JP2001179499A - プレス型における突き上げ騒音防止方法及びプレス装置 - Google Patents

プレス型における突き上げ騒音防止方法及びプレス装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレス型における突き上げ騒音防止方法を提
供すると共に静粛性を高めることができるプレス装置を
提供するものである。 【解決手段】 ドローダイ3とドローパンチ4とブラン
クホルダー5と、ブランクホルダー5をクッションピン
6を介して弾性的に支持するクッションエアーシリンダ
10と、クッションピン6の復帰作動を規制するロッキ
ングエアーシリンダ11と、エンコーダ23により検出
されたドローダイ3の位置を検出してロッキングエアー
シリンダ11によりクッションピン6の復帰作動を所定
位置で停止可能な制御盤24とを備えたプレス型におけ
る突き上げ騒音防止方法であって、プレス成形後に前記
ドローダイ3が下死点から上死点に上昇する間に、前記
制御盤24の出力信号に基づいてロッキングエアーシリ
ンダ11により前記クッションピン6の上昇を少なくと
も1回以上停止することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス型におけ
る突き上げ騒音防止方法及びプレス装置にかかるもので
あり、特に、プレス成形後のクッションピンによるブラ
ンクホルダーの突き上げと、跳ね上げられたブランクホ
ルダーの戻りによリ発生する騒音を防止することができ
るプレス型における突き上げ騒音防止方法及びプレス装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス装置の中には、上型と下型とでワ
ークをプレス加工する場合に、下型の周囲に設けられた
ブランクホルダーによりワークの周囲を保持して上型に
よるポンチ加工を行なうものがある。この種のプレス装
置にあっては、ブランクホルダーによるワークの押圧力
を調整することでワークの引き込み量を最適にして所望
の製品を得ることができる。
【0003】ところが、このようなブランクホルダーを
備えたプレス装置にあっては、プレス成形後にブランク
ホルダーを支持するクッションピンによるブランクホル
ダーの突き上げと、跳ね上げられたブランクホルダーの
戻りにより騒音が発生してしまうという問題がある。こ
のような問題を解決するために、従来からクッションピ
ンの先端に緩衝部材を設けるようにした構造のものが知
られている。すなわち、図2に示すように、クッション
ピン25の上端に有底円筒形状のカラー26をボルト2
7により固定し、カラー26の凹部26a内に筒状の弾
性材からなる緩衝部材28をボルト27の頭部27aに
嵌着固定している(この構造は実開平6−78000号
公報に示されている)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、プレス成形後のクッションピン25によるブランク
ホルダー29の突き上げや、跳ね上げられたブランクホ
ルダー29が戻る際の急激な衝接を緩衝部材28の変形
により吸収して、この間に生ずる衝接音の発生を可能な
限り抑えることはできるが、緩衝部材28は使用と共に
劣化するため、前記騒音は経時的に増大し、最終的には
カラー26が破損するという問題がある。したがって、
所定回数のプレス成形毎に定期的に前記緩衝部材28を
交換する必要があり、作業が煩雑であるという問題があ
る。そこで、この発明は、緩衝部材を設けた場合のよう
に定期的に部品交換が必要なく確実に騒音防止を行なう
ことができるプレス型における突き上げ騒音防止方法を
提供すると共に静粛性を高めることができるプレス装置
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した方法発明は、昇降可能に設けら
れた上型(例えば、実施形態におけるドローダイ3)
と、この上型との間でワークをプレス成形する下型(例
えば、実施形態におけるドローパンチ4)と、下型周囲
に併設されプレス成形に先立ってワークを上型との間で
保持する支持手段(例えば、実施形態におけるブランク
ホルダー5)と、上型と下型との相対的な位置を検出す
る検出手段(例えば、実施形態におけるエンコーダ2
3)と、前記支持手段をピン部材(例えば、実施形態に
おけるクッションピン6)を介して弾性的に支持するク
ッション手段(例えば、主として実施形態におけるクッ
ションエアーシリンダ10)と、支持手段を弾性的に支
持する前記ピン部材の復帰作動を規制するロッキング手
段(例えば、主として実施形態におけるロッキングエア
ーシリンダ11)と、前記検出手段により検出された上
型と下型との相対的位置を検出してロッキング手段によ
りピン部材の復帰作動を所定位置で停止可能な制御装置
(例えば、実施形態における制御盤24)とを備えたプ
レス型における突き上げ騒音防止方法であって、プレス
成形後に前記上型が下死点から上死点に上昇する間に、
前記制御装置の出力信号に基づいてロッキング手段によ
り前記ピン部材の上昇を少なくとも1回以上停止するこ
とを特徴とする。このように構成することで、支持手段
を突き上げるピン部材の上昇そのものを制御装置を介し
てロッキング手段によりロックして停止し、ピン部材が
支持手段と緩衝する際に生ずる騒音の発生を回避する。
【0006】請求項2に記載した方法発明は、前記上型
は駆動軸(例えば、実施形態におけるクランク軸22)
の回転動作により昇降可能に構成され、検出手段は駆動
軸の回転角度から上型の位置を検出可能に構成され、前
記クッション手段は、前記支持手段を下方から支持すべ
く基盤(例えば、実施形態における基盤4a)上に植設
された複数の前記ピン部材と、このピン部材を下方から
支持するクッション部材(例えば、実施形態におけるク
ッションパッド8)と、このクッション部材に植設され
下方に延出する複数の昇降部材(例えば、実施形態にお
けるダンパーロッド9)と、前記昇降部材の基端側に配
設され、その下室(例えば、実施形態における下室10
b)がエアー源(例えば、実施形態におけるエアー源1
2)に接続された第1のシリンダ部材(例えば、実施形
態におけるクッションエアーシリンダ10)とを有し、
前記ロッキング手段は、前記昇降部材に配置された前記
第1のシリンダ部材より先端側に配置され、その上室
(例えば、実施形態における上室11b)がロッキング
バルブ(例えば、実施形態におけるロッキングバルブ1
6)に接続された第2のシリンダ部材(例えば、実施形
態におけるロッキングエアーシリンダ11)と、この第
2のシリンダ部材に制御装置を介して接続された制御弁
(例えば、実施形態における電磁弁19)とを有してい
ることを特徴とする。このように構成することで、支持
手段を突き上げるピン部材の上昇そのものを制御装置を
介してロッキング手段の制御弁によりロックして停止
し、ピン部材が支持手段と緩衝する際に生ずる騒音の発
生を回避する。
【0007】請求項3に記載した装置発明は、駆動装置
を介して昇降可能に設けられた上型と、この上型との間
でワークをプレス成形する下型と、この下型の周囲に設
けられ、プレス成形に先立ってワークを上型との間で保
持する支持手段と、前記支持手段をピン部材を介して第
1のシリンダ部材のロッド(例えば、実施形態における
ダンパーロッド9)により弾性的に支持するクッション
手段と、上型の位置を検出する検出手段とを備えたプレ
ス装置において、上記クッション手段の第1のシリンダ
部材のロッドを下方に延出してこの延出部に第2のシリ
ンダ部材を備えたロッキング手段を設け、この第2のシ
リンダ部材の上室に制御弁を介してエアー源からのエア
ーが供給可能に構成され、前記検出手段からの検出信号
に基づいてプレス成形後に前記上型が下死点から上死点
に上昇する間に、前記制御弁を介してエアー源からのエ
アー供給を少なくとも1回以上停止する制御装置を設け
たことを特徴とする。このように構成することで、制御
装置により制御弁を作動させてプレス成形後にエアー源
から供給されるエアーによりロッキング手段の上室にエ
アーを供給し、第2のシリンダ部材及び第2のシリンダ
部材のロッド、つまりピン部材の上昇を阻止することが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
と共に説明する。同図において1はドロープレス装置を
示したものである。ドロープレス装置1はスライド2に
ドローダイ3が取付けられている。このドローダイ3の
下面にはワーク形状が刻設されている。前記スライド
2、つまりドローダイ3はクランク軸22、コネクティ
ングロッド21、及び、図示しないモータ等からなる駆
動装置により昇降可能に支持されている。一方、前記ド
ローダイ3にはこれに対向して上面にワーク形状が刻設
されドローダイ3との間でワークをプレス成形するドロ
ーパンチ4が基盤4aに支持されている。ドローパンチ
4の周囲にはその外周に摺接するように配置され前記ド
ローダイ3をワーク成形時に下方から支持するブランク
ホルダー5が設けられている。
【0009】前記ブランクホルダー5は、前記基盤4a
の下方に位置するピンプレート7に植設された複数のク
ッションピン6の上端に支持され、クッションピン6
は、基盤4aを貫通している。ピンプレート7はクッシ
ョンパッド8により下方から支持され、前記クッション
パッド8の下面には下方に延びる2本のダンパーロッド
9が取付けられている。
【0010】前記ダンパーロッド9の基端側にはクッシ
ョンエアーシリンダ用ピストン10aが取付けられ、こ
のクッションエアーシリンダ用ピストン10aを内挿す
るようにクッションエアーシリンダ10が設けられてい
る。また、ダンパーロッド9の先端側、つまりクッショ
ンエアーシリンダ10の下方にはロッキングエアーシリ
ンダ用ピストン11aが取付けられ、このロッキングエ
アーシリンダ用ピストン11aを内挿するようにロッキ
ングエアーシリンダ11が設けられている。
【0011】ここで、前記クッションエアーシリンダ1
0の下室10bには、配管14が接続され、この配管1
4にはエアータンク13、エアー源12が順次接続され
ている。また、前記ロッキングエアーシリンダ11の上
室11bには、配管15が接続され、この配管15はロ
ッキングバルブ16に接続されている。ロッキングバル
ブ16の一方端にはエアーシリンダ17が形成され、前
記エアーシリンダ17から延設された配管18が電磁弁
19を介してエアー源20に接続されている。
【0012】前記クランク軸22にはその回転角度を検
出するエンコーダ23が接続され、このエンコーダ23
の出力信号は、制御盤24を介して前記電磁弁19に向
けて送信されるように構成されている。尚、クランク軸
22に換えてドローダイ3を直接上下させるタイプの駆
動装置を用いてもよい。また、この場合はエンコーダ2
3に換えてドローダイ3とドローパンンチ4との相対的
位置、あるいはドローダイ3の位置を検出できるセンサ
を用いることができる。
【0013】上記実施形態によれば、プレス成形を行な
う場合は、ワークをドローパンチ4上に図示しない位置
決め装置により位置決めして載置する。この状態で駆動
装置を作動させ、クランク軸22を回転させて、前記ク
ランク軸22の回転角がエンコーダ23の検出で180
度を示した時、スライド2、つまりドローダイ3は下死
点となり、この時、制御盤24からの出力信号により電
磁弁19を作動させ、エアー源20からのエアーをエア
ーシリンダ17に供給する。これにより、ロッキングバ
ルブ16が作動し、前記ロッキングエアーシリンダ11
の上室11bに油圧が作用し、スライド2の下死点にお
いて前記ダンパーロッド9をロックする。これによりク
ッションピン6の復帰作動は阻止される。
【0014】したがって、その後ドローダイ3の上昇に
追従してブランクホルダー5が上昇しても、クッション
ピン6により突き上げられていないためブランクホルダ
ー5の上面がドローダイ3の下面に衝突することはな
く、この部位における騒音の発生を防止することができ
る。
【0015】次に、スライド2がエンコーダ23の検出
で330度を示した時、制御盤24からの出力信号によ
り前記電磁弁19が作動し、前記エアーシリンダ17内
のエアーを大気に開放することによりロッキングバルブ
16をフリーの状態とし、これによりクッションエアー
シリンダ10の下室10bのエアー圧によりダンパーロ
ッド9を上昇させることができる。これにより、クッシ
ョンピン6上に載置されたブランクホルダー5も上昇す
る。
【0016】次に、スライド2がエンコーダ23の検出
で360度を示す間、即ちスライド2が上死点となる間
に再度ロッキングバルブ16を作動させ、前記ロッキン
グエアーシリンダ11の上室11bに油圧を作用させ、
ダンパーロッド9、つまりクッションピン6をロックし
昇降動(復帰作動)を阻止する。これにより戻り方向に
移動するブランクホルダー5とクッションピン6が衝接
して騒音が発生するのを防止できる。尚、この実施例に
おいては、エンコーダ23が350度を示した時、制御
盤24からの出力信号により上記作動を行なう。
【0017】ここで上記ロッキングエアーシリンダ11
によるダンパーロッド9のロックは、本実施例において
は、0.2sec程度に設定されている。そして前記設
定時間経過後、ダンパーロッド9のロックは解除され、
これによりダンパーロッド9は、クッションエアーシリ
ンダ10の下室10bのエアー圧により上死点まで上昇
し、クッションピン6上に載置されたブランクホルダー
5も上死点に達する。このようにして、クッションピン
6の上昇速度が途中で抑制され、プレス成形後のクッシ
ョンピン6によるブランクホルダー5の突き上げと、跳
ね上げられたブランクホルダ−5の戻りにより発生する
騒音を防止することができるのである。尚、この発明は
上記実施形態に限られるものではなく、例えば、ダンパ
ーロッド9の下死点から上死点に至る間で1回ダンパー
ロッド9をロックするように構成したが、複数回ロック
するように構成しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、支持手段を突き上げるピン部材の
上昇そのものを制御装置を介してロッキング手段により
ロックして停止し、ピン部材が支持手段と緩衝する際に
生ずる騒音の発生を回避することができるため、経時的
使用に影響されずに騒音の発生防止機能を確実に維持す
ることができる効果がある。
【0019】請求項2に記載した発明によれば、支持手
段を突き上げるピン部材の上昇そのものを、制御装置を
介してロッキング手段の制御弁によりロックして停止
し、ピン部材が支持手段と緩衝する際に生ずる騒音の発
生を回避することができるため、経時的使用に影響され
ずに騒音の発生防止機能を確実に維持することができる
効果がある。
【0020】請求項3に記載した発明によれば、制御装
置により制御弁を作動させてプレス成形後にエアー源か
ら供給されるエアーによりロッキング手段の上室にエア
ーを供給し、第1のシリンダ部材及び第2のシリンダ部
材のロッド、つまりピン部材の上昇を阻止することが可
能となるため、ピン部材が支持手段を突き上げることが
なくなり、確実に騒音の発生をなくし静粛性を高めるこ
とができる効果がある。したがって、緩衝部材の弾性変
形により騒音発生を防止していた従来に比較して、経時
的使用による劣化が原因となる騒音防止機能の低下がな
くなり、部品交換のための煩雑な作業が必要なくなり、
装置の稼動率を低下させることはないという効果があ
る。また、クッション手段のロッドを有効利用してロッ
キング手段を設けることができるため、低コストで対策
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の全体構成図である。
【図2】 従来技術の要部断面図である。
【符号の説明】
3 ドローダイ(上型) 4 ドローパンチ(下型) 4a 基盤(基盤) 5 ブランクホルダー(支持手段) 6 クッションピン(ピン部材) 8 クッションパッド(クッション部材) 9 ダンパーロッド(昇降部材、ロッド) 10 クッションエアーシリンダ(クッション手段、第
1のシリンダ部材) 10b 下室 11 ロッキングエアーシリンダ(ロッキング手段、第
2のシリンダ部材) 11b 上室 12 エアー源(エアー源) 16 ロッキングバルブ(ロッキングバルブ) 19 電磁弁(制御弁) 22 クランク軸(駆動軸) 23 エンコーダ(検出手段) 24 制御盤(制御装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能に設けられた上型と、この上型
    との間でワークをプレス成形する下型と、下型周囲に併
    設されプレス成形に先立ってワークを上型との間で保持
    する支持手段と、上型と下型との相対的な位置を検出す
    る検出手段と、前記支持手段をピン部材を介して弾性的
    に支持するクッション手段と、支持手段を弾性的に支持
    する前記ピン部材の復帰作動を規制するロッキング手段
    と、前記検出手段により検出された上型と下型との相対
    的位置を検出してロッキング手段によりピン部材の復帰
    作動を所定位置で停止可能な制御装置とを備えたプレス
    型における突き上げ騒音防止方法であって、プレス成形
    後に前記上型が下死点から上死点に上昇する間に、前記
    制御装置の出力信号に基づいてロッキング手段により前
    記ピン部材の上昇を少なくとも1回以上停止することを
    特徴とするプレス型における突き上げ騒音防止方法。
  2. 【請求項2】 前記上型は駆動軸の回転動作により昇降
    可能に構成され、検出手段は駆動軸の回転角度から上型
    の位置を検出可能に構成され、前記クッション手段は、
    前記支持手段を下方から支持すべく基盤上に植設された
    複数の前記ピン部材と、このピン部材を下方から支持す
    るクッション部材と、このクッション部材に植設され下
    方に延出する複数の昇降部材と、前記昇降部材の基端側
    に配設され、その下室がエアー源に接続された第1のシ
    リンダ部材とを有し、前記ロッキング手段は、前記昇降
    部材に配置された前記第1のシリンダ部材より先端側に
    配置され、その上室がロッキングバルブに接続された第
    2のシリンダ部材と、この第2のシリンダ部材に制御装
    置を介して接続された制御弁とを有していることを特徴
    とする請求項1に記載のプレス型における突き上げ騒音
    防止方法。
  3. 【請求項3】 駆動装置を介して昇降可能に設けられた
    上型と、この上型との間でワークをプレス成形する下型
    と、この下型の周囲に設けられ、プレス成形に先立って
    ワークを上型との間で保持する支持手段と、前記支持手
    段をクッションピンを介して第1のシリンダ部材のロッ
    ドにより弾性的に支持するクッション手段と、上型の位
    置を検出する検出手段とを備えたプレス装置において、
    上記クッション手段の第1のシリンダ部材のロッドを下
    方に延出してこの延出部に第2のシリンダ部材を備えた
    ロッキング手段を設け、この第2のシリンダ部材の上室
    に制御弁を介してエアー源からのエアーが供給可能に構
    成され、前記検出手段からの検出信号に基づいてプレス
    成形後に前記上型が下死点から上死点に上昇する間に、
    前記制御弁を介してエアー源からのエアー供給を少なく
    とも1回以上停止する制御装置を設けたことを特徴とす
    るプレス装置。
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