JP2001168684A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

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JP2001168684A
JP2001168684A JP34545399A JP34545399A JP2001168684A JP 2001168684 A JP2001168684 A JP 2001168684A JP 34545399 A JP34545399 A JP 34545399A JP 34545399 A JP34545399 A JP 34545399A JP 2001168684 A JP2001168684 A JP 2001168684A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル放送による多局化に対し、受信コン
テンツの良好なチャンネルをチャンネルメモリに登録す
る際の利用者の負担をできるだけ少なくする放送受信装
置機を提供する。 【構成】 「オートプリセット機能」によってテレビが
セットされている地域で受信できると予想されるチャン
ネルをプリセットデータベース18より読み出してチャ
ンネルメモリ17に登録する。その後「オートチューニ
ング機能」によってチャンネルメモリ17に登録された
チャンネルに対して、良好または正しく受信できないチ
ャンネルをチェックし、チャンネルメモリ17の登録か
ら削除する。カーナビ等の移動体機器に放送受信装置を
搭載したとき、移動体機器が地域範囲の境界を越えて
も、利用者に負担をかけることなしに、常に良好な受信
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ、ラジオ等
の放送受信装置に関し、より詳しくは、各地域によって
良好に受信できると予想される周波数やその周波数に対
応する放送局名が予めデータベースとして登録されてお
り、地域を選択することによりその地域で受信できると
予想されるチャンネルや周波数をデータベースから検索
して登録できるオートプリセット機能と、良好な映像や
音声等が受信できる周波数を自動的に検出するオートチ
ューニング機能の両機能を備えた放送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン受信装置では、受
信周波数の選択を容易に行うため、「オートチューニン
グ機能」又は「オートプリセット機能」を設けているも
のが従来から多数あり、その一例が特開平8−2326
3号公報に開示されている(なお、以下のオートチュー
ニングの説明において、本発明における「オートチュー
ニング機能」を特開平8−23263号公報では「オー
トプリセット機能」と称しているので注意が必要であ
る)。
【0003】「オートチューニング機能」付きのテレビ
ジョン受信装置について説明する。図21は、従来のオ
ートチューニング機能付きテレビの構成を示すブロック
図である。検波復調部51は受信したテレビ電波を検
波、復調し、電波を受信するアンテナ511、特定の周
波数の放送電波を選択して受信するチューナ部512、
チューナ部512で受信した放送電波を検波、復調する
検波復調器513で構成される。マイコン52にはオー
トチューニングスイッチ521、チャンネルスイッチ5
22、チャンネルメモリ523、チャンネル上下スイッ
チ524が接続されている。チャンネルスイッチ522
とチャンネル上下スイッチ524は、図22のような外
観をしており、ユーザがチャンネルスイッチ522また
はチャンネル上下スイッチ524を操作すると対応した
チャンネルメモリ523に記憶されている放送電波の周
波数が呼び出され、マイコン52より検波復調部51
に、受信周波数を指示する受信周波数指示信号が送られ
る。受信周波数指示信号を受け取った検波復調部51は
指示された周波数の放送電波を受信する。受信した放送
電波は検波復調器513により、映像信号と音声信号に
分離される。映像信号はディスプレイ部53の映像増幅
器531で増幅され、液晶などのディスプレイ532で
映像表示される。また、音声信号はオーディオ部54の
音声増幅器541によって増幅され、スピーカ542を
通じて出力される。
【0004】次に、チャンネルメモリ523への放送電
波の周波数の記憶方法について述べる。オートチューニ
ング方式では、オートチューニングスイッチ521が操
作されるとマイコン52の指示に基づき受信周波数が順
次走査され、各受信周波数の検波、復調された受信信号
レベルとマイコン52に予め設定されている基準信号レ
ベル(良好な映像を得るために必要な最低の電界強度に
設定されている)とが比較され、受信信号レベルの方が
高ければその受信周波数がチャンネルメモリ523に登
録される。もし、受信信号レベルのほうが低ければ良好
な映像を得ることができないので、その受信周波数はチ
ャンネルメモリ523に記憶されない。このようにして
順次全受信周波数の放送波について受信信号レベルと基
準信号レベルが比較され、基準信号レベルより高い受信
信号レベルを有する放送波の周波数のみが自動的にチャ
ンネルメモリ523に記憶される。
【0005】オートプリセット機能付きのテレビ受信装
置について説明する。図23は、従来のオートプリセッ
ト機能付きテレビ受信装置の構成を示すブロック図であ
る。検波復調部61は受信したテレビ電波を検波、復調
し、電波を受信するアンテナ611、特定の周波数の放
送電波を選択して受信するチューナ部612、チューナ
部で受信した放送電波を検波、復調する検波復調器61
3で構成される。マイコン62には地域番号入力手段6
21、チャンネルスイッチ622、チャンネルメモリ6
23、チャンネル上下スイッチ624、プリセットデー
タベース625が接続されている。チャンネルスイッチ
622とチャンネル上下スイッチ624は、図22に示
した従来例と同様な外観をしており、ユーザがチャンネ
ルスイッチ622またはチャンネル上下スイッチ624
を操作すると対応したチャンネルメモリ623に記憶さ
れている放送電波の周波数が呼び出され、マイコン62
より検波復調部61に、受信周波数を指示する受信周波
数指示信号が送られる。受信周波数指示信号を受け取っ
た検波復調部61は指示された周波数の放送電波を受信
する。受信した放送電波は検波復調器613より、映像
信号と音声信号に分離される。映像信号はディスプレイ
部63の映像増幅器631で増幅され、液晶などのディ
スプレイ632で映像表示される。また、音声信号はオ
ーディオ部64の音声増幅器641によって増幅され、
スピーカ642を通じて出力される。
【0006】次に、チャンネルメモリ623への放送電
波の周波数の記憶方法について述べる。オートプリセッ
ト機能では、地域番号入力手段621をユーザが操作し
て、例えば郵便番号などの地域を特定する番号を入力す
る。プリセットデータベース625には、ある地域で良
好に受信できるチャンネルデータベース(地域番号を主
キーとし、受信周波数とチャンネル番号と放送局名で構
成されている)が、全ての地域に対して登録してある。
地域番号入力手段621を利用して、ユーザが地域番号
を入力すると、プリセットデータベース625を参照
し、その地域で良好に受信できる全てのチャンネルをチ
ャンネルメモリ623に記憶する。例えば地域番号入力
手段621でユーザが奈良の地域番号を入力した場合
は、プリセットデータベース625を参照して奈良で受
信できると登録されているチャンネルやそのチャンネル
に対する周波数や放送局名を探し出し、それをすべてチ
ャンネルメモリ623に記憶する。図24(A)に、奈
良地方で受信できる全てのチャンネルがチャンネルメモ
リ623に登録された様子を示す。図24(A)の左側
の番号はチャンネル番号であり、図22のチャンネルス
イッチ522の番号と対応している。
【0007】以上説明した「オートチューニング機能」
や「オートプリセット機能」を行って、良好に受信でき
る受信周波数をチャンネルメモリ523(または62
3)に登録するのが終了すると、チャンネルスイッチ5
22(または622)やチャンネル上下スイッチ524
(または624)を選択すればチャンネルメモリ523
(または623)に記憶されている放送電波の周波数が
呼び出され、チューナ部512(または612)で電波
を受信しディスプレイ532(または632)に映像が
表示されるように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術の「オートプリセット機能」には次のような問題が
ある。すなわち、ユーザが入力した地域番号を基にし
て、プリセットデータベース625を参照し、その地域
で受信できるチャンネルをチャンネルメモリ623に記
憶する方法では、チャンネルメモリ623に記憶された
チャンネルが全て良好な映像の状態で受信できるとは限
らない。なぜならば、テレビは地域の電波状態や地理的
条件により受信状態が変わるからである。例えば、大き
な山やビルに電波が阻まれてある周波数帯の電波を受信
できないこともあり得る。これを図24(A)を用いて
説明すると、例え奈良に住んでいても電波の状態が悪く
て奈良テレビを良好な映像として受信できない場合があ
る。このような場合は、図22のチャンネルスイッチ5
22の11番のボタンを選択しても奈良テレビが表示さ
れない。
【0009】そこで、この問題点を解決する方法として
「オートプリセット」を行った後にユーザが手動でチャ
ンネル設定を行うことが行われている。以下これについ
て説明する。これは、「オートプリセット機能」を利用
して、ユーザが住んでいる地域で受信できると予想され
るチャンネルをチャンネルメモリ623に登録後、それ
ぞれの登録されたチャンネルについて、ユーザが電波の
状態が悪くて受信できないと判断したチャンネルについ
ては、ユーザの手動操作のもと、チャンネルメモリ62
3の登録から削除するというものである。例えば、奈良
県に住んでいるユーザが、オートプリセット機能を利用
してチャンネルメモリ623に図24(A)に示すよう
に登録したとする。ユーザの住んでいる地域は奈良テレ
ビの電波受信状況が悪くて、奈良テレビが良好に受信で
きないとする。すると、ユーザは図25に示すような画
面を利用して、奈良テレビをチャンネルメモリ623の
登録から削除することができる。具体的には図24
(B)に示された画面上において、スキップという項目
を「する」に変更すれば、チャンネルメモリ523の登
録は削除され、図24(B)に示すようにチャンネルメ
モリ623の更新がなされる。(図24(B)では図2
4(A)と比較すると、チャンネル番号11の位置から
奈良テレビが削除されている。)
【0010】しかし、ユーザが手動でチャンネルメモリ
623に登録されている内容を変更するのは大変面倒で
ある。これまでは、チャンネル数が最高でも10個ぐら
いであったのでユーザが手動で内容を変更するのは可能
であったが、デジタル放送の時代を迎える今日におい
て、数百のオーダで存在するチャンネルに対して一つず
つ手動で登録内容を変更するのは困難である。アナログ
放送の場合には、基準信号レベル(良好な映像を得るた
めに必要な最低の電界強度)と実際の受信信号レベルを
比較してオートチューニングを行ったとしても、実際は
基準信号レベルは曖昧なもの(基準信号レベルをどのく
らいの値に設定すればユーザが満足するかは定かではな
い)であり、上記の例で述べたようにユーザがチャンネ
ルメモリからの削除を手動で行いながら確認させること
が必要であった。デジタル放送の時代を迎える今日にお
いて、デジタルデータとして送信されてくるデータはチ
ェックサム(データが誤りなく正確に送られてきたか否
かを表す符号。アナログのデータには含まれない。)が
含まれている。このチェックサムを利用してオートチュ
ーニングを行うことによって、本来アナログ放送の場合
には実現できなかった(アナログの時代では最後は結局
ユーザが手動でチャンネル設定を行わなければならなか
った)「自動的にチャンネル設定を行うということ」が
実現可能である。なぜならば、デジタル放送の場合は、 1)チェックサムを利用してデータに誤りがないかどう
か確認する。 2)これまでアナログ放送でも行われてきたように基準
信号レベルと実際の受信信号レベルを比較する。 の2通りの処理方法でオートチューニングが行えるよう
になり、より確実にチャンネル設定を行うことができる
からである。本発明は、ユーザの手動操作なしで、自動
的にチャンネルメモリの登録内容を変更する、つまりチ
ャンネルメモリに登録されているチャンネルの中から電
波の受信状況が悪いチャンネルを自動的に削除すること
ができる装置を提供することを課題とする。
【0011】したがって、本願発明の第1の目的は、デ
ジタル放送による多局化に対する有効(良好)なチャン
ネルをチャンネルメモリに登録する際、利用者の負担を
できるだけ少なくする放送受信機を提供することであ
る。
【0012】第2の目的は、従来の電界強度に基づく受
信良好チャンネルの抽出だけでなく、放送のデジタル化
に伴い、放送データそのものに誤りがあるか否かの確認
が容易になったことにより、より精度の高い良好チャン
ネルの抽出を行い、従来のように、“利用者の受信状態
の確認”を必要としない放送受信装置を提供することで
ある。
【0013】第3の目的は、電子番組情報を受信して表
示する際、チャンネルメモリへ登録された有効チャンネ
ルを参照することにより、受信可能なチャンネルのみを
表示することである。
【0014】第4の目的は、カーナビ等の移動体機器に
放送受信装置を搭載したときにおいても、現在位置に対
して、逐次オートチューニング処理(実際に有効なチャ
ンネルか否かの判断と、有効チャンネルのチャンネルメ
モリへの登録)することのできる放送受信装置を提供す
ることである。
【0015】第5の目的は、移動体機器でのオートチュ
ーニング(感度チェックによる有効チャンネル抽出処
理)は、静止形機器の場合と異なり、移動先ごとに、チ
ャンネルメモリの割り当てが、変化してしまうというこ
とに鑑み、移動体機器の移動先ごとに、チャンネルメモ
リの割り当てが頻繁に変化することがないようにするこ
とである。
【0016】第6の目的は、移動体機器でのオートチュ
ーニング(感度チェックによる有効チャンネル抽出処
理)を完全にしようとすると、逐次処理になってしまう
ことに鑑み、地域範囲の境界において、移動体機器が規
定値以内の距離を越えても受信感度が基準値以上であれ
ば、チャンネルの記憶内容を維持してオートチューニン
グ処理を行い、チャンネルメモリの割り当てが頻繁に変
化することがないようにすることである。
【0017】第7の目的は、地域隣接地点での感度基準
値を非常に低く設定することで、利用者にとっての不本
意なチャンネルメモリ変化を防ぐことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的
を達成するためになされたものであって、第1の技術手
段は、複数の地域に対し複数の放送周波数情報が対応付
けられたプリセットデータベースと、地域指定手段と、
視聴放送番組を指定する番組指定手段と、前記地域指定
手段によって指定された地域に対応した放送周波数情報
を記憶するチャンネルメモリと、該チャンネルメモリに
記憶された複数の放送周波数情報の個々に対して、受信
コンテンツが良好であるか否かを、利用者確認なしで判
断するオートチューニング手段と、前記チャンネルメモ
リへの放送周波数情報の初期登録時、前記オートチュー
ニング手段により判断された受信コンテンツが良好な放
送周波数情報のみを、前記チャンネルメモリへ登録する
手段とを具備した放送受信装置であることを特徴とす
る。
【0019】第2の技術手段は、第1の技術手段におい
て、放送受信装置はデジタル放送の受信が可能であり、
デジタル放送に対する前記オートチューニング手段での
受信コンテンツが良好な放送周波数の判断手段は、規定
時間(パケット数)内における誤りパケット率の基準値
比較を行う判断手段であることを特徴とする。
【0020】第3の技術手段は、第1の技術手段におい
て、少なくとも番組タイトルを含む電子番組情報を受信
し読み込む手段と、前記チャンネルメモリに登録された
放送周波数情報に対する番組情報を表示出力する表示手
段とを具備し、受信可能なチャンネルのみを表示処理す
ることを特徴とする。
【0021】第4の技術手段は、第1の技術手段におい
て、現在の位置情報を得るための位置情報取得手段と、
該位置情報取得手段により得た位置情報を、前記プリセ
ットデータベースの地域情報に変換するためのテーブル
と、現在位置に対する地域が、直前に算出された地域範
囲をこえた時、現在位置の地域に対して前記オートチュ
ーニング処理を稼動させる手段とを具備したことを特徴
とする。
【0022】第5の技術手段は、第4の技術手段におい
て、前記直前に算出された地域範囲に対する前記チャン
ネルメモリの記憶内容の少なくとも1の割り当てを維持
して、前記オートチューニング処理を行うことを特徴と
する。
【0023】第6の技術手段は、第5の技術手段におい
て、現在位置と直前に算出された地域範囲の境界との距
離が規定値以内か否かを算出する距離算出手段と、該距
離算出手段の算出結果が前記規定値以内の場合に、前記
直前に算出された地域範囲のオートチューニング結果に
対する受信感度チェックを行い、受信感度が基準値以上
のチャンネルの記憶内容を維持してオートチューニング
処理を行うことを特徴とする。
【0024】第7の技術手段は、第6の技術手段におい
て、前記現在位置と前記直前に算出された地域範囲の境
界との距離が前記規定値以内か否かで、オートチューニ
ング処理のための受信感度チェック時の基準値を変化さ
せることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1〜図11を参照して、また第2の実施例を図12〜図
20を参照して説明する。 (実施例1)第1の実施例では、デジタル放送時代を迎
える今日に以下のような装置を提供する。まず「オート
プリセット機能」によって、テレビがセットされている
地域で受信できるであろうチャンネルをチャンネルメモ
リに登録後、「オートチューニング機能」を使って、チ
ャンネルメモリに登録されたチャンネルに対して、良
好、または正しく受信できていないチャンネルを検索す
る。そして、良好、または正しく受信できていないチャ
ンネルはチャンネルメモリの登録から自動的に削除され
る。
【0026】ここで、オートチューニングによる良好、
または正しく受信できていないチャンネルの検索方法に
ついて述べると、大別すると次の2つの過程から構成さ
れている。 (1)各受信周波数の検波、復調された受信信号レベル
とマイコンに予め設定されている基準信号レベル(良好
な映像を得るために必要な最低の電界強度に設定されて
いる)とが比較され、受信信号レベルのほうが高ければ
その周波数に対応するチャンネルはチャンネルメモリに
登録されたままとする。もし、受信信号レベルのほうが
低ければ良好な映像を得ることができないので、その受
信周波数はチャンネルメモリの登録から自動的に削除さ
れる。
【0027】(2)(1)の処理を行った後に、送信さ
れてくるデジタルデータ中のチェックサム(データが誤
りなく正しく送られてきたか否かを確認することができ
る符号)を用いてデジタルデータが誤り無くきちんと送
られてきているかを確認する。誤りなく正しく送られて
きていればその周波数に対応するチャンネルはチャンネ
ルメモリに登録されたままとする。誤りがあって正しく
送られてきていない場合はチャンネルメモリの登録から
自動的に削除を行う。
【0028】なお、データが誤りなく送られてきたか否
かを判定するための方法としてチェックサムによるデー
タチェックの方法を述べているが、データチェックの方
法としてチェックサムによる方法に限らず、CRC符号
によるデータチェック等適宜の方法が適応可能である。
【0029】図1は、第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図であって、TV付きカーナビゲーションシステムを
例としている。図2は、TV付きカーナビゲーションシ
ステムの外観形状を示し、外観的な構成要素としてテレ
ビ放送電波を受信するアンテナ111、チャンネルスイ
ッチ121、チャンネル上下スイッチ122、カーナビ
関連の入力手段123、電源スイッチ124、ディスプ
レイ部13、スピーカ142を備えている。なお、各種
スイッチや入力手段121〜124は、本実施例におい
ては、TV付きカーナビゲーションシステム上に配置さ
れているが、これらのスイッチ類は、TV付きカーナビ
ゲーションシステムから分離されたリモコンに設けられ
てもよく、また表示部分がタッチパネル式となっている
ディスプレイ部13に設けられていてもよい。
【0030】上記したスイッチ類の機能は次の通りであ
る。電源スイッチ124は、電源のON/OFFを制御
するためのスイッチである。チャンネル上下スイッチ1
22は、チャンネルの順送り、または逆送り命令を送る
ためのスイッチであり、良好に映ると登録されているチ
ャンネルのみを表示する命令を送ることができる。チャ
ンネルスイッチ121は、従来例である図22に示され
ているのと同様な外観をしており、1から12までの番
号命令を送るためのスイッチである。カーナビ関連の入
力手段123は、TV付きカーナビゲーションシステム
において、カーナビゲーションシステムのみに関連する
ような命令(例えば、目的地への最短経路の設定等)を
送るためのスイッチである。
【0031】図1に示す、TV付きカーナビゲーション
システムを形成する各構成要素について説明する。検波
復調部11は、受信したテレビ放送電波を検波、復調す
る処理部で、これはデジタル情報として送られてくるテ
レビ放送電波を受信するアンテナ111、放送電波を受
信するチューナ部112、チューナ部112で受信した
放送電波を検波、復調する検波復調器113で構成され
る。マイコン16には、入力手段12、カーナビ処理部
15、チャンネルメモリ17、プリセットデータベース
18、地域番号算出手段19、オートチューニング処理
部20、番組情報データベース21が接続されている。
入力手段12については、図22を参照して説明したの
で、ここでは詳しく述べないが、チャンネルスイッチ1
21、チャンネル上下スイッチ122、カーナビ関連の
入力手段123、電源スイッチ124から構成されてい
る。
【0032】カーナビ処理部15は、カーナビ処理に関
わること全てを行う部分である。チャンネルメモリ17
は、図24(A)で示されるようなチャンネル設定に関
する情報を記録している部分である。図24(A)につ
いて再度説明すると、チャンネル番号は1〜12までで
構成されており、この番号はチャンネルスイッチ121
の番号と一致している。周波数は、チャンネル番号1〜
12に対応するチャンネルの映像を表示するために、チ
ューナ部112が受信するべき周波数を示している。放
送局名は、対応する周波数を受信すると表示されるテレ
ビ映像を放送している放送局名を示している。
【0033】プリセットデータベース18には、ある地
域で良好に受信できる全てのチャンネルのチャンネル番
号、周波数、放送局名が登録されている。これらは、地
域番号を主キーとしてすべての地域に対する情報がデー
タベース化されている。図3は、地域番号毎に視聴可能
なチャンネル番号、周波数、放送局名が記憶されたプリ
セットデータベース18の様子を示す。図3の場合は、
地域番号を一例として郵便番号としたが、地域番号はこ
れ以外に、電話の市外局番などでもよい。
【0034】地域番号算術手段19は、TV付きカーナ
ビゲーションシステムが設置されている地域の地域番号
(例えば、郵便番号や電話の市外局番)を算出する手段
である。なお、地域番号を算出する処理については、以
下で詳しく述べる。オートチューニング処理部20は、
マイコン16の指示に基づいて、周波数を順次走査し、
各受信周波数の検波、復調された受信信号レベルとマイ
コン16に予め設定されている基準信号レベル(良好な
映像を得るために必要な最低の電界強度)の比較を行う
処理と、それに加えてデジタル情報として送られてくる
あるチャンネルのテレビ放送電波の中からチェックサム
を取り出して、テレビ放送電波が誤りなく受信できてい
るか否かを判断する手段である。なお、この処理につい
ても以下で詳しく述べる。
【0035】番組情報データベース21には、アンテナ
111で受信したテレビ放送電波中の垂直帰線消去期間
(VBI)に含まれている電子番組情報を記憶し、デー
タベースとして記憶している部分である。なお、電子番
組情報は必ずテレビ放送電波中のVBIに挿入されて送
信されているものではなく、地域によっては電子番組情
報が挿入されてなく、受信できない地域もある。したが
って、番組情報データベース21に電子番組情報が記録
されるのは、VBI中に電子番組情報が挿入されて送信
されている場合のみである。
【0036】また、検波復調部11には、ディスプレイ
部13とオーディオ部14が接続されている。ディスプ
レイ部13はディスプレイ132と映像増幅器131か
ら形成されており、オーディオ部14はスピーカ142
と音声増幅器141から形成されている。
【0037】ここで、ユーザがTVを視聴するときの各
構成要素の動作について説明する。ユーザがチャンネル
スイッチ121またはチャンネル上下スイッチ122を
操作すると、チャンネルメモリ17に記憶されている対
応した放送電波の周波数が呼び出され、マイコン16よ
り検波復調部11に、受信周波数を指示する受信周波数
指示信号が送られる。受信周波数指示信号を受け取った
検波復調部11は、指示された周波数の放送電波を受信
する。受信した放送電波は、検波復調器113により映
像信号と音声信号に分離される。映像信号は映像増幅器
131で増幅され、ディスプレイ132で映像が出力さ
れる。また、音声信号は音声増幅器141によって増幅
され、スピーカ142を通じて出力される。
【0038】次に、電源ON時の処理フロー、すなわ
ち、オートプリセット処理について、図7に基づいて説
明する。 (ステップ1)電源スイッチ124がユーザにより選択
され、それにより電源ON命令が出されたか否かを監視
する。電源ON命令が出された場合はステップ2へ、電
源ON命令が出されていないときはステップ1で監視を
続ける。 (ステップ2)カーナビ処理部15が起動する。 (ステップ3)カーナビ処理部15によって、TV付き
カーナビゲーションシステムが設置されている位置の位
置情報が算出される。なお、このときの算出方法につい
ては、本発明の趣旨とは直接関係なく、また従来周知で
もあるため簡単に説明する程度とするが、地球上空を回
っているカーナビ用の衛星と通信して、TV付きカーナ
ビゲーションシステムが設置されている位置を算出す
る。このとき、位置情報は例えば緯度や経度によって表
された情報として算出される。
【0039】(ステップ4)地域番号算出手段19が起
動する。 (ステップ5)ステップ4で起動した地域番号算出手段
19は、ステップ3でカーナビ処理部15によって算出
された緯度や経度によって表された位置情報を用いて、
地域番号を算出する。この時の処理の一例を述べると、
例えば地域番号算出手段19中には図5で示されるよう
に、それぞれの経度、緯度に対応する地域番号(この場
合は地域番号の一例として郵便番号)がデータベース化
されている。ステップ3で、カーナビ処理部15が、現
在TV付きカーナビゲーションシステムが設置されてい
る位置の位置情報が“北緯35.0度、東経135.0
度”であると算出したとすると、地域番号算出手段19
は、この“北緯35.0度、東経135.0度”に対応
する地域番号はいくつなのかをデータベースを参照して
算出する。なお、この場合算出された地域番号は“73
4−5520”となる。
【0040】(ステップ6)ステップ5で算出された地
域番号をもとにして、マイコン16は地域番号に一致す
るチャンネル設定情報をプリセットデータベース18か
ら検索し、チャンネルメモリ17に記憶することによっ
て登録する。この処理について詳しく述べると、例えば
ステップ5で地域番号算出手段により、現在TV付きの
カーナビゲーションシステムが設置されている位置の地
域番号が“734−5520”(郵便番号)と算出され
たとする。すると、マイコン16はプリセットデータベ
ース18を参照して郵便番号が“734−5520”の
地域で受信できると登録されているチャンネルやそのチ
ャンネルに対応する周波数や放送局名を検索し、それを
全てチャンネルメモリ17に登録する。ここで、チャン
ネルメモリ17に登録された様子を図4に示す。
【0041】次に、図7の処理、つまりオートプリセッ
ト処理が終了後、自動的にオートチューニングによって
オートプリセットでチャンネルメモリ17に登録された
チャンネルから映りが良好でない、又は正しく受信でき
ていないチャンネルを削除する処理について図8に基づ
いて説明する。 (ステップ11)オートチューニング処理部20が起動
する。なお、起動するタイミングは、図7で説明したオ
ートプリセット処理が終了した直後が考えられる。ま
た、オートチューニング開始命令を出力する操作ボタン
を用意しておき、ユーザがそのボタンを選択したときで
もよい。 (ステップ12)変数Mに1を代入する。 (ステップ13)オートチューニング処理部20は、チ
ャンネルメモリ17のチャンネル設定情報を参照し、チ
ャンネル番号がMのチャンネルにデータが入力されてい
るかどうかを調べる。ここで、データが入力されている
かどうかということの判定方法を説明すると、図4で
「チャンネル番号が1の行はデータが入力されておら
ず、チャンネル番号が2の行はデータが入力されてい
る。」と定義する。つまり、データがあるときデータが
入力されていると定義する。データが入力されていれば
ステップ14へ、データが入力されていなければステッ
プ18へ進む。 (ステップ14)オートチューニング処理部20は、マ
イコン16を通じてチューナ部112にチャンネルメモ
リ17中のチャンネル番号がMに対応する周波数に設定
するように指示すると、マイコン16より検波復調部1
1に、受信周波数を指示する受信周波数指示信号が送ら
れる。受信周波数指示信号を受け取った検波復調部71
は、指示された周波数の放送電波を受信する。すると、
指示された周波数の電波の受信信号レベルと電波として
送信されてきたデジタル情報がマイコン16に送られ
る。
【0042】電波として送信されてきたデジタル情報に
ついて一例を述べる。図6はテレビ放送電波のデジタル
情報を示す図である。図6で示すように、デジタル情報
は、ヘッダー22、0と1で示されるデータ23、そし
てチェックサム24で構成されている。ここでチェック
サム24について説明する。例えば最も簡単なパリティ
チェックという方法で用いられているチェックサム24
について説明すると、0と1で示されるデータ23の中
に、1が偶数個含まれていればチェックサム24に
“0”を挿入し、1が奇数含まれていればチェックサム
“1”を挿入するという方法がとられている。
【0043】(ステップ15)オートチューニング処理
部20は、ステップ14で受け取った受信信号レベルと
マイコン16中に予め設定されている基準信号レベル
(良好な映像を得るために必要な最低の電界強度に設定
されている)を比較する。そして、受信信号レベル≧基
準信号レベルとなっていればステップ17へ進む。ま
た、受信信号レベル<基準信号レベルとなっていれば、
ステップ16に進む。
【0044】(ステップ16)テレビ映像が良好に正し
く受信できていないということなので、オートチューニ
ング処理部20はチャンネル番号がMに対応するデータ
の周波数、放送局名をチャンネルメモリ17から削除
し、ステップ18へ進む。 (ステップ17)オートチューニング処理部20は、ス
テップ14で受け取った電波として送信されてきた図6
に示されるようなデジタル情報について、データの誤り
がないかどうかをチェックする。ここで具体的にデータ
に誤りが含まれているかどうかをチェックする方法を述
べると、例えば0と1で示されるデータ23の中に1が
偶数個含まれているにもかかわらずチェックサム24に
1が挿入されている場合は、0と1で示されるデータ2
3の送信中にエラーが生じたということになる。そし
て、データ中に誤りが存在した場合はステップ16へ、
誤りが存在しない場合はステップ18に進む。
【0045】なお、サムチェックによる感度チェックに
ついて説明すると、放送系の通信は単方向通信、すなわ
ち送信側(放送局)が送信(放送)したデータが正しい
か否かは、受信側でチェックするしかない。そのため、
規定されたフォーマットで送信されたデータが、その規
定されたフォーマット通り受信側で受信したかどうかを
チェックすることになるが、1つの送信パケットが正し
いか否かを判断するため、一般にそのパケットデータの
総和が付加される。このデータをサムチェックデータと
いうが、あるパケットのチェックサムが不当であるから
といって、受信できないというものではない。パケット
のチェックサムによる感度チェックとは、単位時間内
(あるパケット数内)におけるチェックサムエラーが発
生した頻度が、規定値より多いか否かを意味し、感度状
態を数値化するという点においては、電界強度による感
度チェックに比べ有効な方法である。
【0046】(ステップ18)変数MにM+1を代入す
る。 (ステップ19)変数Mが12より大きければ、チャン
ネルメモリ17に登録されているチャンネルについてす
べてオートチューニングを行ったことになるので終了す
る。それ以外の場合は、ステップ13に戻り、受信信号
レベルと基準信号レベルの比較、またチェックサムを利
用するデータの誤り検出の処理を行う。なお、図24
(A)から明らかなようにチャンネルメモリ16にはチ
ャンネルを登録するチャンネル番号が12個しかないの
で、ステップ19では変数Mと12を比較している。
【0047】以上のように、図7に示すオートプリセッ
ト処理と、図8のオートチューニング処理を行うこと
で、チャンネルメモリ17には、TV付きのカーナビゲ
ーションシステムが設置されている地域で良好に正しく
受信できるチャンネルのみが登録されたこととなる。
【0048】次に図9に基づいて、図7、図8の処理
後、テレビ映像がディスプレイ部13に表示されている
時に、ユーザがチャンネル上下スイッチ122を操作し
てTVの受信チャンネルを変更したときに行われる操作
について説明する。 (ステップ21)ユーザがチャンネル上下スイッチ12
2を操作したことで、チャンネルの順送り又は早送り命
令が出されたかどうかを監視する。順送り、または早送
り命令が出されたらステップ22へ、出されないときは
ステップ21で監視を続ける。なお、次にステップ22
の説明に移るが、この場合は、チャンネル上下スイッチ
122の下向き矢印のスイッチをユーザが選択したと仮
定して説明する。 (ステップ22)マイコン16は、現在表示中のテレビ
映像に対応するチャンネル番号を変数Kに保持する。 (ステップ23)変数KにK+1を代入する。 (ステップ24)Kが13と等しいかどうかを比較す
る。等しければステップ25に進み、等しくなければス
テップ26へ進む。なお、ここで変数Kと13を比較し
ている理由であるが、図24(A)よりチャンネルメモ
リ16にはチャンネルを登録するチャンネル番号が12
個しかないので、変数Kと13を比較し、Kが13なら
ばステップ25でKを1に変更する処理を行う。 (ステップ25)変数Kが13と等しかった場合は、変
数Kに1を代入してステップ26に進む。
【0049】(ステップ26)マイコン16はチャンネ
ルメモリ17中の設定情報を参照し、チャンネル番号が
Kのチャンネルにデータが入力されているかどうかを調
べる。データが入力されていればステップ27へ、デー
タが入力されていなければステップ23へ進む。 (ステップ27)マイコン16は、チャンネルメモリ中
のチャンネル番号がKに対応する周波数を受信するよう
に検波復調部11に指示する。この命令を受け取った検
波復調部11は、指示された周波数の放送電波を受信
し、テレビ映像と音声をディスプレイ部13とオーディ
オ部14に出力する。
【0050】図9を用いて説明した処理を行うことによ
って、ユーザがチャンネル上下スイッチ122の下向き
矢印スイッチを選択すると、チャンネルメモリ17に登
録されたチャンネルの中から現在ユーザが見ているテレ
ビ映像のチャンネル番号の次にチャンネル番号が大きい
チャンネルの中から、良好に映るとしてチャンネルメモ
リ17に登録されているチャンネルが表示されることと
なる。以上の説明では、ユーザがチャンネル上下スイッ
チ122の下向き矢印のスイッチを選択した時を想定し
て動作を記載したが、ユーザがチャンネル上下スイッチ
122の上向き矢印のスイッチを選択したときの動作
は、図9のステップ23を“K←K−1”に、またステ
ップ24の比較処理を“K=0?”に変更すればよい。
このような処理を行うと、ユーザがチャンネル上下スイ
ッチ122の上向き矢印を選択した場合は、現在見てい
るテレビ映像のチャンネル番号よりも次に小さいチャン
ネル番号で、チャンネルメモリ17に登録されているチ
ャンネル番号の映像が表示されることとなる。
【0051】以上、TV付きカーナビゲーションシステ
ムの例をあげて、第1の実施例を説明したが、本発明は
このような構成に限定されるものではない。例えば、カ
ーナビゲーションシステムが付属していない単なるテレ
ビジョンでも実施することができる。この場合は単なる
テレビジョン受信装置なので、現在テレビジョン受信装
置が設置されている地域番号を自動的に検出することが
できない。したがって、地域番号はユーザが別途設けら
れた地域番号設定手段(地域番号の設定命令を発生する
手段)を用いて、例えば郵便番号や電話の市外局番など
を手作業で入力することとなる。このとき、図7に示し
た電源ON時の処理フローは図10に示す処理フローで
置き換えればよい。 (ステップ31)電源ON命令が出たかどうかを監視す
る。 (ステップ32)地域番号設定手段を利用して、ユーザ
が地域番号を入力する。 (ステップ33)マイコン16が、地域番号設定手段に
よって入力された地域番号に一致するチャンネル設定情
報をプリセットデータベース18から検索し、チャンネ
ルメモリ17に登録する。
【0052】また、現在番組電波の垂直帰線消去期間
(VBI)に埋め込まれた電子番組情報(この情報の中
には番組の開始・終了時間、チャンネル、放送局名、ジ
ャンル、内容などが含まれている)をテレビ画面に表示
させるという技術があるが、この技術を利用して、本発
明のテレビジョン受信装置におけるチャンネル設定を行
った後に、チャンネルメモリ17に登録されたチャンネ
ルに対応する電子番組情報のみを表示させることで、ユ
ーザにより使いやすい電子番組表を表示させることが可
能である。なぜならば、この技術を用いることによって
良好に映ると判断されたチャンネルの電子番組表のみを
表示させることができるからである。つまり良好に映ら
ないチャンネルの番組表は表示させない。デジタル放送
では、チャンネル数が数百のオーダで存在する。これら
数百オーダのチャンネルの番組をすべて表示させるので
はなく、良好に映るチャンネルの番組表のみを表示させ
ることで、ユーザが自分の見たいチャンネルを見つける
までの時間が短縮される。この技術を実現させるための
処理フローについて図11を用いて説明する。なお、こ
の処理を行うことができるのは、テレビ放送電波のVB
I中に電子番組情報が挿入されて送信されてきている場
合のみである。
【0053】(ステップ41)変数Aに1を代入する。
なお、変数Aに1を代入するタイミングの一例として
は、ユーザによって“番組表表示”というボタンが選択
されて番組表表示命令が出されたときが考えられる。 (ステップ42)マイコン16は、チャンネルメモリ1
7中の設定情報を参照し、チャンネル番号がAのチャン
ネルの放送局名を取得する。 (ステップ43)マイコン16は、番組情報データベー
ス21を参照し、ステップ42で取得した放送局名で放
送している番組情報をディスプレイ132に表示する。 (ステップ44)変数Aを1インクリメントする。 (ステップ5)変数Aが13に等しいかどうかを調べ、
等しければ終了し、等しくなければステップ42へ進
む。以上の処理を行うことで、チャンネルメモリ17に
良好に受信できると登録されているチャンネルのみの番
組表をディスプレイ132に表示することができる。
【0054】(実施例2)図12は、第2の実施例の構
成を示すブロック図であって、TV付きカーナビゲーシ
ョンシステムを例としている。基本構成は、図1に示し
た第1の実施例と同一であるが、発明のポイント部分の
説明を容易とするために、ブロック名やブロック番号等
は異なっている。図13は、TV付きカーナビゲーショ
ンシステムの模式化した外観形状を示す図である。
【0055】第2の実施例の、TV付きカーナビゲーシ
ョンシステムは、TV機能とカーナビゲーション機能と
いう大きく分けて2つの機能を備えたものである。図1
3に示す商品イメージにおいて、TV/カーナビ表示の
切替ボタン41が、この2つの機能の切り替え用のボタ
ンである。ただし、カーナビゲーション機能のブロック
の詳細な構成については、本発明と直接関係しないの
で、カーナビゲーションシステムの構成要素のうち、必
要な構成要素である「位置検出装置」のみを示してい
る。したがつて、実際には、図12のブロック構成に、
TV/カーナビ表示の切替ボタン41、及びTV/カー
ナビ表示の切替ボタン41押下時に、TV機能をカーナ
ビゲーション機能に切り替える制御を行うブロックが存
在する。
【0056】位置検出装置37は、第2の実施例のTV
付きカーナビゲーションシステムが搭載されている車両
が存在する場所情報(一般には、緯度/経度で出力され
る)を検出し、出力する装置で、GPS(Global Posit
ioning System)が代表的なものであるが、場所情報の
精度を無視すると、PHS等の位置取得サービス等を用
いることも可能である。要するに、現在の機器の場所情
報を入手し、後述するチャンネルメモリ制御部31に出
力可能な手段であればよい。
【0057】次に、チャンネルボタン38は、テレビジ
ョン受信装置として受信チャンネルを切り替えるスイッ
チであって、図13に示す商品イメージでは6個設けら
れているが、個数には何の制約もなく必要な個数とする
ことができる。チャンネルボタン38のいずれかが押下
された時、各ボタンに割り当てられる6個の領域からな
る、図14に示すようなチャンネルメモリ(CHMemory)
33に記憶されている受信周波数のテレビジョン放送を
放送受信装置35が受信し、その受信内容(映像)を表
示装置39に出力する。要するに、本システムは、6個
分のチャンネル切り替えが可能なテレビジョン放送受信
装置となっている。
【0058】上記した構成以外に、図15に示すデータ
構造の地域データベース(AreaTbl)32、チャンネルメ
モリ33へ登録するか否かの判断用の感度規定値(Base
l,Base2)や、図16に示すその他の変数/定数が記憶
されている変数/定数メモリ34、さらには、あるチャ
ンネル(受信周波数)に対する受信感度が規定値以上か
否かをチェックし、その結果を出力する受信感度検出部
36、ならびにチャンネルメモリ33への登録制御を行
うチャンネルメモリ制御部31からなるが、これら構成
要素、及びそれらの制御については、以下のチャンネル
メモリ制御部31の処理フローに基づいて詳述する。な
お、図12において、放送受信装置35と受信感度検出
部36とは、チャンネルメモリ制御部31の制御によっ
て、ある受信周波数の内容(映像)を受信しつつ、受信
感度の検出を行っている。これは、チェックサム等によ
る放送受信内容(映像データ)の誤り率による受信感度
の検出を行う場合には、2個以上のチューナ(放送受信
装置)を必要とすることを意味する。しかしながら、例
えば、電子番組情報(EPG)を受信しながら、ある番
組を受信できる受信装置、要するに、異なる受信周波数
帯(デジタル放送の場合、同一受信周波数帯に2以上の
コンテンツが送信される場合があるので、この場合には
正確な表現とはいえない)をマルチに処理できる放送受
信装置も存在するから、必ずしも2個以上のチューナを
必要とするというものではない。
【0059】図17〜図19は、チャンネルメモリ制御
部31の処理フローを示す。第2の実施例におけるチャ
ンネルメモリ登録処理は、以下に説明するとおり、 1)基本的に、すべてのチャンネルメモリに対して、感
度の良い放送を、順次、チャンネルメモリ登録し、個々
のチャンネルボタン38に割り当てる、 2)常に、現在位置をチェックし、図20に示されるよ
うな矩形単位で地域データベース(AreaTbl)32の内
容にしたがって、チャンネルメモリ33の再登録処理を
実施する、 3)ただし、矩形単位と矩形単位の境界付近(処理矩形
〜処理矩形+定数dの範囲)(図20参照)の処理は、
現在選択中(受信中)のチャンネルに対して、特別処理
(「チャンネルボタンの割り当てが変化しない」や「感
度チェックを甘くする」などの処理)を実施し、できる
だけ、チャンネルボタンの割り当てが変化しないように
する、等の制御を実施しているが、上記1)〜3)の処
理だけでは、まだチャンネルボタン割り当てが頻繁に変
わり、使いにくいという問題が発生すると予想される。
【0060】したがって、選択(受信)チャンネル以外
のチャンネルメモリに設定されているチャンネル(周波
数)をできるだけ活かす次のような配慮もなされる必要
がある。 1)オートチューニング処理されるチャンネルボタン
と、処理されないチャンネルボタンの2種のボタン(当
然、チャンネルメモリも制御も必要)を準備する。 2)地域データベースの有効放送局(Broadcast[])
に、優先順位(重み)をもたせ、優先順位によってチャ
ンネルメモリ登録の優先順位を変える。(例えば、NH
Kは、受信感度にかからわず、必ずチャンネルボタン1
に設定する。) 3)系列局や同じような放送局(例えば、大阪に住んで
いる人からみたら、奈良放送も京都放送も和歌山放送も
基本的には同じ番組を放送していると感じている)のデ
ータベース化や電子番組情報(EPG)による同一番組
チェック(例えば、高校野球は、民放でもNHK/NH
K教育でも視聴している人にとっては構わないだろう)
等による、異なる放送局でも代替放送局をサーチして割
当てる。
【0061】図17〜図19に示すチャンネルメモリ制
御部31の処理フローの説明に戻ると、チャンネルメモ
リ制御部31は、2種のエントリ(入り口)があり、一
方のエントリでは図17の処理フローが稼働し、他方の
エントリでは図18の処理フローが稼働する。図17の
処理フローは、 1)製品出荷後の最初のTV機能稼働時(最初のTV/
カーナビ表示の切替ボタンの押下、もしくは、最初の電
源ON処理)、 2)リセットボタンの押下時、 に稼働し、要するにチャンネルメモリの登録が一切なさ
れていない場合、もしくは、現在のチャンネルメモリの
登録を初期化したい場合に発生するリセットボタンの押
下時になされる。 (ステップ51)位置検出装置31より現在の位置情報
を取得する。 (ステップ52)地域データベース(AreaTbl)32よ
り、現在位置がどのマップ番号上に相当するかを調べ、
相当するマップ番号を変数Moに格納する。 (ステップ53)マップ番号Moの有効放送局リスト
(Broadcast[])のうち、規定値BASE1(高い基
準値)より感度が良いチャンネル(受信周波数)を感度
が良い順に順次チャンネルメモリ33へ登録する。
【0062】次に、他方のエントリによる、図18に示
す処理フローは、既にチャンネルメモリ33への登録が
なされている時のTV機能稼働(カーナビ表示モードか
らのTV機能への切替、もしくは、TV機能モードでの
電源オン)で、常にチャンネルボタン38の押下の有無
と、TV付きカーナビゲーションシステムを搭載する車
両の存在場所の確認による制御を実施しており、 (ステップ61)まず、チャンネルボタン38の押下有
無をチェックする。 (ステップ62)押下があった場合には、その押下され
たチャンネルボタンに相当するチャンネル(受信周波
数)を変数SelChに格納する。 (ステップ63)そのチャンネル(受信周波数)を放送
受信装置35へ出力することで、指定されたチャンネル
を受信(表示)する。なお、本処理では、感度良好のチ
ャンネルの数が6に満たない時などに発生する押下され
たチャンネルボタン38にチャンネル(受信周波数)が
割り当てられていない場合に対するエラー処理や、リセ
ット直後等の変数(SelCh)が初期設定されていない場
合の処理等は、実際には必要であるが、説明を簡易とす
るために省略している。
【0063】(ステップ64)ステップ61において、
チャンネルボタン38の押下でなかった場合は、位置検
出装置37より現在の位置情報を取得する。 (ステップ65)現在位置に対するマップ番号を地域デ
ータベース(AreaTbl)32より求め、変数Mnに格納
する。 (ステップ66)この変数Mn値とMo値を比較するこ
とで、マップ変化(正確には、以下の制御内容から分か
るように、単なるマップ変化ではない)が発生したか否
か調べ、変化がなかった時には、チャンネルメモリの更
新処理を実施せずに、チャンネルボタン38の押下チェ
ック、ステップ61へ戻る。また、マップ変化が発生し
たと判断した時は、図19に示すチャンネルメモリの更
新処理へ移行する。
【0064】図19は、チャンネルメモリの更新処理を
示す処理フローである。 (ステップ71)現在位置に相当するマップ番号Mnの
有効放送局リスト内に、変数SelChで示される現在選択
中のチャンネル(受信周波数)が存在するか否かをチェ
ックする。 (ステップ72)存在する場合には、チャンネルメモリ
33に既に設定されている変数Mo値をMnで更新す
る。これは、図18において述べたステップ66に関係
し、本処理(チャンネルメモリ33の再更新)以降は、
再度、マップ変化が発生しない限り、本処理(チャンネ
ルメモリの再更新)処理はなされないことを意味する。
すなわち、マップ番号Mnの有効放送局リスト内に、変
数SelChで示される現在選択中のチャンネルが存在する
時、そのSelChが割り当てられているチャンネルボタン
(チャンネルメモリ)は、できるだけ変更しないような
考慮はするが、その処理は、マップ変化が発生した最初
の1度だけで、以後は、更なるマップ変化がない限り、
確定させることを意味する。
【0065】(ステップ75)次いで、低い規定値(Ba
se2)での受信感度チェックする。 (ステップ76)受信感度チェックがOKであった場合
には、変数SelChのチャンネルボタン(チャンネルメモ
リ)割り当てが変化しないように、他の有効放送局に対
するチャンネルボタン(チャンネルメモリ)の再割り当
て(再設定)を実施する。
【0066】(ステップ73)ステップ71において、
現在位置Mnの有効放送局リスト内に、現在選択中のチ
ャンネル(受信周波数)が存在しなかった場合には、現
在位置MnがMoの領域隣接エリア内に存在するか否か
をチェックする。なお、Moの領域隣接エリア内か否か
は、Moの矩形領域を定数d分広げた領域内に存在する
か否かを意味する。 (ステップ75,ステップ74)もし、現在位置Mnが
Moの領域隣接エリア内であると判断したら、低い規定
値(Base2)で受信感度チェックを行い、エリア外と判
断したら、高い規定値(Base1)で、受信感度チェック
を行う。 (ステップ76)ステップ75,ステップ74におい
て、感度がOKなら、変数SelChのチャンネルボタン
(チャンネルメモリ)割り当てが変化しないように、他
の有効放送局に対するチャンネルボタン(チャンネルメ
モリ)の再割り当て(再設定)を実施する。 (ステップ77)ステップ74において、感度がNGな
ら、変数Mo値をMnで更新する。 (ステップ78)次いで、変数SelChのチャンネルボタ
ン(チャンネルメモリ)の割り当てを、完全に無視し、
単に、変数Mnの有効放送局リスト(Broadcast[])
でチャンネルメモリの再更新制御を実施する。なお、本
処理において、注目すべき点は、有効放送局リストに存
在しなくても、感度チェックにより、チャンネルボタン
(チャンネルメモリ)の設定をできるだけ活かそうとし
ているが、変数MoをMnに更新していないという点に
ある。
【0067】図20は、第2の実施例のTV付きカーナ
ビゲーションシステムの動作を説明するための図であっ
て、図20(A)は、TV付きカーナビゲーションシス
テムを搭載した車両が存在する地域の周辺の領域を含め
て表示している表示画面を示し 、図20(B)は、、
図20(A)の表示のうち車両が存在する地域のみを拡
大して示す図である。例えば、図20(A)のように、
マップM5のA地点から、B地点(マップM2で、かつ
マップM5の領域隣接エリアに相当)を経由して、C地
点(途中、マップM5をを経由して、マップM4へ移
動)へ移動する場合を考える。また、図15に示すよう
に、放送局B1は、M5では有効放送局であるが、M2
では有効放送局ではない。
【0068】今、A地点で放送局B5を受信中とする。
B地点付近に到着した(マップM5からマップM2へ遷
移した)とき、放送局B5が全く受信できない状態であ
ればマップM2に入ったときにチャンネルメモリの割り
当てが更新されるので、何も問題はないが、たいていの
場合は感度が若干悪くなるにせよ放送局B5による放送
を受信できる場合が多い。すなわち、車両がマップM5
からマップM2へ遷移したとき、直ちにマップM2に対
してオートチューニング処理を稼働させるのでは、頻繁
に変数Mo値は更新されてしまう。また、前記処理フロ
ーのままでは、常に変数Mo値は更新されず、Mo=M
5のままである。しかし、変数Mn値は、A地点ではM
5に、B地点ではM2に変化することから、選択中のチ
ャンネルメモリ(チャンネルボタン)の割当以外は、再
度マップM5地点に戻った地点では、正しくない値(シ
ステムが望まない値)が設定されてしまっている可能性
があることになる。
【0069】しかしながら、本発明においては、車両が
地域の境界を越えたとき、直前に算出された地域範囲に
対する前記チャンネルメモリの記憶内容の少なくとも1
の割り当てを維持して、前記オートチューニング処理を
行うことや、現在位置と直前に算出された地域範囲の境
界との距離が規定値以内の場合に、前記直前に算出され
た地域範囲のオートチューニング結果に対する受信感度
チェックを行い、受信感度が基準値以上のチャンネルの
記憶内容を維持してオートチューニング処理を行うこと
により、前記地域の境界における使い勝手を向上させる
ことができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、オートプリセ
ット処理に加えてオートチューニング処理を行っている
ので、良好なレベルで受信できるチャンネルのみが自動
的にチャンネルメモリに登録され、ユーザが設定する手
間を省くことができる。オートプリセット時にはカーナ
ビの位置情報を自動的に認識するシステムを用いている
ために、ユーザが位置情報を入力する必要がない。さら
に、チャンネル上下スイッチは、良好に受信できると登
録されているチャンネルのみを順送り、または逆送りで
表示できる。よって、良好に受信できないチャンネルを
飛ばし見することができる。チャンネルメモリに登録さ
れたチャンネルの電子番組情報のみを表示させることに
よって、ユーザにより使い安い電子番組情報の提示を行
うことが可能である。
【0071】請求項2の発明によれば、受信コンテンツ
が良好であるか否かの判断は、規定時間(あるパケット
数)内における誤りパケット率に基づいて判断すること
により、良好チャンネルの順番付けが可能であるため、
例えば、一定基準以上の良好チャンネルが多く存在する
場合においても効率的な自動抽出が可能になる。具体的
に言えば、リモコンチャンネルボタンは10個で、良好
チャンネルが30局存在したとすると、当然全チャンネ
ルをボタンに割り当てられないので、更なる抽出処理が
必要となるが、この場合の抽出処理の一つの基準として
利用できる。
【0072】請求項3の発明によれば、オートプリセッ
ト時にはカーナビの位置情報を自動的に認識するシステ
ムを用いているために、ユーザが位置情報を入力する必
要がない。
【0073】請求項4の発明によれば、チャンネルメモ
リに登録されたチャンネルの電子番組情報のみを表示さ
せることによって、ユーザにより使い安い電子番組情報
の提示を行うことが可能である。現在位置が、直前に算
出された地域範囲をこえた時、現在位置の地域に対して
前記オートチューニング処理を稼動させるので、カーナ
ビ等の移動体機器に放送受信装置を搭載したとき、移動
体機器が頻繁に地域範囲の境界を越えても、利用者に負
担をかけることなしに、常に良好な受信が可能である。
【0074】請求項5の発明によれば、地域範囲の境界
において、少なくとも1のチャンネルメモリの割り当て
を維持するので、移動体機器の移動先ごとに、チャンネ
ルメモリの割り当てが変化してしまうことがなく使いや
すい。
【0075】請求項6の発明によれば、地域範囲の境界
において、移動体機器が規定値以内の距離を越えても受
信感度が基準値以上であれば、チャンネルの記憶内容を
維持してオートチューニング処理を行うので、チャンネ
ルメモリの割り当てが頻繁に変化してしまうことがなく
使いやすい。
【0076】請求項7の発明によれば、地域範囲の境界
において、オートチューニング処理を行う際の感度基準
値を低く設定することができるので、利用者にとって意
図しないチャンネルメモリの変化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のTV付きカーナビゲーシ
ョンシステムを示すブロック図である。
【図2】TV付きカーナビゲーションシステムの外観形
状を示す図である。
【図3】プリセットデータベースの登録内容を示す図で
ある。
【図4】チャンネルメモリに受信できるチャンネルが登
録された様子を示す図である。
【図5】地域番号算出手段中のデータベースの登録内容
を示す図である。
【図6】テレビ放送電波のデジタル情報を示す図であ
る。
【図7】電源ON時の処理(オートプリセット処理)を
示すフローチャートである。
【図8】オートチューニング処理を示すフローチャート
である。
【図9】テレビの受信チャンネルを変更したときの処理
を示すフローチャートである。
【図10】カーナビゲーションシステムが付属していな
い単なるテレビジョン受信装置の電源ON時の処理を示
すフローチャートである。
【図11】チャンネルメモリに登録されたチャンネルの
みを表示した電子番組表を表示するときの処理を示すフ
ローチャートである。
【図12】本発明の第2実施例のTV付きカーナビゲー
ションシステムを示すブロック図である。
【図13】TV付きカーナビゲーションシステムの外観
形状を示す図である。
【図14】チャンネルメモリの登録内容を示す図であ
る。
【図15】地域データベースの登録内容を示す図であ
る。
【図16】定数/変数メモリの登録内容を示す図であ
る。
【図17】最初のTV機能稼働時、またはリセットボタ
ンの押下時の処理を示すフローチャートである。
【図18】チャンネルメモリへの登録がなされている時
であって、カーナビ表示モードからのTV機能への切替
時、またはTV機能モードでの電源オン時の処理を示す
フローチャートである。
【図19】チャンネルメモリの更新処理を示すフローチ
ャートである。
【図20】移動体機器に搭載したTV付きカーナビゲー
ションシステムの動作を説明するための図である。
【図21】従来のオートチューニング機能付きテレビの
構成を示すブロック図である。
【図22】チャンネルスイッチ及びチャンネル上下スイ
ッチの外観形状を示す図である。
【図23】従来のオートプリセット機能付きテレビの構
成を示すブロック図である。
【図24】チャンネルメモリに受信できるチャンネルが
登録された様子を示す図である。
【図25】手動でチャンネル設定を行うときの表示画面
を示す図である。
【符号の説明】
11…検波復調部、12…入力手段、121…チャンネ
ルスイッチ、122…チャンネル上下スイッチ、123
…カーナビ関連の入力手段、124…電源スイッチ、1
3…ディスプレイ部、14…オーディオ部、15…カー
ナビ処理部、16…マイコン、17…チャンネルメモ
リ、18…プリセットデータベース、19…地域番号算
出手段、20…オートチューニング処理部、21…番組
情報データベース、22…ヘッダ、23…0と1で示さ
れるデータ、24…チェックサム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J103 AA13 CB04 CB05 DA00 FA03 GA12 JA08 JA09 LA00 LA01 5K061 AA03 AA09 BB01 BB06 BB07 BB19 CC00 CC20 DD00 FF00 FF01 FF11 FF13 JJ06 JJ07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地域に対し複数の放送周波数情報
    が対応付けられたプリセットデータベースと、 地域指定手段と、 視聴放送番組を指定する番組指定手段と、 前記地域指定手段によって指定された地域に対応した放
    送周波数情報を記憶するチャンネルメモリと、 該チャンネルメモリに記憶された複数の放送周波数情報
    の個々に対して、受信コンテンツが良好であるか否か
    を、利用者確認なしで判断するオートチューニング手段
    と、 前記チャンネルメモリへの放送周波数情報の初期登録
    時、前記オートチューニング手段により判断された受信
    コンテンツが良好な放送周波数情報のみを、前記チャン
    ネルメモリへ登録する手段と、を具備したことを特徴と
    する放送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放送受信装置において、 該放送受信装置はデジタル放送の受信が可能であり、 デジタル放送に対する前記オートチューニング手段での
    受信コンテンツが良好な放送周波数情報の判断手段は、
    規定時間内における誤りパケット率の基準値比較を行う
    判断手段であることを特徴とする放送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の放送受信装置において、 少なくとも番組タイトルを含む電子番組情報を受信し読
    み込む手段と、 前記チャンネルメモリに登録された放送周波数情報に対
    する番組情報を表示出力する表示手段とを具備し、 受信可能なチャンネルのみを表示処理することを特徴と
    する放送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の放送受信装置において、 現在の位置情報を得るための位置情報取得手段と、 該位置情報取得手段により得た位置情報を、前記プリセ
    ットデータベースの地域情報に変換するためのテーブル
    と、 現在位置に対する地域が、直前に算出された地域範囲を
    こえた時、現在位置の地域に対して前記オートチューニ
    ング処理を稼動させる手段と、を具備したことを特徴と
    する放送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の放送受信装置において、 前記直前に算出された地域範囲に対する前記チャンネル
    メモリの記憶内容の少なくとも1の割り当てを維持し
    て、前記オートチューニング処理を行うことを特徴とす
    る放送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の放送受信装置において、 現在位置と直前に算出された地域範囲の境界との距離が
    規定値以内か否かを算出する距離算出手段と、 該距離算出手段の算出結果が前記規定値以内の場合に、
    前記直前に算出された地域範囲のオートチューニング結
    果に対する受信感度チェックを行い、受信感度が基準値
    以上のチャンネルの記憶内容を維持してオートチューニ
    ング処理を行うことを特徴とする放送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の放送受信装置において、 前記現在位置と前記直前に算出された地域範囲の境界と
    の距離が前記規定値以内か否かで、オートチューニング
    処理のための受信感度チェック時の基準値を変化させる
    ことを特徴とする放送受信装置。
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