JP3101389B2 - 車両用操作スイッチ装置 - Google Patents

車両用操作スイッチ装置

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JP3101389B2 JP04011134A JP1113492A JP3101389B2 JP 3101389 B2 JP3101389 B2 JP 3101389B2 JP 04011134 A JP04011134 A JP 04011134A JP 1113492 A JP1113492 A JP 1113492A JP 3101389 B2 JP3101389 B2 JP 3101389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアコン、テレビ等の車
載機器を音声認識を用いて操作する車両用操作スイッチ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の運転時においての安全
性を重視して、エアコン、テレビ等の複数の車載機器を
音声認識を用いて操作する方法が提案されている。例え
ば、特開昭57−188190において提案されている
のは、操作したい車載機器を運転者が発声すると、表示
画面にその車載機器についての操作項目が表示され、運
転者はその表示に従って操作を行うものである。
【0003】ここをもう少し詳しく説明すると、通常表
示画面にはエアコン、テレビ等の操作できる車載機器の
名称が表示されている。例えば、運転者は車載機器の一
つであるラジオを操作したい時、「ラジオ」と発声す
る。すると、音声認識装置はそれを認識しラジオを操作
するための表示画面となる。表示画面にはラジオの音
量、選局などのスイッチ位置が表示され、運転者はその
示されたスイッチによって所望の操作を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記で説明した従来技
術において、通常の表示画面には各車載機器の名称が表
示されており、音声認識装置はその名称に対応する音声
が入力されるのを待っている状態となっている。この状
態で操作者が例えば自動車電話の通話中に「ラジオ」
「テレビ」などの言葉を発してしまうと、操作者が意図
しないにもかかわらず表示画面はその機器の操作項目の
表示へと遷移してしまう。また、その操作項目も音声認
識によって操作できる場合、操作項目の表示中に操作項
目に該当する言葉を偶然発声してしまうと、運転者が全
く意図しない動作を装置は行ってしまうことになる。
【0005】本発明はこのような問題点を鑑みて為され
たもので、電話、カラオケ等の操作者が言葉を発するよ
うな車載機器を使用している時には、車載機器を作動さ
せる言葉を発声しても、その機器が作動しないように考
慮された車両用操作スイッチ装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】車載機器の操作命令を表
示する表示手段と、該表示手段の表示に従い発声された
操作命令を認識する音声認識手段を備える車両用操作ス
イッチ装置において、電話の通話中を検出する検出手段
と、該検出手段により通話中を検出した場合に、音声認
識手段による操作命令を無効とする手段を設けたこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】操作者が意図せず操作対象となる車載機器を作
動させる言葉を発声しても、その機器は作動しない。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1から図7を参
照にして説明する。なお、本実施例では操作者が言葉を
発する車載機器として、自動車電話を例にして説明す
る。
【0009】本実施例で説明する複数の車載機器を操作
する車両用操作スイッチ装置は、まず、図示しない装置
の電源スイッチを投入することによって起動される。す
ると、装置の初期化が行わる。すなわち、装置全体の
制御を行う電子制御装置1内のCPU11はリセットさ
れ、装置の処理を記載したプログラムを格納してあるR
OM12の特定番地からプログラムコードが読みだされ
る。つづいて、RAM13の内容のクリアと初期値の設
定、I/O14、表示コントローラ7の初期化等の初期
設定が行われた後、表示コントローラ7に図2のような
画面の描画を指示するとともに切り替え回路6を表示コ
ントローラ7側へセットする。
【0010】なお、表示コントローラ7は電子制御装置
1からの制御信号に基づき、各種表示画面の描画や同期
信号の生成を行うものである。また、切り替え回路6は
図1に示すように、電子制御装置1からの切り替え信号
に応じてCRTディスプレイ5への信号をTVチューナ
(図示しない)のものか、表示コントローラ7のものか
を切り替える働きをする。
【0011】装置の初期化が終わるとCRTディスプレ
イ5が図2のような画面となる。図2においてCRTデ
ィスプレイ5の前面には、多数のスイッチを有する透明
なスイッチパネル4があり、図2の状態では透明である
のでスイッチ位置は破線で示している。スイッチパネル
4はスイッチ4a〜4pまで16個のスイッチを有して
いる。
【0012】さて、図2の状態では、スイッチパネル4
のスイッチ部位のいずれかのスイッチを押圧すればそれ
ぞれに対応したスイッチ信号が電子制御装置1に送られ
る。今エアコンを選択するため、4a、4b、4e、4
fのいずれかのスイッチを選択すると電子制御装置1は
エアコンが選択されたことと検知する。そして、表示コ
ントローラ7を介して図3のようなエアコンの操作項目
を示す画面とする。
【0013】同様にCRTディスプレイ5の表示が図2
の状態から、運転者が音声を発することによって特定の
車載機器の操作項目を表示する画面に遷移させることが
できる。例えば運転者が「ラジオ」と発声すると、その
音声はマイクロフォン8に入力される。その後入力され
た音声は音声処理装置2に送られる。
【0014】この音声認識装置2での音声処理を詳しく
説明すると、音声認識装置2は図6に示すような構成に
なっており、入力されてきた音声は音響分析部21で周
波数分析等によって特徴抽出される。特徴抽出された音
声データは、パターン比較部23によって予め標準パタ
ーン登録部22に登録されている各音声データの標準パ
ターンと比較される。そして、入力データに一番近い音
声データの標準パターンが入力語として判定され、その
認識語に対応するコードを電子制御装置1に出力するわ
けである。上記の説明から音声認識装置2は入力されて
きた音声信号は「ラジオ」に該当すると判断して、それ
に対応するコードを電子制御装置1に対して出力する。
【0015】電子制御装置1はこのような信号を入力す
ると、表示コントローラ7に対してCRTディスプレイ
5上にラジオの操作項目を表示する画面を表示するよう
指示する。すると、CRTディスプレイ5は図4のよう
な画面となる。なお、図3及び図4の表示状態では、ス
イッチパネル4のスイッチからの入力であっても、音声
入力であってもそれに対応した動作ができるようになっ
ている。
【0016】以上は電話が通話中ではない状態での操作
である。その場合は、このような方法で所望とする操作
を行えばよい。しかし、本発明では、電話の通話中には
運転者が意図しない動作を装置が行わないように考慮し
ている。以下ではその動作について以下に詳しく説明す
る。
【0017】まず、CRTディスプレイ5の表示が図2
の状態のとき、電話を発信するときから説明する。この
状態から「電話」と発声すれば上記で説明した処理によ
って、表示コントローラ7によってCRTディスプレイ
5は図5のような表示となる。図5の状態から、スイッ
チを操作あるいは音声よって電話番号を入力し、最後に
音声あるいはスイッチパネル4のオンに対応するキーを
入力することによって発信することができる。
【0018】ここで、電子制御装置1が電話装置3の通
話を検出できれば、その間は音声認識装置からの入力を
無視するような制御を行うことができる。そこで、電話
装置3内の構成を図7のようなものとして電話装置3が
通話中であることを電話装置3内の制御を行う制御部3
2が検出し、それを電子制御装置1に対し通話中信号と
して送出するようにした。
【0019】上記に説明したような操作から入力した電
話番号が電話装置3に送られてくると、電話装置3内の
制御部32は電子制御装置1から送られてきた着信先の
電話番号コードをダイヤル回路33に与える。ダイヤル
回路33はその信号を回線34へ発信する。なお、回線
制御回路35は制御部32の信号により回線34の開閉
を行うものであり、ダイヤル回路33に電話番号コード
が与えられると同時に回線34を閉じる。その後、ダイ
ヤルが着信したことはダイヤル着信検出回路36によっ
て検出され、それと同時に通話がダイヤル回路33と送
受信器31を接続する通話回路37を介して行われるこ
とになる。また、制御部32は通話中信号をオンにし、
通話中であることを電子制御装置1へ伝える。
【0020】以上の説明ではこの電話装置3が発信側で
ある場合について説明したが、着信側である場合でも、
通話中であることは着信検出回路36の状態を検出する
ことによって分かるので、制御部32は電子制御装置1
に対して通話中信号を送出できる。
【0021】上記で説明した動作によって運転者が電話
を通話しているときに、CRTディスプレイ5は図2の
ような初期画面であるとする。これは、電話を発信させ
た後に通話は継続していても自動的にこのような初期画
面になるように電子制御装置1は表示コントローラ7に
指示するものである。この状態で「エアコン」「ラジ
オ」と音声を発しても、電子制御装置1はこの場合はそ
れを無視するので、CRTディスプレイ5は図2のよう
な画面から遷移することはない。ただし、音声による操
作は無視されるが、スイッチパネル4の各部位の押圧に
よる操作は可能となっている。
【0022】この後、相手先との話が終了すれば、図5
の画面を表示させ、オフに対応するスイッチパネル4の
部位を押圧すれば、電子制御装置1から電話装置3の制
御部32に通話終了が伝えられ回線34は回線制御回路
35によって切断される。その結果として、制御部32
から出力される通話中信号がオフとなる。
【0023】なお、本実施例では操作者が言葉を発する
車載機器として自動車電話を例にしたが、他の機器につ
いても動作中であることを示す信号を電子制御装置1に
対し送出すれば、ここで説明した手法を応用し音声認識
装置2によって認識された操作命令を無効にすることが
できることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】車載機器の操作命令を表示するCRTデ
ィスプレイ装置5と、そのCRTディスプレイ装置5の
表示に従い発声された操作命令を認識する音声認識装置
2を備える車両用操作スイッチ装置において、特定の車
載機器例えば電話装置3が動作しているときには、操作
者が偶然操作対象となる車載機器を作動させる言葉を発
声しても、音声認識装置2からの出力を無効とするので
その機器は操作者が意図しない動作をすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示した図である。
【図2】本発明の一実施例の一表示例である。
【図3】本発明の一実施例の一表示例である。
【図4】本発明の一実施例の一表示例である。
【図5】本発明の一実施例の一表示例である。
【図6】本発明の一実施例の音声認識装置の構成を説明
した図である。
【図7】本発明の一実施例の電話装置の構成を説明した
図である。
【符号の説明】
1 電子制御装置 2 音声認識装置 3 電話装置 4 スイッチパネル 5 CRTディスプレイ 6 切り替え回路 7 表示コントローラ 8 マイクロフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60R 16/02 655 B60R 16/02 655K G10L 15/28 G10L 3/00 571K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 B60R 16/02 B60H 1/00 B60K 35/00 G10L 15/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載機器の操作命令を表示する表示手段
    と、該表示手段の表示に従い発声された操作命令を認識
    する音声認識手段を備える車両用操作スイッチ装置にお
    いて、電話の通話中を検出する検出手段と、 該検出手段により通話中を検出した場合に、 音声認識手
    段による操作命令を無効とする手段を設けたことを特
    徴とする車両用操作スイッチ装置。
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