JP2001167393A - レーンマーカシステム - Google Patents

レーンマーカシステム

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JP2001167393A
JP2001167393A JP35399899A JP35399899A JP2001167393A JP 2001167393 A JP2001167393 A JP 2001167393A JP 35399899 A JP35399899 A JP 35399899A JP 35399899 A JP35399899 A JP 35399899A JP 2001167393 A JP2001167393 A JP 2001167393A
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vehicle
parking space
parking
space number
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JP35399899A
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Mitsuo Oshima
光雄 大島
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主経路となる道路に付随した施設を有効に利
用するために、その施設内にもレーンマーカを延在させ
ながら道路網と整合させることができるレーンマーカシ
ステムを提供する。 【解決手段】 主経路1の必要箇所に設けられる道路付
帯設備3へ車両を誘導するためのレーンマーカと、この
レーンマーカに続く前記道路付帯設備用レーンマーカと
を配設し、前記主経路1のレーンマーカのコード体系と
前記道路付帯設備用レーンマーカのコード体系とは別個
に設定し、車両の前記道路付帯設備3に対する入退場の
ときに、両者のコード体系を通信装置5,6,7を用い
て入れ替える入退場管理手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を予め設定さ
れた走行経路に沿って案内するために道路面に設置され
たレーンマーカシステムに係り、特に駐車場に駐車する
場合のレーンマーカシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような分野の技術としては、例え
ば、(1)特開平10−104345号公報や(2)特
開平10−21493号公報に開示されるものがあっ
た。 従来より、車両の走行経路の案内を行うために、
走路に対する車両の相対位置を検出する技術が知られて
いる。走路に沿って設置した位置マーカを基準として、
磁気センサを用いて車両位置を検出する方法や、上記文
献(1)に開示されているように、電磁波を用いる方法
などが知られている。この方法は、車が車線のどの位置
を走行しているかを計測するものであり、位置レーンマ
ーカと呼ばれるものである。また、上記文献(2)に開
示されているように、レーンマーカに最高速度などの情
報を書き込んでおき、その情報を車側で読み取って車の
制御に利用する情報レーンマーカというものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それら
レーンマーカは、例えば日本の道路網に配置されるもの
ではあるが、図8に示すように、道路に付随する駐車場
103等の施設については、その施設が存在するという
程度の情報しかもっていなかった。つまり、従来のレー
ンマーカでは周辺施設が存在することの情報は持ってい
たが、その施設との関連情報は持っていなかった。な
お、図8において、102は駐車場有りマーカ、104
は本道マーカを示している。
【0004】本発明は、上記状況に鑑みて、主経路とな
る道路に付随した施設を有効に利用するために、その施
設内にもレーンマーカを延在させながら道路網と整合さ
せることができるレーンマーカシステムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕レーンマーカにおいて、主経路の必要箇所に設け
られる道路付帯設備へ車両を誘導するためのレーンマー
カと、このレーンマーカに続く前記道路付帯設備用レー
ンマーカとを配設し、前記主経路のレーンマーカのコー
ド体系と前記道路付帯設備用レーンマーカのコード体系
とは別個に設定し、車両の前記道路付帯設備に対する入
退場のときに、両者のコード体系を通信装置により入れ
替える入退場管理手段とを具備することを特徴とする。
【0006】〔2〕上記〔1〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、前記道路付帯設備は、少なくとも駐車ス
ペースと駐車のための誘導路から構成される駐車場であ
り、前記道路付帯設備に車両が入場するときに駐車スペ
ース番号を入場管理手段で管理するとともに、誘導路に
沿って路面に埋設されるレーンマーカより駐車スペース
番号を受け取り、車両は前記誘導路に埋設されたレーン
マーカにより誘導されて駐車スペースに駐車するように
構成したことを特徴とする。
【0007】〔3〕上記〔2〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、前記駐車スペース番号は前記車両のエン
ジンが切れても保持される、前記車両に搭載された駐車
場用記憶装置を具備することを特徴とする。
【0008】〔4〕上記〔2〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、車両が駐車スペースより退場するとき
に、前記車両のエンジンが駆動されると、自動的に退場
モードになる前記駐車場用記憶装置を具備することを特
徴とする。
【0009】〔5〕上記〔2〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、車両が少なくとも前記駐車スペースと誘
導路から構成される駐車場から退場するときに誘導路に
埋設されたレーンマーカにより誘導されて駐車場より退
場し、退場ゲートで車両から駐車スペース番号を退場管
理手段に伝えるように構成したことを特徴とする。
【0010】〔6〕上記〔5〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、前記入退場管理手段は前記入場管理手段
と前記退場管理手段とで構成され、入退場時の駐車スペ
ースの空き状態を管理し、自動的に入場車両に空き駐車
スペース番号を与え、自動的に退場車両より駐車スペー
ス番号を受け取り、空き駐車スペース番号として運用す
るように構成したことを特徴とする。
【0011】〔7〕上記〔6〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、前記駐車場の誘導路は車両からの駐車ス
ペース番号の信号により車両を誘導するように構成した
ことを特徴とする。
【0012】〔8〕上記〔6〕記載のレーンマーカシス
テムにおいて、前記駐車スペースには個々に固有の駐車
場スペース番号が書き込まれたレーンマーカが埋設され
ており、車両が駐車したときに車両が受け取った駐車ス
ペース番号と符合させて確認するように構成したことを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施例を示す道路側設
備の構成図である。
【0015】この図において、1は本道(主走行路:主
経路)、2は駐車場への分岐路、3は駐車場、4は本道
への進入路、5は本道のコード通信装置、6は駐車場の
コード通信装置、7は本道の再コード通信装置である。
【0016】なお、この図には示していないが、種々の
情報を書き込んだレーンマーカが駐車場内には配列され
ている。
【0017】図2は本発明の第1実施例を示す駐車場別
コード管理用の車両側の装置の構成図である。
【0018】この図において、Aは車両であり、この車
両Aには、受信アンテナ11、この受信アンテナ11に
接続される受信装置12、この受信装置12に接続され
る本道のコード系である第1のコード系13、上記受信
装置12に接続される駐車場のコード系である第2のコ
ード系14、これらの第1のコード系13と第2のコー
ド系14に接続され、第1のコード系13と第2のコー
ド系14のいずれかを選択する選択装置15を備えてい
る。
【0019】次に、図1及び図2を用いて、本発明の第
1実施例のレーンマーカシステムの動作の説明を行う。
【0020】まず、本道1においては、この本道1の走
行路のレーンマーカのコードと、そのコードの意味の対
応表を第1のコード系13として本道のコード通信装置
5より車両Aに伝えておく。
【0021】次に、車両Aが走行していき駐車場3に入
場する場合を説明する。駐車場3に入場する場合には分
岐路2を通る。その時、分岐路2では車両Aの通過を検
出し、車両Aに駐車場3のコード系を第2のコード系1
4として駐車場のコード通信装置6で伝える。すると、
車両Aは駐車場3内では第2のコード系14でレーンマ
ーカの情報を翻訳して制御等の動作を行う。
【0022】車両Aが駐車場3から退場して行く時に
は、本道への進入路4を通って本道1に合流していく。
その時に、本道の再コード通信装置7で駐車場3の第2
のコード系14をリセットし、元々書き込んであった本
道1の第1のコード系13をデフォルト値として書き直
している。
【0023】一方、車両A側の装置では本道1を走行し
ている時は、本道のコード通信装置5からの信号を受信
アンテナ11で受け、受信装置12でディジタル信号に
復号している。その復号したコードを第1のコード系1
3として記憶装置Mに記憶しておく。本道1を走行して
いる間は選択装置15は第1のコード系13を選んで使
用できるようにしている。
【0024】駐車場3に入場する場合には駐車場のコー
ド通信装置6からの信号を同様に受けて、第2のコード
系14として記憶装置Mに記憶する。駐車場3内では選
択装置15で第2のコード系14が採用されるようにな
っている。車両Aが駐車場3を退場していくときには本
道の再コード通信装置7の信号で第2のコード系14を
リセットし、デフォルト値に戻している。
【0025】このように第1実施例によれば、本道1と
駐車場3でのコード体系を変えているので、本道1と駐
車場3のコードの値が同じであっても異なる意味として
使用できるのでコード数を増やさないでも良いという利
点がある。
【0026】また、レーンマーカの場合には、レーンマ
ーカの大きさと車両速度の関係から大きなコードは使え
ないが、第1実施例によれば、同じコードでも違う意味
として使用できることにより、同じ車速ならレーンマー
カの通信速度を低く押さえることが可能となり、レーン
マーカの装置構成が簡単になるとともに消費電力も押さ
えられるという利点がある。
【0027】なお、上記実施例では、本道の再コード通
信装置7でデフォルト値に戻しているが特に戻さなくて
もよい。また、コードとコードに対応した意味の両方を
送らずに片方を固定にしてもよい。更に、道路付帯設備
は駐車場に限らない。例えば、バス停留所など道路に付
随した設備ならば何でもよい。
【0028】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0029】図3は本発明の第2実施例を示す駐車場の
レーンマーカシステムの構成図である。なお、第1実施
例と同じ部分には同じ符号を付している。
【0030】この図において、この駐車場のレーンマー
カシステムでは、駐車場3は、本道1からの分岐路2、
本道1への進入路4を備え、第1のレーンマーカ20、
第2のレーンマーカ21、第3のレーンマーカ22、第
4のレーンマーカ23を配置している。
【0031】また、駐車スペース番号付与装置24、駐
車スペース番号返却装置25、駐車スペース管理装置2
6、駐車スペース番号返却装置25から駐車スペース管
理装置26への通信線27、駐車スペース管理装置26
から駐車スペース番号付与装置24への通信線28を有
している。なお、30は空きスペース(一つの駐車スペ
ース)である。
【0032】次に、この第2実施例の駐車場のレーンマ
ーカシステムの動作について説明する。
【0033】車両(図示なし)が分岐路2を通り駐車場
3に入場し、第2のレーンマーカ21の上を通過する
と、駐車スペースの空きスペース番号が車両に与えられ
る。空きスペース番号は駐車スペース番号付与装置24
から第2のレーンマーカ21に信号が送られ、駐車スペ
ース番号付与装置24から電磁波で車両に伝送されるこ
とで伝えられる。
【0034】空きスペース番号を与えられた車両は駐車
場3に配列された第4のレーンマーカ(誘導路に沿って
必要情報を書き込んで配列されている)23により空き
スペース30まで誘導される。空きスペース30まで来
て所定の駐車位置に駐車する。このとき駐車スペース番
号が与えられている第4のレーンマーカ23の上を車両
が通ると、駐車スペース番号が車両に伝えられ、両者が
比較され、合っていれば車両において合っている旨の信
号が発生される。この信号で正しい駐車スペースに駐車
したことが判る構成になっている。
【0035】一方、車両が駐車場3から退場していくと
きには、誘導路を第4のレーンマーカ23に従って出口
まで進む。出口で第3のレーンマーカ22の上を通過す
る。この時、車両に与えられていた駐車スペース番号を
第3のレーンマーカ22に伝える。第3のレーンマーカ
22はその番号を駐車スペース番号返却装置25に伝
え、駐車スペース番号返却装置25から通信線27にそ
の駐車スペース番号が空いた旨を伝える。駐車スペース
管理装置26ではその空いた駐車スペース番号を所定の
ルールに従って、次に駐車場3に入場してくる車両に与
える動作を繰り返すようにしている。
【0036】このように第2実施例によれば、駐車場の
空き駐車スペースを車両に指示し、誘導して駐車させ、
駐車場から退場していくときに、その空き駐車スペース
番号を把握することができるので、駐車場の空きを有効
に使えるという利点がある。
【0037】更に、車両に駐車スペース番号を持たせる
ようにしたので、入口と出口の2個所のみで空きスペー
ス番号を管理でき、装置間の配線や通信線の配線などが
簡単になるという利点がある。
【0038】なお、駐車場の広さや駐車スペースの形状
は特に問わない。また、誘導に使用するレーンマーカへ
書き込んでおく情報の形態、すなわちビット数などは特
に問わない。また、誘導するためのレーンマーカの数や
種類あるいは配列方法も特に問わない。
【0039】また、上記したレーンマーカシステムにお
いて、例えば、駐車スペースの割り振りは、売店、トイ
レなど利用頻度の高い施設のそばから順に与えられるよ
うにようにしてもよい。
【0040】次に、本発明の第3実施例を示す駐車場で
のスペースの授受について説明する。
【0041】図4は本発明の第3実施例のレーンマーカ
システムの駐車場でのスペースの授受の構成図である。
【0042】この図において、21は駐車スペース番号
付与の第2のレーンマーカであり、路面に設置されてい
る。一方、車両Aには、受信アンテナ41、この受信ア
ンテナ41に接続される受信/復号装置42、この受信
/復号装置42に接続される駐車スペース番号を記憶す
る第1の記憶装置43、この第1の記憶装置43に接続
される音声あるいはディスプレーなどの報知装置44を
備えており、上記受信/復号装置42にはルート指定装
置45、このルート指定装置45にはルート表示装置4
6が接続されている。
【0043】次に、このレーンマーカシステムの動作に
ついて説明する。
【0044】図4に示すように、駐車スペース番号付与
の第2のレーンマーカ21の上を車両Aが通過するとそ
の第2のレーンマーカ21から空き駐車スペース番号が
伝えられる。第2のレーンマーカ21から信号として電
磁波が出ると車両Aの受信アンテナ41がその電磁波を
受ける。その信号を受信/復号装置42でディジタル信
号に変換し、受信した駐車スペース番号を第1の記憶装
置43に記憶する。
【0045】第1の記憶装置43に記憶された番号は報
知装置44で運転者に示される。また自動運転の場合に
は自動操縦系に伝達される(図示せず)。誘導路に沿っ
て設置されたレーンマーカには分岐点ごとに駐車スペー
スのブロック方向が右、中、左等で示されている。例え
ば、番号が10以下は右、10〜20は中、20以上は
左などである。そこで、車両Aではその信号を受けて駐
車スペース番号と比較して走行ルートを決定し、ルート
表示装置46に表示するようにしている。
【0046】このように第3実施例によれば、レーンマ
ーカから駐車スペース番号を車両側で知ることができ
る。併せて、走行しながらレーンマーカの指示に従い駐
車スペースまで進むことができる。よって、スムーズな
駐車が可能となる。また、所定のレーンマーカを通過す
るときのみ指示がでるので他車には余分な情報は入らな
いため、自車と他車の区別のための特別な符号は不要で
あり、簡素な符号形態で実用化できるという利点があ
る。
【0047】なお、レーンマーカと車両のアンテナの通
信に用いる電磁波は中長波あるいは短波が望ましいが特
に拘らない。また、運転者への通報は音、声、テキス
ト、画像など特に拘らない。また、予め駐車場地図を与
えておいて、ルートを示すようにしてもよい。
【0048】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0049】図5は本発明の第4実施例を示すレーンマ
ーカシステムの構成図である。
【0050】この図において、20は第1のレーンマー
カであり、本道1からの分岐路2に配置されている。A
は車両であり、この車両Aは、送受信アンテナ51、送
信装置52、駐車スペース番号を記憶する第1の記憶装
置43、受信装置53、走行ルート指定装置54、表示
装置55を備えている。
【0051】以下、このレーンマーカシステムの動作に
ついて説明する。
【0052】図5に示すように、駐車スペース番号を第
1の記憶装置43に記憶した車両Aから送信装置52へ
送受信アンテナ51を介して第1のレーンマーカ20へ
伝える。第1のレーンマーカ20では送られてきた駐車
スペース番号と第1のレーンマーカ20の位置とから進
む方向を決定し、その結果を電磁波で車両Aへ伝える。
進む方向を含んだ電磁波を受けた送受信アンテナ51で
は受信装置53で信号を復号し、その復号したコードに
より車両Aの進行方向を走行ルート指定装置54で判断
し、表示装置55で運転者あるいは自動走行装置の制御
系に伝える。
【0053】このように第4実施例によれば、車両Aが
常に第1のレーンマーカ20に駐車スペース番号を伝え
ながら駐車スペースに向かうようにしたので、走行ルー
ト指定装置54は第3実施例のような番号比較が不要と
なる利点がある。
【0054】その結果、車両側の装置規模は軽減される
という利点がある。
【0055】更に、誘導路を間違えてしまった場合で
も、正しいルートに戻る際に無駄の少ないルートで戻れ
るという利点がある。
【0056】なお、この実施例では、送受信アンテナで
説明したが、送信アンテナと受信アンテナとは別に設け
てもよい。また、表示装置は第3実施例の機能を追加し
た装置でも構わない。
【0057】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0058】図6は本発明の第5実施例を示すレーンマ
ーカシステムの構成図である。
【0059】この図において、23は駐車スペースに埋
め込まれた第4のレーンマーカである。41は受信アン
テナ、42は受信/復号装置、43は第1の記憶装置で
あり、これらは第3実施例と同じものである。60は第
2の駐車スペース番号記憶装置、61は番号比較装置、
62は比較結果の表示装置である。
【0060】次に、このレーンマーカシステムの動作に
ついて説明する。
【0061】車両Aが駐車場に入場するときに駐車スペ
ース番号を第1の記憶装置43で受け取っている。車両
Aが駐車スペースに入場すると、駐車スペースに埋設さ
れた第4のレーンマーカ23に書き込まれている駐車ス
ペース番号を車両通過時に車両Aが受け取る。受け取っ
た番号は第2の記憶装置60で記憶される。
【0062】次に、第1の記憶装置43と第2の記憶装
置60に記憶された駐車スペース番号を番号比較装置6
1で比較する。番号が合っていれば、例えば「OK」の
信号を出し表示装置62で運転者に報知する。合ってい
なければ、「NG」を表示し、正しい番号の駐車スペー
スへ行くよう指示を出す。
【0063】このように第5実施例によれば、駐車すべ
き駐車スペースに駐車したことの確認が出来、運転者に
安心感を与えることができるという利点がある。
【0064】更に、全自動で駐車場に誘導されるシステ
ムでは駐車が正しく行われたということの確認が出来る
ので、車両に駐車制御の信号を発生するトリガとして利
用できるという利点がある。
【0065】なお、第5実施例では1個所の駐車スペー
ス番号を書き込んだレーンマーカで説明したが、レーン
マーカを駐車スペースの前と後ろ側に設置して前後の区
別をして駐車させるようにすると、車両の進入方向に関
わらず駐車スペース番号を受け取ることができる。
【0066】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0067】図7は本発明の第6実施例を示すレーンマ
ーカシステムの構成図である。
【0068】この図において、22は駐車スペース番号
返却用のレーンマーカ(第3のレーンマーカ)である。
送受信アンテナ51、送信装置52、第1の記憶装置4
3、受信装置53、走行ルート指定装置54、表示装置
55は第4実施例と同じものである。70は車両のエン
ジンであり、一般的にはエンジンキーで動作を開始す
る。71はエンジン再始動を確認する再始動開始確認装
置である。
【0069】次に、このレーンマーカシステムの動作に
ついて説明する。
【0070】駐車していた車両Aが駐車スペースにて再
びエンジン70を始動すると、エンジンキーと連動した
始動信号70Sが発生する。その始動信号70Sは再始
動開始確認装置71に送られる。再始動開始確認装置7
1ではエンジン70が再始動されたことを確認したら、
退場モードとして第1の記憶装置43に記憶してある駐
車スペース番号を返却する準備を行う。駐車スペース番
号を記憶した第1の記憶装置43は車両エンジン70が
切られてもバックアップ電源等で記憶を保持し続けてい
る。
【0071】車両Aからの送信は送信装置52、送受信
アンテナ51で行われる。車両Aが返却用の第3のレー
ンマーカ22の上を通過した時に車両Aから駐車スペー
ス番号が第3のレーンマーカ22に伝えられ、その番号
の駐車スペースが空きになったことが伝わる。なお、駐
車する時に、エンジン70を切らないで駐車した場合に
は駐車場入場時に駐車場入場モードとして再始動開始確
認装置71が記憶されるようになっており、駐車スペー
スに車両が入場した段階で車両Aが再び走行し始めたと
きに再始動開始確認装置71は再始動を確認できるよう
になっている。
【0072】このように第6実施例によれば、駐車場の
出口で空き駐車スペースが分かるようにしたので、駐車
スペース毎に空きが満たされているかを識別する装置は
不要であるという利点があり、駐車場の空き管理が簡単
化されるという利点がある。
【0073】なお、エンジンの再始動を確認する装置が
うまく作動しない時のために万全を期す意味で、第3の
レーンマーカ22の手前に返却準備のレーンマーカを別
に設けて第3のレーンマーカ22に確実に返却できるよ
うに構成してもよい。
【0074】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0075】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。
【0076】(A)本道と駐車場でのコード体系を変え
ているので、本道と駐車場のコードの値が同じでも異な
る意味として使用できるのでコード数を増やさないでも
良いという利点がある。また、レーンマーカの場合には
レーンマーカの大きさと車両速度の関係から大きなコー
ドは使えないのが、本発明のように同じコードでも違う
意味として使用できることは、同じ車速ならレーンマー
カの通信速度を低く押さえることが可能となり、レーン
マーカの装置の構成が簡単になるとともに消費電力も押
さえられるという利点がある。
【0077】(B)駐車場の空き駐車スペースを車両に
指示し、誘導して駐車させ、駐車場から退場して行く時
にその空き駐車スペース番号を把握することができるの
で、駐車場の空きを有効に使えるという利点がある。
【0078】更に、車両に駐車スペース番号を持たせる
ようにしたので、入退場の2個所のみで空きスペース番
号を管理でき、装置間の配線や通信線の配線などが簡単
になるという利点がある。
【0079】(C)レーンマーカから駐車スペース番号
を車両側で知ることができる。併せて、走行しながらレ
ーンマーカの指示に従い駐車スペースまで進むことがで
きる。よって、スムーズな駐車が可能となる。また、所
定のレーンマーカを通過するときのみ指示がでるので他
車には余分な情報は入らないため、自車と他車の区別の
ための特別な符号は不要であり、簡素な符号形態で実用
化できるという利点がある。
【0080】(D)車両が常に第1のレーンマーカに駐
車スペース番号を伝えながら駐車スペースに向かうよう
にしたので、走行ルート指定装置は上記(C)のような
番号比較が不要となる利点がある。
【0081】その結果、車両側の装置規模は軽減される
という利点がある。
【0082】(E)駐車すべき駐車スペースに駐車した
ことの確認が出来、運転者に安心感を与えることができ
るという利点がある。
【0083】更に、全自動で駐車場に誘導されるシステ
ムでは駐車が正しく行われたということの確認が出来る
ので、車両に駐車制御の信号を発生するトリガとして利
用できるという利点がある。
【0084】(F)駐車場の出口で空き駐車スペースが
分かるようにしたので、駐車スペース毎に空きが満たさ
れているかを識別する装置は不要であるという利点があ
り、駐車場の空き管理が簡単化されるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す道路側設備の構成図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す駐車場別コード管理
用の車両側の装置の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す駐車場のレーンマー
カシステムの構成図である。
【図4】本発明の第3実施例のレーンマーカシステムの
駐車場でのスペースの授受の構成図である。
【図5】本発明の第4実施例を示すレーンマーカシステ
ムの構成図である。
【図6】本発明の第5実施例を示すレーンマーカシステ
ムの構成図である。
【図7】本発明の第6実施例を示すレーンマーカシステ
ムの構成図である。
【図8】従来の駐車システムの説明図である。
【符号の説明】
A 車両 M 記憶装置 1 本道 2 分岐路 3 駐車場(道路付帯設備) 4 本道への進入路 5,6,7 通信装置 11,41 受信アンテナ 12,53 受信装置 13 本道のコード系である第1のコード系 14 駐車場のコード系である第2のコード系 15 選択装置 20 第1のレーンマーカ 21 第2のレーンマーカ 22 第3のレーンマーカ 23 第4のレーンマーカ 24 駐車スペース番号付与装置 25 駐車スペース番号返却装置 26 駐車スペース管理装置 27,28 通信線 30 空きスペース(1つの駐車スペース) 42 受信/復号装置 43 第1の記憶装置 44 報知装置 45 ルート指定装置 46 ルート表示装置 51 送受信アンテナ 52 送信装置 54 走行ルート指定装置 55,62 表示装置 60 第2の駐車スペース番号記憶装置 61 番号比較装置 70 車両のエンジン 70S 始動信号 71 再始動開始確認装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主経路の必要箇所に設けられる道路付帯
    設備へ車両を誘導するためのレーンマーカと、該レーン
    マーカに続く前記道路付帯設備用レーンマーカとを配設
    し、前記主経路のレーンマーカのコード体系と前記道路
    付帯設備用レーンマーカのコード体系とは別個に設定
    し、車両の前記道路付帯設備に対する入退場のときに、
    両者のコード体系を通信装置により入れ替える入退場管
    理手段とを具備することを特徴とするレーンマーカシス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーンマーカシステムに
    おいて、前記道路付帯設備は、少なくとも駐車スペース
    と駐車のための誘導路から構成される駐車場であり、前
    記道路付帯設備に車両が入場するときに駐車スペース番
    号を入場管理手段で管理するとともに、誘導路に沿って
    路面に埋設されるレーンマーカより駐車スペース番号を
    受け取り、車両は前記誘導路に埋設されたレーンマーカ
    により誘導されて駐車スペースに駐車するように構成し
    たことを特徴とするレーンマーカシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレーンマーカシステムに
    おいて、前記駐車スペース番号は前記車両のエンジンが
    切れても保持される、前記車両に搭載された駐車場用記
    憶装置を具備することを特徴とするレーンマーカシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のレーンマーカシステムに
    おいて、車両が駐車スペースより退場するときに、前記
    車両のエンジンが駆動されると、自動的に退場モードに
    なる前記駐車場用記憶装置を具備することを特徴とする
    レーンマーカシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のレーンマーカシステムに
    おいて、車両が少なくとも前記駐車スペースと誘導路か
    ら構成される駐車場から退場するときに誘導路に埋設さ
    れたレーンマーカにより誘導されて駐車場より退場し、
    退場ゲートで車両から駐車スペース番号を退場管理手段
    に伝えるように構成したことを特徴とするレーンマーカ
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のレーンマーカシステムに
    おいて、前記入退場管理手段は前記入場管理手段と前記
    退場管理手段とで構成され、入退場時の駐車スペースの
    空き状態を管理し、自動的に入場車両に空き駐車スペー
    ス番号を与え、自動的に退場車両より駐車スペース番号
    を受け取り、空き駐車スペース番号として運用するよう
    に構成したことを特徴とするレーンマーカシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のレーンマーカシステムに
    おいて、前記駐車場の誘導路は車両からの駐車スペース
    番号の信号により車両を誘導するように構成したことを
    特徴とするレーンマーカシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のレーンマーカシステムに
    おいて、前記駐車スペースには個々に固有の駐車場スペ
    ース番号が書き込まれたレーンマーカが埋設されてお
    り、車両が駐車したときに車両が受け取った駐車スペー
    ス番号と符合させて確認するように構成したことを特徴
    とするレーンマーカシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031412A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Nippon Soken Inc 自動駐車システム

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JP2006031412A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Nippon Soken Inc 自動駐車システム

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