JP2001166795A - 車載用電子装置 - Google Patents
車載用電子装置Info
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Abstract
することができると共に、各サブユニット接続時におけ
る、各サブユニットのアドレス設定を簡単に行うことが
できる、車載用電子装置を提供する。 【解決手段】 複数の接続機器を制御可能に構成された
メインユニット1と、このメインユニットに通信線22
を介して接続され、この通信線を通じた相互通信によっ
て、相互に異なる接続機器を動作可能に構成された複数
のサブユニット3とを備えた車載用電子装置において、
各サブユニット3に音声入力手段35を設け、メインユ
ニット1に音声認識処理手段16を設け、この音声認識
処理手段16が、各音声入力手段35からの音声入力を
処理して、複数のサブユニット3毎に分別して記憶する
記憶手段25を有したものである。
Description
作する車載用電子装置に関する。
イブ、カーナビ、TV、チューナ等の複数の接続機器を
制御可能に構成されたメインユニットを有し、このメイ
ンユニットに通信線を介して接続される複数のサブユニ
ットを、例えば各座席に備えた車載用電子装置が提案さ
れている。
記メインユニット50が音声入力用マイク51を備え、
話者によって、音声入力用マイク51に入力された音声
は、A/Dコンバータ53に入力されここで音声は、ア
ナログ信号からディジタルデータ信号に変換される。
によって音声認識に必要な周波数帯域に変換され、変換
されたデータ信号は、バスコントローラ57を経て内部
データバス59上に送出され、CPU61に伝達され
る。
声認識処理され、内部データバス59を介し、バスコン
トローラ63に送られ、これによって各々の接続機器
(ディスプレイ65、CDドライブ67、チューナ6
9)が制御される。
タバス75を介して、複数のサブユニット77a〜77
nが接続されている。
ト77a〜77nに予め設定された個別のアドレスを認
識することによりサブユニットを区別し制御する。この
個別のアドレスは、機器によってその機器を構成する回
路のメモリに各機器毎に設定されているが、同種類の機
器が複数接続される可能性の有る場合は、その機器に予
めアドレス設定用のスイッチを準備し、ユーザーが購入
時に備えられたそのスイッチを使用して個別に設定す
る。
のCPU61に対し、音声入力用マイク51が1個であ
るので、バス等の座席の多い車両に座席毎にサブユニッ
ト77a〜77nを設置し個別に多様な機能を実行しよ
うとするマルチシステムでは、各座席毎での個別音声入
力による制御が不可能である、等の問題がある。
ユニット77a〜77nを複数個接続し、これらの機器
をメインユニット50で制御する場合、これらの機器を
区別するため個別にアドレスを設定しなければならな
い。
定用スイッチを各サブユニット77a〜77n毎に個別
に設けたのでは、アドレス設定用スイッチの分だけコス
トが増大する。また、スイッチによる設定も設定数に限
度があり、接続可能な機器数に制限がある。また、製品
の生産出荷前に同種類の機器に個々のアドレスを設定し
出荷するのは製品の管理が困難である、等の問題があ
る。
技術が有する課題を解消し、各サブユニットのいずれか
らも音声入力操作することができると共に、各サブユニ
ット接続時における、各サブユニットのアドレス設定を
簡単に行うことができる、車載用電子装置を提供するこ
とにある。
複数の接続機器を制御可能に構成されたメインユニット
と、このメインユニットに通信線を介して接続され、こ
の通信線を通じた相互通信によって、相互に異なる接続
機器を動作可能に構成された複数のサブユニットとを備
えた車載用電子装置において、前記各サブユニットに音
声入力手段を設け、前記メインユニットに音声認識処理
手段を設け、この音声認識処理手段が、各音声入力手段
からの音声入力を処理して、複数のサブユニット毎に分
別して記憶する記憶手段を有した、ことを特徴とするも
のである。
のにおいて、各サブユニットが音声入力の開始を通知す
るスイッチ手段を備え、このスイッチ手段が各サブユニ
ットのアドレス設定スイッチを兼ねることを特徴とする
ものである。
のにおいて、メインユニットがアドレス自動設定手段を
備えたことを特徴とするものである。
のにおいて、アドレス自動設定手段が、電源投入後、サ
ブユニットの音声入力開始スイッチONにより、このサ
ブユニットのアドレスを自動的に決定し、それをサブユ
ニットに通知すると共に、このアドレスを受信したサブ
ユニットがこのアドレスを記憶する端末制御部を有し
た、ことを特徴とするものである。
ずれか1項記載のものにおいて、メインユニットが、任
意のサブユニットから受信した音声信号データを記憶す
るメモリを備え、このメモリはこの音声信号データを各
サブユニット毎に指定されたサブユニットアドレスと共
に記憶し、CPUが順次音声認識処理を行うと共に、音
声認識処理した結果を該当するアドレスのサブユニット
に送信し、そのサブユニットで実行する、ことを特徴と
するものである。
に基づいて説明する。
であって、各サブユニットにディスプレイを搭載した、
いわゆるマルチディスプレイシステムを示す。
ば自動車のダッシュボードに設置されたメインユニット
1と、各座席に設置された複数のサブユニット3a、3
b…3nとで構成される。メインユニット1はCD、M
D、カセットテープドライブ、カーナビ、TV、チュー
ナ等の複数の接続機器を制御可能に構成されており、サ
ブユニット3a、3b…3nは、メインユニット1を通
じて相互に異なる接続機能を、同時に動作可能に構成さ
れている。上記メインユニット1は音声入力用マイク1
1を備え、話者によって、音声入力用マイク11に入力
された音声は、A/Dコンバータ12に入力されここで
音声は、アナログ信号からディジタルデータ信号に変換
される。このデータ信号は、音声フィルタ回路13によ
って音声認識に必要な周波数帯域に変換され、変換され
たデータ信号は、バスコントローラ14を経て内部デー
タバス15上に送出され、CPU16に伝達される。
声認識処理され、内部データバス15を介し、バスコン
トローラ17に送られ、これによって各々の接続機器
(ディスプレイ18、CDドライブ19、チューナ2
0)が制御される。
タバス22を介して、複数のサブユニット3a、3b…
3nが接続されている。
声入力開始スイッチ33、並びに音声入力用マイク35
を有している。ここでは、サブユニット3aについての
み説明するが、他のサブユニット3b…3nについても
同様の構成である。話者が、任意のサブユニットの音声
入力開始スイッチ33をONし、音声入力用マイク35
に向かって音声認識コマンドを発声すると、その音声は
A/Dコンバータ37に入力される。このA/Dコンバ
ータ37で音声信号はアナログ信号からディジタルデー
タ信号へ変換され、端末制御部39に入力される。
ータ信号を外部データバス22上で通信できるように、
データ信号の信号フォーマットを変換し、かつ、このサ
ブユニット3aに割り当てられたアドレスデータ情報を
付加して、外部データバス22を介し、メインユニット
1へ送信する。39aはメモリであり、このメモリ39
aには、後述するようにサブユニット3aに割り当てら
れたアドレスデータが記憶される。41はディスプレイ
である。
号はバスコントローラ21を経由し、CPU16に入力
される。CPU16でこのデータ信号は各サブユニット
3a、3b…3nのアドレス情報毎に管理区分され、メ
インユニット1のメモリ25に順次データが記憶され
る。
ではなく、各サブユニット3b…3nについても随時行
われる。
データはCPU16に送られ音声認識処理が行われ内容
が判断される。
に該当するサブユニット3へ制御命令として送信し、サ
ブユニット3で実行する。制御命令はCPU16からバ
スコントローラ21、外部データバス22を経由し、サ
ブユニットアドレス情報の示すサブユニット3へ送信さ
れる。
3b…3nにディスプレイ41とマイク35と音声入力
開始スイッチ33とが設置されているので、各座席に設
置された各サブユニット3a、3b…3n毎に異なる機
能を実行しようとした場合、個別の機能を各マイク35
とスイッチ33とで制御可能であり、いずれのサブユニ
ット3a、3b…3nからも音声入力が可能になる。
設置された1個のCPU16でマルチタスク処理をする
為、各サブユニット3a、3b…3n毎に音声認識用の
CPUを設置する必要が無く、低価格でシステムが構成
できる。
a、3b…3n毎に付属させているため、話者とマイク
35との距離を短くすることが可能であり、外来ノイズ
の影響が減少し音声認識率を向上させることができる。
定手順を説明する。
a、3b…3nを接続した後、本システム稼働に先立っ
て、サブユニット3の個別アドレスが決定される。ま
ず、図2に示すように、電源投入する(S1)。この電
源投入の初期状態では、各サブユニット3a、3b…3
nには、生産工場出荷時に設定された初期アドレスと同
じアドレスが設定されている。
入力開始スイッチ33をONする(S2)。この音声入
力開始スイッチ33がONされると、端末制御部39の
メモリ39aに記憶されているユニットアドレスが、生
産工場出荷時に設定された初期アドレスと一致するかが
確認され(S3)、このユニットアドレスが生産出荷時
の初期アドレスと異なり、既にこのシステムで割り当て
られた個別アドレスで有れば音声入力を開始する(S
4)。
の初期のアドレスと一致した場合、このサブユニットは
個別アドレスの割付け動作を行う。
アドレス割付要求コマンドをメインユニット1に送信す
る(S5)。このメインユニット1にて他の機器と重な
らないようにアドレスを決定し(S6)、この決定した
アドレスをメインユニット1のメモリ25に記憶すると
共に、そのアドレスデータを該当するサブユニット3に
通知し(S7)、このアドレスデータを受信したサブユ
ニット3は端末制御部39のメモリ39aにこれを記憶
する(S8)。
…3nの全てにおいて順番に行うことにより、メインユ
ニット1に接続されるサブユニット3a、3b…3nそ
れぞれに個別のアドレスが割り付られる。
a、3b…3nを複数接続した場合であっても、音声入
力開始スイッチ33を使用することにより、メインユニ
ット1が、自動的に各サブユニット3に対し個別のアド
レスを設定するので、従来のように、アドレス設定用ス
イッチを各サブユニット毎に個別に設ける必要がなく、
アドレス設定用スイッチの分だけコストが削減される。
アドレス設定数に限度があり、接続可能な機器数に制限
があったが、本実施形態では、スイッチ方式ではないの
で、アドレスデータを記憶する、メインユニット1のメ
モリ16の容量が許す限り機器の接続が可能になる。
個々のアドレスを設定する必要がなく、製品管理が簡潔
になる。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
らも音声入力操作することができると共に、各サブユニ
ット接続時における、各サブユニットのアドレス設定を
簡単に行うことができる。
である。
ートである。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の接続機器を制御可能に構成された
メインユニットと、このメインユニットに通信線を介し
て接続され、この通信線を通じた相互通信によって、相
互に異なる接続機器を動作可能に構成された複数のサブ
ユニットとを備えた車載用電子装置において、 前記各サブユニットに音声入力手段を設け、 前記メインユニットに音声認識処理手段を設け、 この音声認識処理手段が、各音声入力手段からの音声入
力を処理して、複数のサブユニット毎に分別して記憶す
る記憶手段を有した、 ことを特徴とする車載用電子装置。 - 【請求項2】 各サブユニットが音声入力の開始を通知
するスイッチ手段を備え、このスイッチ手段が各サブユ
ニットのアドレス設定スイッチを兼ねることを特徴とす
る請求項1記載の車載用電子装置。 - 【請求項3】 メインユニットがアドレス自動設定手段
を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載用電子装
置。 - 【請求項4】 前記アドレス自動設定手段が、電源投入
後、サブユニットの音声入力開始スイッチONにより、
このサブユニットのアドレスを自動的に決定し、それを
サブユニットに通知すると共に、このアドレスを受信し
たサブユニットがこのアドレスを記憶する端末制御部を
有した、ことを特徴とする請求項3記載の車載用電子装
置。 - 【請求項5】 メインユニットが、任意のサブユニット
から受信した音声信号データを記憶するメモリを備え、
このメモリはこの音声信号データを各サブユニット毎に
指定されたサブユニットアドレスと共に記憶し、CPU
が順次音声認識処理を行うと共に、音声認識処理した結
果を該当するアドレスのサブユニットに送信し、そのサ
ブユニットで実行する、ことを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項記載の車載用電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34894999A JP4524016B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 車載用電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34894999A JP4524016B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 車載用電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001166795A true JP2001166795A (ja) | 2001-06-22 |
JP4524016B2 JP4524016B2 (ja) | 2010-08-11 |
Family
ID=18400482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34894999A Expired - Fee Related JP4524016B2 (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 車載用電子装置 |
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---|---|
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-12-08 JP JP34894999A patent/JP4524016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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