JPH09198706A - 光ディスク装置用光ピックアップのホログラム光学系 - Google Patents

光ディスク装置用光ピックアップのホログラム光学系

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JPH09198706A
JPH09198706A JP8008248A JP824896A JPH09198706A JP H09198706 A JPH09198706 A JP H09198706A JP 8008248 A JP8008248 A JP 8008248A JP 824896 A JP824896 A JP 824896A JP H09198706 A JPH09198706 A JP H09198706A
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hologram
error detector
focus error
stem
laser diode
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Hiroyasu Yoshikawa
浩寧 吉川
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光学素子の製造誤差を吸収するフォーカス誤
差信号(FES)ビームの結像位置調整方法を達成でき
る光ディスク装置用光ピックアップのホログラム光学系
を提供する。 【解決手段】 ホログラム光学系はステムと、ステムに
固定のレーザダイオードと、ステムに固定されたフォー
カス誤差検知器を含み、フォーカス誤差検知器は少なく
とも1つの直線状分割線により第1、2に分割され、更
に、レーザダイオード及びフォーカス誤差検知器を包囲
してステムに取り付けのキャップと、レーザダイオード
及びフォーカス誤差検知器に所定の位置関係でキャップ
に取り付のホログラムとを含む。フォーカス誤差検知器
の分割線が正の傾きでは、ホログラムの干渉縞ピッチの
X、Y成分の変化率の積が負のホログラムの干渉縞分布
を形成し、分割線が負の傾きではホログラムの干渉縞ピ
ッチのX、Yの変化率積が正の干渉縞分布のホログラム
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置用光
ピックアップ(光学ヘッド)のホログラム光学系に関す
る。
【0002】光ディスクは近年急速に発展するマルチメ
ディア化の中で中核となるメモリ媒体として脚光を浴び
ており、通常カートリッジの中に収容された状態で使用
される。
【0003】光ディスクカートリッジが光ディスク装置
内にローディングされ、光ピックアップにより光ディス
クへのデータのライト/リードが行われる。
【0004】
【従来の技術】従来より光ディスク装置の光ピックアッ
プにホログラムを用いたものがいくつか提案されてい
る。ホログラムはレーザダイオード、光検知器(フォト
ディテクタ)と共に一体化され、サーボ制御のためのレ
ーザビームの誤差検知を行う。
【0005】レーザビームの誤差検知にはビームの光デ
ィスク上へのフォーカスの誤差を検知するフォーカス誤
差検知と、ビームの光ディスクの所定のトラック上から
のずれを検知するトラッキング誤差検知がある。
【0006】フォーカス誤差信号(FES)ビームの結
像を行うホログラムは検知器とコリメータレンズとの間
に配置され、FESビームはホログラムによって回折さ
れ、検知器に導かれる。
【0007】一枚のホログラムがレーザビームの光路中
に配置されている場合、レーザダイオードの波長変動に
伴い、ホログラムからのレーザビームの出射角度も変化
し、検知器上のビーム結像位置も変化する。
【0008】サーボ検知としてよく知られたダブルナイ
フエッジ法(フーコ法)を用いる場合には、光検知器を
2つに分割する分割線とビーム結像位置との関係は重要
であり、波長変動に応じて分割線に対するビームの結像
位置が変化してはならない。
【0009】波長変動による影響がサーボ検知に影響を
与えない従来の方法として、ホログラムからのビームの
回折方向と分割線の方向を平行にすることが提案されて
いる(特開昭62-97141号、特開平1-106341号、特開平2-
172025号、特開昭61-233441号) 。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】光学素子の製造誤差に
よりFESビームの結像位置が、ビームが光ディスク上
にフォーカスしているのにもかかわらず光検知器の分割
線上からずれることがある。
【0011】レーザダイオードと光検知器の一体化が行
われていない従来の光ピックアップでは、光検知器を調
整することによりFESビームの結像位置を分割線上に
合わせることが可能であった。
【0012】しかし、小型化を実現するために最近の光
ピックアップでは、レーザダイオードと光検知器は同一
のステム上に形成されている。このため、光検知器の位
置を調整することによりFESビームの結像位置を分割
線上に合わせる方法を採用できなくなり、製造誤差を吸
収する別の調整方法が要求されている。
【0013】よって本発明の目的は、光学素子の製造誤
差を吸収する調整方法に使用するのに適した光ディスク
装置用光ピックアップのホログラム光学系を提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ステム
と;前記ステムに固定されたレーザダイオードと;前記
ステムに固定されたフォーカス誤差検知器を第1領域と
第2領域に分割する少なくとも1つの直線状分割線を有
するフォーカス誤差検知器と;前記レーザダイオード及
び前記フォーカス誤差検知器を包囲するように前記ステ
ムに取り付けられたキャップと;前記レーザダイオード
及び前記フォーカス誤差検知器に対して所定の位置関係
で前記キャップに取り付けられたホログラムとを具備
し;前記フォーカス誤差検知器の分割線は正の傾きを有
しており、前記ホログラムの干渉縞ピッチのX成分の変
化率とY成分の変化率の積が負であることを特徴とする
光ディスク装置用光ピックアップが提供される。
【0015】本発明の他の側面によると、ステムと;前
記ステムに固定されたレーザダイオードと;前記ステム
に固定されたフォーカス誤差検知器を第1領域と第2領
域に分割する少なくとも1つの直線状分割線を有するフ
ォーカス誤差検知器と;前記レーザダイオード及び前記
フォーカス誤差検知器を包囲するように前記ステムに取
り付けられたキャップと;前記レーザダイオード及び前
記フォーカス誤差検知器に対して所定の位置関係で前記
キャップに取り付けられたホログラムとを具備し;前記
フォーカス誤差検知器の分割線は負の傾きを有してお
り、前記ホログラムの干渉縞ピッチのX成分の変化率と
Y成分の変化率の積が正であることを特徴とする光ディ
スク装置用光ピックアップのホログラム光学系が提供さ
れる。
【0016】上述したような干渉縞のピッチ分布を有す
るホログラムを使用して、光ディスク装置製造時の光ピ
ックアップの調整を、ホログラムを移動することにより
行う。本発明の光ピックアップのホログラムは、この調
整に適した干渉縞分布を有している。
【0017】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の第1
実施形態に係る光ピックアップのホログラム光学系2の
斜視図が示されている。ステム4上にはレーザダイオー
ド6及びFESビーム検知用のフォトダイオード(光検
知器)8,10がダイボンディング等により搭載されて
いる。
【0018】ステム4上には上部に開口15を有する樹
脂キャップ14が接着等により固定されている。樹脂キ
ャップ14上にはレーザダイオード6及びフォトダイオ
ード8,10に対して所定の位置関係となるように調整
されたホログラムユニット16が接着されている。
【0019】ホログラムユニット16はガラス基板18
と、ガラス基板18上に形成されたホログラム20とか
ら構成される。符号12はレーザダイオード6及びフォ
トダイオード8,10の端子を示している。
【0020】図2を参照すると、本発明のホログラム光
学系が適用される光ピックアップの全体構成図が示され
ている。レーザダイオード6から出射したレーザビーム
はホログラムユニット16のガラス基板18及びホログ
ラム20を透過して、コリメータレンズ22でコリメー
トビームにされる。このコリメートビームはビームスプ
リッタ24を透過し、対物レンズ26で光ディスク28
上にフォーカスされる。
【0021】光ディスク28からの反射光は対物レンズ
26によりコリメートビームにされてから、ビームスプ
リッタ24により信号用ビームとサーボ検知用ビームに
分割される。
【0022】信号用ビームはレンズ30によりフォトダ
イオード32にフォーカスされ、フォトダイオード32
により光−電気変換されて光ディスク28のデータが読
み出される。
【0023】サーボ検知用ビームはコリメータレンズ2
2を透過し、ホログラム20により4つの一次回折ビー
ムに分割される。即ち、ホログラム20によりフォーカ
スエラー検知用のビーム2本とトラックエラー検知用の
ビーム2本に分割される。
【0024】本実施形態ではフォーカスエラーの検知に
はフーコ法(ダブルナイフエッジ法)を用いる。フーコ
法ではフォーカスエラー検知用の光検知器が1つのビー
ムについて1つ用意され、2ビームで合計2つの光検知
器8,10が用いられる。
【0025】光ディスク上にレーザビームがフォーカス
すると、フォーカスエラー検知用ビームは光検知器8,
10の分割線上に結合し、分割線で分割された2つの領
域からの出力が同量となる。
【0026】光ディスク上でビームがディフォーカスし
た状態では、フォーカスエラー検知用のビームはディフ
ォーカス状態となり、各領域からの出力がディフォーカ
ス量に応じてアンバランスとなり、ディフォーカスであ
ることが検知される。
【0027】しかし、ホログラム光学系の組み立てに当
たり、光ディスク上にビームがフォーカスしているのに
関わらず、光学素子の製造誤差によりフォーカスエラー
検知用のビームが光検知器の分割線上に結像することな
く、分割線からオフセットした位置で結像することがあ
る。これはサーボ系によるビームの光ディスク上へのフ
ォーカスの誤検知を招くことになる。
【0028】本実施形態ではビームフォーカスの誤検知
を回避するために、光学素子の製造誤差によるビームの
結像位置ずれをホログラムを移動することにより補正
し、この補正をした後に図1に示すようにホログラムユ
ニット16を樹脂キャップ15に接着する。
【0029】光ディスク上にレーザビームがフォーカス
している状態で、フォーカスエラー検知用のビームが光
検知器の分割線上に結像するようにホログラムを移動す
る。ホログラムの移動補正はX方向移動、Y方向移動及
び回転移動のうちの少なくとも2つを用いる。
【0030】ホログラムを移動することによるビームの
結像位置の補正では、ホログラムの移動によってホログ
ラムからの一次回折光の出射角が変化し、さらに光検知
器の分割線上にビーム結像位置を合わせるために都合の
よい出射角変化が起こらなければならない。出射角変化
はホログラムの干渉縞の分布制御により行うが、最適な
干渉縞の分布制御を得るためには光検知器の分割線の角
度がパラメータとなる。
【0031】図3は本実施形態のホログラムをX方向に
移動したときの、フォトダイオード10上のビーム結像
位置の移動量を示している。実線がビーム移動量のX成
分を、破線がY成分をそれぞれ示している。
【0032】図4は上記ホログラムをX方向に移動した
ときの、フォトダイオード8,10上におけるビーム結
像位置の移動の様子を示している。フォトダイオード8
は分割線9により第1領域8aと第2領域8bに分割さ
れている。(+)(−)はホログラムを+,−方向に移
動させた場合のビームスポットの移動方向を示す。
【0033】同様に、フォトダイオード10は分割線1
1により第1領域10aと第2領域10bとに分割され
ている。フォトダイオード8,10の分割線9と11は
Y軸に対して対称となっている。
【0034】ホログラムを正のX方向に直線移動する
と、フォトダイオード8上のビームスポット34は左下
方向に移動し、フォトダイオード10上のビームスポッ
ト36は左上方向に移動する。
【0035】一方、ホログラムを負のX方向に直線移動
すると、フォトダイオード8上のビームスポット34は
右上方向に移動し、フォトダイオード10上のビームス
ポット36は右下方向に移動する。
【0036】フォトダイオード8において、ビームスポ
ット34が分割線9より左側に移動すると光ディスクに
対して焦点が浅いことを示しており、右側に移動すると
焦点が深いことを示している。
【0037】一方、フォトダイオード10において、ビ
ームスポット36が分割線11より左側に移動すると光
ディスクに対して焦点が深いことを示しており、右側に
移動すると焦点が浅いことを示している。
【0038】2つのフォトダイオード8,10上でビー
ム結像位置がいずれも分割線9,11に一致するように
ホログラムを移動して、光学素子の製造誤差に起因する
ビームの結像位置を補正する。
【0039】図5は上記ホログラムをY方向に移動した
ときの、フォトダイオード10上のビーム結像位置の移
動量を示している。実線がビーム移動量のX成分を、破
線がY成分をそれぞれ示している。
【0040】図6は上記ホログラムをY方向に移動した
ときの、フォトダイオード8,10上におけるビーム結
像位置の移動の様子をそれぞれ示している。ホログラム
を正のY方向に直線移動すると、フォトダイオード8上
のビームスポット34は左下方向に移動し、フォトダイ
オード10上のビームスポット36は右下方向に移動す
る。
【0041】一方、ホログラムを負のY方向に直線移動
すると、フォトダイオード8上のビームスポット34は
右上方向に移動し、フォトダイオード10上のビームス
ポット36は左上方向に移動する。
【0042】図7は上記ホログラムを回転したときのフ
ォトダイオード10上でのビーム結像位置の移動量を示
している。実線がビーム結像位置のX成分を、破線がY
成分をそれぞれ示している。
【0043】図8は上記ホログラムを回転したときのフ
ォトダイオード8,10上におけるビーム結像位置の移
動の様子を示している。ホログラムを時計回り方向に回
転すると、フォトダイオード8上のビームスポット34
は左方向に移動し、フォトダイオード10上のビームス
ポット36も左方向に移動する。
【0044】一方、ホログラムを反時計回り方向に回転
すると、フォトダイオード8上のビームスポット34は
右方向に移動し、フォトダイオード10上のビームスポ
ット36も右方向に移動する。
【0045】フォトダイオード上でのビーム結像位置の
動きはホログラムの干渉縞分布或いは空間周波数分布と
関係している。図9を参照すると、ビーム結像位置調整
時のビームの移動方向と分割線との関係が示されてい
る。分割線11は正の傾きを有している。
【0046】図9から明らかなように、分割線11が正
の傾きを有しているときは、ホログラムの移動によっ
て、A方向にビームの結像位置が変化した方がB方向に
変化するよりも、ホログラムの移動量が少量で済むこと
がわかる。
【0047】これは分割線11の傾きが、ビーム結像位
置の移動ベクトルの傾きと反対となっている方がホログ
ラムの補正移動量を少なくすることができ、ビーム結像
位置の調整に都合がよいことを示している。
【0048】以下、ビーム結像位置の調整とホログラム
の干渉縞との関係について説明する。分割線の傾きが正
のときには、ホログラムのX方向及びY方向移動時のF
ESビームの結像位置の移動ベクトルの傾きが負である
ことが望ましい。
【0049】移動ベクトルの傾きが負であるということ
は、FESビーム結像位置が調整によりX方向に増加し
且つY方向に減少するか、或いはX方向に減少し且つY
方向に増加することである。
【0050】これをホログラム干渉縞の空間周波数で表
すと以下の通りである。ホログラムのX方向の微小移動
Δxに対する回折角θd は、回折格子の入出射の関係式
【0051】
【数3】
【0052】となる。微小移動Δxに対してδfx/δ
xが正の場合は、ビーム結像位置の変化方向が正とな
り、δfx/δxが負の場合は、ビーム結像位置の変化
方向が負となる。ただし、回折角θd が増加すればビー
ム結像位置も増加することを用いている。
【0053】従って、空間周波数又は干渉縞ピッチのX
成分のX方向の変化率とY成分のX方向の変化率の積が
負となり、X成分のY方向の変化率とY成分のY方向の
変化率の積が負になればよいことになる。
【0054】これを干渉縞の伝達関数φ(x,y)を用
いて数式で表現すれば次のようになる。
【0055】
【数4】
【0056】従って空間周波数のX成分のX方向の変化
率とY成分のY方向の変化率の積が負になり、X成分の
Y方向の変化率とY成分のY方向の変化率の積が負にな
る条件は
【0057】
【数5】
【0058】
【数6】
【0059】同様に、分割線の傾きが負であるなら、ホ
ログラムの回転及びY方向移動時のFESビーム結像位
置の移動ベクトルの傾きは正であることが望ましい。移
動ベクトルの傾きが正であるということは、FESビー
ム結像位置が調整によりX方向に増加し且つY方向に増
加するか、或いはX方向に減少し且つY方向に減少する
ことである。
【0060】
【数7】
【0061】以上をまとめると、ビーム結像位置の調整
に適したホログラムの干渉縞の条件は次の通りになる。
即ち、分割線の傾きが正のときには、位相伝達関数の係
数c3及びc5を同符号に、係数c3及びc4を異符号
にする。このことは以下の態様を含んでいる。
【0062】(1)ホログラムの干渉縞のピッチがXの
正方向に沿ってX方向の成分が粗から密に変化し、且つ
Y方向の成分が密から粗に変化する。 (2)ホログラムの干渉縞のピッチがXの正方向に沿っ
てX方向の成分が密から粗に変化し、且つY方向の成分
が粗から密に変化する。
【0063】(3)ホログラムの干渉縞のピッチがYの
正方向に沿ってX方向の成分が粗から密に変化し、且つ
Y方向の成分が密から粗に変化する。 (4)ホログラムの干渉縞のピッチがYの正方向に沿っ
てX方向の成分が密から粗に変化し、且つY方向の成分
が粗から密に変化する。
【0064】一方、分割線の傾きが負のときには、位相
伝達関数の係数c3,c4及びc5を同符号にする。こ
のことは以下の態様を含んでいる。 (1)ホログラムの干渉縞のピッチがXの正方向に沿っ
てX方向の成分とY方向の成分が共に粗から密に変化す
る。
【0065】(2)ホログラムの干渉縞のピッチがXの
正方向に沿ってX方向の成分とY方向の成分が共に密か
ら粗に変化する。 (3)ホログラムの干渉縞のピッチがYの正方向に沿っ
てX方向の成分とY方向の成分が共に粗から密に変化す
る。
【0066】(4)ホログラムの干渉縞のピッチがYの
正方向に沿ってX方向の成分とY方向の成分が共に密か
ら粗に変化する。また、ホログラムの回転をFESビー
ムの結像位置の調整に用いた場合には、上記条件
(1),(2),(3),(4)と同様に
【0067】
【数8】
【0068】を条件とすればよい。図10はホログラム
20をフォトダイオード8,10,38,40と同一平
面上に投影したときのホログラム20の干渉縞分布とフ
ォトダイオード8,10,38,40との関係を示して
いる。ホログラム20は4つの領域20a,20b,2
0c,20dに分割され、それぞれの領域に独立した干
渉縞が形成されている。
【0069】フォトダイオード8,10はFESビーム
検知用のフォトダイオードであり、フォトダイオード3
8,40はトラッキング誤差信号(TES)ビーム検知
用のフォトダイオードである。
【0070】上述したように、フォトダイオード8の分
割線9とフォトダイオード10の分割線11はY軸に対
して対称であり、それぞれの分割線9,11の延長線は
ホログラム20の中心Oを通過する光学系の光軸と交わ
る。
【0071】ホログラム20の領域20aで回折された
FESビームはフォトダイオード8上にフォーカスさ
れ、領域20bで回折されたFESビームはフォトダイ
オード10上にフォーカスされる。
【0072】一方、ホログラム20の領域20cで回折
されたTESビームはフォトダイオード38上にフォー
カスされ、領域20dで回折されたTESビームはフォ
トダイオード40上にフォーカスされる。
【0073】図11を参照すると、本発明第2実施形態
の斜視図が示されている。FESビーム検知用のフォト
ダイオード8A,10Aは共にY軸に平行な分割線9,
11を有している。
【0074】このとき、ガラス基板18上に形成された
ホログラム20Aの干渉縞はフォトダイオード8A,1
0A上でのビームの結像位置がX軸に沿ってほぼ移動す
るような分布を有している。即ち、ホログラム20A
は、ホログラムの干渉縞ピッチのY方向成分がX方向或
いはY方向で概略一定である干渉縞分布を有している。
【0075】図12を参照すると、本発明第3実施形態
の斜視図が示されている。本実施形態では、FESビー
ム検知用のフォトダイオード8B,10BはX軸に平行
な分割線9,11を有している。
【0076】ガラス基板18上に形成されたホログラム
20Bは、フォトダイオード8B,10B上のビームの
結像位置がY軸にほぼ沿って移動するような干渉縞分布
を有している。即ち、ホログラム20Bはホログラムの
干渉縞ピッチのX方向の成分がX方向又はY方向で概略
一定である干渉縞分布を有している。
【0077】図13を参照すると、本発明第4実施形態
の斜視図が示されている。フォトダイオード42は2つ
の分割線43a,43bにより3つの領域に分割されて
おり、フォトダイオード44も2つの分割線45a,4
5bにより3つの領域に分割されている。
【0078】ガラス基板18上には所定の干渉縞分布を
有するホログラム20Cが形成されている。このように
1つの光検知器を3分割しているような構成でも、本発
明によるFESビームの結像位置調整時のビームの移動
を最適にするホログラム干渉縞分布は有効である。この
場合の検知方法は上述したフーコ法とは異なるスポット
サイズ検知(SSD)法が用いられる。
【0079】図14乃至図16を参照して、SSD法を
概略的に説明する。このSSD法は、レーザビームの光
ディスク上でのディフォーカス量をFES検知用に整形
されたビームのスポットサイズの変化により検出する方
法である。
【0080】光ディスクで反射されたビームの一部はレ
ンズ46でハーフミラー48を透過して第1光検知器5
0に集光され、残りのビームはハーフミラー48で反射
されて第2光検知器52上に集光される。
【0081】図15に示すように、第1光検知器50は
2つの分割線51a,51bにより3つの領域A,B,
Cに分割されている。同様に、図16に示すように第2
光検知器52は2つの分割線53a,53bにより3つ
の領域D,E,Fに分割されている。
【0082】図14でビーム54aの場合には、図15
(A)に示すように第1光検知器50上に所定サイズの
ビームスポット56が形成され、図16(A)に示すよ
うに第2光検知器52上に所定サイズのビームスポット
58が形成される。即ちこの場合は、光ディスクに対し
てレーザビームの焦点が合っている場合である。
【0083】レーザビームの焦点が光ディスクの手前に
ある場合には、光ディスクで反射されたビームは図14
のビーム54bのようになる。この場合には、第1光検
知器50上には、図15(B)に示すようなビームスポ
ットが形成され、第2光検知器52上には図16(B)
に示すようなビームスポットが形成される。
【0084】一方、レーザビームの焦点が光ディスクよ
りも遠方にある場合には、光ディスクで反射されたビー
ムは図14のビーム54cのようになる。この場合に
は、第1光検知器50上には、図15(C)に示すよう
なビームスポットが形成され、第2光検知器52上には
図16(C)に示すようなビームスポットが形成され
る。
【0085】よって、第1及び第2光検知器50,52
のFES信号出力FESSSD1, FESSSD2は以下のよう
になる。 FESSSD1=(A+C)−B FESSSD2=(D+F)−E よって、2つの光検知器50,52のFES信号出力F
ESC-SSD は、 FESC-SSD =FESSSD1−FESSSD2 =〔(A+C)−B〕−〔(D+F)−E〕 =(A+C+E)−(B+D+F) となる。
【0086】よって、レーザビームの焦点が光ディスク
に合っている場合にはFES=0となり、焦点が光ディ
スクよりも近い場合にはFES>0となり、焦点が光デ
ィスクよりも遠い場合にはFES<0となる。
【0087】図17(A)及び図17(B)を参照する
と、ホログラムを使用したSSDシステムが概略的に示
されている。図17(A)に示すように、FESビーム
検知用の2つのフォトダイオード66,68の間にレー
ザダイオード64が配置されている。図17(B)に示
すように、フォトダイオード66,68はそれぞれ2つ
の分割線により3つの領域に分割されている。
【0088】光ディスクからの反射ビームはレンズ60
を通過した後ホログラム62に入射する。ホログラム6
2の+1次回折光がフォトダイオード66上に集光さ
れ、−1次回折光がフォトダイオード68上に集光され
る。フォトダイオード66,68上のスポットサイズを
検出することにより、光ディスクに対するレーザビーム
のフォーカシングを調整することができる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のホログラ
ム光学系は光検知器の分割線に対して所定の関係の干渉
縞分布を有するホログラムを使用しているため、光ディ
スク用光ピックアップの製造時に、使用する光学素子の
製造誤差を吸収して、光検知器上でのFESビームの結
像位置を分割線上に容易に合わす調整を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るホログラム光学系の
斜視図である。
【図2】本発明のホログラム光学系を採用した光ピック
アップの全体構成図である。
【図3】ホログラムをX方向に移動したときのビーム結
像位置の移動量を示す図である。
【図4】ホログラムをX方向に移動したときの光検知器
上でのビーム結像位置の移動の様子を示す図である。
【図5】ホログラムをY方向に移動したときのビーム結
像位置の移動量を示す図である。
【図6】ホログラムをY方向に移動したときの光検知器
上でのビーム結像位置の移動の様子を示す図である。
【図7】ホログラムを回転したときのビーム結像位置の
移動量を示す図である。
【図8】ホログラムを回転したときの光検知器上でのビ
ーム結像位置の移動の様子を示す図である。
【図9】FESビームの結像位置調整時のビームの移動
方向と分割線方向との関係を示す図である。
【図10】ホログラムの干渉縞分布と光検知器との関係
を示す図である。
【図11】本発明第2実施形態斜視図である。
【図12】本発明第3実施形態斜視図である。
【図13】本発明第4実施形態斜視図である。
【図14】SSD法の説明図である。
【図15】第1光検知器の説明図である。
【図16】第2光検知器の説明図である。
【図17】ホログラムを使用したSSDシステムを示す
図である。
【符号の説明】
2 ホログラム光学系 4 ステム 6 レーザダイオード 8,10 フォトダイオード 9,11 分割線 14 樹脂キャップ 18 ガラス基板 20 ホログラム 22 コリメータレンズ 24 ビームスプリッタ 26 対物レンズ 28 光ディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は正の傾きを有しており、前記ホログラムの干
    渉縞ピッチのX成分の変化率とY成分の変化率の積が負
    であることを特徴とする光ディスク装置用光ピックアッ
    プのホログラム光学系。
  2. 【請求項2】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は負の傾きを有しており、前記ホログラムの干
    渉縞ピッチのX成分の変化率とY成分の変化率の積が正
    であることを特徴とする光ディスク装置用光ピックアッ
    プのホログラム光学系。
  3. 【請求項3】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は正の傾きを有しており、前記ホログラムの位
    相伝達関数を、 【数1】 で表したとき、係数c3とc5が同符号であり、係数c
    3とc4が異符号であることを特徴とする光ディスク装
    置用光ピックアップのホログラム光学系。
  4. 【請求項4】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は負の傾きを有しており、前記ホログラムの位
    相伝達関数を、 【数2】 で表したとき、係数c3,c4,c5が同符号であるこ
    とを特徴とする光ディスク装置用光ピックアップのホロ
    グラム光学系。
  5. 【請求項5】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は所定軸に概略平行であり、前記ホログラムの
    干渉縞ピッチの所定軸方向成分が所定軸と垂直方向で概
    略一定であることを特徴とする光ディスク装置用光ピッ
    クアップのホログラム光学系。
  6. 【請求項6】 ステムと;前記ステムに固定されたレー
    ザダイオードと;前記ステムに固定された、フォーカス
    誤差検知器を第1領域と第2領域に分割する少なくとも
    1つの直線状分割線を有するフォーカス誤差検知器と;
    前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知器を
    包囲するように前記ステムに取り付けられたキャップ
    と;前記レーザダイオード及び前記フォーカス誤差検知
    器に対して所定の位置関係で前記キャップに取り付けら
    れたホログラムとを具備し;前記フォーカス誤差検知器
    の分割線は所定軸に概略平行であり、前記ホログラムの
    干渉縞ピッチの所定軸方向成分が所定軸方向で概略一定
    であることを特徴とする光ディスク装置用光ピックアッ
    プのホログラム光学系。
JP8008248A 1996-01-22 1996-01-22 光ディスク装置用光ピックアップのホログラム光学系 Pending JPH09198706A (ja)

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US08/681,810 US5696748A (en) 1996-01-22 1996-07-29 Hologram optical system for optical pickup for optical disk drive
DE19631400A DE19631400C2 (de) 1996-01-22 1996-08-04 Optisches Hologrammsystem für einen optischen Aufnehmer für ein optisches Plattenlaufwerk

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