JP2001180724A - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ

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JP2001180724A
JP2001180724A JP37239899A JP37239899A JP2001180724A JP 2001180724 A JP2001180724 A JP 2001180724A JP 37239899 A JP37239899 A JP 37239899A JP 37239899 A JP37239899 A JP 37239899A JP 2001180724 A JP2001180724 A JP 2001180724A
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治夫 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弱化線を設けないキャップ本体と、このキャ
ップ本体に組付く蓋体との2ピース構造のヒンジキャッ
プにおいて、分別廃棄時における、壜体口筒からのキャ
ップ本体の取り外しを容易にすることを技術的課題と
し、もってヒンジキャップの分別を容易にかつ迅速、円
滑に達成できるようにする。 【解決手段】 頂部に注出口を有し、壜体口筒22に外
嵌する組付き筒2の下部分を、容易に弾性変形可能な肉
薄部3に形成したキャップ本体1と、組付き筒2の肉薄
部3に外嵌し、この肉薄部3を介して壜体口筒22にア
ンダーカット結合する外筒17の後端部上面に連結板1
9を立設すると共に、この連結板19の上端と、注出口
を開閉する上蓋14とをヒンジ20で連結し、かつ外筒
17の、連結板19の少なくとも一方の側端の略直下位
置に、外筒17の上端から下端に亘って一対の肉薄の弱
化線21を縦方向に形成した蓋体13と、から構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜体に組付けら
れ、廃棄時において該壜体と容易に分別可能とした合成
樹脂製ヒンジキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のヒンジキャップの従来例とし
て、実用新案登録第2596699号公報記載のものが
知られている。
【0003】この公報記載のヒンジキャップは、壜体口
筒の外周に嵌着するキャップ本体の組付き筒に、ヒンジ
の一側端近傍の上端から下端に亘って縦方向の弱化線を
設けると共に、キャップ本体の頂板に、前記弱化線の上
部に連続した周方向の弱化ラインを設けて構成され、廃
棄時には、ヒンジを介して連結されている蓋体を引っ張
ることにより、前記弱化線と弱化ラインを破断してキャ
ップ全体を壜体口筒から取り外し、分別するようになっ
ている。
【0004】上記した従来技術にあっては、キャップを
壜体口筒に固定するために、壜体口筒外周に設けた係合
突条と、組付き筒内周に設けた係合突条とを打栓により
乗り越えさせてアンダーカット結合させるが、この打栓
による乗り越え時に、組付き筒が強制的に拡開するた
め、前記弱化線が破断してしまう恐れがある、と云う問
題があった。
【0005】このような問題を解決するための技術とし
て、特開平8−151063号公報記載のものが提案さ
れている。
【0006】この公報記載のヒンジキャップは、壜体口
筒にアンダーカット結合する、弱化線を設けないキャッ
プ本体と、このキャップ本体に外嵌する、弱化線を設け
た外筒(環状側壁)にヒンジを介して上蓋を連結したも
のとの2ピースで構成され、これにより、壜体口筒への
打栓時に、弱化線に直接、力が加わらないようにして、
弱化線が破断することを防止したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この特開平8−151
063号記載の従来技術にあっては、分別廃棄時には、
上蓋を引っ張ることにより外筒の弱化線を破断して、ま
ず上蓋と外筒を取り外し、次いでキャップ本体を壜体口
筒から取り外すが、このキャップ本体は壜体口筒に強固
にアンダーカット結合しているため、その取り外しに大
きな操作力を必要とし、キャップ本体の取り外しを迅
速、円滑に行うことが困難であった。
【0008】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、弱化線を設
けないキャップ本体と、このキャップ本体に組付く蓋体
との2ピース構造のヒンジキャップにおいて、分別廃棄
時における、壜体口筒からのキャップ本体の取り外しを
容易にすることを技術的課題とし、もってヒンジキャッ
プの分別を容易にかつ迅速、円滑に達成できるようにす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の手段は、頂部に注出口を有し、壜体口筒に外
嵌する組付き筒の下部分を、容易に弾性変形可能な肉薄
部に形成したキャップ本体を有すること、組付き筒の肉
薄部に外嵌し、この肉薄部を介して壜体口筒にアンダー
カット結合する外筒の後端部上面に連結板を立設すると
共に、この連結板の上端と、キャップ本体の注出口を開
閉する上蓋とをヒンジで連結し、かつ外筒の、連結板の
少なくとも一方の側端の略直下位置に、外筒の上端から
下端に亘って一対の肉薄の弱化線を縦方向に形成した蓋
体を有すること、にある。
【0010】壜体口筒へのヒンジキャップの取り付け
は、キャップ本体の組付き筒の肉薄部を、蓋体の外筒に
嵌入して一体に組付けた状態で、打栓によりアンダーカ
ット結合させるが、その場合、キャップ本体の組付き筒
には弱化線が設けてなく、また外筒には直接、力が加わ
らないので、この外筒の弱化線が破断する恐れもなく、
ヒンジキャップを安全にかつ円滑に取り付けることがで
きる。
【0011】ヒンジキャップの分別取り外しは、上蓋を
開けてこれを後方へ引っ張ることにより、ヒンジおよび
連結板を介して外筒の弱化線を破断し、上蓋を取り外
す。また、これにより外筒の後端部が切断、開放される
ので、外筒も容易に取り外すことができる。
【0012】次いで、キャップ本体を壜体口筒から取り
外すが、壜体口筒に組付いている組付き筒の下部分は、
容易に弾性変形可能な肉薄部に形成されているので、キ
ャップ本体をつかんで持ち上げる等の極めて小さい操作
力で、組付き筒を壜体口筒から容易に離脱させることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照しながら説明する。ヒンジキャップは、壜体口筒
22に組付くキャップ本体1と、このキャップ本体1を
介して操作口筒22に組付く別体構造の蓋体13とから
構成されている。
【0014】キャップ本体1は、壜体口筒22に密に外
嵌する組付き筒2の上端内方に、上蓋14の周壁15が
外嵌する段部8を形成し、さらにその内方に、頂板5を
介して、壜体口筒22の内周面に密接するシール筒6を
連設すると共に、頂板5の上面内側には注出口を形成す
る注出筒片7が立設されている。
【0015】キャップ本体1の注出口の底面は、破断溝
10の内側部分を除去壁部11とした口壁9で閉塞され
ており、この除去壁部11は、その上面に一体設された
プルリング12を使用時に引き上げることにより、破断
溝10部分で破断されて除去される。
【0016】組付き筒2の下部分は、容易に弾性変形可
能な程度の肉厚で、かつやや内方へ湾曲成形された肉薄
部3に形成されている。
【0017】また、肉厚部分である組付き筒2上部分の
後端面には、その上端から下端に亘って、後述する連結
板19の収納凹部4が形成されていると共に、この収納
凹部4の上端に段状の受部4aが形成されている(図2
参照)。
【0018】蓋体13は、組付き筒2の肉薄部3に外嵌
し、内周面に設けた係合周条18により、肉薄部3を介
して壜体口筒22にアンダーカット結合する外筒17
(図6および図7参照)の後端部上面に、連結板19を
立設し、この連結板19の後面上端と、キャップ本体1
の注出口を開閉する上蓋14とをヒンジ20で連結して
構成されている。
【0019】上蓋14の頂壁内面には、上蓋14の閉状
態において注出筒片7の内周面に密接して注出口を密閉
する栓筒片16が突設されている。
【0020】連結板19は、組付き筒2の収納凹部4に
収納可能な幅に形成されていると共に、その内面上端に
は、所定の組付き位置でキャップ本体1の受部4aに係
止する突片19aが突設されている。
【0021】また、外筒17の、連結板19の両側端の
略直下の位置には、外筒17の上端から下端に亘って、
一対の肉薄溝状の弱化線21が縦方向に形成されている
(図3、図4参照)。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。廃棄時におけるヒンジキ
ャップの分別取り外しは、上蓋を開けてこれを後方へ引
っ張ることにより、ヒンジおよび連結板を介して、外筒
の弱化線を破断して上蓋を取り外し、また、これにより
外筒の後端部が切断、開放されるので、外筒も容易に取
り外すことができる。
【0023】次いで、キャップ本体を壜体口筒から取り
外すが、壜体口筒に組付いている組付き筒の下部分は、
容易に弾性変形可能な肉薄部に形成されているので、キ
ャップ本体をつかんで持ち上げる等の極めて小さい操作
力で、組付き筒を壜体口筒から容易に離脱させることが
でき、もってヒンジキャップの分別取り外しを容易にか
つ迅速、円滑に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、分解斜視図。
【図2】図1に示した実施例の、縦断側面図。
【図3】図1に示した実施例における蓋体の、開いた状
態の底面図。
【図4】図1に示した実施例における蓋体の、畳んだ状
態の背面図。
【図5】図1に示した実施例の、組付け状態の全体斜視
図。
【図6】図1に示した実施例の、壜体口筒に取り付けた
状態の全体縦断側面図。
【図7】図6に示した状態の、要部拡大縦断側面図。
【符号の説明】
1 ; キャップ本体 2 ; 組付き筒 3 ; 肉薄部 4 ; 収納凹部 4a; 受部 5 ; 頂板 6 ; シール筒 7 ; 注出筒片 8 ; 段部 9 ; 口壁 10; 破断溝 11; 除去壁部 12; プルリング 13; 蓋体 14; 上蓋 15; 周壁 16; 栓筒片 17; 外筒 18; 係合周条 19; 連結板 19a; 突片 20; ヒンジ 21; 弱化線 22; 壜体口筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に注出口を有し、壜体口筒(22)に外
    嵌する組付き筒(2)の下部分を、容易に弾性変形可能な
    肉薄部(3) に形成したキャップ本体(1) と、前記組付き
    筒(2) の肉薄部(3) に外嵌し、該肉薄部(3) を介して壜
    体口筒(22)にアンダーカット結合する外筒(17)の後端部
    上面に連結板(19)を立設すると共に、該連結板(19)の上
    端と、前記注出口を開閉する上蓋(14)とをヒンジ(20)で
    連結し、かつ前記外筒(17)の、該連結板(19)の少なくと
    も一方の側端の略直下位置に、外筒(17)の上端から下端
    に亘って一対の肉薄の弱化線(21)を縦方向に形成した蓋
    体(13)と、から構成したヒンジキャップ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015127228A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 株式会社吉野工業所 分別キャップ

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