JPH09297469A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09297469A
JPH09297469A JP11250496A JP11250496A JPH09297469A JP H09297469 A JPH09297469 A JP H09297469A JP 11250496 A JP11250496 A JP 11250496A JP 11250496 A JP11250496 A JP 11250496A JP H09297469 A JPH09297469 A JP H09297469A
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JP
Japan
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roller shaft
paper
belt
transfer
transfer belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP11250496A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nakajima
弘章 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11250496A priority Critical patent/JPH09297469A/ja
Publication of JPH09297469A publication Critical patent/JPH09297469A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写工程後の被転写材を搬送方向とそれと直
角方向に分離することで確実な用紙分離が実現でき、し
かも転写ベルトの巻き癖、伸び等の経時変化をほとんど
発生させないで、高印字品質をより長く維持することが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 転写ベルト23を巻用して支持するロー
ラシャフトC24にテーパ部24aを形成し、ローラシ
ャフトC24を定着器側に設けることで、用紙9の先端
と両端の弾性力によって確実に転写ベルト23から用紙
9が分離されて定着器へ送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タ、複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化がますます進
み、出力装置においては、カラー,高画質,低価格,小
型の電子複写機、レーザービームプリンタなどの各種電
子写真技術を用いた画像形成装置のニーズが高まってい
る。
【0003】以下、従来のカラー画像形成装置について
説明する。図4は従来のカラー画像形成装置の構成図、
図5は従来のカラー画像装置内の転写工程後の用紙搬送
中の要部斜視図である。
【0004】図4および図5において、1は画像形成装
置本体、2は感光体ドラム。3は帯電器、4はホストか
らの情報でレーザをオンオフして感光体ドラム2上に静
電潜像を形成する露光系、5は静電潜像をトナーにより
可視像化する現像器、6はクリーナであり、それぞれ感
光体ドラム2の周囲に設けられている。9は用紙、12
は用紙カセット、13は給紙ローラであり、画像形成装
置本体1の下側に設けられている。14はレジストロー
ラ、15は転写器、16は搬送ガイド、17は定着器、
18は排紙ローラであり、それぞれ画像形成装置本体1
の左側に設けられている。19は排紙トレーで画像形成
装置本体1の上部に設けられている。20は樹脂で形成
された転写ハウジング、21,22は転写ハウジング2
0に回転自在に軸支されたローラシャフトA,ローラシ
ャフトBであり、ローラシャフトB22には駆動手段
(図示せず)から駆動力が供給される。23はゴム等の
弾性体で無端ベルト状に形成された転写ベルトであり、
ローラシャフトA21とローラシャフトB22に巻回し
て支持されている。25はコイルバネで、転写ハウジン
グ20の背面側に配設されている。転写ベルト23は、
転写工程時には用紙9を介し感光体ドラム2にコイルバ
ネ25のバネ力によって当接され、待機時にはアクチュ
エーター(図示せず)により離間されている。26は転
写ベルト23の蛇行を防止するための輪止めで、ローラ
シャフトB22の両端のフランジ部分に回転自在に取り
付けられている。
【0005】以上のように構成されたカラー画像形成装
置について、以下その動作を説明する。カラー画像形成
を開始すると、ホストから送られてくる各色別の情報に
より、露光系4のレーザはオンオフされ、感光体ドラム
2上に各色別に静電潜像が形成され、静電潜像は各色毎
の現像器5によって、可視像すなわちトナー像となり、
これらは合成されてカラーのトナー画像となる。一方、
用紙9は用紙カセット12内から給紙ローラ13で給紙
され、レジストローラ14まで搬送される。レジストロ
ーラ14は感光体ドラム2上のトナー画像の位置に合わ
せて回転を始め、用紙9を転写ベルト23に送る。
【0006】転写ベルト23は、用紙9が搬送される直
前にローラシャフトB22によって感光体ドラム2とほ
ぼ同速度で同方向に回転し、感光体ドラム2に当接され
る。それと同時に転写器15はコロナ放電を始め、感光
体ドラム2上のトナー画像が用紙9に転写される。用紙
9は転写器15のコロナ放電の影響により帯電し、転写
ベルト23に吸着されてローラシャフトB22上まで搬
送され、ローラシャフトB22上で用紙9の先端の弾性
力によって用紙9は転写ベルト23から分離される(曲
率分離)。この時の用紙9の搬送状態が図5に示されて
いる。
【0007】最後に用紙9は搬送ガイド16に沿って定
着器17まで搬送され、用紙9上のトナー像は定着器1
7によって定着され、排紙トレー19に排紙され、画像
形成が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、用紙9を確実に曲率分離するためにはロー
ラシャフトB22の直径(曲率)をできるだけ小さくす
る事が望ましい。しかし、直径を小さくすると転写ベル
ト23に対して、巻き癖、伸びが経時的に発生し、用紙
9の搬送性が不安定となって、印字品質が低下するとい
う問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、転写手段での用紙分離性能を向上させジャムが少な
く、さらに転写ベルトの巻き癖、伸びなどの経時変化が
ほとんど無く高印字品質の画像を維持できる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、潜像担持体から被転写材に
トナー像を転写する転写ベルトと、この転写ベルトを巻
回して支持する複数のローラシャフトを備え、被転写材
の搬送方向下流側に配設されたローラシャフトの両端部
にテーパを形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、静電潜像を担持する潜像担持体と、この潜像担持体
上の静電潜像をトナーにより顕画化する現像器と、潜像
担持体から被転写材にトナー像を転写する転写ベルト
と、この転写ベルトを巻回して支持する複数のローラシ
ャフトと、被転写材に転写されたトナー像を定着する定
着手段とを備え、定着手段側に配設されたローラシャフ
トの両端部にテーパを形成したものであり、このテーパ
により、転写ベルトに沿って搬送される被転写材が転写
ベルトから離れやすくなるという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、ローラシャフトのテーパ部を曲線とし
たものであり、請求項1と同様の作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、ローラシャフトのテーパ部をこのロー
ラシャフトの中央から80mm以内の所に形成したもの
であり、被転写材に使用される用紙の両端をテーパー部
にはみ出させることができるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に
おけるカラー画像形成装置の構成図、図2は同転写工程
終了後の用紙搬送中の部分斜視図、図3は同ローラシャ
フトの平面図である。なお上記従来例と同一の構成には
同一の符号を付すことにより説明は省略する。
【0015】図1および図2において、24は転写ベル
ト23を巻回して支持するためのローラシャフトCであ
り、転写ハウジング20に回転自在に軸支されている。
ローラシャフトC24の両端には図3に示すようにテー
パ部(左右対称形)24aが形成されている。この形状
によって、ローラシャフトC24の中央の平行部分では
転写ベルト23の張力が最大となり、テーパ部24aで
は端部に近ずくにつれて張力が減少するので、転写ベル
ト23はローラシャフトC24の中央に留まろうとし、
蛇行が防止される。
【0016】またテーパ部24aが曲線で形成されて
も、中央の平行部分で転写ベルト23の張力は最大とな
り、端部に近ずくにつれて張力が減少するので蛇行が防
止される。
【0017】以上のように構成されたカラー画像形成装
置について以下その動作を説明する。カラー画像形成を
開始すると、ホストから送られてくる各色別の情報によ
り、露光系4のレーザはオンオフされ、感光体ドラム2
上に各色別に静電潜像が形成され、静電潜像は各色毎の
現像器5によって、可視像すなわちトナー像となり、こ
れらが合成されてカラーのトナー画像となる。一方、用
紙9は用紙カセット12内から給紙ローラ13で給紙さ
れ、レジストローラ14まで搬送される。レジストロー
ラ14は感光体ドラム2上のトナー画像の位置に合わせ
て回転を始め、用紙9を転写ベルト23に送る。
【0018】転写ベルト23は、用紙9が搬送される直
前にローラシャフトC24によって感光体ドラム2とほ
ぼ同速度で同方向に回転し、感光体ドラム2に当接され
る。それと同時に転写器15はコロナ放電を始め、感光
体ドラム2上のトナー画像が用紙9に転写される。用紙
9は転写器15のコロナ放電の影響により帯電し、転写
ベルト23に吸着されてローラシャフトC24上まで搬
送され、ローラシャフトC24上で用紙9の先端の弾性
力によって用紙9は転写ベルト23から分離しようとす
る。さらに、ローラシャフトC24の長手方向では両端
部にテーパ部24aが形成されており、転写ベルト23
はその部分にならっているので用紙9の両端部は転写ベ
ルト23から分離する。したがって用紙9はローラシャ
フトC24の曲率(搬送方向)と長手方向(搬送方向の
直角方向)のテーパ部24aによって、転写ベルト23
から容易にしかも確実に分離する。この時の用紙9の搬
送状態が図2に示されている。
【0019】また、ローラシャフトC24の両端のテー
パ部24aを曲線で形成してもほぼ同様に用紙9の先端
と両端の弾性力により用紙9は転写ベルト23から容易
にしかも確実に分離することができる。
【0020】さらに、ローラシャフトC24の中心から
両端80mmを平行部にすることで、オフィスなどで使
用される普通紙のほとんどを分離することができる。な
お、はがき,名刺などの厚紙の場合は、紙の弾性が高く
転写ベルト23との分離性能が良好なのでローラシャフ
トC24のテーパ部24aと重なる必要はない。
【0021】最後に用紙9は搬送ガイド16に沿って定
着器17まで搬送され、用紙9上のトナー像は定着器1
7によって定着され、排紙トレー19に排紙され、画像
形成が終了する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、転写後の被転写材を転
写ベルトから確実に分離することができるので、ジャム
がほとんど無く、しかもローラシャフトを小径にする必
要がないので、転写ベルトに巻き癖、伸びなどの経時変
化をほとんど発生させず、高印字品質がより長く実現で
きる。また、テーパ部を曲線で形成してもほぼ同様に分
離できる。さらに、ローラシャフトの中央より両端に8
0mm以内の所からテーパを形成することでほとんどの
普通紙を確実に分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカラー画像形成
装置の構成図
【図2】本発明の一実施の形態におけるカラー画像形成
装置の転写工程終了後の用紙搬送中の部分斜視図
【図3】本発明の一実施の形態におけるカラー画像形成
装置のローラシャフトの平面図
【図4】従来のカラー画像形成装置の構成図
【図5】従来のカラー画像装置内の転写工程後の用紙搬
送中の部分斜視図
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 感光体ドラム 9 用紙 15 転写器 16 搬送ガイド 17 定着器 20 転写ハウジング 21 ローラシャフトA 22 ローラシャフトB 23 転写ベルト 24 ローラシャフトC 24a テーパ部 26 輪止め

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を担持する潜像担持体と、前記潜
    像担持体上の静電潜像をトナーにより顕画化する現像器
    と、前記潜像担持体から被転写材にトナー像を転写する
    転写ベルトと、前記転写ベルトを巻回して支持する複数
    のローラシャフトと、被転写材に転写されたトナー像を
    定着する定着手段とを備え、前記定着手段側に配設され
    た前記ローラシャフトの両端部にテーパを形成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記ローラシャフトのテーパ部を曲線とし
    たことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記ローラシャフトのテーパ部を該ローラ
    シャフトの中央から80mm以内の所に形成したことを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP11250496A 1996-05-07 1996-05-07 画像形成装置 Pending JPH09297469A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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