JP2001177422A - ビタビ復号におけるブランチメトリック算出方法及びビタビ復号装置 - Google Patents

ビタビ復号におけるブランチメトリック算出方法及びビタビ復号装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブランチメトリック算出処理におけるビット
数の削減により、その処理を簡素化して、処理規模及び
回路規模を縮小する。 【解決手段】 ブランチメトリック算出部11におい
て、ラッチ回路1a〜1cからのメトリックデータ1〜
3を、それぞれ最も少ない1ビットの符号及びk−1ビ
ットのメトリックに、ワードスプリット回路2a〜2c
で分割する。この分割した符号(1ビット)と、畳み込
み符号発生器8及びカウンタ9で生成した畳み込み符号
から生成した各状態の符号語(1ビット)との一致又は
不一致を排他的論理和回路3a〜3cで判定する。この
一致又は不一致の出力をタイミング切り替で1ビットの
時分割スイッチ5a〜5cで選択する。この選択におけ
る符号が一致した出力と、符号不一致の場合の選択回路
6a〜6cから分割して出力されるメトリックとを加算
器7a,7bで加算してブランチメトリックを算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畳み込み符号から
生成される符号語と、受信データをブランチメトリック
算出のために変換した判定データの符号とを比較してブ
ランチメトリックを求めるビタビ復号におけるブランチ
メトリック算出方法及びビタビ復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TDMA方式やCDMA方式のデ
ジタルセルラー移動電話システムにおける移動端末やC
DMA方式のデジタル衛星通信では、所要の回線品質を
得るために伝送路で生じる誤りの訂正を、誤り訂正符号
を用いて行っている。この誤り訂正符号の処理では、誤
りビットを検出して訂正を行うが、この訂正は、ランダ
ム誤り訂正の生成方法によってブロック符号又は畳み込
み符号(convolutional code)や、ブロック符号及び畳み
込み符号を組み合わせた鎖状符号に大別される。
【0003】受信側での畳み込み符号の復号化としてビ
タビ(Viterbi) 復号が良く知られている(文献、デジタ
ル衛星通信、田村和則・正村達郎編著、電気通信協会発
行を参照)。このビタビ復号は、ある状態から合流する
二つのパス中の受信された系列から最小の距離にあるパ
スを選択していくことによって、畳み込み符号を用いた
最尤復号を効率よく行うことが可能なアルゴリズムであ
る。ビタビ復号は伝送路で生じる誤り訂正能力が比較的
高く、軟判定復調方式と組み合わせて、符号化利得を大
きく得られるものの、処理規模及び回路規模が大きく、
その削減が課題である。
【0004】畳み込み符号の一つの表現である樹枝状表
現における各ノード復号器の状態に対応してブランチが
生成される。すなわち、樹枝状表現を、独立した符号器
の状態の変化であるトレリス表現とし、その入力1ビッ
トに対して状態0又は状態1に対応して二通りのブラン
チが生成される。このトレリスからパス又はブランチの
確実性を表すメトリック計算が行われる。このブランチ
メトリック計算方法では、畳み込み符号から生成される
各状態の符号語と判定データの符号を比較して、一致し
ていればメトリックが0であると判定し、また、不一致
の場合は、判定データのメトリックを加算してブランチ
メトリックを算出する。
【0005】図4は従来のブランチメトリック算出を行
う構成を示す回路図である。図4において、ここでは符
号化率1/3及び状態数256とする。メトリックデー
タ1,2,3は、それぞれラッチ回路26a,26b,
26cに入力される。ラッチ回路26a〜26cが、メ
トリックデータ1〜3をそれぞれラッチパルスが入力さ
れるまで保持する。このラッチ後に、ラッチ回路26a
〜26cが、状態N用のKビットのメトリックデータを
出力し、さらに、インバータ27a,27b,27cを
通じた反転による状態N+128用のkビットのメトリ
ックデータを出力する。
【0006】この状態N用のKビットのメトリックデー
タ及び状態N+128用のkビットのメトリックデータ
が、時分割スイッチ28a,28b,28cに入力され
る。この時分割スイッチ28a〜28cは、それぞれタ
イミングパルスによって状態Nのメトリックデータ、又
は状態N+128のメトリックデータを選択して出力す
るように切り替わる。
【0007】なお、前記した状態数256は、デジタル
セルラー移動電話システムなどにおける慣用的なビタビ
復号における状態数値である。また、状態N+128用
のkビットのメトリックデータにおける「128」は、
図3で説明するように、ビタビ複号における状態遷移の
バタフライ構造に対応した状態数256の1/2であ
る。
【0008】時分割スイッチ28a〜28cが選択した
状態Nのメトリックデータ、又は、状態N+128のメ
トリックデータは、ワードスプリット(WordSplit) 回路
29a,29b,29cに入力される。このワードスプ
リット回路29a〜29cでは、状態Nのメトリックデ
ータ、又は状態N+128のメトリクデータを、符号と
メトリックとに分離して出力する。このワードスプリッ
ト回路29a〜29cで分離された符号の1ビットを、
排他的論理和回路(EX−ORゲート)33a,33
b,33cのそれぞれに出力する。さらに、排他的論理
和回路33a〜33cのそれぞれにカウンタ(N=0〜
127)34及び畳み込み符号発生器35の処理による
各状態の符号語(g0,g1,g2)を入力し、ここで
排他的論理和をとって符号を判定する。
【0009】この排他的論理和回路33a〜33cから
の出力で、選択回路30a,30b,30cが、ワード
スプリット回路29a〜29cからのメトリック又は0
(Z)を選択する。この選択出力が加算器32a,32
bによって加算されて、ブランチメトリックが算出され
る。
【0010】このようなブランチメトリック算出を行う
ビタビ複号処理は、ブロック符号化(例えば、BHC符
号、ゴーレイ符号)や畳み込み符号化におけるしきい値
復号の処理などに比較して、処理規模及び回路規模が大
きく、その削減が課題である。このため、削減にかかる
各種の提案が行われている。
【0011】この提案として、例えば、特開平6−30
3153号「ビタビ復号器」公報の従来例では、ビタビ
デコーダの回路規模を縮小するため、ACS(Add/Compa
re/Select/、加算/比較/選択)ユニットに入力される
ブランチメトリック演算手段の出力を時分割で規制して
いる。最尤判定手段では、最尤判定の際にパスメトリッ
クレジスタの出力を、ACSユニットの比較選択回路が
時分割で処理している。このように最尤判定手段の規模
を縮小することによって、ビタビ復号器の処理規模及び
回路規模を削減している。
【0012】また、特開平7−131494号「ブラン
チメトリック演算回路」公報の従来例では、ブランチメ
トリック演算回路のビット数の削減による処理規模及び
回路規模の削減のために、トリレス復号において、受信
シンボルとサブセットの代表シンボルとのユークリッド
距離の二乗を用いており、このユークリッド距離の二乗
をそのままブランチメトリックとしている。また、受信
シンボルに対して振幅制限を施すことによってビットを
削減している。さらに、ユークリッド距離算出手段の出
力においてもビットの打ち切りを行って、処理規模及び
回路規模を縮小している。
【0013】さらに、特開平10−200419号「ビ
タビ復号方法及び装置」公報の従来例では、パスメモリ
更新動作及び出力動作を同時に行い、かつ、各組で位相
をずらして交互に動作するようにしている。これによっ
て、パスメモリの規模を縮小し、ビタビデコーダの処理
規模及び回路規模を削減している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
のビタビ複号器において、処理規模及び回路規模が大き
く、その削減が課題である。図4に示す従来例では、ラ
ッチ後の状態N用のKビットのメトリックデータ及び反
転した状態N+128用のkビットのメトリックデータ
を、タイミングパルスによってkビットの時分割スイッ
チ28a〜28cで選択している。したがって、kビッ
トの時分割スイッチ28a〜28cとして、例えば、マ
ルチプレクサを用いる場合、そのkビットを切り替える
構成が複雑であり、処理規模及び回路規模が増大化す
る。
【0015】このため、例えば、TDMA,TDMA/
TDD方式やCDMA方式のセルラー移動電話システム
における制御局及び携帯端末や、デジタル衛星通信にお
ける衛星局及び地上局での処理規模及び回路規模の縮小
が困難となり、特に、携帯端末では、小型化の要求と多
機能化が困難になるという欠点がある。
【0016】また、公報の従来例は、いずれもビタビ復
号における処理規模及び回路規模の縮小が可能なもの
の、演算方法の簡略化の点でその改善の余地がある。
【0017】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ブランチメトリック算出処
理におけるビット数の削減により、その処理規模及び回
路規模を縮小できるようになり、例えば、TDMA,T
DMA/TDD方式やCDMA方式のデジタルセルラー
移動電話システムにおける装置の処理規模及び回路規模
を縮小できるビタビ復号におけるブランチメトリック算
出方法及びビタビ復号装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のビタビ復号におけるブランチメトリック算
出方法は、畳み込み符号から生成される符号語と、受信
データをブランチメトリック算出のために変換した判定
データの符号とを比較してブランチメトリックを求める
ものであり、判定データを符号及びメトリックに分割し
て出力する段階と、この分割した符号と、符号語との一
致又は不一致を判定する段階と、次に、この一致又は不
一致の出力を選択する段階と、この選択における符号が
一致した出力と、符号不一致の場合の分割して出力され
るメトリックとを加算してブランチメトリックを算出す
る段階とを有している。
【0019】また、本発明のビタビ復号装置は、畳み込
み符号から生成される符号語と、受信データをブランチ
メトリック算出のために変換した判定データの符号とを
比較してブランチメトリックを求めるものであり、受信
データ系列を軟判定シンボルに変換した複数のメトリッ
クデータを出力するメトリックデータ変換部と、符号語
を発生して出力する符号発生部と、メトリックデータ変
換部からの複数のメトリックデータをそれぞれ符号及び
メトリックに分割して出力し、この分割した符号と符号
発生部からの符号語とを判定し、この判定の一致又は不
一致の出力を選択し、選択における符号が一致した出力
と符号不一致の場合の分割手段が分割して出力するメト
リックとを加算してブランチメトリックを算出するブラ
ンチメトリック算出部と、ブランチメトリック算出部で
計算されたブランチメトリックと生き残りのパスメトリ
ックとを加算して、合流する二つのパスメトリックを比
較し、かつ、選択して新しいパスメトリックと生き残り
パスを算出する加算・比較・選択演算部と、加算・比較
・選択演算部からの新たなパスメトリック及び生き残り
のパスメトリックを記憶し、かつ、生き残りのパスメト
リックを加算・比較・選択演算部に送出するパスメトリ
ックメモリ部と、加算・比較・選択演算部からの複数の
状態の生き残りパスを保持するパス情報メモリ部と、パ
スメトリックメモリ部からの、ビットの最終の打ち切り
時点でのパスメトリックが最も小さい状態と、パス情報
メモリ部からの複数の状態の生き残りパスとを復号する
トレースバック処理部とを備える構成としてある。
【0020】前記ブランチメトリック算出部として、入
力される複数のメトリックデータをそれぞれ符号及びメ
トリックに分割して出力する複数の分割手段と、複数の
分割手段のそれぞれが分割した符号と、入力される符号
語との一致又は不一致を判定する複数の判定手段と、複
数の判定手段で判定された一致又は不一致の結果を非反
転又は反転してなる出力を選択する複数の時分割選択手
段と、複数の時分割選択手段でのそれぞれの選択におけ
る符号が一致した出力と符号不一致の場合の複数の分割
手段のそれぞれで分割して出力されるメトリックとを加
算してブランチメトリックを算出する加算手段とを備え
る構成としてある。
【0021】前記複数の分割手段が、それぞれワードス
プリット回路であり、この複数のワードスプリット回路
のそれぞれが、入力される複数のメトリックデータのそ
れぞれを符号及びメトリックに分割して出力する構成と
してある。
【0022】前記複数の判定手段が、それぞれに排他的
論理和回路であり、この複数の排他的論理和回路のそれ
ぞれが、複数の分割手段で分割したそれぞれの符号と、
当該排他的論理和回路に入力されるそれぞれの符号語と
の一致又は不一致を判定する構成としてある。
【0023】前記加算手段として、複数の時分割選択手
段における符号が一致した場合の出力と、符号不一致の
場合の出力とを加算してブランチメトリックを算出する
二つの加算器を備える構成としてある。
【0024】前記複数の判定手段で判定された一致又は
不一致の出力結果の極性反転を、インタバータを用いて
行う構成としてある。
【0025】前記複数のワードスプリット回路のそれぞ
れの入力側に、入力メトリックデータをラッチパルスが
入力されるまで保持する複数のラッチ回路を更に備える
構成としてある。
【0026】前記ワードスプリット回路において、入力
される複数のメトリックデータを、それぞれ符号判定用
の上位1ビットの符号及びk−1ビットのメトリックに
分割する構成としてある。
【0027】前記複数の排他的論理和回路のそれぞれに
入力される符号及び符号語をそれぞれ1ビットとする構
成としてある。
【0028】前記複数の時分割選択手段が、マルチプレ
クサとする構成としてある。
【0029】このような本発明のビタビ復号におけるブ
ランチメトリック算出方法及びビタビ復号装置は、その
ブランチメトリック算出において、複数のメトリックデ
ータがそれぞれ最も少ない1ビットの符号及びk−1ビ
ットのメトリックに分割される。この分割した符号(最
も少ない1ビット)と畳み込み符号から生成される各状
態の符号語(最も少ない1ビット)との一致又は不一致
を判定し、この一致又は不一致の出力を1ビットの時分
割選択手段、例えば、マルチプレクサで選択する。この
選択における符号が一致した出力と符号不一致の場合
の、分割して出力されるメトリックとを加算してブラン
チメトリックを算出する。
【0030】なお、例えば、図4に示した従来のブラン
チメトリック算出では、状態N+128のkビットの処
理規模及び回路規模が大きな時分割選択手段(時分割ス
イッチ)を用いている。
【0031】このように、本発明ではブランチメトリッ
ク算出処理では、ビタビ復号のバタフライ構成の対称性
から複数の時分割選択手段(マルチプレクサ)のそれぞ
れが1ビットの選択構成で良いことになる。すなわち、
ビット数が削減され、その処理が簡素化されて処理規模
及び回路規模を縮小できるようになる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明のビタビ復号におけ
るブランチメトリック算出方法及びビタビ復号装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明のビタビ復号におけるブランチメトリック算出方法
及びビタビ復号装置の実施形態の構成を示すブロック図
である。図2は図1に示すブランチメトリック算出回路
が設けられたビタビ復号器の構成を示すブロック図であ
る。
【0033】まず、図2を参照してビタビ復号器につい
て説明する。このビタビ復号器は、各状態の符号語(あ
とで説明する1ビットの符号語g0,g1,g2)を生
成する畳み込み符号発生器8とともに、128(0〜1
27)値をカウントするカウンタ9とを有している。ま
た、このビタビ復号器は、受信データ系列を軟判定シン
ボルに変換するメトリックデータ変換部10とともに、
各状態のブランチメトリックを計算するブランチメトリ
ック算出部11を有している。さらに、本発明の実施形
態の動作に対応して各部のタイミングを制御するタイミ
ング制御部13を備えている。
【0034】また、このビタビ復号器は、パスメトリッ
クメモリ部15から読み出した生き残りパスメトリック
とブランチメトリック算出部11で計算されたブランチ
メトリックとを加算し、さらに、合流する二つのパスメ
トリックの比較及び選択から新パスメトリックと生き残
りパスを算出するACS演算部14を備えている。この
ACS演算部14は、パスを算出するために加算/比較
/選択(Add/Compare/Select) を処理している。
【0035】さらに、ACS演算部14からの新たなパ
スメトリック及び生き残りのパスメトリックを記憶する
パスメトリックメモリ部15とともに、ある時点におけ
る各状態の生き残りパスを保持するパス情報メモリ部1
6を備えている。また、このビタビ復号器は、ビットの
最終の打ち切り時点での最もパスメトリックが小さい状
態とパス情報メモリ部16からのデータ(生き残りパ
ス)を復号するトレースバック(チェーンバック)処理
部17を備えている。
【0036】次に、図1を参照して図2中のブランチメ
トリック算出部11の構成について説明する。ここでは
符号化率1/3及び状態数256(一般的な移動通信の
ビタビ復号における状態数)とする。このブランチメト
リック算出部11は、受信されたメトリックデータ1,
2,3を、それぞれ符号化率による符号化ブロック単位
ごとにラッチして出力するラッチ回路1a,1b,1c
とともに、このラッチ回路1a〜1cのそれぞれの出力
(メトリックデータ1〜3)を1ビットの符号と、k−
1ビットのメトリックに分割して出力する分割手段とし
てのワードスプリット回路2a,2b,2cとを有して
いる。
【0037】また、このブランチメトリック算出部11
は、ワードスプリット回路2a〜2cからのそれぞれの
1ビットの符号と、カウンタ9及び畳み込み符号発生器
8の処理で生成された各状態の符号語(1ビット/g
0,g1,g2)との排他的論理和を処理する判定手段
としての排他的論理和回路(EX−ORゲート)3a,
3b,3cとともに、この排他的論理和回路3a〜3c
の出力を反転する1ビットのインバータ4a,4b,4
cとを備えている。
【0038】また、このブランチメトリック算出部11
には、排他的論理和回路3a〜3cからのそのままの出
力と、インバータ4a〜4cを通じた出力が入力され、
この一方をタイミングパルスによって選択して出力する
時分割選択手段としての時分割スイッチ5a,5b,5
cを備えている。
【0039】さらに、このブランチメトリック算出部1
1は、時分割スイッチ5a〜5cの出力が0(符号一
致)の際に0(Z)を出力し、1(符号不一致)の場合
にワードスプリット回路2a〜2cからのメトリックを
出力する選択回路6a,6b,6cを有し、また、この
選択回路6a〜6cの出力からブランチメトリック算出
を行う加算手段としての加算器7a,7bを有してい
る。なお、排他的論理和回路3a〜3cには、図1に示
した畳み込み符号発生器8から各状態の符号語(1ビッ
ト/g0,g1,g2)が入力され、また、畳み込み符
号発生器8には、カウンタ9から入力クロック信号(C
LK)によって、その状態数(0〜127の128値)
がカウントされて入力される。
【0040】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、動作の概要(要点)について説明する。図1
に示すようにメトリックデータを、ワードスプリット回
路2a〜2cで符号と、そのメトリックとに分離する。
この後、排他的論理和回路3a〜3cで1ビットの符号
を判定する。
【0041】この結果、ビタビ復号のバタフライ構成の
対称性から複数の時分割選択手段(マルチプレクサ)の
それぞれが1ビットの選択構成で良いことになる。すな
わち、1ビットのインバータ4a〜4cと1ビットの時
分割スイッチ5a〜5cを用いてブランチメトリック算
出処理を行えば良いことになり、その処理におけるビッ
ト数が削減される。
【0042】したがって、その処理が簡素化されて処理
規模及び回路規模を縮小できるようになる。これによっ
て、例えば、TDMA,TDMA/TDD方式やCDM
A方式のセルラー移動電話システムにおける制御局や携
帯端末、また、デジタル衛星通信における衛星局及び地
上局での処理規模及び回路規模が縮小できるようにな
る。
【0043】以下、この動作の概要を詳細に説明する。
図2に示すビタビ復号器では、受信データがメトリック
データ変換部10に入力される。このメトリックデータ
変換部10が、受信データをブランチメトリック算出用
の判定データに変換する。例えば、受信データが3ビッ
トの軟判定データの場合には、4ビットデータに変換す
る。この場合、上位1ビットが符号に対するメトリック
を示し、また、残りの3ビットが、その符号に対するメ
トリックを示すことになる。このメトリックデータ変換
部10からの判定データが、ブランチメトリック算出部
11に入力される。
【0044】次に、この図1に示すブランチメトリック
算出部11の動作を説明する。このランチメトリック算
出では、符号化率1/3及び判定データkビット及び拘
束長k=9(状態数256)として説明する。
【0045】ブランチメトリック算出部11には、メト
リックデータ変換部10からの判定データ(メトリック
データ)が、符号化ブロック単位ごとに入力される。ブ
ランチメトリック算出部11では、図1に示すラッチ回
路1a〜1cが、それぞれにタイミング制御部13から
のラッチパルスが入力されるまで、メトリックデータ1
〜3を保持する。このメトリックデータ1〜3がラッチ
回路1a〜1cからラッチパルスの入力によってワード
スプリット回路2a〜2cに出力される。ワードスプリ
ット回路2a〜2cでは、メトリックデータ1〜3をそ
れぞれに符号判定用の上位1ビット及びメトリックk−
1ビットに分割する。
【0046】一方、図1に示す畳み込み符号発生器8及
びカウンタ9が、ここで生成した各状態の1ビットの符
号語g0〜g2を、それぞれ排他的論理和回路3a〜3
cに出力する。また、排他的論理和回路3a〜3cに
は、ワードスプリット回路2a〜2cからのそれぞれの
上位1ビットの符号が入力され、この1ビットの符号と
畳み込み符号発生器8が生成した各状態の1ビットの符
号語g0〜g2との排他的論理和をとる。この排他的論
理和処理では、カウンタ9のカウント数N(0〜127
の128値)において、符号が一致している場合には0
を出力し、符号が一致しない場合には1が出力される。
【0047】排他的論理和回路3a〜3cからの出力
(0又は1)が、時分割スイッチ5a〜5bに入力され
る。この時分割スイッチ5a〜5bにおける時分割処理
では、タイミング制御部13からのタイミングパルスよ
って、排他的論理和回路3a〜3cの出力をそのまま選
択して出力し、又はインバータ4a〜4cを通じた反転
出力を選択して出力する。
【0048】なお、インバータ4a〜4cでの反転出力
を選択するのは、N+128状態からのブランチメトリ
ックを求めるためである。また、この切り替えタイミン
グパルスは、カウンタ9のクロック信号(CLK)より
も4倍の速度で動作する。すなわち、図3で示すバタフ
ライ構造の4本のブランチメトリック20,21,2
2,23を出力する。このビタビ復号における対称性に
ついては、このあとで説明する。
【0049】次に、図1中の選択回路6a〜6cでは、
1ビットの時分割スイッチ5a〜5cで選択した出力が
0(符号が一致)の際に加算器7a,7bに0を出力
し、1(符号不一致)の場合に、ワードスプリット回路
2a〜2cで分割したk−1ビットのメトリックを加算
器7a,7bに出力して、ここでブランチメトリックを
算出する。
【0050】このように、この実施形態のブランチメト
リック算出回路11は、図4の従来のブランチメトリッ
ク算出回路のように、図4中のインバータ27a〜27
c(状態N+128用のkビットのメトリックデータ出
力)及びkビットの時分割スイッチ28a〜28cを用
いていない。すなわち、この実施形態では、状態N+1
28用のメトリックデータを選択する際に、排他的論理
和処理の後で1ビットのインバータ4a〜4cと1ビッ
トの時分割スイッチ5a〜5cを用いて、ブランチメト
リック算出処理を行っている。したがって、ビット数の
削減が出来るようになる。
【0051】ビタビ復号器の対称性について説明する。
図3はビタビ複号器の状態遷移のバタフライ構造を説明
するための図である。ここでは、符号長k=9及び状態
数256として説明する。また、ここでのNはバタフラ
イ構造のブロック単位を示し、これは図1中の状態数を
得るカウンタ9のカウント値に対応する。このバタフラ
イ構造では二つの状態から2本ずつ合計4本のブランチ
メトリックを求める必要があるが、一つのブランチメト
リックを求める過程で、時分割の切り替えによって1本
づつ計算する必要はない。
【0052】図3の数式が示すようにBmN,0(状態
Nからパス0が入力された場合のブランチメトリック2
0)、BmN+128,1(状態N+128からパス1
が入力された場合のブランチメトリック23)が等し
い。さらに、BmN,1(状態Nからパス1が入力され
た場合のブランチメトリック22)とBmN+128,
(状態N+128からパス0が入力された場合のブラ
ンチメトリック21)とが等しい。
【0053】また、BmN,0とBmN+128,0の
符号語は、反転しているのみである。したがって、図1
中の1ビットの時分割スイッチ5a〜5cで、非反転の
そのままの場合と、反転した場合(インバータ27a〜
27cの出力)とに切り替えれば良い。この結果、タイ
ミングパルスのクロックのごとにブランチメトリックが
算出される。
【0054】次の時点のパスメトリックは、カウントN
で二つの状態のパスメトリック(Pm2N(T+1),
Pm2N(T+1),Pm2N+1(T+1))24,
25を書き込む必要があり、この書き込みも時分割でブ
ランチメトリックを切り替えて、順番に書き込みを行え
ば良い。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のビタビ復号におけるブランチメトリック算出方法及び
ビタビ復号装置によれば、複数のメトリックデータをそ
れぞれに最も少ない1ビットの符号及びk−1ビットの
メトリックに分割して、その一致又は不一致を判定し、
この1ビットの一致又は不一致の出力を1ビットの時分
割選択手段、例えば、マルチプレクサで選択している。
【0056】この結果、ビタビ復号のバタフライ構成の
対称性から複数の時分割選択手段(マルチプレクサ)の
それぞれが1ビットの選択構成で良いことになり、ブラ
ンチメトリック算出処理におけるビット数が削減され、
その処理が簡素化されて処理規模及び回路規模を縮小で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビタビ復号におけるブランチメトリッ
ク算出方法及びビタビ復号装置の実施形態におけるブラ
ンチメトリック算出回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すブランチメトリック算出回路が設け
られたビタビ復号器の構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態にあってビタビ複号器の状態遷移のバ
タフライ構造を説明するための図である。
【図4】従来のブランチメトリック算出を行う構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
1a〜1c ラッチ回路 2a〜2c ワードスプリット回路 3a〜3c 排他的論理和回路 4a〜4c インバータ 5a〜5c 時分割スイッチ 6a〜6c 選択回路 7a,7b 加算器 8 畳み込み符号発生器 9 カウンタ 10 メトリックデータ変換部 11 ブランチメトリック算出部 13 タイミング制御部 14 ACS演算部 15 パスメトリックメモリ部 16 パス情報メモリ部 17 トレースバック(チェーンバック)処理部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳み込み符号から生成される符号語と、
    受信データをブランチメトリック算出のために変換した
    判定データの符号とを比較してブランチメトリックを求
    めるビタビ復号におけるブランチメトリック算出方法に
    おいて、 前記判定データを、符号及びメトリックに分割して出力
    する段階と、 この分割した符号と、前記符号語との一致又は不一致を
    判定する段階と、 次に、この一致又は不一致の出力を選択する段階と、 この選択における符号が一致した出力と、符号不一致の
    場合の前記分割して出力されるメトリックとを加算して
    ブランチメトリックを算出する段階と、 を有することを特徴とするビタビ復号におけるブランチ
    メトリック算出方法。
  2. 【請求項2】 畳み込み符号から生成される符号語と、
    受信データをブランチメトリック算出のために変換した
    判定データの符号とを比較してブランチメトリックを求
    めるビタビ復号装置において、 受信データ系列を軟判定シンボルに変換した複数のメト
    リックデータを出力するメトリックデータ変換部と、 前記符号語を生成して出力する符号発生部と、 前記メトリックデータ変換部からの複数のメトリックデ
    ータをそれぞれ符号及びメトリックに分割して出力し、
    この分割した符号と前記符号発生部からの符号語とを判
    定し、この判定の一致又は不一致の出力を選択し、この
    選択における符号が一致した出力と符号不一致の場合の
    前記分割手段が分割して出力するメトリックとを加算し
    てブランチメトリックを算出するブランチメトリック算
    出部と、 前記ブランチメトリック算出部で計算されたブランチメ
    トリックと生き残りのパスメトリックとを加算して、合
    流する二つのパスメトリックを比較し、かつ、選択して
    新しいパスメトリックと生き残りパスを算出する加算・
    比較・選択演算部と、 前記加算・比較・選択演算部からの新たなパスメトリッ
    ク及び生き残りのパスメトリックを記憶し、かつ、生き
    残りのパスメトリックを前記加算・比較・選択演算部に
    送出するパスメトリックメモリ部と、 前記加算・比較・選択演算部からの複数の状態の生き残
    りパスを保持するパス情報メモリ部と、 前記パスメトリックメモリ部からの、ビットの最終の打
    ち切り時点でのパスメトリックが最も小さい状態と、前
    記パス情報メモリ部からの複数の状態の生き残りパスと
    を復号するトレースバック処理部と、 を備えることを特徴とするビタビ復号装置。
  3. 【請求項3】 前記ブランチメトリック算出部として、 入力される複数のメトリックデータをそれぞれ符号及び
    メトリックに分割して出力する複数の分割手段と、 前記複数の分割手段でのそれぞれが分割した符号と、入
    力される符号語との一致又は不一致を判定する複数の判
    定手段と、 前記複数の判定手段で判定された一致又は不一致の結果
    を非反転又は反転してなる出力を選択する複数の時分割
    選択手段と、 前記複数の時分割選択手段でのそれぞれの選択における
    符号が一致した出力と符号不一致の場合の前記複数の分
    割手段のそれぞれで分割して出力されるメトリックとを
    加算してブランチメトリックを算出する加算手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のビタビ復号装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の分割手段が、 それぞれワードスプリット回路であり、 この複数のワードスプリット回路のそれぞれが、入力さ
    れる複数のメトリックデータのそれぞれを符号及びメト
    リックに分割して出力することを特徴とする請求項3記
    載のビタビ復号装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の判定手段が、 それぞれに排他的論理和回路であり、 この複数の排他的論理和回路のそれぞれが、複数の分割
    手段で分割したそれぞれの符号と、当該排他的論理和回
    路に入力されるそれぞれの符号語との一致又は不一致を
    判定することを特徴とする請求項3記載のビタビ復号装
    置。
  6. 【請求項6】 前記加算手段として、 複数の時分割選択手段における符号が一致した場合の出
    力と、符号不一致の場合の出力とを加算してブランチメ
    トリックを算出する二つの加算器を備えることを特徴と
    する請求項3記載のビタビ復号装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の判定手段で判定された一致又
    は不一致の出力結果の極性反転を、 インタバータを用いて行うことを特徴とする請求項3記
    載のビタビ復号装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のワードスプリット回路のそれ
    ぞれの入力側に、入力メトリックデータをラッチパルス
    が入力されるまで保持する複数のラッチ回路を更に備え
    ることを特徴とする請求項4記載のビタビ復号装置。
  9. 【請求項9】 前記ワードスプリット回路において、 入力される複数のメトリックデータを、それぞれ符号判
    定用の上位1ビットの符号及びk−1ビットのメトリッ
    クに分割することを特徴とする請求項4記載のビタビ復
    号装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の排他的論理和回路のそれぞ
    れに入力される符号及び符号語がそれぞれ1ビットであ
    ることを特徴とする請求項5記載のビタビ復号装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の時分割選択手段が、マルチ
    プレクサであることを特徴とする請求項3記載のビタビ
    復号装置。
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