JP2001186160A - 双方向リング切り替え方法及びその装置 - Google Patents

双方向リング切り替え方法及びその装置

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JP2001186160A JP37161599A JP37161599A JP2001186160A JP 2001186160 A JP2001186160 A JP 2001186160A JP 37161599 A JP37161599 A JP 37161599A JP 37161599 A JP37161599 A JP 37161599A JP 2001186160 A JP2001186160 A JP 2001186160A
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    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、APS情報や切り替え動作状態を
安定化することができる双方向リング切り替え方法及び
その装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数ファイバー構成の双方向リング切り
替え方式のリングを構成する自ノードで検出した障害を
救済するためスパンスイッチを実行したが正常に実行さ
れないとき、スパンスイッチをリングスイッチに変更し
て実行する双方向リング切り替え方法において、他のノ
ードで発生した、リングスイッチより優先度の高いスパ
ンスイッチ要求が前記自ノードで受信されたとき、自ノ
ードの内部要求としてリングスイッチ要求を保持し、ス
パンスイッチを実行できない状況が復旧したか否かを確
認しないため、APS情報や切り替え動作状態を安定化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向リング切り
替え方法及びその装置に関し、4ファイバー構成の双方
向リング切り替え方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】BLSR(Bidirectional
Line Switched Ring:双方向リン
グ切り替え)は、ライン上の1つのタイムスロットを複
数のパスで利用し、他のサービススロットを予備として
複数のパスで共有することで高い回線収容効率を実現で
きるリングネットワークシステムである。
【0003】4 ファイバーBLSR構成においては、リ
ング上の障害を救済するのに2 種類の方法がある。第1
の方法は障害のあったノード間でショートパスを使った
スパンスイッチであり、第2の方法はロングパスを使っ
たリングスイッチである。スパンスイッチが実行できな
かった場合は、ロングパスを使ったリングスイッチを実
行することにより障害の救済を実現する。
【0004】従来、SONET(Synchronou
s Optical Network) BLSR E
quipment Generic Criteria
についてのBELCORE規格GR−1230−COR
E Issue4,R6−151によって、重度のSF
(Signal Fail)によるスパンスイッチ(す
なわち、SF−S)や、軽度のSD(Signal D
egrade)によるスパンスイッチ(すなわち、SD
−S)を実行した際に、ある一定時間内に隣接ノードか
らショートパスで受信通知を受けなかった場合、SFや
SDによるリングスイッチを実行することが決められて
いる。
【0005】図1にスパンスイッチの説明図を示す。同
図中、ノードAにおいて、現用回線Wbaの障害を検出
すると、ノードAのスパンスイッチSS2a及びノード
BのスパンブリッジSB1bを現用回線Wbaから予備
回線Pba側に切り替えると共に、ノードAのスパンブ
リッジSB2a及びノードBのスパンスイッチSS1b
を現用回線Wabから予備回線Pab側に切り替えて、
スパンスイッチ動作を実行する。
【0006】図2にリングスイッチの説明図を示す。同
図中、ノードAにおいて、現用回線Wbaと予備回線P
baの障害を検出すると、ノードAのリングスイッチR
S2a及びリングブリッジRB1aを切り替えてノード
Aから現用回線Wabへの出力を予備回線Pafに接続
し、かつ予備回線Pfaからの入力をノードAの現用回
線Wbaに接続すると共に、ノードBのリングスイッチ
RS1b及びリングブリッジSB2bを切り替えて予備
回線Pcbからの入力をノードCの現用回線Wabから
の入力に接続し、かつノードBから現用回線Wbaへの
出力を予備回線Pbcに接続し、リングスイッチ動作を
実行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、スパンスイ
ッチが実行できずリングスイッチを実行した場合、その
後スパンスイッチが実行できない状況が復旧した場合
に、復旧したことを確認することができず、どの時点で
復旧の確認をしたらよいか分からなかった。一度、リン
グスイッチを実行すると、救済した状態で安定している
ためスパンスイッチを実行する必要がなく、常にスパン
スイッチが実行できない状況の復旧を確認する必要はな
い。しかし、他のスパンでの障害の発生、復旧による切
り替えを再び実行する場合は、スパンスイッチができな
い状況から復旧しているかどうかを確認する必要があ
る。従来は、そのような場合の確認動作は定義されてな
いため、障害救済が可能な場合でも救済できる装置とで
きない装置とが存在し、互換性の妨げになっているとい
う問題があった。
【0008】また、リングスイッチ実行中において、後
発の高い優先順位の切り替え要求を実行することによ
り、SONETのラインオーバーヘッド内のAPS(オ
ート・プロテクション・スイッチ)で、切り換えのプロ
トコルを送受信するK1,K2バイトの内容、つまりA
PS情報が安定せず、切り替え動作を繰り返して安定せ
ず、APSのアラームが発生するという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、APS情報や切り替え動作状態を安定化すること
ができる双方向リング切り替え方法及びその装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数ファイバー構成の双方向リング切り替え方式の
リングを構成する自ノードで検出した障害を救済するた
めスパンスイッチを実行したが正常に実行されないと
き、前記スパンスイッチをリングスイッチに変更して実
行する双方向リング切り替え方法において、他のノード
で発生した、前記リングスイッチより優先度の高いスパ
ンスイッチ要求が前記自ノードで受信されたとき、前記
自ノードの内部要求として前記リングスイッチ要求を保
持する。
【0011】このように、他のノードで発生した、リン
グスイッチより優先度の高いスパンスイッチ要求が自ノ
ードで受信されたとき、自ノードの内部要求としてリン
グスイッチ要求を保持し、スパンスイッチを実行できな
い状況が復旧したか否かを確認しないため、APS情報
や切り替え動作状態を安定化することができる。請求項
2に記載の発明は、請求項1記載の双方向リング切り替
え方法において、前記優先度の高いスパンスイッチ要求
がなくなったことを示す情報が前記自ノードで受信され
たとき、前記自ノードの障害を救済するためのスパンス
イッチから実行開始する。
【0012】このように、優先度の高いスパンスイッチ
要求がなくなったことを示す情報が自ノードで受信され
たとき、自ノードの障害を救済するためのスパンスイッ
チから実行開始するため、スパンスイッチを実行できな
い状況が復旧したかどうかを優先度の高いスパンスイッ
チ要求がなくなった時点で確認することができる。請求
項3に記載の発明は、請求項1記載の双方向リング切り
替え方法において、前記リングスイッチの実行中に、自
ノードで検出される障害アラームレベルが変化したと
き、前記障害アラームレベルに応じたリングスイッチを
実行する。
【0013】このように、リングスイッチの実行中に、
自ノードで検出される障害アラームレベルが変化したと
き、前記障害アラームレベルに応じたリングスイッチを
実行し、リングスイッチとスパンスイッチの切り替えを
行わないため、無駄な切り替え動作が頻発することを防
止できる。請求項4に記載の発明は、請求項1記載の双
方向リング切り替え方法において、前記自ノードに対し
前記リングスイッチを実行した側とは逆側に隣接するノ
ードからリングスイッチ要求を受信したとき、前記自ノ
ードを前記リングから切り離す。
【0014】このように、リングスイッチを実行した側
とは逆側に隣接するノードからリングスイッチ要求を受
信したとき、自ノードを前記リングから切り離し、リン
グブリッジ,リングスイッチを実行しないため、APS
情報や切り替え動作状態を安定化することができる。請
求項5に記載の発明は、請求項1記載の双方向リング切
り替え方法において、前記リングスイッチより優先度の
高いスパンスイッチ要求が前記自ノードで受信されたと
き、自ノードのリングブリッジ、リングスイッチ動作を
解除し前記受信したスパンスイッチ要求を自ノード内を
通過させ隣接ノードに送信する。
【0015】このように、優先度の高いスパンスイッチ
要求が自ノードで受信されたとき、自ノードのリングブ
リッジ、リングスイッチ動作を解除し受信したスパンス
イッチ要求を自ノード内を通過させ隣接ノードに送信す
るため、APS情報や切り替え動作状態を安定化するこ
とができる。請求項6に記載の発明は、請求項1記載の
双方向リング切り替え方法において、前記自ノードとそ
の両側の隣接ノードそれぞれとの間でスパンスイッチを
実行しようとした場合に、一方の隣接ノードとの間のス
パンスイッチを実行できずリングスイッチに変更したと
き、前記自ノードで他方のノードのスパンスイッチ要求
と前記一方のノードのリングスイッチ要求との優先度を
比較して前記スパンスイッチの実行かリングスイッチの
実行かを決定し、前記両側の隣接ノードに要求する。
【0016】このように、一方の隣接ノードとの間のス
パンスイッチを実行できずリングスイッチに変更したと
き、自ノードで他方のノードのスパンスイッチ要求と一
方のノードのリングスイッチ要求との優先度を比較して
スパンスイッチの実行かリングスイッチの実行かを決定
し、両側の隣接ノードに要求するため、APS情報や切
り替え動作状態を安定化することができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、4ファイバー構
成の双方向リング切り替え方式のリングを構成してお
り、障害を救済するためスパンスイッチを実行したが正
常に実行されないとき、前記スパンスイッチをリングス
イッチに変更して実行するノード装置において、他のノ
ードで発生した、前記リングスイッチより優先度の高い
スパンスイッチ要求が前記自ノードで受信されたとき、
前記自ノードの内部要求として前記リングスイッチ要求
を保持する保持手段を有する。
【0018】このように、他のノードで発生した、リン
グスイッチより優先度の高いスパンスイッチ要求が自ノ
ードで受信されたとき、自ノードの内部要求としてリン
グスイッチ要求を保持し、スパンスイッチを実行できな
い状況が復旧したか否かを確認しないため、APS情報
や切り替え動作状態を安定化することができる。請求項
8に記載の発明は、請求項7記載のノード装置におい
て、前記優先度の高いスパンスイッチ要求がなくなった
ことを示す情報が前記自ノードで受信されたとき、前記
自ノードの障害を救済するためのスパンスイッチから実
行開始する実行開始手段を有する。
【0019】このように、優先度の高いスパンスイッチ
要求がなくなったことを示す情報が自ノードで受信され
たとき、自ノードの障害を救済するためのスパンスイッ
チから実行開始するため、スパンスイッチを実行できな
い状況が復旧したかどうかを優先度の高いスパンスイッ
チ要求がなくなった時点で確認することができる。請求
項9に記載の発明は、請求項7記載のノード装置におい
て、前記リングスイッチの実行中に、自ノードで検出さ
れる障害アラームレベルが変化したとき、前記障害アラ
ームレベルに応じたリングスイッチを実行する手段を有
する。
【0020】このように、リングスイッチの実行中に、
自ノードで検出される障害アラームレベルが変化したと
き、前記障害アラームレベルに応じたリングスイッチを
実行し、リングスイッチとスパンスイッチの切り替えを
行わないため、無駄な切り替え動作が頻発することを防
止できる。請求項10に記載の発明は、請求項7記載の
ノード装置において、前記自ノードに対し前記リングス
イッチを実行した側とは逆側に隣接するノードからリン
グスイッチ要求を受信したとき、前記自ノードを前記リ
ングから切り離す切離手段を有する。
【0021】このように、リングスイッチを実行した側
とは逆側に隣接するノードからリングスイッチ要求を受
信したとき、自ノードを前記リングから切り離し、リン
グブリッジ,リングスイッチを実行しないため、APS
情報や切り替え動作状態を安定化することができる。請
求項11に記載の発明は、請求項7記載のノード装置に
おいて、前記リングスイッチより優先度の高いスパンス
イッチ要求が前記自ノードで受信されたとき、自ノード
のリングブリッジ、リングスイッチ動作を解除し前記受
信したスパンスイッチ要求を自ノード内を通過させ隣接
ノードに送信する要求通過手段を有する。
【0022】このように、優先度の高いスパンスイッチ
要求が自ノードで受信されたとき、自ノードのリングブ
リッジ、リングスイッチ動作を解除し受信したスパンス
イッチ要求を自ノード内を通過させ隣接ノードに送信す
るため、APS情報や切り替え動作状態を安定化するこ
とができる。請求項12に記載の発明は、請求項7記載
のノード装置において、前記自ノードとその両側の隣接
ノードそれぞれとの間でスパンスイッチを実行しようと
した場合に、一方の隣接ノードとの間のスパンスイッチ
を実行できずリングスイッチに変更したとき、前記自ノ
ードで他方のノードのスパンスイッチ要求と前記一方の
ノードのリングスイッチ要求との優先度を比較して前記
スパンスイッチの実行かリングスイッチの実行かを決定
し、前記両側の隣接ノードに要求する比較手段を有す
る。
【0023】このように、一方の隣接ノードとの間のス
パンスイッチを実行できずリングスイッチに変更したと
き、自ノードで他方のノードのスパンスイッチ要求と一
方のノードのリングスイッチ要求との優先度を比較して
スパンスイッチの実行かリングスイッチの実行かを決定
し、両側の隣接ノードに要求するため、APS情報や切
り替え動作状態を安定化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図3は、本発明方法を適用するリ
ングネットワークの構成図である。同図中、6個のノー
ドA,B,C,D,E,Fが実線の矢印及び破線の矢印
で示す光ファイバーによってリング状に接続されてい
る。矢印は情報の伝送方向を示しており、実線の矢印は
現用回線を示し、破線の矢印は予備回線を示す。ここ
で、ノードAからノードBに至るパスは、ノードAから
直接ノードBに至るショートパスと、ノードAからノー
ドF,E,D,Cを順に経てノードBに至るロングパス
とがある。
【0025】図4は本発明のノードの一実施例のブロッ
ク図を示す。ここではノードAを例にとって説明する。
図4において、障害検出部20は現用回線Wfa及び予
備回線Pfaそれぞれの障害検出を行って、検出結果を
切替制御部28に供給する。また、受信Kバイト読込部
22は現用回線Wfa及び予備回線Pfaそれぞれで受
信したタイムスロットからAPS情報を読み込んで、切
替制御部28に供給する。障害のない通常時には、切替
制御部28の制御により、リングスイッチRS1a、ス
パンスイッチSS1a、スパンブリッジSB2a、リン
グブリッジRB2aそれぞれは端子aの選択状態とされ
ている。
【0026】現用回線Wfaで受信したタイムスロット
はリングスイッチRS1a、スパンスイッチSS1a、
スパンブリッジSB2aそれぞれを通して送信Kバイト
書込部24及びリングブリッジRB1aの端子bに供給
され、予備回線Pfaで受信したタイムスロットはリン
グブリッジRB2aを通して送信Kバイト書込部24に
供給されると共にスパンスイッチSS1a、スパンブリ
ッジSB2a、リングスイッチRS2aの端子bに供給
され、送信Kバイト書込部24で、切替制御部28から
供給されるAPS情報を書き込まれて現用回線Wab及
び予備回線Pabそれぞれに送出される。
【0027】障害検出部30は現用回線Wba及び予備
回線Pbaそれぞれの障害検出を行って、検出結果を切
替制御部28に供給する。また、受信Kバイト読込部3
2は現用回線Wba及び予備回線Pbaそれぞれで受信
したタイムスロットからAPS情報を読み込んで、切替
制御部28に供給する。障害のない通常時には、切替制
御部28の制御により、リングスイッチRS2a、スパ
ンスイッチSS2a、スパンブリッジSB1a、リング
ブリッジRB1aそれぞれは端子aの選択状態とされて
いる。
【0028】現用回線Wfaで受信したタイムスロット
はリングスイッチRS2a、スパンスイッチSS2a、
スパンブリッジSB1aそれぞれを通して送信Kバイト
書込部24及びリングブリッジRB2aの端子bに供給
され、予備回線Pfaで受信したタイムスロットはリン
グブリッジRB1aを通して送信Kバイト書込部34に
供給されると共にスパンスイッチSS2a、スパンブリ
ッジSB1a、リングスイッチRS1aの端子bに供給
され、送信Kバイト書込部34で、切替制御部28から
供給されるAPS情報を書き込まれて現用回線Wab及
び予備回線Pabそれぞれに送出される。
【0029】スパンスイッチ実行時には、切替制御部2
8の制御によりスパンスイッチSS1a及びスパンブリ
ッジSB1aが端子bの選択状態とされる。これによ
り、予備回線Pfaから受信したタイムスロットがスパ
ンスイッチSS1a、スパンブリッジSB2aを通して
現用回線Wabに送出され、現用回線Wbaから受信し
たタイムスロットがリングスイッチRS2a、スパンス
イッチSS2a、スパンブリッジSB1a、リングブリ
ッジRB1aを通して予備回線Pafに送出される。
【0030】リングスイッチ実行時には、切替制御部2
8の制御によりリングスイッチRS2a及びリングブリ
ッジRB1aが端子bの選択状態とされる。これによ
り、予備回線Pfaから受信したタイムスロットがリン
グスイッチRS2a、スパンスイッチSS2a、スパン
ブリッジSB1aを通して現用回線Wafに送出され、
現用回線Wfaから受信したタイムスロットがリングス
イッチRS1a、スパンスイッチSS1a、スパンブリ
ッジSB2a、リングブリッジRB1aを通して予備回
線Pafに送出される。
【0031】なお、切り替え要求の優先度は高い順に、
SFによるスパンスイッチ(SF−S),SFによるリ
ングスイッチ(SF−R),SDによるスパンスイッチ
(SD−S),SDによるリングスイッチ(SD−R)
である。図5はノードA,B間障害時の第1実施例の動
作シーケンスを示し、図6(A),(B)はそのAPS
情報の一覧を示す。
【0032】初期状態として、リング上に何も障害がな
いものとする。このときのAPS情報を図6(A)に示
す。図6(A),(B)において、第1欄は情報を特定
する記号を示す。第2欄のK1バイト第1〜4ビットは
切り替え要求を示すが、「NR」は要求なしを示してい
る。第3欄のK1バイト第5〜8ビットは送信先を示
す。第4欄のK2バイト第1〜4ビットは送信元を示
す。第5欄のK2バイト第5ビットは値0でショートス
パン、値1でロングスパンを示す。第6欄のK2バイト
第6〜8ビットは送信元のステータスを示す。
【0033】この後、図3にX印で示すノードB,A間
の現用回線Wbaに重度の障害が発生し、図5に示す時
刻T1でノードAはノードBからの現用回線にSF(S
ignal Fail)を検出すると、ノードAはノー
ドBに対してSFによるスパンスイッチ(SF−S)の
APS情報a3,a4(図6(B)に示す)を隣接する
ノードB,Fそれぞれに送信する。これに対し、ノード
Bは図6(B)に示す「NR」のAPS情報b2を返送
してノードAが受信するAPS情報には変化がない。つ
まり、ノードAはノードBからスパンスイッチに対する
応答(RR−R)や、別の切り替え要求を受信しない。
このスパンスイッチに対する応答がないのは、ノード
B,A間の予備回線Pbaに障害があるためであった
り、ノードBの内部状態でスパンスイッチができないた
め等の理由による。
【0034】その後、状況に変化がなくノードAがSF
−Sを送信したのち一定時間経過して時刻T2となる。
これにより、ノードAはノードBとのスパンスイッチ
(SF−S)が実行不可能であると判断し、図6(B)
に示すAPS情報a5,a6を送信してSFによるリン
グスイッチ(SF−R)を実行する。ここは通常の切り
替えシーケンスで、APS情報a6の要求はノードF,
E,D,Cそれぞれを通過(パス・スルー)されてノー
ドBに到達する。
【0035】ノードBでは、このAPS情報a6を受信
するとリングブリッジ、リングスイッチを実行し、ノー
ドBからノードAに向けての現用回線WbaをノードB
からノードCに向けての予備回線Pbcに切り替え接続
する。そして、ノードAに対して図6(B)に示す応答
のAPS情報b5,b6を送信する。また、ノードAで
はノードBから応答のAPS情報b5をノードFを介し
たロングスパンで受信すると、リングブリッジ、リング
スイッチを実行し、その応答のAPS情報a7,a8を
送信する。ここまでは、規格GR−1230−CORE
Issue4に記述されている通常の動作である。
【0036】図7は、ノードA,B間障害時のノードA
の実行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステ
ップS10でノードAはノードBからの現用回線にSF
を検出されたか否かを判別し、SFを検出するとステッ
プS12に進み、ノードAはノードBに対してSFによ
るスパンスイッチ(SF−S)を要求する。次に、ステ
ップS14でノードBから応答がないまま一定時間経過
したか否かを判別し、一定時間経過するとステップS1
6に進む。ステップS16でノードAはノードBに対し
てSFによるリングスイッチ(SF−R)を要求し、ス
テップS18においてノードA,B間でリングスイッチ
を実現する。
【0037】次に、この状態から、図8にX印で示すノ
ードC,D間の現用回線Wcdに重度の障害が発生した
場合について説明する。図9はノードC,D間障害時の
第2実施例の動作シーケンスを示し、図10(A),
(B)はそのAPS情報の一覧を示す。図9に示す時刻
T3でノードDはノードCからの現用回線にSFを検出
すると、ノードDはノードCに対してSFによるスパン
スイッチ(SF−S)のAPS情報d3,d4(図10
(A)に示す)を隣接するノードC,Eそれぞれに送信
する。これに対し、ノードCはスパンフリッジを実行
し、図10(A)に示す応答RR−SのAPS情報c
3,SFによるスパンスイッチ(SF−S)のAPS情
報c4を送信する。
【0038】更にノードDはAPS情報c3を受信する
と、スパンブリッジ、スパンスイッチを実行し、図10
(A)に示すSFによるスパンスイッチ(SF−S)の
APS情報d5,d6を送信する。ノードCは、スパン
スイッチ(SF−S)のAPS情報d6を受信するとス
パンスイッチを実行し、図10(A)に示す応答RR−
SのAPS情報c5,SFによるスパンスイッチ(SF
−S)のAPS情報c6を送信する。
【0039】また、リングスイッチ(SF−R)を実行
していたノードAでは、ノードDからノードCへのロン
グパスによるSF−S要求のAPS情報d3(またはc
4)を受信すると、SF−RはSF−Sよりも優先順位
が低いためリングブリッジ、リングスイッチを解除す
る。そして、ノードAは受信したSF−S要求のAPS
情報d3(またはc4)を通過(パススルー)させる。
但し、ノードAの内部要求としてはSF−Rを保持す
る。同様に、ノードBもノードCからノードDへのロン
グパスによるSF−S要求のAPS情報c4(またはd
3)を受信すると、リングブリッジ、リングスイッチを
解除する。
【0040】図9に示す時刻T4でノードDはノードC
からの現用回線にSFを検出しなくなって待機状態WT
Rになると、ノードDはノードCに対して待機WTRの
APS情報d7,d8(図10(A)に示す)を隣接す
るノードC,Eそれぞれに送信する。ノードCはAPS
情報d8を受信し、図10(B)に示す応答RR−Sの
APS情報c7,待機状態WTRのAPS情報c8を送
信してノードDに伝達する。ノードBからの現用回線が
SFであることを検出をしているノードAは、ノードD
からノードCに対する待機WTRのAPS情報d7を受
信し、自ノードの要求が実行できる状況を確認してスパ
ンスイッチ(SF−S)を実行する。なお、ノードAの
内部に保持されている要求はSF−Rであるが、他での
障害が復旧したため現状で実行可能なスパンスイッチ
(SF−S)から再開する。そして、図10(B)に示
すスパンスイッチ(SF−S)のAPS情報a9,a1
0を送信する。これに対し、ノードBは図10(B)に
示す要求なしNRのAPS情報b7,b8をノードC,
Aに送信する。
【0041】図11は、ノードA,B間のリングスイッ
チ実行中におけるノードC,D間障害時のノードAの実
行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステップ
S20でノードAは、自ノードが実行しているリングス
イッチ(SF−R)の要求より優先度の高い他ノードに
対する要求のAPS情報(例えばノードCからノードD
に対するSF−S等)を受信したか否かを判別する。上
記要求のAPS情報を受信した場合にはステップS22
でリングスイッチ(SF−R)を解除し、ステップS2
4で受信した要求のAPS情報を通過(パススルー)さ
せる。但し、ステップS22では自ノードがリングスイ
ッチ(SF−R)を実行していたことを保持しておく。
【0042】その後、ステップS26で、先にリングス
イッチ(SF−R)を解除する原因となった要求(例え
ばノードCからノードDに対するSF−S等)を解除す
るためのAPS情報(ノードDからノードCに対する待
機WTR等)を受信したか否かを判別し、これを受信し
た場合には自ノードがリングスイッチ(SF−R)を実
行していたことを保持していたにも拘わらず、ステップ
S28に進んでノードA,B間が重度のSFがあるとい
う状況に対応して、SFによるスパンスイッチ(SF−
S)を実行する。
【0043】このように、他のノードで発生した、リン
グスイッチより優先度の高いスパンスイッチ要求が自ノ
ードで受信されたとき、自ノードの内部要求としてリン
グスイッチ要求を保持し、スパンスイッチを実行できな
い状況が復旧したか否かを確認しないため、APS情報
や切り替え動作状態を安定化することができる。また、
優先度の高いスパンスイッチ要求がなくなったことを示
す情報が自ノードで受信されたとき、自ノードの障害を
救済するためのスパンスイッチから実行開始するため、
スパンスイッチを実行できない状況が復旧したかどうか
を優先度の高いスパンスイッチ要求がなくなった時点で
確認することができより、多くの障害救済を可能にする
ことができる。
【0044】また、優先度の高いスパンスイッチ要求が
自ノードで受信されたとき、自ノードのリングブリッ
ジ、リングスイッチ動作を解除し受信したスパンスイッ
チ要求を自ノード内を通過させ隣接ノードに送信するた
め、APS情報や切り替え動作状態を安定化することが
できる。図12はノードA,B間障害時の第3実施例の
動作シーケンスを示し、図13はそのAPS情報の一覧
を示す。この実施例はノードAの現用回線Wbaの検出
アラームレベルが重度のSFから軽度のSDに変化した
場合を示している。
【0045】ノードAがスパンスイッチ(SF−S)の
APS情報a9,a10を送信して一定時間が経過して
図12に示す時刻T5になり、この一定時間が経過する
までにノードBからSF−Sに対する応答RR−SのA
PS情報、あるいは別のスパンスイッチ要求を受信しな
い場合、図5に示す時刻T2になった時と同様の動作で
リングスイッチを実行する。
【0046】即ち、ノードAはノードBとのスパンスイ
ッチ(SF−S)が実行不可能であると判断し、図6
(B)に示すAPS情報a5,a6を送信してSFによ
るリングスイッチ(SF−R)を実行する。ここは通常
の切り替えシーケンスで、APS情報a6の要求はノー
ドF,E,D,Cそれぞれを通過(パス・スルー)され
てノードBに到達する。
【0047】ノードBでは、このAPS情報a6を受信
するとリングブリッジ、リングスイッチを実行し、ノー
ドCからノードBに向けての現用回線WcbをノードB
からノードCに向けての予備回線Pbcに切り替え接続
する。そして、ノードAに対して図6(B)に示す応答
のAPS情報b5,b6を送信する。また、ノードAで
はノードBから応答のAPS情報b5をノードFを介し
たロングスパンで受信すると、リングブリッジ、リング
スイッチを実行し、その応答のAPS情報a7,a8を
送信する。
【0048】この後、時刻T6において、ノードAにお
けるノードBからの現用回線Wbaの検出アラームレベ
ルが重度のSFから軽度のSDに変化したとき、ノード
Aは実行中のリングスイッチを継続し、切り替え要求を
SD−Rに変更して、図13に示す切り替え要求のAP
S情報a11,a12を送信してSDによるリングスイ
ッチ(SD−R)を送信する。ノードBは、ノードAか
らのAPS情報a11を受信するとSDによるリングス
イッチ(SD−R)を実行し、図13に示す切り替え要
求b9,応答RR−SのAPS情報b10をそれぞれノ
ードC,Aに送信する。
【0049】図14は、ノードA,B間でリングスイッ
チ実行時に検出アラームが変化した場合にノードAが実
行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステップ
S30でノードAはノードBからの現用回線Wbaの検
出アラームレベルが重度のSFから軽度のSDに変化し
たことを検出すると、ステップS32でノードAはリン
グスイッチを継続し、ステップS34でノードAはリン
グスイッチ(SD−R)のAPS情報a11,a12を
ノードB,Fに送信し、ステップS36でノードBから
応答RR−SのAPS情報b10を受信して、ノード
A,B間のSD−Rによるリングスイッチを実行する。
【0050】このように、リングスイッチの実行中に、
自ノードで検出される障害アラームレベルが変化したと
き、前記障害アラームレベルに応じたリングスイッチを
実行し、リングスイッチとスパンスイッチの切り替えを
行わないため、無駄な切り替え動作が頻発することを防
止できる。次に、図3に示すノードA,B間の現用回線
Wbaに重度の障害がある状態から、図15にX印で示
すノードA,F間の現用回線Wafと予備回線Pafに
重度の障害が発生した場合について説明する。図16は
ノードA,F間障害時の第4実施例の動作シーケンスを
示し、図17はそのAPS情報の一覧を示す。
【0051】なお、図16における時刻T5からT7間
での処理は図12において時刻T5からT6間での処理
と同一であり、このときのAPS情報の一覧は図6
(A),(B)と同一である。図16に示す時刻T7に
なり、ノードFはノードAからの現用回線Wafと予備
回線Pafに重度の障害SFを検出する。これによりノ
ードFはリングブリッジ、リングスイッチを実行し、図
17に示すリングスイッチ(SF−R)のAPS情報f
3,f4を送信する。ノードAはリングスイッチ(SF
−R)のAPS情報f3を受信すると、リングブリッ
ジ、リングスイッチを解除し、アイソレート状態に変化
する。そして、ノードAはリングスイッチ(SF−R)
のAPS情報a11,a12それぞれをノードB,Fに
送信する。
【0052】図18は、ノードA,B間でリングスイッ
チ実行時にノードA,F間の障害発生によりノードAが
実行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステッ
プS40でノードAはノードFからリングスイッチ(S
F−R)のAPS情報f3を受信する。これにより、ス
テップS42でノードAはリングブリッジ、リングスイ
ッチを解除し、ステップS44でアイソレート状態とな
る。
【0053】次に、図19にX印で示すノードA,B間
の現用回線Wbaに重度の障害が発生し、その後ノード
A,F間の現用回線Wafに重度の障害が発生した場合
について説明する。図20はノードA,F間障害時の第
5実施例の動作シーケンスを示し、図21はそのAPS
情報の一覧を示す。図20に示す時刻T8にノードAは
ノードBからの現用回線Wbaにおいて重度の障害SF
を検出し、ノードAはスパンスイッチ(SF−S)を実
行し、図6(B)に示すスパンスイッチ(SF−S)要
求のAPS情報a3,a4を隣接ノードB,Fに送信す
る。しかし、ノードAはノードBからの図6(B)に示
す「NR」のAPS情報b2を受信し、スパンスイッチ
(SF−S)に対する受信の応答を得ない。
【0054】その後、時刻T9になり、ノードFにおい
てノードAからの現用回線Wafにおいて重度の障害S
Fを検出し、スパンスイッチ(SF−S)を実行し、図
21に示すスパンスイッチ(SF−S)要求のAPS情
報f5,f6を隣接ノードA,Eに送信する。ノードA
は、APS情報f5を受信するとスパンブリッジを実行
し、スパンスイッチ(SF−S)要求のAPS情報a1
3,スパンスイッチ(SF−S)応答のAPS情報a1
4をノードB,Fに送信する。ノードFはノードAから
のスパンスイッチ(SF−S)応答のAPS情報a14
を受信することにより、スパンブリッジ、スパンスイッ
チを実行して図21に示すスパンスイッチ(SF−S)
要求のAPS情報f7,f8を隣接ノードA,Eに送信
する。
【0055】さらに、時刻T10になり、ノードAはノ
ードBとの間で実行しようとしていたスパンスイッチが
実行できないことがわかり、リングスイッチ(SF−
R)を実行しようとする。しかし、ノードFから優先順
位の高いスパンスイッチ(SF−S)要求のAPS情報
f7を受信していることにより、ノードAはノードF側
のスパンスイッチ(SF−S)要求のAPS情報a1
5,スパンスイッチ(SF−S)応答のAPS情報a1
6をノードB,Fに送信する。
【0056】図22は、ノードA,B間でリングスイッ
チ実行時にノードA,F間の障害発生によりノードAが
実行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステッ
プS50でノードAはノードFからスパンスイッチ(S
F−S)のAPS情報f5を受信する。これにより、ス
テップS52でノードAはスパンブリッジを実行し、ス
テップS54でスパンスイッチ(SF−S)のAPS情
報a13,応答のAPS情報a14をノードB,Fに送
信する。
【0057】次に、ステップS56でノードBよりスパ
ンスイッチに対する応答がないまま一定時間経過したか
否かを判別し、一定時間経過した場合ステップS58に
進む。ステップS58ではノードAが実行しようとする
リングスイッチ(SF−R)より優先順位の高いスパン
スイッチ(SF−S)要求のAPS情報f7をノードF
から受信しているため、ノードAはノードF側のスパン
スイッチ(SF−S)要求のAPS情報a15,スパン
スイッチ(SF−S)応答のAPS情報a16をノード
B,Fに送信する。
【0058】このように、一方の隣接ノードとの間のス
パンスイッチを実行できずリングスイッチに変更したと
き、自ノードで他方のノードのスパンスイッチ要求と一
方のノードのリングスイッチ要求との優先度を比較して
スパンスイッチの実行かリングスイッチの実行かを決定
し、両側の隣接ノードに要求するため、APS情報や切
り替え動作状態を安定化することができる。
【0059】なお、ステップS22が請求項記載の保持
手段に対応し、ステップS28が実行開始手段に対応
し、ステップS32〜S36がリングスイッチを実行す
る手段に対応し、ステップS42,S44が切離手段に
対応し、ステップS24が要求通過手段に対応し、ステ
ップS58が比較手段に対応する。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
他のノードで発生した、リングスイッチより優先度の高
いスパンスイッチ要求が自ノードで受信されたとき、自
ノードの内部要求としてリングスイッチ要求を保持し、
スパンスイッチを実行できない状況が復旧したか否かを
確認しないため、APS情報や切り替え動作状態を安定
化することができる。
【0061】請求項2に記載の発明は、優先度の高いス
パンスイッチ要求がなくなったことを示す情報が自ノー
ドで受信されたとき、自ノードの障害を救済するための
スパンスイッチから実行開始するため、スパンスイッチ
を実行できない状況が復旧したかどうかを優先度の高い
スパンスイッチ要求がなくなった時点で確認することが
できる。
【0062】請求項3に記載の発明は、リングスイッチ
の実行中に、自ノードで検出される障害アラームレベル
が変化したとき、前記障害アラームレベルに応じたリン
グスイッチを実行し、リングスイッチとスパンスイッチ
の切り替えを行わないため、無駄な切り替え動作が頻発
することを防止できる。請求項4に記載の発明は、リン
グスイッチを実行した側とは逆側に隣接するノードから
リングスイッチ要求を受信したとき、自ノードを前記リ
ングから切り離し、リングブリッジ,リングスイッチを
実行しないため、APS情報や切り替え動作状態を安定
化することができる。
【0063】請求項5に記載の発明は、優先度の高いス
パンスイッチ要求が自ノードで受信されたとき、自ノー
ドのリングブリッジ、リングスイッチ動作を解除し受信
したスパンスイッチ要求を自ノード内を通過させ隣接ノ
ードに送信するため、APS情報や切り替え動作状態を
安定化することができる。請求項6に記載の発明は、一
方の隣接ノードとの間のスパンスイッチを実行できずリ
ングスイッチに変更したとき、自ノードで他方のノード
のスパンスイッチ要求と一方のノードのリングスイッチ
要求との優先度を比較してスパンスイッチの実行かリン
グスイッチの実行かを決定し、両側の隣接ノードに要求
するため、APS情報や切り替え動作状態を安定化する
ことができる。
【0064】請求項7に記載の発明は、他のノードで発
生した、リングスイッチより優先度の高いスパンスイッ
チ要求が自ノードで受信されたとき、自ノードの内部要
求としてリングスイッチ要求を保持し、スパンスイッチ
を実行できない状況が復旧したか否かを確認しないた
め、APS情報や切り替え動作状態を安定化することが
できる。
【0065】請求項8に記載の発明は、優先度の高いス
パンスイッチ要求がなくなったことを示す情報が自ノー
ドで受信されたとき、自ノードの障害を救済するための
スパンスイッチから実行開始するため、スパンスイッチ
を実行できない状況が復旧したかどうかを優先度の高い
スパンスイッチ要求がなくなった時点で確認することが
できる。
【0066】請求項9に記載の発明は、リングスイッチ
の実行中に、自ノードで検出される障害アラームレベル
が変化したとき、前記障害アラームレベルに応じたリン
グスイッチを実行し、リングスイッチとスパンスイッチ
の切り替えを行わないため、無駄な切り替え動作が頻発
することを防止できる。請求項10に記載の発明は、リ
ングスイッチを実行した側とは逆側に隣接するノードか
らリングスイッチ要求を受信したとき、自ノードを前記
リングから切り離し、リングブリッジ,リングスイッチ
を実行しないため、APS情報や切り替え動作状態を安
定化することができる。
【0067】請求項11に記載の発明は、優先度の高い
スパンスイッチ要求が自ノードで受信されたとき、自ノ
ードのリングブリッジ、リングスイッチ動作を解除し受
信したスパンスイッチ要求を自ノード内を通過させ隣接
ノードに送信するため、APS情報や切り替え動作状態
を安定化することができる。請求項12に記載の発明
は、一方の隣接ノードとの間のスパンスイッチを実行で
きずリングスイッチに変更したとき、自ノードで他方の
ノードのスパンスイッチ要求と一方のノードのリングス
イッチ要求との優先度を比較してスパンスイッチの実行
かリングスイッチの実行かを決定し、両側の隣接ノード
に要求するため、APS情報や切り替え動作状態を安定
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパンスイッチの説明図である。
【図2】リングスイッチの説明図である。
【図3】本発明方法を適用するリングネットワークの構
成図である。
【図4】本発明のノードの一実施例のブロック図であ
る。
【図5】ノードA,B間障害時の第1実施例の動作シー
ケンスである。
【図6】ノードA,B間障害時の第1実施例のAPS情
報の一覧を示す図である。
【図7】ノードA,B間障害時のノードAの実行する処
理のフローチャートである。
【図8】本発明方法を適用するリングネットワークの構
成図である。
【図9】ノードC,D間障害時の第2実施例の動作シー
ケンスである。
【図10】ノードC,D間障害時の第2実施例のAPS
情報の一覧を示す図である。
【図11】ノードA,B間のリングスイッチ実行中にお
けるノードC,D間障害時のノードAの実行する処理の
フローチャートである。
【図12】ノードA,B間障害時の第3実施例の動作シ
ーケンスである。
【図13】ノードA,B間障害時の第3実施例のAPS
情報の一覧を示す図である。
【図14】ノードA,B間でリングスイッチ実行時に検
出アラームが変化した場合にノードAが実行する処理の
フローチャートである。
【図15】本発明方法を適用するリングネットワークの
構成図である。
【図16】ノードA,F間障害時の第4実施例の動作シ
ーケンスである。
【図17】ノードA,F間障害時の第4実施例のAPS
情報の一覧を示す図である。
【図18】ノードA,B間でリングスイッチ実行時にノ
ードA,F間の障害発生によりノードAが実行する処理
のフローチャートである。
【図19】本発明方法を適用するリングネットワークの
構成図である。
【図20】ノードA,F間障害時の第5実施例の動作シ
ーケンスである。
【図21】ノードA,F間障害時の第5実施例のAPS
情報の一覧を示す図である。
【図22】ノードA,B間でリングスイッチ実行時にノ
ードA,F間の障害発生によりノードAが実行する処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
A,B,C,D,E,F ノード Pab,Pba,Pfa 予備回線 Wab,Wba,Wfa 現用回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 順一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA00 DA11 EA32 EA33 FA01 5K031 AA08 CA08 CB01 DA11 DA12 DA19 EA01 EA12 EB02 EB05 EB08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ファイバー構成の双方向リング切り
    替え方式のリングを構成する自ノードで検出した障害を
    救済するためスパンスイッチを実行したが正常に実行さ
    れないとき、前記スパンスイッチをリングスイッチに変
    更して実行する双方向リング切り替え方法において、 他のノードで発生した、前記リングスイッチより優先度
    の高いスパンスイッチ要求が前記自ノードで受信された
    とき、前記自ノードの内部要求として前記リングスイッ
    チ要求を保持することを特徴とする双方向リング切り替
    え方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双方向リング切り替え方
    法において、前記優先度の高いスパンスイッチ要求がな
    くなったことを示す情報が前記自ノードで受信されたと
    き、前記自ノードの障害を救済するためのスパンスイッ
    チから実行開始することを特徴とする双方向リング切り
    替え方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の双方向リング切り替え方
    法において、 前記リングスイッチの実行中に、自ノードで検出される
    障害アラームレベルが変化したとき、前記障害アラーム
    レベルに応じたリングスイッチを実行することを特徴と
    する双方向リング切り替え方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の双方向リング切り替え方
    法において、 前記自ノードに対し前記リングスイッチを実行した側と
    は逆側に隣接するノードからリングスイッチ要求を受信
    したとき、前記自ノードを前記リングから切り離すこと
    を特徴とする双方向リング切り替え方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の双方向リング切り替え方
    法において、 前記リングスイッチより優先度の高いスパンスイッチ要
    求が前記自ノードで受信されたとき、自ノードのリング
    ブリッジ、リングスイッチ動作を解除し前記受信したス
    パンスイッチ要求を自ノード内を通過させ隣接ノードに
    送信することを特徴とする双方向リング切り替え方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の双方向リング切り替え方
    法において、 前記自ノードとその両側の隣接ノードそれぞれとの間で
    スパンスイッチを実行しようとした場合に、一方の隣接
    ノードとの間のスパンスイッチを実行できずリングスイ
    ッチに変更したとき、前記自ノードで他方のノードのス
    パンスイッチ要求と前記一方のノードのリングスイッチ
    要求との優先度を比較して前記スパンスイッチの実行か
    リングスイッチの実行かを決定し、前記両側の隣接ノー
    ドに要求する ことを特徴とする双方向リング切り替え
    方法。
  7. 【請求項7】 4ファイバー構成の双方向リング切り替
    え方式のリングを構成しており、障害を救済するためス
    パンスイッチを実行したが正常に実行されないとき、前
    記スパンスイッチをリングスイッチに変更して実行する
    ノード装置において、 他のノードで発生した、前記リングスイッチより優先度
    の高いスパンスイッチ要求が前記自ノードで受信された
    とき、前記自ノードの内部要求として前記リングスイッ
    チ要求を保持する保持手段を有することを特徴とするノ
    ード装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のノード装置において、 前記優先度の高いスパンスイッチ要求がなくなったこと
    を示す情報が前記自ノードで受信されたとき、前記自ノ
    ードの障害を救済するためのスパンスイッチから実行開
    始する実行開始手段を有することを特徴とするノード装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のノード装置において、 前記リングスイッチの実行中に、自ノードで検出される
    障害アラームレベルが変化したとき、前記障害アラーム
    レベルに応じたリングスイッチを実行する手段を有する
    ことを特徴とするノード装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のノード装置において、 前記自ノードに対し前記リングスイッチを実行した側と
    は逆側に隣接するノードからリングスイッチ要求を受信
    したとき、前記自ノードを前記リングから切り離す切離
    手段を有することを特徴とするノード装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のノード装置において、 前記リングスイッチより優先度の高いスパンスイッチ要
    求が前記自ノードで受信されたとき、自ノードのリング
    ブリッジ、リングスイッチ動作を解除し前記受信したス
    パンスイッチ要求を自ノード内を通過させ隣接ノードに
    送信する要求通過手段を有することを特徴とするノード
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のノード装置において、 前記自ノードとその両側の隣接ノードそれぞれとの間で
    スパンスイッチを実行しようとした場合に、一方の隣接
    ノードとの間のスパンスイッチを実行できずリングスイ
    ッチに変更したとき、前記自ノードで他方のノードのス
    パンスイッチ要求と前記一方のノードのリングスイッチ
    要求との優先度を比較して前記スパンスイッチの実行か
    リングスイッチの実行かを決定し、前記両側の隣接ノー
    ドに要求する比較手段を有することを特徴とするノード
    装置。
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