JP2001176842A - シリコン窒化膜のエッチング方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

シリコン窒化膜のエッチング方法及び半導体装置の製造方法

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JP2001176842A JP36281099A JP36281099A JP2001176842A JP 2001176842 A JP2001176842 A JP 2001176842A JP 36281099 A JP36281099 A JP 36281099A JP 36281099 A JP36281099 A JP 36281099A JP 2001176842 A JP2001176842 A JP 2001176842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅配線上のシリコン窒化膜をエッチング除
去する際に、銅フッ化物の生成を抑制したエッチング方
法を提供する。 【解決手段】 銅の上に配されたシリコン窒化膜をフル
オロカーボン系ガス及び不活性ガスとを含む混合ガスを
反応ガスとしてドライエッチングするに際し、フルオロ
カーボン系ガスがCF4とCHF3とを3:7〜0:1の
流量比、或いはCF4とCH22とを2.5:1〜0:
1の流量比で含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコン窒化膜の
エッチング方法に関する。又、本発明は、半導体装置の
製造方法に関し、詳しくは、銅配線を備えた半導体装置
において、多層配線化に有効な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速化、高集積化が進むLSIデ
バイスにおいて、トランジスタのみならず、配線につい
ても微細化、高密度化が求められている。
【0003】従来、配線金属材料としては、Alが専ら
使用されていたが、その際、配線上を流れる電流密度の
増大やデバイス全体の発熱による温度上昇に起因して、
配線層中の金属原子が移動し、その移動した部分にボイ
ドが発生することにより断線に至るというエレクトロマ
イグレーション(EM)の問題がある。また、金属原子
が蓄積した部分ではヒルロックと呼ばれる粒塊が形成さ
れ、これが配線上に形成される絶縁層にストレスを与え
ることで、クラック発生の原因ともなっている。
【0004】これらの問題を解決するために、Alに微
量のSiやCuを混入した合金の使用が提案されている
が、微細化、高密度化が更に進むと、必ずしも十分とは
いえず、更に信頼性の高い銅配線の使用が検討されてい
る。
【0005】この様な銅配線を形成する場合、絶縁膜に
形成された溝或いは孔の中に銅を堆積した後、表面を平
坦化して、溝或いは孔の中に銅を象眼するダマシン(da
mascene)法と称される方法が採用されている。
【0006】ダマシン法による銅配線の形成方法につい
て、図面を参照して説明する。図1は、層間絶縁膜に形
成したビアホールに銅を埋め込む、いわゆる、シングル
ダマシン法による形成方法を示す工程断面図である。ま
ず、図1(a)に示されるように、半導体基板1上の層
間絶縁膜2にバリア膜3を介して埋め込み形成されてい
る下層銅配線4の上にエッチングストッパー膜5として
シリコン窒化膜を形成し、その上にシリコン酸化膜など
の層間絶縁膜6を形成する。この時、シリコン窒化膜
は、その上に形成されるシリコン酸化膜形成の際に銅配
線が酸化されることを防止する機能も果たす。図1
(a)では、該層間絶縁膜6に銅を埋め込むための溝或
いはビアホールを形成するために、レジスト7をパター
ン状に配した状態を示している。次に、図1(b)に示
したように、レジストパターンをマスクに層間絶縁膜6
をエッチングする。この時、ドライエッチング条件とし
て、ストッパー膜であるシリコン窒化膜とのエッチング
選択比が十分にとれる条件であればよい。次に図1
(c)に示すように、埋め込む銅と下層銅配線4とのコ
ンタクトを図るため、ビアホール8底に露出したストッ
パー膜5をフルオロカーボン系のガスを用いてドライエ
ッチングにより除去する。続いて、形成したビアホール
8に銅を埋め込むが、銅がシリコン酸化膜に拡散するこ
とを避けるため、これに先駆けて、図1(d)に示すよ
うに10〜100nm程度の膜厚にバリア膜9を形成す
る。ここで、前記バリア膜3及びバリア膜9としては、
TiN、WN、TaNなどの高融点金属の窒化膜や前記
窒化膜と前記高融点金属との積層構造などが好適に使用
されている。続いて、CVD法或いは無電解メッキ法に
てシードとなる銅膜を薄く形成し、更に電解メッキによ
り銅膜10を厚く形成する(図1(e))。最後にCM
P等の研磨法により層間絶縁膜6が露出するまで研磨・
平坦化することで図1(f)に示すような銅プラグ11
が形成される。尚、下層銅配線4の形成も、層間絶縁膜
2に配線溝を形成し、バリア膜、銅膜形成後にCMP研
磨することで形成できる。
【0007】又、図2に示すように、ビアホールと配線
溝とを組み合わせたいわゆるデュアルダマシン法による
形成方法も提案されている。前記図1(a)と同様に、
レジスト7をビアホールパターンに形成し(図2
(a))、前記同様にビアホール8を形成する(図2
(b))。次に、溝形成のため、再度レジストマスクパ
ターン7’を形成し(図2(c))、これをマスクに層
間絶縁膜6をエッチングして図2(d)に示すように配
線溝12を形成する。その後、図1(c)と同様にスト
ッパー膜5を除去し(図2(e))、同様にバリア膜9
の形成(図2(f))、銅膜10の形成(図2
(g))、及びCMP研磨を行うことにより、図2
(h)に示すようなデュアルダマシン(DM)構造13
が得られる。
【0008】ここで、エッチングストッパーなどに使用
されるシリコン窒化膜のエッチング方法としては、従
来、様々な提案が成されている。例えば、特開平8−9
7194号公報には、CF4、O2及びArを用いてプラ
ズマエッチングする方法が開示されている。また、特開
平10−303187号公報では、CH22、CH
3F、又はCHF3のいずれかのフルオロカーボン系ガス
とAr等の不活性ガスを用いて反応性イオンエッチング
(RIE)する方法が開示され、不活性ガスをフッ素系
ガスの3倍以上の流量比で導入すること、雰囲気を1.
33〜67Pa(10〜500mTorr)、電力を
1.1〜5.5W/cm2、基板温度を20〜95℃の
範囲で行うことで、シリコン酸化膜との高いエッチング
選択比、高いエッチングレートが得られ、特に異方性の
強いエッチングが実施できると記載されている。又、特
開平11−186224号公報には、水素結合を有する
フルオロカーボン系ガスとCOガスとを含む処理ガスを
用いると、シリコン酸化膜に対するシリコン窒化膜の高
選択比のエッチングが可能となり、特に段差構造を有す
るシリコン窒化膜の除去において、セルフアラインエッ
チングの実現が可能となることが記載されている。
【0009】なお、これらの例は一般的なシリコン窒化
膜のエッチング方法について教示してはいるが、その下
に銅配線を有する半導体装置については何ら示唆するも
のではない。
【0010】特開平11−220021号公報には、銅
配線上にシリコン窒化膜をエッチングストッパー膜とす
る絶縁膜を形成し、該絶縁膜にビアホールを形成した
後、ホール周囲の上縁部をエッチングして斜面を形成
し、その後ストッパー膜を、反応ガスとしてCF4、C
HF3、Arの各ガスをそれぞれ15sccm、15s
ccm、400sccmずつプラズマ雰囲気中に導入
し、基板温度を約0℃に設定して、エッチング雰囲気圧
力約67Pa(500mTorr)でエッチングするこ
とで、下層の銅がホール上縁部の斜面形成時にスパッタ
されることが無く、ホール側壁に付着して絶縁膜に拡散
することを防ぐ方法が例示されている。該公報には、こ
れとは別に、絶縁膜にビアホールを形成した後、チャン
バ内に酸素を含むプラズマ雰囲気に半導体基板をおき、
レジストの除去と同時にストッパー膜の除去を行う方法
も開示されており、この時、ストッパー膜のシリコン窒
化膜の除去は、チャンバ内に酸素と同時に導入されたA
rによる物理的なエッチングにより行われている。スト
ッパー膜下の銅配線は、この時、導入された酸素により
酸化され、Arによる物理的スパッタから保護されると
記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によれ
ば、銅配線上のシリコン窒化膜をフッ素系ガスを用いて
エッチングすると、エッチング終点近傍では露出した銅
とフッ素系ガスとの反応生成物である銅のフッ化物が多
量に析出する場合があることを見出した。更に本発明者
は、銅のフッ化物自体はあまり導電性が無く、又、後工
程で形成するバリア膜の成膜性を阻害するため、除去す
る必要があること、除去するために、従来公知の剥離液
を使用すると、露出した銅配線も溶けだしてしまい、大
きな問題となることを見出した。
【0012】前述の特開平11−220021号公報に
記載の第1の方法でも、この様な銅のフッ化物の析出が
多量に確認された。
【0013】前記公報の第2の方法では、フッ素系ガス
を使用しないので、この様なフッ化物の問題は生じない
が、シリコン窒化膜の除去を物理的なスパッタエッチン
グで除去する方法は、エッチングレートが低く、実用的
な方法とは言い難い。エッチングレートを実用的な速度
まで高めようとすると、必然的に投入するイオンエネル
ギーを高めて、Arイオンを高速化する方法が考えられ
るが、同時に銅の酸化レートが高まり、厚い酸化銅が形
成されてしまうことになる。この様な厚膜化した酸化銅
を除去すれば、銅配線高さが減少し、配線抵抗が増大す
る原因となる。
【0014】そこで、本発明の目的は、フッ素系ガスを
使用して銅配線上のシリコン窒化膜からなるストッパー
膜を除去するにあたり、銅のフッ化物の生成を抑制した
エッチング方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべく
鋭意検討した結果、銅配線上に形成されたシリコン窒化
膜をフルオロカーボン系ガスと不活性ガスとの混合ガス
を反応ガスとしてドライエッチングする際に、フルオロ
カーボン系ガスとして炭素−水素結合を有するフルオロ
カーボンガスを含ませ、フルオロカーボン系ガス中の水
素比を高めることで銅のフッ化物の生成が抑制されるこ
とを見出し、本発明に到達した。
【0016】すなわち本発明は、銅の上に配されたシリ
コン窒化膜をフルオロカーボン系ガス及び不活性ガスと
を含む混合ガスを反応ガスとしてドライエッチングする
に際し、前記フルオロカーボン系ガスが、CF4とCH
3とを3:7〜0:1の流量比で、或いは、CF4とC
22とを2.5:1〜0:1の流量比で含有すること
を特徴とするシリコン窒化膜のエッチング方法に関す
る。
【0017】また本発明は、半導体基板上に形成された
銅配線上にシリコン窒化膜からなる第1の絶縁膜を形成
する工程、該第1の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜とは異
なる第2の絶縁膜を形成する工程、該第2の絶縁膜上に
レジストマスクパターンを形成する工程、該レジストマ
スクパターンを介して第2の絶縁膜に溝又はホールを形
成する工程、前記レジストを除去する工程、前記第2の
絶縁膜に形成された溝又はホール底に露出した第1の絶
縁膜を除去する工程、及び前記溝又はホールに金属膜を
形成する工程を有する半導体装置の製造方法において、
前記第1の絶縁膜の除去を、フルオロカーボン系ガス及
び不活性ガスとを含む混合ガスを反応ガスとしてドライ
エッチングするに際し、前記フルオロカーボン系ガス
が、CF4とCHF3とを3:7〜0:1の流量比で、或
いは、CF4とCH22とを2.5:1〜0:1の流量
比で含有することを特徴とする半導体装置の製造方法に
関する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0019】本発明者の検討によれば、フルオロカーボ
ン系ガスとしてCF4とCHF3とを7:3の流量比で含
み、不活性ガスとしてArを含む混合ガスを用いてエッ
チング(後述する実験1)を行った場合、図3の電子顕
微鏡写真に示すように銅フッ化物の生成が顕著であり、
形成されたビアホールの底に銅フッ化物が多量に析出し
ていた。これに対して炭素−水素結合を有するフルオロ
カーボン系ガス、例えば、CHF3の割合を増加させて
いくことにより銅フッ化物の生成が減少することを見出
した。
【0020】まず、CF4とCHF3及びArを反応ガス
として使用し、CF4とCHF3との流量比により、銅フ
ッ化物の生成量がどのように変化するかを実験した。
【0021】実験に供したサンプルは、300nmの銅
配線上にプラズマCVD法にて形成した膜厚100nm
のSiN膜、該SiN膜上にプラズマCVD法で形成し
た膜厚800nmのSiO2を有する基体を用い、ま
ず、SiO2膜に0.3μmのビアホールを形成した
後、下記の基体温度、雰囲気圧力、イオンエネルギー条
件下に反応ガス組成を表1に示すように変更して、Si
N膜のエッチングを行った。結果を表1に示す。なお、
フルオロカーボン系ガスを用いてシリコン系絶縁膜をエ
ッチングする際、炭素及びフッ素を成分とする高分子量
の析出物(フルオロカーボン系デポ物と称する)が生成
することは、従来より知られており、ここではその傾向
についても検討した。このフルオロカーボン系デポ物及
び銅フッ化物は、実験に供したサンプルをビアホールの
縦方向に切断し、その断面を電子顕微鏡にて観察して評
価した。
【0022】
【表1】
【0023】実験1、2では、銅フッ化物の生成量が多
く、その後のバリア膜形成が困難であった。これに対
し、実験3では銅フッ化物の生成がかなり少なくなって
おり、実験4ではごく僅かであった。
【0024】又、同様の実験をCF4−CH22−Ar
混合ガスを用いて実施したところ、CF4とCH22
比が2.5:1の時に、上記実験3と同程度の結果が得
られた。このことから、銅フッ化物の生成がフルオロカ
ーボン系ガス中のフッ素と水素との比に依存している傾
向があることが分かる。
【0025】一方、フルオロカーボン系デポ物はCHF
3の割合を多くするにつれて増加する傾向が見られた。
なお、フルオロカーボン系デポ物は、銅フッ化物に比較
すれば遙かに容易に除去可能であり、例えば、酸素プラ
ズマで除去することができる。例えば、酸素流量100
0sccm、圧力4Pa(30mTorr)、基板温度
20℃として、酸素プラズマ雰囲気中に、30秒から2
分程度曝すことで、デポ物の除去が可能となる。又、こ
の時、銅配線の表面が酸化されるため、これを除去す
る。例えばアミン系の有機剥離液などを用いて除去する
ことができる。或いは還元雰囲気に曝して除去すること
もできる。
【0026】又、特開平5−109702号公報に記載
されているように、フルオロカーボン系ガスに微量の酸
素を添加してエッチングすることでフルオロカーボン系
デポ物の生成を抑制できることが知られている。ところ
が、酸素を添加した条件でエッチングを行うと、下地の
銅配線が酸化されてしまうという問題が発生する。
【0027】特開平11−220021号公報の第2の
方法について述べたように、銅酸化膜は絶縁性であるた
め除去する必要があるが、形成される酸化膜の厚みによ
っては配線抵抗の増大という問題を孕んでいる。しかし
ながら、該方法は、フルオロカーボン系デポ物の抑制と
いう点では極めて効果的方法であることから、本発明者
は、この方法を採用しつつ、銅配線の酸化の抑制につい
て検討した。
【0028】その結果、エッチング時のイオンエネルギ
ーを下げることによって、銅配線の酸化の抑制が可能で
あることを見出した。特にイオンエネルギーを1000
V以下とすることにより、酸化膜の生成が許容範囲に抑
制できる。以下、実験に基づき、説明する。
【0029】この実験に供したサンプルは、シリコンウ
エハ上に熱酸化膜を形成し、その上にバリア膜を形成し
た後、電解法により銅膜をメッキしたものを使用し、窒
化膜は形成していないものを使用した。このサンプルを
CHF325sccm、O210〜20sccm、Ar2
00sccm、雰囲気圧力1.3〜8.0Pa(10〜
60mTorr)、基板温度20℃の条件下のプラズマ
雰囲気中に置き、そのときのイオン化エネルギー及び処
理時間を、(1)500V、30秒、(2)500V、
60秒、(3)1000V、30秒と変化させ、銅表面
に形成される酸化膜厚をSIMSにより測定した。結果
を図4に示す。同図において、イニシャルは処理前のも
のであり、表面には自然酸化により酸化膜が20nm程
度形成されている。上記(1)の条件下では、このイニ
シャルとほぼ同じであり、ほとんど酸化されていないこ
とが分かる。処理時間が長くなると酸化が進行してお
り、更にイオンエネルギーを増大させることで、酸化膜
厚も増大する。本発明者の検討によれば、300nm程
度の銅配線では(3)の条件で実施して形成される酸化
膜厚80nm程度であっても、許容範囲であることを確
認している。これより多く、例えば100nm以上の膜
厚に酸化膜が形成されると配線抵抗の問題が顕著とな
る。
【0030】次に、上記評価結果に基づき、実際のエッ
チングを行った。評価サンプルは、前記表1で使用した
ものと同様のものを使用し、ガス組成を下記表2に示す
ように変更して実施した。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、いずれの組成において
もフルオロカーボン系デポ物は極めて少なく、又、銅フ
ッ化物の生成も少ないことが確認された。又、いずれの
実験においても銅酸化膜は80nm未満であり、銅酸化
膜の生成が効果的に抑制されていることが分かる。
【0033】又、前記同様に、残留するデポ物を酸素プ
ラズマで除去することができる。
【0034】なお、形成された銅酸化膜は、従来公知の
方法、例えば、処理後の基板を還元雰囲気に置くことで
除去することができる。又、有機アミン系の剥離液など
を使用して除去することもできる。
【0035】本発明におけるシリコン窒化膜のエッチン
グは、フルオロカーボン系ガスと不活性ガスとを反応ガ
スとして使用するものであり、フルオロカーボン系ガス
として、CF4とCHF3とを3:7〜0:1の流量比、
或いはCF4とCH22とを2.5:1〜0:1の流量
比で含むものである。この様なフルオロカーボン系ガス
は、エッチング時の雰囲気圧力、基板温度等により一概
に規定できないが、通常、合計流量として、5〜50s
ccm程度の流量でエッチング装置内に導入される。
【0036】不活性ガスとしては、He、Arなどが挙
げられるが、Arが好ましい。不活性ガスとしては、フ
ルオロカーボン系ガスの流量の3倍以上、好ましくは1
0倍以上とすればよい。
【0037】エッチング雰囲気の圧力は、0.7〜14
Pa(5〜100mTorr)とすればよい。
【0038】基板温度は、150℃を超えると、銅の酸
化が激しくなるため、それよりも低い温度で実施するの
が好ましく、通常は、0〜60℃、好ましくは、0〜3
0℃程度である。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。
【0040】実施例1 図面を参照して説明する。図1は、層間絶縁膜に形成し
たビアホールに銅を埋め込む、いわゆる、シングルダマ
シン法による形成方法を示す工程断面図である。まず、
図1(a)に示されるように、シリコンなどの半導体基
板1上に、不図示のトランジスタなどの機能素子を形成
した後、層間絶縁膜2としてシリコン酸化膜を形成し、
層間絶縁膜2に配線溝を形成して、バリア膜3及び銅膜
を堆積し、CMP研磨により表面を平坦化して、第1層
目配線としての下層銅配線4を300nm厚みに形成し
ておく。この下層銅配線4の上にエッチングストッパー
膜5としてシリコン窒化膜をプラズマCVD法にて、1
00nm厚に形成し、さらにその上に層間絶縁膜6とし
てシリコン酸化膜をプラズマCVD法にて800nm厚
に形成する。この時、シリコン窒化膜は、その上に形成
されるシリコン酸化膜形成の際に銅配線が酸化されるこ
とを防止する機能も果たす。続いて、層間絶縁膜6に銅
を埋め込むためのビアホールを形成するために、レジス
ト7をパターン状に配することで、図1(a)に示す構
造を得る。
【0041】次に、図1(b)に示したように、レジス
トパターンをマスクに層間絶縁膜6をエッチングする。
この時、ドライエッチング条件として、C48/CO/
Arの混合ガスを反応ガスとして、反応性イオンエッチ
ングを行い、続いて、温度200℃の条件下にO2プラ
ズマ処理を行い、レジスト剥離を行う。これにより図1
(b)に示すようなビアホール8を形成する。
【0042】次に、図1(c)に示すように、埋め込む
銅と下層銅配線とのコンタクトを図るため、ビアホール
8底に露出したストッパー膜6を、前記実験3の条件で
除去する。この結果、フルオロカーボン系のデポ物は認
められたが、銅フッ化物はほとんど見られなかった。こ
の後、酸素流量1000sccm、圧力4Pa(30m
Torr)、基板温度20℃として、酸素プラズマ雰囲
気中に、30秒程度処理し、更に、アミン系剥離液であ
るアシュランドケミカル社製「AP−970」を用いて
デポ物を除去した。
【0043】続いて、図1(d)に示すように10nm
程度の膜厚にTiN/Tiの積層構造からなるバリア膜
9を形成した。続いて、CVD法或いは無電解メッキ法
にてシードとなる銅膜を薄く形成し、更に電解メッキに
より銅膜10を1μm程度の厚みに形成した(図1
(e))。最後にCMP等の研磨法により層間絶縁膜6
が露出するまで研磨・平坦化することで図1(f)に示
すような銅プラグ11が形成された。
【0044】実施例2 ストッパー膜の除去を実験5の酸素を含む条件に変え、
エッチング後の酸素プラズマ処理を行わなかった以外
は、実施例1と同様に銅プラグ形成を行った。この結
果、銅フッ化物、フルオロカーボン系デポ物の生成が少
なく、酸素プラズマ処理を行わない条件でも、正常なバ
リア膜形成及び銅プラグの埋め込みが可能であった。
【0045】以上の説明では、半導体基板及びシリコン
窒化膜上に形成される層間絶縁膜として、シリコン酸化
膜(SiO2)を用いた場合を例に説明したが、これに
限定されるものではなく、シリコン窒化膜をエッチング
ストッパー膜として使用できるものであれば従来公知の
いかなる材料をも使用することができる。例えば、BP
SG(phospho-boro silicate glass)、PSG(phosp
ho silicate glass)、BSG(boro silicate glas
s)、その他、ポリイミドなどの低誘電率有機膜などが
使用できる。又、図2に示したデュアルダマシン法によ
る銅配線形成にも本発明を適用できることはいうまでも
ない。
【0046】又、本明細書中では、ダマシン法による銅
埋め込み配線の製造方法を主に説明しているが、形成さ
れるビアホール、或いは溝に埋め込まれる金属膜は銅に
限定されるものではなく、従来公知のコンタクト材料を
用いる半導体装置にも本発明の方法が適用可能であるこ
とはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、銅配線上に形成される
シリコン窒化膜の除去を、フルオロカーボン系ガスとし
てCF4とCHF3とを3:7〜0:1の流量比、或いは
CF4とCH22とを2.5:1〜0:1の流量比で含
む反応ガスを用いることで、除去困難な銅フッ化物の生
成を効果的に抑制することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来技術になるシングルダマシン法
による銅配線形成を説明する工程断面図である。
【図2】本発明及び従来技術になるデュアルダマシン法
による銅配線形成を説明する工程断面図である。
【図3】本発明の課題である銅フッ化物の生成状態を例
示する電子顕微鏡写真である。
【図4】イオンエネルギーの違いによる銅酸化膜の膜厚
を示すSIMSによるグラフである。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 層間絶縁膜 3 バリア膜 4 下層銅配線 5 ストッパー膜 6 層間絶縁膜 7 レジスト 8 ビアホール 9 バリア膜 10 銅膜 11 銅プラグ 12 配線溝 13 デュアルダマシン(DM)構造

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅の上に配されたシリコン窒化膜をフル
    オロカーボン系ガス及び不活性ガスとを含む混合ガスを
    反応ガスとしてドライエッチングするに際し、前記フル
    オロカーボン系ガスが、CF4とCHF3とを3:7〜
    0:1の流量比で含有することを特徴とするシリコン窒
    化膜エッチング方法。
  2. 【請求項2】 銅の上に配されたシリコン窒化膜をフル
    オロカーボン系ガス及び不活性ガスとを含む混合ガスを
    反応ガスとしてドライエッチングするに際し、前記フル
    オロカーボン系ガスが、CF4とCH22とを2.5:
    1〜0:1の流量比で含有することを特徴とするシリコ
    ン窒化膜エッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記フルオロカーボン系ガスが、CF4
    を含まないことを特徴とする請求項1又は2に記載のシ
    リコン窒化膜のエッチング方法。
  4. 【請求項4】 前記反応ガスが酸素を含み、ドライエッ
    チング時のイオンエネルギーが1000V以下の条件下
    で実施されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載のシリコン窒化膜のエッチング方法。
  5. 【請求項5】 前記反応ガスでのエッチング後に酸素プ
    ラズマ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載のエッチング方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された銅配線上にシ
    リコン窒化膜からなる第1の絶縁膜を形成する工程、 該第1の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜とは異なる第2の
    絶縁膜を形成する工程、 該第2の絶縁膜上にレジストマスクパターンを形成する
    工程、 該レジストマスクパターンを介して第2の絶縁膜に溝又
    はホールを形成する工程、 前記レジストを除去する工程、 前記第2の絶縁膜に形成された溝又はホール底に露出し
    た第1の絶縁膜を除去する工程、及び前記溝又はホール
    に金属膜を形成する工程を有する半導体装置の製造方法
    において、 前記第1の絶縁膜の除去を、フルオロカーボン系ガス及
    び不活性ガスとを含む混合ガスを反応ガスとしてドライ
    エッチングするに際し、前記フルオロカーボン系ガス
    が、CF4とCHF3とを3:7〜0:1の流量比で含有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に形成された銅配線上にシ
    リコン窒化膜からなる第1の絶縁膜を形成する工程、 該第1の絶縁膜上に前記第1の絶縁膜とは異なる第2の
    絶縁膜を形成する工程、 該第2の絶縁膜上にレジストマスクパターンを形成する
    工程、 該レジストマスクパターンを介して第2の絶縁膜に溝又
    はホールを形成する工程、 前記レジストを除去する工程、 前記第2の絶縁膜に形成された溝又はホール底に露出し
    た第1の絶縁膜を除去する工程、及び前記溝又はホール
    に金属膜を形成する工程を有する半導体装置の製造方法
    において、 前記第1の絶縁膜の除去を、フルオロカーボン系ガス及
    び不活性ガスとを含む混合ガスを反応ガスとしてドライ
    エッチングするに際し、前記フルオロカーボン系ガス
    が、CF4とCH22とを2.5:1〜0:1の流量比
    で含有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記フルオロカーボン系ガスが、CF4
    を含まないことを特徴とする請求項6又は7に記載の半
    導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記反応ガスが酸素を含み、ドライエッ
    チング時のイオンエネルギーが1000V以下の条件下
    で実施されることを特徴とする請求項6乃至8のいずれ
    か1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記反応ガスでのエッチング後に酸素
    プラズマ処理を行うことを特徴とする請求項6乃至9の
    いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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