JP2001173875A - ウォーターハンマー防止器 - Google Patents
ウォーターハンマー防止器Info
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- JP2001173875A JP2001173875A JP35533999A JP35533999A JP2001173875A JP 2001173875 A JP2001173875 A JP 2001173875A JP 35533999 A JP35533999 A JP 35533999A JP 35533999 A JP35533999 A JP 35533999A JP 2001173875 A JP2001173875 A JP 2001173875A
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- JP
- Japan
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- water hammer
- inlet
- steam
- piston
- bent portion
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
を吸収して緩衝することにより、確実にウォーターハン
マーを防止することのできるウォーターハンマー防止器
を得ること。 【解決手段】 本体3に曲り部6を介して入口1と出口
2を設ける。本体3下部側方で、入口1に対向した位置
に緩衝器7を取り付ける。緩衝器7は、コイルバネ18
とピストン19で構成する。入口1から流入してくる高
速の復水流は、緩衝器7のピストン19に衝突して緩衝
されることにより、ウォーターハンマーの発生を防止す
ることができる。
Description
ーターハンマーを防止するものに関し、特に、蒸気配管
におけるウォーターハンマーを防止するのに適したもの
に関する。ウォーターハンマーは、蒸気配管中の液体が
蒸気の流れによって高速流となり、配管の曲り部や、配
管に取り付けられている弁などに激しく衝突して、著し
い衝撃や振動を与え、場合によっては配管や弁あるいは
配管接続された装置などに損傷を与えるものである。
器としては、例えば特開平11−148591号公報に
示されたものがある。これは、円筒状の本体の内部に、
螺旋状の長尺板状部材を摺動自在に取り付けて、流速を
減じると共に、螺旋状部で気液を分離することによっ
て、ウォーターハンマーを防止するものである。
ハンマー防止器では、蒸気配管の曲り部において確実に
ウォーターハンマーを防止することができない問題があ
った。即ち、ウォーターハンマーは配管の曲り部におい
て液体が高速で衝突することにより生じるのであるが、
上記従来のものは直管状であり、曲り部でのウォーター
ハンマーを確実に防止することができないのである。
においてウォーターハンマーをより確実に防止すること
のできるウォーターハンマー防止器を得ることである。
めに講じた手段は、蒸気と液体の二相流が流れる蒸気配
管中に流体の緩衝部材を取り付けて、当該緩衝部材によ
りウォーターハンマーを緩衝して防止するものにおい
て、ケーシングに少なくとも2つの流体接続口を曲り部
を介して形成し、当該曲り部にコイルバネとピストンか
ら成る緩衝器を取り付けたものである。
とピストンから成る緩衝器を取り付けたことにより、ウ
ォーターハンマーの発生し易い蒸気配管の曲り部におい
て、高速流体を緩衝器によって確実に緩衝してウォータ
ーハンマーを防止することができる。
ら直角上方に曲がる所謂立上がり部に本発明のウォータ
ーハンマー防止器5を取り付けた例を示す。図1におい
て、蒸気及び液体としての復水の二相流の流体入口1と
出口2を設けた防止器本体3と、本体3の側部に取り付
けた緩衝器7とでウォーターハンマー防止器5を構成す
る。
6を介して直角に位置して、入口1の右側には図示はし
ていないが水平な蒸気配管が接続され、同じく出口2の
上方には垂直な蒸気配管が接続されて上方へ蒸気が通過
して行くものである。通路6の中央部はその通路断面積
を入口1や出口2よりも大きく形成する。この通路6で
曲り部を構成する。
器7を取り付ける。緩衝器7は、円筒状のシリンダ17
内にコイルバネ18とピストン19を配置して構成す
る。コイルバネ18のバネ定数は、通常の蒸気の流れで
は圧縮せずに、ウォーターハンマーが発生した場合、即
ち、ピストン19が流体の流れによる大きな力を受けた
場合に圧縮するように適宜選定する。シリンダ17の入
口1側にリング状の弁座23を取り付けて、この弁座2
3側にピストン19をコイルバネ18で付勢する。従っ
て、ウォーターハンマーの発生しない通常時は、図1に
示すようにピストン19が弁座23側に着座している。
ピストン19の中心部には小径の貫通孔24を設ける。
てきた液体としての復水を系外に排出するための、スチ
ームトラップ4を取り付けた例を示す。即ち、防止器本
体3の下方に連通路20と切換弁21とスチームトラッ
プ4を配置する。切換弁21は二方口の開閉弁として上
下口をそれぞれ連通路20とスチームトラップ4に接続
する。切換弁21を図示しない操作ハンドルで開弁する
ことにより、曲り部6とスチームトラップ4を連通する
ことができ、反対に閉弁することによりスチームトラッ
プ4を曲り部6から遮断することができるものである。
グ22と蓋8とで一体に形成して、トラップ室10内に
ステンレス製薄板で製作した中空フロート9を自由状態
で配置し、フロート9の下方にトラップ弁口11を設け
た弁座12を蓋8にねじ結合して取り付け、フロート9
の上方にフロートカバー13を取り付ける。図1に示す
状態は、フロート9が弁座12と、弁座12の反対側に
設けたフロート座14に着座した状態を示し、トラップ
弁口11はフロート9の外表面により閉口されている。
する多孔質部材で製作して、入口1から流入する蒸気配
管中のゴミや鉄錆やスケール等の異物がトラップ室10
内へ流下し難くすると共に、切換弁21が開弁している
場合に、入口1から出口2へと通過する蒸気の流れによ
ってフロート9が動揺することを防止するためのもので
ある。フロートカバー13の中央部には貫通孔15を設
けて、復水がトラップ室10内へフロートカバー13の
多孔質部を通過しなくても流入できるようにする。ま
た、入口1から連通路20に至る通路の下部16は、連
通路20側ほど低くして復水が連通路20と切換弁21
を通ってトラップ室10内へ流入し易くする。
から流入してきた一部復水を含む蒸気は、曲り部6を経
て出口2側へ通過する。本体3底部の復水は、通路下部
16に沿って下方の連通路20と切換弁21を介してト
ラップ室10側へ流下して外部に排出される。
比較的多量の復水が、蒸気の速い流れによって高速流と
なり、曲り部6の対向壁面に激しく衝突して著しい衝撃
や振動を発生するものであるが、本実施例においては、
入口1に対向した位置にピストン19とコイルバネ18
から成る緩衝器7を取り付けたことによって、入口1か
ら流下してきた高速の復水流は、ピストン19に衝突し
てコイルバネ18の弾性力により吸収され、緩衝される
ことによってウォーターハンマーを発生することがな
い。
ラップ室10に復水が溜りその水位が上昇すると、フロ
ート9が浮上してトラップ弁口11を開口することによ
り、復水は外部へ排出される。復水が排出されトラップ
室10の水位が低下するとフロート9も降下してトラッ
プ弁口11を閉口することによって蒸気が外部へ漏洩す
ることを防止する。
て、入出口1,2とスチームトラップ4との間が遮断さ
れ、従って、入出口1,2の間に蒸気を通気したままの
状態で、スチームトラップ4を分解したりあるいは切換
弁21から取り外して、部品の交換や清掃等のメンテナ
ンスを行うことができる。
コイルバネとピストンから成る緩衝器を取り付けたこと
により、ウォーターハンマーの発生し易い蒸気配管の曲
り部において、高速流体を緩衝器によって確実に吸収し
てウォーターハンマーを防止することができる。
示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気と液体の二相流が流れる蒸気配管中
に流体の緩衝部材を取り付けて、当該緩衝部材によりウ
ォーターハンマーを緩衝して防止するものにおいて、ケ
ーシングに少なくとも2つの流体接続口を曲り部を介し
て形成し、当該曲り部にコイルバネとピストンから成る
緩衝器を取り付けたことを特徴とするウォーターハンマ
ー防止器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35533999A JP2001173875A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35533999A JP2001173875A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001173875A true JP2001173875A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18443373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35533999A Pending JP2001173875A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ウォーターハンマー防止器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001173875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021025621A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社テイエルブイ | 弁装置 |
CN113958858A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-21 | 华能国际电力股份有限公司大连电厂 | 一种降低主蒸汽疏水阀门噪音的降噪式阀体 |
-
1999
- 1999-12-15 JP JP35533999A patent/JP2001173875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021025621A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社テイエルブイ | 弁装置 |
JP7277310B2 (ja) | 2019-08-08 | 2023-05-18 | 株式会社テイエルブイ | 弁装置 |
CN113958858A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-21 | 华能国际电力股份有限公司大连电厂 | 一种降低主蒸汽疏水阀门噪音的降噪式阀体 |
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