JP2001184152A - 文字表示装置 - Google Patents

文字表示装置

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JP2001184152A
JP2001184152A JP37052299A JP37052299A JP2001184152A JP 2001184152 A JP2001184152 A JP 2001184152A JP 37052299 A JP37052299 A JP 37052299A JP 37052299 A JP37052299 A JP 37052299A JP 2001184152 A JP2001184152 A JP 2001184152A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 文字列をディスプレイ18に表示する際に、
ユーザが予め登録したキーワードまたはキーワードに関
連する文字列については、文字を強調編集し、かつ、ス
クロール速度を低下させて表示する。 【効果】 ユーザにとって重要な文字列を認識しやす
く、文字列確認の労力を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字表示装置に関
し、たとえば携帯型通信端末に適用され、一括表示が可
能な文字数を超える入力文字列をディスプレイにスクロ
ール表示する文字表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型通信端末などの文字表示措
置では、一括表示が可能な文字数を超えるメールなどの
入力文字列を表示する場合に、文字情報をスクロールさ
せて表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は一定の
速度でスクロールを行っていたため、文字情報の確認作
業が単調となり、文字情報に含まれるオペレータにとっ
て有用な文字列を見落としてしまうおそれがある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、有
用な文字列の見落としを防止することが可能な文字表示
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、一括表示が
可能な文字数を超える入力文字列をディスプレイにスク
ロール表示する文字表示装置において、前記入力文字列
から名詞を検出する検出手段、所定キーワードを保持す
る保持手段、前記名詞と前記所定キーワードとが一致し
ているかどうか判断する第1判断手段、および前記名詞
および前記所定キーワードが一致したとき前記入力文字
列のスクロール速度を低下させる第1速度低下手段を備
えることを特徴とする、文字表示装置である。
【0006】
【作用】この発明によれば、一括表示が可能な文字数を
超える入力文字列をディスプレイにスクロール表示する
とき、検出手段によって入力文字列から名詞が検出され
る。第1判断手段が名詞と所定キーワードとを比較判断
し、内容が一致したとき、第1速度低下手段がスクロー
ル速度を低下させる。
【0007】第1判断手段は、入力文字列に含まれる名
詞の中から所定キーワードと一致する名詞を一致名詞と
して特定し、第1速度低下手段は、一致名詞の少なくと
も一部がディスプレイに表示されるときにスクロール速
度を低下させる。
【0008】この発明の好ましい実施例では、第1強調
手段がディスプレイに表示される一致名詞を強調編集す
る。
【0009】この発明の別の局面では、第1推定手段
が、入力文字列に含まれる名詞に関連する第1分野を推
定し、第2推定手段が、所定キーワードに関連する第2
分野を推定する。第2判断手段が、第1分野と第2分野
とを比較判断し両者が一致すると、第2速度低下手段
が、スクロール速度を低下させる。
【0010】第2判断手段は、第1分野と第2分野とが
一致するときに、第2分野に関連する名詞を関連名詞と
して特定する。そして、第2速度低下手段は、関連名詞
の少なくとも一部がディスプレイに表示されるときにス
クロール速度を低下させる。
【0011】この発明の好ましい実施例では、第2強調
手段がディスプレイに表示される関連名詞を強調編集す
る。
【0012】この発明の好ましい実施例では、所定キー
ワードは操作キーから入力され、保持手段に保持され
る。
【0013】この発明の他の好ましい実施例では、受信
手段が受信した入力文字列および所定キーワードを含む
文字列から分離手段が所定キーワードを分離し、この分
離されたキーワードが保持手段に保持される。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、入力文字列から検出
された名詞と所定キーワードとが一致したときに、ディ
スプレイに表示する入力文字列のスクロール速度を低下
させるようにしたため、オペレータがキーワードを見落
とすのを防止できる。
【0015】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【実施例】図1にこの発明の実施例としての携帯電話機
のブロック図を示す。携帯電話機10は、操作キー14
を含んでおり、操作キー14から出力された操作信号は
CPU12に与えられ、CPU12は与えられた操作信
号に応じた処理を実行する。たとえば、オペレータが操
作キー14から電話番号を入力すると、CPU12がド
ライバ16を制御してディスプレイ18に電話番号を表
示する。このあと、オペレータが操作キー14から発呼
操作を行うと、CPU12は通信回路24を制御して相
手方への発呼処理処理を行う。そして、相手方との接続
状態が確立されると、CPU12は通信処理を行う。ま
た、相手方から着呼があると、CPU12は着呼処理を
行い、接続状態を確立して通信処理を行う。
【0017】相手方からメールなどの文字情報が送られ
てくる場合は、CPU12が着呼処理を行った後、文字
情報がアンテナ26および通信回路24を通してCPU
12に与えられ、CPU12は文字情報をメモリ20に
格納する。さらに、CPU12はドライバ16を制御し
てディスプレイ18上にメールを受信した旨を表示す
る。オペレータが操作キー14から受信したメールを閲
覧するためのキー操作を行うと、その操作信号に応じて
CPU12は文字情報をメモリ20から取得してドライ
バ16に与える。つぎに、CPU12は、ドライバ16
に所定の制御信号を与える。さらに、ドライバ16はC
PU12からの制御信号に応じて文字情報をディスプレ
イ18に表示する。
【0018】ディスプレイ18は、一括して表示できる
文字列に制限がある。そのため、メール等に含まれる文
字情報の文字数がディスプレイ18の一括表示能力を超
える文字列である場合には、ディスプレイ18に文字列
をスクロールさせて表示する。
【0019】携帯電話機10は、文字列をディスプレイ
18に表示するときに、特定の文字列を強調編集し、さ
らに、強調編集された特定の文字列をディスプレイ18
上に表示する間はスクロール速度を通常よりも低下させ
る。表示文字列の例と、スクロール速度を変化させて強
調編集された文字列がディスプレイ18に表示される様
子を図2に示す。
【0020】強調編集する文字列は、ユーザにより予め
登録されたキーワードに基づいて決定される。ユーザは
自分が興味や嗜好を示す名詞をキーワードとして登録す
る。ユーザによるキーワードの登録は、図3のフロー図
に示す手順で行われる。ステップS1で、ユーザが操作
キー14の登録開始キー14aを押すと、操作信号がC
PU12に与えられ、キーワード登録モードとなる。ス
テップS3では、ユーザが操作キー14の登録用キー群
14dからキーワードを入力する。登録用キー群14d
は、複数のキーを有しており、キーの押し下げ回数や押
し下げるキーの組み合わせなどにより、ひらがな、片仮
名、および、漢字などが入力できるようになっている。
登録用キー群14dから入力されたキーワードは、操作
信号としてCPU12に送られる。ステップS5では、
ユーザが登録終了キー14bを押すことにより、CPU
12に送られたキーワードがメモリ20に格納されると
ともに、キーワード登録モードが終了する。
【0021】上述のように、携帯電話機10がメールな
どの文字情報を受信すると、ディスプレイ18上にその
旨が表示される。ユーザが、ディスプレイ18に表示さ
れた文字情報を受信した旨の表示に促され、受信した文
字情報を表示キー14cを押し下げる。これにより、文
字情報表示の操作信号が操作キー14からCPU12に
与えられ、文字情報表示モードとなる。
【0022】文字情報表示モードで行われるCPU14
の処理を図4および図5のフロー図を用いて説明する。
文字情報表示モードになると、ステップS11でCPU
14は先ず、表示する文字列をメモリ20から取得す
る。つぎに、ステップS12で、形態素解析辞書に基づ
いて表示文字列中に含まれる名詞(以下、「名詞文字
列」と呼ぶ)を抽出し、さらに、名詞文字列について分
野解析辞書に基づいた分野別キーワードの抽出を行う。
名詞文字列が、文字情報表示の際に強調編集される文字
列の候補となる。強調編集の候補となった名詞文字列が
実際に強調編集されるか否かは、図3のフロー図に示し
た手順に従って登録されたキーワード(以下「登録キー
ワード」と呼ぶ)との関係により決定される。ステップ
S12における処理の内容を図6のフロー図および図8
を用いてさらに詳細に説明する。
【0023】図8に示す文字列を用いて説明する。先
ず、ステップS41で、表示文字列に対して辞書用RO
M22(図1)に記憶されている形態素解析辞書30を
用いて形態素解析を行い、文字列を品詞に分解し、さら
に、品詞に分解した各文字列に対して品詞の分類を割り
当てる。表示文字列を品詞に分解した結果を、図8の品
詞分解結果34に示し、品詞に分解された各文字列に対
して品詞を割り当てた結果を品詞割り当て結果36に示
す。なお、品詞分解結果34の各文字列と品詞割り当て
結果36の各品詞とは行方向に対応している(以下同
じ)。
【0024】つぎに、ステップS43で、品詞割り当て
結果に基づいて品詞に分解された文字列から名詞(名詞
文字列)を抽出する。名詞文字列に対しては、○印を付
して名詞抽出結果38に示す。
【0025】ステップS45では、辞書用ROM22
(図1)に記憶されている分野解析辞書32を用いて、
各名詞文字列に対する分野別キーワードを求める分野解
析を行う。分野別キーワードとは、ある名詞文字列の意
味を包含するような概念分野や関連分野を表すキーワー
ドのことであり、名詞文字列に対してこの分野別キーワ
ードを決定することを分野解析と呼ぶ。分野別キーワー
ドとしては、図8の分野解析辞書32に示すように、
「情報」、「経済」、「文学」、「歴史」などが考えられるが、
これらに限らず必要に応じて適宜追加変更することがで
きる。この分野解析を行った結果を、分野解析結果40
に示す。分野解析結果40に示すように、「機械翻訳」
および「コンピュータ」のように異なる名詞であって
も、概念分野や関連分野が同じと考えられる場合には、
同じ分野別キーワード「情報」が割り振られる。分野解
析結果40では、1つの名詞文字列に対して1つの分野
別キーワードが求められているが、複数の分野別キーワ
ードが求まるようにしてもよい。
【0026】つぎに、ステップS47で、求まった分野
別キーワードと各名詞文字列とを対応付けてメモリ20
に格納して図4のステップS12を終了する。
【0027】表示文字列から名詞を抽出し、分野別キー
ワードが求まると、図4のステップS13で、CPU1
4は登録キーワードをメモリ20から取得する。つぎ
に、ステップS14で登録キーワードに対する分野別キ
ーワードを求める。ここでの分野別キーワードの意味
は、名詞文字列に対して求められた分野別キーワードと
同じ意味である。ステップS14での処理を、図7のフ
ロー図を用いて詳しく説明する。ユーザによって、図9
のキーワード42に示すキーワードが予め登録されてい
るものとする。
【0028】ステップS61で、分野別解析辞書32を
用いて登録キーワードの分野解析を行う。分野別解析辞
書32は、表示文字列の分野解析に用いられたものと同
じ辞書である。したがって、登録キーワードと名詞文字
列とが同一でなくとも、同じ概念分野や関連分野に含ま
れる場合には、互いに同じ分野別キーワードが求まるこ
とになる。登録キーワードの分野解析結果を図9の分野
解析結果44に示す。分野解析結果44に示すように、
表示文字列に対する分野解析結果40と登録キーワード
に対する分野解析結果44とには同一の分野別キーワー
ドが含まれ得る。
【0029】つぎに、ステップS63で、登録キーワー
ドとこれに関連するキーワードの分野別キーワードとを
対応付けてメモリ20に格納しステップS14の処理を
終了する。
【0030】登録キーワードの分野解析が終了すると、
CPU14はステップS15以降に示す名詞文字列と登
録キーワード、および名詞文字列の分野別キーワードと
登録キーワードの分野別キーワードとのマッチングを行
う。
【0031】このマッチング処理では、第1に各名詞文
字列を各登録キーワードと比較し、登録キーワードとマ
ッチする名詞文字列を求める。さらに、第2に名詞文字
列の分野別キーワードを各登録キーワードの分野別キー
ワードと比較し、マッチする名詞文字列の分野別キーワ
ードに対応する名詞文字列を求める。第1および第2の
検索の結果求まるのは、いずれも名詞文字列であり、こ
の名詞文字列を「マッチ名詞」と呼ぶ。つまり、マッチ
名詞とは、登録キーワードと一致する名詞(一致名詞)
ならびに登録キーワードに関連する分野別キーワードと
一致する名詞(関連名詞)を含む概念である。なお、こ
こで言う一致とは、完全一致を意味する。
【0032】先ず、ステップS15で、名詞文字列があ
るか否かを確認する。文字列名詞が存在する場合は、ス
テップS16に進んで、名詞文字列と登録キーワードと
の比較を行う。名詞文字列と登録キーワードとが一致す
る場合は、ステップS18に進み、当該名詞文字列をマ
ッチ名詞として特定してメモリ20に保存する。つぎ
に、ステップS15に戻って次の名詞文字列が存在する
か否かを確認する。ステップS16で、名詞文字列と登
録キーワードとが一致しない場合は、ステップS17に
進み、当該名詞文字列の分野別キーワードと登録キーワ
ードの分野別キーワードとの比較を行う。当該名詞文字
列の分野別キーワードと登録キーワードの分野別キーワ
ードとが一致する場合は、ステップS18に進み当該名
詞文字列をマッチ名詞として特定してメモリ20に保存
する。つぎに、ステップS15に戻る。ステップS17
で、当該名詞文字列の分野別キーワードと登録キーワー
ドの分野別キーワードとが一致しない場合は、当該名詞
文字列を保存せずに、ステップS15に戻って次の名詞
文字列についての処理を行う。このようにして、名詞文
字列がなくなるまでステップS15からステップS18
の処理を繰り返し、すべてのマッチ名詞を求める。
【0033】つぎに、すべてのマッチ名詞が求まるとC
PU14は、表示文字列とマッチ名詞とを表示用の制御
信号とともにドライバ16に与える。
【0034】ステップS21以降でディスプレイ18に
表示文字列を表示するための処理を行うが、ディスプレ
イ18に一度に表示できる文字は10文字であり、図2
に示したように表示文字列をディスプレイ18の右側か
ら順次スクロールして表示する。
【0035】先ず、ステップS21で、表示文字列が存
在するか否かを確認する。二回目以降のステップS21
では、続いて新たに表示する後続文字列があるか否かを
確認する。表示文字列または後続文字列が存在する場合
にはステップS21から、ステップS25に進み、ディ
スプレイ18に表示するための文字列をドライバ16の
表示用ワークエリア内(不図示)で1文字だけ左にシフ
トする。つぎに、ステップS27で、表示ディスプレイ
18上にマッチ名詞が表示されるか否かを確認する。マ
ッチ名詞の一部の文字だけでも表示される場合にはステ
ップS27から、ステップS29に進み、ディスプレイ
18に表示されるべき文字列に含まれるマッチ名詞を強
調編集してドライバ16がディスプレイ18に文字列を
表示する。表示文字列の第1文字目がマッチ名詞である
場合には、ディスプレイ18の表示は図2の(A)に示
す状態となる。強調編集とは、マッチ名詞を他の文字列
よりも視覚的に認識しやすいフォントを用いて表すこと
を指し、図2の例では、マッチ名詞の太字修飾、斜体修
飾、下線修飾を行うとともに大きなポイント数で表示さ
れている。ただし、強調編集はこれらの編集に限らず、
反転表示などマッチ名詞を認識しやすくするものであれ
ばどのようなものでもよい。
【0036】つぎに、ステップS31で、ディスプレイ
18の表示時間としてタイマに1秒をセットする。タイ
マをセットすると、ステップS37でタイマが0である
か否かを確認する。タイマが0でない場合はステップS
37から、ステップS39に進みタイマをカウントダウ
ンして、ステップS37に戻る。ステップS37とステ
ップS39とをタイマが0になるまで繰り返し、タイマ
が0になるとステップS37でYesと判断し、後続文
字列を表示するためにステップS21に戻る。このよう
に、ディスプレイ18にマッチ名詞が表示される場合に
は、1秒間文字列がディスプレイ上に表示される。
【0037】後続文字列が存在する場合にはステップS
21から、ステップS25に進み表示文字列をさらに1
文字左にシフトする。図2の(B)に示すように、ディ
スプレイ18上にマッチ名詞の一部でも表示される場合
はステップS27から、ステップS29、S31、S3
7、S39を処理して文字列を1秒間表示する。
【0038】一方、図2の(C)に示すように、ディス
プレイ18上にマッチ名詞が表示されない場合は、ステ
ップS33で強調表示を施さないまま文字列を表示し、
ステップS35でタイマを0.5秒に設定する。タイマ
が0でない場合はステップS37から、ステップS39
に進みタイマをカウントダウンして、ステップS37に
戻る。ステップS37とステップS39とをタイマが0
になるまで繰り返し、タイマが0になると、後続文字列
を表示するためにステップS21に戻る。このように、
ディスプレイ上にマッチ文字列が表示されない場合は、
マッチ文字列が表示される場合よりも短い0.5秒間文
字列がディスプレイ18上に表示される。
【0039】後続文字列が存在しない場合はステップS
21から、ステップS23に進み、現在ディスプレイ1
8に表示されている文字列があるか否かを確認する。デ
ィスプレイ18に表示されている文字列が存在する場合
にはステップS23から、ステップS25に進み、ステ
ップS25以降の処理を続ける。ディスプレイ18上に
表示されている文字列が存在しない場合には、処理を終
了する。上述の処理を行うことにより、表示文字列がデ
ィスプレイ18上に順次スクロールして表示され、マッ
チ名詞が表示される場合にはスクロール速度が低下され
る。なお、ディスプレイ18の表示時間は1秒もしくは
0.5秒としたが、これに限定するものではなく、マッ
チ名詞を含む文字列を表示する場合の表示時間がマッチ
名詞を含まない文字列を表示する場合の表示時間より
も、視覚的に違いが感知できるだけ十分に長ければよ
い。
【0040】この発明の実施例によれば、受信した文字
情報の中に、登録キーワードや登録キーワードに関連す
る名詞が含まれている場合には、その名詞を強調してデ
ィスプレイに表示するとともに、スクロール速度を低下
させる。したがって、ユーザが、自身にとって重要な情
報を見落とすことを防止でき、ユーザの文字列確認の労
力を低減することができる。
【0041】この発明は、上述の実施例に限らず種々変
更して実施してもよい。たとえば、表示文字列を一通り
ディスプレイに表示すると表示処理を終了することとし
たが、これにかえて表示文字列を複数回連続して表示す
るようにしてもよい。
【0042】また、名詞文字列と登録キーワードとが一
致する場合、および名詞文字列の分野別キーワードと登
録キーワードの分野別キーワードとが一致する場合に当
該名詞文字列をマッチ名詞としたが、名詞文字列と登録
キーワードの分野別キーワードが一致する場合、および
名詞文字列の分野別キーワードと登録キーワードとが一
致する場合にも、当該名詞文字列をマッチ名詞とするよ
うにしてもよい。
【0043】さらに、マッチ名詞を決定するときには、
完全一致を条件としたが、前方一致もしくは後方一致の
ように一部が一致することを条件としてもよい。この場
合には、登録キーワードもしくは名詞文字列が「電子辞
書」などのように名詞の組み合わせからなる場合に、登
録キーワードをより有効に活用して文字表示装置のオペ
レータに注意を促すことができる。
【0044】また、上述の実施例では、キーワードをユ
ーザが登録することとしたが、これにかえて、所定の区
切り情報により区切られたキーワードと表示文字列とを
含んだ文字情報を受信し、受信したキーワード(以下、
「受信キーワード」と呼ぶ)に基づいてマッチ名詞を決
定するようにしてもよい。この場合に行われる処理は、
図3、図4および図5に示すフロー図に代わって、図1
0、図11に示すフロー図に示す手順に従って行われ
る。これらのフロー図は、ステップS11(図4)に代
えて受信キーワードと表示文字列を取得するステップS
71を行い、文字情報から受信キーワードと表示文字列
とを分離するステップS73を行い、キーワードをメモ
リ20から取得するステップS15(図4)を行わない
点を除いて、図4、図5に示すフロー図と同じである。
この場合には、表示文字列の送り手が強調して伝えたい
文字列を指定し、ユーザが表示文字列を見る際に強調し
て伝えたい文字列に注意を向けることが可能となる。
【0045】さらに、マッチ名詞を決定するキーワード
として、登録キーワードと送信キーワードとの両方を用
いるようにしてもよい。
【0046】また、上述の実施例ではディスプレイにお
ける文字列のスクロール速度はマッチ名詞の有無によっ
てのみ変更されることとしたが、これに加えて携帯電話
機上に、たとえば操作キー部分にスクロールの速度をユ
ーザが文字列の表示中に適宜変更することができる操作
キーを設けるようにしてもよい。
【0047】さらに、マッチ名詞が表示される場合とさ
れない場合の各スクロール速度をユーザが予め設定して
記憶させることができるようにしてもよい。
【0048】また、上述の実施例ではディスプレイに表
示される文字列のスクロール方向を右から左の方向とし
たが、スクロールの方向はこれに限らず、文字列をディ
スプレイにスクロールして表示させるものであればよ
く、左から右、上から下、下から上、さらには斜め方向
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した携帯電話機の概要を示すブ
ロック図である。
【図2】この発明を適用した携帯電話機のディスプレイ
表示の様子を示す図解図である。
【図3】キーワード登録の手順を示すフロー図である。
【図4】ユーザにより登録されたキーワードに基づいて
表示文字列をディスプレイに表示する手順を示すフロー
図である。
【図5】図4のフロー図に続くフロー図である。
【図6】表示文字列の形態素解析および分野解析の手順
を示すフロー図である。
【図7】キーワードの分野解析の手順を示すフロー図で
ある。
【図8】表示文字列と表示文字列の各解析結果を示す図
解図である。
【図9】キーワードの分野解析結果を示す図解図であ
る。
【図10】文字情報に含まれたキーワードに基づいて表
示文字列をディスプレイに表示する手順を示すフロー図
である。
【図11】図10のフロー図に続くフロー図である。
【符号の説明】
10 …携帯電話機 12 …CPU 14 …操作キー 16 …ドライバ 18 …ディスプレイ 20 …メモリ 24 …通信回路 26 …アンテナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一括表示が可能な文字数を超える入力文字
    列をディスプレイにスクロール表示する文字表示装置に
    おいて、 前記入力文字列から名詞を検出する検出手段、 所定キーワードを保持する保持手段、 前記名詞と前記所定キーワードとが一致しているかどう
    か判別する第1判別手段、および前記名詞と前記所定キ
    ーワードとが一致したとき前記入力文字列のスクロール
    速度を低下させる第1速度低下手段を備えることを特徴
    とする、文字表示装置。
  2. 【請求項2】前記第1判別手段は、前記名詞の中から前
    記所定キーワードと一致する一致名詞を特定し、 前記第1速度低下手段は、前記一致名詞の少なくとも一
    部が前記ディスプレイに表示されるときに前記スクロー
    ル速度を低下させる、請求項1記載の文字表示装置。
  3. 【請求項3】前記一致名詞を強調編集する第1強調手段
    をさらに備える、請求項2記載の文字表示装置。
  4. 【請求項4】前記名詞に関連する第1分野を推定する第
    1推定手段、 前記所定キーワードに関連する第2分野を推定する第2
    推定手段、 前記第1分野と前記第2分野とが一致しているかどうか
    判別する第2判別手段、および前記第1分野と前記第2
    分野とが一致したとき前記スクロール速度を低下させる
    第2速度低下手段をさらに備える、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の文字表示装置。
  5. 【請求項5】前記第2判別手段は、前記名詞の中から前
    記第2分野に関連する関連名詞を特定し、 前記第2速度低下手段は、前記関連名詞の少なくとも一
    部が前記ディスプレイに表示されるときに前記スクロー
    ル速度を低下させる、請求項4記載の文字表示装置。
  6. 【請求項6】前記関連名詞を強調編集する第2強調手段
    をさらに備える、請求項5記載の文字表示装置。
  7. 【請求項7】前記所定キーワードを入力するための操作
    キーをさらに備え、 前記保持手段は前記操作キーによって入力された前記所
    定キーワードを保持する、請求項1ないし6のいずれか
    に記載の文字表示装置。
  8. 【請求項8】前記入力文字列および前記所定キーワード
    を含む文字列を受信する受信手段、および前記文字列か
    ら前記入力文字列および前記所定キーワードを分離する
    分離手段をさらに備え、 前記保持手段は前記所定キーワードを保持する、請求項
    1ないし6のいずれかに記載の文字表示装置。
JP37052299A 1999-12-27 1999-12-27 文字表示装置 Expired - Fee Related JP3723393B2 (ja)

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