JP2001170413A - 処理槽のフィルター装置 - Google Patents
処理槽のフィルター装置Info
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- JP2001170413A JP2001170413A JP35725899A JP35725899A JP2001170413A JP 2001170413 A JP2001170413 A JP 2001170413A JP 35725899 A JP35725899 A JP 35725899A JP 35725899 A JP35725899 A JP 35725899A JP 2001170413 A JP2001170413 A JP 2001170413A
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Abstract
率を著しく向上させることができる処理槽のフィルター
装置を提供することにある。 【解決手段】円筒縦型処理槽の下部に設置するフィルタ
ー装置であって、該フィルター装置は、上部開口縁が前
記処理槽に接合され、下部の一側部に濾過流体導出口が
設けられると共に下部中心にケーキ排出口を有する逆円
錐台状のケーシングと、該ケーシングの内周面と所定の
間隔が保持されるように配置された逆円錐台状の濾材
と、前記ケーキ排出口に取り付けられた開閉弁とからな
ることを特徴とする。
Description
理槽の下部に設置されるフィルター装置に係り、特に濾
過効率を向上させると共にケーキの排出を容易になし得
るようにしたフィルター装置に関する。
濾過乾燥装置等においては濾過槽の下部に平板型フィル
ターが配置されており、この平板型フィルターを固定し
た固定型のものではケーキの排出に際しては上部のマン
ホール等から取り出す必要があった。
ようにしたものや処理槽の内底部に撹拌翼を設けて該回
転で排出するようにしたもの等がある。
に、フィルター固定型のものではケーキの排出作業が容
易ではなく、フィルターを反転させる形式では槽自体の
シール性に問題があり、回転翼を設けたものにおいては
構造が複雑になる欠点がある。
キ排出手段の欠点を解消し、ケーキの排出が極めて容易
であると共に濾過効率を著しく向上させることができる
処理槽のフィルター装置を提供することにある。
ター装置は、請求項1記載のものにおいては、円筒縦型
処理槽の下部に設置するフィルター装置であって、該フ
ィルター装置は、上部開口縁が前記処理槽に接合され、
下部の一側部に濾過流体導出口が設けられると共に下部
中心にケーキ排出口を有する逆円錐台状のケーシング
と、該ケーシングの内周面と所定の間隔が保持されるよ
うに配置された逆円錐台状の濾材と、前記ケーキ排出口
に取り付けられた開閉弁とからなることを特徴とする。
キ排出口が閉じられていて濾液又は濾過されたガスはケ
ーシング下部の濾過流体導出口から導出され、ケーキの
排出に際しては開閉弁を開いてケーキ排出口から排出さ
れる。濾材は逆円錐台状をなしているから濾過面積は平
板型フィルターに比して大きなものとなり、濾過効率が
著しく向上する。ケーキ排出口を閉じた状態で濾過流体
導出口から流体を導入することにより濾材の目詰まりを
解消することができる。
孔板上に金属繊維不織布を敷設して構成されたものであ
ることを特徴とし、請求項3記載のものにおいては、ケ
ーシング及び濾材における円錐最大傾斜線の水平に対す
る角度がケーキの安息角以上であることを特徴とし、請
求項4記載のものにおいては、濾過流体導出口に対向す
る濾材面に目潰し部が設けられていることを特徴とす
る。
織布を敷設して構成されたものであるから、濾材は耐久
性に優れたものとなり、ケーシング及び濾材における円
錐最大傾斜線の水平に対する角度がケーキの安息角以上
であるから、ケーキは重力流動により自動排出される。
また、濾過流体導出口に対向する濾材面に目潰し部が設
けられているから濾過時におけるショートパス現象が防
止される。
の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。図1
は、大型の円筒縦型処理槽にフィルター装置が設置され
た状態を示す概略正面図、図2はフィルター装置の断面
図である。
円筒縦型処理槽20の下部に設置するフィルター装置1
であって、該フィルター装置1は、上部開口縁が前記処
理槽20に接合され、下部の一側部に濾過流体導出口2
が設けられると共に下部中心にケーキ排出口3を有する
逆円錐台状のケーシング4と、該ケーシング4の内周面
4aと所定の間隔が保持されるように配置された逆円錐
台状の濾材5と、前記ケーキ排出口3に取り付けられた
開閉弁6とからなっている。
さ7800mmであり、下端部に無段的な狭搾部21が
設けられると共に該狭搾部21の下端外周にフランジ2
2が設けられている。フィルター装置1のケーシング4
の上部開口縁には前記処理槽20のフランジ22に対応
する取付フランジ7が設けられていて、ガスケット23
を介して前記処理槽20と接合される。ケーシング4の
下部に設けられる濾過流体導出口2は前記開閉弁6との
間隔がなるべく短くなる位置に設けられ、液溜りが最少
になるようにする。
上面に金属繊維不織布9を敷設して溶接固定することに
より構成されている。この金属繊維不織布9は、材質S
US304、濾過精度50μであり、これを多孔板8上
に溶接した。形状は60度の逆円錐、濾過面積2.1m
2 、上部直径約1230mm、高さ約800mm、下部
排出口直径約300mmであり、ケーシング4とのクリ
アランスを約30mmに設定した。なお、実施例では多
孔板上に金属繊維不織布を溶接固定したが、この濾材自
体は濾過の対象物や目的等により適宜選定される。
ット10を複数段設け、該ブラケット10を介して前記
濾材5を取り付けて前記ケーシング4の内周面との間に
所定の間隔を保持するようにする。また、前記多孔板8
の濾過流体導出口2に対向する面においては該多孔板8
の目を潰してあり、濾過時に該濾過流体導出口2へショ
ートパスしないようになっている。なお、図中、12は
リフト用のフック係止部であり、周上3カ所に設けられ
ている。
最大傾斜線の水平に対する角度はケーキの安息角以上と
することによりケ−キの重量流動で自動排出するように
する。前記開閉弁6としてはボールタンクバルブが用い
られ、ハンドル6aを90度回動操作することにより開
閉される。
ば、請求項1記載のものにおいては、濾過時には開閉弁
によりケーキ排出口が閉じられていて濾液又は濾過され
たガスはケーシング下部の濾過流体導出口から導出さ
れ、ケーキの排出に際しては開閉弁を開いてケーキ排出
口から排出することができる。また、濾材は逆円錐台状
をなしているから濾過面積は平板型フィルターに比して
大きなものとなり、濾過効率を著しく向上させることが
できる。ケーキ排出口を閉じた状態で濾過流体導出口か
ら流体を導入することにより濾材の目詰まりを解消する
ことができる。
は、濾材が多孔板上に金属繊維不織布を敷設して構成さ
れたものであるから、濾材は耐久性に優れたものとな
り、ケーシング及び濾材における円錐最大傾斜線の水平
に対する角度がケーキの安息角以上であるから、ケーキ
を重力流動により自動排出することができる。また、濾
過流体導出口に対向する濾材面に目潰し部が設けられて
いるから濾過時におけるショートパス現象を防止するこ
とができる。
示し、フィルター装置を大型の円筒縦型処理槽に設置し
た状態を示す要部の正面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒縦型処理槽の下部に設置するフィル
ター装置であって、該フィルター装置は、上部開口縁が
前記処理槽に接合され、下部の一側部に濾過流体導出口
が設けられると共に下部中心にケーキ排出口を有する逆
円錐台状のケーシングと、該ケーシングの内周面と所定
の間隔が保持されるように配置された逆円錐台状の濾材
と、前記ケーキ排出口に取り付けられた開閉弁とからな
ることを特徴とする処理槽のフィルター装置。 - 【請求項2】 濾材が多孔板上に金属繊維不織布を敷設
して構成されたものであることを特徴とする請求項1記
載の処理槽のフィルター装置。 - 【請求項3】 ケーシング及び濾材における円錐最大傾
斜線の水平に対する角度がケーキの安息角以上であるこ
とを特徴とする請求項1記載の処理槽のフィルター装
置。 - 【請求項4】 濾過流体導出口に対向する濾材面に目潰
し部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
処理層のフィルター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35725899A JP2001170413A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 処理槽のフィルター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35725899A JP2001170413A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 処理槽のフィルター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001170413A true JP2001170413A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18453204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35725899A Pending JP2001170413A (ja) | 1999-12-16 | 1999-12-16 | 処理槽のフィルター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001170413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1999
- 1999-12-16 JP JP35725899A patent/JP2001170413A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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