JP2001172086A - セラミック成形体の乾燥装置 - Google Patents
セラミック成形体の乾燥装置Info
- Publication number
- JP2001172086A JP2001172086A JP35462699A JP35462699A JP2001172086A JP 2001172086 A JP2001172086 A JP 2001172086A JP 35462699 A JP35462699 A JP 35462699A JP 35462699 A JP35462699 A JP 35462699A JP 2001172086 A JP2001172086 A JP 2001172086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded body
- ceramic molded
- drying
- ceramic
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
成形体を乾燥させる際、セラミック成形体変形を発生さ
せず、全体を均一に乾燥させることができるセラミック
成形体の乾燥装置を提供する。 【解決手段】 セラミック粉末とバインダーと分散媒液
との混合組成物からなり、多数の貫通孔が隔壁を隔てて
長手方向に並設された柱状のセラミック成形体の乾燥に
用いられる乾燥装置であって、搬入されたセラミック成
形体を移動させるための移動床を備えるとともに、装置
内を移動する上記セラミック成形体を複数の領域に区切
り、それぞれの領域に異なる強度のマイクロ波を照射す
るため、複数の仕切り壁と複数のマイクロ波発生装置と
が設けられていることを特徴とするセラミック成形体の
乾燥装置。
Description
びバインダー等を含み、多数の貫通孔が長手方向に並設
された柱状のセラミック成形体の乾燥装置に関する。
内燃機関から排出される排気ガス中に含有されるパティ
キュレートが環境や人体に害を及ぼすことが最近問題と
なっている。この排気ガスを多孔質セラミックを通過さ
せることにより、排気ガス中のパティキュレートを捕集
して排気ガスを浄化するセラミックフィルタが種々提案
されている。
ような多孔質セラミック部材60が複数個結束されてセ
ラミックフィルタ50を構成している。また、この多孔
質セラミック部材60は、図8に示すように、長手方向
に多数の貫通孔62が並設され、貫通孔62同士を隔て
る隔壁63がフィルタとして機能するようになってい
る。すなわち、多孔質セラミック部材60に形成された
貫通孔62は、図8(b)に示すように、排気ガスの入
り口側又は出口側の端部のいずれかが充填材61により
目封じされ、一の貫通孔62に流入した排気ガスは、必
ず貫通孔62を隔てる隔壁63を通過した後、他の貫通
孔62から流出するようになっており、排気ガスがこの
隔壁63を通過する際、パティキュレートが隔壁63部
分で捕捉され、排気ガスが浄化される。
0を製造する際には、まず、セラミック粉末とバインダ
ーと分散媒液とを混合して成形体製造用の混合組成物を
調製した後、この混合組成物の押出成形等を行うことに
より、セラミック成形体を作製していた。
を乾燥装置に入れ、このセラミック成形体にマイクロ波
を照射することによる加熱を行い、セラミック成形体中
の分散媒液等を飛散させて、一定の強度を有し、容易に
取り扱うことができる図9(a)に示すセラミック成形
体の乾燥体70aを製造していた。この乾燥工程の後、
セラミック成形体の乾燥体70aは、脱脂工程及び焼成
工程を経て、多孔質セラミック部材60が製造される。
体の乾燥方法においては、セラミック成形体の全体を均
一に乾燥させることは容易ではなく、乾燥工程が進むに
つれて、セラミック成形体の部分によって重量減少の割
合が異なるという現象が発生する。
内部と表面との間や下部と上部との間に生じると、乾燥
後のセラミック成形体に反りや変形が発生し、更には、
クラックが発生する場合もある。そこで、本発明者ら
は、この乾燥の不均一を防止するため、例えば、セラミ
ック成形体の4つの側面を、分離した2つの治具で両側
から包囲し、この状態で乾燥させる方法をとっていた。
部との間の乾燥の不均一を殆ど減少させることはできる
が、セラミック成形体70aの長手方向の中央部と両端
部分の乾燥の不均一を無くすことが困難で、中央部の方
が両端部よりも乾燥しにくくなり、図9(b)に示すよ
うに、乾燥後のセラミック成形体70bの中央部が太
く、両端部に近づくに従って細くなるという問題があっ
た。
問題を解決するためになされたもので、セラミック成形
体に、乾燥の不均一に起因する変形を発生させないセラ
ミック成形体の乾燥装置を提供することを目的とするも
のである。
ク成形体の乾燥装置は、セラミック粉末とバインダーと
分散媒液との混合組成物からなり、多数の貫通孔が隔壁
を隔てて長手方向に並設された柱状のセラミック成形体
の乾燥に用いられる乾燥装置であって、搬入されたセラ
ミック成形体を移動させるための移動床を備えるととも
に、装置内を移動する上記セラミック成形体を複数の領
域に区切り、それぞれの領域に異なる強度のマイクロ波
を照射するため、複数の仕切り壁と複数のマイクロ波発
生装置とが設けられていることを特徴とする。
乾燥装置は、セラミック粉末とバインダーと分散媒液と
の混合組成物からなり、多数の貫通孔が隔壁を隔てて長
手方向に並設された柱状のセラミック成形体の乾燥に用
いられる乾燥装置であって、搬入されたセラミック成形
体を移動させるための移動床を備えるとともに、上記移
動床上を移動する上記セラミック成形体に照射されるマ
イクロ波の一部を遮蔽するための遮蔽部材が設けられて
いることを特徴とする。
成形体の乾燥装置の実施形態について、図面を参照しな
がら説明する。
ク成形体は、セラミック粉末とバインダーと分散媒液と
の混合組成物からなるものである。
ず、例えば、炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム、
窒化硼素、窒化チタン、炭化チタン等の非酸化物系セラ
ミックの粉末;アルミナ、コージェライト、ムライト、
シリカ、ジルコニア、チタニア等の酸化物系セラミック
の粉末等を挙げることができる。これらのなかでは、耐
熱性に優れる炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム等
の粉末が好ましい。
れるものではないが、後の焼成過程で収縮が少ないもの
が好ましく、例えば、0.3〜50μm程度の平均粒子
径を有する粉末100重量部と0.1〜1.0μm程度
の平均粒子径を有する粉末5〜65重量部とを組み合わ
せたものが好ましい。
例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレングリコ
ール、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等を挙げることが
できる。上記バインダーの配合量は、通常、セラミック
粉末100重量部に対して、1〜10重量部程度が好ま
しい。
えば、ベンゼン等の有機溶媒;メタノール等のアルコー
ル、水等を挙げることができる。上記分散媒液は、混合
組成物の粘度が一定範囲内となるように、適量配合され
る。これらセラミック粉末とバインダーと分散媒液等と
は、アトライター等で混合された後、ニーダー等で充分
に混練され、押出成形法等により、所定の形状に成形さ
れる。
置は、上記方法により作製されたセラミック成形体に、
マイクロ波を照射して乾燥させる乾燥装置であって、搬
入されたセラミック成形体を移動させるための移動床を
備えるとともに、装置内を移動する上記セラミック成形
体を複数の領域に区切り、それぞれの領域に異なる強度
のマイクロ波を照射するため、複数の仕切り壁と複数の
マイクロ波発生装置とが設けられていることを特徴とす
る。
たセラミック成形体を乾燥装置内に搬入し、一定速度で
移動させ、セラミック成形体を乾燥させた後、該セラミ
ック成形体を乾燥装置外に搬出するために設けられてお
り、従来から使用されているベルトコンベア等により構
成されている。
数の領域に区切り、それぞれの領域に異なる強度のマイ
クロ波を照射するために設けられており、2以上であれ
ばその仕切り壁の数は特に限定されず、また、その形状
や配設の形態も特に限定されない。仕切り壁の具体例に
ついては、以下の具体的な乾燥装置において説明するこ
とにする。
の乾燥装置の一例を示す一部水平断面図である。このセ
ラミック成形体乾燥装置10では、上記したように、搬
入されたセラミック成形体を移動させるために移動床1
2が設けられており、天井部分には、マイクロ波発生装
置14が配設され、さらに、マイクロ波発生装置14か
ら発生するマイクロ波を中央の領域Bと、他の領域A、
Cに区切り、それぞれの領域に異なる強度のマイクロ波
を照射するために2枚の仕切り壁13が設置されてい
る。
が、例えば4枚でセラミック成形体を5つの領域に区切
っていてもよい。また、図1に示した仕切り壁13は、
垂直壁であるが、少し傾いていても差し支えない。
燥装置を用いてセラミック成形体を乾燥させる際には、
まず、押出成形法にて成形されたセラミック成形体11
を、長手方向が進行方向に対してほぼ垂直になるよう移
動床12に載置する。この後、セラミック成形体11
は、装置内に搬入され、移動床12上を一定速度で移動
する。
形体11は、乾燥後の反りや内部と表面の水分量の不均
一等を防止するために、セラミック成形体11の側面を
上下から包囲するように構成された一対の乾燥用治具に
より包囲されている。ただし、マイクロ波は、この乾燥
用治具を通過し、セラミック成形体11の内部に侵入す
るため、マイクロ波による乾燥には支障ない。
4は、より強いマイクロ波を発生し、両端付近の領域A
及びCにあるマイクロ波発生装置14は、より弱いマイ
クロ波を発生するように制御されており、これにより両
端部から中央に近づくに従って段階的に強くなるよう
に、セラミック成形体11にマイクロ波を照射する。
0内に搬入されたセラミック成形体11は、なかなか乾
燥しにくい中央部分の領域Bにおいては強く加熱され、
一方、比較的乾燥が容易な領域A、Cの部分では、領域
Bの部分と比較して弱く加熱され、これにより乾燥が進
行する。そして、所定時間が経過すると、セラミック成
形体11は、乾燥装置10の外に搬出され、マイクロ波
による乾燥が終了する。
いてセラミック成形体の乾燥を行うと、乾燥しやすいセ
ラミック成形体11の両端部やその付近の乾燥が抑えら
れ、中央部の乾燥が早く進行するため、全体として、均
一に乾燥が進行し、均一な厚さのセラミック成形体(乾
燥体)とすることができる。
の乾燥装置の別の一例を示す一部水平断面図である。こ
のセラミック成形体の乾燥装置20では、セラミック成
形体11が移動するに従って中央の領域Eが次第に狭く
なるように、仕切り壁23が設けられている以外は、図
1に示すセラミック成形体乾燥装置10と略同様に構成
されている。
は、乾燥装置20内に搬入されたばかりの水分の多いセ
ラミック成形体11は、中央部を含む広い領域Eでより
強いマイクロ波が長時間にわたって照射され、セラミッ
ク成形体11が乾燥装置の出口に近づくに従い、弱いマ
イクロ波が照射される領域D、Eが広くなり、両端部分
は、より穏やかに乾燥される。
いると、乾燥が進むに従って、乾燥しやすい両端に近い
部分は、より穏やかに乾燥されるためセラミック成形体
11に水分の分布が発生しにくく、より均一にかつ効率
よく乾燥される。
20において、マイクロ波発生装置のマイクロ波の強度
の調整は、手動等にて随時行っても良いが、マイクロコ
ンピュータ等の自動制御システムを内蔵する乾燥装置を
用い、予めマイクロ波の強度等を自動設定をしておく方
が好ましい。
乾燥装置について、図面を参照しながら説明する。
の乾燥装置の一例を示す一部水平断面図である。このセ
ラミック成形体の乾燥装置30は、移動床12を備える
とともに、単一のマイクロ波発生装置14が配設されて
おり、このマイクロ波発生装置14よりセラミック成形
体11に照射されるマイクロ波の一部を遮蔽するために
アルミニウム板からなる遮蔽部材33が、マイクロ波発
生装置14の両側にほぼ水平に配設されている。
ク成形体は、上述したものと同様のものを挙げることが
できる。また、移動床12は、図1に示したセラミック
成形体の乾燥装置10の場合と同様に構成されている。
端部分には、マイクロ波を長時間又は殆ど照射せず、比
較的乾燥しにくいセラミック成形体11の中央部分に長
時間マイクロ波を照射するために設けられている。
を遮蔽する物質であれば特に限定されず、アルミニウム
板以外のものも使用することができる。また、遮蔽部材
33は、樹脂等の表面をマイクロ波を遮蔽する物質から
なるフィルムで覆うものであってもよく、樹脂等の表面
にマイクロ波を遮蔽する物質の層を形成したものであっ
ても良い。
ック成形体11が進行するに従って、マイクロ波が照射
される領域Gが漸次減少するように、遮蔽部材33の端
部33aが逆V字形状になるように構成されているが、
上記領域Gが一定となるように遮蔽部材33の端部33
aがお互いに平行になるように構成されたものであって
もよい。
いてセラミック成形体を乾燥させると、なかなか乾燥し
にくい中央部分の領域Gは長時間にわたって強く加熱さ
れ、一方、比較的乾燥が容易な両端部分は、短時間しか
加熱されない。その結果、全体として、ほぼ均一が乾燥
が進行する。
30を用いることにより、乾燥しにくいセラミック成形
体の中央部付近が、両端部付近よりも長時間マイクロ波
を照射されることとなり、全体として、均一に乾燥が進
行し、均一な厚さのセラミック成形体(乾燥体)とする
ことができる。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
均粒子径0.7μmのβ型炭化珪素粉末30重量部、メ
チルセルロース5重量部、分散剤4重量部、水20重量
部を配合して均一に混合することにより、原料の混合組
成物を調製した。この混合組成物を押出成形機に充填
し、押出速度2cm/分にてセラミック成形体11を作
製した。このセラミック成形体11は、図9(a)に示
す形状のものであり、その大きさが33mm×33mm
×300mmで、貫通孔21の数が31個/cm2 、隔
壁22の厚さが0.35mmであった。
ク成形体11の側面を上下から包囲するように構成され
た一対の乾燥用治具により包囲した状態で、図1に示し
た乾燥装置10の移動床12に載置し、領域Bのマイク
ロ波のパワーを3kW、領域A及びCのマイクロ波のパ
ワーを1.5kWに設定してセラミック成形体11の乾
燥を行った。なお、セラミック成形体11の乾燥装置1
0内の滞在時間は、5分であり、仕切り壁13は、セラ
ミック成形体11の末端から50mmの位置になるよう
に設けられていた。
取り出し、図4(a)に示すように、セラミック成形体
の乾燥体40をエリア1、エリア2、エリア3に分割
し、さらに、図4(b)に示すように、これらを外側の
A部と中部のB部とに分け、各部における重量減少率を
測定した。その結果を図5に示した。
し、実施例1と同じ乾燥用治具を用いてセラミック成形
体を包囲した後、図2に示した乾燥装置20の移動床1
2に載置した。次に、領域Eのマイクロ波のパワーを3
kW、領域D及びFのマイクロ波のパワーを1.5kW
に設定してセラミック成形体の乾燥を行った。
0内の滞在時間は、5分であり、仕切り壁23は、乾燥
装置20内に搬入された直後では、セラミック成形体1
1の末端から5mm、乾燥装置20外に搬出される直前
では、セラミック成形体11の末端から100mmの位
置になるように設けられていた。
取り出し、図4(a)に示すように、セラミック成形体
の乾燥体40をエリア1、エリア2、エリア3に分割
し、さらに、図4(b)に示すように、これらを外側の
A部と中側のB部とに分け、各部における重量減少率を
測定した。その結果を同じく図5に示した。
し、実施例1と同じ乾燥用治具を用いてセラミック成形
体を包囲した後、図3に示した乾燥装置30の移動床1
2に載置した。次に、マイクロ波のパワーを3kWに設
定してセラミック成形体の乾燥を行った。
0内の滞在時間は、5分であり、遮蔽部材33は、乾燥
装置30内に搬入された直後では、セラミック成形体1
1の丁度末端部分、乾燥装置30外に搬出される直前で
は、セラミック成形体11の末端から100mmの位置
に遮蔽部材の端部33aがくるように設けられていた。
取り出し、図4(a)に示すように、セラミック成形体
の乾燥体40をエリア1、エリア2、エリア3に分割
し、さらに、図4(b)に示すように、これらを外側の
A部と中側のB部とに分け、各部における重量減少率を
測定した。その結果を同じく図6に示した。
した。次に、仕切り壁を有しない従来より用いられてい
るセラミック成形体の乾燥装置に、上記セラミック成形
体を実施例1と同じ乾燥用治具で包囲した後、乾燥装置
内に載置し、マイクロ波を照射して乾燥を行った。
ック成形体の乾燥体40を取り出し、図4(a)に示す
ように、セラミック成形体の乾燥体40をエリア1、エ
リア2、エリア3に分割し、さらに、図4(b)に示す
ように、これらを外側のA部と中側のB部とに分け、各
部における重量減少率を測定した。その結果を図6に示
した。
うに、比較例1では、各部分で重量減少率が異なってお
り、不均一に乾燥が行われているのに対し、実施例1〜
3の場合には、各部においてほぼ均一に重量が減少して
いっており、本発明の乾燥装置を用いることにより、セ
ラミック成形体を均一に乾燥させることができることが
実証された。また、実施例1〜3に記載の方法で乾燥し
たセラミック成形体40の寸法を測定したが、中央部分
と両端部分の側面の幅に殆ど違いはなかった。
は、上述の通りであるので、この乾燥装置を用いてセラ
ミック成形体を乾燥させることにより、セラミック成形
体に変形を発生させず、全体を均一に乾燥させることが
できる。
形態を模式的に示す一部水平断面図である。
施形態を模式的に示す一部水平断面図である。
の実施形態を模式的に示す一部水平断面図である。
おいて成形体の重量減少を測定した部分を示す斜視図で
あり、(b)は、その正面図である。
分と重量減少との関係を示すグラフである。
分と重量減少との関係を示すグラフである。
る。
質セラミック部材を模式的に示す斜視図であり、(b)
は、(a)に示したセラミックフィルタのA−A線断面
図である。
セラミック成形体を模式的に示した斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 セラミック粉末とバインダーと分散媒液
との混合組成物からなり、多数の貫通孔が隔壁を隔てて
長手方向に並設された柱状のセラミック成形体の乾燥に
用いられる乾燥装置であって、搬入されたセラミック成
形体を移動させるための移動床を備えるとともに、装置
内を移動する前記セラミック成形体を複数の領域に区切
り、それぞれの領域に異なる強度のマイクロ波を照射す
るため、複数の仕切り壁と複数のマイクロ波発生装置と
が設けられていることを特徴とするセラミック成形体の
乾燥装置。 - 【請求項2】 セラミック成形体を少なくとも中央の領
域とその他の領域に区切るため、前記セラミック成形体
の移動方向に平行な垂直壁からなる仕切り壁が設けられ
ている請求項1記載のセラミック成形体の乾燥装置。 - 【請求項3】 セラミック成形体を少なくとも中央の領
域とその他の領域に区切り、前記セラミック成形体が移
動するに従って中央部分が次第に狭くなるように垂直壁
からなる仕切り壁が設けられている請求項1記載のセラ
ミック成形体の乾燥装置。 - 【請求項4】 搬入されたセラミック成形体の中央の領
域に近づくに従い、段階的に強い強度でマイクロ波を照
射することができるように構成されている請求項1、2
又は3記載のセラミック成形体の乾燥装置。 - 【請求項5】 セラミック粉末とバインダーと分散媒液
との混合組成物からなり、多数の貫通孔が隔壁を隔てて
長手方向に並設された柱状のセラミック成形体の乾燥に
用いられる乾燥装置であって、搬入されたセラミック成
形体を移動させるための移動床を備えるとともに、前記
移動床上を移動する、前記セラミック成形体に照射され
るマイクロ波の一部を遮蔽するための遮蔽部材が設けら
れていることを特徴とするセラミック成形体の乾燥装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35462699A JP4315551B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | セラミック成形体の乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35462699A JP4315551B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | セラミック成形体の乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001172086A true JP2001172086A (ja) | 2001-06-26 |
JP4315551B2 JP4315551B2 (ja) | 2009-08-19 |
Family
ID=18438837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35462699A Expired - Fee Related JP4315551B2 (ja) | 1999-12-14 | 1999-12-14 | セラミック成形体の乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4315551B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051469A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Takasago Ind Co Ltd | マイクロ波加熱炉の操業方法および被加熱物の載置台 |
JP2009544506A (ja) * | 2006-07-28 | 2009-12-17 | コーニング インコーポレイテッド | セラミック構造体の改善されたマイクロ波乾燥 |
JP2012500140A (ja) * | 2008-08-20 | 2012-01-05 | コーニング インコーポレイテッド | 電極コンセントレーターを用いるセラミック生地を乾燥させるための方法 |
KR101209768B1 (ko) | 2011-07-06 | 2012-12-10 | 주식회사 칸세라 | 세라믹 압출판 건조용 지그 |
WO2013089005A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 住友化学株式会社 | グリーンハニカム成形体の製造方法及び製造装置、並びに、ハニカム焼成体の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60141090D1 (de) | 2000-10-30 | 2010-03-04 | Gen Hospital Corp | Optische systeme zur gewebeanalyse |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35462699A patent/JP4315551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004051469A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Takasago Ind Co Ltd | マイクロ波加熱炉の操業方法および被加熱物の載置台 |
JP4497798B2 (ja) * | 2002-07-24 | 2010-07-07 | 高砂工業株式会社 | マイクロ波加熱炉の操業方法および被加熱物の載置台 |
JP2009544506A (ja) * | 2006-07-28 | 2009-12-17 | コーニング インコーポレイテッド | セラミック構造体の改善されたマイクロ波乾燥 |
JP2012500140A (ja) * | 2008-08-20 | 2012-01-05 | コーニング インコーポレイテッド | 電極コンセントレーターを用いるセラミック生地を乾燥させるための方法 |
KR101209768B1 (ko) | 2011-07-06 | 2012-12-10 | 주식회사 칸세라 | 세라믹 압출판 건조용 지그 |
WO2013089005A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | 住友化学株式会社 | グリーンハニカム成形体の製造方法及び製造装置、並びに、ハニカム焼成体の製造方法 |
JP2013121704A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Sumitomo Chemical Co Ltd | グリーンハニカム成形体の製造方法及び製造装置、並びに、ハニカム焼成体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4315551B2 (ja) | 2009-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5237946B2 (ja) | セラミック構造体の改善されたマイクロ波乾燥 | |
US8186076B2 (en) | Drying apparatus and drying method for honeycomb formed body | |
WO2007108076A1 (ja) | 乾燥装置、セラミック成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法 | |
US20060283039A1 (en) | Method for drying honeycomb formed structure | |
US8729436B2 (en) | Drying process and apparatus for ceramic greenware | |
US20090302031A1 (en) | Microwave Heater | |
EP3095571B1 (en) | Microwave drying method of honeycomb formed body | |
JP2002283329A (ja) | ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置 | |
JP2001172086A (ja) | セラミック成形体の乾燥装置 | |
JP2001130970A (ja) | セラミック成形体の乾燥方法 | |
JP4386518B2 (ja) | セラミック成形体の乾燥方法及びセラミック成形体の乾燥用治具 | |
US11156400B2 (en) | Method for manufacturing honeycomb structure | |
EP3484681B1 (en) | System and methods of plugging ceramic honeycomb bodies | |
JP2001019533A (ja) | セラミック成形体の乾燥用治具及びそれを用いた乾燥方法 | |
JP5362550B2 (ja) | ハニカム成形体の乾燥方法 | |
JP2000044326A (ja) | セラミック成形体の乾燥方法及び乾燥装置 | |
WO2022259568A1 (ja) | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法 | |
JP7296926B2 (ja) | セラミックス成形体の誘電乾燥方法及びセラミックス構造体の製造方法 | |
JP2002037673A (ja) | バインダー、セラミック成形体の作製方法、焼結体の製造方法及び多孔質炭化珪素部材の製造方法 | |
JP6811769B2 (ja) | ハニカム成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法 | |
WO2021166190A1 (ja) | セラミックス成形体の誘電乾燥方法、セラミックス構造体の製造方法、及び補助電極部材 | |
CN114502904A (zh) | 陶瓷成型体的介电干燥方法及介电干燥装置、以及陶瓷结构体的制造方法 | |
JP6463973B2 (ja) | ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2002273131A (ja) | ハニカムフィルタ及びその製造方法 | |
JP2002293660A (ja) | 多孔質炭化珪素部材の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040323 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4315551 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140529 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |