JP2002132241A - 実空間をベースにした仮想空間表示システム - Google Patents

実空間をベースにした仮想空間表示システム

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JP2002132241A
JP2002132241A JP2000329479A JP2000329479A JP2002132241A JP 2002132241 A JP2002132241 A JP 2002132241A JP 2000329479 A JP2000329479 A JP 2000329479A JP 2000329479 A JP2000329479 A JP 2000329479A JP 2002132241 A JP2002132241 A JP 2002132241A
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Yoshihiro Shimada
義弘 島田
Satoshi Ishibashi
聡 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの実空間における位置移動と仮想空間
における視点移動を対応させ、ヘッドマウントディスプ
レイに実空間と仮想空間を一体化表示する。 【解決手段】 床に配置して固有のIDデータを送信す
るIDタグとIDタグから送信されたIDデータを受信
するIDリーダと、そのIDデータをユーザの位置情報
に変換するIDデータ処理手段と、ヘッドトラッキング
センサを含むヘッドマウントディスプレイと、IDデー
タ処理手段からユーザの位置情報を入力し、ヘッドトラ
ッキングセンサからユーザの視線情報を入力し、ユーザ
の位置情報および視線情報をもとに、ユーザがいる実空
間とジオメトリ構造が同じ仮想空間を表示するための仮
想空間情報を生成し、ヘッドマウントディスプレイに出
力する仮想空間情報処理手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実空間とジオメト
リ構造が同じ仮想空間を表示し、ユーザの実空間におけ
る移動と仮想空間における移動を一体化する実空間をベ
ースにした仮想空間表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが装着するヘッドマウントディス
プレイに仮想空間を表示し、ユーザの頭の向きを変える
だけで、その方向の仮想空間がディスプレイの正面方向
に表示されるシステムがある。これは、ヘッドマウント
ディスプレイに取り付けたヘッドトラッキングセンサが
頭の動きを測定し、それを視線方向の変化として画像処
理することにより可能であり、ユーザは仮想空間内に実
際に入り込んだような感覚を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドマウントディス
プレイを用いた従来の仮想空間表示システムは、ユーザ
が停止した状態で使用するものであり、ヘッドマウント
ディスプレイを装着したユーザが実際に実空間を動き回
ることは想定されていない。
【0004】ところで、実空間とヘッドマウントディス
プレイに表示される仮想空間を重ね合わせ、実空間にお
けるユーザの動きを仮想空間内に持ち込むことができれ
ば、ユーザは仮想空間内で実際に歩き回るような感覚を
体験することができる。そのためには、ユーザの頭の向
きを視線方向として検出するだけでなく、ユーザの位置
を正確に検出し、その位置移動を仮想空間表示に反映さ
せる必要がある。例えば、実空間で前に1歩進めば、仮
想空間内でも前に1歩進むような処理が必要になる。
【0005】ここで、従来はユーザの位置をリアルタイ
ムで測定する方法として、限定された狭い領域では磁気
センサを用いる方法があり、屋外などの広い範囲ではP
HS(Personal Handy-phone System)やGPS (Global
Positioning System)を用いる方法がある。
【0006】しかし、磁気センサは、非常に高精度で位
置を測定することができるが、磁気が乱されない環境を
必要とし、実験室等の限られた設備でのみ利用可能であ
った。一方、PHSは広い範囲で位置を測定することが
できるが、測定精度が低く、上記の用途には利用不可能
であった。また、GPSも広い範囲で位置を測定するこ
とができるが、衛星からの電波を受信できる屋外などに
限られ、かつ測定精度を上げるためには装置が大型化す
る問題があり、同様に上記の用途には利用困難であっ
た。
【0007】本発明は、ユーザの頭の向きに応じた仮想
空間を表示するヘッドマウントディスプレイを用い、ユ
ーザの実空間における位置移動と仮想空間における視点
移動を対応させ、実空間と仮想空間を一体化表示するこ
とができる実空間をベースにした仮想空間表示システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の実空間をベース
にした仮想空間表示システムは、ユーザが移動する床に
所定の間隔で配置され、電磁誘導方式により電力の供給
を受け、それぞれ固有のIDデータを送信するIDタグ
と、ユーザに取り付けられ、IDタグに電力を供給して
そのIDタグから送信されたIDデータを受信するID
リーダと、IDリーダに受信されたIDデータを入力
し、そのIDデータと床上の空間位置を対応付けるマッ
ピングテーブルを基にユーザの位置情報に変換するID
データ処理手段と、ユーザの頭の向きを視線情報として
検出するヘッドトラッキングセンサを含み、入力される
仮想空間情報を表示するヘッドマウントディスプレイ
と、IDデータ処理手段からユーザの位置情報を入力
し、ヘッドトラッキングセンサからユーザの視線情報を
入力し、ユーザの位置情報および視線情報をもとに、ユ
ーザがいる実空間とジオメトリ構造が同じ仮想空間を表
示するための仮想空間情報を生成し、ヘッドマウントデ
ィスプレイに出力する仮想空間情報処理手段とを備え
る。
【0009】また、仮想空間情報処理手段は、ユーザ以
外の移動体または非移動体の位置情報を入力し、仮想空
間の対応する位置に移動体または非移動体を仮想オブジ
ェクトとして配置した仮想空間情報を生成する構成とし
てもよい。さらに、移動体にIDリーダを取り付け、受
信したIDデータをIDデータ処理手段で位置情報に変
換する構成としてもよい。
【0010】また、ユーザ、移動体、非移動体がそれぞ
れIDデータ処理手段を備え、各IDデータ処理手段で
得られるユーザ、移動体、非移動体の位置情報を仮想空
間情報処理手段に伝送する構成としてもよい。また、仮
想空間情報生成手段がIDデータ処理手段を備え、ユー
ザ、移動体、非移動体の各IDリーダに受信したIDデ
ータを仮想空間情報処理手段のIDデータ処理手段に伝
送する構成としてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】(実空間をベースにした仮想空間
表示システムの基本構成)図1は、本発明の実空間をベ
ースにした仮想空間表示システムの基本構成を示す。
【0012】図において、ユーザ10が移動する床11
には、複数のIDタグ12が埋め込まれる。一方、ユー
ザ10はヘッドマウントディスプレイ13を装着し、さ
らに例えば靴底にIDタグ12との通信を行うアンテナ
を含むIDリーダ14を取り付ける。IDリーダ14と
の通信圏内に入ったIDタグ12は、電力の供給を受け
てそれぞれ固有のIDデータを送信する。IDリーダ1
4が受信したIDデータと、ヘッドマウントディスプレ
イ13のヘッドトラッキングセンサで検出された頭の向
きに対応する視線情報は、ユーザ10が携帯する入出力
装置15に転送される。入出力装置15は、IDデータ
を実空間における位置情報に変換し、この位置情報と視
線情報を仮想空間情報処理装置16に送信する。また、
入出力装置15は、仮想空間情報処理装置16から送信
された仮想空間情報を受信し、ヘッドマウントディスプ
レイ13に転送して表示する。なお、IDリーダ14と
入出力装置15、あるいは入出力装置15とヘッドマウ
ントディスプレイ13が一体になっていてもよい。
【0013】ここで、仮想空間情報処理装置16は、ユ
ーザ10の位置情報および視線情報をもとに、ユーザ1
0がいる実空間とジオメトリ構造が同じ仮想空間を表示
するための仮想空間情報を生成し、ヘッドマウントディ
スプレイ13に出力する機能を有する。例えば、ユーザ
10が直方体形状の部屋にいる場合には、ヘッドマウン
トディスプレイ13には実際の直方体形状の空間と同じ
構造をもつ仮想空間が表示される。このとき、実空間の
部屋の壁の位置と仮想空間の壁の位置が一致するように
キャリブレーションを行う。そして、ユーザ10の実空
間での動き(例えば位置情報の変化)を仮想空間での動
きに対応させる。
【0014】これにより、ユーザ10がいる実空間と同
じ構造の仮想空間において、ユーザ10の位置を視点と
し、ユーザ10の頭の向きに対応する視線方向の仮想空
間をヘッドマウントディスプレイ13に表示することが
できる。すなわち、ユーザ10が前に進めば仮想空間内
で前に移動し、ユーザ10が右を向けば右方向の仮想空
間が正面に現れる。さらに、仮想空間で壁になっている
ところは実空間でも壁があるために、仮想空間に完全に
没入していても支障なく動き回ることができる。
【0015】(IDタグとIDリーダの概略構成)図2
は、IDタグ12とIDリーダ14の概略構成を示す。
図において、IDリーダ14は、変調回路21、復調回
路22、アンテナ23、通信制御回路24を備える。電
源部は省略している。変調回路21から出力された信号
(電力供給信号およびID要求信号)はアンテナ23か
ら送信され、アンテナ23に受信した信号(IDデー
タ)は復調回路22で復調される。通信制御回路24
は、変調回路21および復調回路22の送受信制御と、
外部の入出力装置15に対する送信処理を行う。
【0016】IDタグ12は、アンテナ31、電源回路
32、変調回路33、復調回路34、制御回路35を備
える。電源回路32は、アンテナ31に受信した電力供
給信号を直流電力に変換して各部に供給する。アンテナ
31に受信したID要求信号は復調回路34で復調さ
れ、制御回路35に通知される。制御回路35は、ID
タグに予め割り当てられた固有のIDデータを変調回路
33に出力する。変調回路33で変調されたIDデータ
はアンテナ31から送信される。
【0017】このように、IDタグ12は電源をもた
ず、IDリーダ14から電磁誘導方式により供給される
電力により動作し、それぞれ固有のIDデータを応答す
る構成になっている。IDリーダ14が受信したIDデ
ータは、図1に示す入出力装置15(または仮想空間情
報処理装置16)のIDデータ処理部に転送され、ID
データと実空間との関係を示すマッピングテーブルとの
照合により、受信ユーザ10の位置情報(二次元座標)
に変換される。以上は、IDタグを利用した位置測定シ
ステムの基本的な構成および動作である。
【0018】(複数のIDタグとIDリーダの関係)こ
こで、本発明の構成では、1つのIDリーダが複数のI
Dタグから一度に複数のIDデータを取得し、位置測定
に利用することが可能になっている。図3は、IDタグ
とIDリーダの交信範囲の関係を示す。ここでは、簡単
のためにIDタグの交信範囲41を点で表す。
【0019】IDリーダの交信範囲42に少なくとも1
つのIDタグの交信範囲41が含まれるように配置し、
アンチコリジョン技術を利用して一度に複数のIDデー
タを読み取るようにする。例えば、IDリーダの交信範
囲42を直径aの円形とした場合に、IDタグをその内
接正方形の間隔(a/√2 )以下で規則的に並べること
により、IDリーダの位置に関わらず最低1つのIDタ
グからIDデータを読み取ることができる。さらに、I
Dリーダの位置に応じて複数のIDデータを読み取るこ
とができる。
【0020】この各IDデータを処理装置に転送し、そ
れぞれ座標変換する。このとき、読み取り可能な複数の
IDデータの数をN、各変換座標を(x1 ,y1 )、
(x2,y2 )、・・・、(xN ,yN )とすると、I
Dリーダの座標値は、 ((x1+x2+・・・+xN)/N,(y1+y2+・・・
+yN)/N) と表すことができる。すなわち、図4に示すように、I
Dリーダが4つのIDデータを取得した場合には4つの
IDタグの中間地点51を測定位置とし、IDリーダが
3つのIDデータを取得した場合には3つのIDタグの
中間地点52を測定位置とし、2つのIDデータを取得
した場合には2つのIDタグの中間地点53を測定位置
とし、1つのIDデータを取得した場合にはそのIDタ
グの地点54を測定位置する。
【0021】このように、本発明では、最低1つのID
タグからIDデータを取得して確実に位置が測定できる
だけでなく、複数のIDタグからIDデータを取得する
ことにより、IDタグの間隔以上の精度で位置を測定す
ることができる。ただし、実際にはIDタグの交信範囲
41は点ではなく所定の範囲を有するので、その分の精
度誤差は避けられないが、複数のIDデータを取得する
ことによりIDタグの交信範囲41に伴う精度誤差を最
小限に抑えることができる。
【0022】なお、ユーザの両足にIDリーダを取り付
け、両足の位置情報からユーザの向きを検出するように
してもよい。この場合には、ユーザ10の体の向きと、
ヘッドマウントディスプレイ13で検出される頭の向き
は独立に検出されるので、両者の整合をとって仮想空間
の表示制御を行う必要がある。
【0023】(実空間をベースにした仮想空間表示シス
テムの機能構成)図5は、本発明の実空間をベースにし
た仮想空間表示システムの機能構成の一例を示す。図に
おいて、ユーザ10は、ヘッドマウントディスプレイ1
3、IDタグ12との通信によりIDデータを受信する
IDリーダ14、IDリーダに受信したIDデータを位
置情報に変換するIDデータ処理部61、仮想空間のキ
ャリブレーションその他の仮想空間制御情報を出力する
仮想空間制御部62、仮想空間情報処理装置16との通
信を行う送受信部63を備える。ヘッドマウントディス
プレイ13は、頭の向きを検出して視線情報として出力
するヘッドトラッキングセンサ64および入力される仮
想空間情報を表示する表示部65を備える。なお、図1
に示す入出力装置15は、IDデータ処理部61、仮想
空間制御部62、送受信部63を含む。
【0024】移動体17および非移動体18は、それぞ
れIDタグ12との通信によりIDデータを受信するI
Dリーダ、IDリーダに受信したIDデータを位置情報
に変換するIDデータ処理部、仮想空間情報処理装置1
6に位置情報を送信する送信部を備える。なお、移動体
17は他のユーザであってもよく、非移動体18ととも
に複数あってもよい。
【0025】仮想空間情報処理装置16は、ユーザ10
の入出力装置15から送信された位置情報、視線情報、
仮想空間制御情報を受信し、ユーザ10がいる実空間に
対応する仮想空間情報を生成してユーザ10の入出力装
置15に送信する。また、仮想空間情報処理装置16
は、移動体17および非移動体18の位置情報を受信
し、仮想空間のそれぞれ対応する位置に仮想オブジェク
トとして表示した仮想空間情報を生成する。
【0026】なお、入出力装置15のIDデータ処理部
61を仮想空間情報処理装置16側に配置し、入出力装
置15から仮想空間情報処理装置16へはIDデータを
送信するようにしてもよい。同様に、移動体17および
非移動体18からその位置に対応するIDデータを仮想
空間情報処理装置16のIDデータ処理部へ送信するよ
うにしてもよい。また、移動体17および非移動体18
の位置情報がIDリーダを用いずに別途得られる場合に
は、その位置情報を仮想空間情報処理装置16に直接入
力してもよい。
【0027】以下、図1、図5および図6を参照して本
発明システムの動作例について説明する。ユーザ10の
IDデータ処理部61は、IDリーダ14に受信したI
Dデータを位置情報に変換する。ヘッドマウントディス
プレイ13のヘッドトラッキングセンサ64は、ユーザ
10の頭の向きを検出して視線情報として出力する。こ
の位置情報および視線情報と、仮想空間制御部62から
出力される仮想空間制御情報は、送受信部63から仮想
空間情報処理装置16へ送信される。仮想空間情報処理
装置16は、ユーザ10から送信された各情報をもとに
ユーザ10がいる実空間と同じジオメトリ構造の仮想空
間情報を生成し、ヘッドマウントディスプレイ13に表
示する。
【0028】ここで、仮想空間情報処理装置16に、移
動体17として図6に示すような他のユーザ10bの位
置情報が得られる場合には、仮想空間上の対応する位置
にコンピュータグラフィックス(CG)で作成した仮想
オブジェクト19を表示し、実空間との整合を図る。こ
れにより、仮想空間に没入していても他のユーザなどの
移動体17や非移動体18にぶつかることなく歩行する
ことができる。
【0029】また、ヘッドマウントディスプレイ13に
表示される壁などは、実空間と仮想空間が一致するよう
になっている。したがって、仮想の表示であるので壁紙
の模様などをユーザの設定により自由に変えることが可
能であり、さらに例えば家具などの仮想オブジェクトを
表示させることも可能である。これにより、例えば部屋
のインテリアの配置シミュレーションなどに利用するこ
とができる。
【0030】また、ユーザ10のいる場所として例えば
図書館を設定した場合に、ヘッドマウントディスプレイ
13に書架などの構造物とジャンルごとに分類した書籍
をモデリングした仮想図書館を表示する。本発明では、
実空間と仮想空間が一致しているので、ユーザ10はこ
の仮想図書館の表示を見ながら実際の図書館を歩き回る
ことができる。ここで、ユーザ10が希望する書籍のジ
ャンルを指定すると、その書籍が置かれている部分がビ
デオシースルーになって実際の本が見えるように設定す
る。そして、本を手に取るとヘッドマウントディスプレ
イ13が完全にシースルー状態になり、実物の本を読め
る状態に設定する。これにより、より簡単に希望する書
籍の場所を見つけることができる。これは、物品の出庫
作業や在庫管理などにも応用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実空間を
ベースにした仮想空間表示システムは、まずユーザの位
置情報を高精度に検出することができる。この位置情報
とヘッドマウントディスプレイにより検出されるユーザ
の視線情報に応じて、実空間と同じジオメトリ構造の仮
想空間を表示することにより、ユーザの実空間での動き
を仮想空間での動きに対応させることができる。これに
より、仮想空間に完全に没入していても支障なく動き回
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実空間をベースにした仮想空間表示シ
ステムの基本構成を示す図。
【図2】IDタグ12とIDリーダ14の概略構成を示
すブロック図。
【図3】IDタグとIDリーダの交信範囲の関係を説明
する図。
【図4】複数のIDデータを用いた位置決定アルゴリズ
ムを説明する図。
【図5】本発明の実空間をベースにした仮想空間表示シ
ステムの機能構成の一例を示すブロック図。
【図6】本発明システムの動作例を示す図。
【符号の説明】
10 ユーザ 11 床 12 IDタグ 13 ヘッドマウントディスプレイ 14 IDリーダ 15 入出力装置 16 仮想空間情報処理装置 17 移動体 18 非移動体 19 仮想オブジェクト 21 変調回路 22 復調回路 23 アンテナ 24 通信制御回路 31 アンテナ 32 電源回路 33 変調回路 34 復調回路 35 制御回路 41 IDタグの交信範囲 42 IDリーダの交信範囲 61 IDデータ処理部 62 仮想空間制御部 63 送受信部 64 ヘッドトラッキングセンサ 65 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 660 G09G 3/20 660X 680 680A H04N 13/00 H04N 13/00 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA07 BA08 BA09 BA11 CA07 EA24 EA27 FA02 5C061 AB12 AB14 5C080 BB05 CC04 DD13 EE22 FF09 GG02 JJ02 JJ06 KK52 5C082 AA01 AA36 BA12 BA42 BA46 CA52 CA72 CB01 DA51 DA87 MM00 MM10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが移動する床に所定の間隔で配置
    され、電磁誘導方式により電力の供給を受け、それぞれ
    固有のIDデータを送信するIDタグと、 前記ユーザに取り付けられ、前記IDタグに電力を供給
    してそのIDタグから送信されたIDデータを受信する
    IDリーダと、 前記IDリーダに受信されたIDデータを入力し、その
    IDデータと前記床上の空間位置を対応付けるマッピン
    グテーブルを基に前記ユーザの位置情報に変換するID
    データ処理手段と、 前記ユーザの頭の向きを視線情報として検出するヘッド
    トラッキングセンサを含み、入力される仮想空間情報を
    表示するヘッドマウントディスプレイと、 前記IDデータ処理手段から前記ユーザの位置情報を入
    力し、前記ヘッドトラッキングセンサから前記ユーザの
    視線情報を入力し、前記ユーザの位置情報および視線情
    報をもとに、前記ユーザがいる実空間とジオメトリ構造
    が同じ仮想空間を表示するための仮想空間情報を生成
    し、前記ヘッドマウントディスプレイに出力する仮想空
    間情報処理手段とを備えたことを特徴とする実空間をベ
    ースにした仮想空間表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の実空間をベースにした
    仮想空間表示システムにおいて、 前記仮想空間情報処理手段は、前記ユーザ以外の移動体
    または非移動体の位置情報を入力し、前記仮想空間の対
    応する位置に移動体または非移動体を仮想オブジェクト
    として配置した仮想空間情報を生成する構成であること
    を特徴とする実空間をベースにした仮想空間表示システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の実空間をベースにした
    仮想空間表示システムにおいて、 前記移動体または前記非移動体に前記IDリーダを取り
    付け、受信したIDデータを前記IDデータ処理手段で
    位置情報に変換する構成であることを特徴とする実空間
    をベースにした仮想空間表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載の実空間
    をベースにした仮想空間表示システムにおいて、 前記ユーザ、前記移動体、前記非移動体がそれぞれ前記
    IDデータ処理手段を備え、各IDデータ処理手段で得
    られるユーザ、移動体、非移動体の位置情報を前記仮想
    空間情報処理手段に伝送する構成であることを特徴とす
    る実空間をベースにした仮想空間表示システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3に記載の実空間
    をベースにした仮想空間表示システムにおいて、 前記仮想空間情報生成手段が前記IDデータ処理手段を
    備え、前記ユーザ、前記移動体、前記非移動体の各ID
    リーダに受信したIDデータを前記仮想空間情報処理手
    段のIDデータ処理手段に伝送する構成であることを特
    徴とする実空間をベースにした仮想空間表示システム。
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