JP2003101614A - 通信端末装置、自動回線接続方法、情報記憶媒体およびプログラム - Google Patents

通信端末装置、自動回線接続方法、情報記憶媒体およびプログラム

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JP2003101614A JP2001285980A JP2001285980A JP2003101614A JP 2003101614 A JP2003101614 A JP 2003101614A JP 2001285980 A JP2001285980 A JP 2001285980A JP 2001285980 A JP2001285980 A JP 2001285980A JP 2003101614 A JP2003101614 A JP 2003101614A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】両筐体を伸縮状態から伸張状態にした場合、着
信拒否すべき相手であればオンフック状態を維持し使用
者に通話選択の判断機会を与えることが可能な通信端末
装置および自動回線接続方法を提供することにある。 【解決手段】制御部27は、通信網側から着信報知を受
けると発呼側情報を確認し、記憶部30を検索して着信
選択接続モードの設定状態を確認するとともに着信を報
知する。この報知状態で、ユーザが通信端末装置を伸縮
状態から伸張状態にすると、制御部27は着信選択接続
モードの設定状態と確認した発呼側情報に基づいて、回
線接続を行うか否かを判断する。例えば、確認した発呼
側情報が番号非通知設定、公衆電話または国際電話等で
あったり、または通知された発呼者IDが着信拒否メモ
リに登録されていれば、オンフック状態を維持したま
ま、ユーザに通信回線を接続するか否かの判断機会を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置、ス
ライド式通信端末装置および自動回線接続方法に係り、
更に詳しくは、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能
に構成され、前記両筐体が閉じた伸縮状態で且つ着信選
択接続モードが設定されていない状態で着信があり、そ
の着信中に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態
にした場合、自動的にオフフックして通話可能となるス
ライド式通信端末装置および自動回線接続方法、また
は、通信端末装置のボディが、持ち運びに適する小型状
態と通話に適する大型状態になるように構成され、前記
ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定され
ていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディを
大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可能
となる通信端末装置および自動回線接続方法に関する。
【0002】また、本発明は、それらの処理手順を実行
させるプログラムを半導体メモリー、LD(レーザーデ
ィスク(登録商標))、HD(ハードディスク)、FD
(フロッピー(登録商標)ディスク)、MD(ミニディ
スク)、CD(コンパクトディスク)又はDVD(デジ
タルビデオディスク)などに記録した情報記憶媒体に関
する。
【0003】
【従来の技術】近年、携帯情報端末や携帯電話機に代表
される通信端末装置の普及は目覚しく、特に携帯電話機
では通話料金や本体価格の低下に伴い、一人に一台の時
代となりつつあり、若者の間では既に必須アイテムとな
っている。
【0004】また、通信端末装置の中でも携帯性(例え
ば、携帯時の誤操作が少ない点)やファッション性およ
び表示画面を大きくできるという点で優れる折畳式通信
端末装置(またはスライド式通信端末装置)が人気とな
っており、NTTドコモが発売するNEC製N501や
N503iなどは爆発的な売れ行きを示している。そし
て、現在ではJ−PHONEやKDDIなどの通信事業
者も独自の折畳式通信端末装置(またはスライド式通信
端末装置)を続々と発表している。
【0005】ところで、従来の折畳式通信端末装置とし
て特開平1−80145号公報が公知であり、その従来
技術の説明には、「キャビネットが開閉可能となった折
りたたみ式の携帯用電話機は通話時はキャビネットを開
いて使用するため、開閉動作に応動するスイッチを設
け、このスイッチによってキャビネットを開いた時に電
話回線を閉結し、閉じた時に電話回線を開放するように
している。」と記載されている。すなわち、第1の筐体
と第2の筐体が開閉可能に構成され、この両筐体が閉状
態において着信があり、その後に開状態にした場合、自
動的にオフフックして通話可能となる折畳式通信端末装
置が開示されている。
【0006】また、従来の通信端末装置が具備する基本
機能として着信拒否機能がある。この着信拒否機能と
は、電話がかかってきたときに相手が電話番号を通知し
てこなかった場合、その理由(番号非通知設定、公衆電
話、国際電話などまたは発呼側の番号が着信拒否メモリ
に登録した番号と一致)ごとに着信を拒否する機能であ
り、自動的にオフフックした後に、「あなたの電話番号
を通知してかけなおして下さい」などのガイダンスや相
手が話す声をそのまま送り返すのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の折畳式通
信端末装置(またはスライド式通信端末装置)では、上
述した通り、着信呼び出しの際、キャビネットを閉状態
から開状態(または伸縮状態から伸張状態)にすると自
動的に電話回線が閉結されるので、使用者の意思に拘わ
りなく通話せざるを得なくなってしまう。
【0008】一方、この問題を解決するためには、通話
を希望しない相手に対して上記着信拒否機能を設定すれ
ばいいのであるが、その場合には常に自動的にオフフッ
クした後に、ガイダンスや相手が話す声をそのまま送り
返すので、発呼者はそれに驚き電話を切ってしまうであ
ろうから、例えば公衆電話から友人が連絡して来たとし
ても通話できないことになってしまう。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決する為にな
されたものであり、着信呼び出しの際、キャビネットを
閉状態から開状態にした場合(両筐体を伸縮状態から伸
張状態にした場合やボディを小型状態から大型状態にし
た場合を含む)、通話すべき相手であれば自動的に電話
回線を閉結して通話可能とし、一方、着信拒否すべき相
手であればオンフック状態を維持することにより使用者
に通話選択の判断機会を与えることが可能な通信端末装
置、スライド式通信端末装置、自動回線接続方法および
情報記憶媒体を提供することを目的とする。
【0010】なお、本願発明に近いと思われる従来技術
としては、特開2000−32103号公報が存在する
が、段落0046に、「相手側の電話番号とメモリ15
に登録している着信拒否番号とが一致した場合には、着
信拒否機能によりスイッチ回路16のスイッチを音声発
生器14側にして、相手側の電話の着信を拒否し、相手
側の電話にその旨を通知する。」と記載されている通
り、本願出願人が提示した上記問題点を有しており、本
願特有の構成を具備しないことは明白である。また、着
信の際に前記両筐体が閉状態から開状態になってオンフ
ック状態を維持している場合、更に前記両筐体が閉状態
になったとき、通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す
点、および、着信の際に前記両筐体が閉状態から開状態
になってオンフック状態を維持している場合、更に前記
両筐体が閉状態になったとき、着信拒否処理を行う点に
ついての記載や示唆は一切存在しない。
【0011】また、本願出願人が行った先の出願である
特願2000−353643(特許査定見込み)の審査
段階において、特開平11−041648号公報、特開
2000−286959、特開平10−322444号
公報、特開平11−122381号公報が引用された
が、上記本願特有の技術思想の開示や示唆は一切ない。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
スライド式通信端末装置は、上記の目的を達成するため
に、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた伸縮状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるスライド式
通信端末装置において、自動回線接続を行う接続条件、
自動回線接続を行わない不接続条件または自動回線接続
を行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り返す
着信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶する
記憶部と、前記着信の際に通信網側から報知される発呼
側情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出手段が
検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回
線接続条件に基づいて、前記両筐体が伸縮状態から伸張
状態になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続
制御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、着信選
択接続モードがONの状態において、着信中に前記両筐
体が伸縮状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情
報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を
接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前
記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオン
フックのまま維持することを特徴とする。
【0013】請求項2に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項1に記載のスライド式通信端末装置に
おいて、前記回線接続制御手段は、前記発呼側情報が下
記(a)乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する
場合、伸縮状態から伸張状態にしても通信回線をオンフ
ックのまま維持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項4に係る本発明のスライド式通信端末装置は、請
求項1または請求項2に記載のスライド式通信端末装置
において、前記回線接続制御手段は、着信中に前記両筐
体が伸縮状態から伸張状態になって通信回線をオンフッ
クのまま維持している場合、更に前記両筐体が伸縮状態
になったとき、通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す
ことを特徴とする。
【0014】請求項4に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項3に記載のスライド式通信端末装置に
おいて、前記回線接続制御手段は、通信回線を接続断し
待ち受け状態に戻す場合、通信回線をオフフック状態に
した後、所定時間経過後にオンフック状態にして接続断
し待ち受け状態に戻すことを特徴とする。
【0015】請求項5に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項4に記載のスライド式通信端末装置に
おいて、前記回線接続制御手段は、オフフック状態にし
た場合でも着呼側の音声をミュートして発呼側に送信し
ないことを特徴とする。
【0016】請求項6に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項1または請求項2に記載のスライド式
通信端末装置において、前記回線接続制御手段は、着信
中に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信回
線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両筐
体が伸縮状態になったとき、着信拒否処理を行うことを
特徴とする。
【0017】請求項7に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項6に記載のスライド式通信端末装置に
おいて、前記回線接続制御手段は、着信拒否処理を行う
場合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相
手側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着
信拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をその
まま送り返すことを特徴とする。
【0018】請求項8に係る本発明の自動回線接続方法
は、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた伸縮状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるスライド式
通信端末装置の自動回線接続方法において、自動回線接
続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不接続条件
または自動回線接続を行ってガイダンスや相手が話す声
をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる自動回線
接続条件を記憶部に記憶する記憶ステップと、前記着信
の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出する情
報検出ステップと、前記情報検出ステップが検出した発
呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件
に基づいて、前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になっ
た場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御ステッ
プとを含み、前記回線接続制御ステップは、着信選択接
続モードがONの状態において、着信中に前記両筐体が
伸縮状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情報が
前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を接続
して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自
動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオンフッ
クのまま維持することを特徴とする。
【0019】請求項9に係る本発明の自動回線接続方法
は、請求項8に記載の自動回線接続方法において、前記
回線接続制御ステップは、前記発呼側情報が下記(a)
乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する場合、伸
縮状態から伸張状態にしても通信回線をオンフックのま
ま維持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項10に係る本発明の自動回線接続方法は、請求項
8または請求項9に記載の自動回線接続方法において、
前記回線接続制御ステップは、着信中に前記両筐体が伸
縮状態から伸張状態になって通信回線をオンフックのま
ま維持している場合、更に前記両筐体が伸縮状態になっ
たとき、通信回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを
特徴とする。
【0020】請求項11に係る本発明の自動回線接続方
法は、請求項10に記載の自動回線接続方法において、
前記回線接続制御ステップは、通信回線を接続断し待ち
受け状態に戻す場合、通信回線をオフフック状態にした
後、所定時間経過後にオンフック状態にして接続断し待
ち受け状態に戻すことを特徴とする。
【0021】請求項12に係る本発明の自動回線接続方
法は、請求項11に記載の自動回線接続方法において、
前記回線接続制御ステップは、オフフック状態にした場
合でも着呼側の音声をミュートして発呼側に送信しない
ことを特徴とする。
【0022】請求項13に係る本発明の自動回線接続方
法は、請求項8または請求項9に記載の自動回線接続方
法において、前記回線接続制御ステップは、着信中に前
記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信回線をオ
ンフックのまま維持している場合、更に前記両筐体が伸
縮状態になったとき、着信拒否処理を行うことを特徴と
する。
【0023】請求項14に係る本発明の自動回線接続方
法は、請求項13に記載の自動回線接続方法において、
前記回線接続制御ステップは、着信拒否処理を行う場
合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相手
側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着信
拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそのま
ま送り返すことを特徴とする。
【0024】請求項15に係る本発明の情報記憶媒体
は、スライド式通信端末装置に自動回線接続処理手順を
実行させるプログラムを記録した情報記憶媒体であっ
て、前記スライド式通信端末装置は、第1の筐体と第2
の筐体がスライド可能に構成され、前記両筐体が閉じた
伸縮状態で且つ着信選択接続モードが設定されていない
状態で着信があり、その着信中に前記両筐体をスライド
させて開いた伸張状態にした場合、自動的にオフフック
して通話可能となり、前記自動回線接続処理手順は、自
動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不
接続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相手
が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる
自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶手順と、前記
着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出す
る情報検出手順と、前記情報検出手順が検出した発呼側
情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件に基
づいて、前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になった場
合の通信回線の接続を制御する回線接続制御手順とを含
み、前記回線接続制御手順は、着信選択接続モードがO
Nの状態において、着信中に前記両筐体が伸縮状態から
伸張状態になった場合、前記発呼側情報が前記自動回線
接続条件を満足するとき、通信回線を接続して通話可能
状態にする一方、前記発呼側情報が前記自動回線接続条
件を満足しないとき、通信回線をオンフックのまま維持
することを特徴とする。
【0025】請求項16に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項15に記載の情報記憶媒体において、前記回
線接続制御手順は、前記発呼側情報が下記(a)乃至
(d)のいずれかに記載の条件を満足する場合、伸縮状
態から伸張状態にしても通信回線をオンフックのまま維
持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項17に係る本発明の情報記憶媒体は、請求項15
または請求項16に記載の情報記憶媒体において、前記
回線接続制御手順は、着信中に前記両筐体が伸縮状態か
ら伸張状態になって通信回線をオンフックのまま維持し
ている場合、更に前記両筐体が伸縮状態になったとき、
通信回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴とす
る。
【0026】請求項18に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項17に記載の情報記憶媒体において、前記回
線接続制御手順は、通信回線を接続断し待ち受け状態に
戻す場合、通信回線をオフフック状態にした後、所定時
間経過後にオンフック状態にして接続断し待ち受け状態
に戻すことを特徴とする。
【0027】請求項19に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項18に記載の情報記憶媒体において、前記回
線接続制御手順は、オフフック状態にした場合でも着呼
側の音声をミュートして発呼側に送信しないことを特徴
とする。
【0028】請求項20に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項15または請求項16に記載の情報記憶媒体
において、前記回線接続制御手順は、着信中に前記両筐
体が伸縮状態から伸張状態になって通信回線をオンフッ
クのまま維持している場合、更に前記両筐体が伸縮状態
になったとき、着信拒否処理を行うことを特徴とする。
【0029】請求項21に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項20に記載の情報記憶媒体において、前記回
線接続制御手順は、着信拒否処理を行う場合、ガイダン
ス発生部に指示して音声ガイダンスを相手側に送信した
り、または、通知された発呼者情報が着信拒否メモリに
登録されていれば、相手が話す声をそのまま送り返すこ
とを特徴とする。
【0030】請求項22に係る本発明の通信端末装置
は、通信端末装置のボディが、持ち運びに適する小型状
態と通話に適する大型状態になるように構成され、前記
ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定され
ていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディを
大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可能
となる通信端末装置において、自動回線接続を行う接続
条件、自動回線接続を行わない不接続条件または自動回
線接続を行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送
り返す着信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記
憶する記憶部と、前記着信の際に通信網側から報知され
る発呼側情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出
手段が検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する
自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態か
ら大型状態になった場合の通信回線の接続を制御する回
線接続制御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、
着信選択接続モードがONの状態において、着信中に前
記ボディが小型状態から大型状態になった場合、前記発
呼側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信
回線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情
報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線
をオンフックのまま維持することを特徴とする。
【0031】請求項23に係る本発明の自動回線接続方
法は、通信端末装置のボディが、持ち運びに適する小型
状態と通話に適する大型状態になるように構成され、前
記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定さ
れていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディ
を大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可
能となる通信端末装置の自動回線接続方法において、自
動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不
接続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相手
が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる
自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶ステップと、
前記着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検
出する情報検出ステップと、前記情報検出ステップが検
出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線
接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態から大型状
態になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続制
御ステップとを含み、前記回線接続制御ステップは、着
信選択接続モードがONの状態において、着信中に前記
ボディが小型状態から大型状態になった場合、前記発呼
側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回
線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報
が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線を
オンフックのまま維持することを特徴とする。
【0032】請求項24に係る本発明の情報記憶媒体
は、通信端末装置に自動回線接続処理手順を実行させる
プログラムを記録した情報記憶媒体であって、前記通信
端末装置は、該装置のボディが、持ち運びに適する小型
状態と通話に適する大型状態になるように構成され、前
記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定さ
れていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディ
を大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可
能となり、前記自動回線接続処理手順は、自動回線接続
を行う接続条件、自動回線接続を行わない不接続条件ま
たは自動回線接続を行ってガイダンスや相手が話す声を
そのまま送り返す着信拒否条件などからなる自動回線接
続条件を記憶部に記憶する記憶手順と、前記着信の際に
通信網側から報知される発呼側情報を検出する情報検出
手順と、前記情報検出手順が検出した発呼側情報および
前記記憶部が記憶する自動回線接続条件に基づいて、前
記ボディが小型状態から大型状態になった場合の通信回
線の接続を制御する回線接続制御手順とを含み、前記回
線接続制御手順は、着信選択接続モードがONの状態に
おいて、着信中に前記ボディが小型状態から大型状態に
なった場合、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を
満足するとき、通信回線を接続して通話可能状態にする
一方、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足し
ないとき、通信回線をオンフックのまま維持することを
特徴とする。
【0033】
【実施の形態】まず、本明細書で使用する用語の意義を
定義する。
【0034】着信拒否処理とは、着信呼び出し中に相手
が電話番号を通知してこなかった場合、自動的にオンフ
ック状態からオフフック状態にした後、その理由(番号
非通知設定、公衆電話または国際電話など)ごとに「あ
なたの電話番号を通知してかけなおして下さい」などの
ガイダンスを流して回線断したり、または、相手が電話
番号を通知してきた場合でも、発呼側の番号が着信拒否
メモリに登録した番号と一致したとき、自動的にオンフ
ック状態からオフフック状態にした後、相手が話す声を
そのまま送り返して回線断する処理をいう。なお、着信
拒否処理を行う為の条件が、請求の範囲に記載した着信
拒否条件である。
【0035】請求の範囲に記載した「接続条件」とは、
通信端末装置のキャビネットを閉状態から開状態、筐体
を伸縮状態から伸張状態またはボディを小型状態から大
型状態にした場合に、自動的に電話回線を接続するため
の条件である。例えば、発呼側の電話番号を通知してき
た場合、自動回線接続を行うという接続条件である。
【0036】請求の範囲に記載した「不接続条件」と
は、通信端末装置のキャビネットを閉状態から開状態、
筐体を伸縮状態から伸張状態またはボディを小型状態か
ら大型状態にした場合でも、電話回線を接続しないため
の条件である。例えば、発呼側の電話番号を通知して来
なかった場合、自動回線接続を行わないという不接続条
件である。なお、「接続条件」と「不接続条件」とは、
裏腹の関係にある。
【0037】着信選択接続モードとは、自動回線接続条
件に従って、例えば両筐体が伸縮状態から伸張状態にな
った場合に、通信回線を接続するか否かを選択するモー
ドである。着信選択接続モードがONの状態において、
回線接続制御手段が自動回線接続条件を満たすか否かを
判断し、通信回線を自動的に接続するか否かを選択す
る。
【0038】伸縮状態とは、本明細書において、閉状態
または小型状態とほぼ同意語として使用している。
【0039】伸張状態とは、本明細書において、開状態
または大型状態とほぼ同意語として使用している。
【0040】以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳
細に説明する。
【0041】図1は、本発明に係る通信端末装置の概略
を示す構成図であり、図1(a)は開いた状態の正面
図、図1(b)は側面図、および図1(c)は折り畳ん
だ状態の側面図である。即ち、通信端末装置のボディ
が、持ち運びに適する小型状態(図1(c)参照)と通
話に適する大型状態(図1(a)および(b)参照)に
なるように構成されている。
【0042】なお、本発明の通信端末装置は、PDC方
式やPHS方式のスライド式通信端末装置だけではな
く、IS−95規格やIMT−2000規格(第三世
代)によるCDMA(Code Division Multiple Acces
s:符号分割多元接続)通信システムで用いられるスラ
イド式通信端末装置に適している。
【0043】図1に示す通信端末装置は、薄い筐体で形
成された本体部1(第1の筐体)およびこれと略同じ薄
い筐体で形成されたカバー部2(第2の筐体)とで構成
されている。また、両者をヒンジ機構3により連結し、
かつこのヒンジ機構3においてカバー部2を本体部1に
対して開閉させ、折り畳み状態と開いた状態(小型状態
と大型状態)に設定できるように構成されている。
【0044】図1において、通信端末装置は本体部1
と、前記本体部1にはアンテナ11、電源スイッチ1
2、ボリューム13、受話器14、表示器15が配設さ
れ、カバー部2には操作キー16、送話器17が配設さ
れる。更に、前記本体部1とカバー部2の内部には各種
の回路構体(図示せず)が内装されている。
【0045】また、これらに加えてカバー部2の一部に
はリードスイッチ18が内装され、かつカバー部2を折
り畳んだときにこのリードスイッチ18に対向する本体
部1の一部にはリードスイッチ18を駆動させるための
マグネット(磁石)19が内装されている。カバー部2
を本体部1に折畳んだときには、図1(c)に示すよう
にリードスイッチ18が磁石19に近接されてその磁界
内に位置されるため、この磁石の磁力によってリードス
イッチ18がオンするように構成されている。
【0046】このリードスイッチ18は、通信端末装置
本体が開閉されたことを検出する開閉検出手段である
が、装置本体の開閉に伴って開閉されるマイクロスイッ
チ、本体が開いたときの光を検知する光センサ、本体の
開き角度を検知するエンコーダーなど既知の手段を用い
て構成することもできる。
【0047】図5は、本発明に係るスライド式通信端末
装置の概略構成図である。
【0048】図5(a)は、キーパッドが閉じられた状
態を示す斜視図、図5(b)は、キーパッドをスライド
させ開いた状態を示す斜視図である。
【0049】携帯電話本体1側には、その表面にスピー
カー14と液晶表示部15があり、他方、キーパッド2
側には操作ボタン16とマイク17とがある。このキー
パッド2は、携帯電話本体1の両側面に設けられたガイ
ドレール20によって携帯電話本体1と結合されてい
る。このガーイドレール20によってキーパッド2は液
晶表示部15に沿って平行に移動することができるよう
になっている。
【0050】図5(a)において、露出している液晶表
示部15には、音声通話時の着呼、発呼に必要な電界強
度、電話番号、電池残量表示等が表示される。キーパッ
ド2をガイドレール20に沿って引き下げると、図5
(b)に示されるように液晶表示部15の全画面が現
れ、逆に、キーパッド2をガイドレール20に沿って引
き上げて閉じると、図5(a)に示されるように液晶表
示部15の画面の一部が露出した状態で静止する。
【0051】キーパッド2は、図5(a)および図5
(b)の状態で、携帯電話本体1とマイクロコネクター
(図示せず)等の手段によって電気的に接続され、入力
信号を携帯電話本体1に伝えることができるようになっ
ている。キーパッド2が完全に開かれたり、完全に閉じ
られると、検出スイッチ18aまたは検出スイッチ18
bによって、その開閉状態が検出されるようになってい
る。具体的には、これらの検出スイッチによる全開信号
または全閉信号が、後述する制御部27に入力されるこ
とにより、全開状態、全閉状態および途中の状態を検知
できる。例えば、この検出スイッチ18は、上述したマ
グネット式のスイッチであり、検出スイッチ18に対向
する本体部1の一部にはリードスイッチ18を駆動させ
るためのマグネット(磁石:図示せず)が内装されてい
る。なお、本体がスライドしたときの光を検知する光セ
ンサ、本体のスライドによる移動を検知するエンコーダ
ーなど既知の手段を用いて構成することもできる。
【0052】図2は、本発明に係る通信端末装置の構成
ブロック図である。
【0053】21は、送受信部であり、アンテナ11で
受信した電波信号を中間周波数帯に変換したり、中間周
波数帯の送信信号を無線周波数帯に変換して送信する。
【0054】22は、モデム部であり、送受信信号を変
復調する。
【0055】23は、音声コーデック部であり、音声信
号の符号化や復号化を行う。
【0056】24は、アナログフロントエンド部であ
り、符号化された音声信号をディジタル/アナログ変換
してレシーバ26を駆動したり、マイク25より入力さ
れた音声信号をアナログ/ディジタル変換して音声コー
デック23に出力する。
【0057】27は、制御部であり、通話に必要な制御
(例えば、位置登録、待受け、リンク確立、ハンドオー
バなどの制御)や表示制御など通信端末装置の全ての制
御、例えば着信メロディ指定制御、着信メロディ送受信
制御、電話番号通知制御および電話番号記憶制御などを
行う。特に、制御部27は、通信端末装置が伸縮状態に
おいて着信があり、リードスイッチ18aまたは18b
の出力によって伸張状態になったことを検出すると、自
動回線接続条件を満足する場合には、自動的にオフフッ
クして通話可能とする。一方、自動回線接続条件を満足
しない場合(例えば、着信拒否条件を満足する場合)に
は、着信の際に通信端末装置が伸縮状態から伸張状態に
なった場合でもオンフック状態を維持し、使用者に通信
回線を接続するか否かの判断機会を提供する。さらに制
御部27は、このオンフック状態で通信端末装置が伸張
状態から伸縮状態になった場合には、通信回線を接続断
(即ち、オフフック状態にした後、所定時間経過後にオ
ンフック状態に戻す)し待ち受け状態に戻したり、着信
拒否処理を行う。
【0058】28は、キー入力部であり、所望の操作に
必要なデータを入力する。なおキー入力部28は、図1
における電源スイッチ12、ボリューム13および操作
キー16に該当する(但し、リードスイッチ18を含む
場合もある)。
【0059】29は、表示部であり、カラー液晶表示装
置(以下、「カラーLCD」という)やEL(エレクト
ロ・ルミネッセンス)、PDP(プラズマ・ディスプレ
イ・パネル)などから成り、発呼者データや画像データ
を表示する。なお表示部29は、図1における表示器1
5や閉じた時に情報を表示するサブ表示器(図示せず)
および着信ランプ(図示せず)などである。
【0060】30は、記憶部であり、発呼や電子メール
の送受信に使用する電話帳データや写真などの画像デー
タ、着信メロディの楽曲データおよび保留メロディデー
タなどを記憶する。また、記憶部30は、使用者が設定
した自動回線接続を行わない着信拒否条件(例えば、発
呼側が番号非通知設定、公衆電話または国際電話)や着
信拒否を行う発呼側の番号および着信拒否の場合に送信
するガイダンスデータ(またはメッセージデータ)を記
憶する。
【0061】31は、ガイダンス発生部であり、着信拒
否条件を満足する場合、記憶部30が記憶するガイダン
スデータに基づいて、「あなたの電話番号を通知してか
けなおして下さい」などの音声ガイダンスを発生させ、
モデム部22、送受信部21およびアンテナ11を経由
して送信する。ただし、音声コーデック部33を経由す
る場合もある。
【0062】32は、外部接続端子であり、DSC(デ
ジタル・スチル・カメラ)やDVC(デジタル・ビデオ
・カメラ)などの画像データ入力装置33から画像デー
タが入力され、記憶部30に記憶される。また、MID
I対応音楽装置34などから外部接続端子32を経由し
て入力された着信メロディの楽曲データも記憶すること
ができる。さらに、旧の通信端末装置に記憶されている
電話帳データを新の通信端末装置に転送して記憶するこ
とができる。
【0063】つぎに、上述のように構成された本発明に
係る通信端末装置の動作について説明する。
【0064】まず、着信選択接続モードの設定動作につ
いて、ユーザの操作を交えて説明する。
【0065】制御部27は、通信端末装置のユーザが電
源スイッチ12をオンすると、記憶部30からプログラ
ムを読み出して初期チェックを行った後、所定の通信手
順に従って位置登録などを行い、待ち受け状態に入る。
なお、着信選択接続モードが設定されていない状態で着
信があると、リンガーを鳴動させるとともに着信ランプ
を点滅させて着信を報知し、更にユーザによって通信端
末装置が閉じた状態から開いた状態にした場合(両筐体
を伸縮状態から伸張状態にした場合やボディを小型状態
から大型状態にした場合を含む)、制御部27はオフフ
ックして通信回線を接続し通話可能状態にする。
【0066】この待ち受け状態でユーザがキー入力部2
8を操作して着信選択接続モードの設定を指示すると、
制御部27は着信拒否登録モードに移行して必要な情報
を表示する。
【0067】図3および図4は、本発明に係る通信端末
装置が具備する表示部の模式図である。
【0068】制御部27は、着信拒否登録モードに移行
すると、着信拒否モードをONするかOFFするかの入
力を促す(図3(A)参照)。なお、この場合OFFが
設定されており、ユーザがキー入力部28を操作してO
Nを指示したものとする。
【0069】制御部27は、ONの指示を受けると、個
別設定画面を表示して許可または拒否の入力を促す(図
3(B)参照)。なお、この場合、全ての項目が許可の
設定がされており、ユーザがキー入力部28を操作して
全て拒否を指示したものとする。
【0070】制御部27は、全ての項目に対して拒否の
指示を受けると、着信拒否の設定状態を表示して(図4
参照)、所定時間後に待ち受け状態に戻る。なお、着信
拒否を行う相手電話番号は、ユーザが事前に所定の操作
を行って記憶部30の着信拒否メモリに既に登録されて
いるものとする。この登録操作は、従来の電話帳に電話
番号を登録する操作と同様であるので、その詳細説明は
省略する。
【0071】制御部27は、待ち受け状態において通信
網側から着信報知を受けると(例えば、自己のIDと着
信報知の番号との一致を検出する)、発呼側情報を確認
し、記憶部30を検索して着信選択接続モードの設定状
態(この場合、番号非通知設定、公衆電話、国際電話等
および発呼側の番号が着信拒否メモリに登録した番号と
一致で拒否の設定状態である)を確認するとともに、リ
ンガーを鳴動および着信ランプを点滅させて着信を報知
する。
【0072】この報知状態で、ユーザが通信端末装置を
閉じた状態から開いた状態(両筐体を伸縮状態から伸張
状態またはボディを小型状態から大型状態)にすると、
制御部27は着信選択接続モードの設定状態と確認した
発呼側情報に基づいて、回線接続を行うか否かを判断す
る。例えば、発呼側情報として発呼者IDが送信されて
きて、更にこの発呼者IDが着信拒否メモリに登録され
ていなければ、制御部27は自動的にオフフックし、通
信回線を接続して通話可能状態にする。一方、確認した
発呼側情報が番号非通知設定、公衆電話または国際電話
等であったり、または通知された発呼者IDが着信拒否
メモリに登録されていれば、制御部27はオンフック状
態を維持したまま、当該発呼側情報を表示部29に表示
して、ユーザに通信回線を接続するか否かの判断機会を
提供する。
【0073】このオンフック状態で、ユーザがキー入力
部28の通話キー(図示せず)を操作すると、制御部2
7は着信拒否条件を満足しているにも拘わらず、オフフ
ックし、通信回線を接続して通話可能状態にする。一
方、ユーザが通信端末装置を開状態から閉状態(両筐体
を伸張状態から伸縮状態またはボディを大型状態から小
型状態)にした場合には、通信回線をオフフック状態に
した後、所定時間(例えば、1秒程度)経過後にオンフ
ック状態にして接続断し、待ち受け状態に戻す。
【0074】なお、このオフフック状態にした場合でも
着呼側の音声はミュートされて発呼側には送信されな
い。また、他の実施例としては、ユーザが通信端末装置
を開状態から閉状態(両筐体を伸張状態から伸縮状態ま
たはボディを大型状態から小型状態)にした場合、所定
の着信拒否処理を行うようにしてもよい。具体的には、
発呼側情報が番号非通知設定、公衆電話または国際電話
等であった場合、制御部27は自動的にオフフックした
後に、ガイダンス発生部31に指示し、「あなたの電話
番号を通知してかけなおして下さい」などのガイダンス
を相手に送信したり、また、通知された発呼者IDが着
信拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をその
まま送り返す。
【0075】なお、上述した通信端末装置の各処理動作
を時系列的に処理するステップまたは工程とすることに
より、本発明に係る自動回線接続方法とすることができ
る。
【0076】更に、上述した通信端末装置が具備する制
御部が行う各動作の処理手順を規定するプログラムを情
報記録媒体(例えば、半導体メモリー、LD(レーザー
ディスク)、HD(ハードディスク)、FD(フロッピ
ーディスク)、MD(ミニディスク)、CD(コンパク
トディスク)又はDVD(デジタルビデオディスク)な
ど)に記憶させ、その処理手順(例えば、アプリケーシ
ョンプログラム)を各種の情報処理装置にインストール
することにより、同様の動作を行わせることができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る通信端
末装置、スライド式通信端末装置、自動回線接続方法お
よび情報記憶媒体によれば、着信拒否条件を満足する場
合には、装置本体を閉状態から開状態(両筐体を伸縮状
態から伸張状態またはボディを小型状態から大型状態)
にしても通信回線はオンフックのまま維持されるので、
ユーザは装置を開状態にしたまま通話するか否かを判断
することが可能となる。また、その後、装置本体を開状
態から閉状態(両筐体を伸張状態から伸縮状態またはボ
ディを大型状態から小型状態)にすれば、通信回線を接
続断して待ち受け状態に戻したり、着信拒否処理を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド式通信端末装置の概略を
示す構成図である。
【図2】本発明に係るスライド式通信端末装置の構成ブ
ロック図である。
【図3】本発明に係るスライド式通信端末装置が具備す
る表示部の模式図である。
【図4】本発明に係るスライド式通信端末装置が具備す
る表示部の模式図である。
【図5】本発明に係るスライド式通信端末装置の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 カバー部 3 ヒンジ機構 11 アンテナ 12 電源スイッチ 13 ボリューム 14 受話器 15 表示器 16 操作キー 17 送話器 18 リードスイッチ 19 マグネット(磁石) 21 送受信部 22 モデム部 23 音声コーデック部 24 アナログフロントエンド 25 マイク 26 レシーバ 27 制御部 28 キー入力部 29 表示部 30 記憶部 31 ガイダンス発生部 32 外部接続端子 33 画像データ入力装置 34 MIDI対応音楽装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月19日(2001.11.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 通信端末装置、自動回線接続方法、情
報記憶媒体およびプログラム
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項25に係る本発明のプログラムは、
通信端末装置に自動回線接続処理手順を実行させるため
のプログラムであって、前記通信端末装置は、該装置の
ボディが、持ち運びに適する小型状態と通話に適する大
型状態になるように構成され、前記ボディが小型状態で
且つ着信選択接続モードが設定されていない状態で着信
があり、その着信中に前記ボディを大型状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となり、前記自動
回線接続処理手順は、自動回線接続を行う接続条件、自
動回線接続を行わない不接続条件または自動回線接続を
行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り返す着
信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶部に記
憶する記憶手順と、前記着信の際に通信網側から報知さ
れる発呼側情報を検出する情報検出手順と、前記情報検
出手順が検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶す
る自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態
から大型状態になった場合の通信回線の接続を制御する
回線接続制御手順とを含み、前記回線接続制御手順は、
着信選択接続モードがONの状態において、着信中に前
記ボディが小型状態から大型状態になった場合、前記発
呼側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信
回線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情
報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線
をオンフックのまま維持することを特徴とするプログラ
ム。請求項25に係る本発明のプログラムは、請求項2
5に記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手順
は、前記発呼側情報が下記(a)乃至(d)のいずれか
に記載の条件を満足する場合、前記ボディを小型状態か
ら大型状態にしても通信回線をオンフックのまま維持す
ることを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項27に係る本発明のプログラムは、請求項25ま
たは請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線
接続制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大
型状態になって通信回線をオンフックのまま維持してい
る場合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、通信
回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴とする。
請求項28に係る本発明のプログラムは、請求項27に
記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手順は、
通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す場合、通信回線
をオフフック状態にした後、所定時間経過後にオンフッ
ク状態にして接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴と
する。請求項29に係る本発明のプログラムは、請求項
28に記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手
順は、オフフック状態にした場合でも着呼側の音声をミ
ュートして発呼側に送信しないことを特徴とする。請求
項30に係る本発明のプログラムは、請求項25または
請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線接続
制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大型状
態になって通信回線をオンフックのまま維持している場
合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、着信拒否
処理を行うことを特徴とする。請求項31に係る本発明
のプログラムは、請求項30に記載のプログラムにおい
て、前記回線接続制御手順は、着信拒否処理を行う場
合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相手
側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着信
拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそのま
ま送り返すことを特徴とする。
【実施の形態】まず、本明細書で使用する用語の意義を
定義する。
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月24日(2002.6.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
スライド式通信端末装置は、上記の目的を達成するため
に、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた縮小状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるスライド式
通信端末装置において、自動回線接続を行う接続条件、
自動回線接続を行わない不接続条件または自動回線接続
を行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り返す
着信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶する
記憶部と、前記着信の際に通信網側から報知される発呼
側情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出手段が
検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回
線接続条件に基づいて、前記両筐体が縮小状態から伸張
状態になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続
制御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、着信選
択接続モードがONの状態において、着信中に前記両筐
体が縮小状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情
報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を
接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前
記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオン
フックのまま維持することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項1に記載のスライド式通信端末装置に
おいて、前記回線接続制御手段は、前記発呼側情報が下
記(a)乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する
場合、縮小状態から伸張状態にしても通信回線をオンフ
ックのまま維持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項3に係る本発明のスライド式通信端末装置は、請
求項1または請求項2に記載のスライド式通信端末装置
において、前記回線接続制御手段は、着信中に前記両筐
体が縮小状態から伸張状態になって通信回線をオンフッ
クのまま維持している場合、更に前記両筐体が縮小状態
になったとき、通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す
ことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】請求項6に係る本発明のスライド式通信端
末装置は、請求項1または請求項2に記載のスライド式
通信端末装置において、前記回線接続制御手段は、着信
中に前記両筐体が縮小状態から伸張状態になって通信回
線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両筐
体が縮小状態になったとき、着信拒否処理を行うことを
特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項8に係る本発明の自動回線接続方法
は、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた縮小状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるスライド式
通信端末装置の自動回線接続方法において、自動回線接
続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不接続条件
または自動回線接続を行ってガイダンスや相手が話す声
をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる自動回線
接続条件を記憶部に記憶する記憶ステップと、前記着信
の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出する情
報検出ステップと、前記情報検出ステップが検出した発
呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件
に基づいて、前記両筐体が縮小状態から伸張状態になっ
た場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御ステッ
プとを含み、前記回線接続制御ステップは、着信選択接
続モードがONの状態において、着信中に前記両筐体が
縮小状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情報が
前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を接続
して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自
動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオンフッ
クのまま維持することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項9に係る本発明の自動回線接続方法
は、請求項8に記載の自動回線接続方法において、前記
回線接続制御ステップは、前記発呼側情報が下記(a)
乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する場合、縮
小状態から伸張状態にしても通信回線をオンフックのま
ま維持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項10に係る本発明の自動回線接続方法は、請求項
8または請求項9に記載の自動回線接続方法において、
前記回線接続制御ステップは、着信中に前記両筐体が縮
小状態から伸張状態になって通信回線をオンフックのま
ま維持している場合、更に前記両筐体が縮小状態になっ
たとき、通信回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを
特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項13に係る本発明の自動回線接続方
法は、請求項8または請求項9に記載の自動回線接続方
法において、前記回線接続制御ステップは、着信中に前
記両筐体が縮小状態から伸張状態になって通信回線をオ
ンフックのまま維持している場合、更に前記両筐体が縮
小状態になったとき、着信拒否処理を行うことを特徴と
する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項15に係る本発明の情報記憶媒体
は、スライド式通信端末装置に自動回線接続処理手順を
実行させるプログラムを記録した情報記憶媒体であっ
て、前記スライド式通信端末装置は、第1の筐体と第2
の筐体がスライド可能に構成され、前記両筐体が閉じた
縮小状態で且つ着信選択接続モードが設定されていない
状態で着信があり、その着信中に前記両筐体をスライド
させて開いた伸張状態にした場合、自動的にオフフック
して通話可能となり、前記自動回線接続処理手順は、自
動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不
接続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相手
が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる
自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶手順と、前記
着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出す
る情報検出手順と、前記情報検出手順が検出した発呼側
情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件に基
づいて、前記両筐体が縮小状態から伸張状態になった場
合の通信回線の接続を制御する回線接続制御手順とを含
み、前記回線接続制御手順は、着信選択接続モードがO
Nの状態において、着信中に前記両筐体が縮小状態から
伸張状態になった場合、前記発呼側情報が前記自動回線
接続条件を満足するとき、通信回線を接続して通話可能
状態にする一方、前記発呼側情報が前記自動回線接続条
件を満足しないとき、通信回線をオンフックのまま維持
することを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】請求項16に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項15に記載の情報記憶媒体において、前記回
線接続制御手順は、前記発呼側情報が下記(a)乃至
(d)のいずれかに記載の条件を満足する場合、縮小状
態から伸張状態にしても通信回線をオンフックのまま維
持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項17に係る本発明の情報記憶媒体は、請求項15
または請求項16に記載の情報記憶媒体において、前記
回線接続制御手順は、着信中に前記両筐体が縮小状態か
ら伸張状態になって通信回線をオンフックのまま維持し
ている場合、更に前記両筐体が縮小状態になったとき、
通信回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴とす
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】請求項20に係る本発明の情報記憶媒体
は、請求項15または請求項16に記載の情報記憶媒体
において、前記回線接続制御手順は、着信中に前記両筐
体が縮小状態から伸張状態になって通信回線をオンフッ
クのまま維持している場合、更に前記両筐体が縮小状態
になったとき、着信拒否処理を行うことを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項25に係る本発明のプログラムは、
通信端末装置に自動回線接続処理手順を実行させるため
のプログラムであって、前記通信端末装置は、該装置の
ボディが、持ち運びに適する小型状態と通話に適する大
型状態になるように構成され、前記ボディが小型状態で
且つ着信選択接続モードが設定されていない状態で着信
があり、その着信中に前記ボディを大型状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となり、前記自動
回線接続処理手順は、自動回線接続を行う接続条件、自
動回線接続を行わない不接続条件または自動回線接続を
行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り返す着
信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶部に記
憶する記憶手順と、前記着信の際に通信網側から報知さ
れる発呼側情報を検出する情報検出手順と、前記情報検
出手順が検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶す
る自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態
から大型状態になった場合の通信回線の接続を制御する
回線接続制御手順とを含み、前記回線接続制御手順は、
着信選択接続モードがONの状態において、着信中に前
記ボディが小型状態から大型状態になった場合、前記発
呼側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信
回線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情
報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線
をオンフックのまま維持することを特徴とする。請求項
26に係る本発明のプログラムは、請求項25に記載の
プログラムにおいて、前記回線接続制御手順は、前記発
呼側情報が下記(a)乃至(d)のいずれかに記載の条
件を満足する場合、前記ボディを小型状態から大型状態
にしても通信回線をオンフックのまま維持することを特
徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項27に係る本発明のプログラムは、請求項25ま
たは請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線
接続制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大
型状態になって通信回線をオンフックのまま維持してい
る場合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、通信
回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴とする。
請求項28に係る本発明のプログラムは、請求項27に
記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手順は、
通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す場合、通信回線
をオフフック状態にした後、所定時間経過後にオンフッ
ク状態にして接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴と
する。請求項29に係る本発明のプログラムは、請求項
28に記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手
順は、オフフック状態にした場合でも着呼側の音声をミ
ュートして発呼側に送信しないことを特徴とする。請求
項30に係る本発明のプログラムは、請求項25または
請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線接続
制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大型状
態になって通信回線をオンフックのまま維持している場
合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、着信拒否
処理を行うことを特徴とする。請求項31に係る本発明
のプログラムは、請求項30に記載のプログラムにおい
て、前記回線接続制御手順は、着信拒否処理を行う場
合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相手
側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着信
拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそのま
ま送り返すことを特徴とする。
【実施の形態】まず、本明細書で使用する用語の意義を
定義する。
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月6日(2002.8.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
スライド式通信端末装置は、上記の目的を達成するため
に、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた縮小状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるスライド式
通信端末装置において、所望の操作に必要なデータを入
力するキー入力部と、自動回線接続を行う接続条件、自
動回線接続を行わない不接続条件または自動回線接続を
行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り返す着
信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶する記
憶部と、前記着信の際に通信網側から報知される発呼側
情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出手段が検
出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線
接続条件に基づいて、前記両筐体が縮小状態から伸張状
態になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続制
御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、着信選択
接続モードがONの状態において、着信中に前記両筐体
が縮小状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情報
が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を接
続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前記
自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオンフ
ックのまま維持し、このオンフック状態で前記キー入力
部の通話キーが操作されると、通信回線を接続して通話
可能状態にすることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項8に係る本発明の自動回線接続方法
は、第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に構成さ
れ、前記両筐体が閉じた縮小状態で且つ着信選択接続モ
ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるとともに、
所望の操作に必要なデータを入力するキー入力部を具備
するスライド式通信端末装置の自動回線接続方法におい
て、自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わ
ない不接続条件または自動回線接続を行ってガイダンス
や相手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などか
らなる自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶ステッ
プと、前記着信の際に通信網側から報知される発呼側情
報を検出する情報検出ステップと、前記情報検出ステッ
プが検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自
動回線接続条件に基づいて、前記両筐体が縮小状態から
伸張状態になった場合の通信回線の接続を制御する回線
接続制御ステップとを含み、前記回線接続制御ステップ
は、着信選択接続モードがONの状態において、着信中
に前記両筐体が縮小状態から伸張状態になった場合、前
記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、
通信回線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼
側情報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信
回線をオンフックのまま維持し、このオンフック状態で
前記キー入力部の通話キーが操作されると、通信回線を
接続して通話可能状態にすることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】請求項15に係る本発明の情報記憶媒体
は、スライド式通信端末装置に自動回線接続処理手順を
実行させるプログラムを記録した情報記憶媒体であっ
て、前記スライド式通信端末装置は、第1の筐体と第2
の筐体がスライド可能に構成され、前記両筐体が閉じた
縮小状態で且つ着信選択接続モードが設定されていない
状態で着信があり、その着信中に前記両筐体をスライド
させて開いた伸張状態にした場合、自動的にオフフック
して通話可能となるとともに、所望の操作に必要なデー
タを入力するキー入力部を具備し、前記自動回線接続処
理手順は、自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続
を行わない不接続条件または自動回線接続を行ってガイ
ダンスや相手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件
などからなる自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶
手順と、前記着信の際に通信網側から報知される発呼側
情報を検出する情報検出手順と、前記情報検出手順が検
出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線
接続条件に基づいて、前記両筐体が縮小状態から伸張状
態になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続制
御手順とを含み、前記回線接続制御手順は、着信選択接
続モードがONの状態において、着信中に前記両筐体が
縮小状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情報が
前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を接続
して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自
動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオンフッ
クのまま維持し、このオンフック状態で前記キー入力部
の通話キーが操作されると、通信回線を接続して通話可
能状態にすることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項22に係る本発明の通信端末装置
は、通信端末装置のボディが、持ち運びに適する小型状
態と通話に適する大型状態になるように構成され、前記
ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定され
ていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディを
大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可能
となる通信端末装置において、所望の操作に必要なデー
タを入力するキー入力部と、自動回線接続を行う接続条
件、自動回線接続を行わない不接続条件または自動回線
接続を行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送り
返す着信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記憶
する記憶部と、前記着信の際に通信網側から報知される
発呼側情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出手
段が検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自
動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態から
大型状態になった場合の通信回線の接続を制御する回線
接続制御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、着
信選択接続モードがONの状態において、着信中に前記
ボディが小型状態から大型状態になった場合、前記発呼
側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回
線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報
が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線を
オンフックのまま維持し、このオンフック状態で前記キ
ー入力部の通話キーが操作されると、通信回線を接続し
て通話可能状態にすることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項23に係る本発明の自動回線接続方
法は、通信端末装置のボディが、持ち運びに適する小型
状態と通話に適する大型状態になるように構成され、前
記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定さ
れていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディ
を大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可
能となるとともに、所望の操作に必要なデータを入力す
るキー入力部を具備する通信端末装置の自動回線接続方
法において、自動回線接続を行う接続条件、自動回線接
続を行わない不接続条件または自動回線接続を行ってガ
イダンスや相手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条
件などからなる自動回線接続条件を記憶部に記憶する記
憶ステップと、前記着信の際に通信網側から報知される
発呼側情報を検出する情報検出ステップと、前記情報検
出ステップが検出した発呼側情報および前記記憶部が記
憶する自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型
状態から大型状態になった場合の通信回線の接続を制御
する回線接続制御ステップとを含み、前記回線接続制御
ステップは、着信選択接続モードがONの状態におい
て、着信中に前記ボディが小型状態から大型状態になっ
た場合、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足
するとき、通信回線を接続して通話可能状態にする一
方、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足しな
いとき、通信回線をオンフックのまま維持し、このオン
フック状態で前記キー入力部の通話キーが操作される
と、通信回線を接続して通話可能状態にすることを特徴
とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】請求項24に係る本発明の情報記憶媒体
は、通信端末装置に自動回線接続処理手順を実行させる
プログラムを記録した情報記憶媒体であって、前記通信
端末装置は、該装置のボディが、持ち運びに適する小型
状態と通話に適する大型状態になるように構成され、前
記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モードが設定さ
れていない状態で着信があり、その着信中に前記ボディ
を大型状態にした場合、自動的にオフフックして通話可
能となるとともに、所望の操作に必要なデータを入力す
るキー入力部を具備し、前記自動回線接続処理手順は、
自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない
不接続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相
手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからな
る自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶手順と、前
記着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出
する情報検出手順と、前記情報検出手順が検出した発呼
側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件に
基づいて、前記ボディが小型状態から大型状態になった
場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御手順とを
含み、前記回線接続制御手順は、着信選択接続モードが
ONの状態において、着信中に前記ボディが小型状態か
ら大型状態になった場合、前記発呼側情報が前記自動回
線接続条件を満足するとき、通信回線を接続して通話可
能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自動回線接続
条件を満足しないとき、通信回線をオンフックのまま維
し、このオンフック状態で前記キー入力部の通話キー
が操作されると、通信回線を接続して通話可能状態に
ることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項25に係る本発明のプログラムは、
通信端末装置に自動回線接続処理手順を実行させるため
のプログラムであって、前記通信端末装置は、該装置の
ボディが、持ち運びに適する小型状態と通話に適する大
型状態になるように構成され、前記ボディが小型状態で
且つ着信選択接続モードが設定されていない状態で着信
があり、その着信中に前記ボディを大型状態にした場
合、自動的にオフフックして通話可能となるとともに、
所望の操作に必要なデータを入力するキー入力部を具備
し、前記自動回線接続処理手順は、自動回線接続を行う
接続条件、自動回線接続を行わない不接続条件または自
動回線接続を行ってガイダンスや相手が話す声をそのま
ま送り返す着信拒否条件などからなる自動回線接続条件
を記憶部に記憶する記憶手順と、前記着信の際に通信網
側から報知される発呼側情報を検出する情報検出手順
と、前記情報検出手順が検出した発呼側情報および前記
記憶部が記憶する自動回線接続条件に基づいて、前記ボ
ディが小型状態から大型状態になった場合の通信回線の
接続を制御する回線接続制御手順とを含み、前記回線接
続制御手順は、着信選択接続モードがONの状態におい
て、着信中に前記ボディが小型状態から大型状態になっ
た場合、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足
するとき、通信回線を接続して通話可能状態にする一
方、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足しな
いとき、通信回線をオンフックのまま維持し、このオン
フック状態で前記キー入力部の通話キーが操作される
と、通信回線を接続して通話可能状態にすることを特徴
とする。請求項26に係る本発明のプログラムは、請求
項25に記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御
手順は、前記発呼側情報が下記(a)乃至(d)のいず
れかに記載の条件を満足する場合、前記ボディを小型状
態から大型状態にしても通信回線をオンフックのまま維
持することを特徴とする。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
一致 請求項27に係る本発明のプログラムは、請求項25ま
たは請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線
接続制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大
型状態になって通信回線をオンフックのまま維持してい
る場合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、通信
回線を接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴とする。
請求項28に係る本発明のプログラムは、請求項27に
記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手順は、
通信回線を接続断し待ち受け状態に戻す場合、通信回線
をオフフック状態にした後、所定時間経過後にオンフッ
ク状態にして接続断し待ち受け状態に戻すことを特徴と
する。請求項29に係る本発明のプログラムは、請求項
28に記載のプログラムにおいて、前記回線接続制御手
順は、オフフック状態にした場合でも着呼側の音声をミ
ュートして発呼側に送信しないことを特徴とする。請求
項30に係る本発明のプログラムは、請求項25または
請求項26に記載のプログラムにおいて、前記回線接続
制御手順は、着信中に前記ボディが小型状態から大型状
態になって通信回線をオンフックのまま維持している場
合、更に前記両筐体が小型状態になったとき、着信拒否
処理を行うことを特徴とする。請求項31に係る本発明
のプログラムは、請求項30に記載のプログラムにおい
て、前記回線接続制御手順は、着信拒否処理を行う場
合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相手
側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着信
拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそのま
ま送り返すことを特徴とする。
【実施の形態】まず、本明細書で使用する用語の意義を
定義する。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に
    構成され、前記両筐体が閉じた伸縮状態で且つ着信選択
    接続モードが設定されていない状態で着信があり、その
    着信中に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態に
    した場合、自動的にオフフックして通話可能となるスラ
    イド式通信端末装置において、自動回線接続を行う接続
    条件、自動回線接続を行わない不接続条件または自動回
    線接続を行ってガイダンスや相手が話す声をそのまま送
    り返す着信拒否条件などからなる自動回線接続条件を記
    憶する記憶部と、前記着信の際に通信網側から報知され
    る発呼側情報を検出する情報検出手段と、前記情報検出
    手段が検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する
    自動回線接続条件に基づいて、前記両筐体が伸縮状態か
    ら伸張状態になった場合の通信回線の接続を制御する回
    線接続制御手段とを具備し、前記回線接続制御手段は、
    着信選択接続モードがONの状態において、着信中に前
    記両筐体が伸縮状態から伸張状態になった場合、前記発
    呼側情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信
    回線を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情
    報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線
    をオンフックのまま維持すること、を特徴とするスライ
    ド式通信端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のスライド式通信端末装置
    において、前記回線接続制御手段は、前記発呼側情報が
    下記(a)乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足す
    る場合、伸縮状態から伸張状態にしても通信回線をオン
    フックのまま維持すること、を特徴とするスライド式通
    信端末装置。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
    一致
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のスライド
    式通信端末装置において、前記回線接続制御手段は、着
    信中に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信
    回線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両
    筐体が伸縮状態になったとき、通信回線を接続断し待ち
    受け状態に戻すこと、を特徴とするスライド式通信端末
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のスライド式通信端末装置
    において、前記回線接続制御手段は、通信回線を接続断
    し待ち受け状態に戻す場合、通信回線をオフフック状態
    にした後、所定時間経過後にオンフック状態にして接続
    断し待ち受け状態に戻すこと、を特徴とするスライド式
    通信端末装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のスライド式通信端末装置
    において、前記回線接続制御手段は、オフフック状態に
    した場合でも着呼側の音声をミュートして発呼側に送信
    しないこと、を特徴とするスライド式通信端末装置。
  6. 【請求項6】請求項1または請求項2に記載のスライド
    式通信端末装置において、前記回線接続制御手段は、着
    信中に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信
    回線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両
    筐体が伸縮状態になったとき、着信拒否処理を行うこ
    と、を特徴とするスライド式通信端末装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のスライド式通信端末装置
    において、前記回線接続制御手段は、着信拒否処理を行
    う場合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを
    相手側に送信したり、または、通知された発呼者情報が
    着信拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそ
    のまま送り返すこと、を特徴とするスライド式通信端末
    装置。
  8. 【請求項8】第1の筐体と第2の筐体がスライド可能に
    構成され、前記両筐体が閉じた伸縮状態で且つ着信選択
    接続モードが設定されていない状態で着信があり、その
    着信中に前記両筐体をスライドさせて開いた伸張状態に
    した場合、自動的にオフフックして通話可能となるスラ
    イド式通信端末装置の自動回線接続方法において、自動
    回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない不接
    続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相手が
    話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからなる自
    動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶ステップと、前
    記着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出
    する情報検出ステップと、前記情報検出ステップが検出
    した発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接
    続条件に基づいて、前記両筐体が伸縮状態から伸張状態
    になった場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御
    ステップとを含み、前記回線接続制御ステップは、着信
    選択接続モードがONの状態において、着信中に前記両
    筐体が伸縮状態から伸張状態になった場合、前記発呼側
    情報が前記自動回線接続条件を満足するとき、通信回線
    を接続して通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が
    前記自動回線接続条件を満足しないとき、通信回線をオ
    ンフックのまま維持すること、を特徴とする自動回線接
    続方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の自動回線接続方法におい
    て、前記回線接続制御ステップは、前記発呼側情報が下
    記(a)乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する
    場合、伸縮状態から伸張状態にしても通信回線をオンフ
    ックのまま維持すること、を特徴とする自動回線接続方
    法。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
    一致
  10. 【請求項10】請求項8または請求項9に記載の自動回
    線接続方法において、前記回線接続制御ステップは、着
    信中に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信
    回線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両
    筐体が伸縮状態になったとき、通信回線を接続断し待ち
    受け状態に戻すこと、を特徴とする自動回線接続方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の自動回線接続方法に
    おいて、前記回線接続制御ステップは、通信回線を接続
    断し待ち受け状態に戻す場合、通信回線をオフフック状
    態にした後、所定時間経過後にオンフック状態にして接
    続断し待ち受け状態に戻すこと、を特徴とする自動回線
    接続方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の自動回線接続方法に
    おいて、前記回線接続制御ステップは、オフフック状態
    にした場合でも着呼側の音声をミュートして発呼側に送
    信しないこと、を特徴とする自動回線接続方法。
  13. 【請求項13】請求項8または請求項9に記載の自動回
    線接続方法において、前記回線接続制御ステップは、着
    信中に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信
    回線をオンフックのまま維持している場合、更に前記両
    筐体が伸縮状態になったとき、着信拒否処理を行うこ
    と、を特徴とする自動回線接続方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の自動回線接続方法に
    おいて、前記回線接続制御ステップは、着信拒否処理を
    行う場合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンス
    を相手側に送信したり、または、通知された発呼者情報
    が着信拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声を
    そのまま送り返すこと、を特徴とする自動回線接続方
    法。
  15. 【請求項15】スライド式通信端末装置に自動回線接続
    処理手順を実行させるプログラムを記録した情報記憶媒
    体であって、前記スライド式通信端末装置は、第1の筐
    体と第2の筐体がスライド可能に構成され、前記両筐体
    が閉じた伸縮状態で且つ着信選択接続モードが設定され
    ていない状態で着信があり、その着信中に前記両筐体を
    スライドさせて開いた伸張状態にした場合、自動的にオ
    フフックして通話可能となり、前記自動回線接続処理手
    順は、自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行
    わない不接続条件または自動回線接続を行ってガイダン
    スや相手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件など
    からなる自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶手順
    と、前記着信の際に通信網側から報知される発呼側情報
    を検出する情報検出手順と、前記情報検出手順が検出し
    た発呼側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続
    条件に基づいて、前記両筐体が伸縮状態から伸張状態に
    なった場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御手
    順とを含み、前記回線接続制御手順は、着信選択接続モ
    ードがONの状態において、着信中に前記両筐体が伸縮
    状態から伸張状態になった場合、前記発呼側情報が前記
    自動回線接続条件を満足するとき、通信回線を接続して
    通話可能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自動回
    線接続条件を満足しないとき、通信回線をオンフックの
    まま維持すること、を特徴とする情報記憶媒体。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の情報記憶媒体におい
    て、前記回線接続制御手順は、前記発呼側情報が下記
    (a)乃至(d)のいずれかに記載の条件を満足する場
    合、伸縮状態から伸張状態にしても通信回線をオンフッ
    クのまま維持すること、を特徴とする情報記憶媒体。 (a)発呼側が番号非通知設定 (b)発呼側が公衆電話 (c)発呼側が国際電話 (d)発呼側の番号が着信拒否メモリに登録する番号と
    一致
  17. 【請求項17】請求項15または請求項16に記載の情
    報記憶媒体において、前記回線接続制御手順は、着信中
    に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信回線
    をオンフックのまま維持している場合、更に前記両筐体
    が伸縮状態になったとき、通信回線を接続断し待ち受け
    状態に戻すこと、を特徴とする情報記憶媒体。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の情報記憶媒体におい
    て、前記回線接続制御手順は、通信回線を接続断し待ち
    受け状態に戻す場合、通信回線をオフフック状態にした
    後、所定時間経過後にオンフック状態にして接続断し待
    ち受け状態に戻すこと、を特徴とする情報記憶媒体。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の情報記憶媒体におい
    て、前記回線接続制御手順は、オフフック状態にした場
    合でも着呼側の音声をミュートして発呼側に送信しない
    こと、を特徴とする情報記憶媒体。
  20. 【請求項20】請求項15または請求項16に記載の情
    報記憶媒体において、前記回線接続制御手順は、着信中
    に前記両筐体が伸縮状態から伸張状態になって通信回線
    をオンフックのまま維持している場合、更に前記両筐体
    が伸縮状態になったとき、着信拒否処理を行うこと、を
    特徴とする情報記憶媒体。
  21. 【請求項21】請求項20に記載の情報記憶媒体におい
    て、前記回線接続制御手順は、着信拒否処理を行う場
    合、ガイダンス発生部に指示して音声ガイダンスを相手
    側に送信したり、または、通知された発呼者情報が着信
    拒否メモリに登録されていれば、相手が話す声をそのま
    ま送り返すこと、を特徴とする情報記憶媒体。
  22. 【請求項22】通信端末装置のボディが、持ち運びに適
    する小型状態と通話に適する大型状態になるように構成
    され、前記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モード
    が設定されていない状態で着信があり、その着信中に前
    記ボディを大型状態にした場合、自動的にオフフックし
    て通話可能となる通信端末装置において、自動回線接続
    を行う接続条件、自動回線接続を行わない不接続条件ま
    たは自動回線接続を行ってガイダンスや相手が話す声を
    そのまま送り返す着信拒否条件などからなる自動回線接
    続条件を記憶する記憶部と、前記着信の際に通信網側か
    ら報知される発呼側情報を検出する情報検出手段と、前
    記情報検出手段が検出した発呼側情報および前記記憶部
    が記憶する自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが
    小型状態から大型状態になった場合の通信回線の接続を
    制御する回線接続制御手段とを具備し、前記回線接続制
    御手段は、着信選択接続モードがONの状態において、
    着信中に前記ボディが小型状態から大型状態になった場
    合、前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足する
    とき、通信回線を接続して通話可能状態にする一方、前
    記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足しないと
    き、通信回線をオンフックのまま維持すること、を特徴
    とする通信端末装置。
  23. 【請求項23】通信端末装置のボディが、持ち運びに適
    する小型状態と通話に適する大型状態になるように構成
    され、前記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モード
    が設定されていない状態で着信があり、その着信中に前
    記ボディを大型状態にした場合、自動的にオフフックし
    て通話可能となる通信端末装置の自動回線接続方法にお
    いて、自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行
    わない不接続条件または自動回線接続を行ってガイダン
    スや相手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件など
    からなる自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶ステ
    ップと、前記着信の際に通信網側から報知される発呼側
    情報を検出する情報検出ステップと、前記情報検出ステ
    ップが検出した発呼側情報および前記記憶部が記憶する
    自動回線接続条件に基づいて、前記ボディが小型状態か
    ら大型状態になった場合の通信回線の接続を制御する回
    線接続制御ステップとを含み、前記回線接続制御ステッ
    プは、着信選択接続モードがONの状態において、着信
    中に前記ボディが小型状態から大型状態になった場合、
    前記発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足すると
    き、通信回線を接続して通話可能状態にする一方、前記
    発呼側情報が前記自動回線接続条件を満足しないとき、
    通信回線をオンフックのまま維持すること、を特徴とす
    る自動回線接続方法。
  24. 【請求項24】通信端末装置に自動回線接続処理手順を
    実行させるプログラムを記録した情報記憶媒体であっ
    て、前記通信端末装置は、該装置のボディが、持ち運び
    に適する小型状態と通話に適する大型状態になるように
    構成され、前記ボディが小型状態で且つ着信選択接続モ
    ードが設定されていない状態で着信があり、その着信中
    に前記ボディを大型状態にした場合、自動的にオフフッ
    クして通話可能となり、前記自動回線接続処理手順は、
    自動回線接続を行う接続条件、自動回線接続を行わない
    不接続条件または自動回線接続を行ってガイダンスや相
    手が話す声をそのまま送り返す着信拒否条件などからな
    る自動回線接続条件を記憶部に記憶する記憶手順と、前
    記着信の際に通信網側から報知される発呼側情報を検出
    する情報検出手順と、前記情報検出手順が検出した発呼
    側情報および前記記憶部が記憶する自動回線接続条件に
    基づいて、前記ボディが小型状態から大型状態になった
    場合の通信回線の接続を制御する回線接続制御手順とを
    含み、前記回線接続制御手順は、着信選択接続モードが
    ONの状態において、着信中に前記ボディが小型状態か
    ら大型状態になった場合、前記発呼側情報が前記自動回
    線接続条件を満足するとき、通信回線を接続して通話可
    能状態にする一方、前記発呼側情報が前記自動回線接続
    条件を満足しないとき、通信回線をオンフックのまま維
    持すること、を特徴とする情報記憶媒体。
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