JP2007088865A - 回線通信装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 故障部位に関わる冗長系の有無の情報を取得し、故障部位に関わる冗長系が有る場合には故障復旧可能と判断し、故障部位に関わる冗長系が無い場合には故障復旧不可能と判断し、故障復旧可能と判断したときには、外部通信装置に対して故障を通知しない、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有る旨を含む情報を通知し、故障復旧不可能と判断したときには、外部通信装置に対して故障を通知する、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い旨を含む情報を通知する。外部通信装置が、故障復旧可能の通知を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行わず、故障復旧不可能の通知を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る。
【選択図】 図2
Description
Network Interface)を用いることができる。これにより、多様な通信プロトコルに対応することができる。
Digital Hierarchy)またはSONET(Synchronous Optical Network)またはOTU(Optical Transfer
Unit)の回線またはその組み合わせの回線により構築することができる。これにより、多様な通信方式に対応することができる。
第一実施例の故障復旧が可能な場合の通信復旧シーケンスを図4に示す。外部通信装置の回線♯1の故障発生時に回線通信装置が外部通信装置に対して故障復旧中の旨を通知する。外部通信装置は回線を接続変更せずに回線♯1の接続を維持し、回線♯1の故障復旧後に正常化し、通信が回復する。このため、故障復旧時間は回線♯1の故障復旧時間で正常化できる。先に述べた、図13の従来の通信システムより通信不能の時間が短くできることがわかる。
第二実施例の回線通知装置における故障通知判断手順のフローチャートを図8に示す。第二実施例では、判断の方法として故障回線に冗長系の有無と故障部位の情報とを用いる。冗長系の有無は第一実施例と同様である。故障部位の情報として、故障部位が冗長化した回線網の内部であるか外部であるかの判断を行う。冗長系がある場合においても、故障部位が冗長化した部分以外であれば、故障復旧ができない。故障部位の判定は、OTN、SDH、SONETでは、警報転送の機能として、セクションの内外を分ける機能を有しているため、比較的簡易に実現可能である。第二実施例では、第一実施例と比較し、故障部位の情報を用いることにより、さらに精度良く、システム全体の故障復旧が可能である。
第三実施例の回線通信装置における故障通知判断手順のフローチャートを図10に示す。第三実施例では、判断の方法として故障回線に冗長系の有無と故障復旧状態の情報とを用いる。冗長系の有無は第一実施例と同様である。故障復旧として、切替動作の実施状況を確認し、冗長系がある場合においても切替動作がなされない場合は、即座に故障と判断する。
第四実施例の回線通信装置における状態遷移を図12に示す。正常の状態から故障通知状態への遷移、その逆の遷移は先に説明したものと同様である。第四実施例では、故障復旧可能な旨の通知をしている場合においても、一定時間経過しても故障復旧しない場合は故障復旧不可として判断する。このことによって、例えば、回線通信装置の故障切替機能に検知できない故障が発生した場合に、冗長系はあるが、故障復旧機能が動作しないような場合に、第四実施例を適用しない場合は、故障復旧可能な通知がなされたままになり、外部通信装置が回線の接続変更を待機している場合は、システム全体の通信を復旧することができない。
回線通信装置から外部通信装置への通知には回線の管理信号を用いることができる。
5、6 外部通信装置
Claims (16)
- 通信網外に設置された外部通信装置に通信網内を経由する通信回線を提供する回線通信装置において、
前記通信回線の故障発生時に故障復旧が自律的に可能か否かを判断する復旧可否判断手段と、
この復旧可否判断手段の判断結果に応じて予め定められた通知を前記外部通信装置に対して行う故障通知手段と
を備えたことを特徴とする回線通信装置。 - 前記復旧可否判断手段は、故障部位に関わる冗長系の有無の情報を取得し、故障部位に関わる冗長系が有る場合には故障復旧可能と判断し、故障部位に関わる冗長系が無い場合には故障復旧不可能と判断する手段を備え、
前記故障通知手段は、前記復旧可否判断手段が故障復旧可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知しない、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有る旨を含む情報を通知し、前記復旧可否判断手段が故障復旧不可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知する、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い旨を含む情報を通知する手段を備えた
請求項1記載の回線通信装置。 - 前記復旧可否判断手段は、故障部位に関わる冗長系の有無の情報および当該故障部位と当該冗長系との位置関係の情報を取得し、故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が当該故障部位を含む場合には故障復旧可能と判断し、故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系が当該故障部位を含まない場合には故障復旧不可能と判断する手段を備え、
前記故障通知手段は、前記復旧可否判断手段が故障復旧可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知しない、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が当該故障部位を含む旨を含む情報を通知し、前記復旧可否判断手段が故障復旧不可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知する、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系が当該故障部位を含まない旨を含む情報を通知する手段を備えた
請求項1記載の回線通信装置。 - 前記復旧可否判断手段は、故障部位に関わる冗長系の有無の情報および当該冗長系による故障復旧動作の状態の情報を取得し、故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が故障復旧動作を開始した場合には故障復旧可能と判断し、故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系による故障復旧動作が開始されない場合には故障復旧不可能と判断する手段を備え、
前記故障通知手段は、前記復旧可否判断手段が故障復旧可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知しない、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が故障復旧動作を開始した旨を含む情報を通知し、前記復旧可否判断手段が故障復旧不可能と判断したときには、前記外部通信装置に対して故障を通知する、または、故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系による故障復旧動作が開始されない旨を含む情報を通知する手段を備えた
請求項1記載の回線通信装置。 - 前記復旧可否判断手段が故障復旧可能と判断した場合であっても、所定時間内に故障復旧が完了しない場合には、前記外部通信装置に対して故障を通知する、または、通信網内では故障復旧不可能である旨を含む情報を通知する手段を備えた請求項2ないし4のいずれかに記載の回線通信装置。
- 請求項1または2記載の回線通信装置によって提供される通信回線を含む通信回線により相互に通信を行う外部通信装置において、
前記回線通信装置から故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有る旨の情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行わず、故障の通知または故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い旨を含む情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る手段を備えた
ことを特徴とする外部通信装置。 - 請求項1または3記載の回線通信装置によって提供される通信回線を含む通信回線により相互に通信を行う外部通信装置において、
前記回線通信装置から故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が当該故障部位を含む旨の情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行わず、故障の通知または故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系が当該故障部位を含まない旨を含む情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る手段を備えた
ことを特徴とする外部通信装置。 - 請求項1または4記載の回線通信装置によって提供される通信回線を含む通信回線により相互に通信を行う外部通信装置において、
前記回線通信装置から故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が有り、なおかつ、当該冗長系が故障復旧動作を開始した旨の情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行わず、故障の通知または故障が発生したが故障部位に関わる冗長系が無い、あるいは、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系による故障復旧動作が開始されない旨を含む情報を受け取った場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る手段を備えた
ことを特徴とする外部通信装置。 - 前記回線通信装置からの通知内容の如何に関わらず、所定時間内に故障復旧が完了しない場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る手段を備えた請求項6ないし8のいずれかに記載の外部通信装置。
- 前記回線通信装置から故障部位の情報を含む故障発生の通知のみを受け取った場合には、前記故障部位に関わる冗長系の有無、または、故障部位に関わる冗長系が有った場合に当該冗長系が前記故障部位に対して有効であるか否か、または、故障部位に関わる冗長系が有った場合に当該冗長系による故障復旧動作が開始されたか否かの判断を行う手段と、
この判断を行う手段が故障部位に関わる冗長系が有る、または、当該冗長系が故障部位に関わる有効な冗長系である、または、当該冗長系が故障復旧動作を開始した旨を判断した場合には、自己に接続された通信回線の変更を行わず、前記判断を行う手段が故障部位に関わる冗長系が無い、または、故障部位に関わる冗長系が有っても故障部位に関わる有効な冗長系が無い、または、故障部位に関わる冗長系が有っても当該冗長系による故障復旧動作が開始されない旨を判断した場合には、自己に接続された通信回線の変更を行い故障復旧を図る手段と
を備えた請求項6ないし9のいずれかに記載の外部通信装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の回線通信装置と請求項6ないし10のいずれかに記載の外部通信装置とから構成された通信システム。
- 前記回線通信装置から前記外部通信装置への通知には回線の管理信号が用いられる請求項11記載の通信システム。
- 前記回線通信装置における情報収集もしくは前記回線通信装置または前記外部通信装置における故障復旧のための通信回線の変更あるいは設定には各通信装置が相互に制御メッセージを交換するシグナリング・プロトコルが用いられる請求項11記載の通信システム。
- 前記回線通信装置における情報収集もしくは前記回線通信装置または前記外部通信装置における故障復旧のための通信回線の変更あるいは設定にはGMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)またはO−UNI(Optical User
Network Interface)が用いられる請求項11記載の通信システム。 - 前記回線通信装置により提供される通信回線は、SDH(Synchronous
Digital Hierarchy)またはSONET(Synchronous Optical Network)またはOTU(Optical Transfer
Unit)の回線またはその組み合わせの回線により構築される請求項11記載の通信システム。 - 前記回線通信装置から前記外部通信装置への通知には、前記回線通信装置が提供する通信回線の管理フィールドまたは前記回線通信装置が提供する通信回線以外の通信手段またはその組み合わせが用いられる請求項11記載の通信システム。
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JP2005275763A JP2007088865A (ja) | 2005-09-22 | 2005-09-22 | 回線通信装置および通信システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012238982A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Fujitsu Ltd | 伝送装置および経路切替え方法 |
JP2013539285A (ja) * | 2010-09-01 | 2013-10-17 | アルカテル−ルーセント | 要求に応じてプロバイダネットワークを通る接続を復旧するための方法および装置 |
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2005
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