JP2001183725A - フラッシュ装置 - Google Patents

フラッシュ装置

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JP2001183725A
JP2001183725A JP36729399A JP36729399A JP2001183725A JP 2001183725 A JP2001183725 A JP 2001183725A JP 36729399 A JP36729399 A JP 36729399A JP 36729399 A JP36729399 A JP 36729399A JP 2001183725 A JP2001183725 A JP 2001183725A
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JP
Japan
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charging
mode
flash
charging mode
switch
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JP36729399A
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Inventor
Makoto Kato
誠 加藤
Kazusane Kageyama
和実 陰山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性や機能の低下を招くことなく、フラッ
シュ充電の消費電力を削減することが可能なフラッシュ
装置を提供する。 【解決手段】 フラッシュの充電時間を短縮する第1の
充電モードと、フラッシュの充電による電池の消耗を少
なくする第2の充電モードと、前記充電モードの何れか
一方を選択する充電モード選択手段6と、該選択された
充電モードで充電を行うよう制御する充電制御手段14
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ装置に
関し、詳しくは、単体のフラッシュのみらなずフラッシ
ュ付きカメラのようにフラッシュを持った機器をも含む
フラッシュ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュ付きカメラでは、電池
の小型化により総容量が減少し、電池1本での撮影可能
本数が減少しており、撮影者の電池交換頻度が増えてい
る。カメラの積算消費電力の内分けでは、フラッシュ充
電に要する電力が最も多い。よって、フラッシュ充電の
消費電力を削減すれば、撮影可能本数が大きく増えるこ
とになる。
【0003】一方、フラッシュ充電の消費電力少なくす
る手段として、例えばメインコンデンサの容量を小さく
する方法などがあるが、フラッシュ光量が低下するの
で、フラッシュ光の到達範囲が狭くなり、性能上好まし
くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、操作性や機能の低下を
招くことなく、フラッシュ充電の消費電力を削減するこ
とが可能なフラッシュ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のフ
ラッシュ装置を提供する。
【0006】フラッシュ装置は、フラッシュの充電時間
を短縮する第1の充電モードと、フラッシュの充電によ
る電池の消耗を少なくする第2の充電モードと、前記充
電モードの何れか一方を選択する充電モード選択手段
と、該選択された充電モードで充電を行うよう制御する
充電制御手段とを備える。
【0007】上記構成によれば、フラッシュの充電によ
る電池の消耗よりも充電時間を短くすることを優先する
第1の充電モード、すなわち急速充電(クイック充電)
モードと、フラッシュの充電による電池の消耗を少なく
する第2の充電モード、すなわち節電(エコロジ充電)
モードとを、充電モード選択手段により選択することが
できる。
【0008】上記構成によれば、操作性や機能の低下を
招くときには第1の充電モードを選択し、それ以外のと
きには、第2の充電モードを選択することにより、操作
性と節電という相反する要求を満たすようにすることが
可能となる。
【0009】したがって、操作性や機能の低下を招くこ
となく、フラッシュ充電の消費電力を削減することが可
能である。
【0010】好ましくは、前記充電モード選択手段は、
手動操作部材である。
【0011】上記構成によれば、操作者は、マニュアル
操作により、自らの判断で第1の充電モードと第2の充
電モードとを切り替えることができる。
【0012】好ましくは、前記充電モード選択手段は、
フラッシュ装置のシーケンス又は周囲の状態に応じて、
自動的に前記第1又は第2の充電モードを選択する。
【0013】上記構成によれば、充電モードは、フラッ
シュ装置のシーケンス又は周囲の状態に応じて、自動的
に切り替わり、操作者の負担を無くすことができる。
【0014】具体例を挙げると、 (1) フラッシュ装置がフィルムカメラの場合、フィ
ルム給送中なら、第2の充電モードとする。 (2) フラッシュ装置がフラッシュ付きデジタルカメ
ラの場合、撮影画像をLCDに表示中なら、第2のモー
ドで充電する。 (3) フラッシュ装置がフラッシュ内蔵カメラの場
合、フラッシュ発光モードに応じて、充電モードを切り
替える。例えば、フラッシュ発光時には第1の充電モー
ド、フラッシュ非発光時には第2の充電モードとする。 (4) フラッシュのメインコンデンサの残電圧に応じ
て、充電モードを選択する。例えば、メインコンデンサ
の残電圧が低いときには、第1の充電モードを選択し、
残電圧が高いときには、第2の充電モードを選択する。 (5) フラッシュ装置がカメラの場合、速写モードな
ら第1の充電モードを選択するい。 (6) 赤目軽減モードなら、プリ発光のあとは第1の
充電モードとする。 (7) ACアダプタ使用時なら、第1の充電モードと
する。 (8) フィルム未装填なら、第2の充電モードとす
る。 (9) 周囲温度に応じて、充電モードを変更する。例
えば、低温時には、第1の充電モードとする。周囲が明
るいときには、第2の充電モードとし、暗いときには、
第1の充電モードとする。 (10) 電源電圧に応じて、充電モードを変更する。
例えば、電源電圧が低いときには、第1の充電モードと
する。
【0015】好ましくは、カメラのシーケンスに応じて
自動的に前記第1又は第2の充電モードを選択する、第
3の充電モードを備える。前記充電モード選択手段は、
前記第1、第2、又は第3の充電モードの何れか一つを
選択可能な手動操作部材を含む。
【0016】上記構成によれば、充電モード選択手段に
より第1又は第2の充電モードを設定することで、操作
者自身が自らの判断で第1又は第2の充電モードを選択
できる。また、充電モード選択手段により第3の充電モ
ードを手動で設定すれば、自動的に第1又は第2の充電
モードの何れか一方が選択され、操作者は充電モードの
設定をフラッシュ装置に任せることができる。
【0017】充電モードの切り替えは、種々の方法で実
現できる。例えば、充電モードにより、メインコンデン
サに充電する際の電圧レベルを切り替える。あるいは、
充電モードに応じて、充電に用いる発振トランスを選択
するようにしてもよい。
【0018】好ましくは、前記第1又は第2の充電モー
ドの切り替えは、発振トランスの周波数とデューティー
の少なくとも一方又は両方を切り替えることにより行
う。
【0019】上記構成によれば、比較的簡単な回路で、
充電モードを切り替えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
フラッシュ装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0021】まず、本発明の第1実施形態に係るフラッ
シュ装置であるフラッシュ付きカメラについて、図1〜
図12を参照しながら説明する。
【0022】図1のブロック図に示すように、フラッシ
ュ付きカメラは、大略、電池2と、メイン回路部10
と、充電回路部20と、メインコンデンサ24と、発光
回路部22と、キセノン管8と、スイッチ群4と、充電
モード選択スイッチ6と、モータ18とを備える。
【0023】電池2は、メイン回路部10および充電回
路部20に電源を供給する。メイン回路部10は、電池
電圧検知部12と、モータ制御部13と、充電制御部1
4と、フラッシュ充電検知部15と、フラッシュ発光制
御部16と、カメラ制御部17とを含む。
【0024】充電回路部20は、メイン回路10の制御
により、メインコンデンサ24の充電を行う。発光回路
部22は、メインコンデンサ24に充電した電荷をキセ
ノン管8で放電するように制御する。
【0025】スイッチ群4は、メインスイッチ、レリー
ズスイッチ、撮影モードスイッチ、フラッシュモードス
イッチ、接眼スイッチファインダ、グリップ検知スイッ
チを含む。スイッチ群4は、撮影者によって操作され
る。
【0026】充電モード選択スイッチ6は、フラッシュ
の充電モードを選択するためのスイッチである。充電モ
ードには、エコロジ充電モードと、クイック充電モード
と、自動切替モードとがある。エコロジ充電モードの選
択時には、常時、エコロジ充電を行う。クイック充電モ
ードの選択時は、常時、クイック充電を行う。自動切替
モードは、撮影者の操作、カメラの動作状況(シーケン
ス)などに応じて、エコロジ充電とクイック充電とを自
動的に切り替えて充電する。
【0027】モータ18は、フィルムの巻き上げ・巻き
戻しのフィルム給送、ズームおよびフォーカスのための
レンズ駆動、シャッターの駆動を行う。
【0028】次に、メインコンデンサ24の充電につい
て説明する。
【0029】メインコンデンサ24の充電は、図3の要
部回路図に示したように、他励式・フライバック充電回
路により行う。すなわち、電池2から電力は、DC/D
Cコンバータを介して、メインコンデンサ24に供給さ
れる。すなわち、電池2からの電流は、変圧器33の1
次側に流れ、2次側の電流がメインコンデンサ24に充
電される。1次側の電流は、スイッチング素子32でO
N/OFFを繰り返す。スイッチング素子32のON/
OFFは、メイン回路10の充電制御部14からの充電
制御信号により制御される。2次側の充電電圧を監視す
るため、充電電圧信号は、メイン回路のフラッシュ電圧
検知部15に入力される。
【0030】電流のON/OFFを繰り返す充電制御
は、図2に示すように、デューティーが異なる2つのモ
ードで行う。
【0031】エコロジ充電制御は、図2(a)のよう
に、相対的に低デューティーであり、低電流制御により
消費電力を抑えることができる。すなわち、電池からの
電流が小さく、各素子での発熱による損失を減らし、温
度上昇によるスイッチング素子のインピーダンスの増加
を防ぐことができ、充電効率がよくなり、電池の消耗を
少なくし、節電することができる。しかし、充電完了に
は、時間を要する。
【0032】クイック充電制御は、図2(b)のよう
に、相対的に高デューティーであり、高電流制御により
充電時間を短くし、充電を速くすることができる。しか
し、エコロジ充電制御に比べ、充電効率は低下し、電池
の消耗が大きくなる。
【0033】なお、充電制御は、スイッチング周波数を
切り替えることによって行ってもよい。
【0034】次に、充電モードの切り替えについて説明
する。
【0035】エコロジ充電とクイック充電は、前述のよ
うに一長一短があるので、このカメラでは、充電モード
選択スイッチ6により、撮影者自身の判断で、エコロジ
充電モード又はクイック充電モードを選択し、設定する
ことができる。さらに、充電モード選択スイッチ6によ
り、自動切替モードも設定できる。自動切替モード時に
は、エコロジ充電モード又はクイック充電モードはカメ
ラにより自動的に選択され、設定される。
【0036】自動切替モードにおいて、エコロジ充電制
御又はクイック充電制御の選択は、以下の(1)〜
(7)ようにカメラのシーケンスや周囲の状態に応じて
行い、これにより、充電効率をある程度保ちながら充電
を速くし、撮影時の操作感触を向上するようにしてい
る。
【0037】(1) 撮影者の撮影意思の有無により、
切り替える。
【0038】すなわち、撮影者に撮影意志があると判断
した場合にはクイック充電に切り替え、撮影者に撮影意
志がないと判断した場合にはエコロジ充電のままとす
る。
【0039】撮影意思は、スイッチ群4の操作により判
断する。例えば、メインスイッチのオン操作、レリーズ
スイッチの操作、ズームスイッチの操作、撮影モードス
イッチの操作、フラッシュモードスイッチの操作、接眼
検知とグリップ検知の両方入ったときのように、撮影に
関係するスイッチが操作されたときには、撮影意志有り
と判断する。
【0040】また、フィルム装填後にイニシャルロード
が完了したとき(このときには、メインスイッチはオン
である)にも、撮影意志有りと判断する。
【0041】一方、操作スイッチの操作がないときに
は、撮影意志無しと判断する。
【0042】また、レリーズ完了後、上記要因により撮
影意志があると判断されるまでは、エコロジ充電とす
る。
【0043】(2) フラッシュ撮影を行うかどうかで
切り替える。
【0044】すなわち、フラッシュの発光モードとして
発光禁止モードが選択されているとき、又は、測光結果
からフラッシュ発光が不要と判定したときには、エコロ
ジ充電とする。
【0045】一方、強制発光モード、若しくは発光状態
になる可能性のある撮影モードのとき、又は測光結果か
らフラッシュ発光が必要と判定したときには、クイック
充電とする。
【0046】(3) カメラ内の機構が動作中かどうか
で切り替える。
【0047】すなわち、メカ動作中(例えばズーム、フ
ィルム給送、フォーカスなど、モータ18が駆動中)に
は、メカ動作と並行して、エコロジ充電を行う。エコロ
ジ充電は、充電に要する電流を小さくしているので、メ
カ駆動モータ回転中も、充電が可能となる。
【0048】(4) 電池残量が充分かどうかで切り替
える。
【0049】すなわち、電池2のバッテリーチェックの
結果、電池電圧が規定電圧以下のときには、常時クイッ
ク充電する。これは、充電時間を短くすることを優先
し、操作性を確保するためである。エコロジ充電は低電
流駆動のため、電池電圧が低下すると充電時間の長秒化
が顕著となり、操作感触を損なう可能性が高いので、規
定電圧を下回った場合、常時、クイック充電を行う。
【0050】(5) フラッシュ発光後のメインコンデ
ンサ24の残り電圧により切り替える。
【0051】発光後のメインコンデンサ24の残り電圧
が規定値以上のときには、エコロジ充電とする。発光後
のメインコンデンサ24の残り電圧が規定値以下のとき
には、クイック充電とする。IGBTなどを用いたGN
O(ガイドナンバー)制御を行った場合、発光後のメイ
ンコンデンサ24の残り電圧が可変する。メインコンデ
ンサ24の残り電圧が高い場合、充電時間は比較的短く
て済むので、エコロジ充電を行ったとしても、撮影感触
を損なわせることはない。
【0052】(6) 連写モードで切り替える。
【0053】連写モード設定時には、クイック充電とす
る。連写モード設定時のレリーズ後の充電は、次のレリ
ーズの意志があるので、クイック充電を行う。
【0054】(7) 赤目発光・AF補助光用発光後の
追加充電で切り替える。
【0055】赤目発光・AF補助光用発光後の追加充電
時には、クイック充電とする。追加充電は時間が限定さ
れており、その間に充電完了させる必要があることか
ら、クイック充電を行う。
【0056】具体的には、図4〜図10のフローチャー
トに従い、充電モードを切り替える。
【0057】まず、基本的な動作について、図4のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0058】カメラのメインスイッチがオンになると
(#10)、充電モード選択スイッチ6の設定を判定す
る(#11)。
【0059】クイック充電モードが設定されていれば
(#20)、クイック充電制御を行う(#21)。エコ
ロジ充電モードが選択されていれば(#22)、エコロ
ジ充電制御を行う(#23)。
【0060】自動切替モードが選択されていれば(#1
2)、まず、クイック充電制御を行う(#13)。そし
て、レリーズスイッチが半押し(S1スイッチがオン)
であるか否かを判定する(#14)。レリーズスイッチ
が半押し(S1スイッチがオン)であれば(#14でO
N)、撮影意思があると判断し、クイック充電に切り替
える(#24)。
【0061】次に、ズームスイッチがオンであるか否か
を判定する(#15)。ズームスイッチがオンであれ
ば、エコロジ充電に切り替え(#25)、その後ズーム
スイッチがオフになれば、クイック充電に切り替える
(#26、#27)。ズーム中は電圧が下がるが、エコ
ロジ充電は可能である。
【0062】次に、撮影モードスイッチがオンであるか
否かを判定する(#16)。撮影モードスイッチがオン
であれば、連写モードであるか否かを判定し(#2
8)、連写モードでなければエコロジ充電制御を行い
(#30)、連写モードであればクイック充電制御を行
う(#29)。
【0063】次に、フラッシュモードスイッチがオンで
あるか否かを判定する(#17)。フラッシュモードス
イッチがオンであれば、発光禁止モードであるか否かを
判定し(#31)、発光禁止モードであればエコロジ充
電制御を行い(#33)、発光禁止モードでなければク
イック充電制御を行う(#32)。
【0064】次に、接眼検知スイッチがオンであるか否
かを判定する(#18)。接眼検知スイッチがオンであ
れば、グリップ検知スイッチがオンであるか否かを判定
し(#34)、グリップ検知スイッチがオンであればク
イック充電制御を行う(#35)。
【0065】次に、充電が完了したか否かを判定し(#
19)、充電が完了していなければ、#14に戻り、上
記ルーチンを繰り返す。
【0066】図6は、フラッシュモードの設定による充
電制御のフローチャートである。
【0067】フラッシュモードスイッチが操作される
と、設定されたフラッシュモードを判別する(#4
0)。
【0068】発光禁止モードであれば、充電を禁止する
(#44)。
【0069】強制発光モードであれば、クイック充電制
御を行う(#45)。
【0070】自動発光モードであれば、測光結果により
充電モードを切り替える。すなわち、測光を実行し(#
41)、フラッシュ発光が必要であるか否かを判定し
(#42)、発光が必要であればクイック充電制御を行
い(#43)、発光が必要でなければエコロジ充電制御
を行う(#46)。
【0071】図7は、レリーズ後の充電モード切り替え
のフローチャートである。
【0072】レリーズ後、フィルムの巻き上げが完了す
ると(#50)、設定されているフラッシュモードを判
別する(#51)。
【0073】発光禁止モードであれば、充電を禁止する
(#53)。
【0074】自動発光モード又は強制発光モードであれ
ば、エコロジ充電制御を行う(#52)。
【0075】図8は、バッテリーチェック結果による充
電モード切り替えのフローチャートである。
【0076】電池2のバッテリーチェックを行い(#6
0)、その結果を所定値と比較する(#61)。
【0077】電池電圧が所定値以上であれば、エコロジ
充電制御を行う(#63)。電池電圧が所定値以下であ
れば、クイック充電制御を行う(#63)。なお、電池
電圧が所定値と一致するときは、エコロジ充電制御又は
クイック充電制御の何れか一方のみを行う。
【0078】図9は、フラッシュ発光直後のメインコン
デンサ24の残り電圧による充電モード切り替えのフロ
ーチャートである。
【0079】フラッシュ発光後、フィルムの巻き上げが
完了すると(#70)、メインコンデンサ24の残り電
圧をチェックし(#71)、その結果を所定値と比較す
る(#72)。
【0080】メインコンデンサ24の残り電圧が所定値
以上であれば、エコロジ充電制御を行う(#74)。メ
インコンデンサ24の残り電圧が所定値以下であれば、
クイック充電制御を行う(#73)。なお、メインコン
デンサ24の残り電圧が所定値と一致するときは、エコ
ロジ充電制御又はクイック充電制御の何れか一方のみを
行う。
【0081】図10は、メカ駆動中の充電モード切り替
えのフローチャートである。
【0082】レリーズスイッチのオン(全押し)後(#
80)、フラッシュ充電が完了しているか否かを判定す
る(#81)。充電が完了していなければ、不足分の充
電は、以後、エコロジ充電制御で行う(#82)。そし
て、フォーカス駆動(#82)を行い、充電が不足して
いれば、そのメカ駆動中にエコロジ充電を行う。フォー
カス駆動後は、充電を禁止し(#84)、シャッタを駆
動して露出を行い(#85)、フィルムの巻き上げ(給
送)駆動を行う(#86)。
【0083】図11は、赤目軽減発光を行う場合のタイ
ミングチャートである。
【0084】本発光の前に、赤目発光およびつなぎ発光
を行う。赤目発光およびつなぎ発光の間では、充電が不
足すればクイック充電により追加充電を行う。赤目発光
およびつなぎ発光後、レリーズ動作開始時に本発光の充
電が不足した場合には、レリーズのためのフォーカス駆
動中にエコロジ充電を行い、少しでも追加充電を行い、
シャッタ駆動時には、充電を禁止する。
【0085】図12は、フラッシュからAF補助光を発
光する場合のタイミングチャートである。
【0086】AF補助光の発光時に充電が不足すれば、
クイック充電により追加充電を行う。AF補助光発光
後、レリーズ動作開始時に本発光の充電が不足した場合
には、レリーズのためのフォーカス駆動中にエコロジ充
電を行い、少しでも追加充電を行い、シャッタ駆動時に
は、充電を禁止する。
【0087】ところで、図14は、本発明の第1実施形
態の変形例であるデジタルカメラの背面図である。
【0088】デジタルカメラ60は、その前面にフラッ
シュ(図示せず)を有し、その背面には、充電モード選
択スイッチ62を有し、その設定位置64,66,68
により、エコロジ充電、クイック充電、自動切替の各モ
ードを選択することができるようになっている。
【0089】また、図13は、本発明の第2実施形態に
係る単体のフラッシュの斜視図である。
【0090】フラッシュ50は、カメラや三脚などに取
りつけて用いるが、その側面には、充電モード選択スイ
ッチ52を有し、その設定位置54,56,58によ
り、エコロジ充電、クイック充電、自動切替の各モード
を選択することができるようになっている。
【0091】以上に説明したように、複数の充電モード
(エコロジ充電、クイック充電)を、ユーザ-の選択・操
作・シーケンスに応じて、自動又は手動で切り替えるこ
とにより、充電に要する消費電力を削減でき、電池1本
当りの撮影可能本数を増やすことが可能となる。充電方
法を状況に応じて自動で切り替える場合、撮影者の操作
感触を損なわずに、充電が可能となる。
【0092】なお、本発明は上記実施各形態に限定され
るのもではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0093】実施例では、充電モード選択スイッチ6
は、エコロジ、クイック、自動切替の3パターンだが、
特にこれに限定されるものではない。例えば、エコロ
ジ、クイックの2パターンで、各パターンを半自動切替
えとしてもよい。つまり、エコロジ充電モードを選択し
た場合、基本はエコロジ充電を行い、撮影者の操作など
状況に応じてクイック充電に自動的に切り替えるように
してもよい。
【0094】また、自動切り替えの条件として、実施例
以外にも以下のことも可能である。・ACアダプタ電源
を使用しているときは、常時クイック充電を行う。・フ
ィルムが未装填の場合は、常時エコロジ充電を行う。
【0095】さらに、充電回路・制御方法も、実施例に
限定されるものではなく、例えば、充電効率を高めた充
電方法と、充電時間を高めた充電方法の組み合わせであ
れば、手段は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る銀塩カメラのブ
ロック図である。
【図2】 図1のカメラの充電制御のタイミングチャー
トである。
【図3】 図1のカメラの充電回路図である。
【図4】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図5】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図6】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図7】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図8】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図9】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図10】 充電モード切り替えのフローチャートであ
る。
【図11】 充電モード切り替えのタイミングチャート
である。
【図12】 充電モード切り替えのタイミングチャート
である。
【図13】 本発明の第2実施形態に係る単体のフラッ
シュの斜視図である。
【図14】 本発明の変形例のデジタルカメラの背面図
である。
【符号の説明】
2 電池 4 スイッチ群 6 充電モード選択スイッチ(充電モード選択手段) 8 キセノン管 10 メイン回路部 12 電池電圧検知部 13 モータ制御部 14 充電制御部(充電制御手段) 15 フラッシュ充電検知部 16 フラッシュ発光制御部 17 カメラ制御部 18 モータ 20 充電回路部 22 発光回路部 24 コンデンサ 50 フラッシュ(フラッシュ装置) 52 充電モード選択スイッチ(充電モード選択手段) 60 デジタルカメラ(フラッシュ装置) 62 充電モード選択スイッチ(充電モード選択手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュの充電時間を短縮する第1の
    充電モードと、 フラッシュの充電による電池の消耗を少なくする第2の
    充電モードと、 前記充電モードの何れか一方を選択する充電モード選択
    手段と、 該選択された充電モードで充電を行うよう制御する充電
    制御手段とを備えたことを特徴とする、フラッシュ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記充電モード選択手段は、手動操作部
    材であることを特徴とする、請求項1記載のフラッシュ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記充電モード選択手段は、フラッシュ
    装置のシーケンス又は周囲の状態に応じて、自動的に前
    記第1又は第2の充電モードを選択することを特徴とす
    る、請求項1に記載のフラッシュ装置。
  4. 【請求項4】 カメラのシーケンスに応じて自動的に前
    記第1又は第2の充電モードを選択する、第3の充電モ
    ードを備え、 前記充電モード選択手段は、前記第1、第2、又は第3
    の充電モードの何れか一つを選択可能な手動操作部材を
    含むことを特徴とする、請求項1に記載のフラッシュ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1又は第2の充電モードの切り替
    えは、発振トランスの周波数とデューティーの少なくと
    も一方又は両方を切り替えることにより行うことを特徴
    とする、請求項1に記載のフラッシュ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013016938A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Nikon Corp カメラ及びカメラ制御プログラム
KR101533281B1 (ko) * 2009-02-20 2015-07-02 삼성전자주식회사 디지털 촬영 장치 및 디지털 촬영 장치 제어 방법

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