JP2001176576A - 速結端子 - Google Patents

速結端子

Info

Publication number
JP2001176576A
JP2001176576A JP35395899A JP35395899A JP2001176576A JP 2001176576 A JP2001176576 A JP 2001176576A JP 35395899 A JP35395899 A JP 35395899A JP 35395899 A JP35395899 A JP 35395899A JP 2001176576 A JP2001176576 A JP 2001176576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
bent
quick
contact plate
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35395899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3754255B2 (ja
Inventor
Satoshi Uehara
上原  智
Noboru Miyagawa
昇 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Asahi National Lighting Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi National Lighting Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Asahi National Lighting Co Ltd
Priority to JP35395899A priority Critical patent/JP3754255B2/ja
Publication of JP2001176576A publication Critical patent/JP2001176576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3754255B2 publication Critical patent/JP3754255B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】材料を長く必要とすることなく、電線挿入力を
低減することができる速結端子を提供する。 【解決手段】接触板1と、この接触板1の一端に折曲さ
れた折曲片2と、接触板1に向くように折曲片2より切
起こされた鎖錠片3とを備え、鎖錠片3の先端を鎖錠片
3の切起こし方向と同方向に屈曲している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具等に用
いる電源端子台等に適用される速結端子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来例を図6により説明する。導電性ば
ね部材により形成した接触板50の一端に略直角に折曲
片51を折曲し、鎖錠片52は折曲片51を接触板50
側に切起こすことにより形成している。57は電線であ
る。
【0003】電線57を鎖錠片52の切り抜き穴58を
通して接触板50と鎖錠片52との間に挿通すると、電
線57の外径分鎖錠片52が切り抜き穴58から離れる
ように傾き電線57に抜止め係止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、切起こしだけに
よる加工で形成された鎖錠片52については電線57を
挿入させる際、鎖錠片52の長さL0 の不足や切曲角度
θ0 が大きくとれない等の理由により電線挿入力が高く
なり電線37が挿入しにくいという欠点があった。
【0005】図7に示す別の従来例は折曲片51の先端
より延長片53を円弧状に接触板側に延長しその先端に
鎖錠片52′を延出している。しかし、この従来例は、
長尺材が必要となり多くの材料が使用される。
【0006】したがって、この発明の目的は、材料を長
く必要とすることなく、電線挿入力を低減することがで
きる速結端子を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の速結端子
は、接触板と、この接触板の一端に折曲された折曲片
と、前記接触板に向くように前記折曲片より切起こされ
た鎖錠片とを備え、前記鎖錠片の先端を前記鎖錠片の切
起こし方向と同方向に屈曲したことを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項1記載の速結端子によれば、鎖錠片
の先端を切起こし方向と同方向に屈曲する曲げ加工を追
加したため、鎖錠片を切起こす際の切り抜き穴より電線
が挿入される際に接触する鎖錠片の先端の曲げ角度が大
きくとれるので電線挿入力を低減することができ、従来
例と比較して材料を長く必要としない。また電線と鎖錠
片が当接する力も有効に大きく働くことができるため接
触が安定する。鎖錠片の長さを従来例よりも長くすると
より一層電線挿入力を軽くできるが、長くしても切起こ
しにより鎖錠片を形成しているため、ばね材の長さを長
くする必要がない。また電線と鎖錠片が当接する角度を
従来例と同じにした場合には鎖錠片から接触板の折曲片
のある一端までの距離が短くてすみ小型化できる。
【0009】請求項2記載の速結端子は、請求項1にお
いて、前記鎖錠片の先端に逆三角形状に形成した鎖錠部
を有し、前記鎖錠部の根元付近を屈曲したものである。
【0010】請求項2記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果がある。
【0011】請求項3記載の速結端子は、請求項2にお
いて、前記鎖錠片が前記折曲片に一対並設されているも
のである。
【0012】請求項3記載の速結端子によれば、請求項
2と同様な効果がある。
【0013】請求項4記載の速結端子は、請求項3にお
いて、前記接触板の他端に前記鎖錠片の電線挿入方向と
異なる方向の速結部を有するものである。
【0014】請求項4記載の速結端子によれば、請求項
3と同様な効果がある。
【0015】請求項5記載の速結端子は、請求項4にお
いて、前記接触板を収納する収納部を有し前記鎖錠片お
よび速結部に臨む電線挿入孔を有するケースを設けたも
のである。
【0016】請求項5記載の電線接続器によれば、請求
項4と同様な効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図5により説明する。すなわち、この電線接続器
は、接触板1と、折曲片2と、鎖錠片3とを有する。
【0018】接触板1は導電性ばね部材により形成さ
れ、挿入された電線4の一側に当接するものである。ま
た図5に示すように接触板1の他端に鎖錠片3の電線挿
入方向と異なる方向の速結部5を有する。
【0019】折曲片2は接触板1の一端に例えば略直角
に折曲されている。
【0020】鎖錠片3は接触板1に向くように折曲片2
より切起こされ、鎖錠片3の先端を鎖錠片3の切起こし
方向と同方向に屈曲、すなわち切起こし角θ1 より大き
な角度θ2 (θ2 >θ1 )で同方向に屈曲して屈曲部7
を形成している。鎖錠片3の先端の屈曲部7に逆三角形
状に形成した鎖錠部6を有し、鎖錠部6の根元付近を屈
曲部7の屈曲位置とし、鎖錠部6の先端は接触板1に近
接ないし当接している。また鎖錠片3が折曲片2に一対
並設されている。
【0021】ケース10は、図5に示すように接触板1
を収納する収納部31を有し、鎖錠片3および速結部5
に臨む電線挿入孔18、22を有する。
【0022】電線4を折曲片2の鎖錠片3の切り抜き穴
8から挿入し鎖錠部6と接触板1との間に挿通すると、
鎖錠片3が押上げられる力の反作用で電線4を接触板1
に押付け、鎖錠部6で抜止め係止する。
【0023】図5に示す速結端子は電源端子台に適用し
たものである。ケース5は樹脂ボディ16と樹脂カバー
17からなる。樹脂ボディ16において、18は電線挿
入孔、19はカバー取付爪、20は取付爪である。樹脂
カバー17において、22は電線挿入孔、23は解錠
穴、24は電線挿通孔、25は爪係止孔である。
【0024】14はアース用速結端子、15はその下縁
に接触するアース舌片である。
【0025】26は取付板であり、27は取付爪20が
係止する角穴、28はアース舌片15が係止する孔、2
9は取付ねじ用穴、30は樹脂ボディ16に形成した位
置決め突起(図示せず)が嵌合する穴、31は穴29に
通す取付ねじである。
【0026】第1の実施の形態によれば、鎖錠片3の先
端を切起こし方向と同方向に屈曲する曲げ加工を追加し
たため、鎖錠片3を切起こす切り抜き穴8より電線4が
挿入される際に接触する屈曲部7の曲げ角度が大きくと
れるので、従来例では図3(a)に示すように電線挿入
力F0 であるのに対して、実施の形態では図3(b)は
電線挿入力F1 となり、F0 >F1 であり、電線挿入力
を低減することができる。また電線4と鎖錠片3が当接
する力も有効に大きく働くため接触が安定する。さらに
別の従来例と比較して材料を長く必要とせず、材料節減
になる。
【0027】図2に示すように鎖錠片3の長さ(L1
2 )を鎖錠片3の先端に屈曲部7のない直線状の従来
例L0 よりも長くすることにより電線挿入力がさらに軽
くなるが、たとえ鎖錠片3を長くしても切起こしにより
鎖錠片3を形成したため、ばね材の長さを長くする必要
がない。
【0028】また図4に示すように、図4(a)に示す
ように電線4と鎖錠片3が当接する角度を図4(b)の
従来例と同じに例えば47度とした場合には、鎖錠部6
から接触板1の折曲片2のある一端までの距離が、実施
の形態がL1 に対して従来例がL2 となり、L1 <L2
であり、L1 が短くてすみ小型化できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の速結端子によれば、鎖錠
片の先端を切起こし方向と同方向に屈曲する曲げ加工を
追加したため、鎖錠片を切起こす際の切り抜き穴より電
線が挿入される際に接触する鎖錠片の先端の曲げ角度が
大きくとれるので電線挿入力を低減することができ、従
来例と比較して材料を長く必要としない。また電線と鎖
錠片が当接する力も有効に大きく働くことができるため
接触が安定する。鎖錠片の長さを従来例よりも長くする
とより一層電線挿入力を軽くできるが、長くしても切起
こしにより鎖錠片を形成しているため、ばね材の長さを
長くする必要がない。また電線と鎖錠片が当接する角度
を従来例と同じにした場合には鎖錠片から接触板の折曲
片のある一端までの距離が短くてすみ小型化できる。
【0030】請求項2記載の速結端子によれば、請求項
1と同様な効果がある。
【0031】請求項3記載の速結端子によれば、請求項
2と同様な効果がある。
【0032】請求項4記載の速結端子によれば、請求項
3と同様な効果がある。
【0033】請求項5記載の電線接続器によれば、請求
項4と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の速結端子の要部斜視
図である。
【図2】その側面図である。
【図3】速結端子の電線挿入力を説明するもので(a)
は従来例の側面図、(b)は実施の形態の側面図であ
る。
【図4】速結端子の小型化を説明するもので、(a)は
実施の形態の側面図、(b)は比較例の側面図である。
【図5】電源端子台の分解斜視図である。
【図6】従来例を示し、(a)は一部の外観斜視図、
(b)はその側面図である。
【図7】別の従来例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 接触板 2 折曲片 3 鎖錠片 4 電線 5 速結部 6 鎖錠部 7 屈曲部 8 切り抜き穴 10 ケース 11 速結端子 18 電線挿入孔 31 収納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触板と、この接触板の一端に折曲され
    た折曲片と、前記接触板に向くように前記折曲片より切
    起こされた鎖錠片とを備え、前記鎖錠片の先端を前記鎖
    錠片の切起こし方向と同方向に屈曲したことを特徴とす
    る速結端子。
  2. 【請求項2】 前記鎖錠片の先端に逆三角形状に形成し
    た鎖錠部を有し、前記鎖錠部の根元付近を屈曲した請求
    項1記載の速結端子。
  3. 【請求項3】 前記鎖錠片が前記折曲片に一対並設され
    ている請求項2記載の速結端子。
  4. 【請求項4】 前記接触板の他端に前記鎖錠片の電線挿
    入方向と異なる方向の速結部を有する請求項3記載の速
    結端子。
  5. 【請求項5】 前記接触板を収納する収納部を有し前記
    鎖錠片および速結部に臨む電線挿入孔を有するケースを
    設けた請求項4記載の速結端子。
JP35395899A 1999-12-14 1999-12-14 速結端子 Expired - Lifetime JP3754255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35395899A JP3754255B2 (ja) 1999-12-14 1999-12-14 速結端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35395899A JP3754255B2 (ja) 1999-12-14 1999-12-14 速結端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001176576A true JP2001176576A (ja) 2001-06-29
JP3754255B2 JP3754255B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=18434371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35395899A Expired - Lifetime JP3754255B2 (ja) 1999-12-14 1999-12-14 速結端子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3754255B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019049533A1 (ja) * 2017-09-06 2019-03-14 富士電機機器制御株式会社 板ばね、接続端子台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019049533A1 (ja) * 2017-09-06 2019-03-14 富士電機機器制御株式会社 板ばね、接続端子台
CN109757121A (zh) * 2017-09-06 2019-05-14 富士电机机器制御株式会社 板簧和连接端子座
EP3499647A4 (en) * 2017-09-06 2019-08-21 Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. SHEET SPRING AND CONNECTION BAR
JPWO2019049533A1 (ja) * 2017-09-06 2019-11-07 富士電機機器制御株式会社 板ばね、接続端子台

Also Published As

Publication number Publication date
JP3754255B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7086866B1 (en) Circuit board mounted electrical connector
US7422465B2 (en) Electrical connector having flexible mating portion
US20090176414A1 (en) Audio jack connector
JPH11345645A (ja) リセプタクル電気端子
JP4030120B2 (ja) コネクタ
US6692290B2 (en) Terminal fitting
US6283774B1 (en) Hot-line plug terminal
JP2001176576A (ja) 速結端子
US6159043A (en) Boardlock for an electrical connector
US6340321B2 (en) Electrical connector
JP2005294054A (ja) 垂直嵌合コネクタ
JP3712590B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP4351854B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4557339B2 (ja) 速結端子
US20060110985A1 (en) Low profile connector
JP2001176577A (ja) 電線接続器
JP3637845B2 (ja) 配線器具
JP4218814B2 (ja) 給電部品
JP3366250B2 (ja) 電気コネクタ
JP4029532B2 (ja) コネクタ
JP2001283947A (ja) 速結端子及び電線接続器
JP3682193B2 (ja) ねじ込みソケット
JP2001167814A (ja) アース端子板
JP2002025670A (ja) 雄側端子金具
JP2000294320A (ja) 印刷配線板コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3754255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term