JP2001169634A - 根茎収穫機 - Google Patents
根茎収穫機Info
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- JP2001169634A JP2001169634A JP2000353915A JP2000353915A JP2001169634A JP 2001169634 A JP2001169634 A JP 2001169634A JP 2000353915 A JP2000353915 A JP 2000353915A JP 2000353915 A JP2000353915 A JP 2000353915A JP 2001169634 A JP2001169634 A JP 2001169634A
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Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 根茎収穫機において、機体の進行中に引き抜
かれ、収穫された作物を連続的に機体の走行跡の畝面上
に一定の横倒し姿勢となって整列させることができるよ
うにする。 【解決手段】 畝面Uの玉葱などの作物wを、掘起こし
刃8・8にて掘り起こし、引抜き搬送装置(6)にて引
き抜き、下部搬送装置9にて作物wの茎葉部w1の下部
を挟持しながら後方へ搬送し、この搬送過程にて切断装
置14を介して作物wの茎葉部w1を一定高さ位置で切
断し、処理した作物wを、横倒し継送装置Yを介して畝
面U上に落下させる根茎収穫機であって、機体前部に、
係止突起1aにより玉葱などの作物wの茎葉部w1を掻
き分けて引き起こすようにしてある引起こし装置1を配
設し、該引起こし装置1の先端から分草棒2を斜め前方
下向きへ延出し、該分草棒2にて作物wの茎葉部w1を
掻き分けるように構成した。
かれ、収穫された作物を連続的に機体の走行跡の畝面上
に一定の横倒し姿勢となって整列させることができるよ
うにする。 【解決手段】 畝面Uの玉葱などの作物wを、掘起こし
刃8・8にて掘り起こし、引抜き搬送装置(6)にて引
き抜き、下部搬送装置9にて作物wの茎葉部w1の下部
を挟持しながら後方へ搬送し、この搬送過程にて切断装
置14を介して作物wの茎葉部w1を一定高さ位置で切
断し、処理した作物wを、横倒し継送装置Yを介して畝
面U上に落下させる根茎収穫機であって、機体前部に、
係止突起1aにより玉葱などの作物wの茎葉部w1を掻
き分けて引き起こすようにしてある引起こし装置1を配
設し、該引起こし装置1の先端から分草棒2を斜め前方
下向きへ延出し、該分草棒2にて作物wの茎葉部w1を
掻き分けるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畝面に列状に植立
された玉葱や人参等を引き抜いて収穫する根茎収穫機に
関する。
された玉葱や人参等を引き抜いて収穫する根茎収穫機に
関する。
【0002】
【従来の技術】畝面に植生する玉葱を走行中に抜き上
げ、その茎葉部の長さ途中を、エンジンで駆動される切
断装置で切り離すように作動する根茎収穫機は存在して
いる。
げ、その茎葉部の長さ途中を、エンジンで駆動される切
断装置で切り離すように作動する根茎収穫機は存在して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、根茎収穫機
において、機体の進行中に引き抜かれ、収穫された作物
を連続的に機体の走行跡の畝面上に一定の横倒し姿勢と
なって整列させることができるように構成したものであ
る。
において、機体の進行中に引き抜かれ、収穫された作物
を連続的に機体の走行跡の畝面上に一定の横倒し姿勢と
なって整列させることができるように構成したものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、次の如く構成している。すなわち、畝
面Uの玉葱などの作物wを、掘起こし刃8・8にて掘り
起こし、引抜き搬送装置(6)にて引き抜き、下部搬送
装置9にて作物wの茎葉部w1の下部を挟持しながら後
方へ搬送し、この搬送過程にて切断装置14を介して作
物wの茎葉部w1を一定高さ位置で切断し、処理した作
物wを、横倒し継送装置Yを介して畝面U上に落下させ
る根茎収穫機であって、機体前部に、係止突起1aによ
り玉葱などの作物wの茎葉部w1を掻き分けて引き起こ
すようにしてある引起こし装置1を配設し、該引起こし
装置1の先端から分草棒2を斜め前方下向きへ延出し、
該分草棒2にて作物wの茎葉部w1を掻き分けるように
構成したものである。
め、本発明では、次の如く構成している。すなわち、畝
面Uの玉葱などの作物wを、掘起こし刃8・8にて掘り
起こし、引抜き搬送装置(6)にて引き抜き、下部搬送
装置9にて作物wの茎葉部w1の下部を挟持しながら後
方へ搬送し、この搬送過程にて切断装置14を介して作
物wの茎葉部w1を一定高さ位置で切断し、処理した作
物wを、横倒し継送装置Yを介して畝面U上に落下させ
る根茎収穫機であって、機体前部に、係止突起1aによ
り玉葱などの作物wの茎葉部w1を掻き分けて引き起こ
すようにしてある引起こし装置1を配設し、該引起こし
装置1の先端から分草棒2を斜め前方下向きへ延出し、
該分草棒2にて作物wの茎葉部w1を掻き分けるように
構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明に係る収穫機の平面図、図2は前記収
穫機の側面視作動説明図、図3は前記収穫機の動力伝達
系統説明図、図4は前記収穫機の正面図、図5は前記収
穫機の右側面図、図6は前記収穫機の一部を示す平面
図、図7は前記収穫機の要部を示す断面図、図8は前記
収穫機の要部を示す側面図、図9は前記収穫機の一部を
示す後面図、図10は前記収穫機の一部の作動を示す断
面視説明図である。
る。図1は本発明に係る収穫機の平面図、図2は前記収
穫機の側面視作動説明図、図3は前記収穫機の動力伝達
系統説明図、図4は前記収穫機の正面図、図5は前記収
穫機の右側面図、図6は前記収穫機の一部を示す平面
図、図7は前記収穫機の要部を示す断面図、図8は前記
収穫機の要部を示す側面図、図9は前記収穫機の一部を
示す後面図、図10は前記収穫機の一部の作動を示す断
面視説明図である。
【0006】図1において、1は機体の最前部に左右方
向の一定間隔毎に設けた縦回し形の分草引起こし装置で
ある。この引起こし装置1は、機体の進行中、図2に示
す斜め上方f1へ移動される係止突起1aにより玉葱な
どの作物wの茎葉部w1を掻き分けて引き起こすように
してある。各分草引起こし装置1の先端からは分草棒2
が斜め前方下向きへ延出させてある。この分草棒2は機
体の進行中、作物wの茎葉部w1を掻き分けるものであ
る。
向の一定間隔毎に設けた縦回し形の分草引起こし装置で
ある。この引起こし装置1は、機体の進行中、図2に示
す斜め上方f1へ移動される係止突起1aにより玉葱な
どの作物wの茎葉部w1を掻き分けて引き起こすように
してある。各分草引起こし装置1の先端からは分草棒2
が斜め前方下向きへ延出させてある。この分草棒2は機
体の進行中、作物wの茎葉部w1を掻き分けるものであ
る。
【0007】3は左右一対の掻込み要部4・4からなる
掻込み装置で、各掻込み要部4の係止突起4aを掻込み
装置3の先端部外方から中央個所へ向けて周回移動さ
せ、続いて斜め上方へ移動させることにより、引起こし
装置1の引き起こした茎葉部w1を掻込み装置3の下部
中央へ掻き込んで図2示す斜め上方f2へ押し上げるも
のとなしてある。
掻込み装置で、各掻込み要部4の係止突起4aを掻込み
装置3の先端部外方から中央個所へ向けて周回移動さ
せ、続いて斜め上方へ移動させることにより、引起こし
装置1の引き起こした茎葉部w1を掻込み装置3の下部
中央へ掻き込んで図2示す斜め上方f2へ押し上げるも
のとなしてある。
【0008】5は左右一対の引抜き搬送要部6・6から
なる引抜き搬送装置である。各引抜き搬送要部6・6は
図3に示す複数のプーリ6a・6bに引抜き搬送ベルト
7を掛け回して形成したものである。これら引抜き搬送
要部6・6の引抜き搬送ベルト7・7は対向させ、引抜
き搬送ベルト7・7間を引抜き搬送経路kとなす。
なる引抜き搬送装置である。各引抜き搬送要部6・6は
図3に示す複数のプーリ6a・6bに引抜き搬送ベルト
7を掛け回して形成したものである。これら引抜き搬送
要部6・6の引抜き搬送ベルト7・7は対向させ、引抜
き搬送ベルト7・7間を引抜き搬送経路kとなす。
【0009】この引抜き搬送装置5は、掻込み装置3の
掻き込んだ茎葉部w1の比較的上部を引抜き搬送経路k
の搬送始端に受け取り、続いて引抜き搬送ベルト7・7
で挟持して図2に示す斜め上方f3へ搬送し、この搬送
過程で、図4に示すように下方に位置した掘起こし刃8
・8で掘り起こされた畝面Uの作物wを土中から引き抜
くようにしてある。
掻き込んだ茎葉部w1の比較的上部を引抜き搬送経路k
の搬送始端に受け取り、続いて引抜き搬送ベルト7・7
で挟持して図2に示す斜め上方f3へ搬送し、この搬送
過程で、図4に示すように下方に位置した掘起こし刃8
・8で掘り起こされた畝面Uの作物wを土中から引き抜
くようにしてある。
【0010】引抜き搬送ベルト7・7の下方には図5に
示すように下部搬送装置9が設けてある。この下部搬送
装置9は図6に示すように左右一対の下部搬送要部10
・10からなり、これの前後傾斜は引抜き搬送装置5の
それよりも緩やかにしてある。そして、各下部搬送要部
10は前後一対の端部プーリ11・12に下部搬送ベル
ト13を掛け回して形成する。この際、一対の下部搬送
ベルト13・13は対向させ、これら下部搬送ベルト1
3・13間を茎葉部w1の下部の搬送経路k1となす。
示すように下部搬送装置9が設けてある。この下部搬送
装置9は図6に示すように左右一対の下部搬送要部10
・10からなり、これの前後傾斜は引抜き搬送装置5の
それよりも緩やかにしてある。そして、各下部搬送要部
10は前後一対の端部プーリ11・12に下部搬送ベル
ト13を掛け回して形成する。この際、一対の下部搬送
ベルト13・13は対向させ、これら下部搬送ベルト1
3・13間を茎葉部w1の下部の搬送経路k1となす。
【0011】図2等に示すように引抜き搬送装置5と下
部搬送装置9の間には切断装置14が設けてあり、この
切断装置14は図7に示すように水平部141aと垂直
部141bからなる本体フレーム141を備え、水平部
141aの内方に回転入力軸142を装設し、また垂直
部141bに回転入力軸142とベベルギヤ143を介
して連動連結された出力軸144を装設し、この出力軸
144に円盤形の回転切り刃145を固定したものとな
してある。
部搬送装置9の間には切断装置14が設けてあり、この
切断装置14は図7に示すように水平部141aと垂直
部141bからなる本体フレーム141を備え、水平部
141aの内方に回転入力軸142を装設し、また垂直
部141bに回転入力軸142とベベルギヤ143を介
して連動連結された出力軸144を装設し、この出力軸
144に円盤形の回転切り刃145を固定したものとな
してある。
【0012】この切断装置14は機体に対し、固定高さ
位置の変更調整自在に装設するのであって、具体的には
次のように形成してある。即ち、図7及び図8に示すよ
うに、機体と同体に設けた支持板146に、断面がコ字
形となされた案内板147をボルト固定し、この案内板
147の中央辺部である垂直面部147aに長孔sを形
成してあり、一方では切断装置14の水平部141aに
鍔部tを形成し、この鍔部tの近傍個所に操作ハンドル
148a付のナット体148が螺合される構成としてあ
る。そして、鍔部tは案内板147の対向辺部147b
・147b間に嵌合されると共に、水平部141aは長
孔sに挿通され、且つ案内板147がナット体148の
締結操作によりナット体148と鍔部tとで狭圧される
ことにより切断装置14が固定されるように形成してあ
る。
位置の変更調整自在に装設するのであって、具体的には
次のように形成してある。即ち、図7及び図8に示すよ
うに、機体と同体に設けた支持板146に、断面がコ字
形となされた案内板147をボルト固定し、この案内板
147の中央辺部である垂直面部147aに長孔sを形
成してあり、一方では切断装置14の水平部141aに
鍔部tを形成し、この鍔部tの近傍個所に操作ハンドル
148a付のナット体148が螺合される構成としてあ
る。そして、鍔部tは案内板147の対向辺部147b
・147b間に嵌合されると共に、水平部141aは長
孔sに挿通され、且つ案内板147がナット体148の
締結操作によりナット体148と鍔部tとで狭圧される
ことにより切断装置14が固定されるように形成してあ
る。
【0013】引抜き搬送装置5の下方で、しかも下部搬
送装置9(図2)に後続する位置には図2及び図6等に
示す整列装置15が設けてある。この整列装置15の要
部は、前後の高低個所に一対の第二プーリ16・17を
概ね縦面に沿わせるか若しくはプーリ16・17下部を
左側へ偏して傾斜させた状態での回転可能に設けると共
に、これらプーリ16・17に無端状の搬送ベルト18
を掛け回し、適宜な伝動ケースを介して回転を前部の第
二プーリ16に伝達し、搬送ベルト18の下側張り部1
8aを後方の下向きf4へ駆動するように形成してあ
る。
送装置9(図2)に後続する位置には図2及び図6等に
示す整列装置15が設けてある。この整列装置15の要
部は、前後の高低個所に一対の第二プーリ16・17を
概ね縦面に沿わせるか若しくはプーリ16・17下部を
左側へ偏して傾斜させた状態での回転可能に設けると共
に、これらプーリ16・17に無端状の搬送ベルト18
を掛け回し、適宜な伝動ケースを介して回転を前部の第
二プーリ16に伝達し、搬送ベルト18の下側張り部1
8aを後方の下向きf4へ駆動するように形成してあ
る。
【0014】そして、この整列装置15と下部搬送装置
9との前後間には図6及び図9に示すような横倒し継送
装置Yが設けてある。この横倒し継送装置Yは、下部搬
送装置9の後部左側のプーリ12と一体の回転中心軸2
0にスターホイール21を固定すると共に、下部搬送装
置9の後部左側のプーリ12の下方に回転中心軸20廻
りへ自在に回転される案内ローラ22を設けた構成とな
してある。
9との前後間には図6及び図9に示すような横倒し継送
装置Yが設けてある。この横倒し継送装置Yは、下部搬
送装置9の後部左側のプーリ12と一体の回転中心軸2
0にスターホイール21を固定すると共に、下部搬送装
置9の後部左側のプーリ12の下方に回転中心軸20廻
りへ自在に回転される案内ローラ22を設けた構成とな
してある。
【0015】上記整列装置15の一部をなす二本の案内
棒23a・23bは、下部搬送装置9の搬送経路k1に
関連させて配置すると共に、搬送ベルト18の下方に左
右方向で対向するように設けるのであって、さらに具体
的には、下部搬送装置9の下面近傍で下部搬送装置9の
後部左側のプーリ12よりも前方個所に前端を固定し後
方へ向かうに伴って漸次上昇させて下部搬送装置9と案
内ローラ22の間を通過させると共に挟持搬送経路k1
に近接させ、さらに後方では搬送ベルト18の下側張り
部18aに沿って斜め後方に導くと共に、一方の案内棒
23bをこれの後端へ向かうに伴って搬送ベルト18か
ら漸次横方へ遠ざけるようにしたものとなす。
棒23a・23bは、下部搬送装置9の搬送経路k1に
関連させて配置すると共に、搬送ベルト18の下方に左
右方向で対向するように設けるのであって、さらに具体
的には、下部搬送装置9の下面近傍で下部搬送装置9の
後部左側のプーリ12よりも前方個所に前端を固定し後
方へ向かうに伴って漸次上昇させて下部搬送装置9と案
内ローラ22の間を通過させると共に挟持搬送経路k1
に近接させ、さらに後方では搬送ベルト18の下側張り
部18aに沿って斜め後方に導くと共に、一方の案内棒
23bをこれの後端へ向かうに伴って搬送ベルト18か
ら漸次横方へ遠ざけるようにしたものとなす。
【0016】しかして、上記整列装置15には作物wの
茎葉部w1に対しその根側重量部w2を上昇させ茎葉部
w1の折れ曲がりを緩和させるものとした姿勢変更手段
としての案内板24を設けるのである。この案内板24
は一方の案内棒23bにのみ固着し、これの案内開始点
から案内終了点までの概ね全範囲に亘って存在させる。
茎葉部w1に対しその根側重量部w2を上昇させ茎葉部
w1の折れ曲がりを緩和させるものとした姿勢変更手段
としての案内板24を設けるのである。この案内板24
は一方の案内棒23bにのみ固着し、これの案内開始点
から案内終了点までの概ね全範囲に亘って存在させる。
【0017】図1及び図5において、25はエンジン、
26及び26は機体に装着された車輪、27は引抜き搬
送装置5にエンジン25の回転を伝達するための駆動軸
28を支持した軸受部、29は機体の前部を適当高さに
保持するためのゲイジ輪、30はゲイジ輪29を機体に
対し上下変位させるための回転操作ハンドル、31は操
縦ハンドル、32は左側の引抜き搬送要部6の上端内方
から円弧方向の外側へ移送可能とした茎葉排出装置、3
3は後述のクランク33aを介して前後移動されるもの
で掘起こし刃8を支点34廻りへ振動させるための連結
棒である。
26及び26は機体に装着された車輪、27は引抜き搬
送装置5にエンジン25の回転を伝達するための駆動軸
28を支持した軸受部、29は機体の前部を適当高さに
保持するためのゲイジ輪、30はゲイジ輪29を機体に
対し上下変位させるための回転操作ハンドル、31は操
縦ハンドル、32は左側の引抜き搬送要部6の上端内方
から円弧方向の外側へ移送可能とした茎葉排出装置、3
3は後述のクランク33aを介して前後移動されるもの
で掘起こし刃8を支点34廻りへ振動させるための連結
棒である。
【0018】上記エンジン25の動力伝達系統は次のよ
うに構成してある。即ち、図3に示すように、エンジン
25の回転を剛性伝動部材を介してミッションケース2
51内に伝達させ、次にミッションケース251から左
右へ張り出させた伝動ケース252及びファイナルケー
ス253を経て走行車輪26に伝達させる。
うに構成してある。即ち、図3に示すように、エンジン
25の回転を剛性伝動部材を介してミッションケース2
51内に伝達させ、次にミッションケース251から左
右へ張り出させた伝動ケース252及びファイナルケー
ス253を経て走行車輪26に伝達させる。
【0019】ミッションケース251の前部には前後方
向の伝動ケース254を設け、この伝動ケース254内
の作業出力軸255とミッションケース251内の剛性
伝動系統とを作業クラッチ256を介して結合させる。
伝動ケース254には横向きの駆動ケース257を連設
し、この駆動ケース257内の横向き駆動軸258とベ
ベルギヤ259を介して連動連結させる。
向の伝動ケース254を設け、この伝動ケース254内
の作業出力軸255とミッションケース251内の剛性
伝動系統とを作業クラッチ256を介して結合させる。
伝動ケース254には横向きの駆動ケース257を連設
し、この駆動ケース257内の横向き駆動軸258とベ
ベルギヤ259を介して連動連結させる。
【0020】横向き駆動軸258の左右各端部にはクラ
ンク33aを形成する。また横向き駆動軸258の中央
にはウオーム260を形成し、これに噛み合わされたウ
オームホイール261を介して横向き駆動軸258と引
抜き搬送駆動軸262とを連動連結させる。
ンク33aを形成する。また横向き駆動軸258の中央
にはウオーム260を形成し、これに噛み合わされたウ
オームホイール261を介して横向き駆動軸258と引
抜き搬送駆動軸262とを連動連結させる。
【0021】この駆動軸262は各引抜き搬送要部6・
6(図1)の後方のプーリ6aとチェーン伝動機構等を
介して結合させ、またプーリ6aの回転を引抜き搬送ベ
ルト7を介して伝達される前側のプーリ6bの回転中心
軸263と、掻込み装置3及び下部搬送装置9の前側の
プーリ6bを連動連結する。
6(図1)の後方のプーリ6aとチェーン伝動機構等を
介して結合させ、またプーリ6aの回転を引抜き搬送ベ
ルト7を介して伝達される前側のプーリ6bの回転中心
軸263と、掻込み装置3及び下部搬送装置9の前側の
プーリ6bを連動連結する。
【0022】横向き駆動ケース257の右端部からは前
向き伝動筒264を延出させ、この伝動筒264内の前
向き駆動軸265と横向き駆動軸258をベベルギヤ2
66を介して結合させ、また前向き駆動軸265と、引
起こし装置1を回転させるための上部スプロケット軸2
67とをベベルギヤ268を介して結合させる。
向き伝動筒264を延出させ、この伝動筒264内の前
向き駆動軸265と横向き駆動軸258をベベルギヤ2
66を介して結合させ、また前向き駆動軸265と、引
起こし装置1を回転させるための上部スプロケット軸2
67とをベベルギヤ268を介して結合させる。
【0023】また、横向き駆動ケース257の最右端に
は切断装置用伝動ケース269を固定状に設け、この伝
動ケース269の前端部の内方側面と切断装置14とを
伝動筒270で結合させ、伝動ケース269と伝動筒2
70内の伝動部材を介して、横向き駆動軸258と切断
装置14の回転入力軸142とを連動連結させる。
は切断装置用伝動ケース269を固定状に設け、この伝
動ケース269の前端部の内方側面と切断装置14とを
伝動筒270で結合させ、伝動ケース269と伝動筒2
70内の伝動部材を介して、横向き駆動軸258と切断
装置14の回転入力軸142とを連動連結させる。
【0024】しかして、伝動ケース269内の伝動構造
は次のようになしてある。即ち、図3及び図7に示すよ
うに伝動ケース269の後端部に横向き駆動軸258
と、ベベルギヤ266aを介して結合されたスプロケッ
ト軸271を設け、一方では伝動ケース269の前端部
にスプロケット軸272を設ける。各スプロケット軸2
71・272に固定したスプロケット273・274間
に無端状のチェーン275を掛け回し、このチェーン2
57の中間位置を、伝動ケース269に設けた案内車2
76に案内させ、さらに伝動ケース269に装着した図
5に示すバネ板277を介してこのチェーン275を緊
張させる。
は次のようになしてある。即ち、図3及び図7に示すよ
うに伝動ケース269の後端部に横向き駆動軸258
と、ベベルギヤ266aを介して結合されたスプロケッ
ト軸271を設け、一方では伝動ケース269の前端部
にスプロケット軸272を設ける。各スプロケット軸2
71・272に固定したスプロケット273・274間
に無端状のチェーン275を掛け回し、このチェーン2
57の中間位置を、伝動ケース269に設けた案内車2
76に案内させ、さらに伝動ケース269に装着した図
5に示すバネ板277を介してこのチェーン275を緊
張させる。
【0025】また、伝動筒270内の伝動構造は次のよ
うになしてある。即ち、図7に示すように、スプロケッ
ト軸272の中心孔に挿通された回転軸278と、切断
装置14の回転入力軸142の各々に自在継ぎ手279
・280の一端部を結合させ、この自在継ぎ手279・
280の他端部間を剛性伝動軸281で結合する。この
際、剛性伝動軸281はスプライン嵌合282等による
伸縮自在となす。
うになしてある。即ち、図7に示すように、スプロケッ
ト軸272の中心孔に挿通された回転軸278と、切断
装置14の回転入力軸142の各々に自在継ぎ手279
・280の一端部を結合させ、この自在継ぎ手279・
280の他端部間を剛性伝動軸281で結合する。この
際、剛性伝動軸281はスプライン嵌合282等による
伸縮自在となす。
【0026】スプロケット軸272と回転軸278との
間にはトルクリミッタ283を介装する。このトルクリ
ミッタ283はスプロケット軸272と同体に形成され
た円盤部284と、回転軸278に固定された摺接回転
体285とを備え、摺接回転体285に回転軸278方
向の孔hを設け、これに圧縮スプリングmとボールm1
を挿入し、円盤体284の摺接面にはボールm1が係合
する凹みを同一半径位置に複数設ける。
間にはトルクリミッタ283を介装する。このトルクリ
ミッタ283はスプロケット軸272と同体に形成され
た円盤部284と、回転軸278に固定された摺接回転
体285とを備え、摺接回転体285に回転軸278方
向の孔hを設け、これに圧縮スプリングmとボールm1
を挿入し、円盤体284の摺接面にはボールm1が係合
する凹みを同一半径位置に複数設ける。
【0027】そして、剛性伝動軸281を剛性管286
で被い、この剛性管286の各端部と、伝動ケース26
9の側面及び、切断装置14の本体フレーム141とは
撓曲自在管287で結合する。
で被い、この剛性管286の各端部と、伝動ケース26
9の側面及び、切断装置14の本体フレーム141とは
撓曲自在管287で結合する。
【0028】次に、上記のように構成した収穫機で玉葱
wを収穫する際の作動を説明する。図1、図2及び図4
に示すように畝面Uに沿わせて機体を走行させると、掘
起こし刃8・8は畝面Uを適当深さで掘り起こすと共
に、引抜き搬送装置5は茎葉部w1の比較的上部を挟持
して玉葱wを引き抜き、後方の斜め上方f3へ搬送す
る。
wを収穫する際の作動を説明する。図1、図2及び図4
に示すように畝面Uに沿わせて機体を走行させると、掘
起こし刃8・8は畝面Uを適当深さで掘り起こすと共
に、引抜き搬送装置5は茎葉部w1の比較的上部を挟持
して玉葱wを引き抜き、後方の斜め上方f3へ搬送す
る。
【0029】こうして搬送される玉葱wは茎葉部w1の
下部を下部搬送装置9の搬送始端に供給され、この後は
下部搬送ベルト13・13がこの茎葉部w1の下部を挟
持し、ほぼ水平向きの後方へ搬送する。
下部を下部搬送装置9の搬送始端に供給され、この後は
下部搬送ベルト13・13がこの茎葉部w1の下部を挟
持し、ほぼ水平向きの後方へ搬送する。
【0030】引抜き搬送装置5と下部搬送装置9による
搬送中、引抜き搬送装置5は茎葉部w1を上方へ引張
し、この一方では下部搬送装置9が下部搬送ベルト13
・13を介して根側重量部である玉部w2を係止してそ
の上昇を阻止する。従って、下部搬送ベルト13・13
は茎葉部w1の首部を挟持しつつ後方へ移動させ、また
引抜き搬送装置5は下部搬送装置9との間に位置した茎
葉部w1に引上げ力を付与してこれを緊張状態となす。
搬送中、引抜き搬送装置5は茎葉部w1を上方へ引張
し、この一方では下部搬送装置9が下部搬送ベルト13
・13を介して根側重量部である玉部w2を係止してそ
の上昇を阻止する。従って、下部搬送ベルト13・13
は茎葉部w1の首部を挟持しつつ後方へ移動させ、また
引抜き搬送装置5は下部搬送装置9との間に位置した茎
葉部w1に引上げ力を付与してこれを緊張状態となす。
【0031】こうして下部搬送装置9等による茎葉部w
1の搬送が進行すると、この搬送過程で切断装置14の
切り刃145が回転作動して茎葉部w1を一定高さ位置
で切断し、このように処理された玉葱wはやがて横倒し
継送装置Yに達する。
1の搬送が進行すると、この搬送過程で切断装置14の
切り刃145が回転作動して茎葉部w1を一定高さ位置
で切断し、このように処理された玉葱wはやがて横倒し
継送装置Yに達する。
【0032】この継送装置Yに達した茎葉部w1は下部
搬送装置9の搬送終点に達する前に、図6に示す左側の
下部搬送ベルト13若しくは案内棒23a・23bの前
端部と、整列装置15の搬送ベルト18とで挟持されて
後方へ搬送され、この搬送過程で茎葉部w1にスターホ
イール21による係止搬送作用が及ぶと共に、玉部w2
に案内ローラ22(図9)による案内作用が及ぶものと
なる。この際、茎葉部w1はスターホイール21の外周
の円弧に沿って左側後方へ移動され、一方、玉部w2は
案内ローラ22の周面に接して後方へ円滑に移動される
ため、玉葱wは確実に横倒し姿勢となされる。
搬送装置9の搬送終点に達する前に、図6に示す左側の
下部搬送ベルト13若しくは案内棒23a・23bの前
端部と、整列装置15の搬送ベルト18とで挟持されて
後方へ搬送され、この搬送過程で茎葉部w1にスターホ
イール21による係止搬送作用が及ぶと共に、玉部w2
に案内ローラ22(図9)による案内作用が及ぶものと
なる。この際、茎葉部w1はスターホイール21の外周
の円弧に沿って左側後方へ移動され、一方、玉部w2は
案内ローラ22の周面に接して後方へ円滑に移動される
ため、玉葱wは確実に横倒し姿勢となされる。
【0033】こうして横倒しされた茎葉部w1が整列装
置15の搬送始端で搬送ベルト18と案内棒23a・2
3bとで挟持された後は、搬送ベルト18が茎葉部w1
を図10に示すように案内棒23a・23b上に上方か
ら押さえつつ後方の斜め下方へ搬送するのであり、この
搬送中、玉部w2は茎葉部w1で吊り下げられた状態と
なり、この状態の下で、その端部を案内板24に案内さ
れて少しずつ右側へ押されて漸次上昇されるようにな
る。
置15の搬送始端で搬送ベルト18と案内棒23a・2
3bとで挟持された後は、搬送ベルト18が茎葉部w1
を図10に示すように案内棒23a・23b上に上方か
ら押さえつつ後方の斜め下方へ搬送するのであり、この
搬送中、玉部w2は茎葉部w1で吊り下げられた状態と
なり、この状態の下で、その端部を案内板24に案内さ
れて少しずつ右側へ押されて漸次上昇されるようにな
る。
【0034】こうして玉部w2が整列装置15の搬送終
端に達したとき、茎葉部w1の倒れ姿勢は変化しなくて
もその首部の折れ曲がりは緩和された状態となり、玉葱
wは全体的な横倒し姿勢となって、この姿勢のまま開放
され、畝面U上に落下される。
端に達したとき、茎葉部w1の倒れ姿勢は変化しなくて
もその首部の折れ曲がりは緩和された状態となり、玉葱
wは全体的な横倒し姿勢となって、この姿勢のまま開放
され、畝面U上に落下される。
【0035】このような作動は機体の進行中に引き抜か
れた各玉葱wについて連続的に行われるのであり、収穫
された玉葱wは機体の走行跡の畝面U上に一定の横倒し
姿勢となって整列される。
れた各玉葱wについて連続的に行われるのであり、収穫
された玉葱wは機体の走行跡の畝面U上に一定の横倒し
姿勢となって整列される。
【0036】また、切断装置14で切り離された茎葉部
w1の先部は、引抜き搬送装置5によりさらに上方へ搬
送された後、茎葉排出装置32により横方へ搬送され、
機体側方へ落下される。
w1の先部は、引抜き搬送装置5によりさらに上方へ搬
送された後、茎葉排出装置32により横方へ搬送され、
機体側方へ落下される。
【0037】切断装置14の使用例及びその際の作動
を、図3、図7及び図8を参照して説明する。茎葉部w
1の切り離し位置を上方へ変更したいときは操作ハンド
ル148aを持ってナット体148を緩め、本体フレー
ム141を上方へ変位させ、再びナット体148を締結
操作する。
を、図3、図7及び図8を参照して説明する。茎葉部w
1の切り離し位置を上方へ変更したいときは操作ハンド
ル148aを持ってナット体148を緩め、本体フレー
ム141を上方へ変位させ、再びナット体148を締結
操作する。
【0038】この際、剛性伝動軸281は伸張し、また
自在継ぎ手279・280や撓曲自在管287が適当に
折れ曲がるため、上記操作は支障なく行われ、またエン
ジン25の回転は切断装置14に円滑に伝達される。従
って、切り刃145は高い位置で円滑に回転し、茎葉部
w1の先部寄り位置を切り離すものとなる。
自在継ぎ手279・280や撓曲自在管287が適当に
折れ曲がるため、上記操作は支障なく行われ、またエン
ジン25の回転は切断装置14に円滑に伝達される。従
って、切り刃145は高い位置で円滑に回転し、茎葉部
w1の先部寄り位置を切り離すものとなる。
【0039】一方、茎葉部w1の切り離し位置を下方へ
変更したいときはナット体148を同様に操作して本体
フレーム141を下方へ変位させるのであり、これによ
り、切り刃145は低い位置で円滑に回転し、茎葉部w
1の元部寄り位置を切り離すものとなる。
変更したいときはナット体148を同様に操作して本体
フレーム141を下方へ変位させるのであり、これによ
り、切り刃145は低い位置で円滑に回転し、茎葉部w
1の元部寄り位置を切り離すものとなる。
【0040】このような切断中に、切り刃145に過大
な負荷が作用すると、摺接回転体285が円盤体284
に対し、その凹みへのボールm1の係合による係止力に
打ち勝って相対回転し、切り刃145はこの係止力に関
連した回転伝達力よりも大きなトルクを付与されること
はないのである。
な負荷が作用すると、摺接回転体285が円盤体284
に対し、その凹みへのボールm1の係合による係止力に
打ち勝って相対回転し、切り刃145はこの係止力に関
連した回転伝達力よりも大きなトルクを付与されること
はないのである。
【0041】上記実施例の変形例を説明する。図11は
この変形例に係る収穫機を示す側面図、図12はこの収
穫機の要部を示す説明図である。
この変形例に係る収穫機を示す側面図、図12はこの収
穫機の要部を示す説明図である。
【0042】固定状の伝動ケースである駆動ケース25
7に第一伝動ケース288を縦面に沿った揺動可能に設
けると共に、この第一伝動ケース288の先側に第二伝
動ケース289を縦面に沿った揺動可能に設けている。
そして、第二伝動ケース289の先側に横向き剛性伝動
筒290を固定し、この横向き剛性伝動筒290の先端
部を切断装置14に回転変位可能に接続させてある。
7に第一伝動ケース288を縦面に沿った揺動可能に設
けると共に、この第一伝動ケース288の先側に第二伝
動ケース289を縦面に沿った揺動可能に設けている。
そして、第二伝動ケース289の先側に横向き剛性伝動
筒290を固定し、この横向き剛性伝動筒290の先端
部を切断装置14に回転変位可能に接続させてある。
【0043】第一伝動ケース288の駆動ケース257
に対する揺動中心は駆動軸258に合致させてあり、第
一伝動ケース288の内方に位置した駆動軸258部分
にスプロケット291を固定してある。
に対する揺動中心は駆動軸258に合致させてあり、第
一伝動ケース288の内方に位置した駆動軸258部分
にスプロケット291を固定してある。
【0044】また、第二伝動ケース289の第一伝動ケ
ース288に対する揺動中心にはスプロケット軸292
を設け、各伝動ケース288・289の内方に位置した
スプロケット軸292部分にはスプロケット293・2
94が固定してある。第二伝動ケース289の先部で伝
動筒290の位置する個所の内方には剛性伝動軸295
が設けてあり、この伝動軸295の第二伝動ケース28
9内の部分と、スプロケット296とは先のものと同様
なトルクリミッタ283を介して結合させてある。
ース288に対する揺動中心にはスプロケット軸292
を設け、各伝動ケース288・289の内方に位置した
スプロケット軸292部分にはスプロケット293・2
94が固定してある。第二伝動ケース289の先部で伝
動筒290の位置する個所の内方には剛性伝動軸295
が設けてあり、この伝動軸295の第二伝動ケース28
9内の部分と、スプロケット296とは先のものと同様
なトルクリミッタ283を介して結合させてある。
【0045】そして、スプロケット291・293間と
スプロケット294・294間の各々に無端状のチェー
ン297・298を掛け回すと共に、伝動軸295の内
方端を切断装置14の回転入力軸に結合させてある。そ
の他の部分は先のものと同一である。
スプロケット294・294間の各々に無端状のチェー
ン297・298を掛け回すと共に、伝動軸295の内
方端を切断装置14の回転入力軸に結合させてある。そ
の他の部分は先のものと同一である。
【0046】この変形例においても、茎葉部w1の切り
離し位置を変更する際は、先と同様に切断装置14の高
さを変更させる。この場合、第一伝動ケース288と第
二伝動ケース289がスプロケット軸292廻りに折れ
曲がって、切断装置14の変位を可能となし、またエン
ジン25から切断装置14までの回転伝達が確実に行わ
れるのである。
離し位置を変更する際は、先と同様に切断装置14の高
さを変更させる。この場合、第一伝動ケース288と第
二伝動ケース289がスプロケット軸292廻りに折れ
曲がって、切断装置14の変位を可能となし、またエン
ジン25から切断装置14までの回転伝達が確実に行わ
れるのである。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く構成し
たことによって、収穫された作物wは機体の走行跡の畝
面U上に一定の横倒し姿勢となって整列させることがで
きる。
ような効果を奏するものである。請求項1の如く構成し
たことによって、収穫された作物wは機体の走行跡の畝
面U上に一定の横倒し姿勢となって整列させることがで
きる。
【図1】本発明に係る収穫機の平面図である。
【図2】前記収穫機の側面視作動説明図である。
【図3】前記収穫機の動力伝達系統説明図である。
【図4】前記収穫機の正面図である。
【図5】前記収穫機の右側面図である。
【図6】前記収穫機の一部を示す平面図である。
【図7】前記収穫機の要部を示す断面図である。
【図8】前記収穫機の要部を示す側面図である。
【図9】前記収穫機の一部を示す後面図である。
【図10】前記収穫機の一部の作動を示す断面視説明図
である。
である。
【図11】上記実施例の変形例に係る収穫機を示す側面
図である。
図である。
【図12】前記収穫機の要部を示す説明図である。
Y 横倒し継送装置 1 引起こし装置 2 分草棒 8 掘起こし刃 9 下部搬送装置 14 切断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 幸広 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内 (72)発明者 渡邊 和之 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内
Claims (1)
- 【請求項1】 畝面の玉葱などの作物を、掘起こし刃に
て掘り起こし、引抜き搬送装置にて引き抜き、下部搬送
装置にて作物の茎葉部の下部を挟持しながら後方へ搬送
し、この搬送過程にて切断装置を介して作物の茎葉部を
一定高さ位置で切断し、処理した作物を、横倒し継送装
置を介して畝面上に落下させる根茎収穫機であって、 機体前部に、係止突起により玉葱などの作物の茎葉部を
掻き分けて引き起こすようにしてある引起こし装置を配
設し、 該引起こし装置の先端から分草棒を斜め前方下向きへ延
出し、該分草棒にて作物の茎葉部を掻き分けるように構
成したことを特徴とする根茎収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353915A JP2001169634A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 根茎収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353915A JP2001169634A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 根茎収穫機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31646598A Division JP3279533B2 (ja) | 1997-09-12 | 1998-11-06 | 根茎収穫機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169634A true JP2001169634A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18826592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000353915A Pending JP2001169634A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 根茎収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001169634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100851312B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2008-08-08 | 세이레이 고교 가부시키가이샤 | 뿌리채소 수확기 |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000353915A patent/JP2001169634A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100851312B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2008-08-08 | 세이레이 고교 가부시키가이샤 | 뿌리채소 수확기 |
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