JP2001186155A - データ訂正可能なデータ転送方式及びデータ転送装置 - Google Patents

データ訂正可能なデータ転送方式及びデータ転送装置

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JP2001186155A
JP2001186155A JP36473299A JP36473299A JP2001186155A JP 2001186155 A JP2001186155 A JP 2001186155A JP 36473299 A JP36473299 A JP 36473299A JP 36473299 A JP36473299 A JP 36473299A JP 2001186155 A JP2001186155 A JP 2001186155A
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JP36473299A
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Hirofumi Moriyama
浩文 森山
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AVAL DATA CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通バスにおけるデータ転送時のデータ訂正
方法を提供する。 【解決手段】 データ転送を行う場合、データ訂正コー
ド生成装置22により、データに対するエラー訂正コー
ドの生成を行い、データとデータ訂正コードを転送先ノ
ード装置へ転送を行う。また、データ受信を行う場合、
データエラー検出装置23により受信したデータに対す
るデータエラー検出を行い、データエラーを検出した場
合には、データ訂正装置24にて訂正処理を行うことに
よって欠損したデータの復旧を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ネットワークのデ
ータ転送方法及びデータ転送装置に係り、より詳しく
は、ノイズ等によりデータ転送中に発生するデータの欠
損に対する復旧を行うデータ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータのような
計算機に接続される周辺装置は、いわゆる入出力装置
(IO装置)として位置付けられ、データ転送速度など
に応じて周辺装置それぞれに適したインターフェース条
件によって計算機との接続が行われてきた。このため、
周辺装置の増設にあたっては、基本的には計算機側にお
けるインターフェースボード等が必要であった。また、
周辺装置は計算機のIO装置として位置付けられている
ので、周辺装置間で直接的にデータ転送を行うことはで
きず、全て計算機を経由していた。
【0003】これに対して、周辺装置増設時の煩雑さや
周辺装置間における直接的なデータ転送を可能にすると
ともに、各装置の高度化によるデータ転送能力の向上や
メディアデータの多様化に応じて、十分なデータ転送能
力を有する共通バスを介して、各装置間が論理的には直
接的に接続されるインターフェースバスが提案され、規
格化されている。こうした規格された(又は規格化され
つつある)インターバスとしては、例えば、IEEE1
394バスがある。
【0004】かかるIEEE1394バスは、マルチメ
ディア対応として、再生中に途切れると困る画像データ
や音声データのようなリアルタイム性が要求されるデー
タ(以下「リアルタイムデータ」という)、及び転送中
に途切れても支障の無いテキストデータのようなリアル
タイム性までは要求されないデータ(以下、「バッチデ
ータ」という)の双方の種類のデータが平行して転送可
能となっている。すなわち、リアルタイムデータの転送
用に、バスにおける一定の帯域すなわち一定のデータ転
送資源を確保して、一定の時間で一定のデータ量を確実
に転送するアイソクロノス転送が用意され、また、バッ
チデータの転送用に、一般的なデータ転送であるアシン
クロナス転送が用意されている。
【0005】ここで、アシンクロナス転送においては、
転送側ノードから転送されたバッチデータに対して、受
信側ノードがデータエラーを検出した際には、エラーリ
トライプロトコルに従ってデータの再送を行う。
【0006】一方、アイソクロノス転送においては、転
送側ノードから転送されたリアルタイムデータに対し
て、受信側ノードがデータエラーを検出した際には、エ
ラーリトライプロトコルは規格化されていないため、受
信側ノードの判断にもよるが、一般的には受信データを
正常なものと見なして通常の処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、I
EEE1394バスでは通常のデータ転送であるアシン
クロナス転送、及び、リアルタイム性に優れ画像データ
や音声データの転送に適切なアイソクロノス転送のいず
れかによってデータ転送が行われる。かかるアイソクロ
ノス転送においては、一定の時間で一定のデータ量を確
実に転送することを目的としている為にエラーリトライ
プロトコルが規格化されていない。従って、受信したデ
ータに対してエラーを検出したとしても、そのデータを
復旧することは不可能であった。
【0008】本発明は、上記事情のもとでなされたもの
であり、その目的は、共通バスにおけるデータ欠損時の
データ復旧方法、及びデータ復旧装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ訂正可能
なデータ転送方式は、複数ノード装置相互間が共通バス
を介して接続され、前記複数のノード装置の1つが前記
共通バスを介して行うネットワークシステムにおけるデ
ータ転送方法であって、 前記データ転送においてデー
タに対するエラー訂正コードを生成する第1工程と、前
記第1工程におけるエラー訂正コードをデータと共に前
記共通バスに転送する第2工程とを含むデータ転送方式
である。
【0010】これによれば、第1工程において生成され
たデータに対するエラー訂正コードを、第2工程におい
て前記エラー訂正コードを前記データに付加してネット
ワークに転送することで、受信側ノードにおいて前記デ
ータに対するエラーを検出した場合に前記受信側ノード
内部で前記データを訂正することが可能となる。
【0011】本発明のデータ訂正可能なデータ転送方式
は、前記転送された前記データと前記データ訂正コード
を受信する方法であって、前記データに対するデータエ
ラーを検出する第1工程と、 前記第1工程でデータエラ
ーを検出した前記データに対し、前記エラー訂正コード
より前記データの訂正を行う第2工程と、前記第2工程
で前記データに対する訂正が不可能であった場合に、デ
ータエラーを出力する第3工程とを含むデータ受信方式
である。
【0012】かかる場合には、第1工程において受信し
たデータのデータエラーを検出し、第2工程においては
第1工程の結果、データエラーを検出した場合、前記デ
ータ訂正コードより前記データを訂正することで、リア
ルタイムデータを正しいデータにすることが可能とな
る。また、第3工程においては、訂正不可能な状況を出
力することにより、上位層に受信状態を知らせることが
可能となる。
【0013】本発明のデータ訂正可能なデータ転送装置
は、複数のノード装置相互間が共通バスを介して接続さ
れ、前記複数のノード装置の1つが前記共通バスを介し
てデータ転送を行うネットワークシステムにおけるデー
タ転送装置であって、 前記データ転送においてデータ
に対するエラー訂正コードを生成する手段と、前記エラ
ー訂正コードをデータと共に共通バスに転送する手段と
を含むデータ転送装置である。
【0014】これによれば、データを転送する場合、前
記データ対するエラー訂正コードを生成し、前記エラー
訂正コードを前記データに付加してネットワークに転送
することで、受信側ノードにおいて前記データに対する
エラーを検出した場合に前記受信側ノード内部で前記デ
ータを訂正することが可能となる。
【0015】本発明のデータ訂正可能なデータ転送装置
は、前記転送した前記データと前記データ訂正コードを
受信する装置であって、前記データに対するデータエラ
ーを検出する手段と、前記手段でデータエラーを検出し
た前記データに対し、前記エラー訂正コードより前記デ
ータの訂正を行う手段と、前記データに対する訂正が不
可能であった場合に、データエラーを出力する手段とを
含むデータ受信装置である。
【0016】かかる場合には、受信したデータのデータ
エラーを検出する手段と、前記データエラー検出の結
果、データエラーを検出した場合、前記データ訂正コー
ドより前記データを訂正する手段による、リアルタイム
データを正しいデータにすることが可能となる。また、
訂正不可能な場合には、その結果を出力することによ
り、上位層に受信状態を知らせることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1〜図3を参照して説明する。
【0018】図1には、本実施形態のデータエラー訂正
コードを付加した転送装置(以下、単に「データ転送装
置」)10の構成と、データ転送装置10の周辺環境と
が概略的に示されている。図1に示されるように、デー
タ転送装置10は、処理装置20と、記憶装置30とを
備えており、共通バスを介してノード装置511〜51
からなるノード装置群50と接続している。なお、本
実施形態では、共通バスとしてIEEE1394バスを
採用している。また、IEEE1394バス上におい
て、データ転送装置10も1つのノード装置として位置
付けられる。そして、データ転送装置10及びノード装
置51〜51によって、相互に共通バスによって接
続されるネットワークシステムを構成している。
【0019】前記処理装置20は、共通バスのインター
フェースをとるインターフェース装置21と、該インタ
ーフェース装置21を介してデータ転送を行う場合に付
加するデータ訂正コード生成装置22と、データ受信を
行う場合に受信したデータに対するデータエラー検出を
行う、データエラー検出装置23と、データエラーを検
出した場合に訂正処理を行うデータ訂正装置24、入出
力データを一時的に貯えるデータバッファ25、処理装
置20全体を制御する処理制御装置26とを備えてい
る。
【0020】また、記憶装置30は、処理装置20を介
してノード装置51〜51と送受信するデータを格
納する装置である。演算装置40は、記憶装置30に対
する送受信データの設定、処理制御装置26を介して処
理装置20に対する送受信の実行を行う装置である。
【0021】なお、本実施形態では、データ訂正コード
生成装置22、データエラー検出装置23、データ訂正
装置24、処理制御装置26をそれぞれ別の装置とした
が、CPU,ROM、及びRAMなどを組み合わせて計
算機システムを構成し、上記の各装置の機能を計算機シ
ステムに内蔵されたプログラムによって実現することも
可能である。
【0022】次に、データ転送装置10による、送受信
の作用について、図2〜図3を参照して説明する。
【0023】まず、図2のステップ101において、転
送したいデータをデータバッファ25から入力する。次
に、ステップ102において、入力されたデータからデ
ータ訂正コードを生成する。そして、ステップ103に
おいて、入力されたデータとデータ訂正コードをインタ
ーフェース装置21を介して、ノード装置51〜51
の目的のノード装置へ転送を行う。
【0024】以上、転送装置のデータ転送における動作
を説明した。次に、受信した時の動作を説明する。
【0025】まず、図3のステップ111において、イ
ンターフェース装置21を介して、受信したデータとデ
ータ訂正コードをデータエラー検出装置23に入力す
る。データエラー検出装置23において、入力されたデ
ータをデータバッファ25へ転送しながらデータエラー
の検出を行う。データエラーの検出には、IEEE13
94にて規格化されているCRCによる検出を行う。そ
して、ステップ111でのデータエラー検出の結果をス
テップ112において判断する。
【0026】ステップ112における判断が否定的な場
合は、データエラーはなしと判断され、処理は終了す
る。一方、ステップ112における判断が肯定的な場合
には、データエラーあり判断され、処理がステップ11
3に移行する。
【0027】ステップ113において、入力されたデー
タ訂正コードを元に、データ訂正装置24がデータバッ
ファ25に対し当該データの訂正を行う。ステップ11
3でのデータ訂正の結果をステップ114において判断
する。
【0028】ステップ114における判断が否定的な場
合は、訂正不可能と判断され、データ訂正装置24は処
理制御装置26を介して、演算装置40へデータエラー
を出力して終了する。一方、ステップ114における判
断が肯定的な場合は、訂正完了と判断され終了する。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ノイズなどにより転送中に発生したデータエラーに
対して受信側のノードにおいてデータを訂正することが
可能となる。
【0030】また、上記実施形態では、データエラー検
出方法をIEEE1394で規格化されているCRCと
しているが、受信したデータからデータ訂正コードを生
成し、受信したエラー訂正コードと比較を行うことも、
または左記以外のデータエラー検出方法を用いることも
可能である。
【0031】また、上記の実施形態は、共通バスとして
IEEE1394バスを採用したが、IEEE1394
バスと同様の装置構成を持つバスであれば、本発明を適
用することができるのはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ訂
正可能なデータ転送方式によれば、ノイズなどによるデ
ータ欠損が発生した場合でもデータを復旧することが可
能となり、ネットワークの信頼性向上に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のデータ転送装置の概略的な構成を
説明するための図である。
【図2】一実施形態のデータ転送装置において、データ
転送の動作を説明するためのフローチャート
【図3】一実施形態のデータ転送装置において、データ
受信の動作を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
10…転送装置、21…インターフェース装置、22…
データ訂正コード生成回路、23…データエラー検出装
置、24…データ訂正回路、26…処理制御装置、30
…記憶装置、40…演算装置、51…ノード装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノード装置相互間が共通バスを介
    して接続され、前記複数のノード装置の1つが前記共通
    バスを介してデータ転送を行うネットワークシステムに
    おけるデータ転送方法であって、 前記データ転送においてデータに対するエラー訂正コー
    ドを生成する第1工程と、 前記第1工程におけるエラー訂正コードをデータと共に
    前記共通バスに転送する第2工程とを含むデータ転送方
    式。
  2. 【請求項2】 前記転送されたデータとエラー訂正コー
    ドを受信する装置であって、 前記データに対するデータエラーを検出する第1工程
    と、 前記第1工程でデータエラーを検出した前記データに対
    し、前記エラー訂正コードより前記データの訂正を行う
    第2工程と、 前記第2工程で前記データに対する訂正が不可能であっ
    た場合に、データエラーを出力する第3工程とを含むデ
    ータ受信方式。
  3. 【請求項3】 複数のノード装置相互間が共通バスを介
    して接続され、前記複数のノード装置の1つが前記共通
    バスを介してデータ転送を行うネットワークシステムに
    おけるデータ転送装置であって、 前記データ転送においてデータに対するエラー訂正コー
    ドを生成する手段と、 前記エラー訂正コードをデータと共に共通バスに転送す
    る手段とを含むデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記転送されたデータとエラー訂正コー
    ドを受信する装置であって、 前記データに対するデータエラーを検出する手段と、 前記手段でデータエラーを検出した前記データに対し、
    前記エラー訂正コードより前記データの訂正を行う手段
    と、 前記データに対する訂正が不可能であった場合に、デー
    タエラーを出力する手段とを含むデータ受信装置。
JP36473299A 1999-12-22 1999-12-22 データ訂正可能なデータ転送方式及びデータ転送装置 Pending JP2001186155A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541630A (ja) * 2005-05-13 2008-11-20 フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド 誤り訂正を使用するフィールドバスプロセス通信

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541630A (ja) * 2005-05-13 2008-11-20 フィッシャー−ローズマウント・システムズ・インコーポレーテッド 誤り訂正を使用するフィールドバスプロセス通信

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