JPH0957034A - バグハウス廻りのダストコレクタ - Google Patents
バグハウス廻りのダストコレクタInfo
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- JPH0957034A JPH0957034A JP23914395A JP23914395A JPH0957034A JP H0957034 A JPH0957034 A JP H0957034A JP 23914395 A JP23914395 A JP 23914395A JP 23914395 A JP23914395 A JP 23914395A JP H0957034 A JPH0957034 A JP H0957034A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- baghouse
- screw conveyor
- dust collector
- screw
- Prior art date
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Abstract
着によるブリッジが形成されるのを防いで、ダスト排出
が確実に行なわれるようにすると共に、メンテナンスを
容易ならしめる。 【解決手段】 バグハウス10に連なる排ガスダクト1
および/または該バグハウス10のホッパ12の内壁3
a,3b,13a,13b,14a,14bをダストの
安息角以上の傾斜の船底形に形成し、かつ相対する内壁
の傾斜角度を可及的に大きく異ならしめると共に、その
底部にダスト排出用のスクリューコンベヤ4,15を設
けた。
Description
或いはその他の工業用炉から排出された排ガスをバグハ
ウスに通してダスト(媒塵)を捕集する装置において、
そのバグハウスと連通する排ガスダストおよびバグハウ
スのホッパの内壁面に付着堆積したダストを外部に排出
し集収するためのバグハウス廻りのダストコレクタに関
するものである。
いる水平な排ガスダストの内壁面、或いはバグハウスの
ホッパの内壁面等のバグハウス廻りには排ガス中のダス
トが付着堆積するため、定期的に掃除をする必要があっ
た。しかしその掃除の際にはダストが飛散するので作業
者の健康を害するおそれがあると共に、排ガスダクト内
やバグハウス内に一酸化炭素が残留していると酸欠事故
を招くおそれもあるなど非常に危険を伴う状況であっ
た。
ト内底部およそバグハウス内底部に設けダストを該スク
リューコンベヤにより自動的に外部に排出させることが
考えられていた。
ウスホッパの内壁はダストの安息角(概略60度)以上
の傾斜の船底形に形成されているものの、相対する内壁
間に時としてブリッジが出来て排出が妨げられることが
あった。
ダストが付着し易く厚く堆積すると排出がうまく行なわ
れなくなる欠点があった。
ンベヤが摩耗し易く短期間で交換せねばならない欠点も
ある。
決し、ダスト排出を確実に行ない得ると共に、メンテナ
ンスが容易なるバグハウス廻りのダストコレクタを提供
しようとするものである。
ハウス廻りのダストコレクタは、バグハウスに連なる排
ガスダクトおよび/または該バグハウスのホッパの内壁
をダストの安息角以上の傾斜の船底形に形成し、かつ相
対する内壁の傾斜角度を可及的に大きく異ならしめると
共に、その底部にダスト排出用のスクリューコンベヤを
設けてなることを特徴とする。また本発明は上記バグハ
ウス廻りのダストコレクタにおいて、スクリューコンベ
ヤの中空状の回転軸に噴気孔を開設し該回転軸内に送気
した圧縮空気を該噴気孔より噴出させスクリューへのダ
スト付着を防止したことを特徴とする。また本発明は上
記バグハウス廻りのダストコレクタにおいて、スクリュ
ーコンベヤの回転軸の表面に耐摩耗性の金属材料を肉盛
溶接したことを特徴とする。さらに本発明は上記バグハ
ウス廻りのダストコレクタにおいて、スクリューコンベ
ヤのスクリューの前面に耐摩耗性の金属材料を肉盛溶接
したことを特徴とする。
従い説明する。図1にバグハウス廻りの概略を示す。図
中1は機枠2により水平に支持されアーク炉(図示せ
ず)と連通している排ガスダクトを横断面にて示し、該
排ガスダクト1は相対する内壁3a,3bが夫々水平面
に対して65度および80度に傾斜した非対称形なる船
底形に形成され、その底部に長手方向に沿うダスト排出
用のスクリューコンベヤ4が水平に設けられている。
1が設けられた角筒状のバグハウスで、図2にも示した
ように、該バグハウス10のホッパ12の相対する内壁
13a,13bは夫々水平面に対して65度および80
度に傾斜し、他方の相対する内壁14a,14bも夫々
水平面に対して65度および80度に傾斜しているかま
たは同じ角度でも良い。そしてその底部にダスト排出用
のスクリューコンベヤ15が水平に設けられている。
ーコンベヤ15は同じ構造であるので、図3以降にこれ
をまとめて説明する。該スクリューコンベヤ4,スクリ
ューコンベヤ15は回転軸16の外周にスクリュー17
が溶接により固着され、該回転軸16の両端部を軸受1
8,19により回転自在に支持することで該回転軸1
6,スクリュー17を上面が開口した半円筒形のケーシ
ング20中に横架し、該回転軸16の一端に固着したス
プロケット21とモータ22のスプロケット23とを無
端チエン24により連結している。該回転軸16は中空
状で所々に噴気孔25が開設されている。そして該回転
軸16の他端にロータリージョイント26を介して圧縮
空気の給気ホース27を連結している。28はケーシン
グ20の一端部寄り底面に開設されたダスト排出口、2
9は該排出口28に延設された排出筒、30は該排出筒
29に設けられたバルブである。
バナジウム,モリブデン,タングステン等を含む耐摩耗
性の金属材料30を図4,図5に拡大して示したように
肉盛溶接することによりダストとの摩擦により短期間で
材料が摩耗するのを防いでいる。
部分にも上記と同じ耐摩耗性の金属材料30を肉盛溶接
することによりダストとの摩擦で該スクリュー17が短
期間で摩耗するのを防いでいる。
クト1から通気ダクト31を通してバグハウス10のホ
ッパ12に送給され該バグハウス10のフィルターバッ
グ11にてダストが捕集され排気口32より外部に排出
される。そして排ガスダクト1内およびホッパ12内に
て沈降したダストはモータ22の回転駆動による回転軸
16,スクリュー17の回転により排出口28に掻き寄
せられ排出筒29に排出される。
によれば、排ガスダクトの内壁やホッパの内壁がダスト
の安息角以上の傾斜であってしかも相対する内壁につい
てその傾斜角度を大きく異ならしめているので、両内壁
間に付着ダストによるブリッジが形成されようになって
もバランスがくずれて破壊され易い。このためブリッジ
が出来難くダストを底部に確実に沈降させることができ
る。また、噴気孔より圧縮空気を噴出させることにより
スクリューにダストが付着するのが防止されるので長期
にわたりメンテナンスを要しないでもダストの排出をス
ムーズに行うことができる。しかも該スクリューコンベ
ヤは耐摩耗性金属材料の肉盛溶接により部分的に補強す
ることにより摩耗が防止され寿命を著しく延長できるな
どの効果がある。
の全体の概略図。
Claims (4)
- 【請求項1】 バグハウスに連なる排ガスダクトおよび
/または該バグハウスのホッパの内壁をダストの安息角
以上の傾斜の船底形に形成し、かつ相対する内壁の傾斜
角度を可及的に大きく異ならしめると共に、その底部に
ダスト排出用のスクリューコンベヤを設けてなることを
特徴としたバグハウス廻りのダストコレクタ。 - 【請求項2】 スクリューコンベヤの中空状の回転軸に
噴気孔を開設し該回転軸内に送気した圧縮空気を該噴気
孔より噴出させスクリューへのダスト付着を防止した請
求項1に記載のバグハウス廻りのダストコレクタ。 - 【請求項3】 スクリューコンベヤの回転軸の表面に耐
摩耗性の金属材料を肉盛溶接した請求項1または2に記
載のバグハウス廻りのダストコレクタ。 - 【請求項4】 スクリューコンベヤのスクリューの前面
に耐摩耗性の金属材料を肉盛溶接した請求項1〜3のい
ずれかに記載のバグハウス廻りのダストコレクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23914395A JP3582175B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | バグハウス廻りのダストコレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23914395A JP3582175B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | バグハウス廻りのダストコレクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957034A true JPH0957034A (ja) | 1997-03-04 |
JP3582175B2 JP3582175B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=17040405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23914395A Expired - Fee Related JP3582175B2 (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | バグハウス廻りのダストコレクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3582175B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170413A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 処理槽のフィルター装置 |
CN109758842A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-05-17 | 中山市国康环保设备有限公司 | 具有多级排尘灰斗的布袋除尘设备 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP23914395A patent/JP3582175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170413A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 処理槽のフィルター装置 |
CN109758842A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-05-17 | 中山市国康环保设备有限公司 | 具有多级排尘灰斗的布袋除尘设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3582175B2 (ja) | 2004-10-27 |
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Legal Events
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