JP2001183696A - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

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JP2001183696A JP37119699A JP37119699A JP2001183696A JP 2001183696 A JP2001183696 A JP 2001183696A JP 37119699 A JP37119699 A JP 37119699A JP 37119699 A JP37119699 A JP 37119699A JP 2001183696 A JP2001183696 A JP 2001183696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶装置等の電気光学装置において、画像信
号線等の配線における電位変動に起因した対向電極の電
位変動による画像劣化を低減する。 【解決手段】 一対のTFTアレイ基板(10)及び対
向基板(20)間に液晶層(50)が挟持されてなる。
対向基板に面する側におけるTFTアレイ基板上に、画
像表示領域に配置された画素電極(9a)と、画素電極
に画像信号を供給するため画像信号線(115)及びそ
の引き出し線(115a)とを備える。対向基板上に、
画素電極に対向する対向電極(21)を備える。平面的
に見て両基板がシール材(53)により固着されたシー
ル領域の少なくとも一部において相互に重なる対向電極
及び配線間には、導電性のシールド層(80)を介在さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶装置等の電気
光学装置の技術分野に属し、特に液晶等の電気光学物質
を挟持する一対の基板のうち一方の基板面上に画像信号
線等の配線が設けられており、他方の基板面上に該配線
に対向する部分を含む対向電極が形成されてなる電気光
学装置の技術分野に属する。
【0002】
【背景技術】この種の電気光学装置は、データ線や走査
線などの各種配線、画素電極、画素スイッチング用の薄
膜トランジスタ(以下適宜、TFTと称する)や薄膜ダ
イオード(以下適宜、TFDと称する)などのスイッチ
ング素子等が形成された素子アレイ基板と、ストライプ
状や全面的に形成された対向電極、カラーフィルタ等が
形成された対向基板とが対向配置されている。これら一
対の基板間で、液晶等の電気光学物質がシール材により
包囲されており、平面的に見てシール材が存在するシー
ル領域の内側にあるシール内領域に、複数の画素電極が
配置されている。
【0003】ここで特に、素子アレイ基板上において
は、平面的に見てシール領域の外側にあるシール外領域
に、外部信号源から入力端子を介して画像信号が供給さ
れる画像信号線が設けられている。そして、画像信号線
からシール領域を介してシール内領域に配線されたデー
タ線に至る引き出し線が設けられている。他方、対向基
板上においては、シール内領域には対向電極が設けられ
ており、シール領域には、該対向電極の端部が設けられ
ている。そして、対向電極の端部は、シール外領域にお
いて上下導通材により素子アレイ基板側に設けられた上
限導通端子に接続されている。
【0004】このように構成された電気光学装置におい
ては、近時における表示画像の高精細化に対処すべく画
像信号の引き出し線とデータ線との間に、TFT等をス
イッチとするサンプリング回路が設けられており、共通
の画像信号線に接続される複数のデータ線間における画
像信号のクロストークを、各サンプリングスイッチの開
閉動作により防止する構成が一般に採用されている。更
に表示画像の高精細化を図るべくシリアルーパラレル展
開された複数の画像信号(更に、カラー表示の場合に
は、R(赤)G(緑)B(青)別に夫々分けられた画像
信号)を、外部信号源から複数の画像信号線に供給する
構成も採用されている。これらによりデータ線は、例え
ば6本同時駆動、12本同時駆動のように複数本同時駆
動することも可能とされており、所謂XGA、SVGA
等の高周波駆動方式による画像表示を良好に行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電気光学装置によれば、シール領域やその付近におい
て、素子アレイ基板上の画像信号線、その引き出し線等
の配線と、対向電極とは、シール材や液晶等の誘電物質
を介して対向しているため、両者間で容量カップリング
(寄生容量)が生じている。
【0006】本願発明者の研究によれば、このような容
量カップリングは、表示画像における横クロストークや
ゴーストという画像劣化の一要因となることが判明して
いる。ここで図9に示すように、サンプリング回路50
0を備えた6本同時駆動方式の液晶装置において、中間
調の背景601中に黒いウインドウ(矩形画像)602
が存在する画像600を表示する場合を例にとり説明す
る。尚、図9は、上半分に表示画像を示し、下半分にこ
れに対応する画素部分を拡大して各画素を駆動するため
の配線や回路と共に示す図式的概念図である。
【0007】図9において、ウインドウ602から見
て、走査方向(サンプリングスイッチのシフト方向)の
下流側には、中間調の背景601を表示すべき表示領域
に、黒いウインドウ602に隣接して中間調よりも白い
ブロックゴースト(以下、反転ゴーストという)611
が発生し、更にこれに隣接して中間調よりも黒いブロッ
クゴースト(以下、単にブロックゴーストという)61
2が発生する。より詳細には、反転ゴースト611は、
一の画像信号線501の引き出し線501aに接続され
ており、同一のサンプリングスイッチ駆動信号線502
により同時駆動される複数のデータ線503の途中に、
ウインドウ602の輪郭線(但し、走査方向に対して黒
から中間調に変化する部分における輪郭線)が位置する
場合に発生する。ブロックゴースト612は、この反転
ゴースト611を発生させるデータ線503の次に同時
駆動される複数のデータ線503に対応する画素で発生
する。
【0008】ここで、図10のタイミングチャートに示
す通りに、あるENB期間(各サンプリングスイッチが
オンされて画素電極と対向電極との間に電圧が印加され
る期間)では、黒のウインドウ602を表示すべく画像
信号VIDは、黒に対応する電位レベルにあり、対向電
極の電位LCCOMは、一定電位に保たれているとす
る。その後、画像信号VIDが、中間調の背景601を
表示すべく中間調に対応する電位レベルに変化される
と、この変化の時点で、一定電位に維持されることが想
定されている対向電極の電位LCCOMが、図中矢印で
示すように上述した容量カップリングにより変動し、時
定数で一定電位に復帰する。しかしながら、このように
一定電位に復帰する以前に、次のENB期間に至ってし
まう場合には、ブロックゴースト612が生じるものと
考察される。従って、図9に示したブロックゴースト6
12に限らず、容量カップリングの大きさや対向電極に
おける時定数によっては、反転ゴースト611を発生さ
せるデータ線502の次に同時駆動される複数のデータ
線502に対応する画素のみならず、更にその次に同時
駆動される複数のデータ線502に対応する画素でも、
ブロックゴーストが発生する可能性もある。
【0009】以上の例では、サンプリング回路500を
備えた複数本同時駆動方式の電気光学装置について説明
したが、より一般には、一方の基板面上に画像信号線等
の配線が設けられており、他方の基板面上に該配線に対
向する部分を含む対向電極が形成されている電気光学装
置では、これら配線と対向電極との間の容量カップリン
グに起因して、対向電極の電位が配線の電位に応じて変
動することにより、画像劣化が起きるという問題点があ
る。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みなされたも
のであり、画像信号線等の配線における電位変動に起因
した対向電極の電位変動による画像劣化が低減された電
気光学装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気光学装置は
上記課題を解決するために、一対の第1及び第2基板間
に電気光学物質が挟持されており、前記第1基板上に、
画素電極及び該画素電極に画像信号を供給するための配
線と、前記第2基板上に、前記画素電極に対向する対向
電極と、前記画素電極が形成された面と前記対向電極が
形成された面とが対向するように前記第1及び第2基板
をそれらの周囲に沿って固着するシール材と、平面的に
見て前記シール材により固着されたシール領域の少なく
とも一部において相互に重なる前記対向電極及び前記配
線間に介在する導電性のシールド層とを備える。
【0012】本発明の電気光学装置によれば、その動作
時には、画像信号線、その引き出し線、サンプリング回
路駆動信号線等の配線により、画像信号が画素電極に供
給される。すると、画素電極と対向電極との間に存在す
る液晶等の電気光学物質に電圧が印加されて、電気光学
物質が駆動される。ここで特に、平面的に見てシール領
域の少なくとも一部において、対向電極及び配線は相互
に重なっている。このため、何らの対策も施さねば、両
者間における容量カップリングに起因して、配線の電位
変動により対向電極の電位変動が引き起こされて、例え
ば図9で説明した如き画像劣化が生じてしまう。しかる
に本発明では、平面的に見てシール領域の少なくとも一
部において、相互に重なる対向電極及び配線間には、導
電性のシールド層が介在する。このため、両者間におけ
る容量カップリングは低減され、配線の電位変動による
対向電極の電位変動が低減される。この結果、本発明の
電気光学装置によれば、例えば図9で説明した如き画像
劣化を低減でき、高精細で高品位の画像表示が可能とな
る。
【0013】本発明の電気光学装置の一の態様では、相
交差する複数の走査線及び複数のデータ線と、前記画像
信号をサンプリングして前記複数のデータ線に夫々供給
する複数のサンプリングスイッチを含むサンプリング回
路とを更に備えており、前記画素電極には、前記データ
線を介して前記サンプリングされた画像信号が供給さ
れ、前記配線は、信号源から前記画像信号が供給される
画像信号線と、該画像信号線から前記サンプリング回路
に至る引き出し線と、前記サンプリング回路を駆動する
ためのサンプリング回路駆動信号線とを含む。
【0014】本発明の電気光学装置によれば、その動作
時には、画像信号は、画像信号線及びその引き出し線を
介してサンプリング回路に供給される。そして、この画
像信号は、サンプリング回路駆動信号線を介して供給さ
れる駆動信号に応じて駆動されるサンプリング回路の各
サンプリングスイッチを介して、各データ線に供給され
る。各画素電極では、例えば、走査線を介して走査信号
が供給されるタイミングで、画像信号が画素電極に印加
され、画素電極と対向電極との間に存在する液晶等の電
気光学物質に電圧が印加されて、電気光学物質が駆動さ
れる。ここで特に、平面的に見てシール領域の少なくと
も一部において、画像信号線、その引き出し線、サンプ
リング回路駆動信号線を含む配線及び対向電極は相互に
重なっているが、両者間には、導電性のシールド層が介
在する。このため、両者間における容量カップリングは
低減され、配線の電位変動による対向電極の電位変動が
低減される。この結果、本発明の電気光学装置によれ
ば、例えば図9で説明した如き画像劣化を低減でき、特
にサンプリング回路、走査線、データ線等を用いての高
周波数駆動により、高精細で高品位の画像表示が可能と
なる。
【0015】この態様では、前記画素電極に設けられ、
前記走査線及び前記データ線に接続されたスイッチング
素子を更に備えてもよい。
【0016】このように構成すれば、各画素電極におい
て、例えば走査線を介して走査信号が供給されるタイミ
ングでTFT等のスイッチング素子がオンされ、データ
線を介して供給される画像信号が、オンされたスイッチ
ング素子を介して画素電極に印加される。即ち、各画素
に設けられたTFT、TFD等のスイッチング素子を用
いたアクティブマトリクス駆動方式により、高精細で高
品位の画像表示が可能となる。
【0017】このサンプリング回路、走査線及びデータ
線を備えた態様では、前記配線は、前記画像信号として
前記信号源からシリアル−パラレル展開された複数の展
開信号が夫々供給される並列に配列された複数の並列部
分を含み、前記引き出し線は、前記複数の並列部分と少
なくとも部分的に相交差し、前記画像信号線とは異なる
導電層からなってもよい。
【0018】このように構成すれば、シリアルーパラレ
ル展開された複数の展開信号が画像信号線を介してサン
プリング回路に供給されるので、展開数に応じた同時駆
動を行える。この際、引き出し配線は、画像信号線と異
なる導電層からなるため、複数の展開信号を供給するた
めの配線レイアウトには特に問題は生じない。しかも、
平面的に見てシール領域の少なくとも一部において、相
互に重なる画像信号線や引き出し線と対向電極との間に
は、導電性のシールド層が介在するため、両者間におけ
る容量カップリングは低減されている。これらの結果、
高精細で高品位の画像表示が可能となる。
【0019】本発明の電気光学装置の他の態様では、前
記画像信号の電圧極性は、所定周期で反転される。
【0020】この態様によれば、画像信号における1フ
レームや1フィールド毎にその電圧極性が反転されるビ
デオ反転駆動方式、更に走査線毎に反転される1H反転
駆動方式又はデータ線毎に反転される1S反転駆動方
式、若しくはドット(画素)毎に反転されるドット反転
駆動方式等の反転駆動方式により、直流電圧印加による
液晶等の電気光学物質の劣化を防止しつつ、フリッカー
やクロストークを低減でき、最終的に、高精細で高品位
の画像表示が可能となる。
【0021】本発明の電気光学装置の他の態様では、前
記シールド層は、前記第1基板上に形成された金属膜か
らなる。
【0022】この態様によれば、第1基板上に金属膜を
蒸着、スパッタリング等で形成することにより、導電性
のシールド層を比較的容易且つ安価に製造することも可
能となる。
【0023】この態様では、前記画素電極及び前記シー
ルド層は、同時に形成された膜からなってもよい。
【0024】このように構成すれば、画素電極を形成す
る際に、これと同一膜(例えば、ITO膜)からシール
ド層を形成することも可能となり、第1基板上における
積層構造及び製造プロセスを簡略化する上で有利であ
る。特に、画素電極は画像表示領域に形成され、平面的
に見てこの周囲にシールド層は形成される。このため画
素電極と同一膜からシールド層を形成しても、画素電極
の構成や機能の妨げとはならないので大変有利である。
【0025】或いはこのシールド層が金属膜からなる態
様では、前記画素電極及び前記シールド層は異なる金属
膜からなり、前記第1基板上の積層構造中で前記シール
ド層は前記第2基板よりも前記第1基板に近い側に位置
しており、前記シールド層と前記第2基板との間には透
明絶縁膜が形成されてもよい。
【0026】このように構成すれば、例えば、画素電極
を透明なITO膜から形成し、シールド層を非透明なT
i(チタン)等の金属膜から形成できる。そして、シー
ルド層と第2基板との間には、透明絶縁膜(パッシベー
ション膜)が介在しているので、例えばシール材への異
物の侵入時に発生する可能性の高いシール領域における
シールド層による配線や対向電極の短絡や断線等を効果
的に防止できる。
【0027】或いは本発明の電気光学装置の他の態様で
は、前記シールド層は、前記第2基板上に形成された金
属膜からなる。
【0028】この態様によれば、第2基板上に金属膜を
蒸着、スパッタリング等で形成することにより、導電性
のシールド層を比較的容易且つ安価に製造することも可
能となる。尚、この場合にも、シール領域におけるシー
ルド層による配線や対向電極の短絡や断線等を防止する
観点からは、シールド層とシール材との間に透明絶縁膜
(パッシベーション膜)を介在させるのが好ましい。
【0029】本発明の電気光学装置の他の態様では、前
記シールド層は、定電位源に接続されている。
【0030】この態様によれば、第1基板上の周辺回路
の電源等である定電位源に接続されたシールド層によ
り、シールド層を介して対向する対向電極と配線との間
における容量カップリングを一層低減することが可能と
なる。
【0031】この態様では、前記シールド層は、接地電
位とされてもよい。
【0032】このように構成すれば、第1基板上の周辺
回路の電源等である接地電位とされたシールド層によ
り、シールド層を介して対向する対向電極と配線との間
における容量カップリングをより確実に低減することが
可能となる。
【0033】本発明の電気光学装置の他の態様では、前
記シール材は、前記第1及び第2基板間のギャップを規
定するギャップ材を含んでおり、前記シールド層が形成
されていない前記シール領域には、前記シールド層と同
一層からなり、各配線に対向する部分毎に分断された複
数のダミー層が形成されている。
【0034】この態様によれば、シール領域には、その
一部にシールド層が設けられているが、シールド層が設
けられていないシール領域には、シールド層と同一層か
らなる(従って同一層厚を持つ)ダミー層が形成されて
いる。このため、当該シール領域においてシール材に含
まれるギャップ材を用いて、第1及び第2基板間のギャ
ップ制御を精度良く行える。しかも、ダミー層は、分断
されているので、ダミー層を形成することによりシール
領域における配線や対向電極で短絡や断線等が発生する
可能性も低減されている。
【0035】本発明のこのような作用及び他の利得は次
に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0037】(電気光学装置の全体構成)先ず、本実施
形態の電気光学装置の全体構成について、図1及び図2
を参照して説明する。ここでは、駆動回路内蔵型のTF
Tアクティブマトリクス駆動方式の透過型の液晶装置を
例にとる。
【0038】図1は、TFTアレイ基板をその上に形成
された各構成要素と共に対向基板の側から見た平面図で
あり、図2は、図1のH−H’断面図である。
【0039】図1及び図2において、電気光学装置は、
透明な第1基板の一例としてのTFTアレイ基板10と
透明な第2基板の一例としての対向基板20との間に液
晶層50が封入されてなり、TFTアレイ基板10と対
向基板20とは、画像表示領域10の周囲に位置するシ
ール領域に設けられたシール材52により相互に接着さ
れている。
【0040】シール材52は、両基板を貼り合わせるた
めの、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、
製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布さ
れた後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたもの
である。また、シール材52中には、当該電気光学装置
がプロジェクタ用途のように小型で拡大表示を行う電気
光学装置であれば、両基板間の距離(基板間ギャップ)
を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビー
ズ等のギャップ材(スペーサ)が散布されてもよい。或
いは、当該電気光学装置が液晶ディスプレイや液晶テレ
ビのように大型で等倍表示を行う電気光学装置であれ
ば、このようなギャップ材は、液晶層50中に含まれて
よい。
【0041】シール材52が配置されたシール領域の内
側に並行して、画像表示領域10の額縁領域を規定する
第1遮光膜53が対向基板20上に設けられている。
【0042】シール材52が配置されたシール領域の外
側の周辺領域には、データ線駆動回路101及び外部回
路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿っ
て設けられており、走査線駆動回路104が、この一辺
に隣接する2辺に沿って設けられている。更にTFTア
レイ基板10の残る一辺には、画像表示領域の両側に設
けられた走査線駆動回路104間をつなぐための複数の
配線105が設けられている。また、対向基板20のコ
ーナー部の少なくとも一個所において、TFTアレイ基
板10と対向基板20との間で電気的導通をとるための
上下導通材106が設けられている。
【0043】図2において、TFTアレイ基板10上に
は、画素スイッチング用TFTや走査線、データ線、容
量線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、ポリ
イミド系材料からなる配向膜が形成されている。他方、
対向基板20上には、対向電極21の他、カラーフィル
タ、第1遮光膜53等が形成された最上層部分(図2で
最下に位置する層)に、ポリイミド系材料からなる配向
膜が形成されている。これらの一対の配向膜は夫々、製
造プロセスにおいてポリイミド系材料を塗布し、焼成し
た後、液晶層50中の液晶を所定方向に配向させると共
に液晶に所定のプレチルト角を付与するように配向処理
が施されている。
【0044】また、液晶層50は、例えば一種又は数種
類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、一対の
配向膜間で、所定の配向状態をとる。
【0045】本実施形態では特に、図1に示すように平
面的に見てシール材52の下辺の大部分を囲む太線で示
した矩形領域には、図2に示すようにシール材52とT
FTアレイ基板10との間に、導電体からなるシールド
層80が形成されている。特にシールド層80は、TF
Tアレイ基板10上に形成された後述の画像信号線及び
その引き出し線並びにサンプリング回路駆動信号線と対
向基板20上に形成された対向電極21との間に介在し
ており、後者を前者から電気的シールドするように構成
されている。
【0046】尚、本実施形態では、図1では図示してい
ないが、シールド層80が設けられていないシール領域
には、図2に示すように、シールド層80と同一層から
なる(従って同一層厚を持つ)ダミー層80’が形成さ
れている。このため、シール領域におけるTFTアレイ
基板10の最上層の表面は、シール領域の全周に渡って
高さが殆ど一定となり、当該シール領域においてシール
材52に含まれるギャップ材を用いた場合にも、両基板
間のギャップ制御を精度良く行える。逆に言えば、シー
ルド層80を形成することによる基板間ギャップ制御の
精度を落とすことは殆どない。しかも、ダミー層80’
は、好ましくは、平面的に見てダミー層80’が重ねら
れる後述の走査線、容量線等の配線に対向する部分毎に
分断されているので、ダミー層80’を形成することに
よりシール領域における配線や対向電極で短絡や断線等
が発生する可能性も低減されている。但し、ダミー層8
0’を、シールド層80とは異なるがシールド層80と
同一層厚を持つ絶縁層から形成すれば、この様に分断す
る必要はない。
【0047】(電気光学装置の回路構成)本実施形態に
よる電気光学装置の回路構成について、図3を参照して
説明する。ここに、図3は、本実施形態による電気光学
装置のブロック図である。
【0048】図3は、電気光学装置のTFTアレイ基板
上において画像表示領域を構成するマトリクス状に形成
された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路
及び画像表示領域の周辺に位置する周辺回路を示してい
る。
【0049】図3において、本実施形態による電気光学
装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成され
た複数の画素は、画素電極9aを制御するためのTFT
30がマトリクス状に複数形成されており、画像信号が
供給されるデータ線6aが当該TFT30のソースに電
気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信
号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給して
も構わないし、画像信号S1、S2、…、Snを、N
(但し、Nは2以上の自然数)個の信号にシリアル−パ
ラレル変換し、N本の画像信号線115から相隣接する
N本のデータ線6a同士に対してグループ毎に供給する
ようにしてもかまわない。
【0050】また、TFT30のゲートに走査線3aが
電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線
3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、こ
の順に線順次で印加するように構成されている。画素電
極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されて
おり、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だ
けそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから
供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイ
ミングで書き込む。画素電極9aを介して液晶に書き込
まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、
対向基板に形成された対向電極(図2参照)との間で一
定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルによ
り分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変
調し、階調表示を可能にする。ノーマリーホワイトモー
ドであれば、印加された電圧に応じて入射光がこの液晶
部分を通過不可能とされ、ノーマリーブラックモードで
あれば、印加された電圧に応じて入射光がこの液晶部分
を通過可能とされ、全体として電気光学装置からは画像
信号に応じたコントラストを持つ光が出射する。ここ
で、保持された画像信号がリークするのを防ぐために、
画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と
並列に蓄積容量70を付加する。例えば、画素電極9a
の電圧は、ソース電圧が印加された時間よりも3桁も長
い時間だけ蓄積容量70により保持される。これによ
り、保持特性は更に改善され、コントラスト比の高い電
気光学装置が実現できる。尚、蓄積容量70を形成する
方法としては、容量を形成するための配線である容量線
3bを設けても良いし、前段の走査線3aとの間で容量
を形成しても良いことは言うまでもない。
【0051】図3において、電気光学装置は、上述のよ
うにデータ線6a、走査線3a等が形成されたTFTア
レイ基板上における画像表示領域の周囲に、周辺回路の
例として、データ線6aを駆動するデータ線駆動回路1
01、走査線3aを駆動する走査線駆動回路104及び
画像信号をサンプリングするサンプリング回路103を
備えている。更に、画像表示領域の周囲には、外部回路
接続端子から上述の如きN個にシリアル−パラレル変換
された画像信号S1、S2、…、Snを供給するための
N本の画像信号線115が配線されている。画像信号線
115には、図示しない制御回路から外部回路接続端子
を介してN個にシリアル−パラレル変換された画像信号
S1、S2、…、Snが供給される。
【0052】データ線駆動回路101は、走査線駆動回
路104がパルス的に走査線3aに順番にゲート電圧を
送るのに合わせて、サンプリング回路駆動信号線114
を介してサンプリング回路駆動信号をサンプリング回路
103を構成する各サンプリングスイッチ103aの制
御端子に供給する。サンプリング回路103は、このサ
ンプリング回路駆動信号に応じて、画像信号線115上
の画像信号をサンプリングして、データ線6aに供給す
る。
【0053】本実施形態では特に、図3において太線で
示した矩形領域には、シールド層80が形成されてい
る。特にシールド層80は、TFTアレイ基板10上に
形成された画像信号線115及びその引き出し線115
a並びにサンプリング回路駆動信号線114を覆ってお
り、対向基板20上に形成された対向電極21(図2参
照)をこれらの配線から電気的シールドするように構成
されている。尚、シールド層80を、図1及び図2に示
した額縁53が設けられた領域(即ち、好ましくは額縁
53下に隠れてサンプリング回路103が形成された領
域)にまで形成してもよい。
【0054】サンプリング回路103は、好ましくは、
平面的に見て図1に示した額縁53下に隠れた基板上領
域に形成される。即ち、この領域は、画像表示に寄与し
ないため、この領域をサンプリング回路103を形成す
る領域に割り当てることで、限られた基板上領域で画像
表示領域を相対的に大きくとることが可能となる。ま
た、サンプリング回路103を構成する各サンプリング
スイッチ103aは、製造効率等の観点から好ましく
は、画素部におけるTFT30と同一製造プロセスによ
り製造可能なnチャネル型、pチャネル型、あるいは相
補型等のTFTから構成される。
【0055】また、本実施形態の電気光学装置では、画
像信号線115を介して供給される画像信号の電圧極性
は、所定周期で反転され、ビデオ反転駆動方式、1H反
転駆動方式、1S反転駆動方式、又はドット反転駆動方
式等の反転駆動方式により駆動されるように構成しても
よい。このように構成すれば、直流電圧印加による液晶
の劣化を防止しつつ、フリッカーやクロストークを低減
できる。
【0056】次に、図4から図6を参照して、本実施形
態におけるシールド層80について詳述する。ここに、
図4は、図1のC−C’断面におけるTFTアレイ基板
10側の積層構造を拡大して示す図式的断面図である。
また、図5及び図6は夫々、これに対応する個所におけ
る変形例の積層構造を拡大して示す図式的断面図であ
る。
【0057】図4に示すように、TFTアレイ基板10
上には、後に詳述する第1、第2及び第3層間絶縁膜1
2、4及び7が形成されており、データ線と同一のAl
等の金属膜からなる画像信号線115、引き出し線11
5a又はサンプリング回路駆動信号線114が第2層間
絶縁膜4と第3層間絶縁膜7との間に形成されている。
TFTアレイ基板10の液晶層50に面する最上層に
は、配向膜16が形成されている。他方、対向基板20
の液晶層50に面する最上層には、配向膜22が形成さ
れている。
【0058】本実施形態では特に、平面的に見てシール
領域の少なくとも一部において相互に重なる対向電極2
1と、画像信号線115、引き出し線115a又はサン
プリング回路駆動信号線114との間に介在する導電性
のシールド層80を備える。従って、平面的に見てシー
ル領域の少なくとも一部において、対向電極21と、画
像信号線115、引き出し線115a又はサンプリング
回路駆動信号線114とは、相互に重なっているもの
の、両者間における容量カップリングは低減され、画像
信号線115、引き出し線115a又はサンプリング回
路駆動信号線114の電位変動による対向電極21の電
位変動が低減される。この結果、本発明の電気光学装置
によれば、例えば図9で説明した如き画像劣化を低減で
き、高精細で高品位の画像表示が可能となる。
【0059】このようなシールド層80を形成する導電
層としては、蒸着、スパッタリング等で形成可能な金属
膜が挙げられる。好ましくは、シールド層80は、画素
電極9aと同一のITO膜からなる。このように構成す
れば、画素電極9aを形成するのと同一工程で同時に、
シールド層80を形成できる。特に、画素電極9aは画
像表示領域に形成され、平面的に見てこの周囲にシール
ド層80は形成される。このため画素電極9aと同一膜
からシールド層80を形成しても、画素電極9aの構成
や機能の妨げとはならないので大変有利である。
【0060】このように形成されるシールド層80は、
好ましくは接地電位等の定電位源に接続されている。こ
の場合、定電位源としては、当該電気光学装置を駆動す
るための周辺回路(例えば、走査線駆動回路、データ線
駆動回路等)に供給される負電源、正電源等の定電位
源、接地電源、対向電極21に供給される定電位源等が
挙げられる。このように周辺回路等の電源を利用すれ
ば、専用の電位配線や外部回路接続端子を設ける必要な
く、シールド層80を定電位にできる。従って、シール
ド層80を介して対向する対向電極21と、画像信号線
115、引き出し線115a又はサンプリング回路駆動
信号線114との間における容量カップリングを一層低
減することが可能となる。尚、シールド層80の容量が
大きければ、シールド層80を浮遊電位としてもシール
ドの効果はある程度得られる。
【0061】本実施形態の一の変形例としては、図5に
示すように、画素電極9aを透明なITO膜から形成
し、シールド層80を非透明なTi(チタン)等の金属
膜から形成してもよい。この場合、シール領域における
シールド層80による画像信号線115、引き出し線1
15a、対向電極21等の短絡や断線等を防止する観点
から、シールド層80と配向膜16との間に透明絶縁膜
(パッシベーション膜)81を介在させるのが好まし
い。
【0062】或いは本実施形態の他の変形例としては、
図6に示すように、TFTアレイ基板10上にシールド
層80を形成するのに代えて、対向基板20上に金属膜
を蒸着、スパッタリング等で形成することにより、導電
性のシールド層90を形成してもよい。この場合にも、
シール領域におけるシールド層90による画像信号線1
15、引き出し線115a、対向電極21等の短絡や断
線等を防止する観点から、シールド層90と対向電極2
1との間に透明絶縁膜(パッシベーション膜)91を介
在させ、更にシールド層90と配向膜22との間に透明
絶縁膜(パッシベーション膜)92を介在させるのが好
ましい。
【0063】次に、本実施形態の電気光学装置の画像表
示領域内における画素部の構成について図7及び図8を
参照して説明する。図7は、データ線、走査線、画素電
極、第2遮光膜等が形成されたTFTアレイ基板の相隣
接する複数の画素群の平面図であり、図8は、図7のA
−A’断面図である。尚、図8においては、各層や各部
材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層
や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
【0064】図7において、電気光学装置のTFTアレ
イ基板上には、マトリクス状に複数の透明な画素電極9
a(点線部9a’により輪郭が示されている)が設けら
れており、画素電極9aの縦横の境界に各々沿ってデー
タ線6a、走査線3a及び容量線3bが設けられてい
る。データ線6aは、コンタクトホール5を介してポリ
シリコン膜等の半導体層1aのうち後述のソース領域に
電気的接続されており、画素電極9aは、コンタクトホ
ール8を介して半導体層1aのうち後述のドレイン領域
に電気的接続されている。また、半導体層1aのうち後
述のチャネル領域(図中右下りの斜線の領域)に対向す
るように走査線3aが配置されている。そして、図中右
上がりの斜線で示した領域に画素部における第2遮光膜
11aが設けられている。即ち第2遮光膜11aは、画
素部において、半導体層1aのチャネル領域を含むTF
TをTFTアレイ基板の側から見て各々覆う位置に設け
られている。
【0065】図8に示すように、電気光学装置は、TF
Tアレイ基板10と対向基板20とを備えている。TF
Tアレイ基板10は、例えば石英基板からなり、対向基
板20は、例えばガラス基板や石英基板からなる。TF
Tアレイ基板10には、画素電極9aが設けられてお
り、その上側には、ラビング処理等の所定の配向処理が
施された配向膜16が設けられている。画素電極9aは
例えば、ITO膜などの透明導電性薄膜からなる。また
配向膜16は例えば、ポリイミド薄膜などの有機薄膜か
らなる。
【0066】他方、対向基板20には、その全面に渡っ
て対向電極(共通電極)21が設けられており、その下
側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配
向膜22が設けられている。対向電極21は例えば、I
TO膜などの透明導電性薄膜からなる。また配向膜22
は、ポリイミド薄膜などの有機薄膜からなる。
【0067】TFTアレイ基板10には、各画素電極9
aに隣接する位置に、各画素電極9aをスイッチング制
御する画素スイッチング用TFT30が設けられてい
る。
【0068】対向基板20には、各画素の開口領域以外
の領域に、第3遮光膜23を設けても良い。これによ
り、対向基板20の側から入射光が画素スイッチング用
TFT30の半導体層1aのチャネル領域1a’やLD
D(Lightly Doped Drain)領域である低濃度ソース領
域1b及び低濃度ドレイン領域1cに侵入することはな
い。更に、第3遮光膜23は、コントラストの向上、色
材の混色防止などの機能を有する。
【0069】画素スイッチング用TFT30に各々対向
する位置においてTFTアレイ基板10と各画素スイッ
チング用TFT30との間には、第2遮光膜11aが各
々設けられている。第2遮光膜11aは、好ましくは不
透明な高融点金属であるTi(チタン)、Cr(クロ
ム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo
(モリブデン)及びPb(鉛)のうちの少なくとも一つ
を含む、金属単体、合金、金属シリサイド等から構成さ
れる。このような材料から構成すれば、TFTアレイ基
板10上の第2遮光膜11aの形成工程の後に行われる
画素スイッチング用TFT30の形成工程における高温
処理により、第2遮光膜11aが破壊されたり溶融しな
いようにできる。第2遮光膜11aが形成されているの
で、TFTアレイ基板10の側からの戻り光等が画素ス
イッチング用TFT30のチャネル領域1a’や低濃度
ソース領域1b、低濃度ドレイン領域1cに入射する事
態を未然に防ぐことができ、光電流の発生により画素ス
イッチング用TFT30の特性が劣化することはない。
【0070】更に、第2遮光膜11aと複数の画素スイ
ッチング用TFT30との間には、第1層間絶縁膜12
が設けられている。第1層間絶縁膜12は、画素スイッ
チング用TFT30を構成する半導体層1aを第2遮光
膜11aから電気的絶縁するために設けられるものであ
る。更に、第1層間絶縁膜12は、TFTアレイ基板1
0の全面に形成されることにより、画素スイッチング用
TFT30のための下地膜としての機能をも有する。即
ち、TFTアレイ基板10の表面の研磨時における荒れ
や、洗浄後に残る汚れ等で画素スイッチング用TFT3
0の特性の劣化を防止する機能を有する。第1層間絶縁
膜12は、例えば、NSG(ノンドープトシリケートガ
ラス)、PSG(リンシリケートガラス)、BSG(ボ
ロンシリケートガラス)、BPSG(ボロンリンシリケ
ートガラス)などの高絶縁性ガラス又は、酸化シリコン
膜、窒化シリコン膜等からなる。第1層間絶縁膜12に
より、第2遮光膜11aが画素スイッチング用TFT3
0等を汚染する事態を未然に防ぐこともできる。
【0071】本実施形態では、走査線3aの一部からな
るゲート電極と半導体層1aとの間に設けるゲート絶縁
膜2を、走査線3aに対向する位置から延設して誘電体
膜として用い、半導体層1aを延設して第1蓄積容量電
極1fとし、更にこれらに対向する容量線3bの一部を
第2蓄積容量電極とすることにより、蓄積容量70が構
成されている。
【0072】画素スイッチング用TFT30は、LDD
構造を有しており、走査線3a、当該走査線3aからの
電界によりチャネルが形成される半導体層1aのチャネ
ル領域1a’、走査線3aと半導体層1aとを絶縁する
ゲート絶縁膜2、データ線6a、半導体層1aの低濃度
ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、半導体層
1aの高濃度ソース領域1d並びに高濃度ドレイン領域
1eを備えている。高濃度ドレイン領域1eには、複数
の画素電極9aのうちの対応する一つが接続されてい
る。また、走査線3a、ゲート絶縁膜2及び第1層間絶
縁膜12の上には、高濃度ソース領域1dへ通じるコン
タクトホール5及び高濃度ドレイン領域1eへ通じるコ
ンタクトホール8が各々形成された第2層間絶縁膜4が
形成されている。更に、データ線6a及び第2層間絶縁
膜4の上には、高濃度ドレイン領域1eへのコンタクト
ホール8が形成された第3層間絶縁膜7が形成されてい
る。前述の画素電極9aは、このように構成された第3
層間絶縁膜7の上面に設けられている。
【0073】画素スイッチング用TFT30は、好まし
くは上述のようにLDD構造を持つが、低濃度ソース領
域1b及び低濃度ドレイン領域1cに不純物イオンの打
ち込みを行わないオフセット構造を持ってよいし、ゲー
ト電極3aをマスクとして高濃度で不純物イオンを打ち
込み、自己整合的に高濃度ソース及びドレイン領域を形
成するセルフアライン型のTFTであってもよい。また
本実施形態では、画素スイッチング用TFT30の走査
線3aの一部からなるゲート電極をソース−ドレイン領
域間に1個のみ配置したシングルゲート構造としたが、
これらの間に2個以上のゲート電極を配置してもよい。
この際、各々のゲート電極には同一の信号が印加される
ようにする。
【0074】尚、本実施の形態では特に、第2遮光膜1
1aは定電位源に電気的接続されており、第2遮光膜1
1aは、定電位とされる。このように第2遮光膜11a
を定電位としておけば、画素スイッチング用TFT30
に対し第2遮光膜11aの電位変動が実践上悪影響を及
ぼすことはない。この場合、定電位源としては、当該電
気光学装置を駆動するための周辺回路(例えば、走査線
駆動回路、データ線駆動回路等)に供給される負電源、
正電源等の定電位源、接地電源、対向電極21に供給さ
れる定電位源等が挙げられるが、本実施の形態では、第
2遮光膜11aは走査駆動回路の負電源に接続されるも
のとする。このように周辺回路等の電源を利用すれば、
専用の電位配線や外部回路接続端子を設ける必要なく、
第2遮光膜11aを定電位にできる。第1層間絶縁膜1
2が十分に厚い場合は、第1遮光膜を各画素単位毎に島
状に形成し、電気的にフローティングになるように構成
してもよい。また、額縁領域を規定する第1遮光膜53
と第2遮光膜11aは電気的に接続されても良い。これ
により、額縁領域を規定する第1遮光膜53が定電位に
固定されるため、データ線6aや走査線3aへのノイズ
の飛び込みを防止できる。
【0075】また本願発明を、TFTアクティブマトリ
クス駆動方式以外の、TFDアクティブマトリクス方
式、パッシブマトリクス駆動方式などいずれの方式の電
気光学装置に適用しても、対向電極がシールド層により
画像信号線やその引き出し線等の配線から電気的にシー
ルドされて対向電極電位が安定するという本実施形態と
同様の効果は発揮される。
【0076】以上説明した各実施形態における電気光学
装置では、対向基板20の外面及びTFTアレイ基板1
0の外面には各々、例えば、TN(Twisted Nematic)
モード、VA(Vertically Aligned)モード、PDLC(P
olymer Dispersed Liquid Crystal)モード等の動作モー
ドや、ノーマリーホワイトモード/ノーマリーブラック
モードの別に応じて、偏光フィルム、位相差フィルム、
偏光板などが所定の方向で配置される。
【0077】本発明は、上述した各実施形態に限られる
ものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れ
る発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能
であり、そのような変更を伴なう電気光学装置もまた本
発明の技術的範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の電気光学装置の全体構成を
示す平面図である。
【図2】図1のH−H’断面図である。
【図3】図1の電気光学装置の回路構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施形態の図1のC−C’断面におけ
るTFTアレイ基板側の積層構造を拡大して示す図式的
断面図である。
【図5】実施形態の一の変形例における図1のC−C’
断面に対応する個所でのTFTアレイ基板側の積層構造
を拡大して示す図式的断面図である。
【図6】実施形態の他の変形例における図1のC−C’
断面に対応する個所でのTFTアレイ基板側の積層構造
を拡大して示す図式的断面図である。
【図7】データ線、走査線、画素電極、第2遮光膜等が
形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群
の平面図である。
【図8】図7のA−A’断面図である。
【図9】従来の電気光学装置の問題点を説明するための
図式的概念図である。
【図10】従来の電気光学装置の問題点を説明するため
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1a…半導体層 3a…走査線 3b…容量線 9a…画素電極 10…TFTアレイ基板 10…画像表示領域 11a…第2遮光膜 20…対向基板 21…対向電極 23…第3遮光膜 30…TFT 50…液晶層 52…シール材 53…第1遮光膜 70…蓄積容量 80、90…シールド層 81、91、92…絶縁膜 101…データ線駆動回路 103…サンプリング回路 103a…サンプリングスイッチ 104…走査線駆動回路 114…サンプリング回路駆動信号線 115…画像信号線 115a…画像信号線の引き出し線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA04 KA15 LA48 NA24 NA60 QA10 QA11 QA12 RA05 RA08 TA01 TA03 TA09 2H092 GA64 JA25 JA29 JA38 JA42 JA44 JA46 JB13 JB23 JB32 JB33 JB38 JB51 JB57 JB63 JB69 KA04 KA07 KB23 KB25 MA08 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA27 NA01 NA24 NA25 NA27 NA29 NA30 PA01 PA04 PA06 QA07 QA15 QA18 5C094 AA03 AA21 BA03 BA43 CA19 CA24 DA09 DA13 EA03 EA07 EC10 FB12 GA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の第1及び第2基板間に電気光学物
    質が挟持されており、 前記第1基板上に、画素電極及び該画素電極に画像信号
    を供給するための配線と、 前記第2基板上に、前記画素電極に対向する対向電極
    と、 前記画素電極が形成された面と前記対向電極が形成され
    た面とが対向するように前記第1及び第2基板をそれら
    の周囲に沿って固着するシール材と、 平面的に見て前記シール材により固着されたシール領域
    の少なくとも一部において相互に重なる前記対向電極及
    び前記配線間に介在する導電性のシールド層とを備えた
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 相交差する複数の走査線及び複数のデー
    タ線と、 前記画像信号をサンプリングして前記複数のデータ線に
    夫々供給する複数のサンプリングスイッチを含むサンプ
    リング回路とを更に備えており、 前記画素電極には、前記データ線を介して前記サンプリ
    ングされた画像信号が供給され、 前記配線は、信号源から前記画像信号が供給される画像
    信号線と、該画像信号線から前記サンプリング回路に至
    る引き出し線と、前記サンプリング回路を駆動するため
    のサンプリング回路駆動信号線とを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 【請求項3】 前記画素電極に設けられ、前記走査線及
    び前記データ線に接続されたスイッチング素子を更に備
    えたことを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 【請求項4】 前記画像信号線は、前記画像信号として
    前記信号源からシリアル−パラレル展開された複数の展
    開信号が夫々供給される並列に配列された複数の並列部
    分を含み、 前記引き出し線は、前記複数の並列部分と少なくとも部
    分的に相交差し、前記画像信号線とは異なる導電層から
    なることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気光学
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像信号の電圧極性は、所定周期で
    反転されることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    一項に記載の電気光学装置。
  6. 【請求項6】 前記シールド層は、前記第1基板上に形
    成された金属膜からなることを特徴とする請求項1から
    5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 【請求項7】 前記画素電極及び前記シールド層は、同
    時に形成された膜からなることを特徴とする請求項6に
    記載の電気光学装置。
  8. 【請求項8】 前記画素電極及び前記シールド層は異な
    る金属膜からなり、前記第1基板上の積層構造中で前記
    シールド層は前記第2基板よりも前記第1基板に近い側
    に位置しており、前記シールド層と前記第2基板との間
    には透明絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求
    項6に記載の電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記シールド層は、前記第2基板上に形
    成された金属膜からなることを特徴とする請求項1から
    5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  10. 【請求項10】 前記シールド層は、定電位源に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一
    項に記載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 前記シールド層は、接地電位とされて
    いることを特徴とする請求項10に記載の電気光学装
    置。
  12. 【請求項12】 前記シール材は、前記第1及び第2基
    板間のギャップを規定するギャップ材を含んでおり、 前記シールド層が形成されていない前記シール領域に
    は、前記シールド層と同一層からなり、各配線に対向す
    る部分毎に分断された複数のダミー層が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記
    載の電気光学装置。
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