JP2001142486A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

Info

Publication number
JP2001142486A
JP2001142486A JP32114199A JP32114199A JP2001142486A JP 2001142486 A JP2001142486 A JP 2001142486A JP 32114199 A JP32114199 A JP 32114199A JP 32114199 A JP32114199 A JP 32114199A JP 2001142486 A JP2001142486 A JP 2001142486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
unit
output
control unit
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32114199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4487298B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Shimada
一彦 嶋田
Takeshi Ejiri
剛士 江尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP32114199A priority Critical patent/JP4487298B2/ja
Publication of JP2001142486A publication Critical patent/JP2001142486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4487298B2 publication Critical patent/JP4487298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者等の使用者の精神的負担を軽減するこ
とができる音声認識装置の提供を目的とする。 【解決手段】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
声入力部1と、音声と予め登録された音声データとを比
較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識された
音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコ
ントローラ6へ所定の指示を与える制御部3と、この制
御部3からの指示に基づき音声出力部5から各種情報に
関する音声を出力するように駆動する音声合成部4とを
備える。音声出力部5からの出力する内容として少なく
とも通常モードと詳細モードとの複数のモードを有す
る。音声データとしてモードを切り換える特別コマンド
を用意し、この特別コマンドが認識された場合には音声
出力部5が通常モードよりも詳しい内容である詳細モー
ドで音声を出力するように制御部3が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
される音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両には、オーディオ,エアコ
ン,ナビゲーション,電話等の種々の機器(負荷)が搭
載され、これらの操作スイッチ類が著しく増加してお
り、全てのスイッチ類を運転者の使いやすい位置に配置
することは不可能になっている。
【0003】斯かる問題を解決するため、従来より運転
者の音声を認識して機器を制御する構成を内容とする先
行文献が提案されており、それらの一例を図示すると、
図4は特開昭59−109096号公報の第1図、図5
は特開平6−83387号公報の図1に記載されている
従来の技術である。
【0004】すなわち、両図を共通の符号で説明する
と、1は運転者からの音声による指示を入力するマイク
ロフォンからなる音声入力部、2は音声入力部1からの
指示を認識する音声認識部、3は音声認識部2で認識さ
れた指示に従い機器を制御するコントローラ6へ指示を
伝えるマイクロコンピュータ等からなる制御部、4は機
器を介して認識された単語を音声に合成する音声合成
部、5は音声合成部4からの音声を再生するスピーカか
らなる音声出力部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
によれば、スイッチ類を少なくすることができ、運転者
の周囲の構成の簡素化を実現することができ、これは運
転者の操作性向上と製造コスト削減に寄与するものであ
る。
【0006】ところで、前記先行文献には明示されてい
ないが、音声出力部5からは、運転者の音声による指示
を認識して制御部3が所定の操作を行う際に、操作の確
認や終了を告げる内容の音声出力が行われるものと思わ
れる。
【0007】本発明は、斯かる装置において、音声出力
部5での音声出力に特徴を有し、運転者等の使用者にお
ける一層の利便性向上を目的とし、特に運転者の精神的
負担を軽減することができる音声認識装置の提供を目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の音声認識装置は、請求項1に記載のよう
に、車両の室内で使用者の音声を捕捉する音声入力部
と、前記音声と予め登録された音声データとを比較する
音声認識部と、この音声認識部で認識された音声コマン
ドに基づいて車載機器をコントロールするコントローラ
へ所定の指示を与える制御部と、この制御部からの指示
に基づき音声出力部から各種情報に関する音声を出力す
るように駆動する音声合成部とを備え、前記音声出力部
からの出力する内容として少なくとも通常モードと詳細
モードとの複数のモードを有し、前記音声データとして
前記モードを切り換える特別コマンドを用意し、この特
別コマンドが認識された場合には前記音声出力部が前記
通常モードよりも詳しい内容である前記詳細モードで音
声を出力するように前記制御部が制御することを特徴と
する。
【0009】また、請求項2に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部とを備え、前記制御部は、音声コマンドに
よる指示と前記コントローラの現状とを比較して同じ場
合にはその旨を伝える設定済報告を前記音声出力部から
音声として出力するように制御することを特徴とする。
【0010】また、請求項3に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部とを備え、前記制御部は、前記音声コマン
ドによる指示と前記コントローラの現状とを比較して違
う場合には前記現状を伝える現状報告を前記音声出力部
から音声として出力することを特徴とする。
【0011】また、請求項4に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部とを備え、前記制御部は、音声コマンドに
よる指示と前記コントローラの現状とを比較して同じ場
合にはその旨を伝える設定済報告を、違う場合には前記
現状を伝える現状報告を、夫々前記音声出力部から音声
として出力することを特徴とする。
【0012】また、請求項5に記載のように、車両の室
内で使用者の音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と
予め登録された音声データとを比較する音声認識部と、
この音声認識部で認識された音声コマンドに基づいて車
載機器をコントロールするコントローラへ所定の指示を
与える制御部と、この制御部からの指示に基づき音声出
力部から各種情報に関する音声を出力するように駆動す
る音声合成部とを備え、前記制御部は、前記音声コマン
ドが一定時間内に入力されない場合には催促を前記音声
出力部から音声として出力することを特徴とする。
【0013】また、請求項2から請求項4の何れかにお
いて、請求項6に記載のように、車両の室内で使用者の
音声を捕捉する音声入力部と、前記音声と予め登録され
た音声データとを比較する音声認識部と、この音声認識
部で認識された音声コマンドに基づいて車載機器をコン
トロールするコントローラへ所定の指示を与える制御部
と、この制御部からの指示に基づき音声出力部から各種
情報に関する音声を出力するように駆動する音声合成部
とを備え、前記音声出力部からの出力する内容として少
なくとも通常モードと詳細モードとの複数のモードを有
し、前記音声データとして前記モードを切り換える特別
コマンドを用意し、この特別コマンドが認識された場合
には前記設定済報告、及び/又は、前記現状報告を前記
詳細モードにて前記音声出力部から出力するように前記
制御部が制御することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】車両の室内で使用者の音声を捕捉
する音声入力部1と、音声と予め登録された音声データ
とを比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識
された音声コマンドに基づいて車載機器をコントロール
するコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御
部3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5
から各種情報に関する音声を出力するように駆動する音
声合成部4とを備え、音声出力部5からの出力する内容
として少なくとも通常モードと詳細モードとの複数のモ
ードを有し、前記音声データとして前記モードを切り換
える特別コマンドを用意し、ステップS2で特別コマン
ドが認識された場合にはステップS4で音声出力部5が
通常モードよりも詳しい内容である詳細モードで音声を
出力するように制御部3が制御する。
【0015】これにより、使用者の習熟具合に合わせた
音声出力を行うことができる。
【0016】また、車両の室内で使用者の音声を捕捉す
る音声入力部1と、音声と予め登録された音声データと
を比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識さ
れた音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールす
るコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部
3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5か
ら各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声
合成部4とを備え、制御部3は、ステップS5で音声コ
マンドによる指示とコントローラの現状とを比較して同
じ場合にはステップS6でその旨を伝える設定済報告を
音声出力部5から音声として出力する。特に、音声出力
部5からの出力する内容として少なくとも通常モードと
詳細モードとの複数のモードを有し、音声データとして
モードを切り換える特別コマンドを用意し、ステップS
2で特別コマンドが認識された場合には設定済報告を詳
細モードにて音声出力部5から出力する。
【0017】これにより、無駄な指示の繰り返しを防ぐ
ことができる。また、使用者の習熟具合に合わせた音声
出力を行うことができる。
【0018】また、車両の室内で使用者の音声を捕捉す
る音声入力部1と、音声と予め登録された音声データと
を比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識さ
れた音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールす
るコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部
3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5か
ら各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声
合成部4とを備え、制御部3は、ステップS5で音声コ
マンドによる指示とコントローラの現状とを比較して違
う場合にはステップS8で現状を伝える現状報告を音声
出力部5から音声として出力する。特に、音声出力部5
からの出力する内容として少なくとも通常モードと詳細
モードとの複数のモードを有し、音声データとしてモー
ドを切り換える特別コマンドを用意し、ステップS2で
特別コマンドが認識された場合には現状報告を詳細モー
ドにて音声出力部5から出力する。
【0019】これにより、現状の設定具合を確認するこ
とができる。また、使用者の習熟具合に合わせた音声出
力を行うことができる。
【0020】また、車両の室内で使用者の音声を捕捉す
る音声入力部1と、音声と予め登録された音声データと
を比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認識さ
れた音声コマンドに基づいて車載機器をコントロールす
るコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制御部
3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部5か
ら各種情報に関する音声を出力するように駆動する音声
合成部4とを備え、制御部3は、ステップS5で音声コ
マンドによる指示とコントローラの現状とを比較して同
じ場合にはステップS6でその旨を伝える設定済報告
を、違う場合にはステップS8で前記現状を伝える現状
報告を、夫々音声出力部5から音声として出力する。特
に、音声出力部5からの出力する内容として少なくとも
通常モードと詳細モードとの複数のモードを有し、音声
データとしてモードを切り換える特別コマンドを用意
し、ステップS2で特別コマンドが認識された場合には
設定済報告、及び/又は、現状報告を詳細モードにて音
声出力部5から出力する。
【0021】これにより、無駄な指示の繰り返しの防止
や現状の設定具合を確認することができる。また、使用
者の習熟具合に合わせた音声出力を行うことができる。
【0022】また、車両の室内で使用者の音声を捕捉す
る音声入力部1と、前記音声と予め登録された音声デー
タとを比較する音声認識部2と、この音声認識部2で認
識された音声コマンドに基づいて車載機器をコントロー
ルするコントローラ6a〜6dへ所定の指示を与える制
御部3と、この制御部3からの指示に基づき音声出力部
5から各種情報に関する音声を出力するように駆動する
音声合成部4とを備え、制御部3は、ステップS9で音
声コマンドが一定時間内に入力されない場合にはステッ
プS13で催促を音声出力部5から音声として出力す
る。
【0023】これにより、タイミングを逃したとしても
次のタイミングで指示を行うことができる。
【0024】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明するが、前記従来の技術と同一もしくは相当個所に
は同一符号を付して詳細な説明を省く。
【0025】図1,図2は、第1実施例に関する。6a
〜6dは、制御部3からの指示によりオーディオ,エア
コン,ナビゲーション,電話等の車載機器をコントロー
ルするコントローラであり、従来の技術で説明したコン
トローラ6(図4,図5参照)に相当する。
【0026】音声入力部1で捕捉された運転者等の使用
者の音声は、音声認識部2で予め登録された音声データ
と比較されて音声コマンドであると認識されると制御部
3へ伝えられ、制御部3は図2で示すフローに従い所定
の処理を行うもので、以下に説明する。
【0027】ステップS1で音声コマンドを入力する
と、ステップS2でその種類を確認する。音声コマンド
には、コントローラを制御するための通常コマンドの他
に、使用者へ案内を伝えるメニューへ移行するための特
別コマンドを有し、例えば「ガイド」や「ヘルプ」の任
意に設定されたある単語からなる音声コマンドは特別コ
マンドとして定義付けられており、これを確認すると、
ステップS3で予め記憶されているプログラムに従い、
音声合成部4を介して音声出力部5が音声による操作方
法を出力する。そして、ステップS4では、以後の音声
コマンドの入力に対するこの音声認識装置の音声出力部
5からの出力を通常モードよりも詳しい詳細モードで行
うように自身をセットするが、これらの各モードについ
ては後述する。この後、制御部3は、新たな音声コマン
ドの入力を待つことになる。
【0028】音声コマンドが入力され、特別コマンドで
ない場合、ステップS5で音声コマンドによる指示とコ
ントローラ6a〜6dの現状とを比較して同じ場合に
は、ステップS6でその旨を出力する。すなわち、「室
温25度」との音声コマンドが入力され現在の設定値が
25度である場合、「現在25度に設定されていま
す。」(通常モード)または「現在25度に設定されて
います。続けて指示できます。」(詳細モード)と設定
済報告を音声にて音声出力部5から出力する。そして、
ステップS7で確認を出力する。すなわち、「現在の設
定値を変更しますか?」(通常モード)または「現在の
設定値を変更しますか?指示を言うと変更します。なけ
れば現在の設定のままです。」(詳細モード)と出力す
る。この後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力を
待つことになる。
【0029】ステップS5で音声コマンドによる指示と
コントローラ6a〜6dの現状とを比較して違う場合に
は、ステップS8でその旨を出力する。すなわち、「室
温25度」との音声コマンドが入力され現在の設定値が
28度である場合、「現在28度に設定されていま
す。」(通常モード)または「現在28度に設定されて
います。続けて指示できます。」(詳細モード)と現状
報告を音声にて音声出力部5から出力する。
【0030】その後、ステップS9で一定時間内に指示
を意味する音声コマンドが入力されると、ステップ10
で制御部3は、その指示に基づきコントローラ6a〜6
dを制御し、ステップS11で今回の音声コマンドに対
する出力が詳細モードで行われて場合には、ステップS
12で以後の音声コマンドに対する出力を通常モードで
行うことに変更し、通常モードであった場合にはそのま
まで、この後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力
を待つことになる。
【0031】ステップS9で一定時間内に指示を意味す
る音声コマンドが入力されないと、ステップS13で催
促を出力する。すなわち、「指示をお願いします。」
(通常モード)または「指示をお願いします。もう一度
催促しても返事がないとキャンセルされます。」(詳細
モード)と出力する。
【0032】その後、音声コマンドでの指示がある場合
には、ステップS14でステップS10へ移行して前記
操作を行い、指示がない場合には、ステップS15で催
促が何回目であるか確認して、一定回数n(例えばn=
2)でなければステップS9へ戻って待機状態となり、
一定回数nに達していれば待機状態を解除して、この
後、制御部3は、新たな音声コマンドの入力を待つこと
になる。
【0033】なお、図3は、本発明の第2実施例におけ
る制御部3(図1参照)の処理を説明するフロー図であ
り、ステップS7とステップS15の後は、制御部3
が、新たな音声コマンドの入力を待つ前に、ステップS
11でモードを判断し、詳細モードである場合にはステ
ップS12で解除することに違いがある。
【0034】以上の処理における特徴個所は、以下の通
りである。
【0035】まず、この音声認識装置の使用者の操作習
熟度合いに応じて音声出力部5からの出力する内容を特
別コマンドと対応させて、「通常モード」と「詳細モー
ド」の複数のモードを持たせることにより、慣れている
使用者には前者でスピーディな応答を、慣れていない使
用者には後者で分かりやすい応答を、それぞれ行うこと
ができ、使用者の精神的負担を軽減することができる
(ステップS2,S4参照)。
【0036】次に、音声コマンドによる指示とコントロ
ーラ6a〜6dの現状とを比較して同じ場合には、現状
と同じ旨の設定済報告を出力することにより、使用者へ
確認を取りながら無駄な操作を防止することができ、使
用者の精神的負担を軽減することができる(ステップS
6参照)。
【0037】次に、音声コマンドによる指示とコントロ
ーラ6a〜6dの現状とを比較して違う場合には、現状
報告を出力することにより、使用者の記憶に基づく誤っ
た操作を防止することができ、使用者の精神的負担を軽
減することができる(ステップS8参照)。
【0038】次に、操作を指示する音声コマンドが一定
時間内に入力されないと、催促を出力することにより、
使用者がうっかり忘れてしまうことを防止することがで
き、先のアナウンスを聞き逃した場合でも再度指示を発
するチャンスが与えられることにより、使用者の精神的
負担を軽減することができる(ステップS13参照)。
【0039】なお、本発明は、前記実施例に限定されな
いことは言うまでもなく、例えば音声入力部1と音声認
識部2との間には、前段処理部として雑音(騒音)除去
回路や自動利得調整回路等を付加しても良い。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、運転者等の使用者の
精神的負担を軽減することができる音声認識装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の構成を説明するブロッ
ク図。
【図2】 同上実施例における制御部の処理を説明する
フロー図。
【図3】 本発明の第2実施例における制御部の処理を
説明するフロー図。
【図4】 従来の技術の構成を説明するブロック図。
【図5】 従来の技術の他の構成を説明するブロック
図。
【符号の説明】 1 音声入力部 2 音声認識部 3 制御部 4 音声合成部 5 音声出力部 6(6a〜6d) コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 571H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記音
    声出力部からの出力する内容として少なくとも通常モー
    ドと詳細モードとの複数のモードを有し、前記音声デー
    タとして前記モードを切り換える特別コマンドを用意
    し、この特別コマンドが認識された場合には前記音声出
    力部が前記通常モードよりも詳しい内容である前記詳細
    モードで音声を出力するように前記制御部が制御するこ
    とを特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記制
    御部は、音声コマンドによる指示と前記コントローラの
    現状とを比較して同じ場合にはその旨を伝える設定済報
    告を前記音声出力部から音声として出力するように制御
    することを特徴とする音声認識装置。
  3. 【請求項3】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記制
    御部は、前記音声コマンドによる指示と前記コントロー
    ラの現状とを比較して違う場合には前記現状を伝える現
    状報告を前記音声出力部から音声として出力することを
    特徴とする音声認識装置。
  4. 【請求項4】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記制
    御部は、音声コマンドによる指示と前記コントローラの
    現状とを比較して同じ場合にはその旨を伝える設定済報
    告を、違う場合には前記現状を伝える現状報告を、夫々
    前記音声出力部から音声として出力することを特徴とす
    る音声認識装置。
  5. 【請求項5】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記制
    御部は、前記音声コマンドが一定時間内に入力されない
    場合には催促を前記音声出力部から音声として出力する
    ことを特徴とする音声認識装置。
  6. 【請求項6】 車両の室内で使用者の音声を捕捉する音
    声入力部と、前記音声と予め登録された音声データとを
    比較する音声認識部と、この音声認識部で認識された音
    声コマンドに基づいて車載機器をコントロールするコン
    トローラへ所定の指示を与える制御部と、この制御部か
    らの指示に基づき音声出力部から各種情報に関する音声
    を出力するように駆動する音声合成部とを備え、前記音
    声出力部からの出力する内容として少なくとも通常モー
    ドと詳細モードとの複数のモードを有し、前記音声デー
    タとして前記モードを切り換える特別コマンドを用意
    し、この特別コマンドが認識された場合には前記設定済
    報告、及び/又は、前記現状報告を前記詳細モードにて
    前記音声出力部から出力するように前記制御部が制御す
    ることを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記
    載の音声認識装置。
JP32114199A 1999-11-11 1999-11-11 音声認識装置 Expired - Fee Related JP4487298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32114199A JP4487298B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 音声認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32114199A JP4487298B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 音声認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001142486A true JP2001142486A (ja) 2001-05-25
JP4487298B2 JP4487298B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=18129269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32114199A Expired - Fee Related JP4487298B2 (ja) 1999-11-11 1999-11-11 音声認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4487298B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338286A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Yamaha Motor Co Ltd 対象音処理装置およびこれを用いた輸送機器システム、ならびに対象音処理方法
KR101875440B1 (ko) * 2017-10-10 2018-07-06 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법
US10158745B2 (en) 2016-01-27 2018-12-18 Hyundai Motor Company Vehicle and communication control method for determining communication data connection for the vehicle

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110001549A (zh) * 2019-04-17 2019-07-12 百度在线网络技术(北京)有限公司 用于控制车辆的方法和装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338286A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Yamaha Motor Co Ltd 対象音処理装置およびこれを用いた輸送機器システム、ならびに対象音処理方法
US10158745B2 (en) 2016-01-27 2018-12-18 Hyundai Motor Company Vehicle and communication control method for determining communication data connection for the vehicle
KR101875440B1 (ko) * 2017-10-10 2018-07-06 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4487298B2 (ja) 2010-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4304952B2 (ja) 車載制御装置、並びにその操作説明方法をコンピュータに実行させるプログラム
US7454351B2 (en) Speech dialogue system for dialogue interruption and continuation control
US7505910B2 (en) Speech command management dependent upon application software status
JP5331710B2 (ja) 無線ネットワーク選択
US8005681B2 (en) Speech dialog control module
US7761204B2 (en) Multi-modal data input
JP2017146437A (ja) 音声入力処理装置
US20080091433A1 (en) Control system
JP2004505322A (ja) 遠隔操作系のユーザーインターフェイス
JP2003114698A (ja) コマンド受付装置及びプログラム
JP2001312297A (ja) 音声認識装置
JP4705242B2 (ja) 情報および/またはメッセージを音声によって出力する方法および装置
JP2001142486A (ja) 音声認識装置
CN111752169A (zh) 一种车载终端控制方法、装置及系统
JP4487299B2 (ja) 音声認識装置
JP2000163091A (ja) 音声認識装置
JP2001042891A (ja) 音声認識装置、音声認識搭載装置、音声認識搭載システム、音声認識方法、及び記憶媒体
JP2005208798A (ja) 情報提供端末、および情報提供方法
JPH0673800U (ja) 音声認識装置
JP2001306092A (ja) 音声認識装置
JP2001216130A (ja) 音声入力装置
JPS59102633A (ja) 車両用音声認識装置
JP3101389B2 (ja) 車両用操作スイッチ装置
CN1897108A (zh) 以限定条件协助辨识的车用声控方法及系统
JP2006251059A (ja) 音声対話装置および音声対話方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100308

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees