JP2000294320A - 印刷配線板コネクタ - Google Patents

印刷配線板コネクタ

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JP2000294320A
JP2000294320A JP11102121A JP10212199A JP2000294320A JP 2000294320 A JP2000294320 A JP 2000294320A JP 11102121 A JP11102121 A JP 11102121A JP 10212199 A JP10212199 A JP 10212199A JP 2000294320 A JP2000294320 A JP 2000294320A
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JP
Japan
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arm
latch
holding
printed wiring
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP11102121A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Nishimura
良二 西村
Haruo Ariga
治雄 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagase and Co Ltd
Taiko Denki Co Ltd
Original Assignee
Nagase and Co Ltd
Taiko Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nagase and Co Ltd, Taiko Denki Co Ltd filed Critical Nagase and Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッチアームの固定力と強度とを確保できる
とともに、製作が容易で、印刷配線板の装着時の削粉の
発生を防止できる印刷配線板コネクタを得る。 【解決手段】 中央部長手方向に配列された複数のコン
タクトを保持した本体2とこの本体2の左右両端部から
伸び印刷配線板の両側をラッチするラッチアーム3とを
有する印刷配線板コネクタ1において、前記ラッチアー
ム3は、前記コネクタの本体と一体にモールドされたア
ーム芯部3aと、これを抱き込むアーム金属部30とか
らなり、このアーム金属部30に、前記印刷配線板の両
側をラッチするラッチ滑入保持曲面部30mを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリーモジュ
ール等の印刷配線板をメイン基板に接続保持する印刷配
線板用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来これらの印刷配線板コネクタは、複
数のコンタクトを保持した本体と、この本体の左右両端
から伸びた印刷配線板をラッチするラッチアームを有
し、メイン基板に取り付けられる。本体は樹脂材をモー
ルドして製作されるが、アームも同時に樹脂材によって
モールドされたもの(特開平11−26099号)、ア
ームのみ金属材によるもの(特開平11−16646
号)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者のアームを樹脂材
にて一体モールドしたものは、樹脂材アームの固定力に
頼るため固定力が弱く、またDIMM等のメモリーモジ
ュールを保持した印刷配線板の装置時に、印刷配線板に
当たるフック部が、簡単に削られて着脱を繰り返すとフ
ック保持力を果たさなくなるとともに、削られた破粉
(削粉)が印刷配線板及びメイン基板の導通に悪影響を
与えることがあった。また、雑な取扱いによって、アー
ムが破損してしまうこともあるため、上記の特開平11
−26099号においては、樹脂材によりモールド成形
されたラッチアームの大きな曲がりを防止する金属製の
変形防止片を設けているが、樹脂材による固定力、削粉
の発生の問題が残るものである。
【0004】後者のアームのみ金属材によって製作した
ものは、強固であることと本体形状が簡単となりモール
ド形成が容易となる利点があるが、印刷配線板を固定す
る保持力を出すためどうしても金属材の板厚が厚くな
り、複雑な形状の金属材アームを製造することが容易で
なくなる。また、金属材によるフック部が逆に印刷配線
板の側面を削り、この削粉が問題を発生させていた。
【0005】本発明は、これらの問題に鑑み、ラッチア
ームの固定力強度を確保し、破損が生じ難いとともに、
印刷配線板の装着による削粉の発生しない、また製作の
容易な印刷配線板コネクタを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、中央部長手方向に配列された複数のコン
タクトを保持した本体とこの本体の左右両端部から伸び
印刷配線板の両側をラッチするラッチアームとを有する
印刷配線板コネクタにおいて、前記ラッチアームは、前
記コネクタの本体と一体にモールドされたアーム芯部
と、これを抱き込むアーム金属部とからなり、このアー
ム金属部に、前記印刷配線板の両側をラッチするラッチ
滑入保持曲面部を設けて、アーム芯部をアーム金属部で
抱き込み固定力を強化するとともに、アーム金属部の厚
みを薄くできるため、形状加工が容易となる。このアー
ム金属部にラッチ滑入保持曲面部を設けて削粉の発生を
防止することができる。
【0007】また、前記ラッチアームの前記アーム芯部
が、前記アーム金属部の根元部を嵌入するスリットを有
し、前記アーム金属部に、前記ラッチ滑入保持曲面部を
有する抱き込み枝部とメイン基板へのコネクタ固定タブ
を有する固定タブ枝部とを前記根元部から延設すれば、
固定タブをアーム金属部に同時に形成できるとともに、
抱き込み枝部のバネ長を十分に確保して、確実で破損し
にくい保持構造を実現できる。
【0008】さらに、前記ラッチアームのアーム金属部
の前記ラッチ滑入保持曲面部が、前記印刷配線板の下面
位置決め部と上面側滑入位置決め部とを有し、両位置決
め部がそれぞれ前記抱き込み枝部の別々に伸びた延設片
として形成されるものとすれば、加工容易なアーム金属
部により、ラッチ滑入保持曲面部を確実容易に形成でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図示例とともに説明する。
【0010】図1と図2は、本発明による印刷配線板コ
ネクタの全体概念を示し、図1は平面図、図2は、図1
の上側から見た側面図である。
【0011】印刷配線板コネクタ1は、LCP(Liq
uid Crystal Polyer Resin)
等の樹脂材からなる本体2と、その両側端部から伸び
た、2つのラッチアーム3,4とから成り、本体2の中
心部に並列に設けられた多数の溝部2a,2bには、溝
部2aに下部コンタクト5aが、溝部2bに上部コンタ
クト5bが挿入固定される。下部と上部コンタクトによ
りコンタクト5が構成される(下部及び上部コンタクト
5a,5bは2本のみ示し、他は図上では省略してい
る)。
【0012】本体2の両側端部下面には、メイン基板1
00に設けた穴(図示せず)に嵌合して取り付け位置を
決める位置決めボス2c,2dが設けられている。
【0013】ラッチアーム3,4は、本体2と一体にモ
ールド形成された樹脂材からなるアーム芯部3a,4a
と、これらのアーム芯部3a,4aをそれぞれ抱き込み
それに固定されたスチール等の金属製のアーム金属部3
0と40とからなる。
【0014】アーム芯部3a,4aの根元付近には、ア
ーム金属部30,40の根元部30a,40aを挾持す
る金属部挾持溝3b,4bを設けてある。
【0015】なお、ラッチアーム3と同方向に伸びた本
体2の端部2eは、ラッチアーム3の根元付近でラッチ
アーム3と、図2の切込み2fによって分離されてい
る。端部2eにも上記のアーム金属部30,40の根元
部30a,40aが入る金属部挾持溝3b,4bが伸び
ている。
【0016】次に図3と図4とを参照して、ラッチアー
ムの構造を詳細に説明する。図3は、一方のラッチアー
ム3付近の分解斜視図、図4は、アーム金属部の詳細形
状を示す斜視図である。上記した各部の符号は同じもの
を図3、図4に付す。また、ラッチアーム3付近と反対
側端部のラッチアーム4付近とは、本体2に対して対称
な形状を成しているので、他方のラッチアーム4付近の
図及びその説明は省略する。アーム芯部3aは、本体2
から一体に長く伸びて先端部には、段部3cを形成して
いる。
【0017】アーム金属部30は、根元部30a、その
根元部から、2つに分岐して伸びる抱き込み部30b、
固定タブ枝部30cとからなっている。
【0018】抱き込み部30bの先端には、上記のアー
ム芯部3aの段部3cを抱き込む上部延伸抱き込み部3
0dが、その(図3での)下側に、上面側滑入位置決め
部30eと下面位置決め部30fとが、抱き込み部30
bの中心から側面方向に、アーム芯部3aを抱き込むよ
うに伸びている。上面側滑入位置決め部30eと下面位
置決め部30fによりラッチ滑入保持曲面部30mが形
成されている。特に、上面側滑入位置決め部30eに
は、盛り上げられたラッチ滑入曲面30kが形成され、
下面位置決め部30fには、下面保持部30lが形成さ
れる。上面側滑入位置決め部30eと下面位置決め部3
0fとの2つを分岐して設けることによって、ラッチ機
能の調整可能な幅が拡がる。また抱き込み部30bの根
元付近には、バネ長を得るための台形状に曲げられた屈
曲部30gが設けられる。
【0019】一方、固定タブ枝部30cは、その根元付
近で、上記のアーム芯部3aから外側に向かって離れる
方向に屈曲され、側面から伸びたコネクタ固定タブ30
hを有する。なお、下側保持面30iが、抱き込み部3
0bには形成されている。
【0020】上記の構成において、アーム金属部は、そ
の抱き込み部30bの、上部延伸抱き込み部30dを、
下側保持面30i、上面側滑入位置決め部30e、下面
位置決め部30f、抱き込み部30bの中央部とによっ
てアーム芯部3aを抱き込み、図1に示したとおり固定
される。
【0021】次に本実施の態様の作用について説明す
る。
【0022】印刷配線板コネクタ1は、メイン基板10
0に位置決めボス2c,2dで位置決めされ、コネクタ
固定タブ30hを、メイン基板100の金属面に、半田
付け等により固定される。メモリの増設等が必要となり
印刷配線板をこのコネクタ1に装着するには、図2の二
点鎖線で示すように印刷配線板50のコンタクト部を斜
め方向から、本体2のコンタクト5方向へ向けて挿入
し、このコネクタ1と水平になるよう図2の矢印Y方向
へ押して印刷配線板の側面を上面側滑入位置決め部30
eを滑らせて、下面位置決め部30fの先端の下面保持
部30lに当接させ落ち着き保持される。
【0023】この印刷配線板の押し込み時、上面側滑入
位置決め部は、図4に示されるように角のとられたラッ
チ滑入曲面30kが、印刷配線板50の側面と当たるた
め、印刷配線板50が削られ、削粉が発生することはな
い。また、アーム芯部3aは、アーム金属部30によ
り、十分に補強されており、印刷配線板の保持は確実に
行われる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、ラッチアームの固
定力強度はアーム芯部と、アーム金属部との共働により
十分に確保できる。アーム芯部の形状は単純にでき、モ
ールド型の製作も容易となり、アーム金属部の厚みも金
属板のみで保持するよりも薄く形成できるため製作が容
易となる。また、ラッチ滑入保持曲面部をこのアーム金
属部に設けることにより、削粉の防止も可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の態様としての印刷配線板コ
ネクタを示す概念平面図である。
【図2】 図1の印刷配線板コネクタを図1の上側から
見た概念側面図で、印刷配線板装着工程、メイン基板と
の関係をも示す。
【図3】 図1の印刷配線板コネクタのラッチアームの
構造を示す分解斜視図である。
【図4】 図3のラッチアームのアーム金属部の詳細形
状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 印刷配線板コネクタ、2 本体、2a,2b 溝
部、2c,2d 位置決めボス、2e 端部、2f 切
込み、3,4 ラッチアーム、3a,4a アーム芯
部、3b,4b 金属部挾持溝、3c 段部、5 コン
タクト、5a 下部コンタクト、5b 上部コンタク
ト、30,40 アーム金属部、30a,40a アー
ム金属部の根元部、30b 抱き込み部、30c 固定
タブ枝部、30d 上部延伸抱き込み部、30e 上面
側滑入位置決め部、30f 下面位置決め部、30g
屈曲部、30h コネクタ固定タブ、30i 下側保持
面、30k ラッチ滑入曲面、30l 下面保持部、3
0m ラッチ滑入保持曲面部、50 印刷配線板、10
0 メイン基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FB01 FC40 HC06 5E023 AA04 BB01 CC04 EE08 FF07 HH30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部長手方向に配列された複数のコン
    タクトを保持した本体とこの本体の左右両端部から伸び
    印刷配線板の両側をラッチするラッチアームとを有する
    印刷配線板コネクタにおいて、 前記ラッチアームは、前記コネクタの本体と一体にモー
    ルドされたアーム芯部と、 これを抱き込むアーム金属部とからなり、このアーム金
    属部に、前記印刷配線板の両側をラッチするラッチ滑入
    保持曲面部を設けたことを特徴とする印刷配線板コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ラッチアームの前記アーム芯部が、
    前記アーム金属部の根元部を嵌入するスリットを有し、
    前記アーム金属部に、前記ラッチ滑入保持曲面部を有す
    る抱き込み枝部とメイン基板へのコネクタ固定タブを有
    する固定タブ枝部とを前記根元部から延設したことを特
    徴とする請求項1記載の印刷配線板コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ラッチアームのアーム金属部の前記
    ラッチ滑入保持曲面部は、前記印刷配線板の下面位置決
    め部と上面側滑入位置決め部とを有し、両位置決め部が
    それぞれ前記抱き込み枝部の別々に伸びた延設片として
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の印刷配線板コネクタ。
JP11102121A 1999-04-09 1999-04-09 印刷配線板コネクタ Pending JP2000294320A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101295840B (zh) * 2007-04-27 2011-12-21 泰科电子日本合同会社 卡边连接器
CN102570089A (zh) * 2010-10-05 2012-07-11 第一精工株式会社 连接器装置
JP2017050295A (ja) * 2016-12-13 2017-03-09 ホシデン株式会社 基板エッジコネクタ

Cited By (3)

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CN101295840B (zh) * 2007-04-27 2011-12-21 泰科电子日本合同会社 卡边连接器
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