JP2001175113A - 定着装置の分離爪保持機構 - Google Patents

定着装置の分離爪保持機構

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JP2001175113A
JP2001175113A JP36059599A JP36059599A JP2001175113A JP 2001175113 A JP2001175113 A JP 2001175113A JP 36059599 A JP36059599 A JP 36059599A JP 36059599 A JP36059599 A JP 36059599A JP 2001175113 A JP2001175113 A JP 2001175113A
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JP
Japan
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separation claw
fixing device
fixing roller
holding mechanism
roller
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JP36059599A
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Akio Takeda
明生 竹田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分離爪による定着ローラの損傷を防ぐことが
できる定着装置の分離爪保持機構を提供すること。 【解決手段】 定着ローラ81と接する分離爪110
と、該分離爪110を回動自在に支持する第1の回動軸
111と、該第1の回動軸111を支持するホルダー1
12と、該ホルダー112を回動自在に支持する第2の
回動軸113とで定着装置80の分離爪保持機構を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられる定着装
置の分離爪保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラープリンタを図10に基づい
て説明する。
【0003】即ち、図10は従来のカラープリンタ10
0の断面図であり、該カラープリンタ100において
は、カセット1に積載された記録紙2はピックアップロ
ーラ1aによって送り出され、送りローラ1c及び送り
方向とは反対方向に回転している逆転分離ローラ1bに
よって最上の記録紙2のみが下流側に搬送される。次い
で、記録紙2は複数の搬送ローラ対1dによって搬送路
に沿って搬送され、停止しているレジストローラ対3の
ニップに先端が係止されることによって湾曲して斜行が
矯正される。
【0004】一方、6a,6b,6c,6dは記録紙2
にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー画像
をそれぞれ形成する画像形成手段であり、各画像形成手
段6a〜6dは、時計方向に回転する感光ドラム6a
1,6b1,6c1,6d1、各感光ドラム6a1〜6
d1にレーザービームを照射して静電潜像を形成するレ
ーザースキャナ6a2,6b2,6c2,6d2、各感
光ドラム6a1〜6d1の表面に形成された静電潜像を
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーによっ
てそれぞれ現像する現像器6a3,6b3,6c3,6
d3等によって構成されている。
【0005】而して、前記レジストローラ3は感光ドラ
ム6a1に形成されたトナー画像と同期するタイミング
で回転を開始して記録紙2を送り出し、送り出された記
録紙2は、帯電した転写ベルト5に吸着ローラ4によっ
て押し付けられて転写ベルト5に静電吸着される。
【0006】そして、感光ドラム6a1に形成されたイ
エローのトナー画像は転写ベルト5によって搬送される
記録紙2に転写手段7aによって転写される。同様にし
て画像形成手段6b,6c,6d、転写手段7b,7
c,7dによってマゼンタ、シアン、ブラックのトナー
画像が記録紙2に順次転写される。
【0007】上述のようにトナー画像が転写された記録
紙2は定着装置8に搬送され、該定着装置8において加
熱及び加圧されてトナー画像の定着を受けた後、排紙ロ
ーラ9によって機外の排紙トレイ10上に排出される。
【0008】図11は定着装置80と排紙部90を示す
図であり、定着装置80の定着ローラ81は芯金部81
aとゴム部81bで構成されており、その内部にはハロ
ゲンヒータ83が配置され、該定着ローラ81には加圧
ローラ82が加圧されている。そして、このカラープリ
ンタでは多量のトナーが記録紙上に転写され、このトナ
ーを定着装置80で記録紙上に定着させるために定着ロ
ーラ81のゴム部81bは数mmの厚さを有し、このゴ
ム部81bは加圧ローラ82との間で幅広いニップを形
成している。
【0009】又、図11において、84は定着ローラ8
1に記録紙が巻き付いてしまった場合に該記録紙を定着
ローラ81から分離させるための分離爪であり、その先
端部84aは鋭利になっている。又、分離爪84の先端
部84aが確実に定着ローラ81に接触するように該分
離爪84は回動軸84bを中心として回動自在となって
おり、不図示の付勢手段によって先端部84aが定着ロ
ーラ81と接するように構成されている。尚、91,9
2は排紙上下ローラ、93,94は排紙上下ガイドであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、図12に示すように、ジャムにより定着
装置80と排紙部90の間に記録紙100が溜ってしま
うと分離爪84が記録紙100によって押されてしま
い、分離爪84には必要以上の力が作用して該分離爪8
4が回動軸84bを中心として矢印A方向に回動してし
まう。ここで、定着ローラ81の表層はゴム部81bか
ら成り、又、分離爪84の先端部84aは鋭利な形状と
なっているため、前述のように分離爪84が回動軸84
bを中心として矢印A方向に回動すると、該分離爪84
の先端部84aが定着ローラ81のゴム部81bに刺さ
ってしまい、定着ローラ81が傷付くという問題があっ
た。
【0011】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、分離爪による定着ローラの損
傷を防ぐことができる定着装置の分離爪保持機構を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、定着ローラと接する分離爪
と、該分離爪を回動自在に支持する第1の回動軸と、該
第1の回動軸を支持するホルダーと、該ホルダーを回動
自在に支持する第2の回動軸とで定着装置の分離爪保持
機構を構成したことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1の回動軸を前記定着ローラと前記
第2の回動軸の間に配置したことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記分離爪の先端部の両端を円弧形状とし
たことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】図1及び図2は本発明に係る定着装置の分
離爪保持機構を示す断面図、図3は同保持機構を示す斜
視図である。
【0017】分離爪110はホルダー112に取り付け
られた回動軸111を中心として回動自在に支持されて
おり、バネ115によって図1の矢印B方向に付勢さ
れ、その先端部110aは定着装置80の定着ローラ8
1に接触している。尚、図1及び図2において、80は
加圧ローラ、90は排紙部である。
【0018】ところで、前記ホルダー112は回動軸1
13によって回動自在に支持されており、これはバネ1
14によって図1の矢印C方向に付勢されており、回動
軸113は支持部材116に固定されている。又、図3
に示すように、前記回動軸111は支持部材116の外
側まで延びており、これは支持部材116の第1のスト
ッパ116aに当接することによってホルダー112の
回動を規制している。
【0019】以上の構成において、図5〜図7に示すよ
うに記録紙130がジャムにより定着装置80と排紙部
90の間で溜ってしまい、この記録紙130によって分
離爪110が押されて該分離爪110に図5の矢印D方
向に力が加わると、この分離爪110を支持しているホ
ルダー112が回動軸113を中心に図5及び図6の矢
印E方向に回転する。そして、回動軸111が支持部材
116の第2のストッパー116b(図3参照)に当接
することによってホルダー112の矢印E方向への回動
が規制される。又、分離爪110の回動軸111が回動
することによって分離爪110が回動軸111を中心に
矢印E方向に回動する。
【0020】しかし、分離爪110はバネ115によっ
て図5の矢印B方向に付勢され、又、回動軸111が第
2のストッパー116bによって回動を規制されている
位置が回動軸113より下方にあるため、分離爪110
は実質的には図5及び図6の矢印F方向に回動する。こ
れにより、分離爪110の先端部110aは定着ローラ
81から離れ、該分離爪110の平面部110bが定着
ローラ81と接することになり、定着ローラ81が分離
爪110によって傷付くことがなく、その耐久性向上が
図られる。
【0021】図8は図1に示す状態にある分離爪110
の拡大図、図9は図5に示す状態にある分離爪110の
拡大図であり、図9に示す状態では分離爪110は平面
部110bで定着ローラ81に接している。これによ
り、分離爪110の先端部110aが定着ローラ81と
接しなくなり、定着ローラ81を傷付けることがない。
【0022】図6に通常位置と回動したときの分離爪1
10の位置を示す。ホルダー112が矢印E方向に回動
することによって回動軸111はxだけ定着ローラ81
に近づく、又、分離爪110はバネ115により矢印B
方向に付勢されてその先端側110cが定着ローラ81
と接するため、該分離爪110は矢印F方向に実質的に
回動し、その定着ローラ81との接触部が先端部110
aから平面部110bに移っていく。
【0023】又、分離爪110の先端部110aの幅W
(図3参照)を広くすることにより、該先端部110a
の定着ローラ81との接触幅を広くすることができ、図
4に示す状態でジャム紙130により矢印f方向に圧力
を受けた場合でも接触幅が広いことによって単位面積当
たりの接触圧が下げられて分離爪110の平面部110
bにより定着ローラ81のゴム部81aが変形せしめら
れ、該分離爪110の先端部110aが定着ローラ81
に接触しにくくなる。
【0024】ところで、本実施の形態では、図3に示す
ように分離爪110の先端部110aの両端Rは円弧状
に成形されているが、図4に示すように分離爪110’
の先端部110a’の両端Sを鋭利にすると、万一、先
端部110a’が定着ローラ81に接触した場合には鋭
利な両端Sが定着ローラ81を傷付け易い。このため、
本実施の形態のように分離爪110の両端Rを円弧状に
成形すると、定着ローラ81が分離爪110の先端部1
10aによって傷付きにくい。
【0025】実験結果によれば、分離爪110の先端部
110aの両端Rは半径1mm以上が望ましく、又、幅
Wは9mm(両端Rの半径1mm×2+直線部7mm)
が効果的である。尚、この寸法は定着ローラ81のゴム
部81bの構成で実際は異なる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、定着ローラと接する分離爪と、該分離爪を回動
自在に支持する第1の回動軸と、該第1の回動軸を支持
するホルダーと、該ホルダーを回動自在に支持する第2
の回動軸とで定着装置の分離爪保持機構を構成したた
め、分離爪による定着ローラの損傷を防ぐことができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構を示す
断面図である。
【図2】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構を示す
断面図である。
【図3】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構を示す
斜視図である。
【図4】別形態に係る分離爪の先端部の部分断面図であ
る。
【図5】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構の作用
説明図である。
【図6】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構の作用
説明図である。
【図7】本発明に係る定着装置の分離爪保持機構の作用
説明図である。
【図8】図1に示す状態にある分離爪の拡大図である。
【図9】図5に示す状態にある分離爪の拡大図である。
【図10】従来のカラープリンタの断面図である。
【図11】従来の定着装置の分離爪部分の断面図であ
る。
【図12】従来の定着装置の分離爪部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
80 定着装置 81 定着ローラ 110 分離爪 111 第1の回動軸 112 ホルダー 113 第2の回動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと接する分離爪と、該分離爪
    を回動自在に支持する第1の回動軸と、該第1の回動軸
    を支持するホルダーと、該ホルダーを回動自在に支持す
    る第2の回動軸とを有することを特徴とする定着装置の
    分離爪保持機構。
  2. 【請求項2】 前記第1の回動軸を前記定着ローラと前
    記第2の回動軸の間に配置したことを特徴とする請求項
    1記載の定着装置の分離爪保持機構。
  3. 【請求項3】 前記分離爪の先端部の両端を円弧形状と
    したことを特徴とする請求項1記載の定着装置の分離爪
    保持機構。
JP36059599A 1999-12-20 1999-12-20 定着装置の分離爪保持機構 Withdrawn JP2001175113A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006133624A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Ricoh Co Ltd 定着装置、画像形成装置
JP2007256821A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置における定着装置
JP2008139445A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 分離装置および画像形成装置
CN102141762A (zh) * 2010-01-29 2011-08-03 夏普株式会社 定影装置、及具备该定影装置的图像形成装置

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