JP2001176243A - テープリール成型用金型及びこれを用いたテープリールの製造方法 - Google Patents

テープリール成型用金型及びこれを用いたテープリールの製造方法

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JP2001176243A
JP2001176243A JP35625999A JP35625999A JP2001176243A JP 2001176243 A JP2001176243 A JP 2001176243A JP 35625999 A JP35625999 A JP 35625999A JP 35625999 A JP35625999 A JP 35625999A JP 2001176243 A JP2001176243 A JP 2001176243A
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tape reel
hub
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JP35625999A
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Hiroyuki Kiso
弘之 木曽
Takashi Ota
孝 太田
Jun Sasaki
純 佐々木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープリールの製造についての信頼性の向上
を図る。 【解決手段】 ハブ部2とフランジ部3とハブ部より硬
度の低い材料から成り該ハブ部に外嵌状に設けられた緩
衝部5とを備えたテープリール1を2色成形によって形
成するテープリール成型用金型8において、可動型9
と、該可動型と突き合わされてテープリールを形成する
ためのキャビティ16を形成する固定型10と、可動型
に移動自在に支持されると共に緩衝部を押圧してテープ
リールをキャビティから突き出す円筒状を為すスリーブ
11とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープリール成型用
金型及びこれを用いたテープリールの製造方法について
の技術分野に関する。詳しくは、テープが巻回されるハ
ブ部に該ハブ部より硬度の低い材料から成る緩衝部が外
嵌状に設けられて成るテープリールを製造するテープリ
ール成型用金型及び該テープリール成型用金型を用いた
テープリールの製造方法についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットは、通常、ケース体内に
一対のテープリールが回転自在に支持されて成り、テー
プリールにはテープが巻回されるハブ部と該ハブ部の軸
方向における端部にフランジ部が設けられているものが
ある。
【0003】このようなテープリールにあっては、ハブ
部に該ハブ部より硬度の低い材料によって形成した緩衝
部を外嵌状に設け、緩衝作用を生じさせてテープに対す
る悪影響の発生を防止するようにしたものがある。
【0004】テープリールは、例えば、図11に示すよ
うに、ハブ部aと一方のフランジ部bとを第1の材料に
よって形成し、緩衝部cを第1の材料より硬度の低い第
2の材料によって形成することにより、2色成形によっ
てハブ部aと一方のフランジ部bと緩衝部cとを金型d
を用いて製造し、別に製造した他方のフランジ部をハブ
部に取り付けることにより形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来にあっ
ては、成型品(ハブ部aとフランジ部bと緩衝部c)の
金型dのキャビティeからの突き出しは、ハブ部aの一
端面をイジェクターピンfによって押圧することにより
行っている。
【0006】ところが、ハブ部aの一端面をイジェクタ
ーピンfによって押圧して突き出すときに、軟質の材料
によって形成された緩衝部cが金型dのキャビティeを
形成する面との摩擦によって、図11に示すように、緩
衝部cが変形したり、或いは、ハブ部aから緩衝部cが
剥離してしまうというおそれがあった。
【0007】そこで、本発明テープリール成型用金型及
びテープリール成型用金型を用いたテープリールの製造
方法は、上記した問題点を克服し、テープリールの製造
についての信頼性の向上を図ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明テープリール成型
用金型は、上記した課題を解決するために、ハブ部とフ
ランジ部とハブ部より硬度の低い材料から成り該ハブ部
に外嵌状に設けられた緩衝部とを備えたテープリールを
2色成形によって形成するテープリール成型用金型にお
いて、可動型と、該可動型と突き合わされてテープリー
ルを形成するためのキャビティを形成する固定型と、可
動型に移動自在に支持されると共に緩衝部を押圧してテ
ープリールをキャビティから突き出す円筒状を為すスリ
ーブとを設けたものである。
【0009】また、本発明テープリール成型用金型を用
いたテープリールの製造方法は、上記した課題を解決す
るために、ハブ部とフランジ部とハブ部より硬度の低い
材料から成り該ハブ部に外嵌状に設けられた緩衝部とを
備えたテープリールを2色成形によって形成するテープ
リール成型用金型を用いたテープリールの製造方法にお
いて、可動型と固定型とが突き合わされて形成されたキ
ャビティに第1の材料を充填してハブ部とフランジ部と
を形成すると共に第2の材料を充填して緩衝部を形成
し、可動型に移動自在に支持された円筒状のスリーブに
よって緩衝部を押圧してテープリールをキャビティから
突き出すようにしたものである。
【0010】従って、本発明テープリール成型用金型及
びテープリール成型用金型を用いたテープリールの製造
方法にあっては、キャビティからの突き出し時に、緩衝
部の変形や緩衝部のハブ部との剥離が生じ難い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0012】テープリール1は、テープカセットの図示
しないケース体内に回転自在に支持されている。テープ
リール1は、ハブ部2と該ハブ部2の軸方向における両
端部に設けられた一対のフランジ部3、4とハブ部2に
外嵌状に設けられた緩衝部5とから成る(図1乃至図5
参照)。
【0013】ハブ部2は外形が略円柱状を為し、軸方向
における一方の端面に開口された係合穴2aが形成され
ている(図3乃至図5参照)。そして、係合穴2a内に
は、周方向に離間して係合突部2b、2b、・・・が一
体に設けられている。また、ハブ部2の軸方向における
他端部には被押圧突部6が一体に設けられ、ケース体内
に設けられた図示しない押さえバネによって被押圧突部
6が押さえられてテープリール1の回転時の軸方向にお
ける不必要な移動が規制される。
【0014】ハブ部2には磁気記録媒体としてのテープ
7が巻回され(図1参照)、テープカセットがテープ駆
動装置の装着部に装着されたときに、該装着部に設けら
れているリール係合軸が係合穴2aに挿入されて係合突
部2b、2b、・・・と係合され、リール係合軸の回転
によってテープリール1が回転されてテープ7が所定の
方向へ向けて走行されるようになっている。
【0015】フランジ部3はハブ部2と同一の材料、例
えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・ス
チレン共重合樹脂)によってハブ部2と一体に形成さ
れ、ハブ部2の軸方向における開口が形成された側に設
けられている(図4及び図5参照)。
【0016】フランジ部3の外周部はギヤ状を為す被規
制部3aとして形成され、所定の状態において、被規制
部3aがケース体に配置された図示しないストッパ手段
と係合されることにより、テープリール1の回転が規制
されるようになっている。そして、フランジ部3の内周
縁には、フランジ部4と対向する側の面に円環状の配置
溝3bが形成されている(図2、図4及び図5参照)。
また、フランジ部3の内周縁には、ハブ部2の中心を挟
んで180°反対側の位置に孔3c、3cが形成されて
いる(図3及び図4参照)。
【0017】フランジ部4は、ハブ部2、フランジ部3
及び緩衝部5とは別体で形成され、ハブ部2の軸方向に
おける他端部に、例えば、カシメによって取り付けられ
る(図1参照)。このようにフランジ部4がハブ部2に
取り付けられた状態においては、フランジ部4からハブ
部2に設けられた被押圧突部6が突出される(図1参
照)。
【0018】緩衝部5は、例えば、2色成形によってハ
ブ部2及びフランジ部3と一体に形成され、ハブ部2及
びフランジ部3の材料より硬度の低い材料、例えば、ポ
リエステル系のエラストマーによって形成されている。
緩衝部5は円筒状を為し、ハブ部2に外嵌状に設けら
れ、一端部5aがフランジ部3の配置溝3bに内嵌状に
配置されている。また、緩衝部5の他端面は、フランジ
部4がハブ部2に取り付けられた状態において、フラン
ジ部4のフランジ部3と対向する面の内周縁に当接され
る。
【0019】以上に記載した通り、テープリール1にあ
っては、緩衝部5の一端部5aがフランジ部3の配置溝
3bに内嵌状に配置されているため、巻回されるテープ
7の全面が緩衝部5とのみ接触する。
【0020】従って、テープ7に変形が生じ難く、変形
によるテープ7の出力の低下を防止することができる。
【0021】また、緩衝部5はハブ部2及びフランジ部
3とともに2色成形により一体に形成されるため、テー
プリール1の良好な加工精度が確保され、テープ7の出
力の低下の一層の防止を図ることができる。
【0022】尚、上記には、緩衝部5の他端面がフラン
ジ部4のフランジ部3と対向する面の内周縁に当接され
る場合を示したが、例えば、フランジ部4の内周縁にも
円環状の配置溝を設け、該配置溝に緩衝部5の他端部を
内嵌状に配置するようにしてもよい。
【0023】以下に、2色成形によってハブ部2、フラ
ンジ部3及び緩衝部5を一体に形成する方法について説
明する(図6乃至図10参照)。
【0024】成型用金型8は、下方に位置する可動型9
と上方に位置する固定型10とを備えている。
【0025】可動型9には上方に開口された支持孔9a
が形成され、該支持孔9aに少なくとも先端部が円筒状
を為すスリーブ11が上下方向へ摺動自在に支持されて
いる。そして、スリーブ11の内側には円筒状を為すイ
ジェクター部12が上下方向へ摺動自在に支持されてい
る。また、イジェクター部12の内側には略円柱状の固
定部13が可動型9に対して固定配置されている。
【0026】可動型9の上面には、支持孔9aに連続す
る浅い成型用凹部9bが形成されている。
【0027】固定型10には、可動型9の支持孔9a内
に挿入される成型用突部10aが設けられている。そし
て、固定型10には成型用突部10aを挟んで180°
反対側の位置に、第1のゲート14及び第2のゲート1
5が形成されている。
【0028】固定型10に可動型11が突き合わされる
ことにより、所定の形状を有するキャビティ16が形成
され、該キャビティ16はハブ部2及びフランジ部3を
形成するための第1の部分16aと緩衝部5を形成する
ための第2の部分16bとから成る。第2の部分16b
は、スリーブ11が上方へ移動されキャビティ16内に
挿入され挿入位置にある状態においては形成されておら
ず(図6及び図7参照)、スリーブ11が下方へ移動さ
れキャビティ16から退避され退避位置にある状態にお
いて形成される(図8及び図9参照)。
【0029】可動型9が上方へ移動され固定型10に突
き合わされるとキャビティ16が形成される(図6参
照)。このときスリーブ11は挿入位置にあり、その先
端が固定型10に当接された状態となり、第2の部分1
6bは形成されない。また、このとき、イジェクター部
12は先端面が固定部13の上面より僅かに下方に位置
されている。
【0030】上記のように、可動型9が固定型10に突
き合わされてキャビティ16の第1の部分16aが形成
されると、第1のゲート14から第1の材料(ABS樹
脂)17が第1の部分16aに充填される(図7参
照)。そして、充填された第1の材料17は第1の部分
16a内において冷却固化され、これによりハブ部2と
フランジ部3とが一体に形成される(図8参照)。
【0031】第1の材料17が冷却固化されてハブ部2
とフランジ部3とが形成されると、次いで、スリーブ1
1が可動型9に対して下方へ移動され、その先端面がイ
ジェクター部12の先端面に一致したところで移動が停
止され、これにより第2の部分16bが形成される(図
8参照)。そして、第2の部分16bが形成されたとこ
ろで、第2のゲート15から第2の材料(エラストマ
ー)18が第2の部分16bに充填される(図8参
照)。フランジ部3には孔3cが形成されており、第2
の材料18は第2のゲート15から孔3cを介して第2
の部分16bに充填される。このとき、第2の材料18
はフランジ部3に形成された配置溝3bに流れ込むこと
になる。充填された第2の材料18は第2の部分16b
内において冷却固化され、これにより緩衝部5がハブ部
2とフランジ部3とともに一体に形成される(図9参
照)。
【0032】このようにしてハブ部2、フランジ部3及
び緩衝部5が2色成形によって一体に形成されると、可
動型9がスリーブ11、イジェクター部12及び固定部
13とともに下方へ移動され離型される(図9参照)。
【0033】可動型9は所定の位置で停止され、次い
で、スリーブ11とイジェクター部12とが一体となっ
て上方へ移動され成型品(ハブ部2とフランジ部3と緩
衝部5)がキャビティ16から突き出される(図10参
照)。この突き出しに際しては、緩衝部5の一端面がス
リーブ11によって押圧されると共にハブ部2の一端面
がイジェクター部12によって押圧される。
【0034】このように、成型品の突き出し時には、軟
質の材料によって形成された緩衝部5が円筒状のスリー
ブ11によって押圧されるため、可動型9のキャビティ
16を形成する面との摩擦によって緩衝部5が変形し難
く、また、ハブ部2から緩衝部5が剥離し難い。
【0035】また、上記のように、成型品の突き出し時
に、緩衝部5をスリーブ11によって押圧すると共にハ
ブ部2をイジェクター部12によって押圧することによ
り、突き出し時の緩衝部5の変形及びハブ部2からの緩
衝部5の剥離の可能性が極めて小さくなり、テープリー
ル1の一層の加工精度の向上を図ることができる。
【0036】尚、比較的硬度の高い材料で形成されるハ
ブ部2の突き出しは、上記のように円筒状のイジェクタ
ー部12に因らず、例えば、周方向に離間して複数のイ
ジェクターピンを設け、該イジェクターピンによって行
うようにしてもよい。
【0037】また、上記キャビティ16の第2の部分1
6bはスリーブ11の移動によって形成されるため、こ
のスリーブ11は成型品を突き出す役割の他、キャビテ
ィ16の第2の部分16bを形成する役割をも果たす。
従って、成型用金型8の部品点数が少なくなり、テープ
リール1の製造コストの低減を図ることができると共に
成型用金型8の構造の簡素化を図ることができる。
【0038】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行
うに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0039】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープリール成型用金型は、テープが巻回さ
れるハブ部と該ハブ部の軸方向における一端部に一体に
形成されたフランジ部とハブ部より硬度の低い材料から
成り該ハブ部に外嵌状に設けられた緩衝部とを備えたテ
ープリールを2色成形によって形成するテープリール成
型用金型であって、可動型と、該可動型と突き合わされ
てテープリールを形成するためのキャビティを形成する
固定型と、可動型に移動自在に支持されると共に緩衝部
を押圧してテープリールをキャビティから突き出す円筒
状を為すスリーブとを備えたことを特徴とする。
【0040】従って、可動型のキャビティを形成する面
との摩擦によって緩衝部が変形し難く、また、ハブ部か
ら緩衝部が剥離し難い。
【0041】請求項2に記載した発明にあっては、上記
キャビティはハブ部及びフランジ部を形成するための第
1の部分と緩衝部を形成するための第2の部分とから成
り、上記スリーブがキャビティ内に挿入されて挿入位置
に至ったときに第1の部分のみが形成され、スリーブが
キャビティ内から退避されて退避位置に至ったときに第
1の部分の他に第2の部分が形成されるようにしたの
で、成型用金型の部品点数が少なくなり、テープリール
の製造コストの低減を図ることができると共に成型用金
型の構造の簡素化を図ることができる。
【0042】請求項3に記載した発明にあっては、スリ
ーブの緩衝部に対する押圧と同時にハブ部を押圧してテ
ープリールをキャビティから突き出すイジェクター部を
設けたので、突き出し時の緩衝部の変形及びハブ部から
の緩衝部の剥離の可能性が極めて小さくなり、テープリ
ールの一層の加工精度の向上を図ることができる。
【0043】また、本発明テープリール成型用金型を用
いたテープリールの製造方法は、テープが巻回されるハ
ブ部と該ハブ部の軸方向における一端部に一体に形成さ
れたフランジ部とハブ部より硬度の低い材料から成り該
ハブ部に外嵌状に設けられた緩衝部とを備えたテープリ
ールを2色成形によって形成するテープリール成型用金
型を用いたテープリールの製造方法であって、可動型と
固定型とが突き合わされて形成されたキャビティに第1
の材料を充填してハブ部とフランジ部とを形成すると共
に第2の材料を充填して緩衝部を形成し、可動型に移動
自在に支持された円筒状のスリーブによって緩衝部を押
圧してテープリールをキャビティから突き出すようにし
たことを特徴とする。
【0044】従って、可動型のキャビティを形成する面
との摩擦によって緩衝部が変形し難く、また、ハブ部か
ら緩衝部が剥離し難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図10と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図はテープが巻回されたテープリール
を示す概略斜視図である。
【図2】一方のフランジ部を取り外した状態を示すテー
プリールの拡大平面図である。
【図3】テープリールの拡大底面図である。
【図4】図3のIV―IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV―V線に沿う断面図である。
【図6】図7乃至図10と共にテープリールの製造方法
の各工程を示すものであり、本図は固定型に可動型が突
き合わされてキャビティが形成された状態を示す縦断面
図である。
【図7】第1の材料が充填された状態を示す縦断面図で
ある。
【図8】ハブ部とフランジ部が形成され、第2の材料が
充填された状態を示す縦断面図である。
【図9】可動型と固定型が離型された状態を示す縦断面
図である。
【図10】成型品が突き出されている状態を示す縦断面
図である。
【図11】従来の問題点を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…テープリール、2…ハブ部、3…フランジ部、5…
緩衝部、7…テープ、8…成型用金型、9…可動型、1
0…固定型、11…スリーブ、12…イジェクター部、
16…キャビティ、16a…第1の部分、16b…第2
の部分、17…第1の材料、18…第2の材料

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープが巻回されるハブ部と該ハブ部の
    軸方向における一端部に一体に形成されたフランジ部と
    ハブ部より硬度の低い材料から成り該ハブ部に外嵌状に
    設けられた緩衝部とを備えたテープリールを2色成形に
    よって形成するテープリール成型用金型であって、 可動型と、 該可動型と突き合わされてテープリールを形成するため
    のキャビティを形成する固定型と、 可動型に移動自在に支持されると共に緩衝部を押圧して
    テープリールをキャビティから突き出す円筒状を為すス
    リーブとを備えたことを特徴とするテープリール成型用
    金型。
  2. 【請求項2】 上記キャビティはハブ部及びフランジ部
    を形成するための第1の部分と緩衝部を形成するための
    第2の部分とから成り、 上記スリーブがキャビティ内に挿入されて挿入位置に至
    ったときに第1の部分のみが形成され、スリーブがキャ
    ビティ内から退避されて退避位置に至ったときに第1の
    部分の他に第2の部分が形成されるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のテープリール成型用金型。
  3. 【請求項3】 スリーブの緩衝部に対する押圧と同時に
    ハブ部を押圧してテープリールをキャビティから突き出
    すイジェクター部を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のテープリール成型用金型。
  4. 【請求項4】 テープが巻回されるハブ部と該ハブ部の
    軸方向における一端部に一体に形成されたフランジ部と
    ハブ部より硬度の低い材料から成り該ハブ部に外嵌状に
    設けられた緩衝部とを備えたテープリールを2色成形に
    よって形成するテープリール成型用金型を用いたテープ
    リールの製造方法であって、 可動型と固定型とが突き合わされて形成されたキャビテ
    ィに第1の材料を充填してハブ部とフランジ部とを形成
    すると共に第2の材料を充填して緩衝部を形成し、 可動型に移動自在に支持された円筒状のスリーブによっ
    て緩衝部を押圧してテープリールをキャビティから突き
    出すようにしたことを特徴とするテープリール成型用金
    型を用いたテープリールの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108292A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Fujifilm Corp リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008108292A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Fujifilm Corp リール

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