JP2001183896A - 画像形成装置、トナー製品、画像形成装置の製造方法及びトナー製品の製造方法 - Google Patents

画像形成装置、トナー製品、画像形成装置の製造方法及びトナー製品の製造方法

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JP2001183896A
JP2001183896A JP2000314954A JP2000314954A JP2001183896A JP 2001183896 A JP2001183896 A JP 2001183896A JP 2000314954 A JP2000314954 A JP 2000314954A JP 2000314954 A JP2000314954 A JP 2000314954A JP 2001183896 A JP2001183896 A JP 2001183896A
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卓義 品川
Atsushi Okane
淳 大金
Takehito Hiraga
武仁 平賀
Kanehiro Watanabe
兼弘 渡▲辺▼
Naoki Otomo
直樹 大友
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着されたトナー容器から制御された割合で
トナーを取り出し、現像手段に補給するトナー補給部に
おける駆動系の部品数を圧縮して製造コストを低減す
る。 【解決手段】 現像手段にトナーを搬送するトナー搬送
手段とトナー容器を駆動する容器駆動手段とを駆動する
駆動系を1個のモータで駆動し、容器駆動手段を係脱可
能な伝達手段を介して駆動する。モータの制御は現像手
段内の現像剤のトナー濃度検知手段に基づいて行い、容
器駆動手段の制御はトナー貯留部のトナーの量を検知す
るトナー検知手段に基づいて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におけ
るトナー補給装置に関連した改良に関し、特に、画像形
成装置のトナー補給部の改良及び該画像形成装置に使用
されるトナー製品の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】(1)画像形成装置に装着されたトナー
容器としてのトナーボトルを回転させることによって、
制御された割合でトナーをトナーボトルから取り出し、
現像手段に供給するトナー補給装置が広く使用されてい
るが、このようなトナー補給装置においては、現像手段
内の現像剤のトナー濃度を検知し、検知結果に基づいて
トナーを現像手段に補給することが行われる。そして、
トナーボトルから取り出されたトナーを一時的に貯留す
る貯留部を設け、該貯留部にトナー検知手段を設けて、
トナー検知手段の検知結果に基づいて、トナーボトルか
らトナーを取り出すことが行われている。
【0003】(2)画像形成装置に装着されたトナーボ
トルを回転させることによって、制御された割合でトナ
ーをトナーボトルから取り出し、現像手段に供給するト
ナー補給装置が広く使用されているが、トナーボトルが
装着される装着部には、トナーの着脱を検知する着脱検
知手段が設けられ、該着脱検知手段はアクチュエータと
該アクチュエータの作動を検知するセンサとを有する。
【0004】(3)画像形成装置に装着されたトナーボ
トルを回転させることによって、制御された割合でトナ
ーをトナーボトルから取り出し、現像手段に供給するト
ナー補給装置が広く使用されているが、トナーボトルを
長期間に亘って、確実に回転させて、安定してトナーを
補給するために、トナーボトルの装着部に、トナーボト
ルを一定位置に保持する係合爪が設けられている。
【0005】(4)画像形成装置に装着されたトナーボ
トルを回転させることによって、制御された割合でトナ
ーをトナーボトルから取り出し、現像手段に供給するト
ナー補給装置が広く使用されているが、トナーボトルは
回転運動によりトナーを排出口へ移動させる螺旋状の突
起を有する円筒状に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(1)現像手段へのト
ナー補給とトナーボトルからのトナーの取り出しとは、
前記のようにトナー濃度検知手段とトナー検知手段とに
よってそれぞれ別々に制御される。従って、制御のみで
なく補給と取り出しも個々に設けられたモータの駆動に
より行われている。
【0007】このように、個々に駆動モータを設け、動
力伝達系も2系統設けることは部品点数の増大となっ
て、コストの上昇、組立工数の増大を招くという問題が
ある。
【0008】第1の本発明の目的はトナー補給部の駆動
系の部品点数を圧縮してコストを低減することにある。
【0009】(2)トナーボトルの装着脱部等のように
使用者による操作に直接関わる部分は、様々な操作態様
に対して安定して作動することを保証する必要があり、
しかも、故障した場合を想定してその保守を容易にする
ことが要求される。
【0010】トナーボトルの装着を検知する検知手段を
このような要求を満足させるものにするためにコストが
上昇し、また、保守のしやすさをある程度犠牲にせざる
を得ないという問題がある。
【0011】第2の本発明の目的はトナー容器の装着部
の部品点数を圧縮してコストを低減するとともに、該装
着部の保守を容易にすることにある。
【0012】(3)画像形成装置のように、一般の使用
者が操作する商品は安全性に関して様々な操作の態様を
想定して、安全であることが要求される。トナーボトル
の着脱部に関しても、トナーボトルの未装着の状態で、
装着部に使用者が接触した場合の安全性が保証される必
要がある。ところで、トナーボトルの着脱部には、トナ
ーボトルを所定の状態で保持する係合爪が設けられる
が、該係合爪は画像形成装置の作動時に回転し、使用者
が接触した場合に該係合爪部に使用者の指等が巻き込ま
れる可能性がある。
【0013】第3の本発明の目的はトナー容器の装着部
における操作上の安全性を向上することにある。
【0014】(4)円筒状のトナーボトルは収容するト
ナーの量やトナーボトルが装着される画像形成装置の内
部構造の関係から細長い形状に構成される。しかるに、
トナーを排出するための螺旋状の突起が内部に形成され
たトナーボトルは細長くなるほど真直性を保持すること
が困難になり、曲がりやすくなって、梱包や画像形成装
置への装着や装着後の回転運動に支障を来す可能性を生
ずる。
【0015】また、画像形成装置のメーカは一種類の画
像形成装置のみを製造することは極めて希であり、多数
の種類の製品を揃えて需用に対応している。そして、画
像形成装置と画像形成装置に使用されるトナーボトル等
の画像形成装置用消耗品との対応関係が複雑化する。
【0016】第4の本発明の目的は円筒状のトナー容器
における前記の問題を解決し、更に、多様な種類の画像
形成装置のトナー容器の組み合わせを、製造工程等にお
いて混乱無く処理できるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明によって達成される。
【0018】(1)トナー容器を駆動して該トナー容器
からトナーを取り出す容器駆動手段、前記トナー容器か
ら取り出されたトナーを現像手段に供給するトナー搬送
手段、モータ、該モータの駆動力を前記トナー搬送手段
に伝達する第1伝達手段及び、前記モータの駆動力を前
記容器駆動手段に伝達する係脱可能な第2伝達手段、を
有することを特徴とする画像形成装置。
【0019】(2)前記現像手段内の現像剤のトナー濃
度を検知するトナー濃度検知手段を有し、前記モータは
前記トナー濃度検知手段からの検知信号に基づいて制御
されることを特徴とする前記(1)項に記載の画像形成
装置。
【0020】(3)前記トナー容器から取り出されたト
ナーを貯留するトナー貯留部及び該トナー貯留部におけ
るトナーの量を検知するトナー検知手段を有し、前記第
2伝達手段は前記トナー検知手段により係脱制御される
ことを特徴とする前記(1)又は(2)項に記載の画像
形成装置。
【0021】(4)前記トナー貯留部にリサイクルトナ
ーを受け入れる受入口を設けたことを特徴とする前記
(1)〜(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0022】(5)消費に従ってトナーが取り出される
トナー容器が装着される装着部及び該装着部に設けら
れ、前記トナー容器の着脱を検知する着脱検知手段を有
する画像形成装置において、前記着脱検知手段は、前記
トナー容器の着脱に応じて回転するアクチュエータと該
アクチュエータの回転を検知するセンサとを有し、前記
センサは前記アクチュエータの回転軸を保持する保持部
を有することを特徴とする画像形成装置。
【0023】(6)前記センサは投光部と受光部を有す
る光センサからなることを特徴とする前記(5)項に記
載の画像形成装置。
【0024】(7)前記保持部は、前記アクチュエータ
の回転軸を押さえることにより前記アクチュエータを保
持し、前記保持部による押さえを解除することにより、
前記アクチュエータを取り出すことが可能であることを
特徴とする前記(5)又は(6)項に記載の画像形成装
置。
【0025】(8)消費に従ってトナーが取り出される
トナー容器が装着される装着部に、前記トナー容器の端
部に係合し、前記トナー容器を保持する係合爪が間隔を
置いて複数設けられた画像形成装置において、前記間隔
にスペーサを設けたことを特徴とする画像形成装置。
【0026】(9)排出口、回転に応じて内部のトナー
を前記排出口へ移動させる螺旋状突起を有する円筒状の
トナー容器にトナーを詰めたトナー製品において、円筒
部に、回転軸に平行な複数のリブを設けたことを特徴と
するトナー製品。
【0027】(10)回転によりトナーが取り出される
円筒状のトナー容器が挿入される受入口を有する画像形
成装置において、前記受入口に、前記トナー容器に設け
た複数のリブに対応した係合部材を設けたことを特徴と
する画像形成装置。
【0028】(11)排出口、回転に応じて内部のトナ
ーを前記排出口へ移動させる螺旋状突起及び円筒部に回
転軸に平行な複数のリブを有するトナー容器であって、
前記複数のリブの位置が異なる複数種類の前記トナー容
器にトナーを詰めてトナー製品を製造することを特徴と
するトナー製品の製造方法。
【0029】(12)回転によりトナーが取り出される
円筒状のトナー容器が挿入される受入口を有し、前記受
入口に前記トナー容器に設けた複数のリブに対応した係
合部材を設けた画像形成装置であって、該係合部材の位
置が異なる複数種類の画像形成装置を製造することを特
徴とする画像形成装置の製造方法。
【0030】
【発明の実施の形態】(1)画像形成装置 本発明に係る実施の形態の一例を、以下、図面に基づい
て説明する。
【0031】図1は、デジタル式画像形成装置(以下、
単に画像形成装置という)1の構成を示す図である。
【0032】図において、画像形成装置1は、自動原稿
搬送装置ADFと、自動原稿搬送装置により搬送される
原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部GYと、読
み取った原稿画像を処理する画像制御基板CRと、画像
処理後のデータに従って像担持体としてのドラム状の感
光体10上に書き込みを行う書き込みユニット12を含
む書き込み部WRと、感光体10及びその周囲に帯電電
極14、磁気ブラシ型現像装置からなる現像手段16、
転写電極18、分離電極20、クリーニング手段21等
の画像形成手段を含む画像形成部GFと、記録紙Pを収
納する給紙トレイ22、24のための収納部PFとを有
している。
【0033】自動原稿搬送装置ADFは、原稿載置台2
6と、ローラR1を含むローラ群および原稿の移動通路
を適宜切り替えるための切換手段等(参照記号なし)を
含む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
【0034】原稿画像読取部GYは、プラテンガラスG
の下にあり、光路長を保って往復移動できる2つのミラ
ーユニット30、31、固定の結像レンズ(以下、単に
レンズという)33、ライン状の撮像素子(以下、CC
Dという)35等からなり、書き込み部WRは、レーザ
光源40、ポリゴンミラー(偏光器)42等からなる。
【0035】転写材としての記録紙Pの移動方向からみ
て、転写電極18の手前側に示すR10はレジストロー
ラであり、分離電極20の下流側にTHで示してあるの
は定着手段である。
【0036】定着手段THは、実施の形態においては、
加熱源を内蔵するローラと、当該ローラに圧接しながら
回転する圧接ローラとで構成してある。
【0037】また、CLは定着手段THのためのクリー
ニング手段で、巻き取り可能に設けたクリーニングウェ
ブを主要素とする。
【0038】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の1枚が原稿搬送処理部28によって搬送され、
ローラR1の下を通過中に、露光手段Lによる露光が行
われる。
【0039】原稿からの反射光は、固定位置にあるミラ
ーユニット30、31およびレンズ33を経てCCD3
5上に結像され、読み取られる。
【0040】原稿画像読取部GYで読み取られた画像情
報は、画像処理手段により処理され、符号化されて画像
制御基板CR上に設けてあるメモリーに格納される。
【0041】また、画像データは画像形成に応じて呼び
出され、当該画像データに従って、書き込み部WRにお
けるレーザ光源40が駆動され、感光体10上に露光が
行われる。
【0042】当該露光に先立ち、矢印方向(反時計方
向)に回転する感光体10は、帯電電極14のコロナ放
電作用により所定の表面電位を付与されているが、露光
により、露光部位の電位が露光量に応じて減じ、結果と
して、画像データに応じた静電潜像が感光体10上に形
成される。
【0043】静電潜像は、現像手段16により反転現像
され、可視像(トナー像)とされる。
【0044】一方、担持体10上のトナー像の先端部が
転写領域に到達する前に、例えば、給紙トレイ22内の
1枚の記録紙Pが給紙搬送されてレジストローラR10
に到達し、先端規制される。
【0045】記録紙Pは、トナー像、即ち感光体10上
の画像領域と重畳するように、同期を取って回転を開始
するレジストローラR10により転写領域に向けて搬送
される。
【0046】転写領域において、感光体10上のトナー
像は転写電極18の付勢により記録紙P上に転写され、
次いで、当該記録紙Pは分離電極20の付勢により感光
体10から分離される。
【0047】その後、定着手段THの加圧、加熱によ
り、トナー像を形成するトナー粉末は記録紙P上に溶融
定着され、当該記録紙Pは、排紙通路78および排紙ロ
ーラ79を介して排紙トレイEX上に排紙される。
【0048】給紙トレイ22、24は、実施の態様にお
いて、上下方向2段に配設した形態であるが、それ以上
の数の給紙トレイを備えることもできる。
【0049】給紙トレイの内、下段(実施の態様におい
て給紙トレイは2段重ねであるので下段としたが、最下
段の意)に配置した給紙トレイ24の底部(底壁と同
義)と装置本体の底壁との間に、所定の間隙を持った空
間部25を形成してある。
【0050】空間部25は、記録紙Pの両面に画像を形
成する態様(モード)において使用するものであり、記
録紙の表裏反転用の第2搬送路80(後記)と共同して
記録紙の表裏反転を達成することに寄与する。
【0051】給紙トレイ22、24のそれぞれの先端部
(給紙方向からみて、収納される記録紙Pの先端に対応
する)上部に示す50および53はローラからなる給紙
手段(以下、送り出しローラという)、51および54
はフィードローラ、52および55は重送防止ローラで
ある。
【0052】送り出しローラ(50、53)とフィード
ローラ(51、54)とはユニット化してあり、装置本
体側に設けた駆動源と接続している駆動軸あるいは給紙
部に設けた係止手段に対して容易に着脱できる構成を有
する。
【0053】また、重送防止ローラ(52、55)もユ
ニット化してあり、装置本体の固定部に設けた固定部材
に対して容易に着脱できる構成を有する。
【0054】60は手差し給紙部の手差し給紙トレイ
で、画像形成装置1の本体側壁に対して下端を支点とし
て開閉できるように構成してある。
【0055】61は手差し給紙トレイ60上に載置され
る記録紙を画像形成に伴って送り出すためのローラから
なる送り出しローラ、63は送り出しローラ61の下流
に設けてあるフィードローラ、65はフィードローラ6
3と圧接し、記録紙Pの複数枚送りを防止するための重
送防止ローラで、前述した給紙トレイ22、24の場合
と実質的に同じ構成を有する。
【0056】66は、手差しトレイ60から送り出され
る記録紙Pの搬送路で、フィードローラ63のすぐ左横
に示す一対の搬送ローラを経て後記する合流部に連通し
ている。
【0057】70は、記録紙P上に転写による画像形成
を行わせるための第1搬送路で、適宜の給紙トレイから
送り出される記録紙の移動方向から見て、下方から上方
に延びている。
【0058】72は上段の給紙トレイ22に収納される
記録紙用の給紙通路、74は下段の給紙トレイ24に収
納される記録紙用の給紙通路であり、76は両トレイ2
2および24から送られる記録紙Pが合流する合流部
(第1搬送路70の一部)である。
【0059】78は、所定の画像形成がなされた記録紙
を排紙トレイEX上に排紙するための排紙通路である。
【0060】80は、記録紙の両面に画像形成を行う場
合に使用する記録紙の表裏反転用の第2搬送路であり、
図の上方において、第1搬送路と連通している。
【0061】第2搬送路80は、記録紙の移動方向から
見て、上方から下方に向かって延びている。
【0062】また、第2搬送路80の下端部は略垂直に
延びる搬送路としてあり、その下端は下段の給紙トレイ
24の給紙部よりも下側に延び、そして、第1搬送路7
0と接続(連通)している。
【0063】上記から理解されるように、第1搬送路7
0と第2搬送路80とは、装置本体の一側壁側において
縦方向に長いループ状をなしている。
【0064】第1搬送路70と第2搬送路80との接続
部には、可逆回転可能な一対のローラからなる搬送手段
R20を設けてある。
【0065】接続部は、記録紙Pが第2搬送路80から
第1搬送路70に連続的に搬送されるものでないことか
ら、両搬送路を分ける分岐部ともいえる。
【0066】スイッチバック用ローラR20の下側に
は、空間部25に繋がる通路が設けてあり、記録紙Pの
表裏反転に際して、第2搬送路80を移動してくる記録
紙Pを空間部25に向かわせるように使用される。
【0067】画像形成プロセスにおいて、第2搬送路8
0を移動してくる記録紙Pが空間部25に向けて送り出
された時、当該記録紙Pの後端はスイッチバック用ロー
ラR20で把持されているように構成してあり、従っ
て、空間部25には記録紙の一部分が収納されることに
なる。
【0068】90は(上側)分岐ガイドで、第1面に画
像形成された記録紙Pを排紙通路78に向かわせたり、
または、第2搬送路80に向かわせたりするように制御
される。
【0069】換言すれば、ユーザ設定の画像形成の形態
(記録紙の片面のみに画像を形成するモードか、記録紙
の両面に画像を形成するモードか)に応じて制御され、
記録紙搬送路を切換えるということができる。
【0070】例えば、記録紙の両面に画像形成を行うモ
ードが設定されている場合、分岐ガイド90は、第1面
に画像形成され、転写トナー像を有するに至った記録紙
Pを第2搬送路80に送り込むように、図の破線位置に
位置づけられ、第2搬送路80に記録紙を送り込んだ後
は、図の実線位置をとるように図示しない制御部を介し
て制御される。
【0071】なお、第1搬送路70および第2搬送路8
0上に位置し、一対の丸印で示す部材(参照記号なし)
は、搬送ローラである。
【0072】上記構成の画像形成装置における記録紙の
第2面に対する画像形成プロセスは下記の通りである。
【0073】前述した如く、第1面に画像形成された記
録紙Pが第1搬送路70を上昇移動し、その先端が分岐
ガイド90に達したとき、当該分岐ガイド90は図の破
線位置に保たれているので、記録紙Pは第2搬送路80
に進入し、移動を継続する。
【0074】第2搬送路80の進入部は緩やかな円弧を
描いており、記録紙Pのスムーズな移動を保証する。
【0075】第2搬送路80を下降し、その下端に達す
ると、記録紙Pはスイッチバック用ローラR20に挟持
され、第2搬送路から外れた下方に搬送され、下段の給
紙トレイ24の下に形成してある空間部25に導かれ
る。
【0076】このとき、記録紙Pの画像形成された第1
面は下側に向いている。やがて、スイッチバック用ロー
ラR20が記録紙Pの後端を挟持した状態で回転を停止
し、その後、と逆方向に回転を開始すると、記録紙Pは
表裏を反転された状態、即ち、画像が形成されていない
第2面が感光体10側に向いた状態で第1搬送路70に
送り込まれ、レジストローラR10で先端規制される。
【0077】一方、感光体10上には、前述したプロセ
スにより第2のトナー画像が形成されており、当該感光
体10の回転に同期してレジストローラR10が回転を
始めると、第2のトナー画像領域と重なる状態で記録紙
Pが転写領域に進入する。
【0078】以後、転写処理、分離処理、定着処理がさ
れた記録紙Pの先端が分岐ガイド90のある部分に達し
たとき、前以て、分岐ガイド90は図の実線位置に保た
れており、第1搬送路70と排紙通路78とを連通状態
とし、第2搬送路80との連通を絶っているので、記録
紙Pは排紙通路78に進入し、排紙ローラ79を介して
排紙トレイEX上に排出される。
【0079】(2)トナー補給部 本実施の形態に係る画像形成装置には、画像を形成する
トナーをトナー容器に収納したトナー製品が使用され
る。特に、該トナー製品を画像形成装置に装着し、該ト
ナー製品からトナーを供給して画像形成を行う前記トナ
ー製品の使用態様が好ましい。
【0080】トナー製品を構成するトナー容器としての
トナーボトル100は図8に示すように円筒状で、この
円筒周面部分の内部に突起した螺旋状突起101が形成
されている。後述するように螺旋状突起101はトナー
ボトル100の回転によって、収容されているトナーT
を図8の右上部から左下の容器口部に移動させる。また
トナーボトル100の口部には着脱可能な固形蓋103
および円筒軸方向に伸縮可能な伸縮蓋150(図2に示
す)が設けられている。
【0081】図2はトナーボトル100を装着部に装着
した状態を示している。トナーボトル100が装着され
た状態では、トナーボトル100の伸縮蓋150は装置
本体の容器受け部材130に突き当たって、図示のよう
に圧縮されて、固形蓋103の一部を形成する先端蓋1
05との間にトナーの通過を可能にする開口が形成され
る。なお、トナーボトル100が画像形成装置に装着さ
れない状態では、伸縮蓋150はそれ自身の弾力で先端
蓋105に密着しており、トナーボトル100からトナ
ーが流出することはない。
【0082】次に、トナー補給機構を説明する。トナー
ボトル100内のトナーTはトナーボトル100の回転
によって、螺旋状突起101の送り作用によりトナーボ
トル100の円筒部の底に沿って図2の右から左に向か
って移動する。トナーボトル100の口部、即ち右端部
において、トナーTは固形蓋103に設けた掻き出し部
材106及び107によって掻き出される。掻き出され
たトナーTは搬送斜面108、109上を滑り降りて、
スクリュー124(図13に示す)に落下し、スクリュ
ー124で搬送されて、開口126(図13に示す)か
ら現像手段16に補給される。即ち、図3に示すよう
に、トナーTはトナーボトル100→掻き出し部材10
6、107→搬送斜面108、109→スクリュー12
4→開口126、という経路を経て現像手段16に補給
される。
【0083】掻き出し部材106、107の掻き出し作
用を説明する。トナーボトル100からのトナーの掻き
出しを行う部材は固形蓋103に設けられている。
【0084】図4は伸縮蓋150を取り外した固形蓋1
03の正面図であり、固形蓋103は円筒状の蓋基体に
設けた掻き出し部材106、107、搬送斜面108、
109及び先端蓋105で構成される。
【0085】図4に示すように、掻き出し部材106、
107は互いに反対向きに傾斜した斜面を有する。図4
と図4から固形蓋103をAで示す回転方向に90°回
転した図7とに示すように、搬送斜面108、109は
掻き出し部材106、107の斜面に対して固形蓋10
3の回転方向Aに関して90°位相をずらして設けられ
る。図4、7において、白矢印は斜面の傾斜の向きを示
しており、矢印の向きは紙面に直角な方向に下る向きを
示している。掻き出し部材106、107と搬送斜面1
08、109の間には図示しないが、トナーが通過する
開口が形成されている。
【0086】図5は図4に示した固形蓋103の右側面
図である。図5に示すように、固形蓋103には、トナ
ーボトル100の回転軸を中心に左右対称に掻き出し部
材106、107が設けられ、これら斜面は図5に示す
ように互いに逆の向きに傾斜した2分された斜面である
(図5における白矢印は掻き出し部材の傾斜の向きを示
しており、矢印の向きが傾斜の下る向きである)。図4
のイ−イ線に沿った断面図である図6に示すように、掻
き出し部材106はその斜面とともに、側壁106a、
円周方向に伸びた円弧状羽106b及び中心壁106d
によって、トナーを保持するトナー保持空間E1を形成
する。同様に、掻き出し部材107はそれ自身の斜面、
側壁107a、円弧状羽107b、及び中心壁107d
によりトナー保持空間E2を形成する。トナーボトル1
00の回転時に、固形蓋103は矢印Aで示すように回
転して、トナーTは図6に示すように、円弧状羽107
bにより掬い上げられトナー保持空間E2に保持され搬
送される。
【0087】掻き出し部材106、107により掻き出
されたトナーTのスクリュー124への搬送作用を説明
する。
【0088】図7は固形蓋103が図4に示す状態から
90°回転した状態を示す。図4と図7から明らかなよ
うに、掻き出し部材106、107に対して搬送斜面1
08、109は90°位相を違えて設けられている。そ
して搬送斜面108と109とは互いに逆向きに傾斜し
ている。
【0089】トナーボトル100の固形蓋103を受け
入れる容器受け部材130は画像形成装置本体200に
回転自在に設けられており、歯車G6(図2に示す)に
固定されている。モータM(図8に示す)によって、歯
車G6を駆動することにより容器受け部材130及びト
ナーボトル100が矢印Aで示すように回転し、固形蓋
103も同様に回転する。
【0090】この回転によって、掻き出し部材106の
円弧状羽106bにより掬い上げられ、保持空間E1に
保持されたトナーTは掻き出し部材106が図2に示す
ように、左下がりの斜面になる回転位置で、斜面を落下
して、搬送斜面108上に落下する。同様に、掻き出し
部材107により掻き出されたトナーTは搬送斜面10
9上に落下する。
【0091】搬送斜面108は、掻き出し部材106に
対して、90°遅れた位相で図7に示すように、左下が
りの斜面となるように形成されており、掻き出し部材1
06から落下したトナーTを受けて搬送する。搬送斜面
109も同様に、掻き出し部材107から落下したトナ
ーTを受けて搬送する。
【0092】以上説明したように、トナーTはトナーボ
トル100からスクリュー124に至る移動経路を図2
の矢印Bで示すように移動する。
【0093】図6に示すように、掻き出し部材106に
は、先端羽106eが円弧状羽106bの先端に設けら
れている。これに対して、掻き出し部材107の円弧状
羽107bの先端には先端羽がない。掻き出し部材10
6と固形蓋103の内周面間の間隔は、先端羽106e
を設けることによって掻き出し部材107と固形蓋10
3の内周面間の間隔よりも狭く形成される。従って、掻
き出し部材106は掻き出し部材107よりも、トナー
ボトル100内のトナー残量が少なくなるまでトナーを
掬い上げることができる。即ち、掻き出し部材106と
掻き出し部材107にはその掻き出し能力において差異
があるように構成されている。
【0094】このような掻き出し部材106と107の
構成によって、トナーボトル100内のトナー残量が少
なくなると、搬送量或いは搬送割合が急激に低下するの
ではなく、緩やかに減少する。
【0095】(3)トナー補給部の駆動系 トナー補給部の駆動系を主として図8と図13とを参照
して説明する。
【0096】現像手段16(図1に示す)にトナーを供
給するトナー搬送手段としてのスクリュー124はモー
タMにより回転駆動される。モータMは現像手段16中
の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段L
S(図1に示す)からの信号に基づいて制御される。ト
ナー濃度検知手段LSは周知のインダクタンス方式セン
サで構成される。モータMの回転は第1伝達手段として
のウォームギアG2と歯車列G3によりスクリュー12
4に伝達される。モータMの回転は、また、小歯車G1
から歯車列G4を経て、部分歯車G5に伝達される。部
分歯車G5は、図9(b)に示すようにカム134と一
体に回転可能に軸支されており、切欠部G50を有す
る。カム134にはその突起1341をソレノイドSO
Lの作用子SOL1に付勢するバネSPの一端が取り付
けられる。カム134がソレノイドSOLにより係止さ
れた状態においては、歯車列G4の回転は部分歯車G5
には伝達されないが、カム134の係止が解除されると
歯車列G4の回転は部分歯5に伝達されて、部分歯車G
5は1回転する。
【0097】部分歯車G5の回転は歯車列G6によりト
ナー容器としてのトナーボトル100に伝達される。ソ
レノイドSOLは、図13に示すトナー検知手段PZの
出力により制御される。トナー検知手段PZはトナー貯
留部TR(図2に示す)中のトナーの量が所定値以下に
なったときに信号を出力し、ソレノイドSOLが該信号
に基づいて作動して、カム134の係止状態(図8に示
す状態)を解除する。図8に示すカム134の係止状態
においては、部分歯車G5の切欠部G50によって、歯
車列G4と部分歯車G5との噛み合いはなく、モータM
の回転が部分歯車G5、ひいてはトナーボトル100に
伝達されることはない。ソレノイドSOLが作動して、
部分歯車G5が点線の矢印で示すように回転したとき
に、モータMの回転が部分歯車G5、歯車列G6を経て
容器駆動手段としての容器受け部材130に伝達され、
トナーボトル100の回転駆動が行われる。部分歯車G
5と歯車列G6とにより、トナー検知手段PZの検知結
果に基づいて係脱が制御される第2伝達手段が形成され
る。
【0098】歯車列G3の回転は、更に、歯車列G7に
伝達される。歯車列G7の末端の歯車G70が固定され
た軸には傾いた楕円板136とスクリュー137が固定
される。スクリュー137はその両端部で固定されてお
り、中間部は自由な螺旋状の弾性板である。楕円板13
6の部分にはトナーボトル100から取り出されたトナ
ーが落下し、スクリュー137の部分にはクリーニング
手段21において回収されたリサイクルトナーが開口部
138を通して落下する。トナーボトル100から取り
出されたトナーとリサイクルトナーは図の矢印で示すよ
うに、楕円板136とスクリュー137とによって搬送
されて、スクリュー124を経て現像手段16に供給さ
れる。
【0099】以上の説明から明らかなように、トナー濃
度検知手段LSから、現像手段信号中のトナー濃度の低
下を示す信号が出力されたときに、モータMが回転して
スクリュー124が回転し、トナー貯留部TRからトナ
ーが搬送されるとともに、モータMが回転し、しかも、
トナー貯留部TR中のトナー量が所定値以下になったと
きに、モータMの回転がトナーボトル100に伝達され
て、トナーボトル100が回転してトナーTがトナー貯
留部TRに補給される。これらの2種類のトナー搬送が
1個のモータMにより行われる。 (4)トナーボトルの装着検知 図9(a)はトナーボトルが未装着の、図9(b)はト
ナーボトルが既装着の、トナーボトル装着部の状態をそ
れぞれ示す。
【0100】円筒状のトナーボトル100は、画像形成
装置本体に設けられた円筒状のトナーボトルの装着部2
01に挿入することにより装着される。装着部201に
は図10に示す着脱検知手段が設けられている。装着検
知手段は、投光部317と受光部318を有するセンサ
315とセンサを作動させるアクチュエータ311で構
成される。アクチュエータ311は軸312、光遮断部
313及び作用子314を有し、軸312は画像形成装
置本体の枠200に形成した軸受310により回転可能
に支持される。軸312は、更に、センサ315の下端
部316により押さえられて、軸受310に保持され
る。即ち、図9に示すように、アクチュエータ311
は、ネジ320により、センサ315を枠200に形成
した突出部202(図10に示す)に固定することによ
り、回転可能に軸受310に支持され、保持される。
【0101】トナーボトル100の未装着の状態、即
ち、図9(a)の状態では、作用子314は垂下してい
るが、トナーボトル100が装着された図9(b)の状
態では、作用子314はトナーボトルの蓋部103に押
されて水平状態にまで回転して、センサ315が作動し
てトナーボトル100の装着が検知される。
【0102】装着検知手段は故障する場合もあるため
に、交換可能に構成されることが望まれる。本実施の形
態においては、ネジ320による固定を外すことによ
り、簡単に装着検知手段を取り外すことができ、しか
も、アクチュエータを保持する部材をセンサ315で兼
用しているので、部品点数が圧縮されてコストが低減さ
れる。
【0103】(5)トナーボトルの装着 トナーボトル100は画像形成装置本体に設けた容器受
け部材130に固定固定保持される。容器受け部材13
0は図11に示すように、モータM(図8に示す)によ
り回転される歯車G6を固定している軸に固定して設け
られており、トナーボトル100の固形蓋103の溝1
03aに係合する係合爪131aが形成された突起13
1が間隔を置いて設けられる。本実施の形態において
は、突起131の間隔を埋めるようにスペーサ132が
設けられている。
【0104】図9(b)はトナーボトル100が装着さ
れた状態を、図9(a)は未装着の状態をそれぞれ示し
ている。図示のように装着されたトナーボトル100は
その蓋部103が弾性を有する突起131により、係合
爪131aの係止作用でしっかりと所定位置に保持され
る。一方、図9(a)の未装着の状態では、突起131
が外部から接触しうる状態にあるが、スペーサ132が
突起131間に介在するので、容器受け部材130が回
転した場合にも、突起131間に指等が巻き込まれる恐
れがない。
【0105】本実施の形態におけるトナーボトルは図8
に示すように、その回転軸に平行なリブ102a、10
2bが設けられる。これらのリブ102a、102bは
トナーボトル100を挿入する際のガイドとしての機能
を有する。即ち、画像形成装置本体の枠200には、ト
ナーボトル100の受入口を形成するリング301が固
定され、リング301にはリブ102a、102bに係
合する係合部材としての突起302a、302bが設け
られる。トナーボトル100は突起302a、302b
に案内されて正しい位置に挿入され装着される。
【0106】リング301としては、図12(a)と、
図12(b)と、図12(c)とにに示すように、突起
320aと302bの配置角度がθ1、θ2、θ3のよ
うに異なるものが用意されており、画像形成装置の種類
に応じて異なるリングが取り付けられる。画像形成装置
の種類としては、例えば、仕向地別、性能別等がある。
画像形成装置の種類に対応して、トナーボトル100も
異なったものが装着される。即ち、リブ102aと10
2bが形成される角度が突起302aと302bに対応
しているトナーボトル100が用意され装着される。例
えば、トナーボトル100の容器表面に付された使用法
等に関する表示において異なるものや、容器内に収容さ
れたトナーに相違の有るもの等の区別が、リブ102a
と102b間の角度の相違によりなされる。
【0107】画像形成装置の製造工程においては、仕向
地別や性能の違い等による画像形成装置の機種の違いに
応じて図12に示すように、角度の違った突起302
a、302bを設けたリング301がトナーボトル10
0の受入口に取り付けられる。
【0108】また、トナー製品の製造工程においては、
仕向地や収容されるトナーの種類毎にリブ102aと1
02b間の角度の違ったトナーボトル100にトナーが
詰められてトナー製品が製造される。
【0109】
【発明の効果】(1)請求項1〜3のいずれかに記載の
発明により、1個のモータによりトナー貯留部から現像
手段へのトナー搬送とトナー容器からトナー貯留部への
トナー搬送とを行うことができるので、トナー補給部の
構成部品の数が圧縮されてコストが低減される。
【0110】(2)請求項4に記載の発明により、クリ
ーニング手段において回収されたリサイクルトナーが再
使用されるので、トナー消費が節約されて画像形成コス
トが低減される。
【0111】(3)請求項5又は6の発明により、トナ
ー容器の着脱検知手段を構成する部品の数が圧縮される
ので、コストが低減される。
【0112】(4)請求項7の発明により、装着検知手
段の保守が容易になる。 (5)請求項8の発明により、トナー容器の装着部にト
ナー容器が装着されていない場合に、操作者が誤って装
着部に接触した場合にも、装着部内の回転部材に巻き込
まれる等の事故が防止される。
【0113】(6)請求項9の発明により、回転により
トナーが取り出され、トナー補給が行われるトナー容器
が曲がることにより、トナー製品の梱包や画像形成装置
への装着等に支障を来すことが防止される。
【0114】(7)請求項10の発明により、曲がりが
防止されたトナー容器の装着に適した画像形成装置が実
現される。
【0115】(8)請求項11又は請求項12の発明に
より、性能や仕向地毎に区別された画像形成装置と画像
形成装置に装着されるトナー製品との組み合わせが誤り
なく行われ、製造工程上の合理化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す図である。
【図2】トナーボトルと装着部の断面図である。
【図3】トナーの搬送経路を説明する図である。
【図4】トナーボトルの固形蓋の正面図である。
【図5】固形蓋の右側面図である。
【図6】図4におけるイ−イ線に沿った断面図である。
【図7】固形蓋が図4から90°回転した状態を示す図
である。
【図8】スクリューとトナーボトルの駆動系を示す図で
ある。
【図9】装着部の断面図である。
【図10】着脱検知手段の分解図である。
【図11】受け部の斜視図である。
【図12】種々の種類のリングを示す図である。
【図13】トナー搬送手段を示す図である。
【符号の説明】
100 トナーボトル 101 螺旋状突起 102a、102b リブ 103 固形蓋 124、137 スクリュー 130 容器受け部材 131、302a、302b 突起 131a 爪 132 スペーサ 136 楕円板 301 リング 311 アクチュエータ 315 センサ G1 小歯車 G2 ウォーム歯車 G3、G4、G6 歯車列 G5 部分歯車 M モータ SOL ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡▲辺▼ 兼弘 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 大友 直樹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H077 AA03 AA05 AA33 AA37 AB02 AB03 AB12 AB18 AC02 AC03 AC16 BA01 BA02 DA10 DA15 DA24 DA57 DA64 DB02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー容器を駆動して該トナー容器から
    トナーを取り出す容器駆動手段、 前記トナー容器から取り出されたトナーを現像手段に供
    給するトナー搬送手段、 モータ、 該モータの駆動力を前記トナー搬送手段に伝達する第1
    伝達手段及び、 前記モータの駆動力を前記容器駆動手段に伝達する係脱
    可能な第2伝達手段、を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像手段内の現像剤のトナー濃度を
    検知するトナー濃度検知手段を有し、前記モータは前記
    トナー濃度検知手段からの検知信号に基づいて制御され
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー容器から取り出されたトナー
    を貯留するトナー貯留部及び該トナー貯留部におけるト
    ナーの量を検知するトナー検知手段を有し、前記第2伝
    達手段は前記トナー検知手段により係脱制御されること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記トナー貯留部にリサイクルトナーを
    受け入れる受入口を設けたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 消費に従ってトナーが取り出されるトナ
    ー容器が装着される装着部及び該装着部に設けられ、前
    記トナー容器の着脱を検知する着脱検知手段を有する画
    像形成装置において、 前記着脱検知手段は、 前記トナー容器の着脱に応じて回転するアクチュエータ
    と該アクチュエータの回転を検知するセンサとを有し、
    前記センサは前記アクチュエータの回転軸を保持する保
    持部を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記センサは投光部と受光部を有する光
    センサからなることを特徴とする請求項5に記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記保持部は、前記アクチュエータの回
    転軸を押さえることにより前記アクチュエータを保持
    し、前記保持部による押さえを解除することにより、前
    記アクチュエータを取り出すことが可能であることを特
    徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 消費に従ってトナーが取り出されるトナ
    ー容器が装着される装着部に、前記トナー容器の端部に
    係合し、前記トナー容器を保持する係合爪が間隔を置い
    て複数設けられた画像形成装置において、前記間隔にス
    ペーサを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 排出口、回転に応じて内部のトナーを前
    記排出口へ移動させる螺旋状突起を有する円筒状のトナ
    ー容器にトナーを詰めたトナー製品において、円筒部
    に、回転軸に平行な複数のリブを設けたことを特徴とす
    るトナー製品。
  10. 【請求項10】 回転によりトナーが取り出される円筒
    状のトナー容器が挿入される受入口を有する画像形成装
    置において、前記受入口に、前記トナー容器に設けた複
    数のリブに対応した係合部材を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 排出口、回転に応じて内部のトナーを
    前記排出口へ移動させる螺旋状突起及び円筒部に回転軸
    に平行な複数のリブを有するトナー容器であって、前記
    複数のリブの位置が異なる複数種類の前記トナー容器に
    トナーを詰めてトナー製品を製造することを特徴とする
    トナー製品の製造方法。
  12. 【請求項12】 回転によりトナーが取り出される円筒
    状のトナー容器が挿入される受入口を有し、前記受入口
    に前記トナー容器に設けた複数のリブに対応した係合部
    材を設けた画像形成装置であって、該係合部材の位置が
    異なる複数種類の画像形成装置を製造することを特徴と
    する画像形成装置の製造方法。
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