JP2001309575A - 力メラ - Google Patents

力メラ

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JP2001309575A
JP2001309575A JP2000119992A JP2000119992A JP2001309575A JP 2001309575 A JP2001309575 A JP 2001309575A JP 2000119992 A JP2000119992 A JP 2000119992A JP 2000119992 A JP2000119992 A JP 2000119992A JP 2001309575 A JP2001309575 A JP 2001309575A
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JP
Japan
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camera
power
mode
energy
operating state
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JP2000119992A
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Osamu Nonaka
修 野中
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特別な付属品を必要としないで太陽エネルギー
を有効活用して撮影を行うことができるカメラを提供す
る。 【解決手段】主に太陽電池により電源エネルギーを供給
する第1の力メラ動作状態と、主に太陽電池以外によっ
て電源エネルギーを供給する第2のカメラ動作状態とを
有する力メラにおいて、力メラが第1のカメラ動作状態
にあるかあるいは第2のカメラ動作状態にあるかに応じ
てストロボの発光制御を切り替えるCPU1を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関し、特
に、主に太陽電池により電源エネルギーを供給する第1
の力メラ動作状態と、主に太陽電池以外によって電源エ
ネルギーを供給する第2のカメラ動作状態とを有する力
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】自然界に存在する太陽光をカメラのエネ
ルギー源として利用することは従来より行われている。
例えば特開平6−163965号公報には、太陽電池付
のカメラアダプタが開示されている。
【0003】カメラは様々なシーンの撮影において使用
されるが、電源が入手できない状況でも撮影を行ないた
い場合も多々ある。そこで、上記したような太陽電池を
利用可能なカメラを使用することになる。
【0004】しかし、カメラに用いられている太陽電池
は携帯可能であることを考慮して作られており、その容
量は大きなものではないので急速な充電を行うことは困
難である。そこで、特開平9−36409号公報では、
緊急時にカメラ内電池を急速に充電可能なカメラケース
を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平9−36409号公報ではカメラケースの構成
が複雑となり、カメラが高価になるとともに、電池をい
ちいちカメラケースと接続する必要がある等の煩わしさ
がある。
【0006】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、特別な付属品
を必要としないで太陽エネルギーを有効活用して撮影を
行うことができるカメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、主に太陽電池により電源エネルギ
ーを供給する第1の力メラ動作状態と、主に太陽電池以
外によって電源エネルギーを供給する第2のカメラ動作
状態とを有する力メラにおいて、上記力メラが上記第1
のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第2のカメラ動
作状態にあるかに応じてストロボの発光制御を切り替え
る切替手段を有する。
【0008】また、第2の発明は、主に太陽電池により
電源エネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、主
に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第2
の力メラ動作状態とを有する力メラにおいて、上記力メ
ラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第
2のカメラ動作状態にあるかに応じて表示制御を継続さ
せる時間またはリモコン信号受信待ち時間を切り替える
切替手段を有する。
【0009】また、第3の発明は、主に太陽電池により
電源エネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、主
に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第2
の力メラ動作状態とを有する力メラにおいて、上記力メ
ラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第
2のカメラ動作状態にあるかに応じてカメラのピント合
わせ制御の消費電流を切り替える切替手段を有する。
【0010】また、第4の発明は、主に太陽電池により
電源エネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、主
に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第2
のカメラ動作状態とを有する力メラにおいて、上記力メ
ラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第
2のカメラ動作状態にあるかに応じてカメラ要素の動作
或いは機能の制限または消費電流の低減を行なう切替手
段を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施形態に係る
カメラの概略を説明する。本実施形態では、充電の方法
だけでなく、電源エネルギーの消耗のしかたも制御し
て、より使いやすいカメラを提案することを目的として
いる。特開平11−66828号公報に開示されている
ように、AC電源と電池電源によってカメラシーケンス
を切り替える方法も知られているが、この公報では電源
の特性に合わせてVTRのシーケンスを切り替える旨が
記されているのみであり、太陽電池に関しては何の記載
もない。
【0012】そこで本実施形態では、主に太陽電池によ
り電源エネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、
AC電源等の、主に太陽電池以外によって電源エネルギ
ーを供給する第2のカメラ動作状態とを備え、カメラが
上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第2の
カメラ動作状態にあるかに応じて、カメラ要素の動作或
いは機能の制限または消費電流の低減を行うようにす
る。具体的には、力メラが上記第1のカメラ動作状態に
あるかあるいは上記第2のカメラ動作状態にあるかに応
じて、ストロボの発光制御判断を切り替えたり、表示制
御を継続させる時間、リモコン信号受信待ち時間、ピン
ト合わせ制御の消費電流、などの切り替えを行う。
【0013】これは、例えば太陽電池使用時には供給さ
れるエネルギー量はきわめて少ないながらも太陽光によ
って光エネルギーを補充しながらの撮影が可能なので、
ストロボ使用率や測距のポイント数に所定の制限を設け
てエネルギー消費をおさえ、太陽による補充電をできる
だけ早く終了させてユーザーに充電中の待ち時間の長さ
を極力感じさせないようにするためである。
【0014】図1は本発明の実施形態に係るカメラの内
部回路のブロック図であり、図2(a)、(b)、
(c)は本実施形態の作用を説明するための図である。
【0015】カメラ10の前面にはレンズ18を保護す
るためのバリア10aやストロボ発光部4aの他、太陽
電池パネル2が配置されている。この太陽電池パネル2
に入射した光は電気エネルギーに変換されて充電可能な
二次電池8に蓄積される。これによりAC無接点充電器
11がなくとも撮影用のエネルギー供給が可能となって
いる。
【0016】またカメラ外装上部にはレリーズスイッチ
3a、LCD表示部6の他、モード切替スイッチ3b等
が取り付けられている。
【0017】これらのスイッチはカメラのシーケンスコ
ントロールを司るワンチップマイコン等からなる切替手
段としての演算制御手段(CPU)1によってその入力
状態が検出される。CPU1は、ユーザーの操作を判定
して、オートフォーカス部(AF部)5、ストロボ発光
部4、表示部6、リモコン受信回路7等で構成される撮
影手段1bを制御する。
【0018】CPU1や撮影手段1bは上記充電可能な
二次電池8から、フィルタ回路12を介してエネルギー
供給され、ピント合せや露出制御等を行なう。また、リ
モコンモードがモードSW3bによって設定されていれ
ばリモコン送信器7aの出力光をリモコン受信回路7で
受信しCPU1は、その信号に応じて撮影開始を制御す
る。
【0019】また、こうしたモード設定の結果や、撮影
コマ数は図7に示すLCD表示部6に表示される。図7
において、23は撮影コマ数の表示を示し、25はスト
ロボ強制発光モードの表示を示し、リモコンモード設定
時は表示24が表示される。また赤ちゃん等を撮影する
ときのモードが設定されたときには表示26を表示す
る。
【0020】ユーザー20は撮影の状況に応じてこれら
の表示を見ながら撮影モードを選択する。例えば、逆光
などではストロボ強制発光モードを選択すれば、被写体
21に補助的に光が補われて顔が暗くならない撮影がで
きる。
【0021】この実施形態のカメラ10では図2(a)
に示すように、カメラ10がAC無接点充電器11の上
に転置されると、図1に示すブロック図の下部の回路に
より、AC無接点充電器11から、充電可能な二次電池
8に充電が行なわれる。すなわち、商用電源からのエネ
ルギーがAC無接点充電器11内のコイルにより磁気エ
ネルギーに変換された後、カメラ10内のコイルにより
電気エネルギーに変換される。この電気エネルギーは整
流手段17で安定化されて各電流源16a〜16cに供
給される。CPU1は、電池の充電状態に合わせてこの
電流源16a〜16cを切り替え制御して充電制御を行
う。電流源16aによりトランジスタ15がONした時
はAC充電中の判定がなされ、太陽電池パネル2が電界
効果トランジスタ14をONさせれば太陽充電中の判定
がCPU1によってなされる。
【0022】なお図1において、9aは商用電源を低い
電圧に変換するAC/ACコンバータであり、9bはA
C電圧をDC電圧に変換するAC/DCコンバータであ
る。
【0023】このような構成のカメラにおいては、主に
2つの使い方が考えられる。つまり、図2(b)のよう
に電源の供給を主にAC充電に依存し、室内で身近なも
のを撮影する場合と、図2(c)のように旅先での撮影
において電源の供給を主に太陽充電によりまかなう場合
である。
【0024】図2(b)の場合は、AC無接点充電器1
1上からカメラを外して撮影を行い、すぐにまた当該カ
メラをAC無接点充電器11上に戻すので、エネルギー
は常に十分な状態となる。この時、消費エネルギーは少
々多くとも、いろいろと便利な撮影が楽しめる方がよ
い。
【0025】しかし、図2(c)の場合は、少々機能が
制限されても省エネとして電池が長持ちする方がユーザ
ーには喜ばれる。高速のAC充電が簡単にはできない状
況だからである。太陽充電では、カメラ前面の太陽電池
のみでは充電量に限界があるので、消費エネルギーをで
きるだけ削減することにより、充電時間を短縮できるよ
うにしている。
【0026】図3は消費エネルギーをできるだけ削減す
ることを目的として消費電流の切り替えを行うときの処
理の流れを説明するためのフローチャートである。
【0027】ステップS1は、バリア開操作に伴うスイ
ッチ変化や、その他のスイッチ操作等によって、カメラ
が操作されたことを判定するステップであり、このタイ
ミングからステップS2で表示が開始され、同時にt1
のタイマカウントが開始される。
【0028】次にレリーズSWが操作されるとステップ
S3をYに分岐して、ステップS9,ステップS14の
撮影ステップへと移行するが、その前にステップS4で
カメラの使用状態が太陽電池を主電源とする使用状態
(太陽モード)であるか、AC電源を主とする使用状態
(AC電源モード、以下ACモード)であるかを判定
し、図2(b)に示すようにACモードであるならばス
テップS10に分岐し、図2(c)に示すように太陽充
電しか期待できない場合にはステップS5へと分岐す
る。
【0029】ステップS5に分岐した時、すなわち太陽
モード時は、ステップS10に分岐するACモード時と
比較して、測距ストロボ制御等の方法により種々の省エ
ネ対策を講じている。
【0030】例えば図4(a)に示すように画面30内
の複数のポイント(31a〜31c)を測距できるカメ
ラでは、一般にこれらの3点すべてを測距して、その結
果から最も近い被写体を選択し、当該選択された被写体
にピントを合わせることにより人物が真中にいなくても
正しいピント合せができるようになっているが、本実施
形態では太陽モード時は画面中央しか測距しないで図4
(b)に示すような1点測距を行うようにする。これに
よって、測距手段への通電時間が1/3となるので省エ
ネとなる。
【0031】このように画面内中央のみについてピント
合せを行っただけでもフォーカスロックや構図上の工夫
で正しいピントの写真撮影を行なうことは可能である。
このような差異を1点測距を行うステップS5と,3点
測距を行うステップS10として示している。
【0032】また、ストロボ発光について、最近のカメ
ラでは手ブレの発生を考慮して頻繁に発光制御を行うよ
うになっている場合が多いが、しっかりと三脚に固定し
たりホールディングを確実に行なうことで発光なしでも
撮影を行なうことは可能である。従って、ステップS
6,ステップS11の測光結果が同じであり、かつ露出
時のシャッタースピードTがステップS7,ステップS
12で同じであっても、ACモードでは光りやすく、太
陽モードでは光りにくくなるような制御を行う。
【0033】すなわち、ACモードではステップS13
でシャッタースピードTが0.1よりも大きいかどうか
を判断し、YESの場合にはストロボ撮影(ステップS
14)を実行し、NOの場合には通常撮影(ステップS
9)を実行する。また、太陽モードではステップS8で
シャッタースピードTが0.5よりも大きいかどうかを
判断し、YESの場合にはストロボ撮影(ステップS1
4)を実行し、NOの場合には通常撮影(ステップS
9)を実行する。
【0034】このように、ストロボの発光は多大なエネ
ルギーを要し、逆光など撮影時のカメラと被写体の向き
の調節で回避できることが十分可能であるので、太陽モ
ードでは、シャッタースピードがACモードと比較して
5倍以上遅くならないとストロボ撮影を行わないように
している。この場合、警告等により手ブレが起こりやす
いことをユーザーに知らせることが必要である。
【0035】さらに太陽モード時では撮影時に省エネを
行なう他、ステップS3をNに分岐して充電中か否かの
判断を行い(ステップS20)、充電中であればステッ
プS21で充電制御を行い、充電中でなければステップ
S50の表示シーケンスに入る。
【0036】この表示シーケンスではまずステップS3
0でリモコンモードが設定されているか否かを判断し、
リモコンモードが設定されている場合にはステップS3
1でリモコン待ち時間の限界値(リモコン信号が受信さ
れるまでの待機時間の限界時間)t2 のタイマカウント
を開始する。
【0037】次にステップS32に進んでACモードか
否かを判断するが、このときの判断結果によりリモコン
回路をOFFするタイミングを異ならせる。つまり、A
Cモードではパーティのようにカメラをセットしたまま
何度もリモコン撮影を行なうようなシーンが考えられる
ので限界時間を30分とする(ステップS34)。しか
し、太陽モード時はセルフタイマー的な用途に限定して
限界時間を5分に短縮し(ステップS33)、リモコン
回路への通電時間を1/6にする省エネを行っている。
【0038】ACモード時にt2が30分を越えたと
き、あるいは太陽モード時にt2が5分を越えたときに
はステップS35においてリモコン回路をOFFして省
エネモードに入る。
【0039】また本実施形態では、ACモードか否かに
応じて表示制御を行う。すなわち、ステップS30の判
断がNOの場合にはステップS40でACモードか否か
を判断し、このときの判断結果により表示をOFFする
タイミングを異ならせる。
【0040】つまり、ステップS40の判断がNO、す
なわち太陽モードである場合には表示を継続すべき時間
t1の判断基準を1分とし(ステップS42)、ステッ
プS40の判断がYES、すなわちACモードである場
合には表示を継続すべき時間t1の判断基準を4分とす
る(ステップS41)。
【0041】ACモード時にt1が4分を越えたとき、
あるいは太陽モード時にt2が1分を越えたときにはス
テップS43において表示をOFFして省エネモードに
入る。このように表示継続時間についてもリモコン待機
時間と同様に駆動時間短縮の制御を行うことにより省エ
ネを行っている。
【0042】また、ズームレンズ付カメラの場合は、最
近のコンパクトカメラではズーミングも電動で制御する
場合が多く、ズーム用モーターで電力を消費するので後
述する図5のメインシーケンスのステップS64にて太
陽モードかACモードかを判定し、太陽モードではズー
ミングを禁止するようにしてもよい。
【0043】すなわち図5において、まずステップS6
0で撮影か否かを判断し、YESの場合には撮影を実行
(ステップS61)してリターンし、NOの場合にはス
テップS62に進んで表示シーケンスを実行する。次に
ステップS63でズームが指定されたかどうかを判断
し、YESの場合には次のステップS64でACモード
かどうかを判断する。ここでYESの場合にはステップ
S65に進んでズーミング動作を実行する。
【0044】また、ステップS63またはステップS6
4の判断がNO、あるいはステップS65の実行後はス
テップS60に戻る。
【0045】上記ステップからわかるように、ここでは
ズームが指定された場合でもACモードでない場合には
ズーミングを行わないようにしている。ズーミングがで
きなくとも、ユーザが被写体に近づいたり遠ざかったり
して、構図を切り換えることは可能なので、電池のエネ
ルギーが減少している場合は、ここまで仕様に制限を加
えても全く写真がとれなくなってしまうよりは、ユーザ
ーに与える不都合は小さくてすむ。
【0046】太陽モードとACモードの切り替えはユー
ザーがモードスイッチ操作によって、例えば図7の表示
27に基づいて手動選択できるようにしてもよいし、以
下に図6を参照して説明するように自動切り替えとして
もよい。
【0047】図6のフローは太陽モードとACモードと
で自動切り替えを行うときの処理の詳細を説明するため
のフローチャートである。
【0048】まず、ステップS70で撮影モードか設定
されたかどうかを判断し、YESの場合にはステップS
80に進んで撮影モードを実行した後、リターンする。
【0049】また、ステップS70の判断がNOの場合
にはステップS71に進んでAC充電中か否かを判断す
る。ここでYESの場合にはステップS72で充電終了
でないことを確認してステップS73の充電制御を行な
う。また、ステップS72でAC充電が完了したことが
検出された場合にはステップS74に進んでt3 のタイ
マカウントを開始する。
【0050】ステップS71の判断がNOの場合あるい
は、ステップS73またはステップS74の実行の後は
表示制御(ステップS75)を行い、次に上記タイマカ
ウント(t3)が24時間以上経過したかどうかを判定
する(ステップS76)。ここでYESであればステッ
プS77に進んでACモードから太陽モードに切り換わ
り、NOの場合にはステップS78でACモードとな
る。
【0051】また、タイマカウントt3の時間ではな
く、太陽充電が行われることによりトランジスタ14が
ONされたことを検出して太陽モードに切り替えるよう
にしてもよい。
【0052】以上、太陽電池を主電源とする太陽モード
時に撮影時の消費エネルギーを小さくするための種々の
方法を提案した。これによって太陽充電を早く完了させ
る事ができ、ユーザーが電源を気にする事なく使用でき
る使いやすい全自動カメラを提供することができる。
【0053】以上の実施形態では、AC充電と太陽電池
充電の切り換えができるカメラについて説明したが、図
8のように、カメラの電池ブタ10bを開けて1次電池
8bと、二次電池8aをコンパチブルに使えるカメラで
も、本発明の考え方を適用することができる。つまり、
図9に示すようにレリーズ(ステップS100)の後、
1次電池使用かどうかを確認した後(ステップS10
1)、一時電池使用時は、簡単な作業である電池交換を
行ないながら撮影をすればよいので従来のカメラと同様
に通常撮影し(ステップS102)、一時電池の使用時
以外はカメラ使用時又はカメラ使用前に時間がかかる充
電動作を伴うので、消費電流を押さえた省エネ撮影を行
なうようにする(ステップS103)。このような方法
によって、二次電池を使いながら頻繁に充電を行わなく
とも撮影を楽しむことが可能になる。
【0054】上記した実施形態によれば、太陽電池を用
いて半永久的なエネルギー供給を可能とし、なおかつ、
その出力電流に応じてカメラ機能に制限を加えて消費電
力を低減させたので、エネルギーの入力(充電)と出力
(消費)のバランスがとれ、電源のエネルギー状態を気
にせず長時間の撮影が可能となるカメラを提供すること
ができる。
【0055】上記した具体的実施形態から以下のような
構成の発明を抽出することが可能である。
【0056】[付記項1] 主に太陽電池により電源エ
ネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、主に太陽
電池以外によって電源エネルギーを供給する第2のカメ
ラ動作状態と、を有するカメラにおいて、上記力メラが
上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第2の
カメラ動作状態にあるかに応じてストロボの発光制御判
断を切り替える切替手段を有することを特徴とするカメ
ラ。
【0057】[付記項2] 上記切替手段は、上記第1
のカメラ動作状態である場合にストロボ発光し難いよう
にストロボの発光制御判断を切り替え、上記第2の力メ
ラ動作状態である場合にストロボ発光し易いようにスト
ロボの発光制御判断を切り替えることを特徴とする付記
項l記載の力メラ。
【0058】[付記項3] 主に太陽電池により電源エ
ネルギーを供給する第1の力メラ動作状態と、主に太陽
電池以外によって電源エネルギーを供給する第2のカメ
ラ動作状態と、を有する力メラにおいて、上記力メラが
上記第1のカメラ動作状態にあるかあるいは上記第2の
カメラ動作状態にあるかに応じて表示制御を継続させる
時間またはリモコン信号受信待ち時間を切り替える切替
手段を有することを特徴とするカメラ。
【0059】[付記項4] 上記切替手段は、上記第1
のカメラ動作状態である場合に所定時間よりも継続させ
ないように表示制御を切り替え、上記第2のカメラ状態
である場合に所定時間よりも継続させるように表示制御
を切り替えることを特徴とする付記項3記載のカメラ。
【0060】[付記項5] 上記切替手段は、上記第1
のカメラ動作状態である場合にリモコン受信待ち時間を
短くし、上記第2のカメラ動作状態である場合にリモコ
ン受信待ち時間を長くすることを特徴とする付記項3記
載の力メラ。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、特別な付属品を必要と
しないで太陽エネルギーを有効活用して撮影を行うこと
ができるカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカメラの内部回路のブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施形態の作用を説明するための図で
ある。
【図3】消費エネルギーをできるだけ削減することを目
的として消費電流の切り替えを行うときの処理の詳細を
説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明を多点及び一点測距に適用した例を説明
するための図である。
【図5】太陽モードではズーミングを禁止する処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図6】太陽モードとACモードとで自動切り替えを行
うときの処理の詳細を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】LCD表示部6の表示例を示す図である。
【図8】本発明を1次電池8bと二次電池8aとのコン
パチブルなカメラに適用した実施形態を説明するための
図である。
【図9】一時電池の使用時かどうかにより異なる撮影方
法を行うための手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 演算制御手段(CPU) 1b 撮影手段 2 太陽電池パネル 3a レリーズスイッチ 3b 切替スイッチ 4a ストロボ発光部 5 オートフォーカス手段 6 LCD表示部 7 リモコン受信回路 7a リモコン送信器 8 充電可能な二次電池 10 カメラ 10a バリア 11 AC無接点充電器 12 フィルタ回路 14 電界効果トランジスタ 15 トランジスタ 16a〜16c 各電流源 17 整流手段 18 レンズ 20 ユーザー 21 被写体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/00 G03B 17/02 2H100 17/18 Z 2H102 17/02 H01M 10/44 P 5G003 17/18 G02B 7/11 N 5H030 // H01M 10/44 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 HA06 2H011 AA01 DA00 2H020 MA01 MC58 2H051 DA02 DA07 GB09 2H053 BA01 2H100 FF05 2H102 AB01 5G003 AA01 AA06 DA04 DA17 DA18 GA01 GB08 GC05 5H030 AA08 AS11 BB22 BB23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に太陽電池により電源エネルギーを供
    給する第1の力メラ動作状態と、 主に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第
    2のカメラ動作状態と、を有する力メラにおいて、 上記力メラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるい
    は上記第2のカメラ動作状態にあるかに応じてストロボ
    の発光制御を切り替える切替手段を有することを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 主に太陽電池により電源エネルギーを供
    給する第1の力メラ動作状態と、 主に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第
    2の力メラ動作状態と、を有する力メラにおいて、 上記力メラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるい
    は上記第2のカメラ動作状態にあるかに応じて表示制御
    を継続させる時間またはリモコン信号受信待ち時間を切
    り替える切替手段を有することを特徴とする力メラ。
  3. 【請求項3】 主に太陽電池により電源エネルギーを供
    給する第1の力メラ動作状態と、 主に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第
    2の力メラ動作状態と、を有する力メラにおいて、 上記力メラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるい
    は上記第2のカメラ動作状態にあるかに応じてカメラの
    ピント合わせ制御の消費電流を切り替える切替手段を有
    することを特徴とする力メラ。
  4. 【請求項4】 主に太陽電池により電源エネルギーを供
    給する第1の力メラ動作状態と、 主に太陽電池以外によって電源エネルギーを供給する第
    2のカメラ動作状態と、を有する力メラにおいて、 上記力メラが上記第1のカメラ動作状態にあるかあるい
    は上記第2のカメラ動作状態にあるかに応じてカメラ要
    素の動作或いは機能の制限または消費電流の低減を行な
    う切替手段を有することを特徴とする力メラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110456590A (zh) * 2019-07-29 2019-11-15 努比亚技术有限公司 供电方法、闪光灯、移动终端及计算机可读存储介质

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