JP2001169086A - 画像処理装置、画像処理システム、画像配置方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像配置方法、及び記憶媒体

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JP2001169086A JP34622499A JP34622499A JP2001169086A JP 2001169086 A JP2001169086 A JP 2001169086A JP 34622499 A JP34622499 A JP 34622499A JP 34622499 A JP34622499 A JP 34622499A JP 2001169086 A JP2001169086 A JP 2001169086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像を一定サイズの出力領域に順次配
置する際、より多くの画像を効率的に観察しやすい状態
で配置することが可能な画像処理装置を提供する。 【解決手段】 第1の配置手段163は、任意のサイズ
の複数の画像を一定サイズの出力領域内に順次配置す
る。第2の配置手段164は、第1の配置手段163で
の配置結果により、複数の画像を出力領域内のに配置し
きれない場合、画像の配置領域の幅長或いは画像幅長に
基づいて画像の周辺部を削除して、画像の再配置を行な
う。画像配置手段166は、第1の配置手段163及び
第2の配置手段での配置結果に基づいて、出力領域内へ
の複数の画像の配置を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像を一定
サイズの領域内に順次配置するための技術に関し、例え
ば、X線等の放射線撮影して得られたディジタル画像を
処理する装置やシステムに用いて好適な、画像処理装
置、画像処理システム、画像配置方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、医用分野でのX線撮影
では、先ず、未露出フイルムをカセッテに挿入し、次
に、そのカセッテの上に被写体をセットする。そして、
X線を被写体に対して曝射するための指示操作を行な
う。この操作により、X線管球からはX線が被写体に対
して曝射され、当該被写体を透過したX線により、カセ
ッテ内のフィルムが露光される。
【0003】このとき、人道上の理由から、被写体に対
するX線の曝射量の低減を図るために、手動的(ユーザ
が操作部から指示する等)に、或いはカセッテサイズに
合わせて自動的に、X線管球に付随するX線絞りの絞り
量が制御可能となっている。このような機能は、「オー
トコリメーション」と呼ばれている。
【0004】また、カセッテ全体で1枚のX線撮影画像
(1枚のフィルム領域内に1つのX線撮影画像)を得る
撮影に対して、1枚のフィルム領域内に複数のX線撮影
画像に配置するための分割撮影と呼ばれる撮影も行なわ
れている。この分割撮影では、例えば、先ず、カセッテ
の半分領域(以下、「A領域」と言う)を鉛で隠して、
カセッテの逆半分領域(鉛で隠していない領域、以下、
「B領域」と言う)での撮影を行い、次に、先に撮影し
たカセッテのB領域を鉛で隠して、先に鉛で隠したカセ
ッテのA領域での撮影を行う。これにより、カセッテ全
体で複数のX線撮影画像(1枚のフィルム領域内に複数
のX線撮影画像)を得ることができる。
【0005】一方、近年では、固体撮像素子等のセンサ
によるX線撮影の技術開発が進められており、これに伴
って、コンピュータを用いたX線画像ディジタル撮影装
置が徐々に使用され始めている。
【0006】X線画像ディジタル撮影装置では、先ず、
被写体を透過したX線をセンサで受光し、当該被写体の
電気的な信号を得る。そして、その電気信号をディジタ
ル化することで、ディジタル的なX線撮影画像信号を得
る。
【0007】このようにして得られたディジタル的なX
線撮影画像信号(X線ディジタル撮影画像信号)は、コ
ンピュータ処理(コンピュータを用いた様々な画像処
理)が施された後、ディスプレイ表示されたり、フィル
ム上に出力される。
【0008】ここで、X線画像ディジタル撮影装置で
は、センサのサイズが固定であることにより、撮影して
得られたX線ディジタル撮影画像信号は、X線の照射野
部分のみに、必要な情報が存在することになる。したが
って、上記照射野部分の画像のみを、あるサイズの出力
域内に配置して納めれば、上述した分割撮影時の画像
(1枚のフィルム領域内に複数のX線撮影画像)と同様
のものを得ることができる。このための処理は、上記コ
ンピュータ処理にて実施可能となっている。また、当該
処理結果を、ディスプレイやプリンタへ転送して、ディ
スプレイ表示やフィルム上への出力も可能である。
【0009】上述のような、複数の画像を一定の出力領
域内に配置する方法としては、特開平7−111590
号等に記載された方法(以下、「方法1」と言う)があ
る。この方法1は、一定領域(出力領域)内に複数の画
像を配置する際、拡大や縮小して、画像の配置を行なう
方法である。
【0010】また、他の方法として、USP56446
1等に記載された方法(以下、「方法2」と言う)があ
る。この方法2は、ディスプレイに対して、行、列での
フレーム分割を行い、その分割フォーマット(マルチフ
ォーマット)内に、それぞれの画像を配置する際、対象
画像において、放射線画像情報が存在するエリアと、放
射線画像情報が全く存在しないエリアとがある場合、放
射線画像情報が存在するエリアを配置する方法である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな方法1や方法2により、複数の画像を一定サイズの
出力領域内に順次配置する場合、この出力領域が最終的
にディスプレイやフイルム上に出力されることを考慮す
ると、当該出力領域内に、より多くの画像を配置するこ
とが、コスト的にも、フイルムや画像のメンテナス的に
も効率が良い。すなわち、多くのフィルムや画像として
分かれて出力されるところが、1つのフィルムや画像と
して出力されるため、保管や管理する際のデータ量が少
なくてよい。したがって、コスト的にも、メンテナス的
にも効率が良い。
【0012】また、この場合、対象画像がX線撮影画像
として意味があったとしても、対象画像の一部を消去し
てまでも、その消去がある程度許されると判断する範囲
内であれば、当該消去を行なった上で配置した方が有効
である場合がある。
【0013】しかしながら、従来の方法1は、複数の画
像を拡大や縮小して、出力領域内に配置する方法である
ため、出力領域をディスプレイやフィルム等に出力して
観察する場合、その観察者(医師等)は、拡大や縮小さ
れた状態の画像を観察することになる。すなわち、ライ
フサイズ(拡大や縮小していないサイズ)の画像での観
察が行なえない。これは、画像診断にとって非常に問題
である。
【0014】具体的には例えば、実際の医療分野での画
像診断は、常にライフサイズでの画像の比較等により行
なわれるため、一定サイズの出力領域内に複数の画像を
順次配置する場合でも、拡大や縮小せずに、それぞれの
画像をライフサイズで配置することが必要とされる。し
かしながら、従来の方法1では、それぞれの画像を拡大
や縮小して出力領域内に配置するため、このようにして
得られた出力領域の画像を診断に用いることは、誤診等
を招く恐れがあり、非常に問題である。
【0015】また、従来の方法2は、マルチフォーマッ
ト(出力領域)内に、複数の画像の放射線画像情報が存
在するエリアが必ず来るように配置する方法であるた
め、出力領域内に配置する画像の数が制限されてしま
う。すなわち、結果的に縦横を一律にフレーム分割する
ために、当てはめるべき画像のそれぞれについて表示す
べき診断等のために有効な領域が異なっていても、一律
な分割サイズに当てはめてしまうという問題があるた
め、一部画像においては、診断等に有用な領域が小さく
なり、また、余分な空白エリアが存在することがあり、
これは、非効率的である。
【0016】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、複数の画像を一定サイズの出力
領域に順次配置する際、より多くの画像を効率的に観察
しやすい状態で配置することが可能な、画像処理装置、
画像処理システム、画像配置方法、及びそれを実施する
ための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納し
た記憶媒体を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、一定サイズの出力領域内に任意のサイズ
の画像を配置する第1の配置手段と、上記第1の配置手
段での配置結果に基づいて、上記画像の所定領域を削除
して上記出力領域内へ再配置する第2の配置手段と、上
記第1の配置手段での配置結果、及び上記第2の配置手
段での配置結果に基づいて、上記出力領域内への上記画
像の配置を決定して当該配置を実行する画像配置手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記第2の配置手段は、上記第1の配置手段での配置結
果により、上記画像において上記出力領域に対するはみ
出しが発生した場合に、上記画像の幅長に基づいた削除
量で上記画像の所定領域を削除することを特徴とする。
【0019】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記第2の配置手段は、上記第1の配置手段での配置結
果により、上記画像において上記出力領域に対するはみ
出しが発生した場合に、上記画像の配置領域の幅長に基
づいた削除量で上記画像の所定領域を削除することを特
徴とする。
【0020】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記出力領域の向きを設定する領域方向設定手段を備
え、上記第1の配置手段は、上記領域方向設定手段によ
り設定された第1の向きで上記出力領域内へ上記画像を
配置する手段と、上記第1の向きとは異なる第2の向き
で上記出力領域内へ上記画像を配置する手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0021】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記第1の配置手段は、上記第1の向きで上記出力領域
内へ上記画像を配置した結果、上記画像において上記出
力領域に対するはみ出しが発生した場合に、上記第2の
向きで上記出力領域内へ上記画像を配置することを特徴
とする。
【0022】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記第2の配置手段は、上記第1の配置手段での配置結
果により、上記画像において上記出力領域に対するはみ
出しが発生した場合、当該はみ出し量を取得し、上記画
像配置手段は、上記はみ出し量に基づいて、上記出力領
域内への上記画像の配置を決定することを特徴とする。
【0023】第7の発明は、上記第1の発明において、
上記出力領域の向きを設定する領域方向設定手段を備
え、上記第1の配置手段は、上記領域方向設定手段によ
り設定された第1の向きで上記出力領域内へ上記画像を
配置する手段と、上記第1の向きとは異なる第2の向き
で上記出力領域内へ上記画像を配置する手段とを含み、
上記第2の配置手段は、上記第1の配置手段での配置結
果により、上記画像において上記出力領域に対するはみ
出しが発生した場合、上記第1の向きでの配置による第
1のはみ出し量を取得する手段と、上記第2の向きでの
配置による第2のはみ出し量を取得する手段とを含み、
上記画像配置手段は、上記第1のはみ出し量及び上記第
2のはみ出し量に基づいて、上記出力領域内への上記画
像の配置を決定することを特徴とする。
【0024】第8の発明は、上記第7の発明において、
配置対象の画像を順次追加する画像追加手段を備え、上
記第1の配置手段は、上記第1のはみ出し量及び上記第
2のはみ出し量の何れかが所定量を超えた場合に、最後
の追加画像を配置対象の画像から除外して、上記画像の
配置を再度実行することを特徴とする。
【0025】第9の発明は、上記第1の発明において、
配置対象の上記画像として、複数の画像を順次収集する
画像収集手段を備えることを特徴とする。
【0026】第10の発明は、上記第1の発明におい
て、上記画像は、放射線撮影により得られた画像を含む
ことを特徴とする。
【0027】第11の発明は、複数の機器がネットワー
クを介して接続されてなる画像処理システムであって、
上記複数の機器は、請求項1〜10の何れかに記載の画
像処理装置を含むことを特徴とする。
【0028】第12の発明は、任意のサイズの複数の画
像を、一定サイズの出力領域内に左上から右下へと順次
配置する際、その配置画像が上記出力領域での行又は列
方向バンド内に揃うように配置する画像配置方法であっ
て、上記出力領域内に上記複数の画像を配置する第1の
配置ステップと、上記第1の配置ステップでの配置結果
により、上記複数の画像が上記出力領域内の上下方向に
配置しきれない場合、上記バンド幅の幅長に比例した割
合で上記バンド幅を狭め、上記複数の画像が上記出力領
域内の左右方向に配置しきれない場合、当該配置しきれ
ない画像が存在するバンド内にあるそれぞれの画像に対
して画像幅長に比例した割合で画像幅を狭めることで、
上記出力領域内に上記複数の画像の一部もしくは全部の
画像の画像周辺部が削除されるように、上記複数の画像
の再配置を行なう第2の配置ステップと、上記第1の配
置ステップ及び上記第2の配置ステップでの配置結果に
基づいて、上記出力領域内への上記複数の画像の配置を
決定して当該配置を実行する画像配置ステップを含むこ
とを特徴とする。
【0029】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記出力領域の向き情報を設定する領域方向設定ス
テップを含み、上記第1の配置ステップは、上記領域方
向設定ステップにより設定された第1の向きでの画像配
置により、任意の画像が上記出力領域をはみ出した場合
に、上記第1の向きとは異なる第2の向きでの画像配置
を再び行うステップを含み、上記第2の配置ステップ
は、上記第1の配置ステップでの再画像配置により、任
意の画像が上記出力領域をはみ出した場合に、上記複数
の画像の再配置を行なうステップを含むことを特徴とす
る。
【0030】第14の発明は、上記第12の発明におい
て、上記出力領域の向き情報を設定する領域方向設定ス
テップを含み、上記第1の配置ステップは、上記領域方
向設定ステップにより設定された第1の向きで画像の配
置を行なうステップと、上記第1の向きとは異なる第2
の向きで画像の配置を行うステップとを含み、上記第2
の配置ステップは、上記第1の向きでの画像配置により
上記複数の画像が上記出力画像内に配置しきれない場合
に発生した第1のはみ出し量を取得するステップと、上
記第2の向きでの画像配置により上記複数の画像が上記
出力画像内に配置しきれない場合に発生した第2のはみ
出し量を取得するステップとを含み、上記画像配置ステ
ップは、上記第1のはみ出し量と第2のはみ出し量のう
ち、はみ出しの程度が少ない方のはみ出し量に対応する
向きでの画像配置を決定するステップを含むことを特徴
とする。
【0031】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、配置対象の画像を順次追加する画像追加ステップを
含み、上記画像配置ステップは、上記第1のはみ出し量
と上記第2のはみ出し量のうち、はみ出し程度が少ない
方のはみ出し量の値が、上記出力領域に対応した一定の
割合を初めて超えた時点で、上記画像追加ステップによ
り最後に追加された画像を配置対象から除外するステッ
プを含むことを特徴とする。
【0032】第16の発明は、上記第12の発明におい
て、上記複数の画像を1枚の画像とするステップを含む
ことを特徴とする。
【0033】第17の発明は、上記第12の発明におい
て、上記バンドを上記出力領域内に均等に配置するステ
ップを含むことを特徴とする。
【0034】第18の発明は、上記第12の発明におい
て、上記配置画像を上記バンド内に均等に配置するステ
ップを含むことを特徴とする。
【0035】第19の発明は、請求項1〜10の何れか
に記載の画像処理装置の機能、又は請求項11記載の画
像処理システムの機能を実施するための処理プログラム
を、コンピュータが読み出し可能に格納した記憶媒体で
あることを特徴とする。
【0036】第20の発明は、請求項12〜18の何れ
かに記載の画像配置方法の処理ステップを、コンピュー
タが読み出し可能に格納した記憶媒体であることを特徴
とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0038】本発明は、例えば、図1に示すようなX線
画像撮影装置100に適用される。このX線画像撮影装
置100は、X線を発生するX線管球101と、X線管
球101のX線絞り102と、X線管球101からのX
線が入射する個体撮像素子107と、X線管球101と
個体撮像素子107の間に設けられたグリッド104及
びシンチレータ105と、個体撮像素子107の出力を
ディジタル化してX撮影画像信号として出力するA/D
変換器108と、A/D変換器108からのX撮影画像
信号に対して所定の処理を行って画面表示出力等を行う
画像読取部109と、X線管球101でのX線の発生を
制御するX線発生制御部126と、X線管球101と個
体撮像素子107の間の距離を計測する距離計測部13
1と、X線絞り102の絞り量を調節するための絞り指
示部132とを備えている。
【0039】画像読取部109は、個体撮像素子107
やX線発生制御部126等を制御する画像読取制御部1
10と、種々のデータ等が記憶され作業用としても用い
られるRAM111と、本装置で実行される種々の処理
プログラム等が格納されるROM112と、外部ネット
ワーク(ここでは「LAN」とする)とのインターフェ
ース部であるLAN/IF113と、外部可搬媒体記録
装置とのインターフェース部であるDISK/IF11
4と、ハードディスク等の不揮発性記憶部116と、ユ
ーザインターフェース(IF)部117と、ROM11
2の処理プログラムを実行する等して装置全体の動作制
御を司るCPU118とが、バス119を介して互いに
データ授受する構成としている。
【0040】画像読取部109には、曝射ボタン125
が設けられており、この曝射ボタン125の出力は、画
像読取制御部110が曝射許可スイッチ124を切り替
え制御することでX線発生制御部126に供給されるよ
うになされている。
【0041】ユーザIF部117には、CRT等のディ
スプレイ120と、キーボード及びマウス等の操作部1
21とが接続されている。
【0042】[X線画像撮影装置100の一連の動作に
ついて]
【0043】先ず、操作者は、撮影対象の被写体103
を固体撮像素子107とX線管球101の間に配置す
る。
【0044】次に、操作者は、撮影する為の準備をユー
ザインターフェース117を用いて行う。例えば、被写
体103の撮影する部位を選択する。
【0045】操作者による上記の準備が終了すると、画
像読取制御部110は、固体撮像素子駆動制御信号を用
いて固体撮像素子107に電圧を加えることで、固体撮
像素子107に対して被写体103の画像入力がいつ有
っても良い状態(X線管球102からのX線を画像化で
きる状態)となるように準備する。
【0046】次に、操作者は、X線管球101を固体撮
像素子107に対して適切な位置に移動する。このとき
のX線管球101と固体撮像素子107の間の距離は、
距離計測部131により計測され、距離信号として、画
像読取制御部110へと供給される。
【0047】次に、操作者は、被写体103の撮影する
部位が撮影領域内に入るように、絞り指示部132によ
り、X線絞り102の絞り量を調節する。この操作によ
り、画像読取制御部110は、操作者からの絞り量の調
節指示(絞り指示部132からの絞り信号1)に基づい
た絞り信号2を、X線発生制御部126に供給する。X
線発生制御部126は、画像読取制御部110からの絞
り信号2に基づいた絞り信号3をX線絞り102に供給
する。これにより、X線絞り102が開閉する。
【0048】X線絞り102は、矩形であり、上下方
向、左右方向の両者の開閉量を、絞り信号3によって調
整可能である。また、X線をX線絞り102により適切
にさえぎり照射が行なわれるかは、X線を試みないと分
からないが、それでは被爆につながってしまう。そこ
で、X線と同等の経路を通る照射光を予め点灯すること
で、照射野が適切か(X線絞り102の調整が適切か)
を確認可能となっている。
【0049】次に、操作者は、曝射ボタン125を操作
する。この曝射ボタン125は、X線管球101でX線
を発生させるトリガとなるものであり、操作者から操作
(ボタン押下)されることで曝射信号1を発生する。
【0050】曝射ボタン125から発生した曝射信号1
は、画像読取制御部110へ一旦供給される。これを受
けた画像読取制御部110は、固体撮像素子107がX
線管球101からのX線を受けると画像化できる状態と
なっているか否かを、個体撮像素子107から発生する
駆動通知信号の状態で確認した後、曝射許可信号を曝射
許可スイッチ124に対して発生する。この曝射許可信
号は、曝射許可スイッチ124をオンにして、曝射ボタ
ン125から発生された曝射信号1を、X線発生制御部
126に対する曝射信号2に導通させる。尚、曝射信号
は、曝射ボタン125のセカンドスイッチと呼ばれるス
イッチを用いることとする。
【0051】X線発生制御部126は、上述のようにし
て発生された曝射信号2に従って、X線管球101のX
線発生の準備が整い次第、曝射信号3をX線管球101
に対して発生する。これにより、X線管球101からX
線が発生する。このX線は、被写体103、グリッド1
04、及びシンチレータ105を順次透過して、被写体
103の透過光像として固体撮像素子107に結像され
る。そして、個体撮像素子107での光電変換により、
画像信号(X線撮影画像信号)として出力される。この
X線撮影画像信号は、A/D変換器108にてディジタ
ル化されて画像読取部109へと供給される。
【0052】画像読取部109は、A/D変換器108
からのX線撮影画像信号を一旦RAM111上に展開
し、画像読取制御部110によって後述する様々な処理
を施し、その処理後のX線撮影画像信号を、ディスプレ
イ120にて画面表示したり、プリンタ(図示せず)に
よりフィルム上に出力する。
【0053】[画像読取制御部110内の処理構成の概
要]画像読取制御部110は、特に、図2に示すような
構成を備えている。すなわち、画像読取制御部110
は、様々なサイズの複数のX線撮影画像を一定サイズの
出力領域内に左上から右下へと順次配置していくため機
能を有し、上記図2に示すように、画像処理部150及
び画像配置処理部160を備えている。
【0054】画像配置処理部160は、画像収集部16
1、領域方向指示162、第1の配置計算部163、削
除部165を有する第2の配置系名部164、及び画像
配置部166を備えている。
【0055】画像処理部150は、A/D変換器108
からのX線撮影画像に対して種々の画像処理を施す。
【0056】画像収集部161は、画像処理部150で
の画像処理後のX線撮影画像を、同一グループで収集す
る。
【0057】領域方向指示部162は、CPU118か
らの指示に従って、複数の画像を配置した出力領域の縦
或いは横方向の情報を入力する。これは、出力領域の出
力先が、例えば、フィルムである場合、そのエリアは長
方形であることが一般的であるためである。したがっ
て、領域方向指示部162により、出力領域の出力先で
あるフィルムの横置き或いは縦置きの情報を入力するこ
とができる。
【0058】第1の配置計算部163は、領域方向指示
部162からの指示に従った方向(以下、「デフォルト
の方向A」と言う)での出力領域内に複数の画像を配置
する。この配置結果を”1A”で示す。また、第1の配
置計算部163は、領域方向指示部162からの指示に
従った方向(デフォルトの方向A)とは逆の方向(以
下、「方向B」と言う)での出力領域内に複数の画像を
配置する。この配置結果を”1B”で示す。
【0059】第2の配置計算部164は、第1の配置計
算部163での配置の結果(方向Aでの配置結果1A,
方向Bでの配置結果1B)により、はみ出した画像が存
在した場合、配置結果1Aでのはみ出し量2A、及び配
置結果1Bでのはみ出し量2Bを求め、はみ出し量2A
及びはみ出し量2Bに基づいて、削除部165により、
複数の画像の幅に応じた分の周辺を削除することで、そ
れぞれの画像が出力領域内に一部入るように再配置す
る。
【0060】画像配置部166は、第1の配置計算部1
52により得られた配置結果1A,1B及び第2の配置
計算部153により得られたはみ出し量2A,2Bに基
づいて、効率的な画像配置を求め、その結果に従って実
際の画像配置を行なう。
【0061】図3は、画像読取制御部110で実行され
る処理をフローチャートで示したものである。例えば、
上記図3のフローチャートに従った処理プログラムが、
ROM112に予め格納されており、CPU118によ
って読み出され実行されることで、画像読取制御部11
0は次のように動作する。
【0062】先ず、画像処理部150は、A/D変換器
108からX線撮影画像を収集し、そのX線撮影画像の
照射領域(照射野領域)を認識する(ステップS20
1)。次に、画像処理部150は、照射野認識及び認識
結果に基づくX線撮影画像のトリミングを行う(ステッ
プS202)。次に、画像処理部150は、トリミング
後のX線撮影画像(トリミング画像)に対して階調変換
処理を施す(ステップS203)。
【0063】そして、画像処理部150は、階調変換処
理後のX線撮影画像に対して、周波数強調処理(ステッ
プS204)、及び非可逆圧縮処理(ステップS20
5)を施して、LAN/IF113による画像転送(ネ
ットワーク転送)を行う(ステップS206)。
【0064】また、ネットワーク転送としては、階調変
換処理後のX線撮影画像を、フィルム用のレーザイメー
ジャやプリンタ等に対して転送する必要がある場合(こ
こでは、プリンタでのフィルム上への出力とする)、先
ず、画像処理部150は、階調変換処理後のX線撮影画
像に対して、プリント用の周波数強調処理を施す(ステ
ップS207)。このとき、圧縮処理は行なわない。
【0065】そして、画像配置処理部160は、画像処
理部150による周波数強調処理後の複数のX線撮影画
像を、プリント可能な一枚の出力領域内に配置して(ス
テップS208,S209)、プリント出力用の画像を
再構成し(ステップS210)、その画像をプリンタに
対して転送する(ステップS211)。
【0066】以下、上述のステップS201〜S211
のそれぞれについて、具体的に説明する。
【0067】ステップS201:照射領域認識先ず、画
像処理部150は、距離計測部131からの距離信号、
及び絞り指示部132からの絞り信号1により、固体撮
像素子107での照射領域の幅、高さを、次のようにし
て算出する。
【0068】絞り指示部132により絞り量が調整され
るが、このときの絞り量指示(絞り信号1)は、図4に
示すように、固体撮像素子107に対して、X線管球1
01からX線が照射される際の開放角aで示される。ま
た、このときの固体撮像素子107とX線管球101の
間の距離(距離信号)は、上記図4の距離dで示され
る。
【0069】したがって、固体撮像素子107での照射
領域の幅(照射幅)Awは、 Aw=d*tan(a/2) ・・・(1) なる式(1)により求められる。
【0070】また、固体撮像素子107により得られた
画像(具体的には、当該画像信号をディジタル化したX
線撮影画像信号)の照射領域の横幅Iwは、当該照射領
域のピクセルを単位として、固体撮像素子107の素子
ピッチサイズを”p”とすると、 Iw=Aw/p/d =d*tan(a/2)/p ・・・(2) なる式(2)で表される。
【0071】照射領域の高さ(照射高さ)Ihについて
は、上述の横幅Iwと同様にして求められる。
【0072】尚、本実施の形態では、固体撮像素子10
7とX線管球101の間の距離dを、距離計測部131
により自動的に計測する構成としているが、これに限ら
れることはなく、例えば、操作者が被写体103の撮影
部位を選択した時に、その部位に応じたデフォルトの値
を用いるようにしてもよい。これは、通常のX線撮影で
は、固体撮像素子107とX線管球101の間の距離d
の値として、撮影部位に応じた固定値が用いられるため
である。
【0073】次に、画像処理部150は、A/D変換器
108からのX線撮影画像の左右の照射端を、次のよう
にして抽出する。
【0074】例えば、特願平10−243020号等に
記載されているような方法により、図5に示すように、
X線撮影画像301について、縦方向の濃度プロファイ
ルを作成し、その濃度プロファイルを一次元モルフォロ
ジフィルタで平滑化する。そして、次の式(3)〜
(5)に従って、その平滑化画像(一次元画像濃度値S
(x))についての2次差分値SS(x)を求め、照射
領域の左端及び右端を求める。 SS(x)=S(x−c)一2*S(x)+S(x+c) ・・・(3) 左端=min{SS(x)|0≦x≦Length/2} ・・・(4) 右端=min{SS(x)|Length/2≦x≦Length} ・・・(5) これらの式(3)〜(5)において、”c”は、予め決
められた固定長(例えば、3ピクセル)を示し、”Le
ngth”は、画像の左右の幅(ピクセル)を示す。
【0075】ここで、図6に示すような2次差分値SS
(x)が得られた場合(照射端の算出で失敗した場
合)、上記式(4)及び(5)を用いる代わりに、先
ず、 端点=min{SS(x)|0≦x≦Length} ・・・(6) なる式(6)によって、照射領域の端点を求める。
【0076】この場合、式(6)により求めた端点につ
いて、更に、端点の左側が濃度が低く、右側が濃度が高
い場合においては、当該端点を照射領域の左端点とし、
逆に、端点の左側が濃度が高く、右側が濃度が低い場合
においては、当該端点を照射領域の右端点とする。
【0077】具体的には、上記図6に示すように、2次
差分値SS(x)の点A〜Eのうち、式(6)によって
最小値の点Bが端点として求められ、この端点Bでは、
左側が濃度が低く、右側が濃度が高いため、端点Bは照
射領域の左端点とされる。すなわち、端点の座標aを持
って、一次元画像濃度値S(x)の値が、 S(a−c)≦S(a+c) ・・・(7) なる式(7)を満たす関係であれば、右側の濃度が高い
ため、当該端点は左端点と判定し、 S(a−c)>S(a+c) ・・・(8) なる式(8)を満たす関係であれば、左側の濃度が高い
ため、当該端点は右端点と判定する。
【0078】上述のようにして、照射領域の左右端点の
何れかの端点が求まると(ここでは、左端点Bが得られ
たものとする)、次に、図7に示すように、上記式
(2)により得られた照射領域の横幅Iwにより、当該
照射領域の矩形幅が分かるため、左端点Bを基準とし
て、右側にIwピクセル分進んだ点を右端点として求め
る。このとき、Iwピクセル分進んだ先の点が、センサ
エリアをはみ出した場合においては、そのはみ出し分は
無視する。尚、式(6)〜(8)により、右端点が得ら
れた場合、左側にIwピクセル分進んだ点を左端点とし
て求めればよい。
【0079】照射領域の上下方向の端点については、上
述の左右端点と同様にして求められる。
【0080】ステップS202:画像のトリミング 画像処理部150は、ステップS201によりX線撮影
画像の照射領域を認識すると、当該照射領域に示された
部分の画像をトリミングして、幅Iw、高さIhなる新
たな画像(照射領域のみの画像、以下、「トリミング画
像」と言う)を生成する。
【0081】ステップS203:階調変換処理 画像処理部150は、例えば、ステップS202にて生
成したトリミング画像から特徴量を抽出し、その特徴量
を用いた階調変換処理を、当該トリミング画像に対して
施す。
【0082】ステップS204:画像の周波数強調処理 ステップS205:画像非可逆圧縮処理 画像処理部150は、ステップS203での階調変換処
理後のトリミング画像に対して、周波数強調処理を施し
た後、例えば、JPEG方式による画像非可逆圧縮処理
を施す。
【0083】図8は、周波数強調処理及び画像非可逆圧
縮処理によるトリミング画像303に対する強調効果
を、処理前の画像のプロファイル(a)、周波数強調処
理後の画像のプロファイル(b)、及び画像非可逆圧縮
処理後に展開した画像のプロファイル(c)として表し
たものである。
【0084】上記図8では、処理対象のトリミング画像
303を、エッジの立ち上がりのある画像とし、縦軸は
濃度、横軸は、トリミング画像303のA,B間の破線
を示している。
【0085】周波数強調処理後の画像のプロファイル
(b)、及び画像非可逆圧縮処理後に展開した画像のプ
ロファイル(c)ともに、画像のエッジ部分に強調効果
が見られる。このため、トリミング画像303に対し
て、周波数強調処理及び画像非可逆圧縮処理を施して転
送する場合、両者の処理による強調効果が相乗してしま
い、予期した周波数強調効果を得ることができない。
【0086】そこで、ここでは、予め定まっている非可
逆圧縮処理時に与えるクオリティ値に依存して、周波数
強調処理での強調パラメータを与えることで、両者の処
理による強調効果の相乗を防ぐようにする。
【0087】図9は、周波数強調処理に用いる強調パラ
メータを、非可逆圧縮処理時に与えるクオリティ値に依
存して設定するためのテーブルであり、このテーブル
は、撮影時に参照されるものであり、本システムで一律
に記憶されている。
【0088】上記図9に示すように、非可逆圧縮処理を
全く行わないときでは(同図中では非可逆圧縮処理を”
しない”のクオリティ項目)、周波数強調処理に用いる
強調パラメタが”0”から”10”の間で5ステップの
値で設定されている。
【0089】具体的には、このときの周波数強調処理に
用いる強調パラメタは、”0”から”10”の間の、”
0”,”3”,”5”,”8”,”10”の5つの値が
設定されている。”0”は、周波数強調処理を全く行わ
ないことを示し、”10”は、周波数強調処理を予め定
められている最大値に対応する強調度で行なうことを示
す。また、その間の値は、当該値に比例して周波数強調
処理の強調度が高くなることを示す。
【0090】また、非可逆圧縮処理の他のクオリティ項
目(クオリティ値)についても、それぞれ5ステップで
の強調パラメタが設定されている。
【0091】非可逆圧縮処理時に与えられるクオリティ
値は、その値が高いほど、画像品質が保たれて圧縮度は
大きくないことを示す。また、クオリティ値が低いほ
ど、画像品質が劣化し、その反面圧縮度が上がることを
示す。
【0092】上記図9に示したテーブルでは、周波数強
調処理と非可逆圧縮処理の両者を実行した場合に、その
処理後の画像の強調効果がなるべく同じとなるように、
各値が設定されている。
【0093】画像処理部150は、上述のようなテーブ
ルを参照することで、適切な強調パラメータを用いた周
波数強調処理、及び非可逆圧縮処理を実行する。
【0094】ステップS206:画像転送 上述のようにして、画像処理部150は、X線撮影画像
を、照射野認識(ステップS201)により必要な領域
(照射野領域)をトリミングして(ステップS20
2)、そのトリミング画像に対して種々の画像処理を施
し(ステップS203〜S205)、その処理後のトリ
ミング画像を、LAN/IF113を介して、画像サー
バや画像ビューア等に対してネットワーク転送する(ス
テップS206)。
【0095】ステップS207:プリント用周波数強調
処理 一方、X線撮影画像のネットワーク転送としては、フィ
ルム上に画像出力するレーザイメージャーやプリンタ等
への転送がある。その一例として、プリンタへの転送の
場合、画像処理部150は、先ず、ステップS203に
よる階調変換処理後のトリミング画像に対して、周波数
強調処理を施す。このとき、上記図9に示したようなテ
ーブルに設定された強調パラメタを用いた周波数強調処
理を行なうが、非可逆圧縮処理を全く行わないときの強
調パラメタ(非可逆圧縮処理を”しない”のクオリティ
項目に対して設定された強調パラメタ)を用いるように
する。これは、プリンタへの転送の場合には、圧縮を行
なわずに転送するためである。
【0096】ステップS208,S209:画像配置 画像配置処理部160は、ステップS207による周波
数強調処理後のトリミング画像を、既に収集している周
波数強調処理後のトリミング画像と共に、一定サイズの
出力領域内に配置する(ステップS208)。この結
果、出力領域内に未だ画像を配置する余裕がある場合に
は、次のステップS210へは進まずに(転送は行なわ
ずに)、次の画像の収集へ移行する。そして、出力領域
への画像の配置が不可能となった時に、次のステップS
210へ進む(ステップS209)。尚、ステップS2
08の詳細は後述する。
【0097】ステップS210:転送画像生成 画像配置処理部160は、ステップS208での画像配
置処理での最後の対象画像を除いた、複数の収集画像を
配置した出力領域の画像から、レーザイメーシャヘ転送
する画像(転送用画像)を生成する。
【0098】ステップS211:画像転送 画像配置処理部160は、ステップS210にて生成し
た転送用画像を、LAN/IF113を介してレーザイ
メーシャに対して転送する。
【0099】[画像配置処理]画像配置処理部160
は、上述したステップS208(上記図3参照)におい
て、画像の配置処理を行なうが、本実施の形態では、上
記図2に示したような構成により、次のような処理を実
現することを最も特徴としている。
【0100】図10は、画像配置処理160の処理、特
に、上記図3のステップS208による画像配置計算処
理の詳細を示したものであり、図11〜図13は、上記
図10での配置計算、配置判断、及び画像配置の各処理
の詳細を示したものである。
【0101】ステップS400:先ず、画像収集部16
1は、今までに収集した画像(画像処理部150による
周波数強調処理後の画像)に対して、今回の処理後の画
像を追加する。これにより、複数の収集画像が揃う。こ
のとき、画像収集部161は、同じグループに属する画
像でまとめるようにする。これ以降の処理は、この同じ
グループに属する複数の画像が対象とされる。ここで
の”同じグループ”とは、同一被写体から得られたX線
撮影画像を意味し、一般に「スタディ」や「検査」等と
称されている。
【0102】ステップS401:次に、画像収集部16
1により得られた同じグループに属する複数の画像を対
象に、次のステップS411〜S418(図11参照)
を実行する。
【0103】ステップS411:例えば、画像出力時に
利用するフイルムの置き方、すなわちフィルムが縦置き
であるか横置きであるかが、CPU118によって予め
指定されている。この指定情報は、領域方向指示部16
2によって、第1の配置計算部163へと供給される。
第1の配置計算部163は、領域方向指示部162から
の指示によるフィルムの置き方(デフォルトの方向A)
に従って、図14や図15に示すような出力領域を用意
する。
【0104】ここでは、縦置きフィルムであることが指
示され、複数の画像を、上記図14に示すような行バン
ドで配置する。また、画像転送先のプリンタは、12ビ
ット深さの出力機能を有するプリンタであり、デフォル
トの方向Aでの出力領域は、横2048ピクセル、縦2
560ピクセルの解像度を持つ。
【0105】ステップS412:第1の配置計算部16
3は、ステップS411にて用意したデフォルトの方向
A(縦置き)での出力領域に対して、配置対象の複数の
収集画像を配置するための配置計算を行う。
【0106】具体的には、まず、図16は、一例とし
て、4つの画像511〜514を、縦置きの出力領域5
01内に配置しようとする場合を示したものである。こ
こでの画像配置の際には、上述したように、元の画像を
拡大や縮小することなく、元の画像のサイズでの配置を
行なう。また、それぞれの画像511〜514を、画像
収集部161での収集した順序(画像511,512,
513,514の順とする)で、先ず、出力領域501
のバンド1の領域内へ配置し、配置できなかった分の画
像を、次のバンド2の領域内へ配置する。このような各
バンドは、出力領域501内において上から下へ埋ま
る。
【0107】上記図16では、バンド1には、最初の画
像511から2枚目までの画像512が配置される。3
枚目の画像513は、バンド1内へ配置できないため、
次のバンド2へと配置する。したがって、バンド1に最
初の画像511から2枚目までの画像512が配置さ
れ、次のバンド2に残りの2枚の画像513,514が
配置されることになる。
【0108】図17は、上記図16に示したような4つ
の画像511〜514に対して、新たに1つの画像51
5が加わり、5つの画像511〜515となった場合
の、出力領域501内の画像配置の様子を示したもので
ある。
【0109】この場合、最初の画像511から2枚目ま
での画像512は、バンド1内に納まるが、3枚目から
5枚目までの画像513〜515については、バンド2
内には納まらない。このように、出力領域501の縦方
向には余裕があるが、横方向に余裕がない場合、最後の
画像515については、横方向にはみ出して配置するこ
とになる。
【0110】ステップS413:第1の配置計算部16
3は、上述したステップS411でのデフォルトの方向
A(縦置き)とは逆の方向B(横置き)で、画像を配置
する出力領域を用意する。
【0111】ステップS414:第1の配置計算部16
3は、ステップS413にて用意した方向B(横置き)
での出力領域に対して、配置対象の複数の収集画像を配
置するための配置計算を行う。
【0112】この場合、上記図17に示した画像配置に
対して、図18に示すように、5つの画像511〜51
5は、はみ出しがなく、全てバンド1及びバンド2へ納
まる。すなわち、方向B(横置き)での出力領域521
に対して、5つの画像511〜515を配置できる。
【0113】ステップS415:第2の配置計算部16
4は、第1の配置計算部163によるステップS411
の処理と同様にして、図19に示すように、デフォルト
の方向A(縦置き)での出力領域501を用意する。こ
の場合、上述したように、最後の画像515は、横方向
にはみ出した状態で配置されている。
【0114】ステップS416:第2の配置計算部16
4は、デフォルトの方向A(縦置き)での出力領域50
1において、画像のはみ出し量2Aを算出する。本ステ
ップでの計算は、出力領域ではみ出し量が発生した場合
に限って意味のある結果を生む。すなわち、はみ出し量
が発生しない場合は、はみ出し量が”0”(2A=0)
となり、画像の配置結果は、ステップS412での配置
結果と同じとなる。
【0115】ここでは、上記図19に示したように、デ
フォルトの方向A(縦置き)での出力領域501におい
て、縦方向には余裕があるが横方法には余裕がないた
め、最後の画像515がはみ出している状態であるた
め、この画像515の横方向に発生しているはみ出し量
2Aを算出する。
【0116】そして、第2の配置計算部164は、削除
部165により、図20に示すように、はみ出しが発生
している画像515が存在するバンド2内の全ての画像
513〜515に対して、はみ出し量2Aのうち画像の
横幅に比例した削除量を横方向に削除する。上記図20
では、画像513については、画像513の横幅に比例
した削除量1で画像の左右が削除され、画像514につ
いては、画像514の横幅に比例した削除量2で画像の
左右が削除され、画像515については、画像515の
横幅に比例した削除量3で画像の左右が削除されてい
る。これにより、画像515にて発生していたはみ出し
量2A(上記図19参照)を無くすことができる。
【0117】ステップS417:第2の配置計算部16
4は、第1の配置計算部163によるステップS413
の処理と同様にして、デフォルトの方向Aとは逆の方向
B(横置き)での出力領域を用意する。
【0118】ステップS418:第2の配置計算部16
4は、方向B(横置き)での出力領域において、画像の
はみ出し量2Bを算出する。本ステップでの計算は、出
力領域ではみ出し量が発生した場合に限って意味のある
結果を生む。すなわち、はみ出し量が発生しない場合
は、はみ出し量が”0”(2B=0)となり、画像の配
置結果は、ステップS414での配置結果と同じとな
る。
【0119】上述のようにして、ステップS411〜S
418を含むステップS401により、デフォルトの方
向A(縦置き)での出力領域に対する配置結果1A、デ
フォルトの方向Aとは逆の方向B(横置き)での出力領
域に対する配置結果1B、配置結果1Aでのはみ出し量
2A、及び配置結果1Bでのはみ出し量2Bが得られ
る。ここでは、配置結果1Aとしては、上記図17に示
したような画像配置(はみ出し有り)が得られ、配置結
果1Bとしては、上記図18に示したような画像配置
(はみ出し無し)が得られたものとする。
【0120】ステップS402:次に、画像配置部16
6は、第1の配置計算部163により得られた配置結果
1A,1Bにより、どのような画像の配置が最も効果的
であるかを判別する。この判別は、次のステップS42
1〜S423(図13参照)により示される。
【0121】ステップS421:先ず、画像配置部16
6は、第1の配置計算部163にて得られた(ステップ
S412参照)、デフォルトの方向A(縦置き)での出
力領域に対する配置結果1Aで、画像の配置が可能であ
るか否かを判別する。この判別の結果、画像の配置が可
能であれば、配置判別結果を”Yes”とする。
【0122】ステップS422:ステップS421の判
別の結果、配置結果1Aでは画像の配置が可能でない場
合、画像配置部166は、第1の配置計算部163にて
得られた(ステップS414参照)、デフォルトの方向
Aとは逆の方向B(横置き)での出力領域に対する配置
結果1Bで、画像の配置が可能であるか否かを判別す
る。この判別の結果、画像の配置が可能であれば、配置
判別結果を”Yes”とする。
【0123】ステップS423:ステップS422の判
別の結果、配置結果1Bでは画像の配置が可能でない場
合、すなわち縦置き、横置きの何れの方向でも、画像の
配置が可能でない場合、この場合は、はみ出し量が発生
しているため、画像配置部166は、第2の画像計算部
164にて得られたはみ出し量2A,2B(ステップS
416,S418参照)が、所定の制限を超えているか
否かを判別する。
【0124】ここで、上記のはみ出し量の所定の制限と
しては、例えば、定のピクセル値量(100ピクセル
等)としても良いが、ここでは、画像の出力領域の横方
向、縦方向から一定の比率で算出したものを用いる。具
体的には、ここでは、その比率を10%とし、縦置きで
のはみ出し量2Aの制限を、2560ピクセルの10
%、すなわち256ピクセル、また、横置きでのはみ出
し量2Bの制限を、2048ピクセルの10%、すなわ
ち204ピクセルとしている。このような制限量は、余
りに多くの画像が消去され、医療分野での画像診断等に
重要な情報まで失なわれてしまうことを防ぐために設け
ている。
【0125】したがって、画像配置部166は、縦置き
でのはみ出し量2Aと、横置きでのはみ出し量2Bとの
両者のはみ出し量が所定の制限量を超えた場合に、配置
判別結果を”No”とする。そうでない場合は、配置判
別結果を”Yes”とする。
【0126】上述のようにして、画像配置処理部160
は、ステップS421〜S423を含むステップS40
2の実行により、縦置きでの配置結果1A、及び横置き
での配置結果1Bの有効性を判別する。この判別の結果
が”Yes”である場合、すなわち次の収集画像も同じ
出力配置内に含めて配置できる可能性がある場合、次の
画像収集へと進む。一方、判別の結果が”No”である
場合、すなわち次の収集画像を同じ出力領域内へ配置で
きない場合、次のステップS403からの処理へと進
む。
【0127】ステップS403:ステップS403の判
別の結果、次の収集画像を同じ出力領域内へ配置できな
い条件であった場合、画像配置処理部160は、その条
件となった原因が、最後の画像の追加であると認識し、
その最後の画像を除いた残りの画像で出力領域内への画
像の配置を行なう。
【0128】ステップS404,S405:このとき、
上記の最後の画像を除いた結果、処理対象の画像がなく
なる場合がある。すなわち、出力領域へ配置する画像が
1つである場合がある。このため、本ステップでは、画
像配置処理部160は、最後の画像を除いた結果、処理
対象の画像が無くなるか否かを判別する(ステップS4
04)。この判別の結果、処理対象の画像が無くなる場
合のみ、画像配置処理部160は、削除する予定であっ
た最後の画像を、処理対象の画像として戻す(ステップ
S405)。
【0129】ステップS406:したがって、画像配置
処理部160は、最後の画像を除いた残りの画像で、或
いは1枚の画像で、出力領域に対する画像配置(ステッ
プS401による画像配置)を再び実行する。
【0130】ステップS407:画像配置処理部160
は、ステップS406での画像配置結果に基づいて、実
際に出力領域への画像の配置を行なう。この画像配置
は、次のステップS431〜S435(図13参照)に
より示される。
【0131】ステップS431,S432:先ず、画像
配置部166は、第1の配置計算部163での画像配置
結果により(ステップS406参照)、デフォルトの方
向A(縦置き)での出力領域に対する配置結果1Aで、
画像の配置が可能であるか否かを判別する(ステップS
431)。この判別の結果、配置可能である場合、画像
配置部166は、縦置きでの配置結果1Aに基づいて、
出力領域への画像の配置を行なう。
【0132】ステップS433,S434:ステップS
431の判別の結果、配置結果1Aでの画像配置が可能
でない場合、画像配置部166は、第1の配置計算部1
63での画像配置結果により(ステップS406参
照)、デフォルトの方向Aとは逆の方向B(横置き)で
の出力領域に対する配置結果1Bで、画像の配置が可能
であるか否かを判別する(ステップS433)。この判
別の結果、配置可能である場合、画像配置部166は、
横置きでの配置結果1Bに基づいて、出力領域への画像
の配置を行なう。
【0133】ステップS435:ステップS433の判
別の結果、配置結果1Bでの画像配置が可能でない場
合、すなわち縦置き、横置きの何れのでも、画像配置が
可能でない場合、この場合は、はみ出し量が発生してい
るため、画像配置部166は、第2の配置計算部164
により得られたはみ出し量2A,2Bの、上述したステ
ップS423でのはみ出し量の制限に対する比率を求め
る。そして、画像配置部166は、その比率が低いほう
の配置結果に基づいて、出力領域への画像の配置を行な
う。
【0134】上述のように、本実施の形態では、出力領
域の各バンドへ複数の画像を順次配置する際、横方向に
余裕がなく、ある画像にはみ出しが発生した場合、その
画像が存在するバンド内のそれぞれの画像に対して、画
像幅長に比例した割合で削除幅を求め、その削除幅での
画像削除を行なうようにしたので、効率的な画像の配置
を行なえる。
【0135】また、拡大や縮小を行なわずに、元の画像
サイズ(ライフサイズ)で効率的な画像の配置を行なえ
るので、その画像配置後の領域(出力領域)をディプレ
イやフィルム上に出力して観察する場合、ライフサイズ
での画像の観察を行なうことができる。これは、医療分
野の画像診断等に有効である。
【0136】また、対象画像の一部を消去してまでも、
その消去がある程度許されると判断する範囲内であれ
ば、当該消去を行なった上で配置した方が有効である場
合には、当該消去を行なっての画像の配置を行なうた
め、出力領域を有効に使用することができる。
【0137】尚、本実施の形態において、出力領域へ画
像を配置する際のバンド同士を、互いに領域内により均
等となるように構成してもよい。また、バンド内の画像
についても、バンド内においてより均等となるように配
置するようにしてもよい。
【0138】また、本実施の形態では、出力領域に必ず
収まる画像サイズで撮影を行うようにしたので、出力領
域へ配置する画像が1枚の場合であっても、その画像が
出力領域へ納まらないことはないが、例えば、その画像
が大きく、出力領域へ納まらない場合、画像の周辺が削
除されるだけであるため、このような場合であっても有
効である。
【0139】また、本実施の形態では、上記図14に示
したような行バンドでの画像配置を行なうようにした
が、これに限られることはなく、例えば、上記図15に
示したような列バンドでの画像配置であっても、縦と横
の概念を入れ替えるだけで有効に作用する。
【0140】また、本実施の形態では、横方向にはみ出
し量が発生した場合を説明したが、例えば、図21に示
すように、横方向には余裕があるが縦方向に余裕がない
ため、最後の画像515に縦方向でのはみ出し量が発生
した場合、出力領域501に存在する全てのバンド1,
2のそれぞれについて、はみ出し量がちょうどなくなる
ように、各バンドの幅に比例した削除量を求める。これ
により、その削除量を超える画像については、その削除
量分、画像の周辺部が削除されてることになる。
【0141】図22は、上記図21に示した配置状態に
対して、画像の削除を行なった結果を示したものであ
る。出力領域501内に存在する各バンド1,2につい
て、それぞれ削除量が求められ、その削除量を超える部
分を有する画像511,512,515について、削除
部分1,2,3で画像の上下が削除される。すなわち、
バンド幅に比例して、バンド1,2の幅が狭くなり、そ
の中に収まる画像の上下領域削除される。
【0142】また、本実施の形態では、被写体を撮影し
て得られた画像を順次追加して、同じグループのものを
出力領域内に配置するようにしたが、これに限られるこ
とはなく、例えば、ネットワークを介して外部から転送
されてきた画像を順次追加して、同じグループのものを
出力領域内に配置するような装置やシステム(レーザイ
メージャやプリンタ等)に対しても有効に作用する。但
し、この場合、上記図3や図10における「次撮影」は
「次画像待ち」となる。
【0143】また、本実施の形態では、本発明者によっ
てなされた発明を好適な実施例に基づき具件的に説明し
たが、本発明は、本実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0144】また、本実施の形態では、実施をより容易
にするため、及び説明をより簡便にするために、ソフト
ウェアでの実現を示したが、これに限らずハードウェア
にて実現することも可能である。この場合、より高速に
処理を実行することができる。
【0145】また、本実施の形態では、本発明をX線撮
影に適用したが、これに限らず、他の撮影、例えば、可
視光を用いた撮影等に適用することも可能である。
【0146】また、本発明の目的は、本実施の形態のホ
スト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に
供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又は
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読みだして実行することによっても、達成される
ことは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が実施の形態の機能を実現
することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することとなる。プログラムコード
を供給するための記憶媒体としては、ROM、フロッピ
ーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード等を用いることができる。また、コンピ
ュータが読みだしたプログラムコードを実行することに
より、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そ
のプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で
稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行
い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボ
ードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形
態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでも
ない。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、例え
ば、多様なサイズの複数の画像を一定サイズの出力領域
内に左上から右下へと順次配置し、さらにこのとき、そ
れらの配置画像が行方向バンド(又は列方向バンド)内
に揃うようにして配置する際、第1の配置手段により、
複数の画像が出力領域内に配置しきれない場合、出力領
域の各バンドの幅長に比例した割合でバンド幅を狭め
る。或いは、配置できなかった画像が存在するバンド内
の各画像に対して、画像幅長に比例した割合で削除量を
決定する。これにより、それぞれの画像は、所定の制限
内で画像周辺部が削除され、出力領域内に配置される。
これにより、効率的な画像の配置を行なえる。
【0148】また、出力領域の向きを設定する領域方向
設定手段を設けるように構成すれば、例えば、画像配置
後の出力領域の情報をフィルム上に出力する場合、その
エリアは長方形であるが、フィルムが横向きか縦向きか
を予め設定することができる。
【0149】また、領域方向設定手段により設定された
向き(第1の向き:デフォルトの向き)での出力領域
で、画像の配置が行なえない場合(画像が入りきらない
場合)、その向きとは異なる向き(第2の向き)での出
力領域で画像の配置を行うように構成すれば、それぞれ
の向きでの画像配置において有効な画像配置を決定する
ことができる。
【0150】また、第1の向き及び第2の向きでの画像
配置において、画像の配置が行なえない場合、そのとき
発生したはみ出し量(第1のはみ出し量、第2のはみ出
し量)を取得するように構成すれば、はみ出し量がより
少ないほうの配置で、画像の配置を行なうことができ
る。
【0151】また、画像を実際に配置する際に、それぞ
れの画像を均等に配置するように構成すれば、観察しや
すい状態で画像が配置された出力領域の情報を提供する
ことができる。
【0152】また、複数の画像に限らず、1枚の画像を
配置する場合であっても有効である。
【0153】よって、本発明によれば、複数の画像を一
定サイズの出力領域に順次配置する際、より多くの画像
を効率的に観察しやすい状態で配置することができ、コ
スト的にも、フイルムや画像のメンテナス的にも効率が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したX線画像撮影装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】上記X線画像撮影装置の最も特徴とする構成を
示すブロック図である。
【図3】上記X線画像撮影装置の全体動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】上記X線画像撮影装置において、X線撮影画像
から照射領域を抽出する処理を説明するための図であ
る。
【図5】上記照射領域の左右の端点を抽出する処理を説
明するための図である。
【図6】上記照射領域の抽出に失敗した場合の左右の端
点を抽出する処理を説明するための図である。
【図7】上記左右端点から上記照射領域を抽出する処理
を説明するための図である。
【図8】上記X線撮影画像に対する周波数強調処理及び
圧縮処理による強調効果を説明するための図である。
【図9】上記圧縮処理におけるクオリティ値に対する上
記周波数強調処理におけるパラメタ値のテーブルを説明
するための図である。
【図10】上記X線画像撮影装置において、複数のX線
撮影画像を一定の出力領域内に配置する処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】上記画像配置の全体処理において、画像配置
計算処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】上記画像配置の全体処理において、画像配置
判断処理を説明するためのフローチャートである。
【図13】上記画像配置の全体処理において、画像配置
処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】上記画像配置の一例として、行バンドでの画
像配置を説明するための図である。
【図15】上記画像配置の一例として、列バンドでの画
像配置を説明するための図である。
【図16】上記画像配置計算処理において、デフォルト
の方向での出力領域での画像配置を説明するための図で
ある。
【図17】上記デフォルトの方向での出力領域での画像
配置において、横方向のはみ出し量が発生した状態を説
明するための図である。
【図18】上記デフォルトの方向とは逆の方向での出力
領域での画像配置を説明するための図である。
【図19】上記はみ出し量の発生により画像周辺を削除
する処理を説明するための図である。
【図20】上記画像周辺を削除した結果を説明するため
の図である。
【図21】上記デフォルトの方向での出力領域での画像
配置において、縦方向のはみ出し量が発生した状態を説
明するための図である。
【図22】上記はみ出し量の発生により画像周辺を削除
した結果を説明するための図である。
【符号の説明】
100 X画像撮影装置 102 X線絞り 103 被写体 104 グリッド 105 シンチレータ 107 固体撮像素子 108 A/D変換器 109 画像読取部 110 画像読取制御部 111 RAM 112 ROM 113 LAN/IF 114 DISK/IF 116 不揮発性記憶部 117 ユーザIF部 118 CPU 119 CPUバス 120 ディスプレイ 121 操作部 124 曝射許可スイッチ 125 曝射ボタン 126 X線発生制御部 131 距離測定部 132 絞り指示部 151 領域方向指示部 152 第1の配置計算部 153 第2の配置計算部 154 画像配置部 155 削除部
フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA16 AA26 CA15 CA21 EA14 EB12 EB24 EE01 EE08 FD01 FD05 FD09 FF06 FF08 FF09 FF16 FF32 FH01 FH06 5B057 AA08 BA03 CD02 CE08 DA16 5C062 AA06 BA01 BD04 5C076 AA02 AA17 AA19 BA06 CA11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定サイズの出力領域内に任意のサイズ
    の画像を配置する第1の配置手段と、 上記第1の配置手段での配置結果に基づいて、上記画像
    の所定領域を削除して上記出力領域内へ再配置する第2
    の配置手段と、 上記第1の配置手段での配置結果、及び上記第2の配置
    手段での配置結果に基づいて、上記出力領域内への上記
    画像の配置を決定して当該配置を実行する画像配置手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の配置手段は、上記第1の配置
    手段での配置結果により、上記画像において上記出力領
    域に対するはみ出しが発生した場合に、上記画像の幅長
    に基づいた削除量で上記画像の所定領域を削除すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の配置手段は、上記第1の配置
    手段での配置結果により、上記画像において上記出力領
    域に対するはみ出しが発生した場合に、上記画像の配置
    領域の幅長に基づいた削除量で上記画像の所定領域を削
    除することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記出力領域の向きを設定する領域方向
    設定手段を備え、 上記第1の配置手段は、上記領域方向設定手段により設
    定された第1の向きで上記出力領域内へ上記画像を配置
    する手段と、上記第1の向きとは異なる第2の向きで上
    記出力領域内へ上記画像を配置する手段とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記第1の配置手段は、上記第1の向
    きで上記出力領域内へ上記画像を配置した結果、上記画
    像において上記出力領域に対するはみ出しが発生した場
    合に、上記第2の向きで上記出力領域内へ上記画像を配
    置することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記第2の配置手段は、上記第1の配
    置手段での配置結果により、上記画像において上記出力
    領域に対するはみ出しが発生した場合、当該はみ出し量
    を取得し、 上記画像配置手段は、上記はみ出し量に基づいて、上記
    出力領域内への上記画像の配置を決定することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記出力領域の向きを設定する領域方向
    設定手段を備え、 上記第1の配置手段は、上記領域方向設定手段により設
    定された第1の向きで上記出力領域内へ上記画像を配置
    する手段と、上記第1の向きとは異なる第2の向きで上
    記出力領域内へ上記画像を配置する手段とを含み、 上記第2の配置手段は、上記第1の配置手段での配置結
    果により、上記画像において上記出力領域に対するはみ
    出しが発生した場合、上記第1の向きでの配置による第
    1のはみ出し量を取得する手段と、上記第2の向きでの
    配置による第2のはみ出し量を取得する手段とを含み、 上記画像配置手段は、上記第1のはみ出し量及び上記第
    2のはみ出し量に基づいて、上記出力領域内への上記画
    像の配置を決定することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  8. 【請求項8】 配置対象の画像を順次追加する画像追加
    手段を備え、 上記第1の配置手段は、上記第1のはみ出し量及び上記
    第2のはみ出し量の何れかが所定量を超えた場合に、最
    後の追加画像を配置対象の画像から除外して、上記画像
    の配置を再度実行することを特徴とする請求項7記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 配置対象の上記画像として、複数の画像
    を順次収集する画像収集手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記画像は、放射線撮影により得られ
    た画像を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  11. 【請求項11】 複数の機器がネットワークを介して接
    続されてなる画像処理システムであって、 上記複数の機器は、請求項1〜10の何れかに記載の画
    像処理装置を含むことを特徴とする画像処理システム。
  12. 【請求項12】 任意のサイズの複数の画像を、一定サ
    イズの出力領域内に左上から右下へと順次配置する際、
    その配置画像が上記出力領域での行又は列方向バンド内
    に揃うように配置する画像配置方法であって、 上記出力領域内に上記複数の画像を配置する第1の配置
    ステップと、 上記第1の配置ステップでの配置結果により、上記複数
    の画像が上記出力領域内の上下方向に配置しきれない場
    合、上記バンド幅の幅長に比例した割合で上記バンド幅
    を狭め、上記複数の画像が上記出力領域内の左右方向に
    配置しきれない場合、当該配置しきれない画像が存在す
    るバンド内にあるそれぞれの画像に対して画像幅長に比
    例した割合で画像幅を狭めることで、上記出力領域内に
    上記複数の画像の一部もしくは全部の画像の画像周辺部
    が削除されるように、上記複数の画像の再配置を行なう
    第2の配置ステップと、 上記第1の配置ステップ及び上記第2の配置ステップで
    の配置結果に基づいて、上記出力領域内への上記複数の
    画像の配置を決定して当該配置を実行する画像配置ステ
    ップを含むことを特徴とする画像配置方法。
  13. 【請求項13】 上記出力領域の向き情報を設定する領
    域方向設定ステップを含み、 上記第1の配置ステップは、上記領域方向設定ステップ
    により設定された第1の向きでの画像配置により、任意
    の画像が上記出力領域をはみ出した場合に、上記第1の
    向きとは異なる第2の向きでの画像配置を再び行うステ
    ップを含み、 上記第2の配置ステップは、上記第1の配置ステップで
    の再画像配置により、任意の画像が上記出力領域をはみ
    出した場合に、上記複数の画像の再配置を行なうステッ
    プを含むことを特徴とする請求項12記載の画像配置方
    法。
  14. 【請求項14】 上記出力領域の向き情報を設定する領
    域方向設定ステップを含み、 上記第1の配置ステップは、上記領域方向設定ステップ
    により設定された第1の向きで画像の配置を行なうステ
    ップと、上記第1の向きとは異なる第2の向きで画像の
    配置を行うステップとを含み、 上記第2の配置ステップは、上記第1の向きでの画像配
    置により上記複数の画像が上記出力画像内に配置しきれ
    ない場合に発生した第1のはみ出し量を取得するステッ
    プと、上記第2の向きでの画像配置により上記複数の画
    像が上記出力画像内に配置しきれない場合に発生した第
    2のはみ出し量を取得するステップとを含み、 上記画像配置ステップは、上記第1のはみ出し量と第2
    のはみ出し量のうち、はみ出しの程度が少ない方のはみ
    出し量に対応する向きでの画像配置を決定するステップ
    を含むことを特徴とする請求項12記載の画像配置方
    法。
  15. 【請求項15】 配置対象の画像を順次追加する画像追
    加ステップを含み、上記画像配置ステップは、上記第1
    のはみ出し量と上記第2のはみ出し量のうち、はみ出し
    程度が少ない方のはみ出し量の値が、上記出力領域に対
    応した一定の割合を初めて超えた時点で、上記画像追加
    ステップにより最後に追加された画像を配置対象から除
    外するステップを含むことを特徴とする請求項14記載
    の画像配置方法。
  16. 【請求項16】 上記複数の画像を1枚の画像とするス
    テップを含むことを特徴とする請求項12記載の画像配
    置方法。
  17. 【請求項17】 上記バンドを上記出力領域内に均等に
    配置するステップを含むことを特徴とする請求項12記
    載の画像配置方法。
  18. 【請求項18】 上記配置画像を上記バンド内に均等に
    配置するステップを含むことを特徴とする請求項12記
    載の画像配置方法。
  19. 【請求項19】 請求項1〜10の何れかに記載の画像
    処理装置の機能、又は請求項11記載の画像処理システ
    ムの機能を実施するための処理プログラムを、コンピュ
    ータが読み出し可能に格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 請求項12〜18の何れかに記載の画
    像配置方法の処理ステップを、コンピュータが読み出し
    可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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