JP2001179365A - 板状部材と軸の固定構造とその固定方法 - Google Patents

板状部材と軸の固定構造とその固定方法

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JP2001179365A
JP2001179365A JP36431999A JP36431999A JP2001179365A JP 2001179365 A JP2001179365 A JP 2001179365A JP 36431999 A JP36431999 A JP 36431999A JP 36431999 A JP36431999 A JP 36431999A JP 2001179365 A JP2001179365 A JP 2001179365A
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Tadashi Sato
正 佐藤
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、板状部材と軸部材との固着に係
り、信頼性を損なうことの無い簡便な締結手段を実現す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明に成る板状部材と軸状部材の固着
構造は、板状部材の嵌着用小孔の周縁に円筒状形成部を
有すると共に該円筒状周縁部に連通する円錐状凹部もし
くは波状形成部を備え、一方軸状部材の端部には鍔を有
する溝状小径段差部が形成され、両者の嵌合の後、前記
軸状部材の小径段差部に板状部材の円筒状周縁部を治具
で縮小押圧変形することで、嵌着固定する様に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の回転子軸と回転
子本体の結合や減速体の歯車と軸との結合等、板状部材
と軸部材との締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】環境浄化のニーズに対応する省資源の追
求を背景として、小型化、工程の簡略化の要求は続いて
おり、信頼性を損なうことの無い、改良技術が各分野で
求められている。電動機に係る諸技術についても例外で
はなく、高性能の維持を前提とした小型化とコストダウ
ンの要求が続いていることに変わりは無い。その中で、
信頼性との関わりで、技術的改良の余地を残している課
題の一つとして、回転部の結合手段の改良が挙げられ
る。
【0003】図11、図12、図13は従来技術に成る
板状部材4と軸部材6との締結構造の例を示すもので、
図11に見る第1の例は、薄い板状部材4を直接軸部材
6に締結固着するもので、強度を求められない場合に採
用される。図2に見る例は、嵌合部のストローク確保手
段としてブッシュ5を併用するもので強度アップ手段と
して一般的な構成である。又、図3は補強手段としてブ
ッシュ5の併用を回避するため、当該板部材4の嵌合用
小孔4−1の周縁に円筒状部4−2を形成する、いわゆ
るバーリング加工したもので、近年強度アップ手段とし
て多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の構成は、板
状部材と軸部材との締結手段としては、小型化のニーズ
も背景になって、嵌合用小孔と軸径が小さくなることも
災いし、強度面での信頼性に対する改善が求められてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に成る板状部材と
軸部材の締結構造は、小孔を有する板状部材の嵌合用小
孔が円筒状周縁部を有し、該小孔に嵌合する軸部材前記
軸部材は、その端部に鍔を有する溝状の小径段差部を有
し、該溝と前記板状部材の小孔周縁円筒部との嵌合が固
定手段で、前記小孔周縁の円筒状部は、その軸方向高さ
が、前記軸状部材端部の溝幅を超えない高さで、前記板
状部材に形成された円錐状凹部の奥端に連通、もしくは
前記板状部材に形成された表裏に凹凸を成す波状成形部
に連通しており、該波状成形部は、表裏頂部間で板状部
材の厚さの3倍以下で、前記軸部材端部に設けられた小
径段差部の鍔が、溝部外径表面との段差が、嵌合固着さ
れる板状部材の厚さの1/5以下となるように形成さ
れ、前記軸部材の小径段差部の溝は、その外周面にロー
レット加工が施された構成を成し、
【0006】上記締結構造を実現する方法として、板状
部材の小孔周縁に設けられた円筒状部に軸部材の小径段
差部を挿入して、該軸部の溝状小径段差部に前記板状部
材の円筒状部を嵌着せしめた後、該板状部材の円筒状部
外周面を、中心方向に加圧変形し、もしくは更に、前記
円筒状部に連通した波状成形部もしくは円錐状凹部をも
加圧変形する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に成る板状部材4と軸部材6と
の固体構造を回転子の締結手段として採用した電動機の
例を示す断面図、図2が図1の例の固定部を説明する要
部断面図で、図3は、当該固定部の別の例の説明図であ
る。
【0008】図1に見るように、該例の電動機は外転型
回転機で、回転子の外径が大きく慣性モーメントが大き
いこともあって、軸と回転子本体との締結力については
高い信頼が求められることは周知の通りである。
【0009】また、外部負荷を駆動することにも関わ
り、軸方向の固着力にも配慮を要することは言うまでも
無いことで、これらに対応するため、該例は図2を参照
して、軸部材6の端部に先端鍔6−2を有する溝状の小
径段差部6−1を形成し、一方これに締結される板状部
材4には、嵌合用小孔4−1の周縁に、嵌着面積を拡大
するための円筒周縁部4−2が形成されている。締結固
着力は、後述するように、軸先端の鍔6−2を乗り越え
るようにして板状部材4の小孔周縁円筒部4−2を挿通
し、該小孔周縁円筒部4−2を鍔6−2の内側に形成さ
れた溝状小径段差部6−1に嵌着したうえで、当該小孔
周縁円筒部4−2の外周面を中心に向かって変形せしめ
ることで固着締結する。
【0010】この際、小孔周縁円筒部4−2の外周面の
中心方向への加圧変形での締結力を補強する手段とし
て、図2の例では、該小孔周縁円筒部4−2に連通する
形で、板状部材4に円錐状凹部4−3をも形成し、該円
錐状凹部4−3を軸方向および径方向に加圧変形するよ
うに構成されている。
【0011】図3は、軸部材6の鍔6−2の内側に形成
された溝状小径段差部6−1に、板状部材4の小孔周縁
円筒部4−2を嵌合する点では上述図2の例と同じであ
るが、該小孔周縁円筒部4−2に連通する強度補完のた
めの手段が、周縁に形成された波状形成部4−4となっ
ている例である。該例では、小公周縁円筒部4−2の外
周面を中心方向に加圧変形すると共に、波状形成部4−
4を軸方向もしくは径方向に加圧変形せしめることにな
る。
【0012】図4、図5、図6は、上述図2の例の締結
固着力を得るための工程を説明するもので、夫々の図か
ら明らかなように、板状部材4と軸部材6との嵌合の上
で、外部治具10−1〜10−3により、板状部材4の
小孔周縁円筒部4−2と円錐状凹部4−3を中心方向に
加圧変形せしめる。
【0013】同様に図7、図8、図9は上述図3の第2
の例の工程を説明するもので、小孔周縁円筒部4−2と
共に酒宴に連通する波状形成部4−4を加圧変形するよ
うにした構成の例を示すものである。
【0014】図10は、上述図3の例で、波状形成部4
−4を平板状になるまで変形させた例を示すが、これら
締結嵌合状態は、嵌合寸法の選択、素材特に板状部材4
の肉厚等の構成と、所望の締結強度との相関等で任意選
択可能となる。
【0015】また、詳細は省いているが、図1および図
2に見るように、締結部となる溝状小径段差部6−1の
外周面に、周知のいわゆるローレット加工を施す事も、
締結力増加に有効であることは言うまでも無い。
【0016】
【発明の効果】本発明になる 板状部材と軸部材の固定
構造とその固定方法は、ブッシュで代表される別部材の
併用も回避した上で、信頼性の高い締結固着手段を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外転型電動機の例の断面図であ
る。
【図2】図1の例の回転子本体と軸部材との締結固着の
様子を示す部分断面図である。
【図3】本発明に成る板状部材と軸部材との固定構造の
第2の例の部分断面図である。
【図4】図2の例の両者嵌合の初期状態を説明する部分
断面図である。
【図5】図4に続く押圧変形工程を説明する要部断面図
である。
【図6】図5に続く押圧変形の完了状態を説明する要部
断面図である。
【図7】図3に示す別の例の両者嵌合の初期状態を説明
する部分断面図である。
【図8】図7に続く押圧変形工程を説明する要部断面図
である。
【図9】図8に続く押圧変形の完了状態を説明する要部
断面図である。
【図10】図9に対応する形状が異なる完了状態の例を
説明する要部断面図である。
【図11】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第1の例の断面略図である。
【図12】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第2の例の断面略図である。
【図13】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第3の例の断面略図である。
【符号の説明】
1 が移転型電動機 2 固定子 3 固定子保持部 4 板状部材(外転型回転子の回転子ヨーク) 4−1 小孔 4−2 小孔周縁円筒部 4−3 小孔周縁円筒部に連通する円錐状凹部形成部 4−4 小孔周縁円筒部に連通する波状形成部 5 ブッシュ 6 軸部材 6−1 溝状小径段差部 6−2 鍔部 7 回転子主体を成す永久磁石 8 軸受部材 9 外部取付け部材 10−1〜10−3 板状部材を押圧変形する治具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月2日(2001.3.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 板状部材と軸の固定構造とその
固定方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の回転子軸と回転
子本体の結合や減速体の歯車と軸との結合等、板状部材
と軸部材との締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】環境浄化のニーズに対応する省資源の追
求を背景として、小型化、工程の簡略化の要求は続いて
おり、信頼性を損なうことの無い、改良技術が各分野で
求められている。電動機に係る諸技術についても例外で
はなく、高性能の維持を前提とした小型化とコストダウ
ンの要求が続いていることに変わりは無い。その中で、
信頼性との関わりで、技術的改良の余地を残している課
題の一つとして、回転部の結合手段の改良が挙げられ
る。
【0003】図11、図12、図13は従来技術に成る
板状部材4と軸部材6との締結構造の例を示すもので、
図11に見る第1の例は、薄い板状部材4を直接軸部材
6に締結固着するもので、強度を求められない場合に採
用される。図12に見る例は、嵌合部のストローク確保
手段としてブッシュ5を併用するもので強度アップ手段
として一般的な構成である。又、図13は補強手段とし
てブッシュ5の併用を回避するため、当該板部材4の嵌
合用小孔4−1の周縁に円筒状部4−2を形成する、い
わゆるバーリング加工したもので、近年強度アップ手段
として多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の構成は、板
状部材と軸部材との締結手段としては、小型化のニーズ
も背景になって、嵌合用小孔と軸径が小さくなることも
災いし、強度面での信頼性に対する改善が求められてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に成る板状部材と
軸部材の締結構造は、小孔を有する板状部材の嵌合用小
孔が円筒状周縁部を有し、該小孔に嵌合する前記軸部材
は、その端部に鍔を有する溝状の小径段差部を有し、該
溝と前記板状部材の小孔周縁円筒部との嵌合が固定手段
で、前記小孔周縁の円筒状部は、その軸方向高さが、前
記軸状部材端部の溝幅を超えない高さで、前記板状部材
に形成された円錐状凹部の奥端に連通、もしくは前記板
状部材に形成された表裏に凹凸を成す波状成形部に連通
しており、該波状成形部は、表裏頂部間で板状部材の厚
さの3倍以下で、前記軸部材端部に設けられた小径段差
部の鍔が、溝部外径表面との段差が、嵌合固着される板
状部材の厚さの1/5以下となるように形成され、前記
軸部材の小径段差部の溝は、その外周面にローレット加
工が施された構成を成し、
【0006】上記締結構造を実現する方法として、板状
部材の小孔周縁に設けられた円筒状部に軸部材の小径段
差部を挿入して、該軸部の溝状小径段差部に前記板状部
材の円筒状部を嵌着せしめた後、該板状部材の円筒状部
外周面を、中心方向に加圧変形し、もしくは更に、前記
円筒状部に連通した波状成形部もしくは円錐状凹部をも
加圧変形する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に成る板状部材4と軸部材6と
の固体構造を回転子の締結手段として採用した電動機の
例を示す断面図、図2が図1の例の固定部を説明する要
部断面図で、図3は、当該固定部の別の例の説明図であ
る。
【0008】図1に見るように、該例の電動機は外転型
回転機で、回転子の外径が大きく慣性モーメントが大き
いこともあって、軸と回転子本体との締結力については
高い信頼性が求められることは周知の通りである。
【0009】また、外部負荷を駆動することにも関わ
り、軸方向の固着力にも配慮を要することは言うまでも
無いことで、これらに対応するため、該例は図2を参照
して、軸部材6の端部に先端鍔6−2を有する溝状の小
径段差部6−1を形成し、一方これに締結される板状部
材4には、嵌合用小孔4−1の周縁に、嵌着面積を拡大
するための円筒周縁部4−2が形成されている。締結固
着力は、後述するように、軸先端の鍔6−2を乗り越え
るようにして板状部材4の小孔周縁円筒部4−2を挿通
し、該小孔周縁円筒部4−2を鍔6−2の内側に形成さ
れた溝状小径段差部6−1に嵌着したうえで、当該小孔
周縁円筒部4−2の外周面を中心に向かって変形せしめ
ることで固着締結する。
【0010】この際、小孔周縁円筒部4−2の外周面の
中心方向への加圧変形での締結力を補強する手段とし
て、図2の例では、該小孔周縁円筒部4−2に連通する
形で、板状部材4に円錐状凹部4−3をも形成し、該円
錐状凹部4−3を軸方向および径方向に加圧変形するよ
うに構成されている。
【0011】図3は、軸部材6の鍔6−2の内側に形成
された溝状小径段差部6−1に、板状部材4の小孔周縁
円筒部4−2を嵌合する点では上述図2の例と同じであ
るが、該小孔周縁円筒部4−2に連通する強度補完のた
めの手段が、周縁に形成された波状形成部4−4となっ
ている例である。該例では、小孔周縁円筒部4−2の外
周面を中心方向に加圧変形すると共に、波状形成部4−
4を軸方向もしくは径方向に加圧変形せしめることにな
る。
【0012】図4、図5、図6は、上述図2の例の締結
固着力を得るための工程を説明するもので、夫々の図か
ら明らかなように、板状部材4と軸部材6との嵌合の上
で、外部治具10−1〜10−3により、板状部材4の
小孔周縁円筒部4−2と円錐状凹部4−3を中心方向に
加圧変形せしめる。
【0013】同様に図7、図8、図9は上述図3の第2
の例の工程を説明するもので、小孔周縁円筒部4−2と
共に酒宴に連通する波状形成部4−4を加圧変形するよ
うにした構成の例を示すものである。
【0014】図10は、上述図3の例で、波状形成部4
−4を平板状になるまで変形させた例を示すが、これら
締結嵌合状態は、嵌合寸法の選択、素材特に板状部材4
の肉厚等の構成と、所望の締結強度との相関等で任意選
択可能となる。
【0015】また、詳細は省いているが、図1および図
2に見るように、締結部となる溝状小径段差部6−1の
外周面に、周知のいわゆるローレット加工を施す事も、
締結力増加に有効であることは言うまでも無い。
【0016】
【発明の効果】本発明になる 板状部材と軸部材の固定
構造とその固定方法は、ブッシュで代表される別部材の
併用も回避した上で、信頼性の高い締結固着手段を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外転型電動機の例の断面図であ
る。
【図2】図1の例の回転子本体と軸部材との締結固着の
様子を示す部分断面図である。
【図3】本発明に成る板状部材と軸部材との固定構造の
第2の例の部分断面図である。
【図4】図2の例の両者嵌合の初期状態を説明する部分
断面図である。
【図5】図4に続く押圧変形工程を説明する要部断面図
である。
【図6】図5に続く押圧変形の完了状態を説明する要部
断面図である。
【図7】図3に示す別の例の両者嵌合の初期状態を説明
する部分断面図である。
【図8】図7に続く押圧変形工程を説明する要部断面図
である。
【図9】図8に続く押圧変形の完了状態を説明する要部
断面図である。
【図10】図9に対応する形状が異なる完了状態の例を
説明する要部断面図である。
【図11】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第1の例の断面略図である。
【図12】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第2の例の断面略図である。
【図13】従来技術に成る板状部材と軸部材との固定構
造、第3の例の断面略図である。
【符号の説明】 1 外転型電動機 2 固定子 3 固定子保持部 4 板状部材(外転型回転子の回転子ヨーク) 4−1 小孔 4−2 小孔周縁円筒部 4−3 小孔周縁円筒部に連通する円錐状凹部形成部 4−4 小孔周縁円筒部に連通する波状形成部 5 ブッシュ 6 軸部材 6−1 溝状小径段差部 6−2 鍔部 7 回転子主体を成す永久磁石 8 軸受部材 9 外部取付け部材 10−1〜10−3 板状部材を押圧変形する治具

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小孔を有する板状部材と、該小孔に嵌合
    される軸部材との固定構造において、前記板状部材は、
    嵌合用の小孔が円筒状周縁部を有し、前記軸部材は、そ
    の端部に小径段差部を有し、該小径段差部が鍔を有する
    溝状を成し、該溝と前記板状部材の小孔周縁円筒部との
    嵌合が固定手段であること、を特徴とする板状部材と軸
    部材との固定構造。
  2. 【請求項2】 前記小孔周縁の円筒状部は、前記板状部
    材に形成された円錐状凹部の奥端に連通していること、
    を特徴とする請求項1に記載の板状部材と軸部材との固
    定構造。
  3. 【請求項3】 前記小孔周縁の円筒状部は、前記板状部
    材に形成された表裏に凹凸を成す波状成形部に連通して
    いること、を特徴とする請求項1に記載の板状部材と軸
    部材との固定構造。
  4. 【請求項4】 板状部材に形成された小孔周縁の円筒状
    部は、その軸方向高さが、前記軸状部材端部の溝幅を超
    えない高さであること、を特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の板状部材と軸部材との固定構造。
  5. 【請求項5】 板状部材に形成された波状成形部は、表
    裏頂部間で板状部材の厚さの3倍以下であること、を特
    徴とする請求項3もしくは4のいずれかに記載の板状部
    材と軸部材との固定構造。
  6. 【請求項6】 前記軸部材端部に設けられた小径段差部
    の鍔は、溝部外径表面との段差が、嵌合固着される板状
    部材の厚さの1/5以下であること、を特徴とする請求
    項1から5のいずれかに記載の板状部材と軸部材との固
    定構造。
  7. 【請求項7】 前記軸部材端部に設けられた小径段差部
    の溝は、その外周面にローレット加工が施されているこ
    と、を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の板
    状部材と軸部材との固定構造。
  8. 【請求項8】 その周縁に円筒状部を有する小孔が設け
    られた板状部材と、該小孔に嵌合する、その端部に溝状
    小径段差部が設けられた軸部材との固定方法で、板状部
    材の小孔周縁に設けられた円筒状部に軸部材の小径段差
    部を挿入して、該軸部の溝状小径段差部に前記板状部材
    の円筒状部を嵌着せしめた後、該板状部材の円筒状部外
    周面を、中心方向に加圧変形することで固着力を得るよ
    うにしたこと、を特徴とする板状部材と軸部材との固定
    方法。
  9. 【請求項9】 板状部材の小孔周縁に形成された円筒状
    部の外周面を、中心方向に加圧変形すると共に、前記板
    状部材に形成されている小孔周縁の円筒状部に連通した
    波状成形部もしくは円錐状凹部をも加圧変形せしめるこ
    とで固着力の強化を図るようにしたこと、を特徴とする
    請求項8に記載の板状部材と軸部材との固定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020241A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小型モータ
JP2009287619A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Parts Seiko:Kk 高さ調整装置および高さ調整装置のねじ軸の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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