JP2001176122A - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置

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JP2001176122A
JP2001176122A JP2000121233A JP2000121233A JP2001176122A JP 2001176122 A JP2001176122 A JP 2001176122A JP 2000121233 A JP2000121233 A JP 2000121233A JP 2000121233 A JP2000121233 A JP 2000121233A JP 2001176122 A JP2001176122 A JP 2001176122A
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Seiji Nishiwaki
青児 西脇
Yuichi Takahashi
雄一 高橋
Kenji Nagashima
賢治 長島
Hiroaki Matsumiya
寛昭 松宮
Yoichi Saito
陽一 斉藤
Kazuo Momoo
和雄 百尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い周波数応答性能を有した光量モニター
と、半導体レーザの非点格差補正を、部品点数を少なく
簡素な構成で実現すること。 【解決手段】半導体レーザ光源101を出射した光のう
ち、外周側の光は光反射素子107によって光半導体レ
ーザ光源101の近傍に形成された前光モニター用光検
出器103に入射される。さらに、光反射素子の反射球
面はアナモフィックに形成されているため、光検出器上
では焦点になることはなく適正な大きさに集光されるの
で、高い周波数応答性能を有することができる。また光
反射素子107は、光半導体レーザ光源101の非点格
差を相殺するように、所定角度傾斜させて設置してい
る。また、光検出器103は、光反射素子107の傾き
によって反射光108が曲げられる方向に設置してお
り、光反射素子107の調整時の平行移動量を少なくす
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式情報記録媒
体の記録または再生を行う光ヘッド装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に書き換え型の光ディスクにおいて
信号の記録品質を確保するためには、ディスク記録面へ
の入射光量のモニターを高精度に行わなくてはならな
い。そのため、再生専用の光ヘッドで用いるようなレー
ザチップ後端面から出射する光で光量モニターする方式
では精度が良くないため、レーザ前端面より出射した光
(以降これを前光とよぶ)で光量モニターする必要があ
る。
【0003】他方、大容量情報メモリとして光ディスク
が注目を集めている中で、光ディスクの記録再生に対す
る高速化の要望に光ヘッド装置が対処する必要が生じて
きた。そのためには半導体レーザ光源の変調を高速化す
る必要があり、それに伴い、前記前光モニターの応答性
も良くする必要がでてきた。
【0004】以下に従来の光ピックアップについて図面
を参照しながら説明する。図14は従来の形態における
光ヘッド装置の構成概略図の一例を示している。半導体
レーザ光源801より出射された発散光802は、光軸
に対して斜めに設置された平行平板803を透過しコリ
メートレンズ804により平行光805に変換される。
【0005】この平行光805は、偏光ビームスプリッ
タ806により一部は反射され、光検出器809に入射
する。また平行光805の大部分の光810は、偏光ビ
ームスプリッタ806を透過し、1/4波長板811に
より円偏光の光に変換された後、アクチュエータ812
に搭載された対物レンズ813により光ディスク814
に集光される。
【0006】光ディスク814を反射した光は対物レン
ズ813を経て、1/4波長板811により半導体レー
ザ光源801の出射光の偏波面と直交する直線偏光の光
に変換され、偏光ビームスプリッタ806に入射され
る。
【0007】偏光ビームスプリッタ806に入射した光
は往路と偏波面が直交するため偏光ビームスプリッタ8
06で反射され、ホログラム素子815によって回折さ
れ、入射光軸を対称軸とする+1次回折光817,−1
次回折光818に分岐された後、検出レンズ817によ
って集光させられ、それぞれ信号検出器820,821
に入射しフォーカス、トラッキングなどの制御信号およ
びRF信号などの検出をおこなう。
【0008】一方、偏光ビームスプリッタ806で反射
された光を検出する光検出器809は、半導体レーザ光
源801の出力光量モニタ−として作用する。
【0009】ここで半導体レーザ光源801とコリメー
トレンズ804の間に、平行平板803を入射光軸に対
して斜めに設置する理由について説明する。一般に光ヘ
ッド装置の光源に用いられる半導体レーザは、光学特性
の観点から見ると、図15に示すように、半導体レーザ
素子901の発振光のモードウエストが、半導体の接合
面(X−Z軸面)内とこれに垂直な面(Y−Z面)内と
では異なっている。
【0010】すなわち、垂直面(Y−Z軸面)内では鏡
面902に一致する点であるのに対して、接合面(X−
Z軸面)内では、半導体レーザ素子901の活性層90
3、すなわち鏡面902より内方の共振器内に入った点
となる。
【0011】したがって、接合面(X−Z軸面)内とこ
れに垂直な面(Y−Z軸面)内とでは発振光の収束点で
異なり、光学上でいわれる非点格差904が発生する。
【0012】非点格差が生じるとビームスポットが歪
み、扁平な縦長もしくは横長なスポットとなる。そのた
め、ビームスポットが光ディスクの互いに隣接する記録
トラック間にかかるようになり、信号特性が劣化すると
いう問題点が生じる。
【0013】そこで図14において、半導体レーザ80
1から出射された光ビームが有する非点収差を補正する
ために、平行平板803を所定角度傾斜して逆方向に設
置する。
【0014】また、このような光ビームが有する非点収
差を補正する他の方法として、同じくレーザ光の光路に
シリンドリカルレンズを挿入して光スポットの非点収差
を相殺することも提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光ヘ
ッド装置において次の問題点があった。
【0016】一般に書き換え型の光ディスクに信号を記
録する場合、ディスク上での光パワーを十分に確保する
必要があり、したがって光ヘッドの光利用効率を確保す
る必要がある。
【0017】しかし、上記のような従来例の構成ではビ
ーム整形を行っていないため、対物レンズの設計の都合
上外周側の光を捨てている分、光量損失がある。
【0018】さらに、有効開口内のビームの一部を反射
して光検出器809で光量モニターを行っているため、
さらに損失が大きくなってしまう。これを防ぐために光
量モニターに導く光の光量を下げ、有効開口内の光量を
高めるとモニター信号のS/Nが悪くなってしまう。
【0019】また、レーザの変調を高速にするためには
前光モニター自体の応答性を上げる必要がある。このた
め、光検出の応答周波数特性を上げるために光検出器の
受光面積を小さくしてビームを集光入力するのが望まし
い。
【0020】しかし、一般に光検出器上に過度に集光し
た光を当てると、検出器面の単位面積あたりの光強度が
高くなるため、検出器の受光面のキャリア密度が上が
り、これが飽和することでキャリアの移動速度が遅くな
ってしまう恐れがある。すなわち、検出器上にビームを
集光しすぎると、光検出の応答周波数特性が悪くなると
いう問題があった。
【0021】さらに、上記した半導体レーザ素子の非点
格差に起因して生じる光ビームの非点収差を補正するい
ずれもの方法が、透明な平行平板やシリンドリカルレン
ズ等の補正用の専用部品を別途設けなければならず、そ
のために、部品点数が増加しコストアップを余儀なくさ
れるという新たな問題点が発生していた。
【0022】さらに、RF信号やフォーカス、トラッキ
ング制御信号を行うための光検出器と、レーザ光量モニ
ター用の光検出器とが別々であるため部品点数も多くな
り、光学系も複雑化するので光ヘッドの小型化が困難で
あった。
【0023】本発明は、このような従来の光ヘッド装置
の各種課題を考慮し、光利用効率の高い光ヘッド装置を
提供することを目的とする。
【0024】また、本発明は、コンパクトな光ヘッド装
置を提供することを目的とする。
【0025】また、本発明は、光検出の応答周波数特性
がよい光ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の本発明(請求項1に対応)は、半導体レーザ
光源と、前記半導体レーザ光源からの光の少なくとも一
部を受光する光検出器と、前記半導体レーザ光源からの
光の周辺の光を反射させ、前記光検出器に集光させる周
辺部分(203)、及び、前記半導体レーザ光源からの
光の中央の光を透過する中央部分(202)を有する光
反射素子(107)と、前記光反射素子を透過した光を
光ディスク上に集光する集光レンズとを備えた光ヘッド
装置であって、前記光反射素子の中央部分のそれぞれの
面は平面の形状をし、前記光反射素子の周辺部分の少な
くとも一面が球面もしくは非球面の形状をしていること
を特徴とする光ヘッド装置である。
【0027】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
光反射素子の周辺部分の集光機能に非点格差を持たせた
ことを特徴とする第1の本発明の光ヘッド装置である。
【0028】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
光反射素子の周辺部分の集光機能に球面収差を持たせた
ことを特徴とする第1又は2の本発明の光ヘッド装置で
ある。
【0029】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
光反射素子の中央部分の両面は平行であり、それらの面
は、記半導体レーザ光源からの光の光軸と直交する方向
に対して、所定の角度だけ傾斜して配置されており、前
記光反射素子の中央部分の傾斜配置によって生ずる非点
収差により、前記半導体レーザ光源の持つ非点格差が補
正されていることを特徴とする第1、2又は3の本発明
の光ヘッド装置である。
【0030】第5の本発明(請求項5に対応)は、前記
光反射素子の中央部分の一方の面が、他方の面に対して
非平行であることを特徴とする第1,2、又は3の本発
明の光ヘッド装置である。
【0031】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
光反射素子の周辺部分からの反射光の光軸は、前記半導
体レーザ光源からの光の光軸に対して傾いていることを
特徴とする第1から3のいずれかの本発明の光ヘッド装
置である。
【0032】第7の本発明(請求項7に対応)は、半導
体レーザ光源と、前記半導体レーザ光源からの光の少な
くとも一部を受光する光検出器と、前記半導体レーザ光
源からの光の周辺部の光を反射させ、前記光検出器に集
光する機能及び、前記半導体レーザ光源からの光の中央
部の光を透過する機能を有する光反射素子と、前記光反
射素子を透過した光を光ディスク上に集光する集光レン
ズとを備えた光ヘッド装置であって、前記半導体レーザ
光源と前記光検出器とが一つのパッケージ内に形成され
ていることを特徴とする光ヘッド装置である。
【0033】第8の本発明(請求項8に対応)は、半導
体レーザ光源と、前記半導体レーザ光源に隣接して設け
られた複数の光検出器と、前記半導体レーザ光源からの
光の周辺の光を反射回折させ、前記複数の光検出器の一
つに集光させる周辺部及び、前記半導体レーザ光源から
の光の中央の光を透過する中央部分を有する反射型ホロ
グラム素子と、前記反射型ホログラム素子の中央部分を
透過した光を光ディスク上に集光する集光レンズとを備
えた光ヘッド装置であって、前記反射回折してきた光を
受光する光検出器は、前記半導体レーザ光源を基準とし
て、前記半導体レーザ光源から出射される光の楕円状フ
ァーフィールドパターン(far field pattern)の楕円
長軸方向と楕円短軸方向のうち、楕円長軸方向により近
い方向に、配置され、前記光ディスクからの信号光を検
出する光検出器は、前記半導体レーザ光源を基準とし
て、前記半導体レーザ光源から出射される光の楕円状フ
ァーフィールドパターンの楕円長軸方向と楕円短軸方向
のうち、楕円短軸方向により近い方向に、配置されてい
ることを特徴とする光ヘッド装置である。
【0034】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
反射型ホログラム素子は、前記半導体レーザ光源から出
射される光の楕円状ファーフィールドパターンの楕円長
軸方向の光を楕円短軸方向の光より多く反射回折するこ
とを特徴とする第8の本発明の光ヘッド装置である。
【0035】第10の本発明(請求項10に対応)は、
前記反射型ホログラム素子のホログラム形成領域が、前
記半導体レーザの楕円状ファーフィールドパターン軸中
心に対して楕円長軸方向へより広く形成されていること
を特徴とする第8又は9の本発明の光ヘッド装置であ
る。
【0036】第11の本発明(請求項11に対応)は、
前記反射型ホログラム素子の周辺部分の集光機能に非点
格差を持たせたことを特徴とする第8から10のいずれ
かの本発明の光ヘッド装置である。
【0037】第12の本発明(請求項12に対応)は、
前記反射型ホログラム素子の周辺部分の集光機能に球面
収差を持たせたことを特徴とする第8から11のいずれ
かの本発明の光ヘッド装置である。
【0038】第13の本発明(請求項13に対応)は、
前記反射型ホログラム素子の中央部分の両面は平行であ
り、それらの面は、記半導体レーザ光源からの光の光軸
と直交する方向に対して、所定の角度だけ傾斜して配置
されており、前記反射型ホログラム素子の中央部分の傾
斜配置によって生ずる非点収差により、前記半導体レー
ザ光源の持つ非点格差が補正されていることを特徴とす
る第8から12のいずれかの本発明の光ヘッド装置であ
る。
【0039】第14の本発明(請求項14に対応)は、
前記反射型ホログラム素子の中央部分の一方の面が、他
方の面に対して非平行であることを特徴とする第9から
12のいずれかの本発明の光ヘッド装置である。
【0040】第15の本発明(請求項15)は、前記反
射型ホログラム素子の周辺部分からの反射回折光の光軸
は、前記半導体レーザ光源からの光の光軸に対して傾い
ていることを特徴とする第8から12のいずれかの本発
明の光ヘッド装置である。
【0041】第16の本発明(請求項16に対応)は、
前記半導体レーザ光源と、それに隣接して設けられた複
数の光検出器は一つのパッケージ内に形成されているこ
とを特徴とする第8の本発明の光ヘッド装置である。
【0042】第17の本発明(請求項17に対応)は、
前記レーザ光源からの光は透過し、前記光ディスクによ
り反射された光は回折する偏光性ホログラム素子をさら
に備え、前記偏光性ホログラム素子が対物レンズと共に
対物レンズアクチュエータの可動子に搭載されており、
前記反射型ホログラム素子の中央部分の光透過領域が、
前記対物レンズアクチュエータのトラッキング動作方向
に長軸を有する略楕円形状をなしていることを特徴とす
る第8の本発明載の光ヘッド装置である。
【0043】第18の本発明(請求項18に対応)は、
前記レーザ光源からの光は透過し、前記光ディスクによ
り反射された光は回折する偏光性ホログラム素子をさら
に備え、前記偏光性ホログラム素子と、前記反射型ホロ
グラム素子とが一体化されていることを特徴とする第8
の本発明の光ヘッド装置である。
【0044】第19の本発明(請求項19に対応)は、
前記反射型ホログラム素子による集光点が室温において
前記光検出器の受光素子の面と離れており、温度変化に
よる波長変動でその集光点が移動し、前記光ヘッド装置
の使用温度範囲の中間点近傍で前記集光点が前記受光素
子の面に一致することを特徴とする第8の本発明の光ヘ
ッド装置である。
【0045】第20の本発明(請求項20に対応)は、
前記反射型ホログラム素子のホログラムの形成領域が、
前記半導体レーザ光源からの光の光軸を中心として非点
対称に形成されていることを特徴とする第8の本発明の
光ヘッド装置である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図7を用いて説明する。なお、従来例と同
じ働きをするものについては詳細な説明は省略する。
【0047】図1は本発明の実施の形態における光ヘッ
ド装置の概略構成を示し、図2はその構成として用いら
れている光反射素子およびレーザと光検出器の配置を示
す図である。図1の構成において用いられている光反射
素子107はガラスで作られており、図2に示すように
レーザ光軸201を中心に中心部(本発明の中央部分に
対応する)は平面に形成された透過面202があり、そ
の外周側の輪帯状領域(本発明の周辺部分に対応する)
に非球面に形成されたアルミ蒸着面203がある。
【0048】図1の半導体レーザ光源101を出射した
光のうち、光の周辺部の光は光反射素子107によって
反射集光され、半導体レーザ光源101の近傍に形成さ
れた前光モニター用光検出器103に集光される。ま
た、半導体レーザ光源101と前光モニター用光検出器
103は、光集積モジュール109に集積化され、小型
軽量化を行っている。
【0049】一方、光の中央部の光についてはコリメー
トレンズ104により平行光になり、偏光ビームスプリ
ッタ106を透過したのちアクチュエータ112に搭載
された対物レンズ113により光ディスク面114上に
集光される。
【0050】光ディスク面114で反射した光は対物レ
ンズ113を経て1/4波長板111により半導体レー
ザ出射光の偏波面と直交する直線偏光の光に変換され偏
光ビームスプリッタ106に入射される。
【0051】偏光ビームスプリッタ106に入射した光
は往路と偏波面が直交するため偏光ビームスプリッタ1
06で反射され、ホログラム素子115によって回折さ
れる。その回折光は、入射光軸を対称軸とする+1次回
折光117,−1次回折光118に分岐され、検出レン
ズ116によって集光され、それぞれ信号検出器11
9,120に入射され、フォーカス、トラッキングなど
の制御信号およびRF信号などに利用される。
【0052】また、半導体レーザ101から出射された
光ビームが有する非点収差は、光反射素子107を所定
角度傾斜することにより補正する。
【0053】また、図1に示すように、光反射素子10
7の傾きによって、反射光108の光軸は、半導体レー
ザ光源からの光の光軸に対して傾斜している。そして、
その反射光108の方向に光検出器103が設置されて
いる。ところで、製造時には、光検出器103に反射光
108が入射するように調整する必要がある。そのため
に、光反射素子108の反射球面の中心軸を図1の矢印
方向に適宜平行移動して調整する必要があるが、上記光
検出器103の傾斜によって、この平行移動量を、傾斜
しない場合に比べて少なくできる。
【0054】また、このように調整のための平行移動量
を少なくできるということは、光反射素子107の中央
平面部の面積を小さくすることができ、より周辺部の光
反射面を大きく形成し、より多くの反射光量を取り込め
ることができる。つまり、調整の際の平行移動量が大き
いと、光反射素子107の中央平面部は前もって余裕を
もって大きく設計しておく必要があるからである。
【0055】また、傾斜によって、反射球面の反射角を
より小さく設計することができるため、光反射素子10
7の反射面は曲率の小さい球面となり、より成型しやす
くなる。
【0056】さらに、光反射素子107の周辺部分を、
アナモフィックな非球面に形成した場合は、図2に示す
ように、光反射素子107によって反射集光される焦点
が、図2のx−z軸面とこれに垂直な面であるy−z軸
面では異なっている。すなわち、光検出器103の表面
上ではスポットの焦点は図3に示すように非点格差をも
つことになる。そこで、各光学部品の取り付け誤差によ
りデフォーカスを生じても、このことにより、検出器面
の単位面積あたりの光強度が強くなく、キャリアが集中
することによって生じる周波数応答性の劣化を防ぐこと
ができる。
【0057】図4は図1の実施形態において、反射収束
光に非点格差を持たした光反射素子107の代わりに、
反射収束光に球面収差を持たした光反射素子407を用
いた形態である。この場合、光検出器103の表面上で
はスポットの焦点は図5に示すように球面収差をもつこ
とになる。このことにより、各光学部品の取り付け誤差
によりデフォーカスを生じても、検出器面の単位面積あ
たりの光強度が球面収差のないスポットと比較して弱い
状態を保ち、キャリアが集中することによって生じる周
波数応答性の劣化をなくすことができる。
【0058】図6は本発明の別の実施の形態における概
略図を示しである。図6の構成において用いられている
反射型ホログラム素子607は図7に示すようにレーザ
光軸701を中心とする周辺部の輪帯状領域(本発明の
周辺部分に対応する)に反射ホログラム面703が形成
されており、レーザ光軸701の近傍(本発明の中央部
分に対応する)に円形状に光透過領域702がある。
【0059】図6において半導体レーザ光源101を出
射した光のうち、光の外周側の光は反射ホログラム60
7により反射回折されるが、この反射型ホログラムはレ
ーザ光の入射光、入射位置に応じてそのピッチ、溝方向
が異なっており、反射回折光608は半導体レーザ光源
101の近傍に配置された光検出器103に集光入射す
る。
【0060】さらにこの反射型ホログラム素子607は
前記光反射素子107と同様に、非点格差を持つように
形成されていることから、スポットでは焦点とならず焦
線となる。これにより、各光学部品の取り付け誤差等に
よりデフォーカスを生じても、検出器面の単位面積あた
りの光強度が非点格差のないスポットと比較して弱い状
態を保ち、キャリアが集中することによって生じる周波
数応答性の劣化をなくすことができる。
【0061】さらに、図6において反射型ホログラム素
子607は、製造時調整のため、図中の矢印の方向に平
行移動することによって光検出器にその反射収束光を入
射させる必要がある。その際、図6に示すように、傾斜
させた反射型ホログラム素子607によって光が反射し
てくる方向に光検出器103を設置しておくことで、反
射型ホログラム素子607の調整のための平行移動量を
軽減することができる。
【0062】このことにより、反射型ホログラム素子6
07を傾斜させない場合に比べて、反射型ホログラム素
子607の回折角を小さく押さえることができ、反射型
ホログラム素子407のピッチが、広く設計することが
できるため、ホログラムの加工ピッチ限界に対して優度
を確保できる。
【0063】なお、図6の実施の形態において、反射回
折光に非点格差を持たした反射ホログラム素子607の
代わりに、反射回折光に球面収差を持たした光反射素子
を用いた場合も図4の実施例の場合と同様な効果が得ら
れることはいうまでもない。
【0064】図8(a)は本発明の別の実施の形態にお
ける光ヘッド装置の概略構成を示し、図8(b)はその
構成として用いられている反射型ホログラム素子および
レーザと光検出器の配置を示す図である。
【0065】図8(a)の構成において用いられている
反射型ホログラム素子2には、図8(b)に示すように
レーザ光軸15を中心とする外周側の輪帯状領域に、反
射型ホログラム10が形成されており、レーザ光軸15
の近傍に円形状に光透過領域11がある。
【0066】図8(a)の半導体レーザー光源1を出射
した光のうち、光の外周側の光22は反射型ホログラム
10により反射回折されるが、この反射ホログラムはレ
ーザ光の入射角、入射位置に応じてそのピッチ、溝方向
が異なっており、反射回折光23は半導体レーザ光源1
の近傍に形成された前光モニター用光検出器6に集光入
射する。
【0067】一方、半導体レーザ光源からの光のうち、
光の内周側の光については反射型ホログラム素子2を開
口制限されつつ透過し、偏光性ホログラム素子5,1/
4波長板20を経てコリメートレンズ3により平行光に
なり、アクチュエータ9に搭載された対物レンズ4によ
り光ディスク面8上に集光される。
【0068】光ディスク面8を反射した光は対物レンズ
4,コリメートレンズ3、1/4波長板20、偏光性ホ
ログラム素子5を経て光が回折され、それぞれ、半導体
レーザ光源1に隣接して形成された、RF信号やフォー
カス、トラッキング制御信号などの信号検出用光検出器
7に入力され、信号検出を行う。
【0069】以上のような構成により元々使用していな
い外周側の光を前光モニター用に使用するため光ヘッド
の光利用効率を高めることができ、かつ半導体レーザ光
源1と信号検出用検出器7、前光モニター用検出器6を
すべて集積ユニット化することができ、光ヘッド装置の
部品点数を少なくすることができる。
【0070】さらに反射型ホログラム10が集光作用を
有するためレンズなどの別の集光手段を用いずに光を小
さい面積の光検出器に集光入力でき、前光モニターの高
速応答性を確保しつつ光ヘッド装置の小型化、簡素化が
実現できる。
【0071】ここで図8(b)に示すように、半導体レ
ーザ光源1、前光モニター用光検出器6、信号検出用光
検出器7は以下のように配置されている。
【0072】すなわち、図8(b)において破線で示す
ようなレーザ出射ファーフィールドパターン12に対
し、その楕円長軸方向13に近い方向に前光モニター用
光検出器6を配置し、楕円短軸方向14に近い方向に光
ディスクからの信号検出用光検出器7を配置している。
【0073】すなわち、前光モニター用光検出器6は、
半導体レーザ光源からの光の光軸を基準として、楕円長
軸方向と楕円短軸方向とのうち、楕円長軸方向により近
い方向に配置されている。また、信号検出用光検出器7
は、楕円短軸方向により近い方向に配置されている。た
とえば、それぞれ楕円長軸方向上、短軸方向上に配置さ
れていることが望ましい。
【0074】すなわち、そのように配置することによっ
て次のような効果がある。反射ホログラム10により、
前光モニター用光検出器6の方向に回折する次数の光
と、その反対側に回折する次数の光と、0次回折光とが
発生するが、前光モニター用光検出器6の方向に回折す
る次数の光以外の不要な光の方向が、ファーフィールド
パターンの楕円長軸方向に進むため、光ディスクからの
信号検出用光検出器7にこれらの光が迷光として入射し
てしまうことがない。
【0075】また、それぞれの光検出器をレーザチップ
の近傍に近接して配置できるため反射ホログラム10や
偏光ホログラム素子5による回折角が小さくて済むので
ホログラムピッチが大きくでき、ホログラムの加工ピッ
チ限界に対して祐度を確保できる。
【0076】図9は本発明の別の実施の形態に於ける反
射型ホログラム素子2の平面図を示しており、半導体レ
ーザ光源の出射ファーフィールドパターン12の楕円長
軸方向14の光を多く反射回折するように、レーザ光源
の拡がり角とホログラムの領域および光源とホログラム
の相対距離関係を設定している。
【0077】一般に半導体レーザの強度分布はその短軸
方向の方が長軸方向より温度などの変化に対する変化が
大きい。この変化は前光モニター光量と反射ホログラム
素子2を透過する光との光量のリニアリティに影響す
る。したがって、非常に高い精度の光量制御が要求され
るシステムにおいては、本実施形態のように長軸方向の
光のみを前光モニター用の光として利用することが望ま
しい。つまり、反射型ホログラム素子2のホログラム1
0形成領域が、前記半導体レーザの楕円状ファーフィー
ルドパターン軸中心に対して楕円長軸方向へより広く形
成されている。
【0078】図10は、本発明の別の実施形態における
反射型ホログラムの平面図および光検出器の配置を示
す。本実施形態では反射型ホログラム10の領域が、レ
ーザ光軸15を中心として非点対称に形成されている。
すなわちレーザ光軸15とずれた位置にある前光モニタ
ー用光検出器6にレーザ光を反射回折させて集光入射さ
せる場合、その入射角と位置とでホログラムのピッチが
連続的に異なるわけであるがこのピッチにも加工限界が
あるため、この限界点に従って領域が制限される。
【0079】しかしながら方位によってはピッチの加工
限界までの光軸からの距離が大きく取れるため図10の
ような点非対称な領域で示される加工ピッチ限界の境界
17まで反射型ホログラム10を形成することで、前光
モニター用反射回折光の光量をできる限り高めることが
できる。
【0080】図11(a)は、本発明の別の実施形態に
於ける光ヘッド装置、図11(b)はその構成に用いら
れる反射型ホログラム素子の平面図を示している。
【0081】図11(b)に示すように反射型ホログラ
ム素子2はその中央の光透過領域11が楕円状ないしは
長穴状になっている。図11(a)において、光ディス
クからの反射光を回折させフォーカス、トラッキング等
の信号検出用光検出器7に光を導くための偏光性ホログ
ラム素子5および1/4波長板20が、対物レンズ4と
共に対物レンズアクチュエータ9の可動子に搭載されて
いる。
【0082】したがって対物レンズ4が光ディスクの偏
芯によるトラッキング誤差に追従するためにトラック直
交方向に移動する際、偏光ホログラム素子5で回折した
光25も一緒に移動する(実線矢印25→破線矢印2
5’)。
【0083】図11(b)の反射型ホログラム素子2に
よれば、この移動方向に反射ホログラム10の光透過領
域11が広い形状になっているため前光モニター用の反
射回折光量をできるだけ減らさずにかつ信号検出用の光
が遮光されない構造が実現できる。なお、図11(a)
と(b)では、トラッキング動作方向が縦横反対に描か
れている。
【0084】図12は、本発明の別の実施形態における
光ヘッド装置の一部を示しており、図12において2枚
のガラス板に偏光ホログラム層26および1/4波長フ
ィルム19を挟持して偏光ホログラム素子が形成されて
いる。また片側のガラス基板には反射型ホログラム10
が形成されている。
【0085】これにより素子が一体化されて光ヘッドの
構成がより簡素化されると共に、反射型ホログラム10
の反射回折光のスポットをモニター用光検出器に位置決
めする際、同時に信号検出用ホログラムの位置決めが行
えるため、光ヘッドの製造工程における調整を簡素化で
きる。
【0086】図13は、本発明の別の実施の形態の光ヘ
ッド装置における、反射型ホログラム素子2と前光モニ
ター用光検出器6、および反射型ホログラムによる回折
光を示している。
【0087】図13のように反射型ホログラム素子2に
よる反射回折光の集光点は、温度変化などによりレーザ
光源の波長が変動するために、光検出器6前後でディフ
ォーカスする。
【0088】このようなディフォーカスにより光が前光
モニター用光検出器6からはみださないようにするた
め、光ヘッドの使用温度範囲の最低温度でのフォーカス
点31と、最高温度でのフォーカス点30の中間点32
で光検出器面と集光点が一致するように設計することが
のぞましい。これによって、レーザの波長変動があって
もモニター光量の変動が少なく、安定した光量制御が製
品の保証温度範囲で可能となる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ヘッド
装置によれば、光検出器上で所定の大きさにビームを集
光することで高速応答性を有す前光モニタを実現するこ
とができ、この光反射素子で半導体レーザのもつ非点格
差を補正することができ、半導体レーザと光検出器を集
積化することが可能なので、光ヘッドの小型化、簡素化
も実現することができる。
【0090】また、本発明の構成によれば、開口外の光
を有効利用してレーザ出射光の光量モニターを行うた
め、光量損失をより低減できる上、反射回折格子の領域
や配置を最適にすることでモニター光量も大きくできる
ため、モニター信号のS/Nも良い。
【0091】さらに反射型ホログラム自身が高い集光作
用を有するため、光検出器上の光スポットを小さくでき
るのに伴い、光検出面積も小さくできるため高速応答性
を有する前光モニタを実現でき、DVD−RAMなどの
記録型光ヘッドによる記録品質を安定にできる。
【0092】さらに前光モニター用光検出器、レーザチ
ップ、信号検出用光検出器などを集積化して、構成して
いる光ヘッドの小型化、簡素化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ヘッドの概略
構成図
【図2】本発明の一実施の形態で用いる素子の構成を表
す図
【図3】本発明の一実施の形態におけるスポット形状の
概略図
【図4】本発明の一実施の形態における光ヘッドの概略
構成図
【図5】本発明の一実施の形態におけるスポット形状の
概略図
【図6】本発明の一実施の形態における光ヘッドの概略
構成図
【図7】本発明の一実施の形態で用いる素子の構成を表
す図
【図8】本発明の一実施の形態おける光ヘッド装置の構
成図、
【図9】本発明の一実施の形態おける反射型ホログラム
の平面図
【図10】本発明の一実施の形態おける反射型ホログラ
ム素子とレーザ光源、光検出器の配置図
【図11】本発明の一実施の形態おける光ヘッド装置の
構成図
【図12】本発明の一実施の形態おける反射型ホログラ
ム素子とレーザ光源、光検出器の配置図
【図13】本発明の一実施の形態おける反射型ホログラ
ム素子と光検出器の配置図
【図14】従来の形態の光ヘッド装置を示す図
【図15】半導体レーザの非点格差を示す概略図
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 反射型ホログラム素子 3 コリメートレンズ 4 対物レンズ 5 偏光ホログラム素子 6 前光モニター用光検出器 7 信号検出用光検出器 8 光ディスク面 9 アクチュエータ 10 反射ホログラム 101 半導体レーザ光源 102 発散光 103 光検出器 104 コリメートレンズ 105 平行光 106 偏光ビームスプリッタ 107 光反射素子 108 反射光 109 光集積モジュール 110 透過光 111 1/4波長板 112 アクチュエータ 113 対物レンズ 114 光ディスク 115 ホログラム素子 116 検出レンズ 117 +1次回折光 118 −1次回折光 119 信号検出器 120 信号検出器 201 レーザ光軸 202 透過面 203 アルミ蒸着面 407 光反射素子 607 反射型ホログラム素子 608 反射回折光 701 レーザ光軸 702 透過面 703 反射ホログラム面 801 半導体レーザ光源 802 発散光 803 平行板 804 コリメートレンズ 805 平行光 806 偏光ビームスプリッタ 807 反射光 809 光集積モジュール 810 透過光 811 1/4波長板 812 アクチュエータ 813 対物レンズ 814 光ディスク 815 ホログラム素子 816 検出レンズ 817 +1次回折光 818 −1次回折光 819 信号検出器 820 信号検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/13 G11B 7/13 (72)発明者 高橋 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 長島 賢治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松宮 寛昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 斉藤 陽一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 百尾 和雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H049 CA01 CA05 CA08 CA15 CA17 CA20 5D118 AA13 BA01 CC06 DA20 DB02 5D119 AA01 AA43 BA01 EC02 EC06 FA05 FA28 HA13 JA09 JA12 JA14 JA57 KA04 LB07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザ光源と、 前記半導体レーザ光源からの光の少なくとも一部を受光
    する光検出器と、 前記半導体レーザ光源からの光の周辺の光を反射させ、
    前記光検出器に集光させる周辺部分203、及び、前記
    半導体レーザ光源からの光の中央の光を透過する中央部
    分202を有する光反射素子107と、 前記光反射素子を透過した光を光ディスク上に集光する
    集光レンズとを備えた光ヘッド装置であって、 前記光反射素子の中央部分のそれぞれの面は平面の形状
    をし、 前記光反射素子の周辺部分の少なくとも一面が球面もし
    くは非球面の形状をしていることを特徴とする光ヘッド
    装置。
  2. 【請求項2】前記光反射素子の周辺部分の集光機能に非
    点格差を持たせたことを特徴とする請求項1記載の光ヘ
    ッド装置。
  3. 【請求項3】前記光反射素子の周辺部分の集光機能に球
    面収差を持たせたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】前記光反射素子の中央部分の両面は平行で
    あり、それらの面は、記半導体レーザ光源からの光の光
    軸と直交する方向に対して、所定の角度だけ傾斜して配
    置されており、前記光反射素子の中央部分の傾斜配置に
    よって生ずる非点収差により、前記半導体レーザ光源の
    持つ非点格差が補正されていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】前記光反射素子の中央部分の一方の面が、
    他方の面に対して非平行であることを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の光ヘッド装置。
  6. 【請求項6】前記光反射素子の周辺部分からの反射光の
    光軸は、前記半導体レーザ光源からの光の光軸に対して
    傾いていることを特徴とする1から3のいずれかに記載
    の光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】半導体レーザ光源と、 前記半導体レーザ光源からの光の少なくとも一部を受光
    する光検出器と、 前記半導体レーザ光源からの光の周辺部の光を反射さ
    せ、前記光検出器に集光する機能及び、前記半導体レー
    ザ光源からの光の中央部の光を透過する機能を有する光
    反射素子と、 前記光反射素子を透過した光を光ディスク上に集光する
    集光レンズとを備えた光ヘッド装置であって、 前記半導体レーザ光源と前記光検出器とが一つのパッケ
    ージ内に形成されていることを特徴とする光ヘッド装
    置。
  8. 【請求項8】半導体レーザ光源と、 前記半導体レーザ光源に隣接して設けられた複数の光検
    出器と、 前記半導体レーザ光源からの光の周辺の光を反射回折さ
    せ、前記複数の光検出器の一つに集光させる周辺部及
    び、前記半導体レーザ光源からの光の中央の光を透過す
    る中央部分を有する反射型ホログラム素子と、 前記反射型ホログラム素子の中央部分を透過した光を光
    ディスク上に集光する集光レンズとを備えた光ヘッド装
    置であって、 前記反射回折してきた光を受光する光検出器は、前記半
    導体レーザ光源を基準として、前記半導体レーザ光源か
    ら出射される光の楕円状ファーフィールドパターン(fa
    r field pattern)の楕円長軸方向と楕円短軸方向のう
    ち、楕円長軸方向により近い方向に、配置され、 前記光ディスクからの信号光を検出する光検出器は、前
    記半導体レーザ光源を基準として、前記半導体レーザ光
    源から出射される光の楕円状ファーフィールドパターン
    の楕円長軸方向と楕円短軸方向のうち、楕円短軸方向に
    より近い方向に、配置されていることを特徴とする光ヘ
    ッド装置。
  9. 【請求項9】前記反射型ホログラム素子は、前記半導体
    レーザ光源から出射される光の楕円状ファーフィールド
    パターンの楕円長軸方向の光を楕円短軸方向の光より多
    く反射回折することを特徴とする請求項8記載の光ヘッ
    ド装置。
  10. 【請求項10】前記反射型ホログラム素子のホログラム
    形成領域が、前記半導体レーザの楕円状ファーフィール
    ドパターン軸中心に対して楕円長軸方向へより広く形成
    されていることを特徴とする請求項8又は9記載の光ヘ
    ッド装置。
  11. 【請求項11】前記反射型ホログラム素子の周辺部分の
    集光機能に非点格差を持たせたことを特徴とする請求項
    8から10のいずれかに記載の光ヘッド装置。
  12. 【請求項12】前記反射型ホログラム素子の周辺部分の
    集光機能に球面収差を持たせたことを特徴とする請求項
    8から11のいずれかにに記載の光ヘッド装置。
  13. 【請求項13】前記反射型ホログラム素子の中央部分の
    両面は平行であり、それらの面は、記半導体レーザ光源
    からの光の光軸と直交する方向に対して、所定の角度だ
    け傾斜して配置されており、前記反射型ホログラム素子
    の中央部分の傾斜配置によって生ずる非点収差により、
    前記半導体レーザ光源の持つ非点格差が補正されている
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の
    光ヘッド装置。
  14. 【請求項14】前記反射型ホログラム素子の中央部分の
    一方の面が、他方の面に対して非平行であることを特徴
    とする請求項9から12のいずれかに記載の光ヘッド装
    置。
  15. 【請求項15】前記反射型ホログラム素子の周辺部分か
    らの反射回折光の光軸は、前記半導体レーザ光源からの
    光の光軸に対して傾いていることを特徴とする請求項8
    から12のいずれかに記載の光ヘッド装置。
  16. 【請求項16】前記半導体レーザ光源と、それに隣接し
    て設けられた複数の光検出器は一つのパッケージ内に形
    成されていることを特徴とする請求項8記載の光ヘッド
    装置。
  17. 【請求項17】前記レーザ光源からの光は透過し、前記
    光ディスクにより反射された光は回折する偏光性ホログ
    ラム素子をさらに備え、 前記偏光性ホログラム素子が対物レンズと共に対物レン
    ズアクチュエータの可動子に搭載されており、 前記反射型ホログラム素子の中央部分の光透過領域が、
    前記対物レンズアクチュエータのトラッキング動作方向
    に長軸を有する略楕円形状をなしていることを特徴とす
    る請求項8記載の光ヘッド装置。
  18. 【請求項18】前記レーザ光源からの光は透過し、前記
    光ディスクにより反射された光は回折する偏光性ホログ
    ラム素子をさらに備え、 前記偏光性ホログラム素子と、前記反射型ホログラム素
    子とが一体化されていることを特徴とする請求項8記載
    の光ヘッド装置。
  19. 【請求項19】前記反射型ホログラム素子による集光点
    が室温において前記光検出器の受光素子の面と離れてお
    り、温度変化による波長変動でその集光点が移動し、前
    記光ヘッド装置の使用温度範囲の中間点近傍で前記集光
    点が前記受光素子の面に一致することを特徴とする請求
    項8記載の光ヘッド装置。
  20. 【請求項20】前記反射型ホログラム素子のホログラム
    の形成領域が、前記半導体レーザ光源からの光の光軸を
    中心として非点対称に形成されていることを特徴とする
    請求項8記載の光ヘッド装置。
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