JP2001179697A - プレス加工用打抜き型 - Google Patents
プレス加工用打抜き型Info
- Publication number
- JP2001179697A JP2001179697A JP36287799A JP36287799A JP2001179697A JP 2001179697 A JP2001179697 A JP 2001179697A JP 36287799 A JP36287799 A JP 36287799A JP 36287799 A JP36287799 A JP 36287799A JP 2001179697 A JP2001179697 A JP 2001179697A
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- JP
- Japan
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- die
- punch
- blade
- punching
- press working
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ダイ刃の摩耗にもかかわらず、ダイスを簡易な
位置調整で長期にわたり使用できるようにし、型のメン
テナンスの簡易化、高いプレス稼働率乃至は作業能率の
保証を可能とするプレス加工用打抜き型を提供すること
にある。 【解決手段】角形打抜き用のポンチとダイスを備え、ダ
イスの角形孔内郭の刃部を、内郭の調整を可能とするよ
うに、複数本のダイ刃ブロック１２１，１２２の組立で
構成した。
位置調整で長期にわたり使用できるようにし、型のメン
テナンスの簡易化、高いプレス稼働率乃至は作業能率の
保証を可能とするプレス加工用打抜き型を提供すること
にある。 【解決手段】角形打抜き用のポンチとダイスを備え、ダ
イスの角形孔内郭の刃部を、内郭の調整を可能とするよ
うに、複数本のダイ刃ブロック１２１，１２２の組立で
構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプレス加工用打抜き
型に関し、プレス加工用角内形打抜き型として有用なも
のである。
型に関し、プレス加工用角内形打抜き型として有用なも
のである。
【０００２】
【従来の技術】素材の金属板を打抜き加工するには、ポ
ンチをプレスの可動側（プランジャ−側）に、ダイスを
プレスの固定台側にそれぞれ取付け、素材をポンチとダ
イスとではさみつけ、せん断力をかけながら切断分離し
ている。
ンチをプレスの可動側（プランジャ−側）に、ダイスを
プレスの固定台側にそれぞれ取付け、素材をポンチとダ
イスとではさみつけ、せん断力をかけながら切断分離し
ている。
【０００３】この場合、図６に示すように、ポンチＢ’
の切れ刃及びダイスＡ’の切れ刃の素材Ｃ’へのくい込
みが進行して各切れ刃の先端近傍にき裂が発生し、この
き裂で破断分離が惹起されるが、ポンチとダイスの両切
れ刃近傍の両き裂が良好に会合しないときは、せん断切
口に段差が生じて切口面精度の低下が余儀なくされる。
の切れ刃及びダイスＡ’の切れ刃の素材Ｃ’へのくい込
みが進行して各切れ刃の先端近傍にき裂が発生し、この
き裂で破断分離が惹起されるが、ポンチとダイスの両切
れ刃近傍の両き裂が良好に会合しないときは、せん断切
口に段差が生じて切口面精度の低下が余儀なくされる。
【０００４】而して、上記の両き裂を良好に会合させる
ために、ポンチとダイスとのクリアランスηと素材厚み
ｔとの比η／ｔを所定値に設定する必要があり、素材厚
みｔが薄くなるほど、クリアランスの高精度設定が要求
される。
ために、ポンチとダイスとのクリアランスηと素材厚み
ｔとの比η／ｔを所定値に設定する必要があり、素材厚
みｔが薄くなるほど、クリアランスの高精度設定が要求
される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
噛み防止のために、ポンチの型材料よりもダイスの型材
料を硬質としているために、ダイスの刃端部のダレや側
壁面の摩耗の進行が速く、特に、内形打抜きの場合は、
外形が製品とされるために、金型にガイドポストを設け
ることが不可であり型の横ぶれが避けられないので、ダ
イスの上記ダレや摩耗の進行が加速される。
噛み防止のために、ポンチの型材料よりもダイスの型材
料を硬質としているために、ダイスの刃端部のダレや側
壁面の摩耗の進行が速く、特に、内形打抜きの場合は、
外形が製品とされるために、金型にガイドポストを設け
ることが不可であり型の横ぶれが避けられないので、ダ
イスの上記ダレや摩耗の進行が加速される。
【０００６】かかるダイスのダレや摩耗の進行のもとで
は、ポンチとダイスとの間のクリアランスの増加やダイ
ス刃面の切れの鈍化が招来され、切り口面精度が低下
し、特に、切れ刃の鈍化によって生じる顕著なかえり
で、作業者の安全が著しく阻害される。
は、ポンチとダイスとの間のクリアランスの増加やダイ
ス刃面の切れの鈍化が招来され、切り口面精度が低下
し、特に、切れ刃の鈍化によって生じる顕著なかえり
で、作業者の安全が著しく阻害される。
【０００７】また、ダイス型の研削や溶接による修理メ
ンテナンスの頻度が高くなり、その修理の度に、プレス
機からの金型の取外しが必要とされ、復元時間が長くな
り、大幅な生産能率の低下、稼働率の低下が避けられな
い。特に、溶接により修理しても、刃面が欠け易く、ダ
イス全体のその後の寿命が短く、比較的早期に新規製作
が余儀なくされる結果、コストも高価となる。
ンテナンスの頻度が高くなり、その修理の度に、プレス
機からの金型の取外しが必要とされ、復元時間が長くな
り、大幅な生産能率の低下、稼働率の低下が避けられな
い。特に、溶接により修理しても、刃面が欠け易く、ダ
イス全体のその後の寿命が短く、比較的早期に新規製作
が余儀なくされる結果、コストも高価となる。
【０００８】本発明の目的は、ダイス側の摩耗にもかか
わらず、ダイスを簡易な位置調整で長期にわたり使用で
きるようにし、型のメンテナンスの簡易化、高いプレス
稼働率乃至は作業能率の保証を可能とするプレス加工用
打抜き型を提供することにある。
わらず、ダイスを簡易な位置調整で長期にわたり使用で
きるようにし、型のメンテナンスの簡易化、高いプレス
稼働率乃至は作業能率の保証を可能とするプレス加工用
打抜き型を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプレス加工
用打抜き型は、角形打抜き用のポンチとダイスを備え、
ダイスの角形孔内周の刃部を、内郭の調整を可能とする
ように、複数本のダイ刃ブロックの組立で構成したこと
を特徴とし、四角形打抜き用の場合、互いに並行な二本
とダイ刃ブロックと、これら二本のブロック両端に配設
された他の二本のダイ刃ブロックとを使用し、各ダイ刃
ブロックを位置調整可能に固定した構成とすることがで
きる。
用打抜き型は、角形打抜き用のポンチとダイスを備え、
ダイスの角形孔内周の刃部を、内郭の調整を可能とする
ように、複数本のダイ刃ブロックの組立で構成したこと
を特徴とし、四角形打抜き用の場合、互いに並行な二本
とダイ刃ブロックと、これら二本のブロック両端に配設
された他の二本のダイ刃ブロックとを使用し、各ダイ刃
ブロックを位置調整可能に固定した構成とすることがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【００１１】図１の（イ）は本発明に係るプレス加工用
打抜き型の一例を示す平面図、図１の（ロ）は図１の
（イ）におけるロ−ロ断面図、図１の（ハ）は図１の
（イ）におけるハ−ハ断面図である。
打抜き型の一例を示す平面図、図１の（ロ）は図１の
（イ）におけるロ−ロ断面図、図１の（ハ）は図１の
（イ）におけるハ−ハ断面図である。
【００１２】図１において、Ａはダイス側アセンブリ−
を示し、枠状のダイホルダ−１１の孔内周に、ダイ刃ブ
ロック１２の組立により刃部を装着してあり、各ダイ刃
ブロック１２を位置調整可能なようにダイホルダ−１１
に固定し、ダイ刃内郭の調整を可能としてある。
を示し、枠状のダイホルダ−１１の孔内周に、ダイ刃ブ
ロック１２の組立により刃部を装着してあり、各ダイ刃
ブロック１２を位置調整可能なようにダイホルダ−１１
に固定し、ダイ刃内郭の調整を可能としてある。
【００１３】Ｂはポンチ側アセンブリ−を示し、ポンチ
ホルダ−２１にポンチ胴２２をボルト２３で固定し、ポ
ンチ胴下端にポンチ刃部２４を当接し、管状カラ−２５
を通したステ−ボルト２６でポンチホルダ−２１とポン
チ刃部２４とを締結してポンチ刃部２４を固定してあ
る。２７は枠状のポンチプレ−ト、２８はポンチプレ−
ト２７の下面に当接したストッパ−プレ−トであり、ポ
ンチプレ−ト２７にピン挿通筒形ケ−ス２９を溶接等で
固定し、ポンチプレ−ト２１に摺動自在に挿通したピン
３０をこの筒形ケ−ス２９に摺動自在に、かつ第１スプ
リング３１を介して挿通し、筒形ケ−ス２７内に第２ス
プリング３２を挿入のうえ、ピン３０の下端にストッパ
−プレ−ト２８を結着してあり、ストッパ−プレ−ト２
８は第２スプリング３２によりポンチ刃部２４の下端よ
りもやや突出されている。
ホルダ−２１にポンチ胴２２をボルト２３で固定し、ポ
ンチ胴下端にポンチ刃部２４を当接し、管状カラ−２５
を通したステ−ボルト２６でポンチホルダ−２１とポン
チ刃部２４とを締結してポンチ刃部２４を固定してあ
る。２７は枠状のポンチプレ−ト、２８はポンチプレ−
ト２７の下面に当接したストッパ−プレ−トであり、ポ
ンチプレ−ト２７にピン挿通筒形ケ−ス２９を溶接等で
固定し、ポンチプレ−ト２１に摺動自在に挿通したピン
３０をこの筒形ケ−ス２９に摺動自在に、かつ第１スプ
リング３１を介して挿通し、筒形ケ−ス２７内に第２ス
プリング３２を挿入のうえ、ピン３０の下端にストッパ
−プレ−ト２８を結着してあり、ストッパ−プレ−ト２
８は第２スプリング３２によりポンチ刃部２４の下端よ
りもやや突出されている。
【００１４】３３はポンチホルダ−２１に固定したヘッ
ドブロックであり、ポンチ側アセンブリ−Ｂがこのヘッ
ドブロック３３において、プレス機のプランジャ−（図
示されていない）に取り付けられる。
ドブロックであり、ポンチ側アセンブリ−Ｂがこのヘッ
ドブロック３３において、プレス機のプランジャ−（図
示されていない）に取り付けられる。
【００１５】上記ダイス側アセンブリ−Ａは、ダイホル
ダ−１１において、プレス機の固定台（図示されていな
い）に取り付けられる。
ダ−１１において、プレス機の固定台（図示されていな
い）に取り付けられる。
【００１６】これらポンチ及びダイスのプレス機への取
付けにおいては、図２に示すように、ポンチプレ−ト２
７とダイホルダ−１１とがロケ−ションピン３４及びロ
ケ−ションブッシュ３５等によって相対的に位置決めさ
れ、この位置決め状態でダイス側ヘッドブロックのプレ
ス機プランジャ−への固定及びダイホルダ−のプレス機
固定台への固定が行われ、これらの固定後、ロケ−ショ
ンピン及びロケ−ションブッシュが取り外される。
付けにおいては、図２に示すように、ポンチプレ−ト２
７とダイホルダ−１１とがロケ−ションピン３４及びロ
ケ−ションブッシュ３５等によって相対的に位置決めさ
れ、この位置決め状態でダイス側ヘッドブロックのプレ
ス機プランジャ−への固定及びダイホルダ−のプレス機
固定台への固定が行われ、これらの固定後、ロケ−ショ
ンピン及びロケ−ションブッシュが取り外される。
【００１７】図３の（イ）は四角内形打抜き型のダイス
を示す平面図、図３の（ロ）は図３の（イ）における点
線枠内の拡大図、図３の（ハ）は図３の（イ）における
ハ−ハ断面図をそれぞれ示している。
を示す平面図、図３の（ロ）は図３の（イ）における点
線枠内の拡大図、図３の（ハ）は図３の（イ）における
ハ−ハ断面図をそれぞれ示している。
【００１８】図３の（イ）〜（ハ）において、１２１，
１２１は互いに並行なダイ刃ブロック、１２２，１２２
はこれらダイ刃ブロック１２１，１２１の両端に配設さ
れた互いに並行なダイ刃ブロックであり、ダイホルダ−
１１のダイ刃装着溝１１１に嵌められ、追い出しを可能
とするように、長孔の垂直ボルト孔１２３及び水平ボル
ト孔１２４において、垂直ボルト１２３ｖ及び水平ボル
ト１２４ｖでダイホルダ−１１に固定されている。従っ
て、ボルト１２３ｖ，１２４ｖの締め付けを緩め、ダイ
刃ブロックを矢印方向にスライドさせ、ダイ刃ブロック
背後に生じた隙間にシム１２５を挿入し、ボルト１２３
ｖ，１２４ｖを再度締め付けることによってダイ切り刃
の追い出しが可能である。
１２１は互いに並行なダイ刃ブロック、１２２，１２２
はこれらダイ刃ブロック１２１，１２１の両端に配設さ
れた互いに並行なダイ刃ブロックであり、ダイホルダ−
１１のダイ刃装着溝１１１に嵌められ、追い出しを可能
とするように、長孔の垂直ボルト孔１２３及び水平ボル
ト孔１２４において、垂直ボルト１２３ｖ及び水平ボル
ト１２４ｖでダイホルダ−１１に固定されている。従っ
て、ボルト１２３ｖ，１２４ｖの締め付けを緩め、ダイ
刃ブロックを矢印方向にスライドさせ、ダイ刃ブロック
背後に生じた隙間にシム１２５を挿入し、ボルト１２３
ｖ，１２４ｖを再度締め付けることによってダイ切り刃
の追い出しが可能である。
【００１９】なお、ダイ刃部内郭のコ−ナには、図４に
示すように、コ−ナ用ダイ刃ピ−ス１２０を配設し、該
ピ−スを前記ダイ刃ブロックを通してダイプレ−トに水
平ボルトで固定することができる。
示すように、コ−ナ用ダイ刃ピ−ス１２０を配設し、該
ピ−スを前記ダイ刃ブロックを通してダイプレ−トに水
平ボルトで固定することができる。
【００２０】上記プレス加工用打抜き型を使用して金属
板素材を打抜き加工するには、ポンチとダイスとの間に
素材を差し込み、プレスの作動によりポンチを降下させ
ていく。
板素材を打抜き加工するには、ポンチとダイスとの間に
素材を差し込み、プレスの作動によりポンチを降下させ
ていく。
【００２１】この降下の初期に、ストリッパ−プレ−ト
が素材に当接され、筒形ケ−ス内の第２スプリングの圧
縮応力で素材が押しつけられズレ移動しないように固定
される。
が素材に当接され、筒形ケ−ス内の第２スプリングの圧
縮応力で素材が押しつけられズレ移動しないように固定
される。
【００２２】ポンチの降下の進行によって第１スプリン
グが圧縮され、その圧縮応力で素材がストリッパ−プレ
−トで押しつけられると共にポンチ切り刃とダイス切り
刃とではさみつけられ、素材の加工硬化により荷重が急
上昇され、更に、切れ刃のくい込みの進行によって切れ
刃の先端近傍にき裂が発生し、両き裂の会合により破断
分離されると共にせん断荷重が急激に低下して切断が終
了される。
グが圧縮され、その圧縮応力で素材がストリッパ−プレ
−トで押しつけられると共にポンチ切り刃とダイス切り
刃とではさみつけられ、素材の加工硬化により荷重が急
上昇され、更に、切れ刃のくい込みの進行によって切れ
刃の先端近傍にき裂が発生し、両き裂の会合により破断
分離されると共にせん断荷重が急激に低下して切断が終
了される。
【００２３】上記切断面の状態は、素材の延性や加工条
件により異なるが、ポンチとダイスの両切れ刃によって
発生するき裂がうまく会合し、段差や停留き裂が生じな
い破断面が得られるように、ポンチとダイスとの間のク
リアランスηと素材厚みｔとの比η／ｔを一定値（通
常、０．１〜０．０５）とすることが有効である。
件により異なるが、ポンチとダイスの両切れ刃によって
発生するき裂がうまく会合し、段差や停留き裂が生じな
い破断面が得られるように、ポンチとダイスとの間のク
リアランスηと素材厚みｔとの比η／ｔを一定値（通
常、０．１〜０．０５）とすることが有効である。
【００２４】而るに、通常、ダイス刃の材質がポンチ刃
の材質よりも軟質とされ、しかも、内形打抜き型では、
ガイドスポットを設けることができずにポンチとダイス
間にぶれが生じ易いため、ダイ刃の摩耗によるクリアラ
ンスηの増加が避けられない。
の材質よりも軟質とされ、しかも、内形打抜き型では、
ガイドスポットを設けることができずにポンチとダイス
間にぶれが生じ易いため、ダイ刃の摩耗によるクリアラ
ンスηの増加が避けられない。
【００２５】しかしながら、本発明に係るプレス加工用
打抜き型では、ダイ刃ブロックの位置調整によりクリア
ランスηの修正が可能であり、ダイ刃の摩耗進行に応じ
てクリアランスηを修正することによって高精度の切断
切口の打抜き加工を保証できる。
打抜き型では、ダイ刃ブロックの位置調整によりクリア
ランスηの修正が可能であり、ダイ刃の摩耗進行に応じ
てクリアランスηを修正することによって高精度の切断
切口の打抜き加工を保証できる。
【００２６】しかも、ダイスをプレス機から取り外すこ
となく、垂直ボルト及び水平ボルトの締め付けを緩め、
ダイ刃ブロックをスライドさせ、再度締め付けを行うだ
けで、そのクリアランスの修正を行うことができるの
で、その修正を短時間で極めて容易に行うことができ
る。
となく、垂直ボルト及び水平ボルトの締め付けを緩め、
ダイ刃ブロックをスライドさせ、再度締め付けを行うだ
けで、そのクリアランスの修正を行うことができるの
で、その修正を短時間で極めて容易に行うことができ
る。
【００２７】なお、上記実施例は、四角内形打抜き型に
ついてのものであるが、本発明は四角以外の多角内形打
抜き型にも適用できる。
ついてのものであるが、本発明は四角以外の多角内形打
抜き型にも適用できる。
【００２８】また、上記実施例では、互いに並行な二本
のダイ刃ブロックの両端に、互いに並行な他の二本のダ
イ刃ブロックを配設してダイ刃を構成しているが、かか
る構成のみに限定されず、ダイスの角形孔内郭の刃部
を、内郭の調整を可能とするダイ刃ブロックの組立で構
成したものであればよく、例えば、図５に示すように、
ダイ刃ブロック１２１，１２１，１２２，１２２を組み
立てたものの使用も可能である。
のダイ刃ブロックの両端に、互いに並行な他の二本のダ
イ刃ブロックを配設してダイ刃を構成しているが、かか
る構成のみに限定されず、ダイスの角形孔内郭の刃部
を、内郭の調整を可能とするダイ刃ブロックの組立で構
成したものであればよく、例えば、図５に示すように、
ダイ刃ブロック１２１，１２１，１２２，１２２を組み
立てたものの使用も可能である。
【００２９】
【発明の効果】本発明に係るプレス加工用打抜き型は、
ダイ刃が摩耗しても、ダイ刃ブロックの位置調整により
ポンチとダイス間のクリアランスを所定の寸法に保持で
き、高精度の切口で打抜き加工できる。しかも、切断面
のかえりをよく抑制でき、作業者の安全を保証できる。
ダイ刃が摩耗しても、ダイ刃ブロックの位置調整により
ポンチとダイス間のクリアランスを所定の寸法に保持で
き、高精度の切口で打抜き加工できる。しかも、切断面
のかえりをよく抑制でき、作業者の安全を保証できる。
【００３０】また、ダイプレ−トに対する締結ダイ刃ブ
ロックを緩め、再締め付けするだけで上記クリアランス
の修正を行うことができ、ダイスをプレス機から取り外
す必要がないので、クリアランスの修正を短時間で行う
ことができ、高いプレス稼働率・作業能率を保証でき
る。
ロックを緩め、再締め付けするだけで上記クリアランス
の修正を行うことができ、ダイスをプレス機から取り外
す必要がないので、クリアランスの修正を短時間で行う
ことができ、高いプレス稼働率・作業能率を保証でき
る。
【００３１】更に、素材の厚みが異なっても、上記クリ
アランスの調整で対処でき、また、ダイ型の材質変更も
ダイ刃ブロックを取り替えるだけで対処できるから、型
材コストの低減を図ることができる。
アランスの調整で対処でき、また、ダイ型の材質変更も
ダイ刃ブロックを取り替えるだけで対処できるから、型
材コストの低減を図ることができる。
【００３２】更に、またダイ刃の摩耗が調整範囲を越
え、或いは破損しても、ダイ刃ブロックの新規取替えの
みで対処できるので、保全費用の低減を図ることもでき
る。
え、或いは破損しても、ダイ刃ブロックの新規取替えの
みで対処できるので、保全費用の低減を図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るプレス加工用打抜き型の一実施例
を示す図面である。
を示す図面である。
【図２】本発明に係るプレス加工用打抜き型のプレスへ
の取付け時の位置決めを説明するための図面である。
の取付け時の位置決めを説明するための図面である。
【図３】本発明に係るプレス加工用打抜き型のダイスを
示す図面である。
示す図面である。
【図４】本発明に係るプレス加工用打抜き型におけるダ
イ刃ブロックの組立構造の一例を示す図面である。
イ刃ブロックの組立構造の一例を示す図面である。
【図５】本発明に係るプレス加工用打抜き型におけるダ
イ刃ブロックの組立構造の別例を示す図面である。
イ刃ブロックの組立構造の別例を示す図面である。
【図６】打抜き加工を示す説明図である。
１１ ダイプレ−ト １２１ ダイ刃ブロック １２２ ダイ刃ブロック １２３ 長孔 １２３ｖ ボルト １２４ｖ ボルト
Claims (2)
- 【請求項１】角形打抜き用のポンチとダイスを備え、ダ
イスの角形孔内周の刃部を、内郭の調整を可能とするよ
うに、複数本のダイ刃ブロックの組立で構成したことを
特徴とするプレス加工用打抜き型。 - 【請求項２】四角形打抜き用であり、ダイ刃ブロックが
互いに並行な二本と、これら二本のブロック両端に配設
された他の二本とからなり、各ダイ刃ブロックが位置調
整可能に固定されている請求項１記載のプレス加工用打
抜き型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36287799A JP2001179697A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | プレス加工用打抜き型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36287799A JP2001179697A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | プレス加工用打抜き型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001179697A true JP2001179697A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18477960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36287799A Withdrawn JP2001179697A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | プレス加工用打抜き型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001179697A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105921593A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-09-07 | 江苏科技大学 | 一种组合式冲裁凹模及其组装方法 |
| CN111912647A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-11-10 | 河南省农业科学院畜牧兽医研究所 | 一种肉块采样刀具 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36287799A patent/JP2001179697A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105921593A (zh) * | 2016-05-04 | 2016-09-07 | 江苏科技大学 | 一种组合式冲裁凹模及其组装方法 |
| CN111912647A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-11-10 | 河南省农业科学院畜牧兽医研究所 | 一种肉块采样刀具 |
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