JP4762157B2 - 車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラム - Google Patents

車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラムに関し、特に、フォークリフトなどの荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物を収納すべき荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を効率よく判定することができる車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラムに関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグの商品化が進み、物流の分野などにおいて、RFIDタグが次第に普及し始めてきている。
RFIDタグは、ICタグとも呼ばれ、種々のデータを記憶するとともに、RFIDタグに対するデータの読み込みや書き込みをおこなうリーダ・ライタとの間で電波通信をおこなう。
このようなRFIDタグを利用した技術として、商品のラックにRFIDタグを取り付け、リーダ・ライタがそのRFIDタグと通信をおこなうことにより、所定の商品が陳列されたラックを検出する技術などがある(たとえば、特許文献1を参照。)。
これと同様にして、倉庫の入出荷作業においては、荷物を入出庫する各ラックにRFIDタグを取り付けて置き、フォークリフトに備えられたリーダ・ライタがRFIDタグとの間で通信をおこなうことにより、荷物を入出庫すべきラックであるか否かを確認することができる。
特開2001−116583号公報
しかしながら、上記従来技術においては、荷物を入出庫すべきラックであるか否かを確認する際、フォークリフトの操縦者は、リーダ・ライタとラックに取り付けられたRFIDタグとの間で確実に通信ができるようにフォークリフトの向きを調整し、フォークリフトの向きの調整が完了したことを確認する必要があり、作業効率が悪くなるという問題があった。
具体的には、フォークリフトの操縦者は、リーダ・ライタとRFIDタグとの間で通信をおこなって、RFIDタグが取り付けられたラックが荷物を入出庫すべきラックであるか否かを確認する必要があるが、フォークリフトの向きの調整が完了したことを確認した後、通信開始をリーダ・ライタに指示する必要があるため、操縦者に対する負担が大きくなるという問題があった。
そのため、フォークリフトの操縦者に負担をかけることなく、フォークリフトの向きなどのフォークリフトの状態をいかに効率的に判定することができるかが重要な問題となってきている。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、上記課題を解決するためになされたものであって、フォークリフトなどの荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物を入出庫すべき荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を効率よく判定することができる車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置であって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグのうち同一列2行のRFIDタグのみと通信可能となるよう通信に係る指向性を調節する指向性調節手段と、前記指向性調節手段による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手段と、前記タグ検出手段により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置であって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手段と、前記タグ検出手段により最外列の複数のRFIDタグが検出された場合に、所定の行に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定する車両状態判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置であって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、前記RFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手段と、前記タグ検出手段により2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された場合に、所定の列に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定する車両状態判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置であって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、前記RFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手段と、前記タグ検出手段により2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が所定の荷物収納箇所に対面するよう方向転換を実行中の状態であると判定する車両状態判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記タグ検出手段は、自RFIDタグに係る位置情報を記憶したRFIDタグにより送信された当該位置情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、RFIDタグを識別する識別情報と当該RFIDタグに係る位置情報とを対応付けて記憶したデータベースをさらに備え、前記タグ検出手段は、前記識別情報を記憶したRFIDタグから当該識別情報を受信した場合に、前記データベースを参照することにより所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうことを特徴とする。
また、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定方法であって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグのうち同一列2行のRFIDタグのみと通信可能となるよう通信に係る指向性を調節する指向性調節工程と、前記指向性調節工程による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出工程と、前記タグ検出工程により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定プログラムであって、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグのうち同一列2行のRFIDタグのみと通信可能となるよう通信に係る指向性を調節する指向性調節手順と、前記指向性調節手順による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手順と、前記タグ検出手順により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグのうち同一列2行のRFIDタグのみと通信可能となるよう通信に係る指向性を調節し、その調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこない、同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定することとしたので、荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面しているか否かを高精度で効率よく判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられているRFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこない、最外列の複数のRFIDタグが検出された場合に、所定の行に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定することとしたので、荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物運搬車両が所定の行に向けて移動しているか否かを効率よく判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、RFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこない、2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された場合に、所定の列に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定することとしたので、荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物運搬車両が所定の列に向けて移動しているか否かを効率よく判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、RFIDタグにより送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこない、2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が所定の荷物収納箇所に対面するよう方向転換を実行中の状態であると判定することとしたので、荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物運搬車両が所定の荷物収納箇所に対面するよう方向転換を実行中であるか否かを効率よく判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、自RFIDタグに係る位置情報を記憶したRFIDタグにより送信された当該位置情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうこととしたので、RFIDタグに記憶された位置情報を用いることにより、効率的に所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグを識別する識別情報を記憶したRFIDタグから当該識別情報を受信した場合に、識別情報と当該RFIDタグに係る位置情報とを対応付けて記憶したデータベースを参照することにより所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうこととしたので、位置情報をデータベースに記憶しておくことにより、RFIDタグが位置情報を記憶する必要がなくなり、記憶容量を削減することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る車両状態判定処理の概念を説明する図である。 図2は、本実施例に係る車両状態判定装置40の機能構成を示す図である。 図3−1は、本実施例に係る車両状態判定処理の処理手順を示すフローチャート(1)である。 図3−2は、本実施例に係る車両状態判定処理の処理手順を示すフローチャート(2)である。 図4は、図2に示した車両状態判定装置40となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1011〜1047,201〜20n RFIDタグ
1111〜1146 ラック
121,122 ブロック
13 フォークリフト
14,30 リーダ・ライタ
161,162 通信範囲
15,40 車両状態判定装置
41 入力部
42 表示部
43 記憶部
43a RFIDタグ位置情報
43b 荷物入出庫ラック情報
43c 荷物入出庫情報
44 リーダ・ライタ制御部
45 RFIDタグ検出部
46 車両状態判定部
47 異常判定部
48 入出庫管理部
49 制御部
以下に、本発明にかかる車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る車両状態判定処理の概念について説明する。図1は、本実施例に係る車両状態判定処理の概念を説明する図である。図1の例においては、フォークリフト13により荷物の入出庫がおこなわれる2行6列のラック1111〜1146が、2つのブロック121,122を構成している。
また、フォークリフト13に搭載され、フォークリフト13の状態を判定する車両状態判定装置15には、あらかじめ荷物を入出庫するラック1111〜1146の位置が設定されている。なお、図1の例では、ラック1122が荷物の入出庫をおこなうラックとして設定されている。
さらに、各ブロック121,122内のラック1111〜1146に対応付けて、2行7列のRFIDタグ1011〜1047が取り付けられている。このRFIDタグ1011〜1047には、各RFIDタグ1011〜1047を識別する識別情報が記憶されている。
そして、フォークリフト13には、RFIDタグ1011〜1047との間で通信をおこない、RFIDタグ1011〜1047から識別情報を読み取るリーダ・ライタ14と、前述の車両状態判定装置15が設置されている。
ここで、この車両状態判定装置15には、あらかじめRFIDタグ1011〜1047の取り付け位置(列および行)を記憶させておく。そして、リーダ・ライタ14がRFIDタグ1011〜1047から識別情報を読み取った場合に、車両状態判定装置15は、RFIDタグ1011〜1047の識別情報に対応する取り付け位置を読み出す。
ラック1111〜1146に対する荷物の入出庫をフォークリフト13がおこなう場合には、リーダ・ライタ14は、複数のブロック121,122のRFIDタグ1011〜1047を検出することができる通信範囲161となるよう、電波強度およびアンテナを調整することにより指向性を制御する。
そして、車両状態判定装置15は、リーダ・ライタ14が通信をおこなうことにより、ブロック121,122の最外列のRFIDタグ1017,1027,1037,1047を複数検出した場合に、荷物を入出庫するラック1111〜1146があるブロック121,122の行に向けてフォークリフト13が移動中であると判定する(状態1)。
ここで、もし、荷物を入出庫するラック1111〜1146に対応するRFIDタグ1011〜1047の行をフォークリフト13が通り過ぎた場合には、車両状態判定装置15は、警告メッセージを出力し、フォークリフト13の操縦者に通知する。
また、車両状態判定装置15は、リーダ・ライタ14が通信をおこなうことにより、隣り合う2つのブロック121,122の向き合った2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037を検出した場合には、荷物を入出庫するラック1121〜1126,1131〜1136がある列に向けてフォークリフト13がブロック121,122間を移動中であると判定する(状態2)。
ここで、もし、検出されたRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037の2つの行が荷物を入出庫するラック1121〜1126,1131〜1136の行に対応するものでない場合には、車両状態判定装置15は、警告メッセージを出力し、フォークリフト13の操縦者に通知する。
また、もし、荷物を入出庫するラック1121〜1136に対応するRFIDタグ1011〜1047の列をフォークリフト13が通り過ぎた場合には、車両状態判定装置15は、警告メッセージを出力し、フォークリフト13の操縦者に通知する。
なお、荷物を入出庫するラックが複数のブロック121,122の最外行にあるラック1111〜1116,1141〜1146である場合には、車両状態判定装置15は、ラック1111〜1116,1141〜1146に取り付けられたRFIDタグ1011〜1017,1041〜1047を複数検出した場合に、荷物を入出庫するラック1111〜1116,1141〜1146がある列に向けてフォークリフト13が移動中であると判定する。
また、隣り合う2つのブロック121,122の向き合った2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037を検出した後、一方の行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037が検出できなくなり、もう一方の行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037と、その行と同一ブロック121,122の行のRFIDタグ1011〜1017,1041〜1047とを検出するようになった場合には、車両状態判定装置15は、荷物を入出庫するラック1111〜1146に向けて正対するようフォークリフト13が方向転換を実行中であると判定する(状態3)。
なお、荷物を入出庫するラックが複数のブロック121,122の最外行にあるラック1111〜1116,1141〜1146である場合には、ラック1111〜1116,1141〜1146のある行のRFIDタグ1011〜1017,1041〜1047と、同一ブロック121,122のもう一つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037とを検出するようになった際に、車両状態判定装置15は、フォークリフト13が荷物を入出庫するラック1111〜1116,1141〜1146に向けて正対するよう方向転換を実行中であると判定する。
ここで、もし、荷物を入出庫するラック1121〜1136に対応するRFIDタグ1011〜1047の行と違う行の方向にフォークリフト13が方向転換した場合には、車両状態判定装置15は、警告メッセージを出力し、フォークリフト13の操縦者に通知する。
方向転換が終了すると、リーダ・ライタ14は、同一ブロック121,122内の同一列の2つのRFIDタグ1011〜1047との間でのみ通信がおこなえる通信範囲162となるよう、電波強度およびアンテナを調整することにより指向性を制御する。たとえば、図1の例において、通信範囲161の奥行きが6m程度である場合には、通信範囲162は2.5〜3m程度となるよう調整する。
そして、車両状態判定装置15は、同一ブロック121,122内の同一列の正対する2つのRFIDタグ1011〜1047を一定時間以上検出できた場合に、フォークリフト13が荷物を入出庫するラック1111〜1146に正対していると判定する(状態4)。
ここで、もし、荷物を入出庫するラック1111〜1146に対応するRFIDタグ1011〜1047の列と違う列のRFIDタグ1011〜1047を検出した場合には、車両状態判定装置15は、警告メッセージを出力し、フォークリフト13の操縦者に通知する。
そして、フォークリフト13が荷物を入出庫するラック1111〜1146に正対していると判定された場合には、車両状態判定装置15は、荷物を入出庫するラック1111〜1146が荷物を入出庫するラック1111〜1146であるか否かを判定する処理をおこない、ラック1111〜1146が荷物を入出庫するラック1111〜1146である場合に荷物の入出庫を実行する。
このように、本発明においては、車両状態判定装置15が、複数のラック1111〜1146に取り付けられているRFIDタグ1011〜1047により送信された情報を受信して、情報を受信したRFIDタグ1011〜1047の位置の検出をおこない、検出した各RFIDタグ1011〜1047の位置に係る情報に基づいて所定のラック1111〜1145に向けて移動するフォークリフト13の状態を判定することとしたので、フォークリフト13の操縦者に負担をかけることなく、荷物を入出庫すべきラック1111〜1146に向けて移動するフォークリフト13の状態を効率よく判定することができる。
つぎに、本実施例に係る車両状態判定装置の機能構成について説明する。図2は、本実施例に係る車両状態判定装置40の機能構成を示す図である。この車両状態判定装置40は、図1に示した車両状態判定装置15に対応するものである。図2に示すように、この車両状態判定装置40は、リーダ・ライタ30に接続されている。
リーダ・ライタ30は、RFIDタグ201〜20nとの間で電波通信をおこない、RFIDタグ201〜20nに記憶された情報を読み取る装置である。具体的には、リーダ・ライタ30は、RFIDタグ201〜20nからRFIDタグ201〜20nに記憶されたID情報211〜21nを読み取る。ID情報211〜21nは、各RFIDタグ201〜20nを識別する識別情報である。
このRFIDタグ201〜20nは、図1に示したRFIDタグ1011〜1047に対応するものである。また、リーダ・ライタ30は、図1に示したリーダ・ライタ14に対応する。
車両状態判定装置40は、フォークリフト13に搭載される装置であり、荷物を入出庫するラック1111〜1146に向けて移動するフォークリフト13の状態を判定し、荷物を入出庫するラック1111〜1146にフォークリフト13が正対した状態になった場合に、ラック1111〜1146が荷物を入出庫するラック1111〜1146であるか否かを確認する装置である。
この車両状態判定装置40は、入力部41、表示部42、記憶部43、リーダ・ライタ制御部44、RFIDタグ検出部45、車両状態判定部46、異常判定部47、入出庫管理部48および制御部49を有する。
入力部41は、キーボードやボタン、スイッチなどの入力デバイスである。表示部42は、ディスプレイ装置などの表示デバイスである。記憶部43は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。
この記憶部43は、RFIDタグ位置情報43a、荷物入出庫ラック情報43bおよび荷物入出庫情報43cを記憶している。RFIDタグ位置情報43aは、倉庫内のラック1111〜1146に取り付けられた各RFIDタグ201〜20nの位置の情報である。
具体的には、各RFIDタグ201〜20nがM行N列の行列状に取り付けられている場合に、各RFIDタグ201〜20nのID情報211〜21nとRFIDタグ201〜20nの行および列の情報とが対応付けて記憶されている。
荷物入出庫ラック情報43bは、荷物を入出庫するラック1111〜1146を識別する識別情報である。具体的には、荷物入出庫ラック情報43bは、荷物を入出庫するラック1111〜1146に対応するRFIDタグ201〜20nの行および列の情報である。
この荷物入出庫ラック情報43bは、荷物に取り付けられたRFIDタグに記憶されており、そのRFIDタグからリーダ・ライタ30がその情報を読み取って、記憶したものである。
荷物入出庫情報43cは、荷物を入出庫した場合のラック1111〜1146の情報や、荷物を入出庫した日時の情報などの荷物の入出庫に係る情報を記憶したものである。
リーダ・ライタ制御部44は、リーダ・ライタ30がRFIDタグ201〜20nとの間でおこなう電波通信を制御する。具体的には、リーダ・ライタ制御部44は、リーダ・ライタ30がRFIDタグ201〜20nに対して電波を送信するタイミングを制御したり、電波強度およびアンテナを調整することによりリーダ・ライタ30の指向性を制御したりする。
RFIDタグ検出部45は、リーダ・ライタ30がRFIDタグ201〜20nから受信したID情報211〜21nをリーダ・ライタ制御部44を介して受信して、ID情報211〜21nを受信した所定の位置にあるRFIDタグ201〜20nを検出する処理をおこなう。
具体的には、RFIDタグ検出部45は、記憶部43からRFIDタグ位置情報43aを読み出し、ID情報211〜21nに対応するRFIDタグ201〜20nの行および列の情報を取得することにより、所定の位置にあるRFIDタグ201〜20nを検出する。
車両状態判定部46は、荷物を入出庫するラック1111〜1146に向けて移動するフォークリフト13の状態を判定する。具体的には、RFIDタグ検出部45により検出されたRFIDタグ201〜20nの行および列の情報を基にして、図1で説明したようにして、フォークリフト13が荷物を入出庫するラック1111〜1146の位置への移動において現在どのような状態にあるのかを判定する。
異常判定部47は、図1において説明したように、フォークリフト13が、荷物を入出庫するラック1111〜1146があるブロック121,122を通過したり、荷物を入出庫するラック1111〜1146の行または列とは異なる行または列に向き合ったりした場合に、警告メッセージを表示部42に出力し、フォークリフト13の操縦者にそれを通知する。
入出庫管理部48は、車両状態判定部46によりフォークリフト13が荷物を入出庫するラック1111〜1146に正対していると判定された場合に、荷物の入出庫の開始タイミングであると判定し、荷物の入出庫処理を実行する。
具体的には、入出庫管理部48は、荷物を入出庫するラック1111〜1146に取り付けられているRFIDタグ201〜20nとの間で通信をおこない、記憶部43bに記憶されている荷物入出庫ラック情報43bとRFIDタグ201〜20nから受信した情報とを比較する。
そして、入出庫管理部48は、荷物入出庫ラック情報43bとRFIDタグ201〜20nから受信した情報とが一致するか否かに基づいて、正対しているラック1111〜1146が荷物を入出庫するラック1111〜1146であるか否かを確認し、荷物の入出庫作業に係る情報を荷物入出庫情報43cとして記憶部43に記憶する処理をおこなう。
制御部49は、車両状態判定装置40を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受を司る。
つぎに、本実施例に係る車両状態判定処理の処理手順について説明する。図3−1および図3−2は、本実施例に係る車両状態判定処理の処理手順を示すフローチャート(1)および(2)である。
図3−1に示すように、まず、車両状態判定装置40のRFIDタグ検出部45は、記憶部43に記憶されたRFIDタグ位置情報43aを読み込む(ステップS101)。また、RFIDタグ検出部45は、記憶部43に記憶された荷物入出庫ラック情報43bを読み込む(ステップS102)。
そして、リーダ・ライタ制御部44は、図1で説明したように、複数のブロック121,122のRFIDタグ1011〜1047を検出することができるようリーダ・ライタ30の指向性を調整する(ステップS103)。
その後、RFIDタグ検出部45は、ブロック121,122の最外列複数行のRFIDタグ1017,1027,1037,1047をリーダ・ライタ30が検出したか否かを調べる(ステップS104)。
そして、最外列複数行のRFIDタグ1017,1027,1037,1047をリーダ・ライタ30が検出しない場合には(ステップS104,No)、再度ステップS104に戻って、ブロック121,122の最外列複数行のRFIDタグ1017,1027,1037,1047をリーダ・ライタ30が検出したか否かを調べる。
最外列複数行のRFIDタグ1017,1027,1037,1047をリーダ・ライタ30が検出した場合には(ステップS104,Yes)、車両状態判定部46は、フォークリフト13が、荷物を入出庫するラック1111〜1146の行があるブロック121,122に向けて移動中であると判定し(ステップS105)、移動中であることを示すメッセージを出力する(ステップS106)。
そして、異常判定部47は、荷物を入出庫するラック1111〜1146がある目的の行をフォークリフト13が通過したか否かを調べ(ステップS107)、目的の行を通過した場合には(ステップS107,Yes)、警告メッセージを出力し(ステップS112)、ステップS104に移行して、それ以後の処理を継続する。
フォークリフト13が目的の行を通過していない場合には(ステップS107,No)、RFIDタグ検出部45は、隣り合う2つのブロック121,122の向き合った2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037を検出したか否かを調べる(ステップS108)。
そして、2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037を検出していない場合には(ステップS108,No)、まだブロック121,122に侵入していないと判定されるため、ステップS104に移行して、それ以後の処理を継続する。
2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037を検出した場合には(ステップS108,Yes)、車両状態判定部46は、フォークリフト13が荷物を入出庫するラック1121〜1136がある列に向けてブロック121,122に進入中であると判定し(ステップS109)、進入中であることを示すメッセージを出力する(ステップS110)。
なお、上記手順においては、荷物を入出庫するラックがすべてのラック1111〜1146の行の最端行のラック1111〜1116,1141〜1146ではない場合について説明しているが、それが最端行のラック1111〜1116,1141〜1146である場合には、最端行のRFIDタグ1011〜1017,1041〜1047を複数検出した場合に、荷物を入出庫するラック1111〜1116,1141〜1146がある列に向けて、フォークリフト13がブロック121,122に進入中であると判定する。
ステップS110の後、異常判定部47は、進入したブロック121,122の向き合った2つの行のいずれかが荷物を入出庫するラック1111〜1146がある目的の行であるか否かを調べる(ステップS111)。
そして、2つの行のいずれかが目的の行でない場合には(ステップS111,No)、異常判定部47は、警告メッセージを出力し(ステップS113)、フォークリフト13がブロック121,122外に出るため、ステップS104に移行して、それ以後の処理を継続する。
2つの行のいずれかが目的の行である場合には(ステップS111,Yes)、図3−2に示されるように、異常判定部47は、荷物を入出庫するラック1121〜1136がある目的の列をフォークリフト13が通過したか否かを調べる(ステップS114)。
そして、目的の列を通過した場合には(ステップS114,Yes)、異常判定部47は、警告メッセージを表示部42に出力し(ステップS125)、ステップS108に移行して、それ以後の処理を継続する。
目的の列を通過していない場合には(ステップS114,No)、RFIDタグ検出部45は、2つの行のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037の内、一方のRFIDタグ1021〜1027,1031〜1037が検出されなくなり、同一ブロック121,122の2つの行のRFIDタグ1011〜1047を検出するようになったか否かを調べる(ステップS115)。
そして、同一ブロック121,122の2つの行のRFIDタグ1011〜1047を検出していない場合には(ステップS115,No)、フォークリフト13が再度目的の列を探索するため、ステップS108に移行して、それ以後の処理を継続する。
同一ブロック121,122の2つの行のRFIDタグ1011〜1047を検出した場合には(ステップS115,Yes)、車両状態判定部46は、フォークリフト13が方向転換をおこなって、荷物を入出庫するラック1121〜1136がある列に向けて正対するよう準備している最中であると判定し(ステップS116)、準備中であることを示すメッセージを出力する(ステップS117)。
その後、異常判定部47は、正対するラック1121〜1136の行が荷物を入出庫するラック1121〜1136の行であるか否かを判定し(ステップS118)、荷物を入出庫するラック1121〜1136の行でない場合には(ステップS118,No)、警告メッセージを表示部42に出力し(ステップS126)、ステップS115に移行して、それ以後の処理を継続する。
正対するラック1121〜1136の行が荷物を入出庫するラック1121〜1136の行である場合には(ステップS118,Yes)、リーダ・ライタ制御部44は、同一ブロック121,122内の同一列の2つのRFIDタグ1011〜1047との間でのみ通信がおこなえるよう、リーダ・ライタ30の指向性を狭める(ステップS119)。
その後、RFIDタグ検出部45は、同一ブロック121,122の同一列の2つのRFIDタグ1011〜1047を一定時間以上検出したか否かを調べる(ステップS120)。
そして、同一ブロック121,122の同一列の2つのRFIDタグ1011〜1047を一定時間以上検出しなかった場合には(ステップS120,No)、フォークリフト13が再度目的のラック1121〜1136を探索するため、ステップS115に移行して、それ以後の処理を継続する。
同一ブロック121,122の同一列の2つのRFIDタグ1011〜1047を一定時間以上検出した場合には(ステップS120,Yes)、車両状態判定部46は、フォークリフト13がラック1121〜1136に対して正対したと判定し(ステップS121)、正対したことを示すメッセージを表示部42に出力する(ステップS122)。
そして、異常検出部47は、正対したラック1121〜1136の列が、荷物を入出庫するラック1111〜1146の目的の列であるか否かを調べ(ステップS123)、目的の列でない場合には(ステップS123,No)、警告メッセージを表示部42に出力し(ステップS127)、ステップS118に移行して、それ以後の処理を継続する。
正対したラック1121〜1136の列が目的の列である場合には(ステップS123,Yes)、入出庫管理部48は、荷物の入出庫処理を実行し(ステップS124)、この車両状態判定処理を終了する。
なお、本実施例では、RFIDタグ201〜20nからリーダ・ライタ30が読み取ったID情報と、車両状態判定装置40に記憶されたRFIDタグ位置情報とから、各RFIDタグ201〜20nの位置を検出することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、各RFIDタグ201〜20nに位置情報を記憶させておき、リーダ・ライタ30がその位置情報を読み取ることにより、RFIDタグ201〜20nの位置を検出することとしてもよい。
上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図4を用いて、上記各種処理を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図4は、図2に示した車両状態判定装置40となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
このコンピュータは、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置100、モニタ101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る記録媒体読取装置104、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース105、CPU(Central Processing Unit)106およびHDD(Hard Disk Drive)107をバス108で接続して構成される。
そして、HDD107には、車両状態判定装置40の機能と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図4に示す車両状態判定プログラム107dが記憶されている。なお、車両状態判定プログラム107dは、適宜分散して記憶することとしてもよい。
そして、CPU106が、車両状態判定プログラム107dをHDD107から読み出して実行することにより、車両状態判定プロセス106aとして機能するようになる。この車両状態判定プロセス106aは、図2に示した車両状態判定装置40の各機能を実現する。
また、HDD107には、RFIDタグ位置情報107a、荷物入出庫ラック情報107bおよび荷物入出庫情報107cが記憶される。なお、RFIDタグ位置情報107a、荷物入出庫ラック情報107bおよび荷物入出庫情報107cは、図2に示したRFIDタグ位置情報43a、荷物入出庫ラック情報43bおよび荷物入出庫情報43cに対応する。
そして、CPU106は、RFIDタグ位置情報107a、荷物入出庫ラック情報107bおよび荷物入出庫情報107cをHDD107に記憶するとともに、RFIDタグ位置情報107a、荷物入出庫ラック情報107bおよび荷物入出庫情報107cをHDD107から読み出してRAM102に格納し、RAM102に格納されたRFIDタグ位置情報102a、荷物入出庫ラック情報102bおよび荷物入出庫情報102cに基づいて各種データ処理を実行する。
ところで、車両状態判定プログラム107dは、必ずしも最初からHDD107に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、車両状態判定装置40のリーダ・ライタ制御部44が、2行複数列の互いに隣り合うラック1111〜1146に対応付けて取り付けられているRFIDタグ1011〜1047のうち同一列2行のRFIDタグ1011〜1047のみと通信可能となるよう通信に係る指向性を調節し、RFIDタグ検出部45が、その調節の結果RFIDタグ1011〜1047から受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグ1011〜1047の検出をおこない、RFIDタグ検出部45により同一列2行のRFIDタグ1011〜1047が検出された場合に、車両状態判定部46が、フォークリフト13がラック1111〜1146に対面している状態であると判定することとしたので、フォークリフト13の操縦者に負担をかけることなく、フォークリフト13がラック1111〜1146に対面しているか否かを高精度で効率よく判定することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ検出部45が、2行複数列の互いに隣り合うラック1111〜1146に対応付けて取り付けられているRFIDタグRFIDタグ1011〜1047により送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこない、RFIDタグ検出部45により最外列のRFIDタグ1017,1027,1037,1047が検出された場合に、車両状態判定部46が、所定の行に向けてフォークリフト13が移動中の状態であると判定することとしたので、フォークリフト13の操縦者に負担をかけることなく、フォークリフト13が所定の行に向けて移動しているか否かを効率よく判定することができる。
また、本実施例では、2行複数列の互いに隣り合うラック1111〜1145に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグ1011〜1047がRFIDタグ1011〜1047のブロック121,122を構成している場合に、RFIDタグ検出部45が、RFIDタグ1011〜1047により送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグ1011〜1047の検出をおこない、RFIDタグ検出部45により2つのブロック121,122の向き合った2つの行のRFIDタグ1021〜1037が検出された場合に、車両状態判定部46が、所定の列に向けてフォークリフト13が移動中の状態であると判定することとしたので、フォークリフト13の操縦者に負担をかけることなく、フォークリフト13が所定の列に向けて移動しているか否かを効率よく判定することができる。
また、本実施例では、2行複数列の互いに隣り合うラック1111〜1146に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグ1011〜1047がRFIDタグ1011〜1047のブロック121,122を構成している場合に、RFIDタグ検出部45が、RFIDタグ1011〜1047により送信された情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグ1011〜1047の検出をおこない、RFIDタグ検出部45により2つのブロック121,122の向き合った2つの行のRFIDタグ1021〜1037が検出された後、一方の行のRFIDタグ1021〜1037が検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグ1011〜1047が検出された場合に、車両状態判定部46が、フォークリフト13が所定のラック1111〜1146に対面するよう方向転換を実行中の状態であると判定することとしたので、フォークリフト13の操縦者に負担をかけることなく、フォークリフト13が所定のラック1111〜1146に対面するよう方向転換を実行中であるか否かを効率よく判定することができる。
また、本実施例では、RFIDタグ検出部45が、自RFIDタグ1011〜1047に係る位置情報を記憶したRFIDタグ1011〜1047により送信された当該位置情報に基づいて、所定の位置にあるRFIDタグ1011〜1047の検出をおこなうこととしたので、RFIDタグ1011〜1047に記憶された位置情報を用いることにより、効率的に所定の位置にあるRFIDタグ1011〜1047の検出をおこなうことができる。
また、本実施例では、RFIDタグ検出部45が、RFIDタグ201〜20nを識別するID情報211〜21nを記憶したRFIDタグ201〜20nから当該ID情報211〜21nを受信した場合に、ID情報211〜21nとRFIDタグ201〜20nの位置に係る情報とを対応付けて記憶部43に記憶したRFIDタグ位置情報43aを参照することにより、所定の位置にあるRFIDタグ201〜20nの検出をおこなうこととしたので、位置情報を記憶部43に記憶しておくことにより、RFIDタグ201〜20nが位置情報を記憶する必要がなくなり、記憶容量を削減することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
たとえば、本実施例では、2行複数列のラックに対して上述した車両状態判定処理をおこなうこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、2行複数列の多段の立体的なラックに対して車両状態判定処理をおこなうこととしてもよい。この場合、荷物を入出庫するラックにフォークリフトが正対したと判定された後、さらに、ラックの複数の段のうち荷物を入出庫するラックの段を探索する処理がおこなわれる。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。たとえば、操縦者を無人搬送装置とすることもできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した車両状態判定装置40の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。
すなわち、車両状態判定装置40の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、車両状態判定装置40にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る車両状態判定装置、車両状態判定方法および車両状態判定プログラムは、フォークリフトなどの荷物運搬車両の操縦者に負担をかけることなく、荷物を入出庫すべき荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を効率よく判定することが必要な車両状態判定システムに有用である。

Claims (8)

  1. 複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定装置であって、
    2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された際に、RFIDタグとの通信に係る指向性を検出前と比較して狭くなるように調節する指向性調節手段と、
    前記指向性調節手段による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手段と、
    前記タグ検出手段により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定手段と、
    を備えたことを特徴とする車両状態判定装置。
  2. 前記車両状態判定手段は、前記タグ検出手段により最外列の複数のRFIDタグが検出された場合に、所定の行に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車両状態判定装置。
  3. 前記車両状態判定手段は、前記タグ検出手段により2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された場合に、所定の列に向けて荷物運搬車両が移動中の状態であると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両状態判定装置。
  4. 前記車両状態判定手段は、前記タグ検出手段により2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が所定の荷物収納箇所に対面するよう方向転換を実行中の状態であると判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両状態判定装置。
  5. 前記タグ検出手段は、自RFIDタグに係る位置情報を記憶したRFIDタグにより送信された当該位置情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両状態判定装置。
  6. 前記指向性調節手段は、電波強度を調整することにより前記指向性を調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両状態判定装置。
  7. 複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定方法であって、
    2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された際に、RFIDタグとの通信に係る指向性を検出前と比較して狭くなるように指向性調節工程と、
    前記指向性調節工程による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出工程と、
    前記タグ検出工程により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定工程と、
    を含んだことを特徴とする車両状態判定方法。
  8. 複数の荷物収納箇所のうち所定の荷物収納箇所に向けて移動する荷物運搬車両の状態を判定する車両状態判定プログラムであって、
    2行複数列の互いに隣り合う荷物収納箇所に対応付けて取り付けられた複数のRFIDタグがRFIDタグのブロックを構成している場合に、2つのブロックの向き合った2つの行のRFIDタグが検出された後、一方の行のRFIDタグが検出されなくなり、もう一方の行を含む同一ブロックの2つの行のRFIDタグが検出された際に、RFIDタグとの通信に係る指向性を検出前と比較して狭くなるように指向性調節手順と、
    前記指向性調節手順による調節の結果RFIDタグから受信した情報に基づいて所定の位置にあるRFIDタグの検出をおこなうタグ検出手順と、
    前記タグ検出手順により同一列2行のRFIDタグが検出された場合に、荷物運搬車両が荷物収納箇所に対面している状態であると判定する車両状態判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする車両状態判定プログラム。
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