JP2001228776A - 画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器およびこれとともに用いられるトナー収納容器 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器およびこれとともに用いられるトナー収納容器

Info

Publication number
JP2001228776A
JP2001228776A JP2000082782A JP2000082782A JP2001228776A JP 2001228776 A JP2001228776 A JP 2001228776A JP 2000082782 A JP2000082782 A JP 2000082782A JP 2000082782 A JP2000082782 A JP 2000082782A JP 2001228776 A JP2001228776 A JP 2001228776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
container
waste
waste toner
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000082782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3306041B2 (ja
Inventor
Ryoji Taniyama
山 良 治 谷
Shinichi Ito
藤 真 一 伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Publication of JP2001228776A publication Critical patent/JP2001228776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3306041B2 publication Critical patent/JP3306041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/12Toner waste containers

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー収納容器の単独取り外しを制限してト
ナー収納容器と廃トナー容器の同時交換により、トナー
残量の検知を不要とし、正規品の使用を促すことができ
る画像形成装置、これに用いる廃トナー容器、トナー収
納容器を提供する。 【解決手段】 トナー収納容器(16)と所定の位置関
係にあるときにトナー収納容器の単独交換を阻止する阻
止部材(21)を廃トナー容器(20)に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙への転写後に感
光体ドラムの表面に残留するトナーを回収するトナー回
収機能を有する画像形成装置、廃トナーを蓄積する廃ト
ナー容器、およびこのトナー回収に関連して用いられる
トナー収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置は感光体ドラムを帯電させ、この上に画像
に応じた露光を行い、トナーをこの感光体ドラムに吸着
させて可視像を形成する現像を行い、この可視像を転写
用紙に移行させる転写を行った後、加熱による定着を行
って所望の複写を得る。
【0003】この感光体ドラム上には、転写用紙への転
写後に余分なトナーが残留する。このような感光体ドラ
ム上に残留したトナーは次の複写に悪影響を与えるた
め、完全に除去する必要がある。
【0004】このような残留トナーを定着後に除去する
ために、従来からクリーナが設けられている。このクリ
ーナはクリーニング前に感光体ドラムの除電を行うクリ
ーニング前除電器、感光体ドラム上のトナーを掻き落と
すブレードを有しており、これらにより除去されたトナ
ーは廃トナーボックスと称される容器に収納される。こ
れらはトナー回収装置と総称される。
【0005】従来の廃トナーボックスは、廃トナーを受
け入れる挿入口と、この挿入口から取り入れられた廃ト
ナーが自然落下により蓄積されるようにしているため、
十分な大きさを有している必要があり、この廃トナーボ
ックスが大きいために装置のコンパクト化、ひいては低
コスト化を妨げているという問題がある。
【0006】一方、画像形成装置において供給されるト
ナーは、画像品質を高める重要な構成要素として改善が
重ねられており、各メーカとも、自社の装置の設計仕様
に最も適合したものを純正品(以下、正規品という)と
して提供している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、複数メーカの画
像形成装置に共通する最低限の仕様を満たすトナーが流
通している。このような一部の規格のみを満たすトナー
(以下、非正規のトナーという)は、一般に画像品質が
劣る上、像担持体である感光体ドラムや現像部に悪影響
をもたらし、装置の信頼性を損うことがあるという問題
がある。
【0008】トナーは一般的に容器に収納されて提供さ
れるが、従来、ユーザの操作性を高めるためなどの目的
で改善されることはあったが、正規品を推奨するための
改善はあまり講じられていなかった。
【0009】特に、前述した廃トナーボックスはトナー
カートリッジと密接な関係があるにもかかわらず、全く
別個に取り付け、交換が行われる上、トナーカートリッ
ジが正規品か非正規品かにかかわらずに廃トナーボック
スを使用できてしまうという問題がある。
【0010】さらに従来はトナーカーリッジと廃トナー
ボックスは一体化されている場合が多かったが、トナー
カートリッジと廃トナーボックスの方向が直角方向であ
ったため、梱包容量が大きいという問題もあった。
【0011】したがって、本発明の目的は、小型化が可
能で梱包容量も小さい廃トナー容器を含むトナー回収機
能を有する画像形成装置を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、正規品のトナー収納
容器の使用を促す廃トナー容器およびトナー収納容器を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、画像形成装置は感光体上に形成された潜像にトナ
ーを付着させて可視像を形成する現像装置と、トナー収
納容器に収納されたトナーを前記現像装置に対して補給
するトナー補給装置と、前記感光体ドラム上の可視像を
転写紙に移行させた後に残存したトナーを除去するトナ
ー除去装置と、前記トナー除去装置で除去された廃トナ
ーを蓄積する廃トナー容器とを備え、前記廃トナー容器
は、前記トナー収納容器と特別の位置関係にあるときの
み前記トナー収納容器の着脱を可能とする規制部材を備
えたことを特徴とする。
【0014】本発明の第2の観点によれば、画像形成装
置の廃トナー容器は、感光体上に形成された潜像にトナ
ーを付着させて可視像を形成する現像装置と、トナー収
納容器に収納されたトナーを前記現像装置に対して補給
するトナー補給装置と、前記感光体ドラム上の可視像を
転写紙に移行させた後に残存したトナーを除去するトナ
ー除去装置とを備えた画像形成装置に使用され、前記ト
ナー除去装置で除去された廃トナーを蓄積する廃トナー
容器であって、前記廃トナー容器は、所定位置に取り付
けたときに、所定位置に取り付けられた前記トナー収納
容器の取り外し方向への動きを阻止する規制部材を備え
たことを特徴とする。
【0015】本発明の第3の観点によれば、トナー収納
容器は、感光体上に形成された潜像にトナーを付着させ
て可視像を形成する現像装置と、トナーを前記現像装置
に対して補給するトナー補給装置と、前記感光体ドラム
上の可視像を転写紙に移行させた後に残存したトナーを
除去するトナー除去装置と、前記トナー除去装置で除去
された廃トナーを蓄積する廃トナー容器を備えた画像形
成装置に使用され、前記トナー補給装置に対して補給さ
れるトナーを収納するトナー収納容器であって、所定位
置に取り付けた状態で、前記廃トナー容器に設けられた
部材により取り外し方向の動きが規制されることを特徴
とする。
【0016】本発明の第4の観点によれば、トナーによ
り文字および絵を含む任意の画像を形成する画像形成装
置に前記トナーを補給するトナー補給装置に用いられる
トナーカートリッジは、前記トナー補給装置に取り付け
られた時に、前記画像形成装置における余分なトナーを
蓄積する廃トナー容器により単独取り外しが制限される
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のいく
つかについて図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明にかかるトナー回収装置が適
用される画像形成装置の一例の概略構成を示す正面透視
図である。
【0019】同図に示す複写機1は、光学的手段により
取得した画像情報を画像データに一旦変換し、この画像
データに基づいてレーザ光を生成して感光体ドラムに走
査するデジタル方式の普通紙複写機である。
【0020】図1に示すように、複写機1は、機体上部
に設けられた画像読取り部50と、機体中央部に設けら
れた画像保存部60、レーザユニット70、画像形成部
80および定着部85と、給紙部90とを備えている。
【0021】給紙部90は、複数段の給紙ユニット92
a〜92dと手差し給紙トレイ96と両面ユニット98
を含む。給紙ユニット92a〜92dは、機体下部に設
けられ、画像が転写されるシートが多数収納される。シ
ートとしては普通紙が一般的に用いられるが、トレース
紙やOHPフィルムを用いても良い。手差し給紙トレイ
96は、機体の右側面で画像形成部80に近接して設け
られ、これによりJIS規格外サイズのシートや葉書等
の厚紙等も手軽に給紙できるようになっている。また、
両面ユニット98が機体中部の右側面に設けられ、シー
トの表裏両面を複写するために、画像形成部80を一旦
通過して片面に画像の転写を受けたシートを表裏反転さ
せて再び画像形成部80に供給する。
【0022】画像読取り部50は、スキャナ54および
自動原稿送り装置52を含む。スキャナ54は、原稿の
画像を読取り、画像データに変換する。また、自動原稿
送り装置52は、シート原稿をスキャナ54に送り込
む。
【0023】画像保存部60は、スキャナ54から供給
される画像データを格納する。レーザユニット70は、
複数の半導体レーザ発振器(図示せず)とポリゴンミラ
ー72とを有し、画像保存部60から画像データを取出
して半導体レーザ発振器を発光させてポリゴンミラー7
2の反射により画像形成部80にレーザ光LBを走査さ
せる。
【0024】図2は、画像形成部80の要部を示す拡大
正面図である。
【0025】なお、以下の各図において、図1と同一の
部分には同一の参照番号を付してその説明を適宜省略す
る。
【0026】同図に示すように、画像形成部80は、感
光体ドラム10と帯電チャージャ13と現像器11と転
写・剥離チャージャ15とドラムクリーナ12と除電ラ
ンプ14と、トナー補給装置とを備えている。
【0027】現像動作中、感光体ドラム10は反時計方
向Bに回転する。
【0028】図2に示す画像形成部80は、反転現像方
式を採用しており、帯電チャージャ13が感光体ドラム
10に負極の電荷を帯電させ、レーザユニット70から
照射されるレーザ光LBが感光体ドラム10を露光する
と、原稿の画像部分に対応する領域で感光体ドラム10
の表面電位が画像の濃度に応じて0に近づき、潜像を形
成する。
【0029】複写機1は、2成分システムを採用してお
り、現像器11には、キャリアとトナーが収納され、キ
ャリア約95%に対して約5%の割合となるようにトナ
ーが補給される。トナーの量は、図示しない磁気センサ
などにより常に監視され、現像機内のトナーの割合が5
%を下回ると、トナー補給装置7の後述するトナー補給
部18が作動して必要量のトナーが補給される。キャリ
アとトナーは、現像器11内で攪拌され、攪拌時の摩擦
帯電によりトナーに負極の電荷が与えられる。感光体ド
ラム10の回転により潜像が現像器11の上方に到来す
るとキャリアを介してトナーが感光体ドラム10に吸着
し、可視像が形成される。この可視像が給紙部90から
搬送され転写チャージャ15aにより予め正極性に帯電
されたシートに転写される。画像の転写を受けたシート
は、転写直後に剥離チャージャ15bにより正電荷が除
電されて定着部85へ搬送される。定着部85は、熱圧
着よりトナーをシートに融着させて、排紙トレイ100
(図1参照)へ搬送する。
【0030】シートに転写されずに感光体ドラム10の
表面に残留したトナーは、シートから付着した紙粉等と
ともにドラムクリーナ12により除去される。感光体ド
ラム10の残留電荷は、除電ランプ14により除去され
る。
【0031】このドラムクリーナで除去されたトナーを
蓄積するために想像線で描かれた廃トナーボックス20
が手前側に設けられる。この廃トナーボックス20につ
いては後述する。
【0032】トナー補給装置7は、ほぼ円筒形状を有す
るトナーカートリッジ16と、トナーカートリッジの周
面に貼着されたカートリッジ仕様に関する情報を記録し
た判別ラベル(図示せず)を読みとるための光学センサ
40と、この判別ラベルを読みとりに先立ってクリーニ
ングするクリーニング部301とを備える。なお、判別
ラベルは、10〜20mmの幅を有し、トナーカートリッ
ジ16の回転方向に沿って貼着され、トナーカートリッ
ジ16が正規品であることの他、装填される機体の機種
や仕向先(販売先の国、地域、OEM先メーカ)、容器
の容量、トナーの材質・成分、カラー複写機やカラープ
リンタに用いられる場合は、トナーの色の情報等が例え
ばバーコードの形態で記録されたものである。
【0033】トナーカートリッジ16は、内周面に螺旋
形状の凸状部を有する(図示せず)が、この凸状部を形
成した結果、その表面には螺旋状の溝16aが現れてい
る。そして、トナーカートリッジ16は、後述するよう
に、回転駆動装置19により駆動されて時計回りA(第
2の回転方向)に回転することにより、内部のトナーを
先端部(機体前面から見て奥側の部分)へ移動させ、そ
の先端部に設けられたトナー補給孔17からトナーを排
出して現像器11内に供給する。
【0034】このトナー補給装置7の詳細な構成につい
て図3を参照しながら説明する。
【0035】図3(A)は、トナー補給装置7の略示斜
視図であり、トナーカートリッジ16が図示しないガイ
ドに沿って挿入されてトナー補給装置7内に装填された
状態を示す。
【0036】トナーカートリッジ16はほぼ円筒形状を
なしており、その先端部の周面にはトナー補給孔17が
設けられている。この先端部は、カートリッジの装填時
にトナー補給部18のホルダ18a内に押圧されること
により支持板18cに取り付けられた、駆動モータMお
よび減速のためのベルト駆動機構、歯車駆動機構を含む
回転駆動装装置19と連結される構造になっている。ま
た、トナー補給部18は補給されるトナーを現像器11
に導く案内部18bを有している。
【0037】図3(B)は図3(A)におけるホルダ1
8a、案内部18b、支持版18cを除去して駆動機構
をより明確に表した図である。ここには補給孔17から
排出されたトナーを一時的に保持し、案内部18bへ導
く搬送オーガ18dが示されている。
【0038】次にこのトナー補給装置の動作を述べる。
【0039】回転駆動装置19は、図示しない制御部か
らの指令を受けてトナーカートリッジ16を反時計方向
B(第1の回転方向)または時計方向Aに回転させる。
この回転動作により、トナーカートリッジ16に収納さ
れたトナーが攪拌される。この際、この時計方向の回転
により、トナーカートリッジ内の螺旋形状により、トナ
ーが攪拌されながら先端部のトナー補給孔17に向けて
移動する。
【0040】このトナー補給孔17から排出されたトナ
ーは一旦トナー補給部18の搬送オーガ18dに貯めら
れ、この搬送オーガ18dの駆動により搬送されたトナ
ーは案内部18bから現像器11に供給される。
【0041】図4は廃トナーボックス20の取付状態お
よびトナーカートリッジ16との関係を示す斜視図であ
り、複写機の正面側から見た様子を示す。
【0042】前述したトナーカートリッジ16の先端側
とは逆側の端部を貫通口により支持するフレーム30が
複写機本体の正面側に設けられており、このフレーム3
0を貫通して突出したトナーカートリッジ16の端部の
下に廃トナーボックス20が取り付けられている。
【0043】この廃トナーボックス20は全体として横
長の扁平な箱型を成しており、右端部分20aのみが前
述したクリーナ部12に近接するように高く形成され、
他の部分はトナーカートリッジ16と干渉しないような
高さに形成されている。右端部分20aの上面には開口
部20bが設けられ、この開口20部bには図2に示し
たクリーナ12のブレードで掻落とされたトナーが適当
な案内部(図示せず)により導かれ、廃トナーボックス
20に収納されるようになっている。
【0044】トナーカートリッジ16に対応する位置の
廃トナーボックス20の上面20cには、トナーカート
リッジの先端部の手前側に位置するように阻止板部材2
1が設けられている。廃トナーボックス20が取り付け
られた状態では、阻止板部材21がトナーカートリッジ
16の手前方向の動きを制限することから、廃トナーボ
ックス20を外すことなしにトナーカートリッジ16の
みを外したり交換したりすることは不可能となる。
【0045】図5は廃トナーボックス20内での廃トナ
ーの蓄積の様子を示している。前述したように廃トナー
の蓄積は開口部20bからの自然落下によるため、廃ト
ナーボックス内では廃トナーが順次蓄積されて行き、曲
線aで示されるような略円錐形状の堆積となる。
【0046】したがって、図5に示すように堆積形状の
上端が開口部20bの高さに近づくと全体としてはまだ
蓄積空間が残っているにもかかわらず、それ以上の廃ト
ナーの蓄積ができなくなっていた。
【0047】このため、従来はトナーの充填状況をモニ
タするため、発光素子22および受光素子23よりなる
センサを備え、このセンサにより廃トナーの堆積が所定
の高さを超えた場合にアラームを発生させ、オペレータ
が廃トナーボックス20を振る等して廃トナーの高さを
曲線bのように平坦化させ、あるいは廃トナーボックス
を交換した上で複写動作を続行させていた。
【0048】また、従来は廃トナーボックスの頻繁な交
換はしないとの前提に立っており、しかも前述したよう
な廃トナーの堆積が行われることから、大きな容量を必
要としており、このことが設計の自由度を低下させ、あ
るいは装置の小型化を妨げていた。
【0049】これに対し、本発明によればトナーカート
リッジと廃トナーボックスを同時交換することが原則と
なっており、保守部品としてもトナーカートリッジと廃
トナーボックスは対で供給される。
【0050】このような提供形態を採用することによ
り、ユーザは作業の煩雑さから、正規品でないトナーカ
ートリッジの使用を避けるようになり、正規品の使用率
を高めることができる。
【0051】この場合、廃トナーボックスの容量はトナ
ーカートリッジの容量の1/2とすることが望ましい。
このような容量であればトナーカートリッジが空になっ
た時点で廃トナーボックスを同時に交換することにより
効率的な運用が可能となる。
【0052】また、このような同時交換は、廃トナーボ
ックス内の廃トナー量検知を不要とするので、コストダ
ウンを図ることができる。
【0053】さらに、従来、固定型のトナーカートリッ
ジはトナーカートリッジと廃トナーボックスが一体化さ
れていた場合には図6(A)に示すように梱包容量が大
きかったが、上述した実施例のように回転型のトナーカ
ートリッジと廃トナーボックスを分離した上で同時交換
を行うようにした場合、図6(B)に示すように両者を
長手方向が一致するように配置して梱包を行うことがで
きるため、梱包容量を著しく減少させることができる。
この場合、廃トナーボックスをプラスチック等の可とう
性材料で形成し、トナーカートリッジが自由に動かない
ように規制する部分を設けることにより、トナーカート
リッジに対する梱包材の一部としても使用することがで
きる。
【0054】次に、以上のような構成におけるトナーカ
ートリッジの交換からトナーの補給までの動作について
詳述する。
【0055】まず、ユーザは、画像形成部80の前面に
設けられた開閉可能なフロントカバーを開き、前面に取
り付けられた廃トナーボックス20を取り外し、さらに
空のトナーカートリッジ16を取出す。
【0056】次に、ユーザは、すでに準備されている新
たなトナーカートリッジ16をトナー補給装置7に装着
し、対になっている新たな廃トナーボックス20を所定
位置に取付け、フロントカバーを閉じる。
【0057】複写機1は、新規のトナーカートリッジ1
6が装着された時点で、トナー補給動作に先立ち、装着
されたトナーカートリッジ16が正規品か否かを判別す
る。
【0058】具体的には、トナー補給部18の回転駆動
装置19によりトナーカートリッジ16を反時計回り
B、即ち、補給するときの回転方向Aとは逆の方向に2
回転以上回転させる。これにより、光学センサ40が判
別ラベルに記録されている情報を読取る。このとき、ト
ナーカートリッジ16に判別ラベルが貼着されていない
場合や、または貼着された判別ラベルに所望の仕様と異
なる情報が記録されている場合は、複写機1は、装着さ
れたトナーカートリッジ16が非正規品であると判断
し、複写機1を停止させる。
【0059】この非正規品であるとの判断結果は、ユー
ザに伝達されるようにコントロールパネルに表示しても
良いし、所定のサービスコードの入力によりサービス係
員にのみ引き出せるようにしても良い。また、通信回線
等を用いて複写機の稼働状態を遠隔管理できる場合は、
判断結果の情報をサービスセンタの管理コンピュータに
伝達して、サービス係員やユーザ担当の代理店、販売係
員に連絡することとしても良い。
【0060】なお、正規品でないトナーカートリッジ1
6は、その装着時にトナーカートリッジ16の前面で廃
トナーボックス20の阻止板部材21が干渉して取付不
能となることにより、あるいは廃トナーボックス20に
設けられた突起と契合すべき突起がトナーカートリッジ
に設けられずに廃トナーボックスの揺動ができなくなる
ことでも発見される。
【0061】クリーニング部301は、光学センサ40
の読み取り動作に先立って、判別ラベルの表面を清掃
し、その表面に付着したトナー、紙粉等の塵埃を除去す
る。
【0062】光学センサ40の読取りにより、判別ラベ
ルに記録された情報が仕様規格の条件と一致した場合
は、複写機1は、装着されたトナーカートリッジ16が
正規品であると判断し、上述の判別動作を終了させる。
【0063】次に、トナー補給装置7は、現像器11へ
のトナー補給に先立って、トナーカートリッジ16内の
トナーの攪拌動作を行う。即ち、回転駆動装置19によ
り、判別ラベル20が貼着された位置を中心としてトナ
ーカートリッジ16を時計方向Aおよび反時計方向Bに
それぞれ所定の角度だけ交互に回転させる。
【0064】このような揺動動作により、保存期間や保
存状態によってトナーがトナーカートリッジ16内で固
まってしまった場合に、この固まりを崩すことができる
ので、その後のトナー補給量を安定化させることができ
る。これにより、従来はユーザが装着前に行っていたト
ナーカートリッジ16攪拌作業が不要となり、ユーザの
作業負担を解消することができる。
【0065】この後、前述したトナーの補給動作が行わ
れる。
【0066】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限るものでなく、本発明の技
術的範囲を逸脱しない範囲で種々変形して利用すること
ができる。
【0067】例えば、上記実施例では廃トナーボックス
にトナーカートリッジの取り外しを阻止する阻止板部材
を設けているが、これに限られることはなく、両者が所
定の位置にあるとき、あるいは所定の組み合わせ態様と
なっているときのみトナーカートリッジの取り外しを可
能にするような構成を採用することができる。
【0068】また、上述の実施形態においては、デジタ
ル方式の複写機に用いられる場合について説明したが、
これに限ることなく、旧来のアナログ方式の複写機やレ
ーザプリンタ単体に用いても良い。複写機は、黒等の単
色カラー方式でもよいし、複数のカラートナーを用いる
カラー方式でもよい。また、デジタル複写機について
も、画像読取り部に代替してまたはこれと選択的に、S
CSI等のインタフェイスを介してパソコン、ミニコン
等のコンピュータから供給されるデータを画像信号とし
て取込むこととしても良い。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる画像形成
装置によれば、トナー除去装置で除去された廃トナーを
蓄積する廃トナー容器にトナー収納容器と特別の位置関
係にあるときのみ前記トナー収納容器の着脱を可能とす
る規制部材を備えているので、トナー収納容器の単独取
り外しを制限してトナー収納容器と廃トナー容器の同時
交換により、トナー残量の検知を不要とし、正規品の使
用を促すことができる。
【0070】また、本発明にかかる廃トナー容器は所定
位置に取り付けたときに、所定位置に取り付けられたト
ナー収納容器の取り外し方向への動きを阻止する規制部
材を備えているので、トナー残量の検知を不要とし、正
規品の使用を促し、かつ保守部品としての廃トナー容器
および廃トナー容器の包装を小さくすることができる。
【0071】さらに、本発明にかかるトナー収納容器
は、所定位置に取り付けた状態で、前記廃トナー容器に
設けられた部材により取り外し方向の動きが規制される
ようになっているので、トナー収納容器と廃トナー容器
の同時交換により、正規品の使用を促し、かつ保守部品
としての廃トナー容器および廃トナー容器の包装を小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトナー回収装置を備える複写機
の一例を示す概略図である。
【図2】図1に示す複写機の画像形成部の拡大図であ
る。
【図3】図1に示す複写機のトナー補給装置の主要部の
構成を示す略示斜視図である。
【図4】本発明にかかるトナー回収装置の主要部の構成
を示す略示斜視図である。
【図5】廃トナーボックス内での廃トナーの堆積の様子
を示す説明図である。
【図6】従来の一体型のトナーカートリッジと廃トナー
ボックスの梱包の様子および本発明によるトナーカート
リッジと廃トナーボックスの梱包の様子を示す透視図で
ある。
【符号の説明】
1 複写機 10 画像形成部 16 トナーカートリッジ 16b 突起 20 廃トナーボックス 21 阻止板部材 50 画像読取り部 60 画像保存部 70 レーザユニット 80 画像形成部 90 給紙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H034 CA05 CA08 2H071 BA13 BA27 DA08 DA13 EA04 2H077 AA02 AA03 AA33 BA01 DA15 GA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成された潜像にトナーを付着
    させて可視像を形成する現像装置と、 トナー収納容器に収納されたトナーを前記現像装置に対
    して補給するトナー補給装置と、 前記感光体ドラム上の可視像を転写紙に移行させた後に
    残存したトナーを除去するトナー除去装置と、 前記トナー除去装置で除去された廃トナーを蓄積する廃
    トナー容器とを備え、 前記廃トナー容器は、前記トナー収納容器と特別の位置
    関係にあるときのみ前記トナー収納容器の着脱を可能と
    する規制部材を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】感光体上に形成された潜像にトナーを付着
    させて可視像を形成する現像装置と、トナー収納容器に
    収納されたトナーを前記現像装置に対して補給するトナ
    ー補給装置と、前記感光体ドラム上の可視像を転写紙に
    移行させた後に残存したトナーを除去するトナー除去装
    置とを備えた画像形成装置に使用され、前記トナー除去
    装置で除去された廃トナーを蓄積する廃トナー容器であ
    って、 前記廃トナー容器は、所定位置に取り付けたときに、所
    定位置に取り付けられた前記トナー収納容器の取り外し
    方向への動きを阻止する規制部材を備えたことを特徴と
    する廃トナー容器。
  3. 【請求項3】感光体上に形成された潜像にトナーを付着
    させて可視像を形成する現像装置と、トナーを前記現像
    装置に対して補給するトナー補給装置と、前記感光体ド
    ラム上の可視像を転写紙に移行させた後に残存したトナ
    ーを除去するトナー除去装置と、前記トナー除去装置で
    除去された廃トナーを蓄積する廃トナー容器を備えた画
    像形成装置に使用され、前記トナー補給装置に対して補
    給されるトナーを収納するトナー収納容器であって、 所定位置に取り付けた状態で、前記廃トナー容器に設け
    られた部材により取り外し方向の動きが規制されること
    を特徴とするトナー収納容器。
  4. 【請求項4】トナーにより文字および絵を含む任意の画
    像を形成する画像形成装置に前記トナーを補給するトナ
    ー補給装置に用いられるトナー収納容器であって、 前記トナー補給装置に取り付けられた時に、前記画像形
    成装置における余分なトナーを蓄積する廃トナー容器に
    より単独取り外しが制限されることを特徴とするトナー
    収納容器。
JP2000082782A 2000-02-18 2000-03-23 画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器、廃トナー容器とともに用いられるトナー収納容器 Expired - Fee Related JP3306041B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/506919 2000-02-18
US09/506,919 US6308036B1 (en) 2000-02-18 2000-02-18 Image forming system with waste toner container and restraint member

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001228776A true JP2001228776A (ja) 2001-08-24
JP3306041B2 JP3306041B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=24016482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000082782A Expired - Fee Related JP3306041B2 (ja) 2000-02-18 2000-03-23 画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器、廃トナー容器とともに用いられるトナー収納容器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6308036B1 (ja)
JP (1) JP3306041B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013303A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2018005075A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6334037B1 (en) 2000-02-18 2001-12-25 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US6289182B1 (en) 2000-02-18 2001-09-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Method and apparatus for discriminating toner bottle types, stirring toner, and detecting the amount of remaining toner
US7085507B2 (en) * 2003-08-25 2006-08-01 Lexmark International, Inc. Method and apparatus to control waste toner collection in an image forming apparatus
US7197263B2 (en) * 2003-09-18 2007-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Developer storage device and image forming apparatus
US7205738B2 (en) * 2004-03-24 2007-04-17 Lexmark International, Inc. Method and apparatus for time-based dc motor commutation
US7257363B2 (en) * 2005-09-22 2007-08-14 Lexmark International, Inc. Device for moving toner within an image forming device
US20070264043A1 (en) * 2006-05-09 2007-11-15 Cartridge Corporation Of America, Inc. Imaging Cartridge Having a Displaceable Body
US9523947B2 (en) 2012-09-26 2016-12-20 Lexmark International, Inc. Time-based commutation method and system for controlling a fuser assembly
US8836747B2 (en) 2012-10-02 2014-09-16 Lexmark International, Inc. Motor control system and method for a laser scanning unit of an imaging apparatus
US9400473B1 (en) 2015-07-21 2016-07-26 Xerox Corporation Variable capacity paper tray

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3770338D1 (de) * 1986-06-06 1991-07-04 Sharp Kk Bilderzeugungsgeraet.
JP3244992B2 (ja) * 1994-03-15 2002-01-07 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP3273723B2 (ja) * 1995-05-23 2002-04-15 京セラミタ株式会社 画像形成装置のトナーカートリッジ
JP3411961B2 (ja) 1998-05-08 2003-06-03 シャープ株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013303A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2018005075A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6308036B1 (en) 2001-10-23
JP3306041B2 (ja) 2002-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4368356B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置のトナー容器離脱方法
JP3662568B2 (ja) トナー補給装置およびトナー補給方法
US7715765B2 (en) Detachable cartridge and image forming apparatus
JPH0820806B2 (ja) 現像装置のトナー空検知装置
JP3306041B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器、廃トナー容器とともに用いられるトナー収納容器
JP3406125B2 (ja) 画像形成装置
JP4322931B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US20100183341A1 (en) Developing device, developing method, and image forming apparatus
JP3274122B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の廃トナー容器およびこれとともに用いられるトナー収納容器
JPH06186844A (ja) 現像剤収納容器及び現像剤補給装置
CN102654741B (zh) 显影剂供给装置
AU2011202088A1 (en) Attaching and detaching body and image forming apparatus
JP3705364B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
JP4366045B2 (ja) プロセスユニット及び画像形成装置
JP2006171296A (ja) 電子写真画像形成装置、及び、現像剤供給装置
US7539439B2 (en) Image carrier toner unit and image forming apparatus
JP3340119B2 (ja) 現像剤補給装置
JP2004198768A (ja) 廃棄粉体回収装置、画像形成装置
JP2020148998A (ja) 画像形成装置
JP2004198789A (ja) 廃トナー回収装置、画像形成装置
JP2005208443A (ja) 画像形成装置
JP2976129B2 (ja) カラープロセスカートリッジ
JPH05289505A (ja) 電子写真装置
JP3182626B2 (ja) 画像形成装置
JP2006171199A (ja) 現像剤補給容器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees