JP2884296B2 - フロ―ト弁 - Google Patents

フロ―ト弁

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JP2884296B2
JP2884296B2 JP5081306A JP8130693A JP2884296B2 JP 2884296 B2 JP2884296 B2 JP 2884296B2 JP 5081306 A JP5081306 A JP 5081306A JP 8130693 A JP8130693 A JP 8130693A JP 2884296 B2 JP2884296 B2 JP 2884296B2
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藤田  智行
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁室内に配した密閉あ
るいは開放のフロ―トによって弁手段を駆動して弁口を
開閉するフロ―ト弁に関し、特にゴミやスケ―ル等の異
物を捕捉するスクリ―ンを有すると共にスクリ―ンに捕
捉した異物をブロ―できるようにしたものに関する。フ
ロ―ト弁は、蒸気配管系で蒸気が凝縮して生じた復水を
排出するスチ―ムトラップや、圧縮空気配管系で発生し
た凝縮水を排出するエア―トラップ等として使用され
る。
【0002】
【従来の技術】従来のフロ―ト弁としては、例えば特開
平4−151096号公報に示されたものがある。これ
は、弁室内に配した密閉フロ―トの外表面で直接弁口を
開閉するフリ―フロ―式スチ―ムトラップであり、入口
と弁室との間に円筒形状のスクリ―ンを弁室内に突出さ
せて配し、入口から流入してくる異物をスクリ―ン内に
捕捉して弁室内に流入させないようにしたものである。
またスクリ―ン内に捕捉した異物を出口側や系外にブロ
―する場合は、本公報には示されていないが、スクリ―
ン内を出口や系外に連通するブロ―通路を設け、ブロ―
通路に配したブロ―弁を開けることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
異物を完全にブロ―できない、特に弁室内に突出した先
端部分の異物をブロ―できない問題があった。これは、
ブロ―弁を開けると、入口の流体がブロ―通路へ流れる
のであるが、このとき入口の流体がスクリ―ンの内部、
特に弁室内に突出した先端部分を通らずに直接ブロ―通
路へ流れるためである。
【0004】従って本発明の技術的課題は、スクリ―ン
内に捕捉した異物を完全にブロ―できるフロ―ト弁を得
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、ケ―シングで
入口と弁室と出口を形成し、弁室と出口を連通する弁口
を設け、弁室内に配したフロ―トで弁手段を駆動して弁
口を開閉するフロ―ト弁であって、弁室内に突出させた
円筒形状のスクリ―ンを入口と弁室の間に配したものに
おいて、ブロ―弁を有しスクリ―ン内に捕捉した異物を
出口や系外に排除するブロ―通路を設け、ブロ―通路の
スクリ―ン側開口を弁室内に突出したスクリ―ンの先端
付近に位置せしめたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁室内に突出したスクリ―ンの先端付近にブロ―通路を
開口せしめたことにより、入口の流体は、ブロ―弁が開
けられ、ブロ―通路へ流れるときに、スクリ―ンの弁室
内に突出した先端部分を通り、溜った異物を伴って、そ
こに開口したブロ―通路を通って系外に流れ去る。従っ
て、スクリ―ン内に捕捉した異物を完全にブロ―するこ
とができる。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1参照)。本実施例は、中空の密閉フロ―ト
を用いたフリ―フロ―ト式スチ―ムトラップの例を示
す。上部に入口1及び出口2を有した本体3に蓋4を固
着してケ―シングが構成され、その内部に弁室5が形成
されている。弁室5の下部側面に弁口6を開けた弁座部
材7がねじ結合され、弁口6から出口通路8を通して弁
室3と出口2が連通される。弁室5内にステンレス鋼薄
板で中空に作られた密閉フロ―ト9が自由状態で配され
ている。フロ―ト9は弁室5内に溜る復水に浮いて、そ
の液面と共に浮上降下して弁口6を開閉する。参照番号
10はフロ―ト9が弁口6を閉じる位置で保持するフロ
―ト座である。また参照番号11は断面略U字状に形成
されたバイメタルであり、ビス12で本体3に取り付け
られ、低温時にフロ―ト9を弁座部材7から離座させて
弁口6を開き、高温時にフロ―ト9に関与しなくなるも
のである。入口1と弁室5の間に円筒形状のスクリ―ン
13が、その軸線が鉛直方向になるように配されてい
る。スクリ―ン13の下端部は端部材14が固着されて
閉塞されていて、当該下端部が弁室内の突出部15によ
って係止されている。そして上方から本体3にねじ結合
されたホルダ16によってスクリ―ン13全体が固定さ
れている。当該スクリ―ン13は本体3の隔壁17によ
って入口1側と弁室5側に分けられ、入口1側には通過
窓18が開けられている。スクリ―ン13内に管部材1
9が配される。管部材19は上端にフランジ部を有し、
ホルダ16とスクリ―ン13の間で固定される。管部材
19の下端部はスクリ―ン13の下端部付近にまで延び
ている。スクリ―ン13内と出口2とがブロ―通路20
によって連結される。ブロ―通路20は管部材18とブ
ロ―弁21とブロ―配管22とから成り、ブロ―弁21
とブロ―配管22が配管連結部材23,24によってス
クリ―ン13側と出口2側に連結されている。配管連結
部材24の先端開口25は出口通路8内で出口2側に向
けて開けられている。
【0008】本実施例においては、スクリ―ン13の下
端部が端部材14によって閉塞された例を示したが、周
壁と同じスクリ―ンであっても良い。またブロ―通路2
0のブロ―先を出口2内に設けたが、系外に排除するよ
うにしても良い。
【0009】次に作用を説明する。蒸気使用機器等の復
水発生箇所に接続された入口1から流入する復水は、通
過窓18からスクリ―ン13内に入って流下し、異物が
捕捉されながら、弁室側の多数のこし孔を通って弁室5
内に流下する。弁室5内に復水が溜るとフロ―ト9がそ
の浮力により浮き上がり弁座部材7から離座して弁口6
を開け、復水を出口2側に排出する。弁室5内の復水が
排出されるとフロ―ト9が降下して弁座部材7に着座し
て弁口6を閉じ、蒸気の出口2側への排出を防止する。
【0010】スクリ―ン13内に捕捉した異物を出口2
側にブロ―する場合は、ブロ―弁21を開ける。入口1
の流体が通過窓18からスクリ―ン13内に入って流下
し、溜っていた異物を伴いながら、管部材19の下端開
口から内側の孔を上昇し、配管連結部材23、ブロ―弁
21、ブロ―配管22を通って配管連結部材25の先端
開口25から出口2にブロ―される。
【0011】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、スクリ―ン内に捕捉した異
物を完全にブロ―できるので、ケ―シングを分解してス
クリ―ンを掃除するような手間が省け、メンテナンスが
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロ―ト弁の実施例のフリ―フロ―ト
式スチ―ムトラップの断面図である。
【符号の説明】
1 入口 2 出口 3 本体 4 蓋 5 弁室 6 弁口 9 フロ―ト 13 スクリ―ン 14 端部材 16 ホルダ 17 隔壁 18 通過窓 19 管部材 20 ブロ―通路 21 ブロ―弁 22 ブロ―配管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ―シングで入口と弁室と出口を形成
    し、弁室と出口を連通する弁口を設け、弁室内に配した
    フロ―トで弁手段を駆動して弁口を開閉するフロ―ト弁
    であって、弁室内に突出させた円筒形状のスクリ―ンを
    入口と弁室の間に配したものにおいて、ブロ―弁を有し
    スクリ―ン内に捕捉した異物を出口や系外に排除するブ
    ロ―通路を設け、ブロ―通路のスクリ―ン側開口を弁室
    内に突出したスクリ―ンの先端付近に位置せしめたこと
    を特徴とするフロ―ト弁。
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