JP2001169476A - 車両用発電機の制御装置 - Google Patents

車両用発電機の制御装置

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの負荷を抑制して燃費を向上させる
と共にバッテリの寿命低下を抑制する。 【解決手段】 第2電流検出手段7で検出された消費電
流と第1電流検出手段6で検出される発電電流との差が
所定値以内となるように、ECU5の発電制御手段によ
りオルタネータ2のG端子Dutyを制御し、オルタネータ
2の作動を必要最小限に抑えると共にバッテリ3の充放
電を抑制し、エンジン1の負荷を抑制して燃費を向上さ
せると共にバッテリ3の寿命低下を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電機の負荷を抑
制する車両用発電機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両には、ランプ類や、空調用
ブロアやパワー装置を駆動するための駆動モータ等の各
種電気機器(電気負荷)が搭載され、電気機器により消
費される電力は充放電可能なバッテリにより供給されて
いる。一方、車両には、エンジンにより駆動される発電
機(オルタネータ)が装備され、バッテリはオルタネー
タの作動制御により充電されて容量が確保されている。
そして、消費電力と発電電力の兼ね合いにより、消費電
力が発電電力を上回る場合にバッテリは放電され、逆の
場合にバッテリは充電される。
【0003】近年、環境問題への配慮から、電動モータ
とエンジンを組み合わせたハイブリッド電気自動車や信
号停止時等の車両停止時にエンジンを停止させ発進時に
強制的にエンジンを始動させる自動車等が種々開発され
てきている。このような自動車にあっては、様々な負荷
を抑制して燃費の向上を図る工夫がされており、オルタ
ネータの作動を必要最小限に抑えることで、エンジンの
負荷が減少して燃費の向上を図ることができる。
【0004】従来、オルタネータの作動を必要最小限に
抑えるため、発電電流が所定値以下のときにオルタネー
タによる発電をカットし、消費電流が所定値以上となっ
たときにオルタネータによる発電カットを解除する技術
が知られている(例えば、特開平6-167551号公報参
照)。オルタネータの作動を抑制することで、エンジン
の負荷を減少させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、オルタネータの作動を抑制してエンジンの負
荷を減少させることができるものの、バッテリの充放電
を抑制する、といったことは全く考慮されていない。即
ち、バッテリは充放電を繰り返すことにより劣化が促進
され、寿命が低下してしまう。このため、従来の技術で
は、エンジンの負荷を減少させることはできるが、バッ
テリの寿命の低下を抑えることはできないものであっ
た。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、発電機の作動を抑制することができると共にバッテ
リの寿命の低下を抑えることができる車両用発電機の制
御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、消費電流検出手段で検出された消費電流と
発電電流検出手段で検出される発電電流との差が所定値
以内となるように、発電制御手段により発電機の発電能
力を制御するようにし、発電機の作動を必要最小限に抑
えると共にバッテリの充放電を抑制するようにしたもの
である。
【0008】この時、好ましくは、車両が一定速度で走
行する定常走行時に発電機の制御を行なう。また、消費
電流と発電電流との差分の所定値には不感帯を設定する
と共に差分の算出はフィルタ処理を行なってノイズを除
去し、消費電流と発電電流との差分の大小により、発電
能力を制御する度合いを変化させることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る車両用発電機の制御装置を備えた車両の概略構成、
図2には発電制御手段の制御フローチャート、図3には
差分電流の経時変化、図4には加減電流と差分電流との
関係を示してある。
【0010】図1に示すように、エンジン1のクランク
軸により駆動される発電機(オルタネータ)2が設けら
れ、オルタネータ2はバッテリ3及び各種電気機器の電
気負荷4の状況に応じてECU5の指令に基づいて発電
率が制御される。オルタネータ2の状態は図示しないFR
端子からECU5に入力され、ECU5からはバッテリ
3及び電気負荷4の状況に応じて発電制御デューティ信
号(G端子Duty)が図示しないG端子に出力され、バッ
テリ3及び電気負荷4の状況に応じた発電量になるよう
にG端子Dutyが最小発電電力の0%から最大発電電力の10
0%の間で制御される。尚、オルタネータは、スタータや
走行モータの発動機としての機能を備えたモータジェネ
レータとしてもよい。
【0011】バッテリ3は充放電可能となっており、バ
ッテリ3にはオルタネータ2からの電力が供給されて充
電されると共に、電気負荷4にはオルタネータ2及びバ
ッテリ3から適宜電力が供給される。オルタネータ2か
らバッテリ3までの経路には発電電流検出手段としての
第1電流センサ6が設けられ、第1電流センサ6により
オルタネータ2の発電電流が検出される。また、第1電
流センサ6の電気負荷4側におけるバッテリ3から電気
負荷4までの経路には消費電流検出手段としての第2電
流センサ7が設けられ、第2電流センサ7により電気負
荷4の消費電流が検出される。また、バッテリ3にはバ
ッテリ電圧検出手段としての電圧センサ8が設けられ、
電圧センサ8によりバッテリ3の電圧が検出される。
【0012】上述した実施形態例では、発電電流検出手
段として第1電流センサ6を設け、消費電流検出手段と
して第2電流センサ7を設け、発電電流及び消費電流を
直接的に検出するようにしたが、発電電流及び消費電流
を間接的に検出することも可能である。即ち、バッテリ
3の直前に電流センサを設けると共に第1電流センサ6
を設け、(第1電流センサ6の検出値−電流センサの検
出値)により消費電流を演算することも可能である。ま
た、バッテリ3の直前に電流センサを設けると共に第2
電流センサ7を設け、(第2電流センサ7の検出値−電
流センサの検出値)により発電電流を演算することも可
能である。尚、これらの場合、電流センサの検出値は電
流の方向が変わるため正負値を用いる。
【0013】ECU5には、図示しないスロットル開度
の状況及び車速状況が入力され、スロットル開度及び車
速の変化率により、車両(エンジン1)が加速中である
か減速中であるか定常走行中であるかを判断する機能
(加速検出手段)が備えられている。尚、加速検出手段
としては、スロットル開度、アクセル開度、車速、これ
らの変化率、吸気充填効率等を単独あるいは組み合わせ
で適宜用いることができる。
【0014】第1電流センサ6、第2電流センサ7及び
電圧センサ8の検出信号はECU5に入力される。EC
U5には、第2電流センサ7で検出される消費電流及び
第1電流センサ6で検出される発電電流の差が所定値以
内となるようにオルタネータ2の発電能力を制御する発
電制御手段が備えられている。また、ECU5には、第
2電流センサ7で検出される消費電流を積算して積算消
費電流を導出する積算手段が備えられている。
【0015】更に、ECU5の発電制御手段には、加速
検出手段によりエンジン1の加速状態が検出された場合
は第2電流センサ7で検出される消費電流が所定値以下
であり且つ積算手段で積算された積算消費電流が所定値
以下であることを条件にオルタネータ2の発電をカット
させる機能が備えられている。尚、オルタネータ2の発
電をカットさせる機能では、加速検出手段によりエンジ
ン1の加速状態が検出された場合は第2電流センサ7で
検出される消費電流が所定値以下であることを条件にオ
ルタネータ2の発電をカットさせるようにすることも可
能である。
【0016】上述した車両では、例えば加速時には発電
を行なわず、定常走行時には、第2電流センサ7で検出
される消費電流と第1電流センサ6で検出される発電電
流との差が0になるようにオルタネータ2の発電が制御
される。即ち、G端子Dutyを最小発電電力の0%から最大
発電電力の100%の間で制御し、必要電力で発電を行な
う。また、減速時にはG端子Dutyを100%にして最大発電
電力で発電を行い、減速エネルギーを回収する。また、
停車中のアイドリング時にエンジンを停止させ、発進時
に自動的にエンジンを始動させる機能を有する場合に
は、停車中にエンジンの再始動ができなくなることを回
避するために、停車中は第2電流センサ7により検出さ
れる消費電流に基づいて適宜エンジン1を始動させオル
タネータ2により発電を実施してバッテリ3を充電して
もよい。
【0017】ECU5の発電制御手段では、車両の走行
中に第2電流センサ7で検出される消費電流の状況が所
定の状態(消費電流及び積算消費電流が所定値以下の状
態)の時に走行状態を判定する。そして、加速中はオル
タネータ2の発電をカットし、減速中は最大発電電力で
発電を行い、加速中の放電量を補う。また、一定の車速
で走行する定常走行中は消費電流に見合う発電を行な
う。これにより、バッテリ3の充放電量をバランスさせ
ながら定常走行時におけるオルタネータ2の駆動を最小
限に抑えて負荷を抑制することができる。また、加速時
にはオルタネータ2の発電をカットすることで加速性を
確保することができる。
【0018】図2乃至図4に基づいて発電制御手段を詳
細に説明する。
【0019】図2に示すように、第2電流センサ7で検
出される消費電流が所定値以下であり且つ積算手段で積
算された積算消費電流が所定値以下であるか否かがステ
ップS1で判断される。ステップS1で消費電流及び積
算消費電流が所定値以下であると判断された場合、ステ
ップS2で車両(エンジン1)が加速中であるか否かが
判断され、ステップS1で消費電流及び(もしくは)積
算消費電流が所定値を越えていると判断された場合、ス
テップS3でG端子Dutyを100%にしてオルタネータ2の
発電を行いバッテリ3をフル充電させ、リターンとな
る。
【0020】ステップS2におけるエンジン1が加速中
か否かの判断は、所定車速以上でスロットル開度の変化
率がプラス側の所定値以上もしくは車速の変化率がプラ
ス側の所定値以上となっているか否かで実施する。ステ
ップS2で加速中であると判断された場合、ステップS
4でG端子Dutyを0%にしてオルタネータ2の発電をカッ
トし、リターンとなる。つまり、加速検出手段によりエ
ンジン1の加速状態が検出された場合は、第2電流セン
サ7で検出される消費電流が所定値以下であり且つ積算
手段で積算された積算消費電流が所定値以下であること
を条件にオルタネータ2の発電をカットさせるようにな
っている。
【0021】尚、加速判定の終了後に、定常走行に移行
しても所定時間オルタネータ2の発電をカットする制御
を追加することも可能である。発電カットする時間は、
オルタネータ2の容量、バッテリ3の容量、受入性、そ
の車が市場で想定される走行パターン等から最適な値を
選定すべきである。この場合、加減速を繰り返す走行、
例えば、市街地走行で燃費向上に有利となる。
【0022】エンジン1の加速時に、電気負荷4の消費
電流(積算電流)が所定値以下であることを条件にオル
タネータ2の発電をカットするようにしているので、消
費電流(積算電流)が比較的高い場合には発電がカット
されずにバッテリ3の電圧低下を未然に防止でき、バッ
テリ3の電圧の変動を抑制してバッテリ3の寿命低下を
防止しながら、車両の加速性を確保することができる。
【0023】一方、ステップS2で加速中ではないと判
断された場合、ステップS5で車両(エンジン1)が減
速中であるか否かが判断される。エンジン1が減速中か
否かの判断は、スロットル開度の変化率がマイナス側の
所定値以下もしくは車速の変化率がマイナス側の所定値
以下となっているか否かで実施する。ステップS5で減
速中であると判断された場合、ステップS3に移行して
G端子Dutyを100%にしてオルタネータ2の発電を行いバ
ッテリ3をフル充電させ、リターンとなる。
【0024】ステップS5で減速中ではないと判断され
た場合、加速中でも減速中でもないためステップS6で
定常走行中であるとされ、ステップS7でG端子Dutyを
0%から100%の間で適宜制御してオルタネータ2の発電を
行い消費電流に見合う発電が実施される。
【0025】消費電流に見合う発電について説明する。
【0026】第2電流センサ7により検出された消費電
流値と第1電流センサ6で検出された発電電流値との差
(消費電流値−発電電流値)ΔIが演算され、ΔIが所
定範囲になる電流が得られるようにG端子Dutyを0%から
100%の間で適宜制御してオルタネータ2の発電を行う。
今回のΔI(n) の演算に際しては、前回のΔI(n-1)の
値を加味し以下の式により演算される。 ΔI(n) =ΔI(n) ×K+ΔI(n-1) ×(1−K) ただし、Kは1未満の係数である。
【0027】即ち、今回のΔI(n) は、今回のΔI(n)
の値にKを乗じた割合と前回のΔI(n-1) の値に(1−
K) を乗じた割合を加算して設定される。例えば、Kを
0.9とした場合、今回のΔI(n) の値の9割と前回のΔ
I(n-1) の値の1割とが加算されてΔIが設定されるこ
とになる。このため、ΔIを設定する際に、前回ΔI
(n) の値が反映されて第1電流センサ6や第2電流セン
サ7等のノイズが除去され、ΔIが急変してオルタネー
タ2の発電状況が急激に変動することがない。ΔIが設
定された後、ΔIと所定値Aが比較される。所定値Aに
は不感帯が設定され、ΔIがプラス側の所定値+A以上
(消費電流が多い状態)か、もしくは、ΔIがマイナス
側の所定値−A以下(消費電流が少ない状態)かが判定
される。
【0028】尚、今回のΔI(n) を設定する際に、係数
Kを用い前回のΔI(n-1) の値に(1−K) を乗じた値
を加味してΔIを設定することでノイズを除去するよう
にしているが、単純に今回のΔI(n) だけを用いること
も可能である。
【0029】ΔIがプラス側の所定値+A以上の場合、
消費電流が多い状態であるので、前回の目標G端子Duty
に所定の値を加算して高い発電電圧で発電が行なえるよ
うに今回の目標G端子Dutyを設定し、発電電流値を高く
してΔIを0に近づける。ΔIがマイナス側の所定値−
A以下の場合、消費電流が少ない状態であるので、前回
の目標G端子Dutyに所定の値を減算して低い発電電圧で
発電が行なえるように今回の目標G端子Dutyを設定し、
発電電流値を低くしてΔIを0に近づける。これによ
り、図3に示すように、消費電流値と発電電流値との差
(消費電流値−発電電流値)ΔIが0に収束する。
【0030】前回の目標G端子Dutyに加減算する所定の
値(加算値、減算値)は、図4に示したように、例え
ば、消費電流値と発電電流値との差ΔIに略比例して設
定されている。即ち、差ΔIが大きいほど前回の目標G
端子Dutyに加減算する加減算する所定の値も大きく設定
されている。尚、目標G端子Dutyに加減算する所定の値
は、差ΔIの大きさに応じて段階的に設定したり、差Δ
Iにしきい値を設けてしきい値を境に2あるいは3種類
の値を設定することが可能である。
【0031】本発明の実施形態例では、ステップS7で
消費電流に見合う発電を実施することにより、消費電流
と釣り合う電流のみを発電するようになるので、定常走
行時におけるオルタネータ2の駆動を最小限に抑えて負
荷を抑制することができ、エンジン1の負荷を抑えて燃
費を向上させることができる。また、バッテリ3の放充
電の頻度が低くなってバッテリ充電量の増減が抑制さ
れ、バッテリ3の寿命低下を抑えることが可能になる。
因みに、例えば、走行パターンを模擬して運転を行なっ
た結果、消費電流に見合う発電を実施することにより、
余分な発電を省くことが実証され、燃費が向上すること
が確認されている。
【0032】尚、上記実施形態例では、消費電流の状況
により加速時に発電をカットするようにしているが、消
費電流の状況を軽負荷時と中高負荷時の2段階に分けて
設定し、軽負荷時では発電をカットし中負荷時から高負
荷時では加速時においても定常時と同様に消費電流に見
合う発電を実施することも可能である。また、消費電流
に見合う発電の実施(ステップS7)は、消費電流及び
積算電流が所定値以下の場合に行なうようにしている
が、走行中は常時実施することも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の車両用発電機の制御装置は、消
費電流検出手段で検出された消費電流と発電電流検出手
段で検出される発電電流との差が所定値以内となるよう
に、発電制御手段により発電機の発電能力を制御するよ
うにしたので、発電機の作動を必要最小限に抑えると共
にバッテリの充放電を抑制することができる。この結
果、エンジンの負荷を抑制して燃費を向上させることが
可能になると共にバッテリの寿命低下を抑制することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る車両用発電機の制
御装置を備えた車両の概略構成図。
【図2】発電制御手段の制御フローチャート。
【図3】差分電流の経時変化を表すグラフ。
【図4】加減電流と差分電流との関係を表すグラフ。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電機(オルタネータ) 3 バッテリ 4 電気負荷 5 ECU 6 第1電流センサ 7 第2電流センサ 8 電圧センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5G060 AA04 AA05 CA08 CA21 CB03 CB06 5H115 PA12 PA15 PG04 PI16 PI22 PI29 PI30 PU01 PU26 QA05 QN09 QN26 SE02 TB01 TE03 TI05 TO12 5H590 AA01 AA02 CA07 CA23 CE05 HA02 HA04 JA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動されバッテリ及び電
    気負荷に給電する発電機と、上記電気負荷の消費電流を
    検出する消費電流検出手段と、上記発電機の発電電流を
    検出する発電電流検出手段と、上記消費電流検出手段で
    検出される消費電流及び上記発電電流検出手段で検出さ
    れる発電電流の差が所定値以内となるように上記発電機
    の発電能力を制御する発電制御手段とを備えたことを特
    徴とする車両用発電機の制御装置。
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