JP2001183455A - 非接触型位置測定方法および非接触型位置測定システム - Google Patents

非接触型位置測定方法および非接触型位置測定システム

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JP2001183455A JP2000211178A JP2000211178A JP2001183455A JP 2001183455 A JP2001183455 A JP 2001183455A JP 2000211178 A JP2000211178 A JP 2000211178A JP 2000211178 A JP2000211178 A JP 2000211178A JP 2001183455 A JP2001183455 A JP 2001183455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDタグを利用した位置検出システムにおい
て、アンチコリジョン技術を積極的に活用し、どの場所
でも安定して高精度な位置測定、さらに移動体の向きや
移動方向の測定を可能とする。 【解決手段】 移動体13に取り付けたIDリーダ14
から、移動体の移動範囲に所定の間隔で配置したIDタ
グ11に電磁誘導方式により電力を供給し、各IDタグ
からそれぞれ固有のIDデータを送信させ、IDタグか
ら送信されたIDデータをIDリーダが受信し、IDデ
ータと空間位置を対応付けるマッピングテーブルを基に
移動体の位置を測定する非接触型位置測定方法におい
て、IDリーダの交信範囲内に少なくとも1つのIDタ
グが存在するように各IDタグの間隔を設定し、IDリ
ーダは一度に複数のIDタグと交信可能とし、受信した
1以上のIDデータから移動体の位置を測定することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内または屋外に
おいて移動体の位置や方向を測定する非接触型位置測定
方法および非接触型位置測定システムに関する。特に、
測定範囲の増減を容易にし、低コストでシステムを構築
することができる非接触型位置測定方法および非接触型
位置測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】人物などの移動体の位置をリアルタイム
で測定する従来の方法として、限定された狭い領域では
磁気センサを用いる方法があり、屋外などの広い範囲で
はPHS(Personal Handy-phone System)やGPS (Gl
obal Positioning System)を用いる方法がある。
【0003】しかし、磁気センサは、非常に高精度で位
置を測定することができるが、磁気が乱されない環境を
必要とし、比較的狭い範囲でしか測定することができな
い問題がある。一方、PHSは広い範囲で位置を測定す
ることができるが、測定精度が低い問題がある。また、
GPSも広い範囲で位置を測定することができるが、衛
星からの電波を受信できる屋外などに限られ、かつ測定
精度を上げるためには装置が大型化する問題がある。
【0004】このような従来の位置検出方法に対して、
IDタグを利用した位置検出システムが公開されている
(参考文献:特開平7−55927号公報)。これは、
移動体の移動場所に多数のIDタグを設置し、移動体に
IDリーダを取り付け、IDリーダから電磁誘導方式に
よりIDタグに電力を供給してIDデータ(位置情報)
を送信させ、それをIDリーダが読み取り、IDデータ
と空間位置を対応付けるマッピングテーブルを基に移動
体の位置を検出するシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示された位
置検出システムは、IDタグ上を移動体が通過したとき
に、その位置を通過したことを認識するものである。す
なわち、移動体の現在位置は直前に通過したIDタグと
隣接するIDタグとの間として検出され、その位置精度
はIDタグの設置間隔に応じたものとなる。したがっ
て、原理的にはIDタグの設置密度を上げれば、位置検
出の解像度を向上させることが可能である。
【0006】しかし、IDタグの設置密度を上げたりI
Dリーダのアンテナを大きくして検出範囲を広げると、
隣接するIDタグからの送信電波の干渉によりIDデー
タの読み取りができなくなる問題がある。そのため、従
来のIDタグを利用した位置検出システムでは、例えば
歩行者が2〜3歩歩くうちにいずれかのIDタグ上を通
過して位置を特定できればよいというように、IDタグ
の間隔が十分にあり、IDリーダとIDタグが1対1で
交信することを前提としたものになっている。
【0007】一方、非接触ICカードシステムでは、複
数のICカードと通信を行うためにアンチコリジョン技
術が用いられている。これは、例えば各ICカードに論
理番号を付与し、各番号を指定して各ICカードと順番
に通信を行うものである。しかし、IDタグを利用した
位置検出システムにおいて、アンチコリジョン技術を用
いて複数のIDタグからIDデータを取得し、移動体の
位置検出やその精度向上に利用する方法は考えられてい
ない。
【0008】本発明は、IDタグを利用した位置検出シ
ステムにおいて、アンチコリジョン技術を積極的に活用
し、どの場所でも安定して高精度な位置測定、さらに移
動体の向きや移動方向の測定を可能とする非接触型位置
測定方法および非接触型位置測定システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体に取り
付けたIDリーダから、移動体の移動範囲に所定の間隔
で配置したIDタグに電磁誘導方式により電力を供給
し、各IDタグからそれぞれ固有のIDデータを送信さ
せ、IDタグから送信されたIDデータをIDリーダが
受信し、IDデータと空間位置を対応付けるマッピング
テーブルを基に移動体の位置を測定する非接触型位置測
定方法において、IDリーダの交信範囲内に少なくとも
1つのIDタグが存在するように各IDタグの間隔を設
定し、IDリーダは一度に複数のIDタグと交信可能と
し、受信した1以上のIDデータから移動体の位置を測
定することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、移動体の移動範囲に所定
の間隔で配置され、電磁誘導方式により電力の供給を受
け、それぞれ固有のIDデータを送信するIDタグと、
IDタグに電力を供給し、IDタグから送信されたID
データを受信するIDリーダと、IDリーダに接続さ
れ、IDリーダが受信したIDデータと空間位置を対応
付けるマッピングテーブルを基に移動体の位置を測定す
る処理装置と を備えた非接触型位置測定システムにお
いて、IDタグは、IDリーダの交信範囲内に少なくと
も1つのIDタグが存在するように配置され、IDリー
ダの交信範囲内に存在する各IDタグがそれぞれIDリ
ーダと交信する手段を備え、IDリーダは、交信範囲内
の複数のIDタグと交信し、それぞれのIDデータを受
信する手段を備え、処理装置は、IDリーダが受信した
1以上のIDデータから移動体の位置を測定する手段を
備えたことを特徴とする。
【0011】これにより、移動体のIDリーダは確実に
少なくとも1つのIDタグからIDデータを取得し、位
置を測定することができる。さらに、複数のIDタグか
らIDデータを取得することにより、IDタグの間隔以
上の精度で位置を測定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の非接触型位置測
定システムの基本構成を示す。ここでは、移動体を人物
とし、人物の二次元位置をリアルタイムで測定するシス
テムを想定する。
【0013】図において、床には、複数のIDタグ11
を埋め込んだタイルカーペット12を敷き詰める。この
タイルカーペット12の上を移動する人物13の靴底に
は、IDタグ11との通信を行うアンテナを含むIDリ
ーダ14を取り付ける。IDリーダ14のアンテナに受
信されたIDデータは、人物13が携帯するコンピュー
タ15に転送され、実空間における位置情報に変換され
る。
【0014】なお、IDリーダ14を駆動する電源は、
IDリーダ14がバッテリィを有するか、コンピュータ
15または専用のバッテリィパックから有線で供給する
ようにしてもよい。また、IDリーダ14がバッテリィ
を有して自律動作する場合には、IDリーダ14とコン
ピュータ15との間を無線で接続するようにしてもよ
い。この場合のコンピュータ15は、人物13が携帯せ
ずに所定の場所に配置するようにしてもよい。
【0015】図2は、IDタグ11とIDリーダ14の
概略構成を示す。図において、IDリーダ14は、変調
回路21、復調回路22、アンテナ23、通信制御回路
24を備える。電源部は省略している。変調回路21か
ら出力された信号(電力供給信号およびID要求信号)
はアンテナ23から送信され、アンテナ23に受信した
信号(IDデータ)は復調回路22で復調される。通信
制御回路24は、変調回路21および復調回路22の送
受信制御と、外部のコンピュータとの通信処理を行う。
【0016】IDタグ11は、アンテナ31、電源回路
32、変調回路33、復調回路34、制御回路35を備
える。電源回路32は、アンテナ31に受信した電力供
給信号を直流電力に変換して各部に供給する。アンテナ
31に受信したID要求信号は復調回路34で復調さ
れ、制御回路35に通知される。制御回路35は、ID
タグに予め割り当てられた固有のIDデータを変調回路
33に出力する。変調回路33で変調されたIDデータ
はアンテナ31から送信される。
【0017】このように、IDタグ11は電源をもた
ず、IDリーダ14から電磁誘導方式により供給される
電力により動作し、それぞれ固有のIDデータを応答す
る構成になっている。IDリーダ14が受信したIDデ
ータは、図3に示すようにコンピュータ15に転送さ
れ、IDデータと実空間との関係を示すマッピングテー
ブルとの照合により、人物13の二次元位置(座標)が
測定される。以上は、IDタグを利用した位置検出シス
テムの基本的な構成および動作である。
【0018】(本発明の第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態は、1つのIDリーダが複数のIDタグから
一度に複数のIDデータを取得し、位置測定に利用する
ことを特徴とする。
【0019】図4は、IDタグとIDリーダの交信範囲
の関係を示す。図4(a) は従来例であり、図4(b) は本
発明によるものである。ここでは、簡単のためにIDタ
グの交信範囲41を点で表す。従来のIDタグの間隔
は、IDリーダの交信範囲42に比べて十分に広く、I
Dリーダは高々1つのIDタグとの交信によりIDデー
タを取得するようになっている。すなわち、IDリーダ
は2つ以上のIDタグと交信することはなく、またID
リーダはIDタグと交信できない場合もある。
【0020】一方、本発明では、IDリーダの交信範囲
42に少なくとも1つのIDタグの交信範囲41が含ま
れるように配置し、アンチコリジョン技術を利用して一
度に複数のIDデータを読み取るようにする。例えば、
図4(b) に示すように、IDリーダの交信範囲42を直
径aの円形とした場合に、IDタグをその内接正方形の
間隔(a/√2 )以下で規則的に並べることにより、I
Dリーダの位置に関わらず最低1つのIDタグからID
データを読み取ることができる。さらに、IDリーダの
位置に応じて複数のIDデータを読み取ることができ
る。
【0021】この各IDデータをコンピュータに伝送
し、それぞれ座標変換する。このとき、読み取り可能な
複数のIDデータの数をN、各変換座標を(x1
1 )、(x2 ,y2 )、・・・、(xN ,yN )とす
ると、IDリーダ(人物)の座標値は、 ((x1+x2+・・・+xN)/N,(y1+y2+・・・
+yN)/N) と表すことができる。すなわち、図5に示すように、I
Dリーダが4つのIDデータを取得した場合には4つの
IDタグの中間地点51を測定位置とし、IDリーダが
3つのIDデータを取得した場合には3つのIDタグの
中間地点52を測定位置とし、2つのIDデータを取得
した場合には2つのIDタグの中間地点53を測定位置
とし、1つのIDデータを取得した場合にはそのIDタ
グの地点54を測定位置する。
【0022】このように、本発明では、最低1つのID
タグからIDデータを取得して確実に位置を測定できる
だけでなく、複数のIDタグからIDデータを取得する
ことにより、IDタグの間隔以上の精度で位置を測定す
ることができる。ただし、実際にはIDタグの交信範囲
41は点ではなく所定の範囲を有するので、その分の精
度誤差は避けられないが、複数のIDデータを取得する
ことによりIDタグの交信範囲41に伴う精度誤差を最
小限に抑えることができる。
【0023】なお、IDタグの配置は規則的なものであ
れば正方形に限らず、正三角形など他の形状に並べても
よい。例えば、上記の例でIDタグを正三角形に並べる
場合には、その間隔を(√3/2)a以下とすればよい。
さらに、IDタグの間隔は全体が均等である必要はな
く、疎密があってもよい。例えば、位置精度を高くとり
たい場所ではIDタグの間隔を密にするような配置をし
てもよい。
【0024】また、IDリーダの交信範囲はアンテナ形
状や指向性に依存するが、円形に限らない。IDタグの
間隔を決める際には、例えばIDリーダの交信範囲を楕
円形とするとその短径を直径とする円を交信範囲として
扱い、方形とした場合には内接円を交信範囲として扱え
ばよい。また、IDリーダのアンテナは、例えば靴底に
円形のループアンテナを取り付けることにより、交信範
囲がループアンテナの大きさに応じた円形に設定される
が、交信電波に例えばマイロク波を用い、人物の腰回り
にアンテナを取り付けることにより、アンテナの大きさ
以上の交信範囲を確保することができる。
【0025】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態は、移動体の基準となる向きに対して所定の
位置関係で、移動体に複数のIDリーダを取り付け、各
IDリーダがそれぞれIDタグからIDデータを取得
し、移動体の位置およびその向きの測定に利用すること
を特徴とする。なお、各IDリーダは、複数のIDタグ
から一度に複数のIDデータを取得できるものとし、各
IDタグも第1の実施形態に示した間隔で配置されるも
のとする。また、IDリーダを構成する変調回路、復調
回路、通信制御回路などを1つにし、アンテナを複数配
置し、各アンテナを時分割で駆動してそれぞれIDデー
タを取得する構成としてもよい。
【0026】図6は、移動体の向きを測定する構成およ
び手順を示す。図において、カート61の進行方向に対
して左右対称位置にIDリーダ62−1,62−2を取
り付け、左右独立にIDデータを取得する。右側のID
リーダ62−1の位置と左側のIDリーダ62−2の位
置は、第1の実施形態と同様にそれぞれ測定される。こ
こで、右側のIDリーダの位置63−1から、左側のI
Dリーダの位置63−2へ向けたベクトルを方向計算用
ベクトル66とする。このとき、カート61の正面は方
向計算ベクトル66を紙面上方から見て時計回りに90度
回転させた方向ベクトル67の方向として測定される。
これは、左右の足を開いて立ち止まったときの人物の向
きを測定する場合などにも適用できる。
【0027】また、カート61の4隅にIDリーダ62
−1〜62−4を取り付け、それぞれの位置63−1〜
63−4を測定することにより、カート61の向きに対
応した方向ベクトル68−1,68−2を得ることがで
きる。通常は、この方向ベクトルの一方をカート61の
向きとすれはよい。これは、人物の足の爪先と踵にそれ
ぞれIDリーダ(アンテナ)を取り付け、人物の向きを
測定する場合などにも適用できる。さらに方向精度を上
げるには、方向ベクトル67,68−1,68−2を合
成したベクトルを用いてもよい。なお、カート61の位
置は、各IDリーダの位置63−1〜63−4の中間点
として測定することができる。
【0028】(本発明の第3の実施形態)本発明の第3
の実施形態は、IDリーダに受信するIDデータまたは
それから得られる位置情報を時系列で蓄積し、その時系
列データから移動体の移動軌跡および移動方向を割り出
すことを特徴とする。なお、IDリーダは、複数のID
タグから一度に複数のIDデータを取得できるものと
し、IDタグも第1の実施形態に示した間隔で配置され
るものとする。
【0029】図7は、移動体の移動方向を割り出す手順
を示す。図において、移動体の位置71,72,73,
74が受信したIDデータに応じて順次測定されると、
それを結ぶ線が移動軌跡として認識される。移動体の移
動方向はこの移動軌跡の延長線上にあると見なすことが
できる。また、第2の実施形態のように、複数のIDリ
ーダで測定される位置情報と向きの情報を時系列で蓄積
し、同様の処理を行うことにより、さらに正確な移動方
向を測定することができる。
【0030】(本発明の第4の実施形態)本発明の第4
の実施形態は、複数の移動体が同時に位置および方向の
測定を行うことを特徴とする。なお、個々の移動体のI
Dリーダは、複数のIDタグから一度に複数のIDデー
タを取得できるものとし、IDタグも第1の実施形態に
示した間隔で配置されるものとする。
【0031】図8は、複数の移動体の位置を測定するシ
ステム例を示す。ここでは、移動体を人物とし、各人物
の二次元位置をリアルタイムで測定するシステムを想定
する。
【0032】図において、各人物13−1〜13−3が
携帯するコンピュータ15−1〜15−3は、それぞれ
の靴底に取り付けたIDリーダ14−1〜14−3が受
信したIDデータまたはそのIDデータから得られた位
置情報を、各人物を識別する情報(識別ID)とともに
外部処理装置16に転送する。外部処理装置16は、各
人物13−1〜13−3のコンピュータ15−1〜15
−3から転送された情報をそれぞれ個別に処理し、各人
物の位置をそれぞれ個別に測定する。
【0033】なお、各コンピュータがIDデータをその
まま外部処理装置16に転送する場合には、中継器とし
ての機能のみとなる。また、各IDリーダは、受信した
IDデータと識別IDを外部処理装置16に直接転送し
てもよい。この場合には、外部処理装置16が、マッピ
ングテーブルを基にそれぞれ個別に各人物の位置を測定
することになる。
【0034】(本発明の第5の実施形態)本発明の第5
の実施形態は、以上示した各実施形態により測定される
移動体の位置と、向きと、移動方向の各データを用いる
ことにより、あらかじめ移動経路が指定された自律移動
体(自走ロボット)が次に進む方向の決定に用いるもの
である。自律移動体は、図6に示すように少なくとも2
つのIDリーダ(アンテナ)を搭載し、自律移動体の位
置と向きと移動方向を測定する。一方、あらかじめ指定
された移動経路が示す次の位置(IDタグのIDデー
タ)と、自律移動体の位置と向きと移動方向を照合し、
その都度方向の修正を繰り返すことにより指定された移
動経路に沿って自律移動させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の非接触型
位置測定方法および非接触型位置測定システムは、移動
体のIDリーダが確実に少なくとも1つのIDタグから
IDデータを取得して位置を測定できるだけでなく、複
数のIDタグからIDデータを取得することにより、I
Dタグの間隔以上の精度で位置を測定することができ
る。
【0036】また、移動体が複数のIDリーダを備える
ことにより、移動体の向きを測定することができる。ま
た、IDリーダに受信するIDデータまたはそれから得
られる位置情報を時系列で蓄積することにより、その時
系列データから移動体の移動軌跡および移動方向を割り
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触型位置測定システムの基本構成
を示す図。
【図2】IDタグ11とIDリーダ14の概略構成を示
す図。
【図3】本発明の非接触型位置測定システムの基本シー
ケンスを示す図。
【図4】IDタグとIDリーダの交信範囲の関係を示す
図。
【図5】複数のIDデータを用いた位置決定アルゴリズ
ムを説明する図。
【図6】移動体の向きを測定する構成および手順を示す
図。
【図7】移動体の移動方向を割り出す手順を示す図。
【図8】複数の移動体の位置を測定するシステム例を示
す図。
【符号の説明】
11 IDタグ 12 タイルカーペット 13 人物 14 IDリーダ 15 コンピュータ 16 外部処理装置 21,33 変調回路 22,34 復調回路 23,31 アンテナ 24 通信制御回路 32 電源回路 35 制御回路 41 IDタグの交信範囲 42 IDリーダの交信範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G07C 9/00 Z 19/00 H04B 1/59 G07C 9/00 G06K 19/00 H H04B 1/59 Q

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に取り付けたIDリーダから、移
    動体の移動範囲に所定の間隔で配置したIDタグに電磁
    誘導方式により電力を供給し、各IDタグからそれぞれ
    固有のIDデータを送信させ、 前記IDタグから送信されたIDデータを前記IDリー
    ダが受信し、前記IDデータと空間位置を対応付けるマ
    ッピングテーブルを基に前記移動体の位置を測定する非
    接触型位置測定方法において、 前記IDリーダの交信範囲内に少なくとも1つのIDタ
    グが存在するように各IDタグの間隔を設定し、 前記IDリーダは一度に複数のIDタグと交信可能と
    し、受信した1以上のIDデータから前記移動体の位置
    を測定することを特徴とする非接触型位置測定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触型位置測定方法
    において、 前記IDリーダが1つのIDデータを取得した場合に
    は、そのIDデータに対応する空間位置を前記移動体の
    位置とし、 前記IDリーダが2つ以上のIDデータを取得した場合
    には、各IDデータを空間座標に変換し、その平均座標
    値を前記移動体の位置とすることを特徴とする非接触型
    位置測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の非接触型位置測定方法
    において、 前記移動体の基準となる向きに対して所定の位置関係で
    複数のIDリーダを取り付け、各IDリーダがそれぞれ
    受信する1以上のIDデータから前記移動体の位置およ
    び向きを測定することを特徴とする非接触型位置測定方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載の非接触
    型位置測定方法において、 前記IDリーダが受信するIDデータまたはそのIDデ
    ータから得られた位置情報を時系列に蓄積し、その時系
    列データから前記移動体の移動軌跡および移動方向を割
    り出すことを特徴とする非接触型位置測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の非接触
    型位置測定方法において、 複数の移動体が同時に位置および方向の測定を行う場合
    に、各移動体のIDリーダが受信するIDデータまたは
    そのIDデータから得られた各移動体の位置情報を、各
    移動体を識別する情報とともに外部処理装置に転送し、
    外部処理装置で各移動体の位置をそれぞれ個別に測定す
    ることを特徴とする非接触型位置測定方法。
  6. 【請求項6】 あらかじめ移動経路が指定された自律移
    動体の位置、向きおよび移動方向を請求項1〜4に記載
    の非接触型位置測定方法により測定し、前記自律移動体
    の次に進む方向の決定に用いることを特徴とする非接触
    型位置測定方法。
  7. 【請求項7】 移動体の移動範囲に所定の間隔で配置さ
    れ、電磁誘導方式により電力の供給を受け、それぞれ固
    有のIDデータを送信するIDタグと、 前記IDタグに電力を供給し、前記IDタグから送信さ
    れたIDデータを受信するIDリーダと、 前記IDリーダに接続され、前記IDリーダが受信した
    IDデータと空間位置を対応付けるマッピングテーブル
    を基に前記移動体の位置を測定する処理装置とを備えた
    非接触型位置測定システムにおいて、 前記IDタグは、前記IDリーダの交信範囲内に少なく
    とも1つのIDタグが存在するように配置され、前記I
    Dリーダの交信範囲内に存在する各IDタグがそれぞれ
    前記IDリーダと交信する手段を備え、 前記IDリーダは、交信範囲内の複数のIDタグと交信
    し、それぞれのIDデータを受信する手段を備え、 前記処理装置は、前記IDリーダが受信した1以上のI
    Dデータから前記移動体の位置を測定する手段を備えた
    ことを特徴とする非接触型位置測定システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の非接触型位置測定シス
    テムにおいて、 前記処理装置は、前記IDリーダが1つのIDデータを
    取得した場合に、そのIDデータに対応する空間位置を
    前記移動体の位置とし、前記IDリーダが2つ以上のI
    Dデータを取得した場合に、各IDデータを空間座標に
    変換し、その平均座標値を求めて前記移動体の位置とす
    る処理を行う構成であることを特徴とする非接触型位置
    測定システム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の非接触型位置測定シス
    テムにおいて、 前記移動体に、基準となる向きに対して所定の位置関係
    で複数のIDリーダを取り付け、 前記処理装置は、前記各IDリーダがそれぞれ受信する
    1以上のIDデータから前記移動体の位置および向きを
    測定する手段を備えたことを特徴とする非接触型位置測
    定システム。
  10. 【請求項10】 請求項7または請求項9に記載の非接
    触型位置測定システムにおいて、 前記処理装置は、前記IDリーダが受信するIDデータ
    またはそのIDデータから得られた位置情報を時系列に
    蓄積する手段と、その時系列データから前記移動体の移
    動軌跡および移動方向を割り出す手段を備えたことを特
    徴とする非接触型位置測定システム。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれかに記載の非
    接触型位置測定システムにおいて、 前記移動体のIDリーダまたは処理装置は、受信したI
    DデータまたはそのIDデータから得られた位置情報
    を、各移動体を識別する情報とともに外部処理装置に転
    送する手段を備え、 前記外部処理装置は、前記各移動体から転送された情報
    を基に各移動体の位置をそれぞれ個別に測定する構成で
    あることを特徴とする非接触型位置測定システム。
  12. 【請求項12】 あらかじめ移動経路が指定された自律
    移動体の移動範囲に請求項7〜10に記載の非接触型位
    置測定システムを構成するIDタグを配置し、前記自律
    移動体に請求項7〜10に記載の非接触型位置測定シス
    テムを構成するIDリーダおよび処理装置を搭載し、前
    記自律移動体の位置、向きおよび移動方向を測定して前
    記自律移動体の次に進む方向を決定する構成であること
    を特徴とする非接触型位置測定システム。
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