JP5698591B2 - フロート式スチームトラップ - Google Patents

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本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するフロート式スチームトラップに関し、特にトラップ室の圧力が使用最高圧力よりも高くなった場合に開弁できるようにしたものに関する。
従来のフロート式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路に連通する弁口を有する弁座を設け、弁座に離着座して弁口を開閉するフロートをトラップ室に配置したものにおいて、トラップ室を出口通路側に連通する第2弁口を有する第2弁座を設け、第2弁座に離着座して第2弁口を開閉する弁部材を第2弁口の出口通路側に配置し、バネ受けとの間に配置した弾性部材により弁部材を閉弁方向に付勢したものである。
特開2004−76831号公報
上記従来のフロート式スチームトラップは、トラップ室の圧力が使用最高圧力に達するまでは弾性部材の付勢力により弁部材が第2弁座に着座して第2弁口を閉止している。この状態において、フロートがトラップ室の液面と共に浮上降下することにより弁座に離着座して弁口を開閉する。トラップ室の圧力が使用最高圧力に達すると弁部材が弾性部材の付勢力に抗して第2弁座から離座して第2弁口を開口する。これにより、トラップ室の圧力が使用最高圧力よりも高くなった場合に開弁できるという優れたものである。しかしながら、第2弁口から排出される最高使用圧力以上の流体が出口通路の内壁を衝突しながら流下するために、出口通路の内壁が浸食されるという問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、第2弁口から排出される最高使用圧力以上の流体により出口通路の内壁が浸食されることを防止できるフロート式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のフロート式スチームトラップは、入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路に連通する弁口を有する弁座を設け、弁座に離着座して弁口を開閉するフロートをトラップ室に配置したものにおいて、トラップ室を出口に連通する第2弁口を有する第2弁座を設け、第2弁座に離着座して第2弁口を開閉する弁部材を第2弁口の出口側に配置し、バネ受けとの間に配置した弾性部材により弁部材を閉弁方向に付勢し、第2弁口の中心軸を出口の中心軸と同一軸上に形成し、第2弁座の出口側端を出口配管が接続される出口内に開口させたことを特徴とするものである。
本発明によれば、トラップ室を出口に連通する第2弁口を有する第2弁座を設け、第2弁座に離着座して第2弁口を開閉する弁部材を第2弁口の出口側に配置し、バネ受けとの間に配置した弾性部材により弁部材を閉弁方向に付勢し、第2弁口の中心軸を出口の中心軸と同一軸上に形成したことにより、第2弁口から排出される最高使用圧力以上の流体が出口の中心軸方向に向けて直接出口に排出されるので、出口通路の内壁及び出口の内壁が浸食されることを防止できるという優れた効果を奏する。また、第2弁座の出口側端を出口配管が接続される出口内に開口させたことにより、第2弁口から排出される最高使用圧力以上の流体が出口に接続される出口配管内に排出されるので、出口通路の内壁及び出口の内壁が浸食されることをより確実に防止できるという優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるフロート式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。トラップケーシングはステンレス鋼薄板をプレス成型して作った本体1,2と仕切り部材3と、入口5を設けた入口部材6と、出口7を設けた出口部材8とで構成する。本体1に入口部材6を溶接(参照番号9の個所)し、本体2に出口部材8を溶接(参照番号10の個所)し、仕切り部材3と本体2を溶接(参照番号13の個所)し、本体1と仕切り部材3を溶接(参照番号12の個所)して、トラップケーシング内を入口5に連通するトラップ室14と、出口7に連通する出口通路15とに仕切る。入口5の中心軸と出口7の中心軸は同一軸上に形成する。
仕切り部材3の下部にトラップ室14と出口通路15を連通する弁口17を形成した弁座18を溶接(参照番号19の個所)する。弁座18は基台部分と、基台部分に圧入した先端部分とから成り、先端部分に弁口17を形成したものである。弁口17は出口7の下方に位置し、出口通路15を介して上方の出口7に連通する。トラップ室14にステンレス鋼薄板で中空球形に作ったフロート22を自由状態で収容する。フロート22はその外表面が弁座18に直接離着座して弁口17を開閉する。弁座18にフロート座23を取り付ける。フロート座23は弁口17の軸からフロート22の半径の長さ離れた、当該軸に平行の二本の足を有する。入口室14に小孔を一面に開けたステンレス鋼薄板をプレス成型して作ったスクリーン24を数箇所でスポット溶接して本体1に取り付ける。
仕切り部材3の上部にトラップ室14と出口7を連通する第2弁口25を形成した第2弁座26を溶接(参照番号27の個所)する。第2弁口25の中心軸は出口7の中心軸と同一軸上に形成する。第2弁座26に離着座して第2弁口25を開閉する球状の弁部材28を第2弁口25の出口7側に配置する。弁部材28の出口7側に出口7側への変位をスナップリング29より規制したバネ受け30を配置し、弁部材28とバネ受け30の間に弁部材28を閉弁方向に付勢する弾性部材としてのコイルバネ31を配置する。第2弁座26の出口側端を出口配管32が接続される出口7内に開口させる。
上記実施例の作動を説明する。入口5は蒸気使用機器等の復水発生個所に接続する。復水と蒸気がトラップ室14に流入し、復水が下部に蒸気が上部に分離して溜まる。トラップ室14の圧力が使用最高圧力に達するまではコイルバネ31の付勢力により弁部材28が第2弁座26に着座して第2弁口25を閉止している。この状態において、フロート22は液面が上昇すると浮力が大きくなるので弁座18から離座して浮上し弁口17を開く。これにより、トラップ室14の復水が弁口17から出口通路15を介して出口7から排出される。排出により液面が下がると、それと共にフロート22が降下し、フロート座23に乗った位置で弁座18に着座して弁口17を塞ぎ蒸気の漏出を防ぐ。トラップ室14の圧力が使用最高圧力に達すると弁部材28がコイルバネ31の付勢力に抗して第2弁座26から離座して第2弁口25を開口する。これにより、トラップ室14の圧力が使用最高圧力よりも高くなった場合に開弁する。第2弁口25から排出される最高使用圧力以上の流体は出口7の中心軸方向に向けて直接出口7に排出されるので、出口通路15の内壁及び出口7の内壁が浸食されることを防止できる。また、第2弁口25から排出される最高使用圧力以上の流体が出口7に接続される出口配管32内に排出されるので、出口通路15の内壁及び出口7の内壁が浸食されることをより確実に防止できる。
本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するフロート式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 本体
3 仕切り部材
5 入口
6 入口部材
7 出口
8 出口部材
14 トラップ室
15 出口通路
17 弁口
18 弁座
22 フロート
23 フロート座
24 スクリーン
23 フロート座
25 第2弁口
26 第2弁座
28 弁部材
29 スナップリング
30 バネ受け
31 コイルバネ
32 出口配管

Claims (1)

  1. 入口と出口を有するトラップケーシングに入口に連通するトラップ室と出口に連通する出口通路を形成し、トラップ室を出口通路に連通する弁口を有する弁座を設け、弁座に離着座して弁口を開閉するフロートをトラップ室に配置したものにおいて、トラップ室を出口に連通する第2弁口を有する第2弁座を設け、第2弁座に離着座して第2弁口を開閉する弁部材を第2弁口の出口側に配置し、バネ受けとの間に配置した弾性部材により弁部材を閉弁方向に付勢し、第2弁口の中心軸を出口の中心軸と同一軸上に形成し、第2弁座の出口側端を出口配管が接続される出口内に開口させたことを特徴とするフロート式スチームトラップ。
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