JP2001168380A - 発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め方法、光コネクタ、及びハイブリッドコネクタ - Google Patents

発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め方法、光コネクタ、及びハイブリッドコネクタ

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信之 明田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の向上に寄与する発光素子モジュール
及び受光素子モジュールの位置決め方法等を提供する。 【解決手段】 FOT6及びFOT7をシールドケース
10の対応する収容部69、69に間接的に各々収容、
保持させ、先ずFOT6側のモールド部49とFOT7
側のモールド部51との間の位置決めを行う。次に、シ
ールドケース10を光ハウジング12に収容、保持させ
る際において、FOT6側のモールド部49及びFOT
7側のモールド部51の光軸に対する回動方向のズレを
規制し、FOT6側のリードフレーム48及びFOT7
側のリードフレーム50の位置決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタにおけ
る発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決
め方法、及び光コネクタ、並びにその光コネクタと電気
コネクタとを備えたハイブリッドコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車をはじめとする車両においては、
各種センサよりの信号、及び各種エレクトロニクス機器
を制御するための制御信号が非常に多く、これらの信号
を個別の信号線を使用して伝送する場合には、その信号
線の本数が膨大となり、ワイヤハーネスが非常に重たく
なってしまっていた。また、各種エレクトロニクス機器
からの伝送情報が年々大容量化、高密度化してきた。
【0003】このようなことから、近年では、ワイヤハ
ーネスの一部を光ファイバケーブルに置き換え、例えば
ノード間を光ファイバケーブルで接続するようなシステ
ムが採用されるようになってきた。
【0004】尚、ワイヤハーネスの一部を光ファイバケ
ーブルに置き換えると、当然に光コネクタが必要にな
る。その光コネクタには、光ファイバケーブルの端末に
設けられる光プラグと呼ばれる雌形の光コネクタと、発
光素子を有する発光素子モジュール及び受光素子を有す
る受光素子モジュールを光ハウジングに備えたレセプタ
クルと呼ばれる雄形の光コネクタとがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記雄形の
光コネクタにあっては、その光コネクタが組み付けられ
た後にプリント基板へ実装されることから、発光素子モ
ジュール及び受光素子モジュールの複数のリードフレー
ムが位置ズレによりプリント基板にぶつかり、折れ曲が
ってしまわないようにする必要があった。そのため上記
組み付け時において、発光素子モジュール及び受光素子
モジュールの位置決めに細心の注意が払われていた。し
かしながら、生産性に影響を来してしまうのは当然のこ
とであり、その結果、光コネクタ自体がコスト高なもの
になってしまっていた。
【0006】尚、以上のことは、一度の接続作業で電気
コネクタ及び光コネクタの接続が完了してしまうハイブ
リッドコネクタにおいても同じである。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、生産性の向上に寄与する発光素子モジュール及
び受光素子モジュールの位置決め方法と、光コネクタ
と、ハイブリッドコネクタとを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の発光素子モジュール及
び受光素子モジュールの位置決め方法は、透明な合成樹
脂から成る発光側モールド部、及び該発光側モールド部
に埋設される発光素子、並びに前記発光側モールド部よ
り導出される発光側リードフレームを有する発光素子モ
ジュールと、透明な合成樹脂から成る受光側モールド
部、及び該受光側モールド部に埋設される受光素子、並
びに前記受光側モールド部より導出される受光側リード
フレームを有する受光素子モジュールとを、二つのモジ
ュール収容部を形成したケースに直接又は間接的に各々
収容、保持させて前記発光側モールド部と前記受光側モ
ールド部との間の位置決めを行うとともに、前記ケース
をハウジングに収容、保持させる際に、前記発光側モー
ルド部及び前記受光側モールド部の光軸に対する回動方
向のズレを規制して前記発光側リードフレーム及び前記
受光側リードフレームの位置決めを行うことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2記載の本発明の発光素子モジュー
ル及び受光素子モジュールの位置決め方法は、請求項1
に記載の発光素子モジュール及び受光素子モジュールの
位置決め方法において、前記発光側モールド部及び前記
受光側モールド部に、コア及びクラッドを有する円柱状
のスリーブのための筒部を前記発光素子又は前記受光素
子の位置に合わせて直接又は間接的に設け、前記筒部を
介して前記発光側モールド部と前記受光側モールド部と
の間の位置決めと、前記発光側リードフレーム及び前記
受光側リードフレームの位置決めとを行うことを特徴と
している。
【0010】請求項3記載の本発明の発光素子モジュー
ル及び受光素子モジュールの位置決め方法は、請求項2
に記載の発光素子モジュール及び受光素子モジュールの
位置決め方法において、前記発光側モールド部と前記受
光側モールド部との間の位置決めは、前記筒部をモジュ
ール収容部に形成した切り欠き部に挿通、案内させるこ
とにより行われることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の本発明の発光素子モジュー
ル及び受光素子モジュールの位置決め方法は、請求項3
に記載の発光素子モジュール及び受光素子モジュールの
位置決め方法において、前記切り欠き部の切り欠き幅
を、前記筒部の外径に一致させることを特徴としてい
る。
【0012】請求項5記載の本発明の発光素子モジュー
ル及び受光素子モジュールの位置決め方法は、請求項2
ないし請求項4いずれか記載の発光素子モジュール及び
受光素子モジュールの位置決め方法において、前記発光
側リードフレーム及び前記受光側リードフレームの位置
決めは、前記筒部の外周面に形成した平らな切り欠き面
を、前記ハウジングの収容部に形成した平らな面に重ね
ることにより行われることを特徴としている。
【0013】請求項6記載の本発明の発光素子モジュー
ル及び受光素子モジュールの位置決め方法は、請求項2
ないし請求項5いずれか記載の発光素子モジュール及び
受光素子モジュールの位置決め方法において、前記筒部
の内径を、前記スリーブの外径に対してガタ付き無しに
することを特徴としている。
【0014】上記課題を解決するためなされた請求項7
記載の本発明の光コネクタは、発光素子モジュールと受
光素子モジュールと二つのスリーブとケースとハウジン
グとを備える光コネクタであって、前記発光素子モジュ
ールは、透明な合成樹脂から成る発光側モールド部と、
該発光側モールド部に埋設される発光素子と、前記発光
側モールド部より導出される発光側リードフレームとを
有し、前記受光素子モジュールは、透明な合成樹脂から
成る受光側モールド部と、該受光側モールド部に埋設さ
れる受光素子と、前記受光側モールド部より導出される
受光側リードフレームとを有し、前記スリーブは、円柱
状に形成されるとともに、中心軸に沿って延在するコア
及びクラッドを有し、前記ケースは、前記発光側モール
ド部及び前記受光側モールド部を直接、又は、前記発光
側モールド部に覆設される発光側モジュールケース及び
前記受光側モールド部に覆設される受光側モジュールケ
ースを介して前記発光側モールド部及び前記受光側モー
ルド部を間接的に収容、保持する二つのモジュール収容
部を有し、前記ハウジングは、前記スリーブ及び前記ケ
ースを収容、保持する収容部を有し、且つ、前記発光側
モールド部及び前記受光側モールド部、又は、前記発光
側モジュールケース及び前記受光側モジュールケースに
は、前記スリーブに対する略円筒状の筒部を前記発光素
子又は前記受光素子の位置に合わせて形成し、前記筒部
には、平らな切り欠き面を外周面に形成し、前記ケース
には、前記筒部を挿通、案内する位置決め用の切り欠き
部を前記モジュール収容部を構成する各壁に形成し、前
記ハウジングには、前記切り欠き面に重なる平らな面を
前記収容部に形成することを特徴としている。
【0015】請求項8記載の本発明の光コネクタは、請
求項7に記載の光コネクタにおいて、前記切り欠き部の
切り欠き幅を、前記筒部の外径に一致させることを特徴
としている。
【0016】請求項9記載の本発明の光コネクタは、請
求項7又は請求項8に記載の光コネクタにおいて、前記
ケースを、導電性を有する材料より形成することを特徴
としている。
【0017】請求項10記載の本発明の光コネクタは、
請求項7ないし請求項9いずれか記載の光コネクタにお
いて、前記筒部の内径を、前記スリーブの外径に対して
ガタ付き無しに形成することを特徴としている。
【0018】上記課題を解決するためなされた請求項1
1記載の本発明のハイブリッドコネクタは、請求項7な
いし請求項10いずれか記載の光コネクタと、該光コネ
クタに対する光コネクタ装着部を形成した電気ハウジン
グと該電気ハウジングに装着される複数の端子とを有す
る電気コネクタと、を備えることを特徴としている。
【0019】請求項1に記載された本発明によれば、発
光素子モジュールと受光素子モジュールとをケースのモ
ジュール収容部に直接又は間接的に各々収容、保持させ
ると、発光側モールド部と受光側モールド部との間の位
置決めが行われる。その後、ハウジングにケースを収
容、保持させると、その際に発光側モールド部及び受光
側モールド部の光軸に対する回動方向のズレが規制され
て、発光側リードフレーム及び受光側リードフレームの
位置決めが行われる。言い換えれば、組み付けの最中
に、その組み付けの流れに沿って自然に発光素子モジュ
ールと受光素子モジュールの位置決めが完了することに
なる。発光素子モジュールと受光素子モジュールの位置
を一々気にしながら光コネクタを組み付けるような作業
にはならず、生産性が各段に向上することは言うまでも
ない。尚、リードフレームの折れ曲がり防止に寄与する
ことにもなる。
【0020】請求項2に記載された本発明によれば、簡
単な構成で生産性を向上させる位置決めが可能になる。
筒部はスリーブに対して必要なものでもある。
【0021】請求項3に記載された本発明によれば、組
み付けの流れに沿って自然に位置決めを行うことが可能
になる。
【0022】請求項4に記載された本発明によれば、発
光側モールド部と受光側モールド部との間の位置決めが
確実になる。
【0023】請求項5に記載された本発明によれば、発
光側リードフレーム及び受光側リードフレームの位置決
めは、筒部の外周面に形成した平らな切り欠き面を、ハ
ウジングの収容部に形成した平らな面に重ねることによ
り行われるから、ケースをハウジングに収容、保持させ
る際に、その組み付けの流れに沿って自然に位置決めを
行うことが可能になる。
【0024】請求項6に記載された本発明によれば、ス
リーブを保持することが可能になる。また、スリーブは
ハウジング内に収容された際においても位置ズレするこ
とはない。筒部はスリーブ及び上述の位置決めに対して
有用なものになる。尚、筒部の内径がスリーブの外径に
一致又は小さくなる場合に、ガタ付き無しと言うことに
する(以下同様)。
【0025】請求項7に記載された本発明によれば、発
光素子モジュールと受光素子モジュールとをケースのモ
ジュール収容部に直接又は間接的に各々収容、保持させ
ると、筒部が切り欠き部に挿通、案内され、その収容、
保持に係る組み付けの流れに沿って自然に発光側モール
ド部と受光側モールド部との間の位置決めが行われる。
その後、ハウジングにケースを収容、保持させると、そ
の際において、筒部の平らな切り欠き面とハウジングの
収容部の平らな面とが重なり、発光側モールド部及び受
光側モールド部の光軸に対する回動方向のズレが規制さ
れる。これにより、発光側リードフレーム及び受光側リ
ードフレームの位置決めが行われる。言い換えれば、筒
部を介して、発光側モールド部と受光側モールド部との
間の位置決めと、発光側リードフレーム及び受光側リー
ドフレームの位置決めとが行われることになる。また、
組み付けの最中に、その組み付けの流れに沿って自然に
発光素子モジュールと受光素子モジュールの位置決めが
完了することになる。発光素子モジュールと受光素子モ
ジュールの位置を一々気にしながら光コネクタを組み付
けるような作業にはならず、生産性が各段に向上するこ
とは言うまでもない。尚、リードフレームの折れ曲がり
防止に寄与することにもなる。
【0026】請求項8に記載された本発明によれば、発
光側モールド部と受光側モールド部との間の位置決めが
確実になる。
【0027】請求項9に記載された本発明によれば、発
光側モールド部と受光側モールド部との間の位置決めに
関与しつつ、発光素子モジュール及び受光素子モジュー
ルに対するシールド性を高めることが可能になる。尚、
導電性を有する材料とは、導電性を有する金属及びカー
ボンファイバ等を含有した導電性を有する合成樹脂材が
適用されるものとする。
【0028】請求項10に記載された本発明によれば、
スリーブを保持することが可能になる。また、スリーブ
はハウジング内に収容された際においても位置ズレする
ことはない。筒部はスリーブ及び上述の位置決めに対し
て有用なものになる。
【0029】請求項11に記載された本発明によれば、
光コネクタの生産性が各段に向上することから、その光
コネクタを備えたハイブリッドコネクタも当然に生産性
が向上する。尚、本明細書において、光コネクタと電気
コネクタとが一体になったコネクタをハイブリッドコネ
クタと呼ぶことにする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の雄形の光コネク
タの一実施の形態を示す雄形のハイブリッドコネクタの
分解斜視図である。また、図2は接続相手側となる雌形
のハイブリッドコネクタの分解斜視図を示している。
【0031】図1において、既知のプリント基板18上
に実装される雄形のハイブリッドコネクタ1は、雄形の
電気コネクタ2と、その電気コネクタ2に装着される雄
形の光コネクタ3とを備えて構成されている。
【0032】上記電気コネクタ2は、複数の上記PCB
端子4と、電気ハウジング5とを備えて構成されてい
る。また、光コネクタ3は、FOT(FOT:Fiber Op
tic Transceiver 、光素子モジュール、受・発光モジュ
ール又は受・送信モジュール等で呼ばれる場合もある)
6、7と、FOTケース8、9と、シールドケース10
と、スリーブ11、11と、光ハウジング12とを備え
て構成されている。
【0033】光コネクタ3は、後に詳細に説明するが、
FOT6、7の位置決めに特徴を有するように構成され
ている。
【0034】尚、FOT6は特許請求の範囲に記載した
発光素子モジュールに相当するものとする。また、FO
T7は特許請求の範囲に記載した受光素子モジュールに
相当するものとする。また、FOTケース8は特許請求
の範囲に記載した発光側モジュールケースに相当するも
のとする。また、FOTケース9は特許請求の範囲に記
載した受光側モジュールケースに相当するものとする。
また、シールドケース10は特許請求の範囲に記載した
ケースに相当するものとする。また、光ハウジング12
は特許請求の範囲に記載したハウジングに相当するもの
とする。また、PCB端子4は特許請求の範囲に記載し
た端子に相当するものとする。
【0035】図2において、接続相手側となる雌形のハ
イブリッドコネクタ13は、雌形の電気コネクタ14
と、その電気コネクタ14に装着される雌形の光コネク
タ15と、ホルダー16とを備えて構成されている。
尚、ハイブリッドコネクタ13については、ハイブリッ
ドコネクタ1(図1参照)の説明の後に述べることにす
る。
【0036】以下、ハイブリッドコネクタ1の各構成部
材について詳細に説明する。
【0037】上記PCB端子4は、図1に示される如
く、導電性を有する既知のL字状の雄端子であって、そ
のL字状に折り曲げられた一方の部分側が電気ハウジン
グ5内に位置するように、且つ他方の部分側がプリント
基板18に固定されるように形成されている(本形態の
PCB端子4は、電気ハウジング5に対して上下二段
(各段六本)に装着されることから、長さの異なる二種
類の端子を有することになる)。
【0038】上記電気ハウジング5は、合成樹脂製であ
って、図3ないし図6のいずれかに示される如く、前方
が開放された有底箱状に形成されている。
【0039】即ち、平面視長方形状の上壁21と、上壁
21に対して平行な下壁22と、上壁21及び下壁22
の両端部にそれぞれ連続する左壁23及び右壁24とを
有しており、接続相手側となるハイブリッドコネクタ1
3(図2参照)に対する開放端25よりハイブリッドコ
ネクタ13(図2参照)の接続方向に臨む位置には、上
壁21、下壁22、左壁23、及び右壁24に連成され
る奥壁26が形成されている。奥壁26は、開放端25
の反対側に形成されている。
【0040】上壁21には、その内側に凹状の係合凹部
29とガイド溝30、30、31とが上記接続方向に沿
って形成されている。また、下壁22には、その内側に
凹状のガイド溝32、32が形成されている。
【0041】係合凹部29は、上壁21の内側中央に形
成されている。また、開放端25から奥壁26の内面に
かけて真っ直ぐに形成されている。さらに、上壁21の
内面に対して直交方向に凹設されている。係合凹部29
には、上壁21の外面に貫通するスリット33、33が
形成されている。スリット33、33は、開放端25の
近傍から奥壁26の外面にかけて真っ直ぐに形成されて
いる。開放端25の近傍から奥壁26の内面までが貫通
孔状に形成されている。
【0042】ガイド溝30、30は、上壁21の内側の
両端部にそれぞれ形成されており、その一部が左壁23
又は右壁24によって構成されている。また、開放端2
5から奥壁26の内面にかけて真っ直ぐに形成されてい
る。さらに、上壁21の内面に対して直交方向に凹設さ
れている。ガイド溝30、30の深さは、係合凹部29
の深さに一致する。また、幅は係合凹部29に対して十
分に狭く(案内に必要な幅が確保できればよい)なるよ
うに形成されている。
【0043】ガイド溝31は、係合凹部29と右壁24
側のガイド溝30との間に形成されている。また、開放
端25から奥壁26の内面にかけて真っ直ぐに形成され
ている。さらに、上壁21の内面に対して直交方向に凹
設されている。ガイド溝31の深さは、ガイド溝30の
半分くらいの深さに形成されている。ガイド溝31の幅
は、ガイド溝30、30の幅に略一致する。
【0044】ガイド溝32、32は、下壁22の内側の
両端部にそれぞれ形成されており、その一部が左壁23
又は右壁24によって構成されている。また、ガイド溝
30、30の逆側に位置している。さらに、下壁22の
内面に対して直交方向に凹設されている。ガイド溝3
2、32は、上壁21のガイド溝30、30、31と同
様に、開放端25から奥壁26の内面にかけて真っ直ぐ
に形成されている。ガイド溝32、32の深さは、ガイ
ド溝31よりも浅く、幅はガイド溝30、30の幅に略
一致する。
【0045】左壁23及び右壁24には、上記のプリン
ト基板18(図1参照)に対する取り付け部36、36
が形成されている。取り付け部36、36は、平面視に
おいて砲弾状に形成されており、左壁23及び右壁24
の高さの約1/4程度の高さを有している。取り付け部
36、36の下面は、下壁22と同一平面に形成されて
いる。その下面には、弾性変形してプリント基板18
(図1参照)の孔(不図示)に挿通され係合するクリッ
プ37、37が形成されている。
【0046】クリップ37、37は、上記孔(不図示)
に対して嵌合、離脱が可能となるように形成されてい
る。また、クリップ37、37には、中央を横切るよう
にスリット38、38が形成されており、そのスリット
38、38の幅分だけ内側に変形できるようになってい
る。クリップ37、37は、上記孔(不図示)に係合す
るくびれ部39、39を有している(プリント基板18
(図1参照)に嵌合させた後に、ハイブリッドコネクタ
1(図1参照)を押さえつけながら作業する必要はな
い)。
【0047】奥壁26は、上壁21、下壁22、左壁2
3、及び右壁24に直交する平坦な壁であり、PCB端
子装着部40と光コネクタ装着部41とが並んで形成さ
れている。
【0048】PCB端子装着部40は、右壁24側に形
成されており、複数のPCB端子4の上記一方の部分側
を上下二段且つ各段横一列に電気ハウジング5内に突出
させるようになっている。
【0049】PCB端子装着部40に複数のPCB端子
4の上記一方の部分側を圧入又は一体成形することで電
気コネクタ2が形成されることになる。上段側に配置さ
れたPCB端子4の上記他方の部分側は、下段側よりも
奥壁26の外面から離れた位置に導出されている。
【0050】光コネクタ装着部41は、左壁23側に形
成されており、奥壁26の外面から突出する保持部42
と、光コネクタ3(図1参照)に対する挿通孔43とを
有している。挿通孔43は、保持部42及び奥壁26を
上記接続方向に貫通して内外が連通するように形成され
ている。
【0051】保持部42は、奥壁26の外面に対して直
交する方向に突出する矩形枠状に形成されている。保持
部42は、その先端がPCB端子装着部40の下段側に
装着されるPCB端子4の上記他方の部分側よりも若干
突出した位置になるように形成されている。保持部42
の上壁21及び下壁22側の壁には、各壁二つずつの矩
形の係合孔44が形成されている。係合孔44は、挿通
孔43に連通するように形成されている。
【0052】挿通孔43は、略長方形状に貫通形成され
ており、下壁22且つ左壁23側の隅となる部分には、
挿通孔43の延在方向に沿ってテーパ面45が形成され
ている。テーパ面45を形成することで光コネクタ3
(図1参照)の誤組み付けを防止することができるよう
になる。テーパ面45の配置は、上記位置に限られるも
のではない。また、突起や溝であっても同様の効果を得
られることから、面に限るものでもない。
【0053】上記FOT6は、図1に示される如く、複
数のリードフレーム48とモールド部49とを備えて構
成されている。複数のリードフレーム48のうちの一つ
には、発光素子(不図示)がマウントされている。ま
た、ワイヤボンディングがなされている。複数のリード
フレーム48の下側は、プリント基板18に固定(半田
付け)されるようになっている。図示しない発光素子
は、FOT6の中心(又はモールド部49の中心)より
もFOT7側に配設されている。
【0054】尚、発光素子としては、例えば発光ダイオ
ード(LED)を挙げることができる。また、上記リー
ドフレーム48は特許請求の範囲に記載した発光側リー
ドフレームに相当するものとする。さらに、モールド部
49は特許請求の範囲に記載した発光側モールド部に相
当するものとする。
【0055】モールド部49は、光の伝搬が可能な透明
樹脂材(例えばエポキシ樹脂、後述するプラスチック光
ファイバ121と同等の屈折率を有することが好まし
い)で略直方体状に成形されている。また、複数のリー
ドフレーム48の略上半分を埋設するために設けられて
いる。モールド部49によって発光素子等が外部から保
護されるようになる。
【0056】上記FOT7は、図1に示される如く、複
数のリードフレーム50とモールド部51とを備えて構
成されている。複数のリードフレーム50のうちの一つ
には、受光素子(不図示)がマウントされている。ま
た、ワイヤボンディングがなされている。複数のリード
フレーム50の下側は、プリント基板18に固定(半田
付け)されるようになっている。図示しない受光素子
は、FOT7の中心(又はモールド部51の中心)より
もFOT6側に配設されている。
【0057】尚、受光素子としては、例えばフォトダイ
オード(PD)を挙げることができる。また、上記リー
ドフレーム50は特許請求の範囲に記載した受光側リー
ドフレームに相当するものとする。さらに、モールド部
51は特許請求の範囲に記載した受光側モールド部に相
当するものとする。
【0058】モールド部51は、モールド部49と同様
に、光の伝搬が可能な透明樹脂材(例えばエポキシ樹
脂、後述するプラスチック光ファイバ121と同等の屈
折率を有することが好ましい)で略直方体状に成形され
ている。また、複数のリードフレーム50の略上半分を
埋設するために設けられている。モールド部51によっ
て受光素子等が外部から保護されるようになる。
【0059】上記FOTケース8は、カーボンファイバ
等を含有した導電性を有する合成樹脂材(絶縁性を有す
る合成樹脂材でもよい)から成り、図1又は図7に示さ
れる如く、FOT6のモールド部49を覆うケース本体
54と、ケース本体54から突出する筒部55とで構成
されている。
【0060】ケース本体54は、図7に示される如く、
有底の箱状に形成されている。また、FOT6のモール
ド部49が若干の圧入状態で挿入されるように形成され
ている。FOT6に対する開口縁には、凹状の切り欠き
56が形成されている。切り欠き56は、筒部55から
離れる側の側壁57に形成されている。
【0061】筒部55は、FOT6の発光素子(不図
示)の位置に対応して形成されている。筒部55には、
スリーブ11(図1参照)が若干の圧入状態で挿着され
るようになっている(スリーブ11の外径θに対して筒
部55の内径θ′は、θ′≦θの関係を有するものとす
る。後述する筒部63も同じである)。また、外周面に
平らな切り欠き面58を有している。切り欠き面58
は、ケース本体54の上壁59の外面と同一平面になる
ように形成されている。切り欠き面58は、FOT6の
位置決めのために形成されている。尚、FOTケース8
の構成をFOT6のモールド部49にもたせてもよい。
【0062】上記FOTケース9は、FOTケース8と
同様に、カーボンファイバ等を含有した導電性を有する
合成樹脂材(絶縁性を有する合成樹脂材でもよい)から
成り、図1又は図8に示される如く、FOT7のモール
ド部51を覆うケース本体62と、ケース本体62から
突出する筒部63とで構成されている。
【0063】ケース本体62は、有底の箱状に形成され
ている。また、FOT7のモールド部51が若干の圧入
状態で挿入されるように形成されている。FOT7に対
する開口縁には、凹状の切り欠き64が形成されてい
る。切り欠き64は、筒部63から離れる側の側壁65
に形成されている。
【0064】筒部63は、FOT7の受光素子(不図
示)の位置に対応して形成されている。筒部63には、
スリーブ11(図2参照)が若干の圧入状態で挿着され
るようになっている。また、外周面に平らな切り欠き面
66を有している。切り欠き面66は、ケース本体62
の上壁67の外面と同一平面になるように形成されてい
る。切り欠き面66は、FOT7の位置決めのために形
成されている。尚、FOTケース9の構成をFOT7の
モールド部51にもたせてもよい。
【0065】上記シールドケース10は、導電性を有す
る金属薄板をプレス加工して成り、図9ないし図15の
いずれかに示される如く、並んだ(上記接続方向に対し
て直交方向に並ぶ)二つの収容部69、69を有してい
る。収容部69、69は、隔壁70によって隔てられて
いる。収容部69、69には、U字状の切り欠き部7
1、71と、凸部72、72と、矩形状の貫通孔73、
73と、基板固定部74、74とが形成されている。収
容部69、69には、FOTケース8及び9(図1参
照)が圧入状態で挿着されるようになっている。
【0066】尚、収容部69は特許請求の範囲に記載し
たモジュール収容部に相当するものとする。また、シー
ルドケース10はカーボンファイバ等を含有した導電性
を有する合成樹脂材で成形により形成してもよいものと
する。シールドケース10に導電性をもたせることで、
FOT6及びFOT7(図1参照)に対するシールド性
を高めることができる。
【0067】切り欠き部71、71は、収容部69、6
9の前壁75(特許請求の範囲に記載した壁に相当す
る)に形成されている。切り欠き部71、71には、筒
部55及び63(図1参照)が挿通、案内されるように
なっている。筒部55及び63(図1参照)が切り欠き
部71、71に挿通されると、FOT6、7(図1参
照)の位置決めがなされるようになっている。尚、切り
欠き部71、71の切り欠き幅Tは、筒部55及び63
の外径T′に一致するものとする(位置決めが確実にな
る。図1参照、T≒Tでもよい)。
【0068】凸部72、72は、収容部69、69の後
壁76且つ切り欠き部71、71より臨む位置に打ち出
しによって楕円状に突出形成されている。凸部72、7
2には、テーパが周設されている。
【0069】貫通孔73、73は、隔壁70に対向する
収容部69、69の側壁77、77に形成されている。
貫通孔73、73を介してシールドケース10が光ハウ
ジング12(図1参照)に固定されるようになってい
る。
【0070】基板固定部74、74は、側壁77、77
に連成されている。基板固定部74、74は、プリント
基板18(図1参照)に固定されるようになっている。
また、グランド端子の役割を果たしている。
【0071】尚、図15における波線は、折り曲げ位置
を示している。図15を参照しながらシールドケース1
0の補足説明をすると、後壁76には、凸部72、72
と保持片78、78とが形成されている。保持片78、
78は、その長さが短く、後壁76の上端に連成されて
いる。後壁76の右端には、側壁77が設けられてい
る。側壁77には、貫通孔73、73が上下に形成され
ている。側壁77の上端には、左側の収容部69(図9
参照)に対する蓋79が連成されている。また、側壁7
7の下端には、左側の基板固定部74が連成されてい
る。
【0072】側壁77の右端には、前壁75が設けられ
ている。前壁75には、切り欠き部71、71が形成さ
れている。切り欠き部71、71は、前壁75の下端か
ら切り欠かれている。前壁75の右端には、側壁77が
設けられている。側壁77には、貫通孔73、73が上
下に形成されている。側壁77の上端には、右側の収容
部69(図9参照)に対する蓋80と隔壁70とが連成
されている。また、側壁77の下端には、左側の基板固
定部74が連成されている。側壁77の右端には、保持
片81、81が形成されている。保持片81、81は、
後壁76の保持片78、78と同じ大きさに形成されて
いる。
【0073】上記スリーブ11、11は、図1に示され
る如く、コア及びクラッド(中心軸に沿って延在してい
る)からなる光ファイバ84、84(後述するプラスチ
ック光ファイバ121と同等の屈折率を有することが好
ましい)と、円筒状のホルダー85、85とで構成され
ている。
【0074】尚、スリーブ11、11は、後述する光フ
ァイバケーブル115、115(図2参照)を所定の長
さに切断し、その両端面を研磨することにより形成する
ことも可能である。
【0075】上記光ハウジング12は、カーボンファイ
バ等を含有した導電性を有する合成樹脂材から成り、図
16ないし図21のいずれかに示される如く、FOT収
容部88(特許請求の範囲に記載した収容部に相当す
る)と、そのFOT収容部88に連成されるスリーブ収
容部89、89(特許請求の範囲に記載した収容部に相
当する)とで構成されている。
【0076】FOT収容部88は、本体収容部90と筒
部収容部91、91とを有しており、平面視の外観形状
が凸状に形成されている。
【0077】本体収容部90は、FOT収容部88の下
壁(プリント基板18(図1参照)に対向する壁)と後
壁とを開放するように形成されている。また、テーパ面
92が後壁側の開放端に連続して形成されている。さら
に、シールドケース10(図1参照)の後壁76(図1
3参照)が上記開放端から突出しないように形成されて
いる。本体収容部90には、シールドケース10(図1
参照)の貫通孔73、73(図1参照)に係合する爪状
の係止突起93、93が形成されている。係止突起9
3、93は、FOT収容部88の左壁及び右壁の各内側
に突出形成されている。係止突起93、93には、上記
開放端側にテーパが形成されている。尚、引用符号9
4、94は、係止突起93、93を形成するために生じ
る型抜き孔を示している。
【0078】筒部収容部91、91は、本体収容部90
に連通する平面視略円形状の凹みであって、筒部55及
び63(図1参照)の外形に合わせて形成されている。
筒部収容部91、91には、筒部55及び63(図1参
照)の切り欠き面58及び66(図1参照)と重なる
(対面する)切り欠き面97、97(特許請求の範囲に
記載した平らな面に相当する)が形成されている。ま
た、極小の圧入突起98が複数形成されている。圧入突
起98は、筒部55又は63(図1参照)を保持するた
めに設けられている。筒部収容部91、91の本体収容
部90に連続する部分には、テーパが形成されている。
【0079】FOT収容部88の上記下壁には、凹部9
9、99が形成されている。凹部99、99は、筒部収
容部91、91の下側に形成されており、グランド端子
100、100が装着されるようになっている。グラン
ド端子100、100は、導電性を有する金属薄板を打
ち抜いて形成されており、上記基板固定部74(図1参
照)に略一致する形状を有している。また、プリント基
板18(図1参照)に固定されるようになっている。
【0080】スリーブ収容部89、89は、FOT収容
部88に連続する略矩形状の外形を有する部分と、これ
に連続する円筒状の外形を有する部分とで構成されてい
る。
【0081】略矩形状の外形を有する部分には、その上
壁及び下壁にそれぞれ係止突起103、103と溝10
4とが形成されている。係止突起103、103は、略
爪状に形成されている。また、係止突起103、103
は、円筒状の外形を有する部分側にテーパを有してい
る。溝104は、係止突起103、103の間に形成さ
れている。略矩形状の外形を有する部分の上記下壁に
は、電気ハウジング5(図4参照)のテーパ面45(図
4参照)に対面するテーパ面105が形成されている。
テーパ面105は、上述の如く、誤組み付け防止に寄与
することになる。
【0082】スリーブ収容部89、89の内部には、筒
部収容部91、91に連通する円形の孔106、106
が形成されている。その孔106、106には、スリー
ブ11、11(図1参照)が筒部収容部91、91側か
ら圧入挿着されるようになっている。孔106、106
の筒部収容部91、91に連続する部分には、テーパが
形成されている。孔106、106には、極小の圧入突
起107が複数形成されている。圧入突起107は、ス
リーブ11、11(図1参照)を保持するために設けら
れている。
【0083】上記構成において、ハイブリッドコネクタ
1は、次のようにして組み立てられている。
【0084】即ち、ハイブリッドコネクタ1は、電気コ
ネクタ2と光コネクタ3とを予め別工程で形成した後
に、光コネクタ3を電気コネクタ2に装着するようにし
て組み立てられている。尚、電気コネクタ2について
は、上述してあるので、ここではその組み立てに係る説
明を省略する。
【0085】光コネクタ3の組み立てについて、図1又
は、図22ないし図25のいずれかを参照しながら説明
する。
【0086】先ず、FOT6をFOTケース8のケース
本体54に収容する。また、FOT7をFOTケース9
のケース本体62に収容する。図示しない発光素子及び
受光素子の前面側に筒部55、63が位置するようにF
OT6及びFOT7の収容作業を行う。
【0087】次に、筒部55、63にスリーブ11、1
1の一端側を圧入する(シールドケース10の装着後に
行ってもよい)。この状態からFOT6を収容したスリ
ーブ11付のFOTケース8と、FOT7を収容したス
リーブ11付のFOTケース9を並べ、これらをシール
ドケース10の収容部69、69に収容、装着する。シ
ールドケース10の切り欠き部71、71から筒部5
5、63が導出される。この時、FOTケース8及びF
OTケース9の位置決めがなされ、以てFOT6及びF
OT7の各々の位置が決まる。尚、ここまでの組立品は
予め別の工程で行うことができる。
【0088】続いて、光ハウジング12に以上の組立品
を装着する。シールドケース10の貫通孔73、73と
本体収容部90の係止突起93、93とが係合し、上記
組立品が保持される。この時、スリーブ11、11は、
孔106、106に収容される。また、筒部55、63
は、筒部収容部91、91に収容される。その際、筒部
55及び63の切り欠き面58及び66と、筒部収容部
91、91の切り欠き面97、97(図20参照)とで
FOT6及びFOT7の最終的な位置が決まる。以上に
より、光コネクタ3の組み立てが完了する。
【0089】尚、以上の工程をまとめると、FOT6と
FOT7とを二つの収容部69、69を形成したシール
ドケース10に間接的に各々収容、保持させてFOT6
及びFOT7の位置決めを行った後に、シールドケース
10を光ハウジング12に収容、保持させて光コネクタ
3が組み付けられるようになっている。
【0090】また、FOT6及びFOT7の位置決めに
ついて、その方法をもう少し詳しく説明すると、FOT
6とFOT7とをシールドケース10の収容部69、6
9に間接的に各々収容、保持させると、筒部55、63
が切り欠き部71、71に挿通、案内され、その収容、
保持に係る組み付けの流れに沿って自然にFOT6側の
モールド部49とFOT7側のモールド部51との間の
位置決めが行われる。
【0091】その後、光ハウジング12にシールドケー
ス10を収容、保持させると、その際において、筒部5
5、63の平らな切り欠き面58及び66と光ハウジン
グ12の切り欠き面97、97(図20参照)とが重な
り、モールド部49及びモールド部51の光軸(スリー
ブ11の上記中心軸に一致する)に対する回動方向のズ
レが規制される。これにより、FOT6側のリードフレ
ーム48とFOT7側のリードフレーム50の位置決め
が行われる。
【0092】言い換えれば、筒部55、63を介して、
FOT6側のモールド部49とFOT7側のモールド部
51との間の位置決めと、FOT6側のリードフレーム
48とFOT7側のリードフレーム50の位置決めとが
行われる。また、組み付けの最中に、その組み付けの流
れに沿って自然にFOT6とFOT7の位置決めが完了
する。
【0093】続いて、図26ないし図28のいずれかに
示される如く、光コネクタ3を電気コネクタ2の光コネ
クタ装着部41に装着し、ハイブリッドコネクタ1を組
み立てる。
【0094】即ち、光コネクタ3のスリーブ収容部8
9、89を光コネクタ装着部41の挿通孔43に挿通
し、四つの係止突起103と四つの係合孔44とを完全
に係合させる。これにより、一連の組み立てが完了す
る。そして、ハイブリッドコネクタ1をプリント基板1
8に実装する。電気ハウジング5を支持するクリップ3
7、37は、プリント基板18の上記孔(不図示)に嵌
合する。光コネクタ3を支持するグランド端子100、
100及び基板固定部74、74と、FOT6、7の各
複数のリードフレーム48、50は、プリント基板18
に半田付けにより固定される。
【0095】以上、図1、及び、図3ないし図28まで
を参照しながら説明してきたように、FOT6とFOT
7の位置を一々気にしながら光コネクタ3を組み付ける
ような作業にはならないから、光コネクタ3に対する生
産性を各段に向上させることができる。また、リードフ
レーム48及び50の折れ曲がり防止に寄与することが
できる。
【0096】尚、FOTケース8の構成をFOT6のモ
ールド部49に、また、FOTケース9の構成をFOT
7のモールド部51にもたせれば、FOT6及びFOT
7がシールドケース10の収容部69、69に直接収
容、保持されることになる。また、上述の如く、光コネ
クタ3の生産性が各段に向上することから、その光コネ
クタ3を備えたハイブリッドコネクタ1も当然に生産性
が向上するのは言うまでもない。さらに、ハイブリッド
コネクタ1における光コネクタ3ではなく、一般的なレ
セプタクルとしての光コネクタにも上記構成等を適用す
ることができるのは当然である。
【0097】図2において、上記ハイブリッドコネクタ
13は、上述の如く、電気コネクタ14と、その電気コ
ネクタ14に装着される光コネクタ15と、ホルダー1
6とを備えて構成されている。
【0098】先ず、光コネクタ15から説明する。光コ
ネクタ15は、端末にフェルール114、114を装着
した光ファイバケーブル115、115と、その光ファ
イバケーブル115、115を収容する光アダプター1
16とを備えて構成されている。
【0099】上記光ファイバケーブル115は、プラス
チック光ファイバ121と、プラスチック光ファイバ1
21を被覆する一次シース122と、その外側の二次シ
ース123とで構成されている。
【0100】プラスチック光ファイバ(以下POFと略
記する。POF:Plastic OpticalFiber )121は、
光信号を伝送するための伝送路であり、円形の断面形状
を有している。また、中心に光信号を伝搬する透明なコ
アを有しており、そのコアよりも屈折率の小さい透明な
クラッドが外側を構成している。
【0101】一次シース122及び二次シース123
は、絶縁性を有する合成樹脂材により形成されている。
一次シース122及び二次シース123の端末は、それ
ぞれ所定の長さに皮剥されている。
【0102】光ファイバケーブル115は、POF12
1及び一次シース122を端末から順に露出するように
形成されている。
【0103】上記フェルール114は、合成樹脂製であ
って、POF121を収容する小径部125と、その小
径部125に連続し一次シース122を収容する大径部
126とで内外共に段付きの円筒状に構成されている。
【0104】小径部125の端部からは、POF121
が露出するようになっている。大径部126の外周面に
は、二つのフランジ部127、128が形成されてい
る。フランジ部127は、大径部126の中間に環状に
形成されている。また、フランジ部128は、大径部1
26の端部に環状に形成されている。フランジ部128
には、二次シース123の端末が当接するようになって
いる。
【0105】光ファイバケーブル115、115とフェ
ルール114、114は、接着剤等で強固に固定されて
いる。例えば、光アダプター116から光ファイバケー
ブル115、115のみが抜け落ちてしまうことはな
い。
【0106】上記光アダプター116は、合成樹脂製で
あって、外形が略矩形の二つの筒を並べて一体にしたよ
うな形状に形成されている。また、光アダプター116
の長手方向の中心軸を境にして対称形状に形成されてい
る。
【0107】光アダプター116には、光ファイバケー
ブル115、115の端末部分の延在方向(上記長手方
向及びフェルール114、114の長手方向に一致す
る)に沿って、挿入口131、131と、収容室13
2、132と、接続口133、133とが形成されてい
る。
【0108】また、光アダプター116の外面には、係
止部134、134と、ホルダー16に対する図示しな
い係合孔と、係止用の凹部(不図示)とが形成されてい
る。また、上記延在方向に沿ってテーパ面136、13
6と溝137とが形成されている。
【0109】挿入口131、131は、光ファイバケー
ブル115、115の端末部分を挿入するために形成さ
れた円形の貫通孔であり、収容室132、132に連続
して形成されている。挿入口131、131の直径は、
フランジ部127、128の直径よりも若干大きく形成
されている。挿入口131、131は、上記長手方向に
直交する光アダプター116の幅方向に並んで形成され
ている。
【0110】収容室132、132は、フェルール11
4、114の長手方向の長さよりも長く形成されてお
り、挿着、収容されたフェルール114、114の小径
部125の上記端部が接続口133、133から突出し
ないようになっている(フェルール114、114の先
端の傷付き又は破損を防止する。露出するPOF121
の端面を保護することにもなる)。収容室132、13
2は、挿入口131、131及び接続口133、133
の直径と同じ径で形成されており、中間には内方へ突出
する環状のストッパ(不図示、フェルール114、11
4のフランジ部127、127が当接するようになって
いる)が周設されている。
【0111】接続口133、133は、光アダプター1
16の長手方向側の上記一端面に対する他端面に形成さ
れている。また、接続口133、133は、ハイブリッ
ドコネクタ1(図1又は図2参照)との接続に係る部分
であって、円形の貫通した孔に形成されている。さら
に、収容室132、132に連続して形成されており、
上記幅方向に並んで形成されている。
【0112】係止部134、134は、光アダプター1
16の中央よりも挿入口131、131側であって溝1
37側の外面に形成されている。また、係止部134、
134は、フェルール114、114のフランジ部12
7、127に係合してフェルール114、114の抜け
を防止するようになっている。係止部134、134の
先端には、収容室132、132内に突出する突起が形
成されている。係止部134、134は、可撓性を有し
ている。
【0113】ホルダー16に対する図示しない係合孔
は、係止部134、134の反対側の面に長方形状に貫
通形成されており、収容室132、132に連通するよ
うになっている。図示しない係合孔にホルダー8が挿通
されると、収容されたフェルール114、114のフラ
ンジ部127、127にホルダー8が係合するようにな
っている。収容されたフェルール114、114が二重
係止されるようになっている。
【0114】テーパ面136、136は、図示しない係
合孔側の二つの隅部を切り落としたような状態に形成さ
れている。テーパ面136、136を形成することで組
み付けの方向性が決まり、光コネクタ15の電気コネク
タ14に対する誤組み付けが防止されるようになってい
る。
【0115】溝137は、係止部134、134の間を
抜けるようにして形成されている。また、係止部13
4、134側の外面の中央且つ上記延在方向に沿って形
成されている。溝137は、ガイドとして機能するよう
になっている。
【0116】上記電気コネクタ14は、複数の電気端子
141(二つのみ図示、この数に限られない)と、合成
樹脂製の電気ハウジング142と、電気ハウジング14
2に挿着される端子係止用のスペーサ143、143と
を備えて構成されている。
【0117】上記電気端子141は、雌形の端子であっ
て、導電性を有する金属薄板から成り、電気接触部が箱
状に形成されている。電気接触部に連続する電線接続部
には、端末の被覆を皮剥した電線145が圧接されてい
る。
【0118】上記スペーサ143、143は、合成樹脂
製であって、平面視略T字状に形成されている。略T字
状の縦部146は横部147よりも長く形成されてお
り、縦部146が横一列に並んだ複数の電気端子141
を二重係止するようになっている。
【0119】上記電気ハウジング142は、複数の電気
端子収容室150と光アダプタ装着部151とを有して
おり、略箱形に形成されている。電気ハウジング142
の上壁には、ロッキングアーム157とガイドリブ15
8、158、159とアーチ部160とが形成されてい
る。また、電気ハウジング142の下壁には、ガイドリ
ブ162、162と、一端が後端面に連続する舌片状の
突起部163とが形成されている。電気ハウジング14
2の左壁には、スペーサ143、143に対する挿着部
164、164が形成されている。
【0120】電気端子収容室150は、上下二段且つ各
段横一列に六つずつ(この数に限られない)等間隔で配
設されている。電気端子収容室150は、電気ハウジン
グ142の前端面から後端面にかけて貫通するように形
成されており、後端面側の開口を介して電気端子141
が挿着、収容されるようになっている。
【0121】光アダプタ装着部151は、電気ハウジン
グ142の後端面から前端面に向けて光アダプター11
6を収容することが可能な空間(光アダプター116の
外形に略一致する)を有するように形成されている。
【0122】光アダプタ装着部151には、光アダプタ
ー116を案内するガイドリブ173と、光アダプター
116に係入する図示しない係止用の凸部と、ホルダー
16に対する図示しない係合孔とが形成されている。ま
た、前端面を有する壁には、光アダプタ装着部151に
連通する接続口(不図示)が形成されている。
【0123】ガイドリブ173は、光アダプター116
の溝137に係入することが可能なサイズで形成されて
いる。ホルダー16に対する図示しない係合孔は、光ア
ダプター116の図示しない係合孔と同じ大きさに形成
されている。上記接続口(不図示)は、円形の貫通孔で
あって、光アダプター116の接続口133、133の
直径と同じ径及びピッチで形成されている。
【0124】ロッキングアーム157は、その基端部が
上壁の前端面側に連成されており、基端部からほぼ90
゜屈曲して先端部が後端面の近傍まで延在するように形
成されている。ロッキングアーム157は、可撓性を有
しており、上壁に対向する面の逆側には、テーパを有す
る略爪状の係止突起178、178が突出形成されてい
る。係止突起178、178は、ロッキングアーム15
7の中間部分に形成されている。ロッキングアーム15
7の先端部近傍には、係止突起178、178と同方向
に突出する突起状の押動部179が形成されている。
【0125】ガイドリブ158、158は、上壁の面に
直交するように上壁の端部から突出形成されている。ま
た、前端面及び後端面の方向に延在しており、左壁及び
右壁に連続するように形成されている。ガイドリブ15
9は、電気端子収容室150側の上壁に、ガイドリブ1
58、158に対して平行に形成されている。
【0126】アーチ部160は、細幅且つコ字状であっ
て、一端が後端面に一致するように上壁に形成されてい
る。アーチ部160の両端部は、左壁及び右壁に連続す
るように形成されている。アーチ部160は、ロッキン
グアーム157を保護するようになっている。
【0127】ガイドリブ162、162は、下壁の面に
直交するように下壁の端部から突出形成されている。ま
た、前端面及び後端面の方向に延在しており、左壁及び
右壁に連続するように形成されている。
【0128】上記ホルダー16は、合成樹脂製の片状の
係止部材であって、軸部183の一端には、一対の可撓
係止腕184、184が連成されている。可撓係止腕1
84、184には、フェルール114、114の大径部
126、126の外形に合わせて湾曲した凹み185、
185が形成されている、ホルダー16は、可撓係止腕
184、184が撓むことで図示しない係合孔に挿通さ
れるようになっている。可撓係止腕184、184に
は、フェルール114、114のフランジ部127、1
27が当接するようになっている。
【0129】ホルダー16は、フェルール114、11
4の係止の他に電気ハウジング142に挿着される光ア
ダプター116の係止も兼ねるようになっている。
【0130】上記構成において、ハイブリッドコネクタ
13は、次のように組み立てられている。
【0131】先ず、端末にフェルール114、114を
装着した光ファイバケーブル115、115を光アダプ
ター116に挿着、収容して光コネクタ15を組み立て
る。
【0132】この時、光ファイバケーブル115、11
5は、挿入口131、131を介して収容室132、1
32内に収容される。光ファイバケーブル115、11
5は、フェルール114、114のフランジ部127、
127がストッパ(不図示)に当接するまで収容室13
2、132内に押し込まれて挿着される。
【0133】光ファイバケーブル115、115が収容
室132、132内に収容されると、係止部134、1
34が外方へ一旦撓んで復帰し、係止部134、134
がフェルール114、114のフランジ部127、12
7に係合可能な状態になる。光ファイバケーブル11
5、115は、収容室132、132内での移動が規制
される。
【0134】光コネクタ15の組み立てが完了すると、
光コネクタ15を電気コネクタ14に挿着、収容する工
程が行われる。
【0135】光コネクタ15を挿着、収容する前に、電
気端子141が予め所定の電気端子収容室150に挿
着、収容されているものとする(光コネクタ15の挿
着、収容後でも電気端子141に係る作業はできる)。
【0136】光コネクタ15を電気コネクタ14に挿
着、収容すると、光アダプタ装着部151の凸部(不図
示)に光アダプター116の凹部(不図示)が係合して
光コネクタ15が電気コネクタ14に係止される。
【0137】この状態から、ホルダー16を図示しない
係合孔に挿通し係合させると、光ファイバケーブル11
5、115の位置規制と二重係止、及び光アダプター1
16の二重係止がなされる。これにより、ハイブリッド
コネクタ13に係る一連の組み立て工程が完了する。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、光コネクタの組み付けの最中に、
その組み付けの流れに沿って自然に発光素子モジュール
と受光素子モジュールの位置決めを行うことができる。
発光素子モジュールと受光素子モジュールの位置を一々
気にしながら光コネクタの組み付けに係る作業をするこ
とはない。従って、生産性を各段に向上させる発光素子
モジュール及び受光素子モジュールの位置決め方法を提
供することことができるという効果を奏する。
【0139】請求項2に記載された本発明によれば、発
光側モールド部及び受光側モールド部に直接又は間接的
に設けた筒部を介して、発光側モールド部と受光側モー
ルド部との間の位置決めと、発光側リードフレーム及び
受光側リードフレームの位置決めとを行うことから、簡
単な構成で生産性を向上させる位置決めができる。
【0140】請求項3に記載された本発明によれば、発
光側モールド部と受光側モールド部との間の位置決め
は、筒部をモジュール収容部に形成した切り欠き部に挿
通、案内させることにより行われるから、組み付けの流
れに沿って自然に位置決めを行うことができる。
【0141】請求項4に記載された本発明によれば、切
り欠き部の切り欠き幅を、筒部の外径に一致させている
ことから、発光側モールド部と受光側モールド部との間
の位置決めを確実にすることができる。
【0142】請求項5に記載された本発明によれば、発
光側リードフレーム及び受光側リードフレームの位置決
めは、筒部の外周面に形成した平らな切り欠き面を、ハ
ウジングの収容部に形成した平らな面に重ねることによ
り行われるから、ケースをハウジングに収容、保持させ
る際に、その組み付けの流れに沿って自然に位置決めを
行うことができる。
【0143】請求項6に記載された本発明によれば、筒
部の内径を、スリーブの外径に対してガタ付き無しにし
ていることから、筒部は位置決め以外にスリーブを保持
することができる。これにより、ハウジング内に収容さ
れた際にスリーブの位置ズレを防止することができる。
尚、スリーブは筒部に保持されることから、そのスリー
ブがハウジング内に収容、保持されると、発光素子モジ
ュール及び受光素子モジュールのズレは当然にない。
【0144】請求項7に記載された本発明によれば、光
コネクタの組み付けの最中に、その組み付けの流れに沿
って自然に発光素子モジュールと受光素子モジュールの
位置決めを行うことができる。また、筒部を介して、発
光側モールド部と受光側モールド部との間の位置決め
と、発光側リードフレーム及び受光側リードフレームの
位置決めとを行うことができる。発光素子モジュールと
受光素子モジュールの位置を一々気にしながら光コネク
タの組み付けに係る作業をすることはない。従って、生
産性を各段に向上させる光コネクタを提供することこと
ができるという効果を奏する。
【0145】請求項8に記載された本発明によれば、切
り欠き部の切り欠き幅を、筒部の外径に一致させている
ことから、請求項4と同様に、発光側モールド部と受光
側モールド部との間の位置決めを確実にすることができ
る。
【0146】請求項9に記載された本発明によれば、ケ
ースを、導電性を有する材料より形成していることか
ら、発光側モールド部と受光側モールド部との間の位置
決めに関与しつつ、発光素子モジュール及び受光素子モ
ジュールに対するシールド性を高めることができる。
【0147】請求項10に記載された本発明によれば、
筒部の内径を、スリーブの外径に対してガタ付き無しに
形成していることから、請求項6と同様に、筒部は位置
決め以外にスリーブを保持することができる。これによ
り、ハウジング内に収容された際にスリーブの位置ズレ
を防止することができる。尚、スリーブは筒部に保持さ
れることから、そのスリーブがハウジング内に収容、保
持されると、発光素子モジュール及び受光素子モジュー
ルのズレは当然にない。
【0148】請求項11に記載された本発明によれば、
光コネクタの生産性を各段に向上させることができるこ
とから、その光コネクタを備えたハイブリッドコネクタ
も当然に生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による雄形の光コネクタの一実施の形態
を示す雄形のハイブリッドコネクタの分解斜視図であ
る。
【図2】接続相手側となる雌形のハイブリッドコネクタ
の分解斜視図である。
【図3】電気コネクタの平面図である。
【図4】電気コネクタの正面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】発光素子を有するFOT用のFOTケースの断
面図である。
【図8】受光素子を有するFOT用のFOTケースの断
面図である。
【図9】シールドケースの正面図である。
【図10】シールドケースの平面図である。
【図11】シールドケースの底面図である。
【図12】シールドケースの右側面図である。
【図13】シールドケースの背面図である。
【図14】図9のC−C線断面図である。
【図15】シールドケースの展開図である。
【図16】光ハウジングの正面図である。
【図17】光ハウジングの平面図である。
【図18】光ハウジングの底面図である。
【図19】光ハウジングの背面図である。
【図20】図16のD−D線断面図である。
【図21】図16のE−E線断面図である。
【図22】二つのFOTの位置決めがなされた際の状態
を示す斜視図である。
【図23】光コネクタの斜視図である。
【図24】図23の光コネクタの縦断面図である。
【図25】図23の光コネクタの横断面図である。
【図26】ハイブリッドコネクタの一部断面を含む平面
図である。
【図27】ハイブリッドコネクタの正面図である。
【図28】図27のF−F線断面図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッドコネクタ 2 電気コネクタ 3 光コネクタ 4 PCB端子(端子) 5 電気ハウジング 6、7 FOT(発光素子モジュール、受光素子モジュ
ール) 8、9 FOTケース(発光側モジュールケース、受光
側モジュールケース) 10 シールドケース(ケース) 11 スリーブ 12 光ハウジング(ハウジング) 13 ハイブリッドコネクタ 14 電気コネクタ 15 光コネクタ 16 ホルダー 18 プリント基板 25 開放端 26 奥壁 36 取り付け部 37 クリップ 40 PCB端子装着部 41 光コネクタ装着部 42 保持部 43 挿通孔 44 係合孔 45 テーパ面 48 リードフレーム(発光側リードフレーム) 49 モールド部(発光側モールド部) 50 リードフレーム(受光側リードフレーム) 51 モールド部(受光側モールド部) 54 ケース本体 55 筒部 58 切り欠き面 62 ケース本体 63 筒部 66 切り欠き面 69 収容部 70 隔壁 71 切り欠き部 72 凸部 73 貫通孔 74 基板固定部 84 光ファイバ 85 ホルダー 88 FOT収容部(収容部) 89 スリーブ収容部(収容部) 90 本体収容部 91 筒部収容部 92 テーパ面 93 係止突起 97 切り欠き面(平らな面) 98 圧入突起 99 凹部 100 グランド端子 103 係止突起 104 溝 105 テーパ面 106 孔 107 圧入突起 114 フェルール 115 光ファイバケーブル 116 光アダプター 141 電気端子 142 電気ハウジング 150 電気端子収容室 151 光アダプタ装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼▲橋▼ 俊晴 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 DA03 DA04 DA06 DA12 DA13 DA15 DA33 DA35 DA40 5E087 EE02 EE14 FF03 FF06 GG02 GG06 GG26 GG31 GG32 HH02 MM02 MM05 PP06 QQ04 RR25 RR36 5F089 AA05 AB20 AC11 AC24 AC25 CA11 CA20 DA03 GA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な合成樹脂から成る発光側モールド
    部、及び該発光側モールド部に埋設される発光素子、並
    びに前記発光側モールド部より導出される発光側リード
    フレームを有する発光素子モジュールと、透明な合成樹
    脂から成る受光側モールド部、及び該受光側モールド部
    に埋設される受光素子、並びに前記受光側モールド部よ
    り導出される受光側リードフレームを有する受光素子モ
    ジュールとを、二つのモジュール収容部を形成したケー
    スに直接又は間接的に各々収容、保持させて前記発光側
    モールド部と前記受光側モールド部との間の位置決めを
    行うとともに、前記ケースをハウジングに収容、保持さ
    せる際に、前記発光側モールド部及び前記受光側モール
    ド部の光軸に対する回動方向のズレを規制して前記発光
    側リードフレーム及び前記受光側リードフレームの位置
    決めを行うことを特徴とする発光素子モジュール及び受
    光素子モジュールの位置決め方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発光素子モジュール及
    び受光素子モジュールの位置決め方法において、 前記発光側モールド部及び前記受光側モールド部に、コ
    ア及びクラッドを有する円柱状のスリーブのための筒部
    を前記発光素子又は前記受光素子の位置に合わせて直接
    又は間接的に設け、前記筒部を介して前記発光側モール
    ド部と前記受光側モールド部との間の位置決めと、前記
    発光側リードフレーム及び前記受光側リードフレームの
    位置決めとを行うことを特徴とする発光素子モジュール
    及び受光素子モジュールの位置決め方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発光素子モジュール及
    び受光素子モジュールの位置決め方法において、 前記発光側モールド部と前記受光側モールド部との間の
    位置決めは、前記筒部をモジュール収容部に形成した切
    り欠き部に挿通、案内させることにより行われることを
    特徴とする発光素子モジュール及び受光素子モジュール
    の位置決め方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発光素子モジュール及
    び受光素子モジュールの位置決め方法において、 前記切り欠き部の切り欠き幅を、前記筒部の外径に一致
    させることを特徴とする発光素子モジュール及び受光素
    子モジュールの位置決め方法。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4いずれか記載の
    発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め
    方法において、 前記発光側リードフレーム及び前記受光側リードフレー
    ムの位置決めは、前記筒部の外周面に形成した平らな切
    り欠き面を、前記ハウジングの収容部に形成した平らな
    面に重ねることにより行われることを特徴とする発光素
    子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め方法。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5いずれか記載の
    発光素子モジュール及び受光素子モジュールの位置決め
    方法において、 前記筒部の内径を、前記スリーブの外径に対してガタ付
    き無しにすることを特徴とする発光素子モジュール及び
    受光素子モジュールの位置決め方法。
  7. 【請求項7】 発光素子モジュールと受光素子モジュー
    ルと二つのスリーブとケースとハウジングとを備える光
    コネクタであって、 前記発光素子モジュールは、透明な合成樹脂から成る発
    光側モールド部と、該発光側モールド部に埋設される発
    光素子と、前記発光側モールド部より導出される発光側
    リードフレームとを有し、 前記受光素子モジュールは、透明な合成樹脂から成る受
    光側モールド部と、該受光側モールド部に埋設される受
    光素子と、前記受光側モールド部より導出される受光側
    リードフレームとを有し、 前記スリーブは、円柱状に形成されるとともに、中心軸
    に沿って延在するコア及びクラッドを有し、 前記ケースは、前記発光側モールド部及び前記受光側モ
    ールド部を直接、又は、前記発光側モールド部に覆設さ
    れる発光側モジュールケース及び前記受光側モールド部
    に覆設される受光側モジュールケースを介して前記発光
    側モールド部及び前記受光側モールド部を間接的に収
    容、保持する二つのモジュール収容部を有し、 前記ハウジングは、前記スリーブ及び前記ケースを収
    容、保持する収容部を有し、 且つ、前記発光側モールド部及び前記受光側モールド
    部、又は、前記発光側モジュールケース及び前記受光側
    モジュールケースには、前記スリーブに対する略円筒状
    の筒部を前記発光素子又は前記受光素子の位置に合わせ
    て形成し、 前記筒部には、平らな切り欠き面を外周面に形成し、 前記ケースには、前記筒部を挿通、案内する位置決め用
    の切り欠き部を前記モジュール収容部を構成する各壁に
    形成し、 前記ハウジングには、前記切り欠き面に重なる平らな面
    を前記収容部に形成することを特徴とする光コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の光コネクタにおいて、 前記切り欠き部の切り欠き幅を、前記筒部の外径に一致
    させることを特徴とする光コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の光コネク
    タにおいて、 前記ケースを、導電性を有する材料より形成することを
    特徴とする光コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9いずれか記載
    の光コネクタにおいて、 前記筒部の内径を、前記スリーブの外径に対してガタ付
    き無しに形成することを特徴とする光コネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし請求項10いずれか記
    載の光コネクタと、該光コネクタに対する光コネクタ装
    着部を形成した電気ハウジングと該電気ハウジングに装
    着される複数の端子とを有する電気コネクタと、を備え
    ることを特徴とするハイブリッドコネクタ。
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