JP4078197B2 - 電子カメラシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子カメラでは白い被写体を白く再現するようにホワイトバランスの調整をしている。ホワイトバランスは、一般に使用されるレンズの分光特性のうち最も標準的なレンズの分光特性を設定して、該設定された分光特性と、被写体からの光によって得られる電子カメラの赤信号回路の利得と青信号回路の利得を、緑信号を基準として制御して行う。
【0003】
また、ホワイトバランスには、オートホワイトバランス方式と、マニュアルホワイトバランス方式とがある。
【0004】
オートホワイトバランス方式では、撮影環境の色合い(色温度)を計測する必要がある。オートホワイトバランス方式では、外測センサー方式とTTL(Through The Lens)方式とがあり、外測センサー方式は外光の色を測定して得られるデータを用いてホワイトバランスの調整を行うもので、TTL方式は撮像センサーの出力信号から外光の色を算出し、そのデータを用いてホワイトバランスの調整を行うものである。
【0005】
マニュアルホワイトバランス方式では、撮影環境の光源の種類(例えば太陽光、電球、蛍光灯など)を撮影者が判断し、スイッチなどの光源選択手段により光源の種類を選択する。この光源の選択に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている光源固有の固定ゲインに設定される。または、撮影者が撮影環境の色合い(色温度)を測定し、色温度入力手段により撮影環境の色温度を入力する。撮影者の色温度の入力に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている色温度固有の固定ゲインに設定される。
しかしながら、従来のレンズ交換可能な電子カメラでは、使用レンズにより分光特性が異なるので、標準的なレンズの分光特性を設定して被写体からの色温度情報によりホワイトバランスを調整しても、実際に使用する交換レンズによっては、前記標準的なレンズとは分光特性が大きく異なり、同じ被写体でもホワイトバランスの調整が正確にできないという問題があった。
【0006】
これに対し、カメラ本体に対して交換可能な撮影レンズユニットに、該交換レンズの分光特性に相応した色温度補正情報を予め記憶させておき、撮影の際に前記色温度補正情報を元にホワイトバランス調整を行うことにより、良好なホワイトバランス調整が可能なレンズ交換可能なビデオカメラおよび交換レンズが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特公平7−83481号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来方式では以下のような不都合を生じていた。
【0009】
上記特公平7−83481号公報に示される技術では、交換可能な撮影レンズユニットに該撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を予め記憶していることにより、良好なホワイトバランス調整が可能であるが、これは、撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を記憶可能な交換レンズにのみ適用されるものであり、撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を記憶不可能な撮影レンズユニットが装着された場合には、良好なホワイトバランス調整を行うことが困難である。
【0010】
また、撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正情報を記憶可能な交換レンズにおいて、交換可能な撮影レンズユニットに出荷時に予めある所定の条件下における該撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正データを記憶しているだけであり、撮影者は、予め記憶された色温度補正データを使用した撮影を行うことはできるが、任意に様々な条件下における該撮影レンズユニットの分光特性に相応した正確な色温度補正データの作成を行うことまでは難しい。
【0011】
本発明は上述のような問題点を排除し、どのような交換レンズを使用しても良好なホワイトバランス調整が行えるレンズ交換可能な電子カメラシステムを提供し、また、撮影者が任意に該撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正データの作成を行うことが可能な電子カメラシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記の技術的構成により前記目的を達成できたものである。
【0013】
(1)交換可能な撮影レンズユニットと、前記撮影レンズユニットを透過して結像された被写体像を光電変換する撮像素子を有する電子カメラシステムにおいて、
前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いてホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、
前記撮影レンズユニットを通して撮像素子から得た信号からのデータを用いてホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
前記第1のホワイトバランス算出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス算出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記撮影レンズユニット固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データによってホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段と、
前記色温度補正データを記憶する色温度補正データ記憶手段とを備えたことを特徴とする電子カメラシステム。
【0014】
(2)前記色温度補正データ記憶手段は、複数の交換可能な撮影レンズユニット固有の色温度補正データを格納することを特徴とする前記(1)項に記載の電子カメラシステム。
【0015】
(3)前記色温度補正データ算出手段は、前記交換可能な撮影レンズユニットよりレンズ情報を取得し、色温度補正データに撮影レンズユニットのレンズ情報を添付する事を特徴とする前記(1)項に記載の電子カメラシステム。
【0016】
(4)前記色温度補正データをホワイトバランス制御に使用するか否かを選択可能な色温度補正データ使用選択手段を備えたことを特徴とする前記(1)項に記載の電子カメラシステム。
【0017】
(5)前記色温度補正データを撮影された画像に添付する画像情報記録手段を備えたことを特徴とする前記(1)項に記載の電子カメラシステム。
【0018】
(6)電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが前記色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする前記(1)項に記載の電子カメラシステム。
【0019】
(7)前記色温度補正データ使用選択手段によって前記色温度補正データを使用することを選択され、色温度補正データ記憶手段に電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする前記(4)項に記載の電子カメラシステム。
【0020】
(8)色温度補正データ記憶手段を備えた交換可能な撮影レンズユニットと、前記撮影レンズユニットを透過して結像された被写体像を光電変換する撮像素子を有する電子カメラシステムであって、
撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いてホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、前記撮影レンズユニットを通して撮像素子から得た信号からのデータを用いてホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
前記第1のホワイトバランス算出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス算出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記撮影レンズユニット固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データによってホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを備え、
前記色温度補正データは、前記色温度補正データ記憶手段に記憶されることを特徴とする電子カメラシステム。
【0021】
(9)前記色温度補正データをホワイトバランス制御に使用するか否かを選択可能な色温度補正データ使用選択手段を備えたことを特徴とする前記(8)項に記載の電子カメラシステム。
【0022】
(10)電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが前記色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする前記(8)項に記載の電子カメラシステム。
【0023】
(11)前記色温度補正データ使用選択手段によって前記色温度補正データを使用することを選択され、電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする前記(9)項に記載の電子カメラシステム。
【0024】
なお、前記(3)項のレンズ情報とは、例えば固有の番号等の識別情報や管理情報といったものである。
【0025】
前記(1)項の構成により、撮影者は電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニット固有の分光特性に相応する色温度補正データの作成が可能となり、どのような撮影レンズユニットが電子カメラに装着されても、撮影者が作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを使用することによって、良好なホワイトバランス調整が可能となる。また、作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを電子カメラに保存しておくことが可能となる。
【0026】
前記(2)項の構成により、撮影時に電子カメラに装着されている撮影レンズユニット以外の撮影レンズユニット固有の色温度補正データを電子カメラに保存しておくことが可能となる。
【0027】
前記(3)項の構成により、色温度補正データ算出手段によって得られた交換可能な撮影レンズユニット固有の色温度補正データが、どの撮影レンズユニットの色温度補正データかを容易に識別することが可能となる。
【0028】
前記(4)項の構成によって、装着された撮影レンズユニット固有の色温度補正データを撮影に使用するか否かを選択することが可能となる。
【0029】
前記(5)項の構成によって、撮影した画像に撮影で使用した交換可能な撮影レンズユニット固有の色温度補正データを画像情報として添付することが可能となる。
【0030】
前記(6)項の構成によって、装着された撮影レンズユニット固有の色温度補正データが電子カメラに記憶されていなかった場合には、撮影者に警告することが可能となる。
【0031】
前記(7)項の構成によって、撮影者が色温度補正データを使用した撮影モードを選択したにもかかわらず、電子カメラに装着された撮影レンズユニットの色温度補正データが電子カメラに記憶されていなかった場合に、撮影者に前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告することが可能となる。
【0032】
前記(8)項の構成により、撮影者は電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニット固有の分光特性に相応する色温度補正データの作成が可能となり、どのような撮影レンズユニットが電子カメラに装着されても、撮影者が作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを使用することによって、良好なホワイトバランス調整が可能となる。また、作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを撮影レンズユニットに保存しておくことが可能となる。
【0033】
前記(9)項の構成によって、装着された撮影レンズユニット固有の色温度補正データを撮影に使用するか否かを選択することが可能となる。
【0034】
前記(10)項の構成によって、装着された交換可能な撮影レンズユニットに色温度補正データがなかった場合には、撮影者に警告することが可能となる。
【0035】
前記(11)項の構成によって、撮影者が色温度補正データを使用した撮影モードを選択したにもかかわらず、装着された撮影レンズユニットに色温度補正データが記憶されていなかった場合に、撮影者に前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0037】
(第一の実施例)
まず、図1〜図5を用いて、第一の実施例について説明する。
【0038】
図1は本発明の概略図を示したものである。
【0039】
100は電子カメラ本体である。
【0040】
151は測色センサーで、外光の色温度を測定する。
【0041】
300は、交換可能な撮影レンズユニット(以下、レンズユニットともいう。)である。
【0042】
図2は本発明の第一の実施例を示したブロック図である。
【0043】
図2において、12は、撮像素子14への露光量を制御するためのシャッター、14は、光学像を電気信号に変換する撮像素子である。
【0044】
レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、シャッター12を介して導き、光学像として撮像素子14上に結像することが出来る。
【0045】
130、132はミラーで、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファインダー104に導くことが出来る。
【0046】
なお、ミラー130は、クイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでも構わない。
【0047】
16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0048】
18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
【0049】
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0050】
また、画像処理回路20は、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュ調光)処理を行うことが出来る。
【0051】
さらに、画像処理回路20は、ホワイトバランス制御回路156より得られた演算結果に基づいてWB(ホワイトバランス)処理も行っている。
【0052】
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
【0053】
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0054】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28は、TFT・LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
【0055】
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
【0056】
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には電子カメラ本体100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
【0057】
30は、撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
【0058】
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
【0059】
また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0060】
32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
【0061】
40は、測光手段46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御手段340と連携しながら、シャッター12を制御するシャッター制御手段である。
【0062】
42は、AF(オートフォーカス)処理を行うための測距手段であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130そして不図示の測距用サブミラーを介して、測距手段42に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することが出来る。
【0063】
46は、AE(自動露出)処理を行うための測光手段であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132そして不図示の測光用レンズを介して、測光手段46に入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定することが出来る。
【0064】
また、測光手段46は、フラッシュ48と連携することによりEF(フラッシュ調光)処理機能も有するものである。
【0065】
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0066】
なお、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50がシャッター制御手段40、絞り制御手段340、測距制御手段342に対して制御を行う、ビデオTTL方式を用いて露出制御及びAF(オートフォーカス)制御をすることも可能である。
【0067】
さらに、測距手段42による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いてAF(オートフォーカス)制御を行っても構わない。
【0068】
そして、測光手段46による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて露出制御を行っても構わない。
【0069】
50は、画像情報記録手段である電子カメラ本体100全体を制御するシステム制御回路、52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
【0070】
システム制御回路50は、色温度補正データを撮影された画像に添付することもできる。
【0071】
54は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、電子カメラ本体100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
【0072】
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
【0073】
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
【0074】
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。
【0075】
さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等がある。
【0076】
そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0077】
56は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0078】
60、62、64、66、68、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0079】
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
【0080】
60はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することが出来る。
【0081】
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、WB(ホワイトバランス)処理、EF(フラッシュ調光)処理等の動作開始を指示する。
【0082】
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0083】
66は色温度補正データ登録スイッチで、色温度補正データ算出回路155によって装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを算出するための撮影シーケンスの開始を指示する。
【0084】
68は、色温度補正データ使用選択手段である色温度補正モードスイッチで、色温度補正データ算出回路155によって算出される装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影を指示する。
【0085】
70は色温度補正データ選択スイッチで、色温度補正データ記憶手段157に格納されている複数の色温度補正データから、任意の色温度補正データを選択する。
【0086】
72はホワイトバランス選択スイッチで、外光の色を測定して得られる色温度データを用いる外測センサー方式と、撮像センサーの出力信号から外光の色を算出し、その色温度データを用いるTTL方式によってホワイトバランスの調整を行うオートホワイトバランスと、撮影環境の光源の種類(例えば太陽光、電球、蛍光灯など)を撮影者が判断し、光源選択手段(不図示)により光源の種類を選択し、または撮影者が撮影環境の色合い(色温度)を測定し、色温度入力手段により電子カメラに撮影環境の色温度を入力し、この光源の選択や色温度の入力に応じて赤信号回路の利得と青信号回路の利得とが、予め設定されている光源および色温度固有の固定ゲインに設定されるマニュアルホワイトバランスとを選択する。
【0087】
74は、各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することが出来る再生スイッチ、シャッタースイッチSW1を押したならばオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードとシャッタースイッチSW1を押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定することが出来るAFモード設定スイッチ等がある。
【0088】
また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
【0089】
76は電源スイッチで、電子カメラ本体100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、電子カメラ本体100に接続されたレンズユニット300、不図示の外部ストロボ、記録媒体200、210等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
【0090】
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
【0091】
82はコネクタ、84はコネクタ、86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
【0092】
90及び94は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98は、コネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0093】
なお、本実施例では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
【0094】
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0095】
さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
【0096】
104は光学ファインダーであり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132を介して導き、光学像として結像表示することが出来る。これにより、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダー104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
【0097】
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0098】
112は、通信手段110により電子カメラ本体100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
【0099】
120は、レンズマウント106内において、電子カメラ本体100をレンズユニット300と接続するためのインターフェース、122は、電子カメラ本体100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタ、124は、レンズマウント106及び或いはコネクタ122にレンズユニット300が装着されているか否かを検知するレンズ着脱検知手段である。
【0100】
コネクタ122は、電子カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
【0101】
測色センサー151は、撮影した画像のホワイトバランスを調整するために外光色を測色する。
【0102】
152は、測色センサー151のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0103】
153は、第1のホワイトバランス算出手段である外測ホワイトバランス算出回路で、ホワイトバランス用A/D回路56からの出力を受けて第1のホワイトバランス制御信号として外光の色温度(外測色温度)を算出する。
【0104】
154は、第2のホワイトバランス算出手段である内測ホワイトバランス算出回路で、TTL方式により撮像した画像データを用いて第2のホワイトバランス制御信号として色温度(内測色温度)を算出する。
【0105】
155は、色温度補正データ算出手段である色温度補正データ算出回路で、外測ホワイトバランス算出回路153で算出された外測色温度と内測ホワイトバランス算出回路154で算出された内測色温度とを比較して、装着されているレンズユニット300固有の分光特性に相応する色温度補正データを算出する。
【0106】
156は、ホワイトバランス制御手段であるホワイトバランス制御回路で、撮影者の光源選択や色温度入力に応じて予め設定されたホワイトバランス調整のゲインと、外測ホワイトバランス算出回路153によって算出された外測色温度と、内測ホワイトバランス算出回路154によって算出された内測色温度と、色温度補正データ算出回路155によって算出された色温度補正データ等によって、画像処理回路20がホワイトバランスの処理をするのに必要なホワイトバランス補正データを算出する。
【0107】
157は色温度補正データ記憶手段で、装着されているレンズユニット300固有の色温度補正データとレンズユニット300の色温度補正データに対応するレンズユニット300の各種レンズ情報を複数記憶する。
【0108】
158は、色温度補正データ使用警告手段(以下、警告手段ともいう。)であり、色温度補正モードスイッチ68によって色温度補正データの使用する撮影方法を選択された場合に、色温度補正データ記憶手段157に装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データが記憶されているかどうかを確認し、色温度補正データが記憶されておらず、色温度補正データを使用した撮影が不可能な場合には、撮影者に色温度補正データが使用できないことを表示部54によって警告する。
【0109】
200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
【0110】
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、電子カメラ本体100とのインターフェース204、電子カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0111】
210は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
【0112】
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、電子カメラ本体100とのインターフェース214、電子カメラ本体100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0113】
306は、レンズユニット300を電子カメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントである。レンズマウント306内には、レンズユニット300を電子カメラ本体100と電気的に接続する各種機能が含まれている。
【0114】
310は撮影レンズ、312は絞りである。
【0115】
320は、レンズマウント306内において、レンズユニット300を電子カメラ本体100と接続するためのインターフェース、322は、レンズユニット300を電子カメラ本体100と電気的に接続するコネクタである。
【0116】
コネクタ322は、電子カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
【0117】
340は、測光手段46からの測光情報に基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御手段40と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御手段である。
【0118】
342は、撮影レンズ310のフォーカシングを制御する測距制御手段、344は、撮影レンズ310のズーミングを制御するズーム制御手段である。
【0119】
350は、レンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリの機能も備えている。
【0120】
図3は、装着されたレンズの色温度補正データを作成するためのフローチャートを示したものである。
【0121】
まず、ステップS101で、色温度補正データ登録スイッチ66がONとなると、電子カメラ本体100に装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データ作成のための色温度補正データ作成モードになる。
【0122】
ステップS102で、シャッタースイッチSW1(62)がONとなると、ステップS103で、測色センサー151によって外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログの出力をA/D回路152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外光の色温度としてR/GとB/Gを得る。
【0123】
ステップS104で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS105で、撮影者はある所定の白紙を撮影する。
【0124】
ステップS106で、撮像素子14は、装着されたレンズユニット300を透過した光を受光し、撮像素子14からのアナログ信号の出力をA/D変換器16によってデジタル信号に変換し、撮像素子14より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によってレンズユニット300を透過した外光の色温度としてR/GとB/Gを得る。
【0125】
ステップ107で、外測ホワイトバランス算出回路153で得られた、外光の色温度R/GとB/Gと、内測ホワイトバランス算出回路154によって得られた、レンズユニット300を透過した外光の色温度R/GとB/Gより、色温度補正データ算出回路155は、レンズユニット300固有の分光特性に相応する色温度補正データR/GとB/Gを算出する。
【0126】
ステップ108で、色温度補正データ算出回路155より得られた、レンズユニット300固有の色温度補正データR/GとB/Gを、レンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得られたレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報と共に、色温度補正データ記憶手段157に格納する。
【0127】
図4は、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートを示したものである。
【0128】
まず、ステップS201で、シャッタースイッチSW1(62)がONすると、ステップS202で、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってホワイトバランス処理が、オートホワイトバランスか、マニュアルホワイトバランスかを判別する。
【0129】
オートホワイトバランスが選択されていた場合は、ステップS203で、測色センサー151によって、外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログ信号の出力をA/D変換器152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
【0130】
ステップS204で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS205で、撮像素子14に画像データが蓄積される。
【0131】
ステップS206で、撮像素子14からのアナログ信号の出力はA/D変換器16によってデジタル信号に変換され、撮影した画像データより得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によって、内測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
【0132】
ステップS209では、ホワイトバランス制御回路156は装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得たレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報などの各種情報に基き、色温度補正データ記憶手段157から、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを読込む。
【0133】
ステップS210で、ホワイトバランス制御回路156は、外測ホワイトバランス調整のゲインと、内測ホワイトバランスのゲインと、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データによって算出した撮影画像のホワイトバランスの補正値を画像処理回路20に送り、撮影画像のホワイバランス調整が行われる。
【0134】
ステップS211で、画像データと共に、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として記憶部202や、記録部212に格納する。
【0135】
ステップS202で、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってマニュアルホワイトバランスが選択されていた場合には、ステップS207で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS208で、撮像素子14に画像データが蓄積され、撮像素子14からのアナログ信号の出力はA/D変換器16によってデジタル信号に変換される。
【0136】
ステップS209で、ホワイトバランス制御回路156は装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得たレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報などの各種情報に基づき、色温度補正データ記憶手段157より、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを読込む。
【0137】
ステップS210で、ホワイトバランス制御回路156は、撮影者がホワイトバランス選択スイッチ(72)で任意に入力した光源の種類や、色温度の入力に応じて、予め記憶されているホワイトバランス調整のゲインと、装着されたレンズユニット300の色温度補正データによって算出した撮影画像のホワイトバランス処理の補正値を画像処理回路20に送り、画像処理回路20にて撮影画像のホワイトバランス調整が行なわれる。
【0138】
ステップS211で、画像データと共に、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として記憶媒体27に格納する。
【0139】
図5は、色温度補正データが色温度データ記憶手段157に格納されていないレンズユニット300や、レンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報など各種レンズ情報を格納したレンズシステム制御回路350を持たないレンズユニット300が電子カメラ本体100に装着されたときの色温度データの選択および警告の動作のフローチャート等を示したものである。
【0140】
まず、ステップS301で、色温度補正モードスイッチ68がONとなると、ステップS302で、ホワイトバランス制御回路157は装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350よりレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報などの各種レンズ情報を読込む。
【0141】
各種レンズ情報を取得できればS303へ、取得できなければS304へ進む。
【0142】
ステップS303で、ホワイトバランス制御回路156は、装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350より得られたレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報などの各種レンズ情報に基づき、色温度補正データ記憶手段157より、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを検索する。
【0143】
ステップS303で、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データが色温度補正データ記憶手段157に格納されていた場合は、ステップS307で、撮影者は装着されたレンズユニット固有の色温度補正データを使用した撮影が可能となり、図4の装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影のシーケンスに移行する(A)。
【0144】
ステップS303で、装着されたレンズユニット300の色温度補正データが色温度補正データ記憶手段157に格納されていなかった場合、撮影者は装着されたレンズユニット300を使用し、装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影はできないため、ステップS306で、警告手段158によって警告し、撮影者に色温度補正データを使用できないこと表示部54に表示する。
【0145】
ステップS302で、装着されたレンズユニット300のレンズシステム制御回路350よりレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報等の各種レンズ情報が得られなかった場合は、ステップS304で、色温度補正データ使用警告手段158によって、色温度補正データが検索できなかったことを撮影者に警告し、表示部54に表示する。
【0146】
ステップS305で、色温度補正データ記録手段157より撮影者が色温度補正データ選択スイッチ(70)によって、装着されたレンズユニット300の色温度補正データを任意に選択した場合に、ステップ307で、撮影者は装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影が可能となり、図4の装着されたレンズユニット300固有の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートに移行する(A)。
【0147】
(第二の実施例)
次に、図6〜図9を用いて、第二の実施例について説明する。
【0148】
図6は、本発明の第二の実施例を示したブロック図である。
【0149】
第一の実施例と重複するものについては、説明を省略し、第二の実施例における構成の特徴を説明する。
【0150】
400は、第二の実施例における電子カメラ本体である。
【0151】
500は、第二の実施例における色温度補正データ記憶手段560を備えた交換レンズタイプの撮影レンズユニット(以下、レンズユニットともいう。)である。
【0152】
560は色温度補正データ記憶手段で、色温度補正データ算出回路155によって算出されたレンズユニット500固有の色温度補正データを記憶する。
【0153】
図7は、装着されたレンズユニットの色温度補正データを作成するためのフローチャートを示したものである。
【0154】
まず、ステップS401で、色温度補正データ登録スイッチ66がONとなると、電子カメラ本体400に装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データ作成のための色温度補正データ作成モードになる。
【0155】
ステップS402で、シャッタースイッチSW1(62)がONとなると、ステップS403で、測色センサー151によって外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログの出力をA/D回路152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外光の色温度としてR/GとB/Gを得る。
【0156】
ステップS404で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS405で、撮影者はある所定の白紙を撮影する。
【0157】
ステップS406で、撮像素子14は、装着されたレンズユニット500を透過した光を受光し、撮像素子14からのアナログ信号の出力をA/D変換器16によってデジタル信号に変換し、撮像素子14より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によってレンズユニット500を透過した外光の色温度としてR/GとB/Gを得る。
【0158】
ステップ407で、外測ホワイトバランス算出回路153で得られた、外光の色温度R/GとB/Gと、内測ホワイトバランス算出回路154によって得られた、レンズユニット500を透過した外光の色温度R/GとB/Gより、色温度補正データ算出回路155は、レンズユニット500固有の分光特性に相応する色温度補正データR/GとB/Gを算出する。
【0159】
ステップ408で、色温度補正データ算出回路155より得られた、レンズユニット500固有の色温度補正データR/GとB/Gを色温度補正データ記憶手段560に格納する。
【0160】
図8は、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートを示したものである。
【0161】
まず、ステップS501で、シャッタースイッチSW1(62)がONすると、ステップS502で、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってホワイトバランス処理が、オートホワイトバランスと、マニュアルホワイトバランスのどちらに設定されているかを判別する。
【0162】
オートホワイトバランスが選択されていた場合は、ステップS503で、測色ンサー151によって、外光の光の測色を行い、測色センサー151からのアナログ信号の出力をA/D変換器152によってデジタル信号に変換し、測色センサー151より得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、外測ホワイトバランス算出回路153によって外測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
【0163】
ステップS504で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS505で、撮像素子14に画像データが蓄積される。
【0164】
ステップS506で、撮像素子14からのアナログ信号の出力はA/D変換器16によってデジタル信号に変換され、撮影した画像データより得られた赤信号Rと青信号Bの比率から、内測ホワイトバランス算出回路154によって、内測ホワイトバランス調整のゲインが算出される。
【0165】
ステップS509では、ホワイトバランス制御回路156は装着されたレンズユニット500の色温度補正データ記憶手段560から、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを読込む。
【0166】
ステップS510で、ホワイトバランス制御回路156は、外測ホワイトバランス調整のゲインと、内測ホワイトバランスのゲインと、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データによって算出した撮影画像のホワイトバランスの補正値を画像処理回路20に送り、撮影画像のホワイバランス調整が行われる。
【0167】
ステップS511で、画像データと共に、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として記憶部202や、記録部212に格納する。
【0168】
ステップS502で、ホワイトバランス選択スイッチ72の操作によってマニュアルホワイトバランスが選択されていた場合には、ステップS507で、シャッタースイッチSW2(64)がONとなると、ステップS508で、撮像素子14に画像データが蓄積され、撮像素子14からのアナログ信号の出力はA/D変換器16によってデジタル信号に変換される。
【0169】
ステップS509で、ホワイトバランス制御回路156は、装着されたレンズユニット500の色温度補正データ記憶手段560より、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを読込む。
【0170】
ステップS510で、ホワイトバランス制御回路156は、撮影者がホワイトバランス選択スイッチ(72)で任意に入力した光源の種類や、色温度の入力に応じて、予め記憶されているホワイトバランス調整のゲインと、装着されたレンズユニット500の色温度補正データによって算出した撮影画像のホワイトバランス処理の補正値を画像処理回路20に送り、画像処理回路20にて撮影画像のホワイトバランス調整が行われる。
【0171】
ステップS511で、画像データと共に、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを撮影画像に付随する各種撮影情報として記憶部202や、記録部212に格納する。
【0172】
図9は、装着されたレンズユニット500の色温度データ記憶手段560に色温度補正データが格納されていない場合の警告の動作のフローチャートを示したものである。
【0173】
まず、ステップS601で、色温度補正モードスイッチ68がONとなると、ステップS602で、ホワイトバランス制御回路156は、装着されたレンズユニット500の色温度補正データ記憶手段560より、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データの有無を確認する。
【0174】
ステップS602で、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データ記憶手段560に色温度補正データが格納されていた場合は、ステップS604で、撮影者は装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを使用した撮影が可能となり、図8の装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートに移行する(B)。
【0175】
ステップS602で、装着されたレンズユニット500の色温度補正データ記憶手段560に色温度補正データが格納されていなかった場合、撮影者は装着されたレンズユニット500を使用し、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを使用した撮影はできないため、ステップS603で、警告手段158によって警告し、撮影者に色温度補正データを使用できないこと表示部54に表示する。
【0176】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、
どのような交換レンズを使用しても良好なホワイトバランス調整が行えるレンズ交換可能な電子カメラシステムを提供し、また、撮影者が任意に該撮影レンズユニットの分光特性に相応した色温度補正データの作成を行うことが可能な電子カメラシステムを提供することができる。
【0177】
すなわち、
交換可能な撮影レンズユニットに、該撮影レンズユニットの分光特性に相当する色温度補正データを記憶する必要がなく、電子カメラ本体に装着することが可能な撮影レンズユニットであれば、どのような撮影レンズユニットでも色温度補正データを作成することが可能であり、装着された撮影レンズユニットの色温度補正データを使用したホワイトバランス調整によって、撮影者は良好なホワイトバランス調整の行われた画像を得ることが可能となる。
【0178】
また、
装着された交換可能なレンズの色温度補正データ以外の、装着されていない交換可能なレンズの色温度補正データを電子カメラに保存することが可能であり、電子カメラに交換可能な撮影レンズユニットを装着するたびに、色温度補正データを算出する必要がなく、予め複数の装着する交換可能なレンズの色温度補正データを電子カメラに記憶させておくことによって、撮影者は交換可能な撮影レンズユニットを装着して、すぐに色温度補正データを使用した撮影が可能となる。
【0179】
また、
色温度補正データを使用した撮影をする際に、電子カメラに保存されている複数の撮影レンズユニットの色温度補正データから、装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データを自動で選択することが可能であり、撮影者は電子カメラに保存されている複数の撮影レンズユニットの色温度補正データから選択設定することなく、撮影することが可能である。
【0180】
また、
撮影者は、交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データの使用を自由に選択することが可能となる。
【0181】
また、
撮影者は、電子カメラに保存された撮影画像のホワイトバランス調整に使用された色温度補正データの情報を得ることが可能であり、撮影者が後に撮影した画像を加工する際に、装着された交換可能なレンズの色温度補正データを利用することが可能となる。
【0182】
また、
装着された交換可能なレンズの色温度補正データが電子カメラに予め保存されていなかった場合に、色温度補正データを使用した撮影ができないことを撮影者に伝達し、撮影者の意思と違う撮影が行われないようにすることが可能となる。
【0183】
また、
装着された交換可能なレンズの色温度補正データが電子カメラに予め保存されていなかったにもかかわらず、撮影者が色温度補正データを使用した撮影を行おうとした場合に、撮影者に交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが電子カメラに記憶されていないことを警告し、撮影者の意思と違う撮影が行われないようにすることが可能となる。
【0184】
また、
撮影者は電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニット固有の分光特性に相応する色温度データの作成が可能であり、撮影レンズユニット固有の色温度補正データを使用したホワイトバランス調整が可能となる。また、作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを撮影レンズユニットに保存しておくことが可能となることによって、色補正データを記憶する手段を備えてはいないが、色温度補正データを使用した撮影が可能な電子カメラ本体に、作成した撮影レンズユニット固有の色温度補正データを予め保存した撮影レンズユニットを装着することで、色温度補正データを使用した撮影を行うことが可能となる。
【0185】
また、
撮影者は、交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データの使用を自由に選択することが可能となる。
【0186】
また、
装着された交換可能なレンズに色温度補正データが予め保存されていなかった場合に、色温度補正データを使用した撮影ができないことを撮影者に伝達し、撮影者の意思と違う撮影が行われないようにすることが可能となる。
【0187】
また、
装着された交換可能なレンズに色温度補正データが予め保存されていなかったにもかかわらず、撮影者が色温度補正データを使用した撮影を行おうとした場合に、撮影者に交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが電子カメラに記憶されていないことを警告し、撮影者の意思と違う撮影が行われないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す電子カメラシステムの概略図である。
【図2】 本発明の第一の実施例を示す電子カメラシステムの内部構造を示したブロック図である。
【図3】 本発明の第一の実施例において、装着されたレンズユニット300の色温度補正データを作成するためのフローチャートを示したものである。
【図4】 本発明の第一の実施例において、装着されたレンズユニット300の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートを示したものである。
【図5】 本発明の第一の実施例において、色温度補正データが色温度データ記憶手段に格納されていないレンズユニット300や、レンズIDなど各種レンズ情報を格納したレンズシステム制御回路350を持たないレンズユニット300が電子カメラ本体100に装着されたときの色温度データ選択および警告の動作等のフローチャートを示したものである。
【図6】 本発明の第二の実施例を示す電子カメラシステムの内部構造を示したブロック図である。
【図7】 本発明の第二の実施例において、装着されたレンズユニット500の色温度補正データを作成するためのフローチャートを示したものである。
【図8】 本発明の第二の実施例において、装着されたレンズユニット500固有の色温度補正データを使用した撮影のフローチャートを示したものである。
【図9】 本発明の第二の実施例において、装着されたレンズユニット500の色温度データ記憶手段560に色温度補正データが格納されていない場合の警告の動作のフローチャートを示したものである。
【符号の説明】
14 撮像素子
16 A/D変換器
20 画像処理回路
50 システム制御回路
54 表示部
62 レリーズシャッタースイッチSW1
64 レリーズシャッタースイッチSW2
66 色温度補正データ登録スイッチ
68 色温度補正モードスイッチ
70 色温度補正データ選択スイッチ
72 ホワイトバランス選択スイッチ
100 電子カメラ本体
151 測色センサー
152 A/D変換器
153 外測ホワイトバランス算出回路
154 内測ホワイトバランス算出回路
155 色温度補正データ算出回路
156 ホワイトバランス制御回路
157 色温度補正データ記憶手段
200 記録媒体
210 記録媒体
300 撮影レンズユニット
350 レンズシステム制御回路
400 電子カメラ本体
500 撮影レンズユニット
560 色温度補正データ記憶手段

Claims (11)

  1. 交換可能な撮影レンズユニットと、前記撮影レンズユニットを透過して結像された被写体像を光電変換する撮像素子を有する電子カメラシステムにおいて、
    前記撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いてホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、
    前記撮影レンズユニットを通して撮像素子から得た信号からのデータを用いてホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス算出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス算出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記撮影レンズユニット固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データによってホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段と、
    前記色温度補正データを記憶する色温度補正データ記憶手段とを備えたことを特徴とする電子カメラシステム。
  2. 前記色温度補正データ記憶手段は、複数の交換可能な撮影レンズユニット固有の色温度補正データを格納することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラシステム。
  3. 前記色温度補正データ算出手段は、前記交換可能な撮影レンズユニットよりレンズ情報を取得し、色温度補正データに撮影レンズユニットのレンズ情報を添付する事を特徴とする請求項1に記載の電子カメラシステム。
  4. 前記色温度補正データをホワイトバランス制御に使用するか否かを選択可能な色温度補正データ使用選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラシステム。
  5. 前記色温度補正データを撮影された画像に添付する画像情報記録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラシステム。
  6. 電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが前記色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子カメラシステム。
  7. 前記色温度補正データ使用選択手段によって前記色温度補正データを使用することを選択され、色温度補正データ記憶手段に電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の電子カメラシステム。
  8. 色温度補正データ記憶手段を備えた交換可能な撮影レンズユニットと、前記撮影レンズユニットを透過して結像された被写体像を光電変換する撮像素子を有する電子カメラシステムであって、
    撮像素子以外の測色センサーからのデータを用いてホワイトバランス調整のための第1のホワイトバランス制御信号を得る第1のホワイトバランス算出手段と、前記撮影レンズユニットを通して撮像素子から得た信号からのデータを用いてホワイトバランス調整のための第2のホワイトバランス制御信号を得る第2のホワイトバランス算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス算出手段より得られる前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス算出手段より得られる前記第2のホワイトバランス制御信号とを比較して、前記撮影レンズユニット固有の色温度補正データを算出する色温度補正データ算出手段と、
    前記第1のホワイトバランス制御信号と前記第2のホワイトバランス制御信号と前記色温度補正データによってホワイトバランス調整を制御するホワイトバランス制御手段とを備え、
    前記色温度補正データは、前記色温度補正データ記憶手段に記憶されることを特徴とする電子カメラシステム。
  9. 前記色温度補正データをホワイトバランス制御に使用するか否かを選択可能な色温度補正データ使用選択手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の電子カメラシステム。
  10. 電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが前記色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載の電子カメラシステム。
  11. 前記色温度補正データ使用選択手段によって前記色温度補正データを使用することを選択され、電子カメラに装着された交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが色温度補正データ記憶手段に格納されていなかった場合に、前記交換可能な撮影レンズユニットの色温度補正データが格納されていないことを警告する色温度補正データ使用警告手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の電子カメラシステム
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