)が作動する。
【0018】
前記折り畳み式携帯電話1が閉じた状態のとき(すなわち、切り替えスイッチ21が切り替えスイッチ押下エリア27に押下された状態のとき)前記端子33aと前記端子33cとが前記接続端子33dにより接続されるこれにより、第2スピーカ回路37に電力が供給され第2スピーカ回路37(すなわち、第2スピーカ15)が作動する。これにより、第1スピーカ25がON状態になると、第2スピーカ15がOFF状態になり、第1スピーカ25がOFF状態になると、第2スピーカ15がON状態になる。
【0019】
図5は前記折り畳み式携帯電話1の露出部DCに着信した情報の操作を行う着信履歴呼び出し部39と、発信した情報の操作を行う発信履歴呼び出し部41と、記憶されている情報の検索等を行う検索部43とを設けた場合を示している。これにより、電話の着信、発信等を折り畳んだままで行うことができる。
【0020】
図6に、図5において説明した機能の回路図を示す。着信部45に着信した情報(例えば電話番号等)は表示窓51(図5においては着信表示部17に該当する)に表示されるとともにアドレス情報メモリ47に記憶される。これにより、着信した相手先のアドレス情報を履歴として蓄積することができる。
【0021】
一方、入力部49からキー入力した電話番号等もアドレス情報メモリ47に記憶される。そして、携帯電話の使用者が相手先に電話を掛ける際には前記アドレス情報メモリ47に記憶されているアドレス情報を検索して電話の発信を行う。すなわち、検索部53(図5においては検索部43に該当する)はアドレス情報メモリ47か所定のアドレス情報を検索して検索データメモリ55に記憶するとともに表示窓51に表示する。続いて、発信部57に備えられたボタンを押下することにより発信が行われる。これにより、折り畳み式携帯電話1を閉じたままでも電話の応答、発信等が可能になる。このとき、着信履歴呼び出し部39を選択する(例えば、ボタンを押下する)と着信情報の検索を行うことができる。また、発信履歴呼び出し部41を選択する(例えば、ボタンを押下する)ことにより発信情報の検索を行うことができる。
【0022】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0023】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、折り畳み式携帯電話において、折り畳んだままの状態で使用できるので使用の状態(例えば、歩行中、狭い場所での使用等)に影響されないため便利であるという効果がある。
【0024】
さらに、露出部に多数の操作機能を配置することができるため、この折り畳み式携帯電話を閉じた状態で着信履歴、発信履歴等の情報を検索してこの情報に基づき相手方に電話を掛けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳み式携帯電話の閉じた状態の斜視図である。
【図2】折り畳み式携帯電話の開いた状態の斜視図である。
【図3】切り替えスイッチを説明する説明図である。
【図4】切り替えスイッチの回路を説明する説明図である。
【図5】露出部に配置された機能を説明する説明図である。
【図6】検索機能の回路を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 折り畳み式携帯電話
3 操作部本体
5 表示部本体
7 ヒンジ機構
9 マイク部
11 電源ONボタン
13 電源OFFボタン
15 第2スピーカ
17 着信表示部
Claims (4)
- 操作部本体に、表示部本体をヒンジ機構により開閉自在に備えた折り畳み式携帯電話において、
受信した音声信号から音声を発生させる第1スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を開いた状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第1スピーカ使用位置に設け、
受信した音声信号から音声を発生させる第2スピーカを、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態において使用するとき使用上適正な所定の位置である第2スピーカ使用位置に設け、
使用者の音声を受信するマイク部を前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだ状態と、開いた状態において使用するとき共に使用上適正な所定の位置であるマイク使用位置に設けたことを特徴とする折り畳み式携帯電話。 - 前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき、前記第1スピーカをオフ状態にするとともに、前記第2スピーカをオン状態にし、
前記折り畳み式携帯電話を開いたとき、前記第1スピーカをオン状態にするとともに、前記第2スピーカをオフ状態にする切り替えスイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯電話。 - 前記表示部本体の長手方向の距離より、前記操作部本体の長手方向の距離を長くし、前記折り畳み式携帯電話を折り畳んだとき前記操作部本体に備えられる重ならない部分である露出部に操作機能を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳み式携帯電話。
- 前記露出部にマイク部、電源ONボタン、電源OFFボタン、着信履歴呼び出し部、発信履歴呼び出し部、及び検索部を配置し、前記表示部本体の背面側に第2スピーカを配置することを特徴とする請求項1、2又は3記載の折り畳み式携帯電話。
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---|---|---|---|
JP2002206910A JP2004056188A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 折り畳み式携帯電話 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002206910A JP2004056188A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 折り畳み式携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004056188A true JP2004056188A (ja) | 2004-02-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040204012A1 (ja) |
JP (1) | JP2004056188A (ja) |
Cited By (1)
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