JP2001174252A - 眼鏡の玉型形状測定装置 - Google Patents
眼鏡の玉型形状測定装置Info
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
もに、機械的精度の高い運動を実現することができる測
定子を備えた眼鏡の玉型形状測定装置を提供すること。 【解決手段】回転台4上を移動自在な移動台5と、移動
台5に保持され且つ移動台5の上方に配置された眼鏡フ
レームのレンズ枠8内周面に沿って延びるレンズ取付用
V溝8aに当接する測定子7とを有する眼鏡の玉型形状
測定装置において、記測定子7が上下に揺動するための
揺動支点である回動軸5bを移動台5に設けて、レンズ
枠8の玉型の三次元形状を測定する眼鏡の玉型形状測定
装置。
Description
ンズ枠溝に測定子を当接させて眼鏡フレームの玉型の三
次元形状を測定する玉型形状測定装置に関する。
のレンズ枠溝に当接される測定子には、例えば玉型の二
次元形状を水平方向での揺動により測定する特開昭51−
119580号、玉型の三次元形状を測定する、特開昭61−26
7732号、特開昭62−46201号、特開昭62−215814号、特
開平1−92055号、特開平1−305308号および特開平7−22
3153号のように、種々のものが発明されている。
測定子では、眼鏡フレームのレンズ枠溝のつくる平面に
略平行な方向、すなわちZ方向での移動量と、レンズ枠
溝に沿った動径方向、すなわちX方向(あるいはY方向)
での移動量は、測定子の鉛直方向と水平方向の直線運動
による移動量で検出されている。
動状態では、高い機械的精度と非常に滑らかな動きとい
う相反する要素が必要とされる。これまでの直線運動で
は、ボール列の組み合わせによるものが一般的である
が、ごみや埃等に弱く、滑らかな動きが阻害されてい
た。
非常に滑らかにできるとともに、機械的精度の高い運動
を実現することができる測定子を備えた眼鏡の玉型形状
測定装置を提供することを目的とする。
に、請求項1の発明は、基台上を移動自在な移動体と、
前記移動体に保持され且つ前記移動体の上方に配置され
た眼鏡フレームのレンズ枠内周面に沿って延びるレンズ
枠溝に当接する測定子とを有する眼鏡の玉型形状測定装
置において、 前記測定子が上下に揺動するための支点
を前記移動体に設けて、前記レンズ枠の玉型の三次元形
状を測定する眼鏡の玉型形状測定装置としたことを特徴
とする。
の発明は、基台上を移動自在な移動体と、前記移動体に
保持され且つ前記移動体の上方に配置された眼鏡フレー
ムのレンズ枠内周面に沿って延びるレンズ枠溝に当接す
る測定子とを有する眼鏡の玉型形状測定装置において、
前記測定子が上下に揺動するための支点を前記移動体に
設けると共に、前記測定子の揺動角により測定子の移動
量を求める演算手段を設けた眼鏡の玉型形状測定装置と
したことを特徴とする。
に記載の眼鏡の玉型形状測定装置において、前記測定子
は、前記移動体に上下揺動可能に取り付けられた第1ア
ーム部と、第1アーム部に対し垂直に上方に延びる第2ア
ーム部と、第2アーム部からレンズ枠溝の方向に延展す
る第3アーム部を備えることを特徴とする。
項3に記載の眼鏡の玉型形状測定装置において、測定子
のレンズ枠溝と当接する先端形状を球状に形成したこと
を特徴とする。
を基に例を説明する。 [装置構成]図1において、1は図示しないベースに設け
られたボス部(保持筒)、2はボス部1内に配設された
回転軸、3は回転軸2をボス部1に回転自在に保持して
いるラジアルベアリング(軸受)、4は回転軸2の上端
部に一体に設けられた回転台(基台,回転板)、5は回
転台4の上に配設された移動台(移動体)、6は移動台
5に取り付けられて移動台5を図1中左右(水平方向)
に直線的に進退移動可能に回転台4上に支持する車輪で
ある。この車輪6は、図示を省略したラジアルベアリン
グを介して移動台5の支持軸5aに回転自在に保持され
ている。尚、この移動台5は、図示しないガイドレール
で図1中左右方向に直線的に進退移動可能に保持されて
いる。
が設けられている。この測定子7は、第1アーム部7a
と、第1アーム部7aに対し垂直に上方に延びる第2アー
ム部7bと、第2アーム部7bから眼鏡フレームのレン
ズ枠8のレンズ取付用V溝(レンズ枠溝)8aの方向に
延展する第3アーム部7cと、第3アーム部7cの先端
部に一体に設けられた当接する球状接触子7d等からク
ランク状に形成されている。この第1アーム部7aは、
図示を省略したラジアルベアリングを介して回動軸(揺
動支点、回動支点)5bに上下回動可能に取り付けられ
ている。
動台5に取り付けられた状態で、測定子7の球状接触子
7dがレンズ取付用V溝(レンズ枠溝)8aと当接する
ようになっている。
量は図2に示したリニアセンサ又はロータリーエンコー
ダ等の移動量検出センサ10で検出されるようになって
いる。ロータリエンコーダを用いる場合には、車輪6の
回転をロータリエンコーダで検出するようにすると良
い。
角αを求めるロータリエンコーダやポテンショメータ等
の測定子回転角検出センサ(角度検出手段)12が回動
軸5bと同心に設けられている。そして、この測定子回
転角検出センサ12の検出信号は演算制御回路11に入
力される様になっている。更に、演算制御回路11は、
パルスモータ13を回転駆動制御して、パルスモータ1
3により回転台4を回転駆動制御させる様になってい
る。
説明する。
ズ枠8のレンズ取付用V溝(レンズ枠溝)8aのフレー
ム形状(玉型形状)を測定する場合には、レンズ枠8を
移動台4上の図示しないフレーム保持装置に保持させる
と共に、測定子7の球状接触子7dを移動台5の付勢用
の図示しないバネの付勢力でレンズ取付用V溝8aに当
接させる。このフレーム保持装置の構造や、球状接触子
7dをレンズ取付用V溝8aに当接させバネの取付構造
等は、本願発明の要部ではなく、従来周知のフレーム形
状測定装置の構造を採用できるので、その詳細な説明は
省略する。
スモータ13を作動させ、パルスモータ13により図1
の回転台4を回転軸2を中心に回動させると、測定子7
の球状接触子7dがバネの付勢力によりレンズ取付用V
溝8aに沿って移動し、移動台5が図示しないガイドレ
ールに沿って直線的に進退移動するとともに、測定子7
が回動軸5bを中心に上下回動させられる。
移動量検出センサ10で検出され、、回動軸5bを中心
とする測定子7の上下方向への回動角は測定子回転角検
出センサ12で検出されて、各センサ10,12からの
検出信号は演算制御回路11に入力される。
α,ΔZ,ΔX等を L:回動軸5bの中心と球状接触子7dの中心までの距
離 Xa:移動台5がその初期位置から移動したときの距離 Z:球状接触子7dの上下方向への移動量 X:球状接触子7dの水平方向への移動量 a:測定子7の球状接触子7dの中心と回動軸5bの中
心を結ぶ仮想傾斜線 α:アーム部7a,7cが水平のときの仮想傾斜線aの
傾斜角度 Δα:仮想傾斜線aの角度αからの変化角度 ΔZ:仮想傾斜線aがΔαだけ角度変化したときの球状
接触子7dの上下方向(Z軸方向)の移動量 ΔX:仮想傾斜線aがΔαだけ角度変化したときの球状
接触子7dの水平方向へ の移動量とすると、球状接触子7dの水平方向への移動
量Xは、 X=Xa+ΔX=Xa+L・{cosα−cos(α−Δα)}・・・・・・ として求められ、球状接触子7dの上下方向への移動量
Zは、 Z=ΔZ=L・{sinα−sin(α−Δα)}・・・・・・・・・・・・・・・・ として求められる。
センサ10からの検出信号から移動台5の水平方向への
移動量Xaを求め、測定子回転角検出センサ12からの
検出信号から仮想傾斜線aの角度Δαを求めた後、この
移動量Xa,角度Δα及び既知のL,αを用いて式に
基づいて球状接触子7aの水平方向への移動量Xを求め
る。また、演算制御回路11は、角度Δα及び既知の
L,αを用いて式に基づいて球状接触子7aの上下方
向への移動量Zを求める。
び回転台4の水平方向への回転角θi毎に演算制御回路
11によりXi,Ziとして求められる。そして、演算制
御回路11は、レンズ枠8の玉型形状の幾何学中心から
レンズ取付用V溝8aまでの動径ρiを動量Xiから回転
角θi毎に求める。これにより、回転角θi毎の型形状デ
ータ(θi,ρi)に上下方向(Z軸方向)のデータZi
を加味した三次元の型形状データ(θi,ρi,Zi)が
得られる。
ータ(θi,ρi,Zi)をレンズ研削装置に送って、レ
ンズ研削装置により未加工眼鏡レンズをレンズ枠8の玉
型形状に研削加工させる。
レンズ取付用V溝8aの角度,球状接触子7dの半径
(又は直径)を無視して球状接触子7dの水平方向への
移動量X及び上下方向への移動量Zを求めている。しか
し、レンズ取付用V溝8aの角度,球状接触子7dの半
径(又は直径)は既知であるので、実際には、球状接触
子7dの半径やンズ取付用V溝8aの角度を用いて回転
角θi毎の型形状データ(θi,ρi,Zi)を補正するよ
うにする。即ち、回転角θi毎の動径ρiがレンズ取付用
V溝8aの谷底までの値となり、回転角θi毎のZiがレ
ンズ取付用V溝8aの谷底における値となるように補正
する。
の角度が既知であるので、球状接触子7dの半径やンズ
取付用V溝8aの角度とレンズ研削装置のツールのヤゲ
ン溝の角度等を用いて、レンズ研削装置のツールで未加
工眼鏡レンズを研削したときの外周形状がレンズ枠8の
玉型形状となるように、型形状データ(θi,ρi,
Z i)を補正する。
とすることにより、ラジアルタイプのベアリング回動軸
5bの部分に使用することができ、回転運動になるため
非常に滑らかな動きを実現することができるとともに、
ベアリングにスラスト方向に与圧を与えることでガタを
押さえた機械的精度の高い運動を実現することができ
る。
線の延びる上下方向に移動自在に且つ軸線周りに回動可
能に移動台等に取り付け、この測定支持軸の上端部に測
定子を取り付けるようにしていたので、測定支持軸の上
下方向への移動により、測定支持軸に付着した塵埃が測
定支持軸を移動台に支持するベアリング部の部分に入り
込み、測定支持軸の滑らかな上下移動を阻害していた。
動軸5bは回動軸5bの軸線方向への相対移動がないの
で、測定子7を回動軸5bに取り付けているラジアルベ
アリング(図示せず)の部分に塵埃等が入りにくくで
き、塵埃により測定子7が滑らかな揺動するのを阻害さ
れるようなことが未然に防止できる。
することで、レンズ取付用V溝(レンズ枠溝)8aへの
接触移動に際して上下方向の傾きが変化するが、測定子
7の先端に球状接触子7dを設けたことで、傾きに影響
を受けない構造とできる。 <変形例>以上説明した実施例では、移動台5に車輪6
をラジアルベアリング(図示省略)で回転自在に取り付
けて、この移動台5を車輪6を介して回転台上に図1中
左右(水平方向)に直線的に進退移動可能に支持させた
構成としているが、必ずしもこの構成に限定されるもの
ではない。
持フレーム4aを図3の紙面と垂直な方向に間隔をおい
て一対設け(図4参照)、各支持フレーム4aを図3の
如く支柱20,20を介して回転台4上に取り付けるこ
とにより、各支持フレーム4aを回転台4上に間隔を置
いて配設すると共に、支持フレーム4a,4a間の下方
に図4の如く配設した移動台5を支持フレーム4a,4
aにリンク機構21を介して左右に往復移動可能に取り
付けるようにしても良い。
に対応して図3中左右に間隔をおいて配設したリンク2
2,23と、上端部を中心に図3中左右に回動(又は揺
動)可能にリンク22,23の上端部を支持部フレーム
4aにラジアルベアリング(図示省略)を介して回転自
在に支持している支持軸(横軸又は水平軸)22a,2
3aを有する。また、リンク機構21は、リンク22,
22及び23,23の下端部間に配設された支持板24
と、支持板24をリンク22及び23の下端部に回動可
能にそれぞれ図示しないラジアルベアリング(図示省
略)を介して支持している支持軸(横軸又は水平軸)2
2b,23bを有する。
移動台5及び測定子7が取り付けられている。また、各
リンク22,23の回動角(揺動角)βは同じになるの
で、リンク22,22,23,23のうちの一つ、例え
ばリンク22の回動角βを検出するロータリエンコーダ
やポテンショメータ等の回動角度検出センサ(角度検出
手段)25を図4の如く支持フレーム4a,4aの一方
に取り付け、この回動角度検出センサ25の出力を演算
制御回路11に入力する。
説明する。
ズ枠8のレンズ取付用V溝(レンズ枠溝)8aのフレー
ム形状(玉型形状)を測定する場合には、レンズ枠8を
移動台4上の図示しないフレーム保持装置に保持させる
と共に、測定子7の球状接触子7dを移動台5の付勢用
の図示しないバネの付勢力でレンズ取付用V溝8aに当
接させる。
スモータ13を作動させ、パルスモータ13により図1
の回転台4を回転軸2を中心に回動させると、測定子7
の球状接触子7dがバネの付勢力によりレンズ取付用V
溝8aに沿って移動する。この際、リンク22,23が
回動(揺動)して移動台5が支持板24と共に図3中左
右に進退移動するとともに、測定子7が回動軸5bを中
心に上下回動させられる。
回動角度検出センサ25で検出され、回動軸5bを中心
とする測定子7の上下方向への回動角は測定子回転角検
出センサ12で検出されて、各センサ12,25からの
検出信号は演算制御回路11に入力される。
台5のX方向への移動量 Lz:リンク22,23の回動(又は揺動)による移動
台5のZ方向への移動量 Xa:移動台5がその初期位置から移動したときの距離 Z:球状接触子7dの上下方向への移動量 X:球状接触子7dの水平方向への移動量 a:測定子7の球状接触子7dの中心と回動軸5bの中
心を結ぶ仮想傾斜線 α:アーム部7a,7cが水平のときの仮想傾斜線aの
傾斜角度 Δα:仮想傾斜線aの角度αからの変化角度 ΔZ:仮想傾斜線aがΔαだけ角度変化したときの球状
接触子7dの上下方向(Z軸方向)の移動量 Δ′Z:仮想傾斜線bがβだけ角度変化したときの球状
接触子7dの上下方向(Z軸方向)の移動量 ΔX:仮想傾斜線aがΔαだけ角度変化したときの球状
接触子7dの水平方向への移動量 とすると、支持板24及び移動台5の水平方向への移動
量Lx及び上下方向への移動量Lzは、 Lx=Xa=L1・sinβ ・・・・・・・・ Lz=Δ′Z=L1・(1−cosβ) ・・・・・ となる。そして、球状接触子7dの水平方向への移動量
X及び上下方向への移動量Zは、それぞれ X=Xa+ΔX=L1・sinβ+L・{cosα−cos(α−Δα)} ・・・・・・・・・・・ Z=ΔZ+Δ′Z=L・{sinα−sin(α−Δα)}+L1・(1−cosβ)・・・・ で表すことができる。
センサ25からの検出信号からリンク22,23の回動
角βを求めて、この回動角βとリンク22,23の長さ
L1から移動台5の水平方向への移動量Xaを式を用
いてXa=L1・sinβとして求める。そして、演算制御
回路11は、測定子回転角検出センサ12からの検出信
号から仮想傾斜線aの角度Δαを求めた後、移動量X
a,角度Δα及び既知のL,α,L1を用いて式に基
づいて球状接触子7aの水平方向への移動量Xを求め
る。
ンク22,23の長さL1から移動台5の上下方向への
移動量Lz(Δ′Z)を式を用いてΔ′Z=L1・
(1−cosβ)として求める。一方、演算制御回路11
は、角度Δα及び既知のL,αから測定子7の回動のみ
による球状接触子7aの上下方向への移動量ΔZをΔZ
=L・{sinα−sin(α−Δα)}として求める。そし
て、演算制御回路11は、この求めた移動量ΔZ及びΔ
Zを用いて式に基づいて球状接触子7aの上下方向へ
の移動量Zを求める。
び回転台4の水平方向への回転角θ i毎に演算制御回路
11によりXi,Ziとして求められる。そして、演算制
御回路11は、レンズ枠8の玉型形状の幾何学中心から
レンズ取付用V溝8aまでの動径ρiを動量Xiから回転
角θi毎に求める。これにより、回転角θi毎の型形状デ
ータ(θi,ρi)に上下方向(Z軸方向)のデータZi
を加味した三次元の型形状データ(θi,ρi,Zi)が
得られる。
ラジアルベアリングのみを用いることで、球状接触子7
dの移動のためにラジアルベアリング(図示省略)を用
いることで、水平方向(X方向)においても上下方向
(Z方向)においても球状接触子7dが非常に滑らかな
動きをするようにできる。しかも、図示しない皿バネや
その他のバネ等の付勢手段で上述のラジアルベアリング
(図示省略)にスラスト方向に与圧を予め与えておくこ
とで、ラジアルベアリングによる支持部のガタ(遊び)
を押さえることができ、機械的精度の高い運動を各ラジ
アルベアリングによる支持部において実現できる。尚、
この点は図1の実施例も同様である。
は、基台上を移動自在な移動体と、前記移動体に保持さ
れ且つ前記移動体の上方に配置された眼鏡フレームのレ
ンズ枠内周面に沿って延びるレンズ枠溝に当接する測定
子とを有する眼鏡の玉型形状測定装置において、前記測
定子が上下に揺動するための支点を前記移動体に設け
て、前記レンズ枠の玉型の三次元形状を測定する眼鏡の
玉型形状測定装置としたので、測定子を移動体にラジア
ルベアリングを介して揺動可能に取り付けることがで
き、この結果、測定子の測定のための動きを非常に滑ら
かにできるとともに、機械的精度の高い運動を実現する
ことができる。
の発明は、基台上を移動自在な移動体と、前記移動体に
保持され且つ前記移動体の上方に配置された眼鏡フレー
ムのレンズ枠内周面に沿って延びるレンズ枠溝に当接す
る測定子とを有する眼鏡の玉型形状測定装置において、
前記測定子が上下に揺動するための支点を前記移動体に
設けると共に、前記測定子の揺動角により測定子の移動
量を求める演算手段を設けた構成としたので、測定子を
移動体にラジアルベアリングを介して揺動可能に取り付
けることができ、測定子の測定のための動きを非常に滑
らかにできる。この結果、機械的精度の高い運動を実現
することができると共に、測定子の移動量を演算手段に
より正確に求めて正確な玉型形状データを得ることがで
きる。
に記載の眼鏡の玉型形状測定装置において、前記測定子
は、前記移動体に上下揺動可能に取り付けられた第1ア
ーム部と、第1アーム部に対し垂直に上方に延びる第2ア
ーム部と、第2アーム部からレンズ枠溝の方向に延展す
る第3アーム部を備える構成としたので、測定子が上下
揺動する構造であっても、測定子をレンズ枠溝に沿って
容易に当接移動させることができる。
項3に記載の眼鏡の玉型形状測定装置において、測定子
のレンズ枠溝と当接する先端形状を球状に形成した構成
としたので、測定子がレンズ枠溝に沿って滑らかに接触
移動することができる。
図である。
示す概略説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】基台上を移動自在な移動体と、前記移動体
に保持され且つ前記移動体の上方に配置された眼鏡フレ
ームのレンズ枠内周面に沿って延びるレンズ枠溝に当接
する測定子とを有する眼鏡の玉型形状測定装置におい
て、 前記測定子が上下に揺動するための支点を前記移動体に
設けて、前記レンズ枠の玉型の三次元形状を測定するこ
とを特徴とする眼鏡の玉型形状測定装置。 - 【請求項2】基台上を移動自在な移動体と、前記移動体
に保持され且つ前記移動体の上方に配置された眼鏡フレ
ームのレンズ枠内周面に沿って延びるレンズ枠溝に当接
する測定子とを有する眼鏡の玉型形状測定装置におい
て、 前記測定子が上下に揺動するための支点を前記移動体に
設けると共に、前記測定子の揺動角により測定子の移動
量を求める演算手段を設けたことを特徴とする眼鏡の玉
型形状測定装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の眼鏡の玉型形状測
定装置において、前記測定子は、前記移動体に上下揺動
可能に取り付けられた第1アーム部と、第1アーム部に対
し垂直に上方に延びる第2アーム部と、第2アーム部から
レンズ枠溝の方向に延展する第3アーム部を備えること
を特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡の玉型形状測
定装置。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載の眼鏡の玉型形
状測定装置において、 測定子のレンズ枠溝と当接する先端形状を球状に形成し
たことを特徴とする眼鏡の玉型形状測定装置。
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---|---|---|---|
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